JP3907753B2 - 医用診断システム用の位置決め装置及びその位置決め方法 - Google Patents

医用診断システム用の位置決め装置及びその位置決め方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、生体磁気計測装置等の医用診断システム用の位置決め装置及びその位置決め方法に係り、特に医用診断システムで解析処理される解析データの空間的な位置を確定する位置決め技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、生体内の脳や心臓等で発生する微弱な磁界を高感度の磁気センサを用いて計測する生体磁気計測装置が知られている。
【0003】
この生体磁気計測装置は、通常、液体ヘリウムを入れる容器(以下、「デュワー」)内に高感度磁気センサであるSQUIDセンサ(Superconducting Quan- tum Interference Device :超電導量子干渉素子)を配置した構成で、そのSQUIDセンサを超電導状態で駆動させてデュワーの測定位置に位置決めされた被検者からの微弱な生体磁気信号を検出し、これに信号処理や解析処理等を施して脳磁情報等の解析データを取得するものである。この装置は、測定精度上、特に解析データの空間的な位置をSQUIDセンサに対する被検者の位置関係データに基づいて正確に確定することが重要とされている。
【0004】
そこで、このような解析データの空間的な位置を決める位置決め技術として、生体磁気計測装置、特に脳磁界計測装置の場合にSQUIDセンサ(又はデュワー)に対する被検者の位置関係データを決定する方法が、例えば以下のように提案されている。
1):被検者の頭部に磁界発生コイル等の磁場発信器を設置し、その磁界をSQUIDセンサで計測して磁場発信器の位置を求めることにより、位置関係データを決める(例えば、特開平4−303416号等)。
2):被検者の頭部及びデュワーに発光源を取り付け、その発光源からの光をPSD(ポジション・センシティブ・デバイス)で検出して発光源の位置を求めることにより、位置関係データを決める(例えば、特開平4−226631号等)。
3):被検者の頭部表面に光を反射するシート等の材料を貼り付け、その頭部上にレーザ光を照射し、その反射光を入力してレーザ照射位置からの距離を計測することにより、位置関係データを決める(例えば、特開平6−133941号等)。
【0005】
ところで一方、上述の生体磁気計測装置に限らず、例えばX線CTスキャナ、MRI装置等の画像診断装置でも、画像解析等で得られた画像データの空間的な位置(スライス位置)を精度よく求める必要があるため、上述と同様に検出装置に対する被検者の位置関係データを決める技術が重要とされている。このため、例えばX線CTスキャナの場合には、ラインマーカーで測定位置を決めた後にCT内で断層像の測定を行う方法等が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例の生体磁気計測装置用の位置決め技術にあっては、頭部等の測定部位に磁場発生コイル等の測定機器類を別途に取り付ける構成であったため、オペレータにとっては測定が煩雑であると共に、上述の機器類を介して位置関係データを求めていたため、必ずしも精度がよいものでなかった。特に、測定時に被検者が動いたりした場合には、誤差が発生しやすく、装置信頼性の面からも問題があった。
【0007】
また、従来例のX線CTスキャナ等の画像診断装置の場合にあっても、解析された画像データを被検者のスライス位置に正確に関連付けることは実際上、困難となる場合が多い。
【0008】
この発明は、このような従来の問題を考慮してなされたもので、検出装置との間の位置関係データに基づいて医用診断システムで処理される解析データの空間的な位置を決める位置決め技術を対象とし、位置関係データを求める際のオペレータの負担を軽減し、その位置関係データに基づく解析データの空間的な位置精度を高め、医用診断システムの装置信頼性を向上させることを、第1の目的とする。
【0009】
また、この発明は、SQUIDセンサを搭載した生体磁気計測装置に最適な位置決め技術を提供することを、第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る医用診断システム用の位置決め装置は、上記目的を達成させるため、被検体の診断部の医用データを検出する検出装置を備え、この検出装置による医用データを解析処理して上記被検体の診断部の解析データを構築し且つその解析データの空間的な位置を前記検出装置に対する前記被検体の診断部の位置関係データに基づいて決める医用診断システムに搭載する位置決め装置において、前記被検体を前記検出装置に対して第1の位置から第2の位置へ移動させる移動手段と、前記移動手段の移動量を求める移動量計測手段と、前記第1の位置において前記被検体の診断部の三次元の輪郭データを取得するデータ取得手段と、前記第2の位置において前記検出装置により前記医用データが検出されるときの前記被検体の診断部の位置関係データを求める情報として、前記データ取得手段が取得した上記三次元の輪郭データおよび前記移動量計測手段が求めた前記移動量とを上記医用診断システムに供給するデータ供給手段とを備えたものである。
【0011】
この発明で好ましくは、以下の各態様で構成するものとする。
【0012】
1):前記データ取得手段は、上記検出装置により上記医用データが検出される前に予め前記輪郭データを取得する手段である。
【0013】
2):前記データ取得手段は、前記被検体の診断部の画像データを撮影する画像撮影部と、この画像撮影部による画像データから前記被検体の診断部の三次元の輪郭データを抽出する輪郭抽出部とを備えている。
【0014】
3):前記画像撮影部は、前記被検体の診断部に向けてパターン化された光ビームを照射するビーム照射要素を備えている。
【0015】
4):前記ビーム照射要素は、前記光ビームをマルチライン方式、ダブルマルチライン方式、トリプルマルチライン方式、同心円方式、及びドットマトリックス方式の少なくとも1つのパターンで照射する要素である。
【0016】
5):前記画像撮影部は、前記被検体の診断部を異なる視点で撮像する複数の撮像要素を備えている。
【0017】
6):前記画像撮影部は、前記被検体の診断部を撮像する撮像要素と、この撮像要素を前記被検体の診断部の回りを空間的に移動させながら、前記被検体の診断部を異なる視点で撮像させる要素とを備えている。
【0018】
7):前記データ取得手段は、前記検出装置と被検体の診断部との間の距離及び方向に関する位置データを取り込む手段を備え、前記データ供給手段は、前記被検体の診断部の位置関係データを求める情報として前記位置データを前記輪郭データと共に前記医用診断システムに供給する手段を備えている。
【0019】
8):前記データ取得手段は、前記位置データに基づいて前記検出装置と被検体の診断部との間の位置調整条件を判断する判断手段と、この判断手段により上記位置調整が不能であると判断されたときに所定の警告を発する警告手段とを備えている。
【0020】
9):前記医用診断システムは、生体磁気計測装置であり、前記検出装置は、前記被検体の診断部内の生体磁気信号を検出するSQUIDセンサである。
【0021】
10):前記生体磁気計測装置は、前記被検体の診断部を挿入可能な診断用開口部を有するデュワーと、このデュワーの診断用開口部内に上記被検体の診断部を進退自在に挿入させる寝台とを備え、上記デュワー内に前記SQUIDセンサを配置している。
【0022】
11):前記生体磁気計測装置は、前記デュワーを自在にチルト動させる機構を備えている。
【0023】
12):前記生体磁気計測装置は、前記被検体の頭部内の脳磁界を計測する脳磁界計測装置であり、前記デュワーの診断用開口部を前記寝台上に載せられた被検体の頭部形状に応じた凹部で形成している。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を図1〜図12に基づいて説明する。この実施形態は、この発明に係る医用診断システム用の位置決め装置及びその位置決め方法を生体磁気計測装置(「MSI(Magnetic Source Imaging )システム」とも言う)の内の脳磁界計測装置に適用したものである。
【0026】
図1に示す脳磁界計測装置は、従来の円柱形状の筒型デュワーを用いた研究用等の生体磁気計測システムで患者側の計測体位として要求される「座位」ではなく、主に臨床の場で疾患患者に対して診断を行う際の基本とすべき計測体位、即ち通常のMRI装置やCTスキャナ等の医用形態画像診断機器と同様に「仰臥位」をベースにして設計されたものである。
【0027】
すなわち、この脳磁界計測装置は、疾患患者に代表される被検者PSを載せる寝台1と、この寝台1上の被検者PSの診断部である頭部を進退自在に挿入させて脳磁界計測を行うための頭部形状(ヘルメット形状)に応じた横穴式または横凹式等の診断用開口部OPを有する略四角柱状(箱状)のデュワー2と、このデュワー2を移動可能に支持する床置き式のガントリー3とを装備している。
【0028】
この内、ガントリー3は、図2に示すように、デュワー2と一体になるものであり、デュワー2の開口部OPの軸方向に直交する方向の2つの側面および底部を一体に囲んで保持する略コ字状の胴体3aと、この胴体3aから床上に延びるベース用の一対の脚体3b、3bとで構成されると共に、この脚体3bに対して胴体3aをデュワー2と一体に自在にチルト動、上下動、及び水平動(回動)させる機構(図示しない)を有するガントリー駆動部3cをデュワー2内を含めた適宜な位置に搭載している。
【0029】
寝台1は、被検者PSを仰臥位姿勢で載せる診察台(天板)1aと、この診察台を支持するベース用の支持台1bとで構成されると共に、支持台1bに対して診察台1aをデュワー2側に進退自在にスライド動させると共に、必要に応じて自在に上下動、水平動、回動等させる速度微調整可能な機構(図示しない)を有する非磁性の寝台駆動部1cを適宜な位置に搭載している。この寝台1のデュワー2(頭部)側には、図1に示すように、被検者PSの体動防止用の支持具(被検者支持具)1dが診察台1a上に配設されている。
【0030】
デュワー2の内部には、図3に示すように、SQUIDセンサ部(磁場検出部)SSと、このセンサ部SSの超電導動作環境を維持するための冷却システムCSとが配設されている。
【0031】
SQUIDセンサ部SSは、開口部OPの外周部を囲う位置に配置され、デュワー2の上面側に取り付けた外部カバー90内の駆動回路7にコネクタ91およびFPC配線92を介して電気的に接続されている。このセンサ部SSは、具体的には開口部OPの外周部に位置するヘルメット状等の支持部材上にマウント材を介して空間的に配置されるNbTi等の超電導材料でなる検出コイル群40と、この検出コイル群40に対向する基板上にマウント材を介して配置されるNb等の超電導材料でなるSQUID素子群41と、この両者40、41間の上部に位置する容器内に二次元状にマウントされる雑音補償コイル群42とを備える(上述の2種類のコイル群40、42の要部配置を図4に示す)。
【0032】
このSQUIDセンサ部SSは、冷却システムCSによる超電導動作時に開口部OP内に挿入された被検者PSの頭部内の微弱な脳磁界信号を検出コイル群40で空間的(XYZ方向)に検出し、この検出信号を検出コイル群40の支持具に設置されたFPC配線43を介してSQUID素子群41にて電気信号に変換し、これをFPC配線92、コネクタ91、駆動回路7、配線93、コネクタ94を介して信号前処理部(後述)に送る。
【0033】
冷却システムCSは、図3に示すように、SQUIDセンサ部SSの超電導動作用の冷媒として液体ヘリウムLHの蒸発ガス(気体ヘリウム)Gを用いるガス冷却系50と、デュワー2の内部を外部から熱的に隔離させる熱シールド構造60と、ガス冷却系50による蒸発ガスGの再液化や蒸発量を抑制するための冷凍系70とを備えている。
【0034】
ガス冷却系50は、SQUIDセンサ部SSの下部に配設される温度約4.2Kの液体ヘリウムLHのリザーバー(タンク)51と、このリザーバー51とセンサ部4間を連絡する蒸発ガス通路用の複数の蒸発路52…52とで構成され、リザーバー51内の液体ヘリウムLHの蒸発ガスGを複数の蒸発路52…52を介してセンサ部SS内に通流させることにより、検出コイル群40およびSQUID素子群41を冷却し、その超電導転移温度(例えば、NbTiの場合には約9.23K)を維持するようになっている。ここで、蒸発路52の内部には、外部と内部の温度熱勾配を調整するために断熱材と熱輻射板との多層配置で構成される蓋(図示しない)が配設されている。また、冷却ステージ(後述)の背面側に配置される蒸発路52は、図4および図5に示すように、冷却ステージおよびSQUID素子群41の基板を貫通する通路を介してセンサ部SS内に達している。
【0035】
熱シールド構造60は、デュワー2の外壁部に形成されるもので、具体的には、外壁部をアルミ合金又はガラス繊維強化プラスチック(FRP)等から成る外壁(外層)61と、FRP等から成る内壁(内層)62とで二重に構成し、その内壁61と外壁62間を真空断熱層(高真空層)63とし、その高真空層63によりデュワー2の外部から内部に進入する熱をシールドするようになっている。
【0036】
ここで、高真空層63の内部には、熱シールド効果の観点から好ましくはスーパーインシュレーション等の熱シールドシート(図示しない)が、特にSQUIDセンサ部側よりもリザーバー側に多く配置されている。なぜなら、シート材料はそれ自身が雑音源となるほか、リザーバー内の蒸発量を抑制する必要があるためである。なお、この熱シールドシートには、上述のシート材料のほか、熱反射率及び電気抵抗率が大きく、使用冷媒により超電導転移を起こさない特性を有する金属層(薄膜)を蒸着等で形成したシートを用いることも可能である。
【0037】
冷凍系70は、雑音源となるために好ましくはデュワーから離間させた外部位置(計測室の外部)に配置されるコンプレッサ71と、このコンプレッサ71にガス通路71aを介して接続され且つデュワー2上面のカバー90内に配置される冷凍機72と、この冷凍機72からデュワー2内のSQUID素子群41と蒸発路52間に延びて配置される冷却ステージ73とを備え、コンプレッサ71により冷凍機72をガス圧駆動させることにより、冷却ステージ73の温度を上述の超電導転移が可能な温度まで冷却し、これにより、液体ヘリウムLHの蒸発ガスGの再液化やその蒸発量の抑制化を図ると共に、SQUID素子群41への冷却作用も兼ねるようになっている。
【0038】
上述の寝台1、デュワー2およびガントリー3を備えた脳磁界計測装置においては、図6に示すように、診察台1aに載せられた被検者PSの頭部が初期位置Oからデュワー2の開口部OP内の測定位置Pに位置決めされ、この開口部OP内で脳磁界計測が行われる。
【0039】
すなわち、デュワー2の内部において、冷却システムCSによりSQUIDセンサ部SSの超電導動作環境が維持され、そのセンサ部SSにより被検者PSの頭部からの微弱な脳磁界信号が電気信号に変換されて検出される。このセンサ部SSで検出された信号は、駆動回路7を介して信号前処理部8に送られ、ここで増幅などの信号処理後に磁場源解析用コンピュータ9にて解析処理され、これにより、診断に必要な脳磁情報等の解析データが作成される。
【0040】
このような脳磁界計測装置には、図6に示すように、磁場源解析用コンピュータ9による解析データの空間的な位置を確定するために、SQUIDセンサ部SSに対する被検者PSの頭部の位置関係データを決める情報を取得し、これをコンピュータ9に供給する位置決め装置10が搭載されている。
【0041】
この位置決め装置10は、被検者PSの頭部の三次元の輪郭データを抽出する輪郭抽出装置11(この発明のデータ取得手段及びデータ供給手段の要部を成す)と、寝台のスライド量データを計測するスライド量計測装置12(この発明のデータ取得手段及びデータ供給手段の一部を成す)とを備えている。
【0042】
輪郭抽出装置11は、全体動作を総括する制御部13のほか、寝台1上の被検者PSの頭部に向けて所定の光ビームLBを照射する光照射部14、少なくとも測定前の初期位置にある寝台1上の被検者PSの頭部の映像を所定の視点で撮影する映像抽出部15、及びその頭部の映像を担う画像データから頭部の三次元の輪郭データを抽出する輪郭抽出部16を備えている。
【0043】
光照射部14は、赤外線、紫外線、可視光線、レーザ光等の光ビームLBを照射可能な光源(半導体レーザ等)を要部に備え、少なくとも測定前の段階で制御部13の制御信号に基づいて、被検者PSに向けてパターン化された光ビームLBを照射する。このビームパターンとしては、図7〜図11に示すように、マルチライン方式、同心円方式、ドットマトリックス方式、ダブルマルチライン方式、及びトリプルマルチライン方式等の少なくとも1つが予め設定されている。また、光源に紫外線を使用する場合には、紫外線自体は後述のビデオカメラ等で撮影できず、その反射光の映像抽出が困難となるため、紫外線を反射可能な塗料等を被検者PSの診断部に予め塗布しておく。
【0044】
映像抽出部15は、CCD、ビデオカメラ等の撮像デバイスを要部に備え、少なくとも測定前の段階で制御部13の制御信号に基づいて、光照射部14が光ビームLBを被検者PSの頭部に向けてスキャンさせている間に頭部の画像データを撮像し、これを輪郭抽出部16に供給する。
【0045】
輪郭抽出部16は、例えば所定の三次元輪郭抽出アルゴリズムを実行可能なマイクロコンピュータを要部に搭載して成り、そのアルゴリズムを実行させることにより、映像抽出部15の被検者PSの画像データから頭部の三次元の輪郭データを例えば略リアルタイムで高速に抽出し、その輪郭抽出データを磁場源解析用コンピュータ9による解析データの空間的な位置を決める位置関係データの情報源としてコンピュータ9に供給する。
【0046】
スライド量計測装置12は、寝台1の駆動機構1cに接続されるもので、診察台1aの移動量(スライドの距離及び方向)に関するデータをSQUIDセンサ部SSと被検者PSとの間の位置データとして計測し、これを上述の位置関係データの情報源の一部として磁場源解析用コンピュータ9に供給する。ここで、このコンピュータ9は、デュワー2がチルト動又はスライド動等された場合に、その移動量に関するデータも、上記の位置データの一部としてガントリー駆動部3cから受け取るようになっている。
【0047】
次に、この実施形態の全体の動作を位置決め装置10の処理を中心にして、図12〜図14に基づいて説明する。
【0048】
まず、測定前の段階では、図12に示す寝台スライドモードの手順に沿って位置決め装置10が動作する。すなわち、ステップS1にて寝台駆動部1cの動作により被検者PSを載せた寝台1が初期位置までスライド駆動され、そこで頭部の中心点(重心等)が初期位置の零点(O点)に設定されると、ステップS2でO点までのスライド量に関する位置データがスライド量計測装置12で計測・保持される。
【0049】
この位置データ計測と同時に、図13に示す輪郭抽出モードの手順に沿って輪郭抽出装置11によるステップS10〜S13の処理が実行される。すなわち、ステップS10にて光照射部14からパターン化された光ビームLBが被検者PSの頭部に向けてスキャンされ、ステップS11で映像抽出部15の駆動により被検者PSの頭部の画像が撮影され、ステップS12にて被検者PSの画像データから頭部の表面形状を担う三次元の輪郭データが抽出され、これがステップS13で磁場源解析用コンピュータ9に送られる。
【0050】
このように測定前の処理が終了すると、図12に示すステップS3〜S5の処理に移行して、被検者PSを載せた診察台1aが初期位置Oからデュワー2の開口部OP内の測定位置Pに移動させられる。
【0051】
即ち、ステップS3で寝台駆動部1cの動作により被検者PSを載せた診察台1aがデュワー2の開口部OP内に向けて上下方向及び進退方向にスライド駆動され、そこで頭部の鼻、耳等の突起物が開口部OPの近傍で衝突する不都合な事態を回避するために適宜にスライド速度をスローダウンさせて微調整しながら、頭部の中心点が測定位置の中心点(P点)にフィットするように開口部OP内に頭部が挿入される。このO点からP点への被検者PSを載せた診察台1aのスライド量は、予め設定された許容範囲(位置調整条件)内で適宜に調整される。
【0052】
例えば、上下方向のスライド量は、図14に示すように、鼻や耳等の顔部の突起物を含む頭部の上下方向(X方向)の幅をdとし、O点からP点までのX方向の距離をCとし、診断用開口部OPのX方向の幅をtとし、頭部の調整量をxとしたときに、
【数1】
Figure 0003907753
の両式を満たす範囲、即ち、
【数2】
Figure 0003907753
の式を満たすxの範囲内で適宜に調整される。この関係は、進退方向等のスライド量の許容範囲についても略同様である。従って、このスライド量の許容範囲をに基づいて被検者PSのポジショニングに関しては、必要に応じて自動調整(オートポジショニング)や遠隔操作も可能となり、この場合にはオペレータの操作上の負担がより一層軽減される。
【0053】
また、上記[数1]及び[数2]式の条件内で調整不能な場合は、開口部OP内への頭部挿入が困難となることを意味するため、このような事態を未然に防止する方法として、例えば警告ランプを点灯させるか、CRTから警告を発生させる等の警告手段、あるいはスライド停止手段を動作させるように予め装置内で設定しておく。
【0054】
次いで、上記の測定位置でのポジショニングが終了すると、ステップS4にてスライド量計測装置12によりP点までのスライド量が計測され、そのデータが保持される。そこで、ステップS5にて上記で保持したO点及びP点までのスライド量に関する位置データに基づいて、O点からP点までの相対的なスライド量が演算され、そのデータがスライド量計測装置12から磁場源解析用コンピュータ9に送られる。
【0055】
このように寝台1の相対的なスライド量に関する位置データが上述の輪郭抽出データと共にコンピュータ9に供給されると、その両データに基づいて被検者PSの頭部(表面形状)とデュワー2に固定配置されたSQUIDセンサ部SSとの互いの空間的な位置関係データが計算される。
【0056】
この状態でSQUIDセンサ部SSが駆動し、デュワー2の開口部OP内で被検者PSの脳磁界の計測が行われ、その生体磁気信号が磁場源解析用コンピュータ9に供給されると、そこで解析処理される脳磁界データの空間的な位置が上述で計算された位置関係データに基づいて確定される。
【0057】
その後、脳磁界計測が行われる間、図15に示すように、輪郭抽出装置11により頭部の映像が常時、モニタリングされ、そのデータがコンピュータ9に略リアルタイムで送られる。その結果、仮に頭部が動いた場合でも、その動いた距離、向き等のモニタリングデータにより、位置関係データが適宜に補正される。
【0058】
従って、この実施形態によれば、従来例のように被検者の頭部にわざわざコイルやセンサ等の測定器具類を装着しなくても済むため、測定に関する煩わしさが殆ど解消されてオペレータの負担も大幅に軽減されると共に、位置関係データを決める情報として診断の三次元の輪郭データを用いることで解析データの空間的な位置精度を高め、その結果、装置信頼性が大幅に向上するようになる。
【0059】
なお、この実施形態では、輪郭抽出装置に光照射部を備えてあるが、この発明は必ずしもこの構成に限定されるものではない。例えば、映像抽出部を被検体の回りに複数設けたり、被検体の回りに空間的に移動させる等により、被検体の診断部を異なる視点で撮像し、その複数の視点における画像データから3次元の輪郭データを構築可能な場合には、光照射部を省略してもよい。この一例を図16及び図17に示す。
【0060】
図16は、複数の映像抽出部を設けた場合を説明するものである。同図に示す輪郭抽出装置11aは、複数の映像抽出部15a…15aを備え、これらを診察台1a上の被検者PSの周囲で180度の円弧上の複数の撮像位置Q1〜Q7に図示しない支持体を介して配置した構成となっている。
【0061】
この輪郭抽出装置11aでは、例えば測定前に被検者PSを挟んで寝台1に対向する位置Q4に配置された光照射部14aから被検者PSに向けて光ビームLBをスキャンさせると共に、そのときの被検者PSの映像を複数の映像抽出部15a…15aで撮影させることにより、その複数の画像データ中のビーム歪み情報に基づいて輪郭抽出部(図示しない)で輪郭データを構築する。この場合には、被検者PSの診断部を異なる視点(例えば図中の撮像位置Q1〜Q7)で撮像可能なため、光照射部は必ずしも必要ではない。
【0062】
図17は、映像抽出部を移動させる場合を説明するものである。同図に示す輪郭抽出装置11bは、レール機構等の移動機構(図示しない)に1つの映像抽出部15bを移動可能に取り付けたものである。
【0063】
この輪郭抽出装置11bでは、例えば測定前に被検者PSを挟んで寝台1に対向する位置Q4にセットされた光照射部14bから被検者PSに向けて光ビームLBをスキャンさせると共に、移動機構により映像抽出部15bを寝台上の被検者PSの回りで180度の円弧方向に空間的に移動させながら、その円弧上の異なる視点(例えば、上記と同様の撮像位置)で見た被検者PSの映像を撮影することにより、上述と略同様の輪郭データを構築する。従って、この場合でも光照射部は必ずしも必要でなく、特に上記と比べると、映像抽出部が1つで済むため、装置構成を簡素化できる利点がある。
【0064】
なお、この実施形態では、「仰臥位」をベースとした寝台及びデュワーを構築したため、以下のような二次的な効果がある。
1):デュワー内の液体ヘリウム、液体窒素等の冷媒容量を従来の円柱形状のデュワーと比べて大幅に増加できると共に、装置が格納される病院の部屋の高さ制限が殆ど必要でなくなる。
2):冷媒の再充填期間を長く取ることができ、冷媒充填用の専任者の人件費、冷媒運搬費などのコストを削減できる。
3):従来の円柱形状のデュワーでは、吊り下げ式でバランサーが必要なために不都合な事態が発生する可能性があり、冷媒容量も変化するといった問題があるに対して、これらの問題を殆ど解消して一般の医用機器の最注力点である患者に対する安全性をより一層確保できる。
4):磁気シールドルームも床重量対策のみで済み、円柱形状のデュワー用ガントリーの固定に必要なアルミ骨格を必要とせずにシステム全体を比較的安価に構築できる。
5):デュワーを大きく動かさないために冷媒の蒸発量が減少し、冷媒の維持費を各段に削減できる。
【0065】
なお、上記のデュワー構成においては、デュワーの内部温度を下げる冷凍機のほか、気体ヘリウムを途中で液化させる液化機を使用してもよい。また、この実施形態では、床置き式のデュワーに液体ヘリウムの蒸発ガスを用いた冷却システムを採用してあるが、これに限らず、従来と同様の液体ヘリウム中にSQUIDセンサを浸す構成であってもよい。
【0066】
この実施形態では、医用診断システムとして床置き式のデュワーを搭載した脳磁界計測装置を用いてあるが、これに限らず、従来の筒型デュワーを使用してもよい。また、脳磁界計測装置に限らず、その他の生体磁気計測装置、例えば心磁界計測装置や胃、肺等の磁界を計測する装置を用いても、上記と略同様の効果が得られる。
【0067】
また、医用診断システムは、必ずしも生体磁気計測装置に限定されるものではない。例えば、X線CTスキャナやMRI装置等の医用画像診断装置でもよく、この場合には、診断部の三次元の輪郭データを用いてCTやMRIで得られた画像データのスライス位置を従来よりも精度よく求めることができる。また、位置決め装置を遠隔操作又はオート調整で駆動させることにより、オペレータの操作上の負担を大幅に軽減できる利点もある。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、被検者の診断部の三次元の輪郭データを取得し、医用診断システムで解析処理された解析データの空間的な位置を決めるための検出装置と被検者との間の位置関係データを求める情報として、輪郭データを医用診断システムに供給するようにしたため、従来のように被検者の診断部にわざわざ測定機器類を装着しなくても済む分、オペレータの測定に関する負担も軽減されると共に、位置関係データを決める情報として診断部の三次元の輪郭データを用いることで解析データの空間的な位置精度を高め、その結果、医用診断システムの装置信頼性が大幅に向上するようになる。
【0069】
この効果は、特に医用診断システムとして脳磁界計測装置などの生体磁気計測装置に適用した場合に最大限に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る医用診断システム用の位置決め装置が搭載される脳磁界計測装置のシステム外観を示す概略斜視図。
【図2】一体式のデュワーとガントリーを説明する概略斜視図。
【図3】デュワーの全体構成を示す概略断面図。
【図4】SQUIDセンサ部の要部構成を示す概略斜視図。
【図5】冷却システムの要部構成を示す概略斜視図。
【図6】この発明に係る医用診断システム用の位置決め装置を含めた脳磁界計測装置の全体構成を示す概略ブロック図。
【図7】マルチスキャン方式のパターンの説明図。
【図8】同心円方式のパターンの説明図。
【図9】ドットマトリックス方式のパターンの説明図。
【図10】ダブルマルチライン方式のパターンの説明図。
【図11】トリプルライン方式のパターンの説明図。
【図12】寝台スライドモードの手順を説明する概略フローチャート。
【図13】輪郭抽出モードの手順を説明する概略フローチャート。
【図14】寝台スライド量の許容範囲(位置調整条件)を説明する概念図。
【図15】測定時の動作説明図。
【図16】複数の映像抽出部を配置した場合を説明する概念図。
【図17】映像抽出部を移動させる場合を説明する概念図。
【符号の説明】
1 寝台
1a 診察台
1b 支持台
1c 寝台駆動部
1d 被検者支持具
2 デュワー
3 ガントリー
3a 胴体
3b 脚体
3c ガントリー駆動部
OP 診断用開口部
7 センサ駆動回路
8 信号前処理部
9 磁場源解析用コンピュータ
10 位置決め装置
11、11a、11b 輪郭抽出装置
12 スライド量計測装置
13 制御部
14、14a、14b 光照射部
15、15a、15b 映像抽出部
16 輪郭抽出部
SS SQUIDセンサ部
40 検出コイル群
41 SQUID素子群
42 雑音補償コイル群
43 FPC配線
CS 冷却システム
50 ガス冷却系
LH 液体ヘリウム
G 蒸発ガス(気体ヘリウム)
51 リザーバー
52 蒸発路
60 熱シールド構造
61 外壁
62 内壁
63 真空断熱層
70 冷凍系
71 コンプレッサ
71a ガス通路
72 冷凍機
73 冷却ステージ
90 外部カバー
91 コネクタ
92 FPC配線
93 配線
94 コネクタ

Claims (13)

  1. 被検体の診断部の医用データを検出する検出装置を備え、この検出装置による医用データを解析処理して上記被検体の診断部の解析データを構築し且つその解析データの空間的な位置を前記検出装置に対する前記被検体の診断部の位置関係データに基づいて決める医用診断システムに搭載する位置決め装置において、
    前記被検体を前記検出装置に対して第1の位置から第2の位置へ移動させる移動手段と、
    前記移動手段の移動量を求める移動量計測手段と、
    前記第1の位置において前記被検体の診断部の三次元の輪郭データを取得するデータ取得手段と、
    前記第2の位置において前記検出装置により前記医用データが検出されるときの前記被検体の診断部の位置関係データを求める情報として、前記データ取得手段が取得した上記三次元の輪郭データおよび前記移動量計測手段が求めた前記移動量とを上記医用診断システムに供給するデータ供給手段とを備えたことを特徴とする医用診断システム用の位置決め装置。
  2. 前記データ取得手段は、前記検出装置により前記医用データが検出される前に予め前記輪郭データを取得する手段である請求項1記載の医用診断システム用の位置決め装置。
  3. 前記データ取得手段は、前記被検体の診断部の画像データを撮影する画像撮影部と、この画像撮影部による画像データから上記被検体の診断部の三次元の輪郭データを抽出する輪郭抽出部とを備えた請求項1又は2記載の医用診断システム用の位置決め装置。
  4. 前記画像撮影部は、前記被検体の診断部に向けてパターン化された光ビームを照射するビーム照射要素を備えた請求項3記載の医用診断システム用の位置決め装置。
  5. 前記ビーム照射要素は、前記光ビームをマルチライン方式、ダブルマルチライン方式、トリプルマルチライン方式、同心円方式、及びドットマトリックス方式の少なくとも1つのパターンで照射する要素である請求項4記載の医用診断システム用の位置決め装置。
  6. 前記画像撮影部は、前記被検体の診断部を異なる視点で撮像する複数の撮像要素を備えた請求項3乃至5のいずれか1項記載の医用診断システム用の位置決め装置。
  7. 前記画像撮影部は、前記被検体の診断部を撮像する撮像要素と、この撮像要素を上記被検体の診断部の回りを空間的に移動させながら、上記診断部を異なる視点で撮像させる要素とを備えた請求項3乃至5のいずれか1項記載の医用診断システム用の位置決め装置。
  8. 前記データ取得手段は、前記検出装置と被検体の診断部との間の距離及び方向に関する位置データを取り込む手段を備え、
    前記データ供給手段は、前記被検体の診断部の位置関係データを求める情報として上記位置データを前記輪郭データと共に前記医用診断システムに供給する手段を備えた請求項1乃至7のいずれか1項記載の医用診断システム用の位置決め装置。
  9. 前記データ取得手段は、前記位置データに基づいて前記検出装置と被検体の診断部との間の位置調整条件を判断する判断手段と、この判断手段により上記位置調整が不能であると判断されたときに所定の警告を発する警告手段とを備えた請求項8記載の医用診断システム用の位置決め装置。
  10. 前記医用診断システムは生体磁気計測装置であり、前記検出装置は、前記被検体の診断部内の生体磁気信号を検出するSQUIDセンサである請求項1乃至9のいずれか1項記載の医用診断システム用の位置決め装置。
  11. 前記生体磁気計測装置は、前記被検体の診断部を挿入可能な診断用開口部を有するデュワーと、このデュワーの診断用開口部内に上記被検体の診断部を進退自在に挿入させる寝台とを備え、上記デュワー内に前記SQUIDセンサを配置した請求項10記載の医用診断システム用の位置決め装置。
  12. 前記生体磁気計測装置は、前記デュワーを自在にチルト動させる機構を備えた請求項11記載の医用診断システム用の位置決め装置。
  13. 前記生体磁気計測装置は、前記被検体の頭部内の脳磁界を計測する脳磁界計測装置であり、前記デュワーの診断用開口部を前記寝台上に載せられた被検体の頭部形状に応じた凹部で形成した請求項11又は12記載の医用診断システム用の位置決め装置。
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