JP3902868B2 - 板金加工機のワーク搬入出方法及びワーク搬入出装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は板状のワークを切断加工する板金加工機のワーク搬入出方法及びワーク搬入出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来レーザやプラズマ、ガスなどを使用して板状のワークを切断加工する板金加工機には、ワークをパレットに載置して加工機本体へ搬入し、パレット上でワークを切断加工した後、加工の完了したワークをパレットごと加工機本体より搬出するようにした加工システムを採用したものがある。
【0003】
またワークをパレットに載置して、加工機本体に搬入出するようにした搬出入装置としては、例えば特開平5−147714号公報や、特開平6−198483号公報に記載されたものが公知である。
前者公報のパレット搬入出装置は、ワークを載置した複数のパレットを予めパレットストッカに格納し、このパレットストッカより次に加工するワークが載置されたパレットを選択して、加工機本体側に設けられたパレット駆動機構により加工機本体内へ搬入し、位置決めした後パレット上のワークを加工するように構成されている。
【0004】
また後者公報のレーザ加工装置は、ワークが載置されたパレットをパレット載置部に上下2段に設けて、これらパレットをパレット搬入出装置によりレーザ加工機の加工テーブル上に搬入出するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記公報のパレット搬入装置は、何れも専用のパレット駆動装置や、パレット搬入出装置を設けて、ワークの載置されたパレットを加工機本体へ搬入し、ワークの加工後、パレットを搬出するように構成されている。
【0006】
このため加工機本体側のパレット移動手段と別に、専用のパレット駆動手段やパレット搬入出装置及び加工機本体内に搬入したパレットを位置決めするための専用の位置決め手段を必要とし、ワーク搬入出装置が複雑かつ高価となる不具合があった。
【0007】
この発明は上記従来の不具合を改善するためになされたもので、専用のパレット搬入出装置を必要とせずにワークの搬入出を可能にした板金加工機械のワーク搬入出方法及びワーク搬入出装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記目的を達成するため請求項1記載の発明は、ワークが載置されたパレットを加工テーブル上に搬入し、かつパレット移動手段により上記パレットをX軸方向へ移動させながら、Y軸方向へ移動する加工ヘッドによりパレット上のワークを切断加工する板金加工機において、上記加工テーブルの近傍に設置されたパレットストッカに、予めワークを載置した複数のパレットを格納し、かつこのパレットストッカより指定されたパレットを上記パレット移動手段により引き出して加工テーブル上へ搬入した後、パレット移動手段によりパレットをX軸方向へ移動させながら、Y軸方向へ移動する加工ヘッドによりパレット上のワークを切断加工すると共に、ワークの加工完了後、上記パレット移動手段により加工テーブル上よりワークの載置されたパレットを搬出するようにしたものである。
【0009】
上記方法により、板金加工機本体に設けられたパレット移動手段を利用して、パレットストッカ内より加工テーブルへパレットを迅速に搬入することができると共に、パレットを搬入したパレット移動手段によりパレットをX軸方向へ移動させて、パレット上のワークを加工するようにしたことから、加工テーブル上に搬入されたパレットを位置決めする手段を特に設ける必要がないため、搬入出方法を実施する装置の簡素化が図れる。
【0010】
また加工の完了したワークが載置されたパレットを、パレット移動手段により加工テーブル上へ搬出することから、専用のパレット搬入出装置を使用してパレットの搬入出を行う場合に比べて、パレットの搬入出が短時間で行えるため、加工サイクルの短縮により生産性の向上が図れるようになる。
【0011】
上記目的を達成するため請求項2記載の発明は、ワークが載置されたパレットを加工テーブル上に搬入し、かつパレット移動手段により上記パレットをX軸方向へ移動させながら、Y軸方向へ移動する加工ヘッドによりパレット上のワークを切断加工する板金加工機において、上記加工テーブルの近傍に設置され、かつ予めワークの載置されたパレットを複数段格納できるパレットストッカと、上記パレットとの連結手段を有し、かつワーク搬入時はパレットストッカ内より加工テーブル上へパレットを搬入し、ワークの加工時にはパレットをX軸方向へ移動させると共に、ワークの加工完了後は、加工テーブル上よりパレットを搬出するパレット移動手段とより構成したものである。
【0012】
上記構成により、ワークの加工時パレットをX軸方向へ移動させるパレット移動手段がワークの搬入出に利用できるため、専用のパレット移動手段やパレット搬入出装置を設ける必要がなく、これによって設備の大幅な削減が図れると共に、これらを設置するためのスペースも不要となるため省スペース化が図れる。
【0013】
またパレットストッカには、パレットを昇降させる昇降手段を設けるだけでよいため、パレットストッカの構成が簡単となり、これによってパレットストッカの価格低減が図れると共に、板金加工機にパレットストッカを装備しない場合も、同一仕様で対応することができるため、パレットストッカを使用する板金加工機と、パレットストッカを使用しない板金加工機を別個に製作する必要がなく経済的である。
【0014】
さらに専用のパレット搬入出装置が不要になることから、メンテナンスに要する経費の削減が図れる上、パレット搬入出装置の故障などにより板金加工機が停止する頻度が少なくなるため、板金加工機の稼動率も向上する。
【0015】
上記目的を達成するため請求項3記載の発明は、連結手段を、パレットに突設された把持部をクランプするクランパにより構成したものである。
【0016】
上記構成により、パレットのクランプ、アンクランプが短時間で行えるため、パレット搬入出時間の短縮が図れる。
【0017】
上記目的を達成するため請求項4記載の発明は、連結手段を、パレットに突設された係止部に係合するパレット係止手段により構成したものである。
【0018】
上記構成により、パレットの係合、解除が短時間で行えるため、パレット搬入時間の短縮が図れるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1ないし図9に示す図面を参照して詳述する。
これら図において1はレーザ加工機やプラズマ加工機のような板金加工機本体で、X軸方向に長い加工テーブル2を有しており、加工テーブル2の上方には、加工テーブル2のほぼ中央部に、X軸と直交するY軸方向にコラム3が設けられており、このコラム3の下面に、パレット4上に載置されたワーク5に向けてレーザやプラズマなどを照射する加工ヘッド6がY軸方向へ移動自在に設けられている。
【0020】
7は上記加工テーブル2の一辺側に設けられたパレット移動手段で、X軸駆動モータ8によりX軸方向へ移動自在となっている。
上記パレット移動手段7は、図3に示すように加工テーブル2の上部に布設されたガイドレール2a上をX軸方向へスライドするキャリッジ7aを有している。
上記ガイドレール2aの近傍には、これと平行するようボールねじ軸7bが固定されていて、このボールねじ軸7bに上記キャリッジ7aの底部に回転自在に支承されたボールナット7cが螺合されている。
【0021】
上記ボールナット7cは、キャリッジ7aに搭載されたサーボモータよりなるX軸駆動モータ8にタイミングベルトなどの動力伝達手段7dを介して接続されていて、このX軸駆動モータ8によりボールナット7cを回転させることにより、上記キャリッジ7aをX軸方向へ往復移動できるようになっている。
上記キャリッジ7aの上部には、パレット4の一側面両端に突設された把持部4a,4bをクランプする1個または複数個のクランパ10が設けられている。
【0022】
上記クランパ10は、後述するパレットストッカ22よりパレット4を加工テーブル2上へ搬入出する機能と、加工テーブル2上に搬入されたパレット4上のワーク5を加工ヘッド6により切断加工する際、パレット4をX軸方向へ移動する機能を兼ね備えたもので、図4に示すようにキャリッジ7a上に固定されたクランパ本体10aに、X軸方向に間隔を存し、かつ図示しないギヤなどの連動手段により互に連動された一対の爪体10b,10b′がピン10cにより開閉自在に枢支されている。
【0023】
上記各爪体10b,10b′の先端部には、パレット4の把持部4aまたは4bを両側よりクランプするクランプ部10dが対向するよう突設されていると共に、一方の爪体10b′の基端側には、対向する端部側へ低く傾斜する傾斜面10eが形成されている。
上記爪体10b′の傾斜面10eには、クランパ本体10aの一端面に取付けられたクランプシリンダ12のピストン杆12aに固着された作動部材10fが接離自在に当接されるようになって、クランプシリンダ12により作動部材10fを、一方の爪体10b′の傾斜面10eに当接させることにより、各爪体10b,10b′によりパレット4の把持部4aまたは4bをクランプできるようになっている。
【0024】
なお図4中10gは一方の爪体10b′を位置決めする位置決めストッパ、10hは各爪体10b,10b′を開放方向へ付勢する付勢手段である。
【0025】
また上記実施の形態では、パレット4をクランパ10でクランプするようにしたが、図5の(イ)及び(ロ)に示すようなパレット係止手段11を使用してもよい。
すなわちキャリッジ7a側に設けられた係止シリンダ11aのピストン杆11b先端に、テーパ状の係止ピン11cを、またパレット4側には、上記係止ピン11cが挿脱自在なテーパ孔11dを有する係止部材11eを設けて、係止シリンダ11aにより係止ピン11cを、係止部材11eのテーパ孔11dに挿入して、キャリッジ7aとパレット4の連結を行うようにしてもよく、図6に示すようなパレット係止手段13を使用しもよい。
【0026】
図6に示すパレット係止手段13は、パレット4に突設された係止部4c(把持部4a,4bと兼用してもよい)に先端が係合する係止爪13bを有しており、この係止爪13bはピン13cによりキャリッジ7aに取付けられた支持部材13dに回動自在に枢着されている。
上記係止爪13bはパレット4の搬入時、先端を係止部4cの一端に当接させ、この状態でロックシリンダ13eによりロック部材13fを係止爪13bの傾斜面13gに当接させて、ロック部材13fと、位置決めストッパ13hの間で係止爪13aを固定することにより、パレット4の搬入が可能になり、パレット搬出時は、係止爪13aの先端を係止部13bの他端面に当接させた状態で係止爪13aを固定することにより、パレット4の搬出が可能になっている。
また係止爪13aは付勢手段13iにより位置決めストッパ13hと離間する方向へ付勢されているため、ロックシリンダ13eによりロック部材13fを後退させて係止爪13aの回転を自由にし、この状態でキャリッジ7aを移動させることにより、係止爪13aが係止部4cを乗り越えるため、パレット搬入位置から、パレット搬出位置への切換えが行えるようになっている。
【0027】
さらに上記実施の形態では、パレット4の片側を把持してパレット4をX軸方向へ移動させるようにしたが、図7や図8に示すようにパレット4の両側を把持してパレット4をX軸方向へ移動させるようにしてもよい。
すなわち図7に示すパレット移動手段7は、加工テーブル2上に布設された一対のガイドレール2b上に、移動台車18がX軸方向へ移動自在に支承され、この移動台車18はガイドレール2b間に設けられたボールねじ軸7bによりX軸方向へ移動できるようになっている。
【0028】
上記移動台車18には、互いに対向する位置にクランパ10が設けられていて、これらクランパ10がパレット4の両側に突設された把持部4aまたは4bをクランプすると共に、パレット4はX軸方向に整列された多数のガイドローラ19により下面が支持されていて、移動台車18の移動とともにガイドローラ19上をX軸方向へ移動されるようになっている。
【0029】
また図8に示すパレット移動手段7は、パレット4の両側に互に対向するよう一対のクランパ20が設けられていて、これらクランパ20はボールねじ軸7bによりガイドレール2b上を互に同期してX軸方向へ移動されるようになっていると共に、上記クランパ20の上部でパレット4の両側に突設された把持部4aまたは4bをクランプするようになっており、パレット4の下面は図7に示すパレット移動手段7と同様に、ガイドローラ19により支持されている。
なお上記何れの実施の形態もボールねじ軸7bでキャリッジ7aや移動台車18、クランパ20をX軸方向へ移動するようにしたが、ボールねじ軸7bの代りにリニアモータやラック及びピニオンなどの直動式駆動手段を採用してもよい。
【0030】
一方上記加工機本体1の加工テーブル2近傍には、複数のパレット4が格納されたパレットストッカ22と、パレット4上にワーク5を載置したり、加工の完了したワーク5を取り出す段取りステーション23が設置されている。
上記パレットストッカ22は、パレット4を例えば10段格納できるラックを有しており、このラックは昇降手段(ともに図示せず)により昇降自在となっていると共に、パレットストッカ22の段取りステーション23側には、段取りステーション23で段取りの完了したパレット4を、パレットストッカ22の指定された段へ格納するパレットリフタ24が設置され、そしてパレットストッカ22の下部には、ラックより移載されたパレット4が載置されるパレットテーブル22aが、板金加工機本体1の加工テーブル2とほぼ同じ高さに設置されている。
【0031】
次に上記構成されたワーク搬入出装置を使用して板金加工機本体1へワーク5を搬入出する方法を図9も参照して詳述する。
板金加工機本体1で加工すべきワーク5は、予め段取りステーション23でパレット4上に載置された後、パレットリフタ24によりパレットストッカ22の指定された段に格納される。
【0032】
またワーク5の加工を開始すべく加工プログラムを実行すると、まずパレットストッカ22の所定の段が指定され、これに応じてパレットストッカ22の昇降手段がラックを昇降させ、指定された段がパレットテーブル22aとほぼ同じ高さに停止された後、ラックよりパレットテーブル22aへパレット4が移載される。
その後待機していたパレット移動手段7のキャリッジ7aがX軸駆動モータ8によりパレットストッカ22側へ移動されて、キャリッジ7aに設けられたクランパ10のクランプ爪10b,10b′がストッカテーブル22a上のパレット4の一端側の把持部4aを図9の(イ)に示すようにクランプする。
【0033】
クランプ爪10b,10b′がパレット4の把持部4aをクランプすると、キャリッジ7aはコラム3側へ移動して、パレット4を図9の(ロ)に示すように加工開始位置まで搬入する。
パレット4の搬入が完了すると、再びキャリッジ7aはパレットストッカ22側へ移動されて、図9の(ハ)に示すようにパレット4の他端側に突設された把持部4bをクランプする。
そしてこの状態で加工プログラムによりパレット4をX軸方向へ移動させ、またコラム3に設けられた加工ヘッド6がY軸方向へ移動されて、パレット4上のワーク5の加工が開始される。
【0034】
一方パレット4上のワーク5の加工が終了すると、パレット搬入時と逆の順序で加工テーブル2上のパレット4が加工の完了したワーク5とともにパレットストッカ22側へと搬送され、パレットテーブル22a上を経て段取りステーション23へ搬出されて、段取りステーション23でパレット4上の製品とスクラップが仕分けされて回収され、回収後は新たなワーク5がパレット4上に載置されて、パレットリフタ24によりパレットストッカ22の所定の段へ格納されると共に、この間にパレットストッカ22の指定された段のパレット4がパレットテーブル22a上まで下降されて、パレット移動手段7のクランパ10により上述した動作で加工テーブル2上に搬入され、パレット4上のワーク5の加工が開始される。
【0035】
以下上記動作を繰返すことにより、パレットストッカ22内に予め格納されたパレット4上のワーク5を自動搬入出して板金加工機本体1により加工を行うもので、板金加工機本体1に設けられているパレット移動手段7を利用してパレット4の搬入出を行うことができるため、板金加工機本体側1にパレット4の搬入出を行う専用のパレット移動手段やパレット搬入出装置を設ける必要がない。
【0036】
なお上記実施の形態では、パレットストッカ22に、パレット4が例えば10段格納できるようにしたが、図10及び図11に示すように、パレット4を上下2段に格納できるようにしたパレットチェンジャ25を採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる板金加工機のワーク搬入出装置を示す正面図である。
【図2】この発明の実施の形態になる板金加工機のワーク搬入出装置を示す平面図である。
【図3】この発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段を示す拡大正面図である。
【図4】この発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段に設けられたクランパの拡大平面図である。
【図5】(イ)はこの発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段に設けられたパレット係止手段の断面図である。(ロ)図5の(イ)のA方向からの矢視図である。
【図6】この発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段に設けられたパレット係止手段の平面図である。
【図7】この発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段の変形例を示す側面図である。
【図8】この発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段の変形例を示す斜視図である。
【図9】この発明の実施の形態になる板金加工機のワーク搬入出装置の作用説明図である。
【図10】この発明の他の実施の形態になる板金加工機のワーク搬入出装置を示す正面図である。
【図11】この発明の他の実施の形態になる板金加工機のワーク搬入出装置を示す平面図である。
【符号の説明】
2…加工テーブル
4…パレット
4a,4b…把持部
4c…係止部
5…ワーク
6…加工ヘッド
7…パレット移動手段
10…クランパ
11,13…パレット係止手段
22…パレットストッカ
【発明の属する技術分野】
この発明は板状のワークを切断加工する板金加工機のワーク搬入出方法及びワーク搬入出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来レーザやプラズマ、ガスなどを使用して板状のワークを切断加工する板金加工機には、ワークをパレットに載置して加工機本体へ搬入し、パレット上でワークを切断加工した後、加工の完了したワークをパレットごと加工機本体より搬出するようにした加工システムを採用したものがある。
【0003】
またワークをパレットに載置して、加工機本体に搬入出するようにした搬出入装置としては、例えば特開平5−147714号公報や、特開平6−198483号公報に記載されたものが公知である。
前者公報のパレット搬入出装置は、ワークを載置した複数のパレットを予めパレットストッカに格納し、このパレットストッカより次に加工するワークが載置されたパレットを選択して、加工機本体側に設けられたパレット駆動機構により加工機本体内へ搬入し、位置決めした後パレット上のワークを加工するように構成されている。
【0004】
また後者公報のレーザ加工装置は、ワークが載置されたパレットをパレット載置部に上下2段に設けて、これらパレットをパレット搬入出装置によりレーザ加工機の加工テーブル上に搬入出するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記公報のパレット搬入装置は、何れも専用のパレット駆動装置や、パレット搬入出装置を設けて、ワークの載置されたパレットを加工機本体へ搬入し、ワークの加工後、パレットを搬出するように構成されている。
【0006】
このため加工機本体側のパレット移動手段と別に、専用のパレット駆動手段やパレット搬入出装置及び加工機本体内に搬入したパレットを位置決めするための専用の位置決め手段を必要とし、ワーク搬入出装置が複雑かつ高価となる不具合があった。
【0007】
この発明は上記従来の不具合を改善するためになされたもので、専用のパレット搬入出装置を必要とせずにワークの搬入出を可能にした板金加工機械のワーク搬入出方法及びワーク搬入出装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記目的を達成するため請求項1記載の発明は、ワークが載置されたパレットを加工テーブル上に搬入し、かつパレット移動手段により上記パレットをX軸方向へ移動させながら、Y軸方向へ移動する加工ヘッドによりパレット上のワークを切断加工する板金加工機において、上記加工テーブルの近傍に設置されたパレットストッカに、予めワークを載置した複数のパレットを格納し、かつこのパレットストッカより指定されたパレットを上記パレット移動手段により引き出して加工テーブル上へ搬入した後、パレット移動手段によりパレットをX軸方向へ移動させながら、Y軸方向へ移動する加工ヘッドによりパレット上のワークを切断加工すると共に、ワークの加工完了後、上記パレット移動手段により加工テーブル上よりワークの載置されたパレットを搬出するようにしたものである。
【0009】
上記方法により、板金加工機本体に設けられたパレット移動手段を利用して、パレットストッカ内より加工テーブルへパレットを迅速に搬入することができると共に、パレットを搬入したパレット移動手段によりパレットをX軸方向へ移動させて、パレット上のワークを加工するようにしたことから、加工テーブル上に搬入されたパレットを位置決めする手段を特に設ける必要がないため、搬入出方法を実施する装置の簡素化が図れる。
【0010】
また加工の完了したワークが載置されたパレットを、パレット移動手段により加工テーブル上へ搬出することから、専用のパレット搬入出装置を使用してパレットの搬入出を行う場合に比べて、パレットの搬入出が短時間で行えるため、加工サイクルの短縮により生産性の向上が図れるようになる。
【0011】
上記目的を達成するため請求項2記載の発明は、ワークが載置されたパレットを加工テーブル上に搬入し、かつパレット移動手段により上記パレットをX軸方向へ移動させながら、Y軸方向へ移動する加工ヘッドによりパレット上のワークを切断加工する板金加工機において、上記加工テーブルの近傍に設置され、かつ予めワークの載置されたパレットを複数段格納できるパレットストッカと、上記パレットとの連結手段を有し、かつワーク搬入時はパレットストッカ内より加工テーブル上へパレットを搬入し、ワークの加工時にはパレットをX軸方向へ移動させると共に、ワークの加工完了後は、加工テーブル上よりパレットを搬出するパレット移動手段とより構成したものである。
【0012】
上記構成により、ワークの加工時パレットをX軸方向へ移動させるパレット移動手段がワークの搬入出に利用できるため、専用のパレット移動手段やパレット搬入出装置を設ける必要がなく、これによって設備の大幅な削減が図れると共に、これらを設置するためのスペースも不要となるため省スペース化が図れる。
【0013】
またパレットストッカには、パレットを昇降させる昇降手段を設けるだけでよいため、パレットストッカの構成が簡単となり、これによってパレットストッカの価格低減が図れると共に、板金加工機にパレットストッカを装備しない場合も、同一仕様で対応することができるため、パレットストッカを使用する板金加工機と、パレットストッカを使用しない板金加工機を別個に製作する必要がなく経済的である。
【0014】
さらに専用のパレット搬入出装置が不要になることから、メンテナンスに要する経費の削減が図れる上、パレット搬入出装置の故障などにより板金加工機が停止する頻度が少なくなるため、板金加工機の稼動率も向上する。
【0015】
上記目的を達成するため請求項3記載の発明は、連結手段を、パレットに突設された把持部をクランプするクランパにより構成したものである。
【0016】
上記構成により、パレットのクランプ、アンクランプが短時間で行えるため、パレット搬入出時間の短縮が図れる。
【0017】
上記目的を達成するため請求項4記載の発明は、連結手段を、パレットに突設された係止部に係合するパレット係止手段により構成したものである。
【0018】
上記構成により、パレットの係合、解除が短時間で行えるため、パレット搬入時間の短縮が図れるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1ないし図9に示す図面を参照して詳述する。
これら図において1はレーザ加工機やプラズマ加工機のような板金加工機本体で、X軸方向に長い加工テーブル2を有しており、加工テーブル2の上方には、加工テーブル2のほぼ中央部に、X軸と直交するY軸方向にコラム3が設けられており、このコラム3の下面に、パレット4上に載置されたワーク5に向けてレーザやプラズマなどを照射する加工ヘッド6がY軸方向へ移動自在に設けられている。
【0020】
7は上記加工テーブル2の一辺側に設けられたパレット移動手段で、X軸駆動モータ8によりX軸方向へ移動自在となっている。
上記パレット移動手段7は、図3に示すように加工テーブル2の上部に布設されたガイドレール2a上をX軸方向へスライドするキャリッジ7aを有している。
上記ガイドレール2aの近傍には、これと平行するようボールねじ軸7bが固定されていて、このボールねじ軸7bに上記キャリッジ7aの底部に回転自在に支承されたボールナット7cが螺合されている。
【0021】
上記ボールナット7cは、キャリッジ7aに搭載されたサーボモータよりなるX軸駆動モータ8にタイミングベルトなどの動力伝達手段7dを介して接続されていて、このX軸駆動モータ8によりボールナット7cを回転させることにより、上記キャリッジ7aをX軸方向へ往復移動できるようになっている。
上記キャリッジ7aの上部には、パレット4の一側面両端に突設された把持部4a,4bをクランプする1個または複数個のクランパ10が設けられている。
【0022】
上記クランパ10は、後述するパレットストッカ22よりパレット4を加工テーブル2上へ搬入出する機能と、加工テーブル2上に搬入されたパレット4上のワーク5を加工ヘッド6により切断加工する際、パレット4をX軸方向へ移動する機能を兼ね備えたもので、図4に示すようにキャリッジ7a上に固定されたクランパ本体10aに、X軸方向に間隔を存し、かつ図示しないギヤなどの連動手段により互に連動された一対の爪体10b,10b′がピン10cにより開閉自在に枢支されている。
【0023】
上記各爪体10b,10b′の先端部には、パレット4の把持部4aまたは4bを両側よりクランプするクランプ部10dが対向するよう突設されていると共に、一方の爪体10b′の基端側には、対向する端部側へ低く傾斜する傾斜面10eが形成されている。
上記爪体10b′の傾斜面10eには、クランパ本体10aの一端面に取付けられたクランプシリンダ12のピストン杆12aに固着された作動部材10fが接離自在に当接されるようになって、クランプシリンダ12により作動部材10fを、一方の爪体10b′の傾斜面10eに当接させることにより、各爪体10b,10b′によりパレット4の把持部4aまたは4bをクランプできるようになっている。
【0024】
なお図4中10gは一方の爪体10b′を位置決めする位置決めストッパ、10hは各爪体10b,10b′を開放方向へ付勢する付勢手段である。
【0025】
また上記実施の形態では、パレット4をクランパ10でクランプするようにしたが、図5の(イ)及び(ロ)に示すようなパレット係止手段11を使用してもよい。
すなわちキャリッジ7a側に設けられた係止シリンダ11aのピストン杆11b先端に、テーパ状の係止ピン11cを、またパレット4側には、上記係止ピン11cが挿脱自在なテーパ孔11dを有する係止部材11eを設けて、係止シリンダ11aにより係止ピン11cを、係止部材11eのテーパ孔11dに挿入して、キャリッジ7aとパレット4の連結を行うようにしてもよく、図6に示すようなパレット係止手段13を使用しもよい。
【0026】
図6に示すパレット係止手段13は、パレット4に突設された係止部4c(把持部4a,4bと兼用してもよい)に先端が係合する係止爪13bを有しており、この係止爪13bはピン13cによりキャリッジ7aに取付けられた支持部材13dに回動自在に枢着されている。
上記係止爪13bはパレット4の搬入時、先端を係止部4cの一端に当接させ、この状態でロックシリンダ13eによりロック部材13fを係止爪13bの傾斜面13gに当接させて、ロック部材13fと、位置決めストッパ13hの間で係止爪13aを固定することにより、パレット4の搬入が可能になり、パレット搬出時は、係止爪13aの先端を係止部13bの他端面に当接させた状態で係止爪13aを固定することにより、パレット4の搬出が可能になっている。
また係止爪13aは付勢手段13iにより位置決めストッパ13hと離間する方向へ付勢されているため、ロックシリンダ13eによりロック部材13fを後退させて係止爪13aの回転を自由にし、この状態でキャリッジ7aを移動させることにより、係止爪13aが係止部4cを乗り越えるため、パレット搬入位置から、パレット搬出位置への切換えが行えるようになっている。
【0027】
さらに上記実施の形態では、パレット4の片側を把持してパレット4をX軸方向へ移動させるようにしたが、図7や図8に示すようにパレット4の両側を把持してパレット4をX軸方向へ移動させるようにしてもよい。
すなわち図7に示すパレット移動手段7は、加工テーブル2上に布設された一対のガイドレール2b上に、移動台車18がX軸方向へ移動自在に支承され、この移動台車18はガイドレール2b間に設けられたボールねじ軸7bによりX軸方向へ移動できるようになっている。
【0028】
上記移動台車18には、互いに対向する位置にクランパ10が設けられていて、これらクランパ10がパレット4の両側に突設された把持部4aまたは4bをクランプすると共に、パレット4はX軸方向に整列された多数のガイドローラ19により下面が支持されていて、移動台車18の移動とともにガイドローラ19上をX軸方向へ移動されるようになっている。
【0029】
また図8に示すパレット移動手段7は、パレット4の両側に互に対向するよう一対のクランパ20が設けられていて、これらクランパ20はボールねじ軸7bによりガイドレール2b上を互に同期してX軸方向へ移動されるようになっていると共に、上記クランパ20の上部でパレット4の両側に突設された把持部4aまたは4bをクランプするようになっており、パレット4の下面は図7に示すパレット移動手段7と同様に、ガイドローラ19により支持されている。
なお上記何れの実施の形態もボールねじ軸7bでキャリッジ7aや移動台車18、クランパ20をX軸方向へ移動するようにしたが、ボールねじ軸7bの代りにリニアモータやラック及びピニオンなどの直動式駆動手段を採用してもよい。
【0030】
一方上記加工機本体1の加工テーブル2近傍には、複数のパレット4が格納されたパレットストッカ22と、パレット4上にワーク5を載置したり、加工の完了したワーク5を取り出す段取りステーション23が設置されている。
上記パレットストッカ22は、パレット4を例えば10段格納できるラックを有しており、このラックは昇降手段(ともに図示せず)により昇降自在となっていると共に、パレットストッカ22の段取りステーション23側には、段取りステーション23で段取りの完了したパレット4を、パレットストッカ22の指定された段へ格納するパレットリフタ24が設置され、そしてパレットストッカ22の下部には、ラックより移載されたパレット4が載置されるパレットテーブル22aが、板金加工機本体1の加工テーブル2とほぼ同じ高さに設置されている。
【0031】
次に上記構成されたワーク搬入出装置を使用して板金加工機本体1へワーク5を搬入出する方法を図9も参照して詳述する。
板金加工機本体1で加工すべきワーク5は、予め段取りステーション23でパレット4上に載置された後、パレットリフタ24によりパレットストッカ22の指定された段に格納される。
【0032】
またワーク5の加工を開始すべく加工プログラムを実行すると、まずパレットストッカ22の所定の段が指定され、これに応じてパレットストッカ22の昇降手段がラックを昇降させ、指定された段がパレットテーブル22aとほぼ同じ高さに停止された後、ラックよりパレットテーブル22aへパレット4が移載される。
その後待機していたパレット移動手段7のキャリッジ7aがX軸駆動モータ8によりパレットストッカ22側へ移動されて、キャリッジ7aに設けられたクランパ10のクランプ爪10b,10b′がストッカテーブル22a上のパレット4の一端側の把持部4aを図9の(イ)に示すようにクランプする。
【0033】
クランプ爪10b,10b′がパレット4の把持部4aをクランプすると、キャリッジ7aはコラム3側へ移動して、パレット4を図9の(ロ)に示すように加工開始位置まで搬入する。
パレット4の搬入が完了すると、再びキャリッジ7aはパレットストッカ22側へ移動されて、図9の(ハ)に示すようにパレット4の他端側に突設された把持部4bをクランプする。
そしてこの状態で加工プログラムによりパレット4をX軸方向へ移動させ、またコラム3に設けられた加工ヘッド6がY軸方向へ移動されて、パレット4上のワーク5の加工が開始される。
【0034】
一方パレット4上のワーク5の加工が終了すると、パレット搬入時と逆の順序で加工テーブル2上のパレット4が加工の完了したワーク5とともにパレットストッカ22側へと搬送され、パレットテーブル22a上を経て段取りステーション23へ搬出されて、段取りステーション23でパレット4上の製品とスクラップが仕分けされて回収され、回収後は新たなワーク5がパレット4上に載置されて、パレットリフタ24によりパレットストッカ22の所定の段へ格納されると共に、この間にパレットストッカ22の指定された段のパレット4がパレットテーブル22a上まで下降されて、パレット移動手段7のクランパ10により上述した動作で加工テーブル2上に搬入され、パレット4上のワーク5の加工が開始される。
【0035】
以下上記動作を繰返すことにより、パレットストッカ22内に予め格納されたパレット4上のワーク5を自動搬入出して板金加工機本体1により加工を行うもので、板金加工機本体1に設けられているパレット移動手段7を利用してパレット4の搬入出を行うことができるため、板金加工機本体側1にパレット4の搬入出を行う専用のパレット移動手段やパレット搬入出装置を設ける必要がない。
【0036】
なお上記実施の形態では、パレットストッカ22に、パレット4が例えば10段格納できるようにしたが、図10及び図11に示すように、パレット4を上下2段に格納できるようにしたパレットチェンジャ25を採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる板金加工機のワーク搬入出装置を示す正面図である。
【図2】この発明の実施の形態になる板金加工機のワーク搬入出装置を示す平面図である。
【図3】この発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段を示す拡大正面図である。
【図4】この発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段に設けられたクランパの拡大平面図である。
【図5】(イ)はこの発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段に設けられたパレット係止手段の断面図である。(ロ)図5の(イ)のA方向からの矢視図である。
【図6】この発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段に設けられたパレット係止手段の平面図である。
【図7】この発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段の変形例を示す側面図である。
【図8】この発明の実施の形態になる板金加工機のパレット移動手段の変形例を示す斜視図である。
【図9】この発明の実施の形態になる板金加工機のワーク搬入出装置の作用説明図である。
【図10】この発明の他の実施の形態になる板金加工機のワーク搬入出装置を示す正面図である。
【図11】この発明の他の実施の形態になる板金加工機のワーク搬入出装置を示す平面図である。
【符号の説明】
2…加工テーブル
4…パレット
4a,4b…把持部
4c…係止部
5…ワーク
6…加工ヘッド
7…パレット移動手段
10…クランパ
11,13…パレット係止手段
22…パレットストッカ
Claims (4)
- ワーク(5)が載置されたパレット(4)を加工テーブル(2)上に搬入し、かつパレット移動手段(7)により上記パレット(4)をX軸方向へ移動させながら、Y軸方向へ移動する加工ヘッド(6)によりパレット(4)上のワーク(5)を切断加工する板金加工機において、上記加工テーブル(2)の近傍に設置されたパレットストッカ(22)に、予めワーク(5)を載置した複数のパレット(4)を格納し、かつこのパレットストッカ(22)より指定されたパレット(4)を上記パレット移動手段(7)により引き出して加工テーブル(2)上へ搬入した後、パレット移動手段(7)によりパレット(4)をX軸方向へ移動させながら、Y軸方向へ移動する加工ヘッド(6)によりパレット(4)上のワーク(5)を切断加工すると共に、ワーク(5)の加工完了後、上記パレット移動手段(7)により加工テーブル(2)上よりワーク(5)の載置されたパレット(4)を搬出することを特徴とする板金加工機のワーク搬入出方法。
- ワーク(5)が載置されたパレット(4)を加工テーブル(2)上に搬入し、かつパレット移動手段(7)により上記パレット(4)をX軸方向へ移動させながら、Y軸方向へ移動する加工ヘッド(6)によりパレット(4)上のワーク(5)を切断加工する板金加工機において、上記加工テーブル(2)の近傍に設置され、かつ予めワーク(5)の載置されたパレット(4)を複数段格納できるパレットストッカ(22)と、上記パレット(4)との連結手段を有し、かつワーク搬入時はパレットストッカ(22)内より加工テーブル(2)上へパレット(4)を搬入し、ワーク(4)の加工時にはパレット(4)をX軸方向へ移動させると共に、ワーク(4)の加工完了後は、加工テーブル(2)上よりパレット(4)を搬出するパレット移動手段(7)とを具備したことを特徴とする板金加工機のワーク搬入出装置。
- 連結手段を、パレット(4)に突設された把持部(4a,4b)をクランプするクランパ(10)により構成してなる請求項2記載の板金加工機のワーク搬入出装置。
- 連結手段を、パレット(4)に突設された係止部(4c)に係合するパレット係止手段(11,13)より構成してなる請求項2記載の板金加工機のワーク搬入出装置。
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