JP3905608B2 - フィルム張付方法及び装置 - Google Patents

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プリント配線板用基板あるいは液晶表示装置、プラズマ表示装置のガラス基板に例示される基板の表面にフィルムを張付けるためのフィルム張付方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ等の電子機器に使用されるプリント配線板の製造過程において、プリント配線板用基板の表面の導電層に、透光性支持フィルム(通常はポリエステルに代表される透光性樹脂フィルム)上に直接又は介在層を介して感光性樹脂層が形成され、且つ、これがカバーフィルムによって覆われた積層体フィルムを、カバーフィルムを剥して張付ける。そして、この後、配線パターンフィルムを重ね、この配線パターンフィルム及び前記透光性支持フィルムを通して、感光性樹脂層を所定時間露光する。次いで、透光性支持フィルムを剥した後、露光された感光性樹脂層を現像してエッチングマスクパターンを形成し、この後、前記導電層の不必要部分をエッチングにより除去し、これにより、所定の配線パターンを有するプリント配線板が形成される。又、液晶表示装置、プラズマ表示装置のガラス基板に表示セルを形成する工程で同様の積層体フィルムが張付けられる。
【0003】
上記のような積層体フィルムを張り付けるためのフィルム張付装置としては、フィルムロールから連続フィルムを巻き出し、これを、基板搬送面上を搬送手段により間欠的に順次搬送されてくる複数の基板のフィルム張付面に沿って、その感光性樹脂層が該フィルム張付面側になるようにして、両者を重ねた状態でラミネーションロール間に通し、フィルムを複数の基板に連続的に圧着しつつ基板を搬送するようにした、いわゆる連続張りタイプのものがある。
【0004】
又、フィルムロールから巻き出した積層体フィルムを、対応する基板の長さに応じて切断し、切断された各積層体フィルムの先端を基板の先端に仮付けして、ラミネーションロール間に通して積層体フィルムを基板に張り付けるようにしたものがある。
【0005】
ここで、基板が、例えば液晶表示パネル用の場合、複数のカラーフィルタ等の感光性樹脂層を基板上に順次積層することになるが、その位置合わせのため、基板の枠状の外周部分に目印が設けられている。
【0006】
しかしながら、ここに感光性樹脂層を連続的に張り付けると、位置合わせのための目印が見えなくなったり、又検知が困難となるという問題点がある。
【0007】
これに対して、例えば特開平7−110575号公報に開示されるフィルム張付装置は、積層体フィルムにおける感光性樹脂層を被うカバーフィルムを剥離する前に、各基板間に対応する部分の両端間よりもやや広めに、カバーフィルム及びその内側の感光性樹脂層と共にフィルム幅方向に切断し、次に、基板に張り付けられるべき部分のカバーフィルムのみを粘着テープにより剥離して感光性樹脂層を露出させ、この状態で基板に連続的に張り付けるようにしている。
【0008】
従って、基板の端部から基板長手方向中央よりの一定範囲では、感光性樹脂層と基板との間に残されたカバーフィルムが介在するので、透光性支持フィルムを、不要部分の感光性樹脂層と共に剥離した後は感光性樹脂層が基板の枠状外周部に設けられている目印を被ったりすることがない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平7−110575号公報に開示されるフィルム張付装置では、基板への張付け前に、カバーフィルム及び感光性樹脂層を切断しなければならず、基板との位置合わせが難しいという問題点がある。
【0010】
又、基板に張り付けられた透光性支持フィルムを剥離する場合、各基板間の位置で透光性支持フィルム及び残っているカバーフィルムを切断し、その端部をもって基板から引張るのであるが、この際、カバーフィルムと透光性支持フィルムの間の不要な感光性樹脂層が剥離されるとき、基板上の必要な感光性樹脂層まで連続して剥離されないように、カバーフィルムの切断時に感光性樹脂層も予め確実に切断しなければならない。
【0011】
しかしながら、感光性樹脂層はその流動性が高いため、カッターによる切断は容易でなく、切断が不十分であるときには、透光性支持フィルム剥離の際に、基板上の必要な感光性樹脂層まで剥がされてしまうことがあるという問題点がある。
【0012】
又、積層体フィルムを基板長さに応じて切断して、一枚ずつ各基板に張り付けるフィルム張付装置においては、切断されたフィルムの前後端に、基板への張付時に十分に引張り力を付与することができないので、張付け後に基板と感光性樹脂層との間に気泡が発生してしまうという問題点がある。
【0013】
この発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、積層体フィルムを予め切断(ハーフカット)したりすることなく、又基板への張付状態で基板と感光性樹脂層との間に気泡が発生したりすることなく、フィルムを基板に張り付けることができるようにしたフィルム張付方法及び装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本方法発明は、請求項1のように、少なくとも透光性支持フィルムと感光性樹脂層とを積層してなる積層体フィルムの露出された前記感光性樹脂層を、基板搬送面上を間欠的に連続して搬送されてくる基板のフィルム張付面に向けた状態で基板搬送面に沿って供給し、基板に重ねた状態でラミネーションロールに挟み込んで送り、複数の基板に連続的に積層体フィルムを張り付けるようにしたフィルム張付方法において、前記積層体フィルムと前記基板との間に、これらと共に前記ラミネーションロール間に挟み込まれるとき、前記基板への感光性樹脂層の張付領域と張付不要領域との境界線近傍で、前記感光性樹脂層に喰い込んで、これを前記境界線近傍に沿って基板送り方向に遮断する基板幅方向の線状突起を備え、且つ、前記基板に対して容易に剥離可能な介在シートを、前記張付不要領域を被って配置することを特徴とするフィルム張付方法により上記目的を達成するものである。
【0015】
又、請求項2のように、前記介在シートを前記積層体シートを供給するフィルムロールから前記ラミネーションロールの間の位置で、前記感光性樹脂層に張り付けるようにしてもよい。
【0016】
更に、請求項3のように、前記介在シートを前記ラミネーションロールよりも基板搬送方向上流位置で、前記基板における前記張付不要領域を被って基板に仮付けするようにしてもよい。
【0017】
又、請求項4のように、前記介在シートを、先行基板の後端側における前記境界線近傍から後行基板の先端側における前記境界線近傍まで連続する長さとするようにしてもよい。
【0018】
又、請求項5のように、前記介在シートにおける前記線状突起を、前記ラミネーションロールにより挟み込まれるとき、先端が、感光性樹脂層に対して基板搬送方向に変位し、該先端の変位により感光性樹脂層を基板送り方向に掻き取るようにしてもよい。
【0019】
更に、請求項6のように、前記基板に張り付けられている前記積層体フィルムの前記透光性支持フィルムを、前記介在シート及びこの介在シートと透光性支持フィルムとの間の感光性樹脂層と共に、連続的に基板から剥離するようにしてもよい。
【0020】
本装置発明は、請求項7のように、少なくとも透光性支持フィルムと感光性樹脂層とを積層してなる積層体フィルムの露出された前記感光性樹脂層を、基板搬送面上を間欠的に連続して搬送されてくる基板のフィルム張付面に向けた状態で基板搬送面に沿って供給し、基板に重ねた状態でラミネーションロールに挟み込んで送り、複数の基板に連続的に積層体フィルムを張り付けるフィルム張付装置において、基板幅方向には、少なくとも積層体フィルムの幅と等しく、基板搬送方向には、該基板への感光性樹脂層の張付不要領域の長さよりも長く、一方の面に、前記感光性樹脂層の厚さよりも高く突出した基板幅方向の線状突起を備えた介在シートと、この介在シートを、前記基板上の感光性樹脂層の張付領域と前記張付不要領域との境界線近傍又は前記感光性樹脂層の前記境界線近傍に対応する位置で、前記線状突起が感光性樹脂層に向き、且つ、基板への重畳時に該基板における前記境界線から少なくともその近傍の基板搬送方向端部までを被うように、基板又は感光性樹脂層の一方に仮付けする介在シート張付け装置とを設けたことを特徴とするフィルム張付装置により、上記目的を達成するものである。
【0021】
又、請求項8のように、前記基板に張けられている前記積層体フィルムの前記透光性支持フィルムを、前記介在シート、及び、この介在シートが張り付いている感光性樹脂層と共に基板から剥離して、基板上の張付必要領域の感光性樹脂層から分離する支持フィルム剥離装置を設けるようにしてもよい。
【0022】
更に、請求項9のように、前記介在シートの前記線状突起は、基板送り方向一方の端部が、略L字状に屈曲して形成するようにしてもよい。
【0023】
更に又、請求項10のように、前記線状突起は、基板送り方向で、且つ、シート面と直交する断面の形状が、先端先細りとするようにしてもよい。
【0024】
又、請求項11のように、前記線状突起は、前記介在シートの基板への張付状態でラミネーションロールに挟み込まれるとき、先端が基板搬送送り方向に一定範囲で変位するように構成するようにしてもよい。
【0025】
又、請求項12のように、前記介在シートは、搬送される先行基板の後端から後行基板の先端までの基板間の隙間を被う長さとされ、その両端近傍に、前記先行基板の後端側の境界線近傍に喰い込む線状突起、及び、前記後行基板の先端側の境界線近傍に喰い込む線状突起を備えるようにしてもよい。
【0026】
本発明においては、基板及び感光性樹脂層がラミネーションロールにより挟み込まれて張り付けられ前に、予め両者間の感光性樹脂層張付不要領域に介在シートを配置し、且つ、この介在シートに、基板上における感光性樹脂層張付領域及び張付不要領域との境界線近傍上で感光性樹脂層に喰い込む線状突起を設けることにより、ラミネーションロール通過の際に該線状突起が感光性樹脂層に喰い込んで、これを遮断し、透光性支持フィルムを張付不要領域の感光性樹脂層と共に基板から剥離させる際に、該張付不要領域の感光性樹脂層に連続して基板上の張付領域における感光性樹脂層が剥離されることがない。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態の例を図面を参照して説明する。
【0028】
この発明に係るフィルム張付装置10は、図1に示されるように、フィルム供給源であるフィルムロール12から積層体フィルム14を巻き出し、該積層体フィルム14を構成するカバーフィルム14C(後述)をカバーフィルム剥離装置16によって剥離した後、基板搬送装置18によって順次間欠的に搬送されてくる複数の基板20の上面に重ねて、該基板20と共に上下一対のラミネーションロール22A、22B間に通して基板20に積層体フィルム14を圧着し、次に、支持フィルム剥離装置24によって、積層体フィルムを剥離して各基板20を分離するようにされている。
【0029】
前記積層体フィルム14は、図2に示されるように、透光性支持フィルム14A、この透光性支持フィルム14Aに積層された感光性樹脂層14B、及び、この感光性樹脂層14Bを被って積層されたカバーフィルム14Cからなり、帯状に巻かれたフィルムロール12から連続的に巻き出されるようになっている。ここで、透光性支持フィルム14Aにおける「透光性」とは、感光性樹脂層14Bを露光させる光あるいはビーム、即ち、可視光線、紫外光、X線、電子線等を透過できることを意味する。
【0030】
前記カバーフィルム剥離装置16は、分離部材16Aを経て感光性樹脂層14Bから引き剥がしたカバーフィルム14Cを巻き取りロール16Bによって巻き取るようにされている。
【0031】
積層体フィルム14は、カバーフィルム14Cが剥離されて感光性樹脂層14Bが露出した状態で、該感光性樹脂層14B側を基板20に向けて圧着されるが、基板20上面の搬送方向先端側及び後端側の一定範囲は、パターンが焼付けられない感光性樹脂層14Bの張付不要領域20A、20Bとされている。
【0032】
前記基板搬送装置18は、複数の搬送ローラを含んで構成され、各搬送ローラの上面によって構成される基板搬送面18Aが、前記一対のラミネーションロール22A、22Bにおける下側のラミネーションロール22Bの上端に接して通過するように配置されている。
【0033】
ラミネーションロール22Aは、ロール開閉装置26によって「開」状態で待機され、基板20の先端から後端がラミネーションロール22A、22B間を通過するとき、「閉」位置にロール開閉装置26によって駆動され、基板20と、カバーフィルム14Cが剥離された積層体フィルム14とを挟み込むようにされている。
【0034】
前記基板搬送装置18に沿って、ラミネーションロール22A、22Bの入側には、介在シート仮付け手段28が配置されている。
【0035】
この介在シート仮付け手段28は、基板搬送面18A上を搬送されてくる基板20の先端から後端方向への一定範囲、及び、後端から先端方向への一定範囲の感光性樹脂層の張付不要領域20A、20Bを被うように、介在シート30A、30Bを基板20に仮付けするように構成されている。
【0036】
前記介在シート30A、30Bは、図3に示されるように、それぞれの、基板20中央側端部、即ち前記介在シート30Aの後端及び介在シート30Bの前端には、図において上向きの線状突起31A及び31Bがそれぞれ設けられている。
【0037】
これら線状突起31A、31Bは介在シート30A、30Bの基板20の先端部及び後端部への仮付状態で、前記張付不要領域20A、20Bと、パターン形成領域である感光性樹脂層14Bの張付領域20Cとの境界線36A、36Bと一致するようされている。
【0038】
ここで介在シート30A、30Bは、テープ状であって、基板20のフィルム張付面(図1において上面)に対して非接着性又は簡単に剥離され得る材質から構成され、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、フッ素樹脂、ポリフッ化ビニリデン等のプラスチックフィルムや、合成紙、塗工紙、布等の繊維状物質等が用いられる。又、厚さは、1μm〜1mmであって、基板20と感光性樹脂層14Bとの密着性を阻害しない範囲のものであればよい。
【0039】
前記線状突起31A、31Bは、上記のようなテープ状の介在シート30A、30B上に該介在シートを構成する材料と一体的に形成するか、又は別体の線状材料をシート状の材料に固着して形成する。
【0040】
例えば、シート材料がポリエチレンテレフタレート等の硬い材料の場合はその端部又は一部を折り曲げあるいは突出させて、線状突起31A、31Bを介在シート30A、30Bと一体的に形成するとよい。合成紙、布等の軟質の材料の場合は、その上に硬質の線状材料からなる線状突起を固定させる。
【0041】
又、前記線状突起31A、31Bの介在シート30A、30B表面からの突出高さは、前記感光性樹脂層14Bを貫通できる程度とされる。通常感光性樹脂層14Bは数μm以内であり、従って、線状突起31A、31Bの突出高さは、数μm〜10μm以上であって、感光性樹脂層14Bを貫通する際に、その外側の透光性樹脂層を破断しない程度であればよく、透光性樹脂層は、通常、数十〜100μm程度であるので、線状突起31A、31Bの最大高さは30〜40μmとなる。
【0042】
なお、介在シート30A、30Bは、その基板20側の面が基板20に対して容易に剥離され得る程度に軽粘着する軽粘着層31Cを有するものであればよく、感光性樹脂層14Bと接触する上面は、この感光性樹脂層14Bに粘着するようにしてもよい。
【0043】
前記介在シート仮付け手段28は、前記基板搬送面18A上を搬送される基板20に沿って、これと同期して移動し、又、原位置に戻ることができる押圧部材28Aと、この押圧部材28Aに対して、前記介在シート30A、30Bを順次供給するシート供給装置28Bとを備えて構成されている。
【0044】
押圧部材28Aは、シート供給装置28Bから順次供給される介在シート30A、30Bを、この順で負圧により吸着し、且つ、基板搬送装置18によって搬送されてくる基板20の先端又は後端位置で、対応する介在シート30A又は30Bを、その線状突起31A、31Bが図において上向きの状態で基板20の感光性樹脂層張付不要領域20A、20Bに順次押し付けて、軽粘着層31Cにより仮付けできるようにされている。
【0045】
図1の符号34A、34Bは、ラミネーションロール22A、22Bの出側であって、支持フィルム剥離装置24の上流側で、積層体フィルム14及び基板20を挟み込むことができるようにされたピンチロールを示す。上側のピンチロール34Aは、下側のピンチロール34Bに対して離接自在とされている。
【0046】
次に、上記フィルム張付装置10によって、積層体フィルム14を基板20に連続的に張り付ける工程について説明する。
【0047】
まず、フィルムロール12から積層体フィルム14の先端を巻き出し、その先端からカバーフィルム14Cを剥離して、分離部材16Aを介して巻き取りロール16Bに巻き取り可能な状態にセットする。
【0048】
一方、カバーフィルム14Cを剥離した透光性支持フィルム14Aは、「開」状態のラミネーションロール22A、22Bの間を通して、先端をピンチロール34A、34B間に挟み込み、更に支持フィルム剥離装置24により巻取り可能にセットする。
【0049】
この状態で、フィルム張付装置10の運転を開始し、基板搬送装置18により、基板20を順次ラミネーションロール22A、22B方向に送り込む。
【0050】
ラミネーションロール22A、22Bの入側においては、前記介在シート仮付け手段28によって介在シート30A、30Bを、基板20の先端及び後端に合わせた位置で基板20の先端側及び後端側感光性樹脂層張付不要領域20A、20Bを被うようにして仮付けする。
【0051】
このとき、介在シート30A、30Bは、その裏面の軽粘着層31Cによって基板20の感光性樹脂層張付不要領域20A、20Bに、線状突起31A、31Bを上向きにして軽く粘着される。
【0052】
この状態で、図4に示されるように、基板20がラミネーションロール22A、22B方向に送り込まれると、基板20の先端がラミネーションロール22A、22Bの位置に到達したとき、上側のラミネーションロール22Aはロール開閉装置26によって「閉状態」となり、基板20及び透光性支持フィルム14Aがラミネーションロール22A、22B間に挟み込まれ、圧着されつつ、図1において右方向に送られる。
【0053】
介在シート30A、30Bが、基板20、透光性支持フィルム14A及び感光性樹脂層14Bと共にラミネーションロール22A、22B間に挟み込まれると、介在シート30A、30Bにおける線状突起31A、31Bが前記感光性樹脂層14Bに喰い込み、これを、図5に示されるように、基板搬送方向に分離、遮断する。同時に、介在シート30A、30Bは感光性樹脂層14Bに強く圧着されることによって、軽粘着層31Cによる粘着力よりも強く透光性支持フィルム14A側に接着される。
【0054】
ラミネーションロール22A、22Bの出側位置では、ピンチロール34A、34Bを通過したとき、支持フィルム剥離装置24によって透光性支持フィルム14Aが基板20から剥がされて巻き取られる。
【0055】
このとき、基板20上の張付領域20Cに張り付けられている感光性樹脂層14Bは基板20側に残る。
【0056】
又、感光性樹脂層張付不要領域20A、20Bにおける感光性樹脂層14Bは、介在シート30A、30Bが強く粘着していて、この介在シート30A、30Bと基板20とは低粘着層31Cを介して軽く粘着しているに過ぎないので、透光性支持フィルム14Aを剥離する際に、介在シート30A、30Bと共に基板20から容易に連続的に剥離される(図6参照)。
【0057】
このとき、介在シート30A、30Bと透光性支持フィルム14Aとの間の感光性樹脂層14Bは、介在シート30A、30Bの線状突起31A、31Bによって、基板20側の張付領域20Cにおける感光性樹脂層14Bと遮断されているので、該介在シート30A、30Bが剥離されるとき、その内側の感光性樹脂層に連続して基板20側の感光性樹脂層の一部でも剥がされてしまうことがない。
【0058】
上記のように、介在シート30A、30Bと共に透光性支持フィルム14Aが基板20から剥離されることにより、各基板20は分離されることになる。
【0059】
なお、上記実施の形態の例においては、介在シート30A、30Bは、介在シート仮付け手段28によって基板20に仮付けされた状態で、ラミネーションロール22A、22B通過するようになっているが、本発明はこれに限定されるものでなく、介在シート30A、30Bは、ラミネーションロール22A、22Bを通過する際に、基板20の前端部及び後端部における感光性樹脂層張付不要領域20A、20Bを被って取り付けられていればよい。
【0060】
従って、上記介在シートは、基板20の先端側及び後端側それぞれの感光性樹脂層張付不要領域20A、20Bのみを被う幅(基板搬送方向の長さ)とされているが、本発明はこれに限定されるものでなく、基板20の先端及び後端からはみ出すようにしてもよい。
【0061】
又、図7に示されるように、先行する基板20の後端及び後行する基板20における先端、それぞれの感光性樹脂層張付不要領域を1枚の介在シート32により連続して被うようにしてもよい。
【0062】
この介在シート32を使用する場合は、各基板20間の隙間位置で感光性樹脂層14Bが露出することがないので、例えば下側のピンチロール34Bに感光性樹脂層14Bが粘着したりすることがない。
【0063】
又、介在シートにおける線状突起の形状、位置は、線状突起が、ラミネーションロールに押圧されるとき感光性樹脂層14Bに喰い込み、これを基板送り方向に遮断できるものであれば前記実施の形態の例に限定されるものでない。
【0064】
例えば図8(A)〜(F)に示される各種形態がある。図8(A)の線状突起41は先端先細りで感光性樹脂層14Bへの喰い込みがよく、又、ラミネーションロールに押圧されると、先端が図の矢印方向に倒れて、その際、先端が感光性樹脂層14Bを透光性支持フィルム14Aから掻き取るので、感光性樹脂層14Bは確実に遮断される。
【0065】
図8(B)の線状突起42は、介在シートの端部を斜めに折曲げて形成しているので、製造が簡単で、且つ、ラミネーションロールにより押圧させる際に図8(A)の線状突起41と同様に感光性樹脂層14Bを掻き取る。
【0066】
図8(C)の線状突起43は先端が二股であり、ラミネーションロールによって押圧されるとき開いて、感光性樹脂層14Bを掻き取る。
【0067】
図8(D)の線状突起44は、介在シートの材料の途中部分を逆V字形状に折り曲げて形成したものである。
【0068】
図8(E)の線状突起45は、介在シートの材料が、軟質の場合これに硬質の線状材料を固着したものである。
【0069】
更に、上記各実施の形態の例では、介在シートを基板20に仮付けするものであるが、介在シートは基板20の感光性樹脂層張付不要領域20A、20Bで感光性樹脂層14Bが基板20に張付くことを阻止するものであればよく、従って、図9に示されるように、基板20への張付け前に、感光性樹脂層14Bにおける前記感光性樹脂層張付不要領域20A、20Bに対応する個所に、介在シート30A、30Bあるいは32を張付けるようにしてもよい。この場合、図9に示されるように介在シート張付装置42により介在シートを張付ける。この場合、介在シートは感光性樹脂層14Bに粘着して位置決めされるので、裏面には軽粘着層31Cを設ける必要がない。
【0070】
又、上記各実施の形態の例においては、ラミネーションロール22A、22Bを通過した後に、支持フィルム剥離装置24によって、透光性支持フィルム14Aを介在シート30A、30Bと共に基板20から連続的に剥離しているが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば介在シート30A、30Bと共に、又はこれらの隙間位置で透光性支持フィルム14Aをカッターにより切断し、基板20を透光性支持フィルム14Aで被ったまま各基板20を分離するようにしてもよい。
【0071】
この場合、カッターによる透光性支持フィルム14Aの切断位置は、上記の他に、基板の端面位置、介在シート30A、30B上の位置、先行基板20の後端と後行基板20の先端との間で介在シート30A、30Bの中間位置、又は連続した介在シート32の中央位置としてもよい。
【0072】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成したので、積層体フィルムにおける感光性樹脂層を切断するハーフカットを行うことなく、積層体フィルムを基板に張り付け、且つ、不要部分を容易、確実に分離することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係るフィルム張付装置を示す略示側面図
【図2】同フィルム張付装置によって基板に張り付けられる積層体フィルムを拡大して示す断面図
【図3】同フィルム張付装置によって積層体フィルムが張り付けられる基板と介在シートとの関係を示す断面図
【図4】同フィルム張付装置における基板とラミネーションロールとの関係を示す略示斜視図
【図5】積層体フィルムを基板に張付けた状態を示す拡大断面図
【図6】同フィルム張付装置における支持フィルルム剥離装置の要部を示す略示側面図
【図7】本発明の他の実施の形態の例に係る介在シートを基板に張付けた状態を拡大して示す側面図
【図8】本発明の更に他の実施の形態の例における介在シートを拡大して示す側面図
【図9】本発明の、介在シートを感光性樹脂層側に張付ける他の実施の形態を示す略示側面図
【符号の説明】
10…フィルム張付装置
12…フィルムロール
14…積層体フィルム
14A…透光性支持フィルム
14B…感光性樹脂層
14C…カバーフィルム
16…カバーフィルム剥離装置
18…基板搬送装置
18A…基板搬送面
20…基板
20A、20B…感光性樹脂層張付不要領域
20C…張付領域
22A、22B…ラミネーションロール
24…支持フィルム剥離装置
28…介在シート仮付け手段
30A、30B、32…介在シート
31A、31B、41〜45…線状突起
36A、36B…境界線
50…介在シート張付装置

Claims (12)

  1. 少なくとも透光性支持フィルムと感光性樹脂層とを積層してなる積層体フィルムの露出された前記感光性樹脂層を、基板搬送面上を間欠的に連続して搬送されてくる基板のフィルム張付面に向けた状態で基板搬送面に沿って供給し、基板に重ねた状態でラミネーションロールに挟み込んで送り複数の基板に連続的に積層体フィルムを張り付けるようにしたフィルム張付方法において、
    前記積層体フィルムと前記基板との間に、これらと共に前記ラミネーションロール間に挟み込まれるとき、前記基板への感光性樹脂層の張付領域と張付不要領域との境界線近傍で、前記感光性樹脂層に喰い込んで、これを前記境界線近傍に沿って基板送り方向に遮断する基板幅方向の線状突起を備え、且つ、前記基板に対して容易に剥離可能な介在シートを、前記張付不要領域を被って配置することを特徴とするフィルム張付方法。
  2. 請求項1において、前記介在シートを前記積層体シートを供給するフィルムロールから前記ラミネーションロールの間の位置で、前記感光性樹脂層に張り付けることを特徴とするフィルム張付方法。
  3. 請求項1において、前記介在シートを前記ラミネーションロールよりも基板搬送方向上流位置で、前記基板における前記張付不要領域を被って基板に仮付けすることを特徴とするフィルム張付方法。
  4. 請求項1、2又は3において、前記介在シートを、先行基板の後端側における前記境界線近傍から後行基板の先端側における前記境界線近傍まで連続する長さとしたことを特徴とするフィルム張付方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記介在シートにおける前記線状突起を、前記ラミネーションロールにより挟み込まれるとき、先端が、感光性樹脂層に対して基板搬送方向に変位し、該先端の変位により感光性樹脂層を基板送り方向に掻き取るようにしたことを特徴とするフィルム張付方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記基板に張り付けられている前記積層体フィルムの前記透光性支持フィルムを、前記介在シート及びこの介在シートと透光性支持フィルムとの間の感光性樹脂層と共に、連続的に基板から剥離することを特徴とするフィルム張付方法。
  7. 少なくとも透光性支持フィルムと感光性樹脂層とを積層してなる積層体フィルムの露出された前記感光性樹脂層を、基板搬送面上を間欠的に連続して搬送されてくる基板のフィルム張付面に向けた状態で基板搬送面に沿って供給し、基板に重ねた状態でラミネーションロールに挟み込んで送り、複数の基板に連続的に積層体フィルムを張り付けるようにしたフィルム張付装置において、基板幅方向には、少なくとも積層体フィルムの幅と等しく、基板搬送方向には、該基板への感光性樹脂層の張付不要領域の長さよりも長く、一方の面に、前記感光性樹脂層の厚さよりも高く突出した基板幅方向の線状突起を備えた介在シートと、この介在シートを、前記基板上の感光性樹脂層の張付領域と前記張付不要領域との境界線近傍又は前記感光性樹脂層の前記境界線近傍に対応する位置で、前記線状突起が感光性樹脂層に向き、且つ、基板への重畳時に該基板における前記境界線から少なくともその近傍の基板搬送方向端部までを被うように、基板又は感光性樹脂層の一方に仮付けする介在シート張付け装置とを設けたことを特徴とするフィルム張付装置。
  8. 請求項7において、前記基板に張けられている前記積層体フィルムの前記透光性支持フィルムを、前記介在シート、及び、この介在シートが張り付いている感光性樹脂層と共に基板から剥離して、基板上の張付必要領域の感光性樹脂層から分離する支持フィルム剥離装置を設けたこと特徴とするフィルム張付装置。
  9. 請求項7において、前記介在シートの前記線状突起は、基板送り方向一方の端部が、略L字状に屈曲して形成されたこと特徴とするフィルム張付装置。
  10. 請求項7又は8において、前記線状突起は、基板送り方向で、且つ、シート面と直交する断面の形状が、先端先細りとされたことを特徴とするフィルム張付装置。
  11. 請求項7、8又は9において、前記線状突起は、前記介在シートの基板への張付状態でラミネーションロールに挟み込まれるとき、先端が基板搬送送り方向に一定範囲で変位するように構成されたことを特徴とするフィルム張付装置。
  12. 請求項7乃至10のいずれかにおいて、前記介在シートは、搬送される先行基板の後端から後行基板の先端までの基板間の隙間を被う長さとされ、その両端近傍に、前記先行基板の後端側の境界線近傍に喰い込む線状突起、及び、前記後行基板の先端側の境界線近傍に喰い込む線状突起を備えたことを特徴とするフィルム張付装置。
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