JP3902435B2 - 負荷の電流制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷に流れる電流が目標電流になるように通電を制御する負荷の電流制御装置において、電流の検出誤差を補正するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両用自動変速機の摩擦係合要素に供給する油圧を調整するリニアソレノイドの制御装置として、前記リニアソレノイドに流れる電流を検出し、該電流検出値が目標値に一致するように、前記リニアソレノイドに対する通電をフィードバック制御する構成の電流制御装置が知られている(特開平9−280411号公報参照)。
【0003】
前記リニアソレノイドに流れる電流を検出する電流モニタ回路は、リニアソレノイドの上流側に設けることで、ハーネスやコネクタの削減を図ることができ、係る電流モニタ回路としては、リニアソレノイドに上流側に直列に介装される電流検出抵抗と、該電流検出抵抗の端子間の電圧差を増幅出力する差動増幅器とを備え、前記差動増幅器の出力をA/D変換し、電圧差のデータをソフトウェアによる演算処理(変換用ゲイン及び変換用オフセットによる演算)によって電流に変換する構成のものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記差動増幅器を構成する抵抗にはばらつきがあるため、このばらつきにより実際の電圧差と差動アンプの出力とにずれが生じ、結果、電流の検出精度が低下して、油圧の制御精度が低下することになってしまう。
上記の電流検出精度の低下を回避する方法としては、差動アンプを構成する抵抗素子として抵抗値ばらつきの小さい素子を用いる方法があるが、ばらつきの小さい抵抗素子は一般的に高価であり、システムコストが高くなってしまう。
【0005】
また、抵抗の一部を抵抗値の調整が可能なものとして、差動増幅器の特性を個々の補正する方法があるが、この場合も、調整抵抗を用いることでコストアップになってしまう。
これに対し、電流検出誤差を測定し、測定出力に対してソフウェア的に補正を施す方法であれば、部品費の増大を抑制でき、コスト的には最も好ましい方法である。
【0006】
しかし、電流検出抵抗をリニアソレノイドの上流側に介装させ、その端子間電圧差から電流検出を行わせる構成の場合、電流検出特性がリニアソレノイドの端子電圧に影響を受けることになり、リニアソレノイドの抵抗値が温度変化に伴って変化して端子電圧が変化すると、電流検出特性が変化して補正の要求が変化してしまうという問題があった。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、部品費を増大させることなく、電流モニタ回路における抵抗ばらつきによる検出誤差をキャンセルすることができ、かつ、リニアソレノイドの抵抗値が温度によって変化しても、検出誤差を精度良くキャンセルすることができる簡便な構成の負荷の電流制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのため請求項1記載の発明は、複数の負荷それぞれに流れる電流を、各負荷の上流側に直列に介装した電流検出抵抗の端子間の電圧差に基づいてそれぞれに検出する複数の電流モニタ回路を有し、該複数の電流モニタ回路による電流検出値が目標電流になるように、負荷に対する通電をそれぞれにフィードバック制御する負荷の電流制御装置において、前記負荷の温度が異なる複数の条件毎に前記電流検出値を補正するための複数の補正特性を、前記複数の負荷毎に予め記憶し、実際の負荷の温度に対応すべき電流検出値を、その負荷に対応する前記複数の補正特性の組み合わせによって得る構成とした。
【0009】
上記構成によると、負荷の温度が電流検出特性に影響するので、負荷の温度が異なる複数の条件毎に電流検出値を補正するための複数の補正特性を、複数の負荷毎に予め記憶し、実際の負荷の温度に対応すべき電流検出値を、その負荷に対応する前記複数の補正特性の組み合わせによって得て、前記電流検出値に基づいて負荷の通電をそれぞれにフィードバック制御させる。
【0010】
請求項2記載の発明では、実際の負荷の温度に対応すべき電流検出値を、前記複数の補正特性に基づく補間演算によって得る構成とした。上記構成によると、実際の負荷の温度が複数の温度条件のいずれにも該当しないときに、補間演算によって実際の負荷温度に該当すべき補正特性を求める。
【0011】
請求項3記載の発明では、電流検出抵抗の端子間の電圧差を電流に変換するためのゲイン及びオフセットを補正特性として予め記憶する構成とした。
【0012】
上記構成によると、電流検出抵抗の端子間の電圧差を、電圧−電流変換用のゲイン及びオフセットを用いて電流に変換する構成において、負荷の複数温度条件にそれぞれ適合するゲイン及びオフセットを予め補正特性として負荷毎に記憶し、実際の負荷温度に適合するゲイン及びオフセットでの電流値は、負荷毎に予め記憶されているゲイン及びオフセットによる変換特性の補間によって求める。
【0013】
請求項記載の発明では、特定温度条件に相当する抵抗値を示す負荷を接続した状態で、検査用の指示電流値に基づいて負荷に対する通電をフィードバック制御させると共に、このときに前記負荷に流れる電流を検査用の電流計で測定させ、該検査用の電流計による測定値に基づいて補正特性値を決定し、該決定した補正特性をそのときの温度条件に対応する補正特性として予め記憶させる構成とした。
【0014】
上記構成によると、特定温度条件に相当する抵抗値を示す負荷に、検査用の指示電流が流れるように通電をフィードバック制御させるが、電流モニタ回路とは別に設けられる検査用の電流計で負荷に流れる実電流を測定させ、該実電流に基づいて電流検出特性を補正するための補正特性を決定する。請求項記載の発明では、負荷が、車両用自動変速機において油圧制御を行うリニアソレノイドであって、負荷の温度を、油温センサで検出される自動変速機の作動油の温度から推定する構成とした。
【0015】
上記構成によると、リニアソレノイドは、自動変速機において油圧(例えば摩擦係合要素に供給される油圧)を制御するものであり、自動変速機の作動油の温度が、リニアソレノイドの温度に相関するものとして、油温センサで検出される作動油の温度からリニアソレノイドの温度を推定する。
【0016】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、負荷に流れる電流を、負荷上流側に直列に介装した電流検出抵抗の端子間の電圧差に基づいて検出することで、負荷の温度が電流検出に影響を及ぼすので、負荷それぞれの温度に応じた補正特性を、代表温度条件での補正特性から推定して施すようにしたので、負荷それぞれの温度変化に影響されることがない高精度な電流検出を簡便な構成で実現させることができ、負荷の電流をそれぞれ目標に精度良く制御することができるという効果がある。
【0017】
請求項2記載の発明によると、実際の負荷温度に対応する補正特性を補間演算によって求めるので、実際の負荷温度に適合する補正特性を精度良く設定して、電流検出値を精度良く補正することができるという効果がある。
【0018】
請求項記載の発明によると、電流検出抵抗の端子間の電圧差を電流に変換するためのゲイン及びオフセットを、電圧差の出力特性が負荷温度で変化することに対応して適切に設定でき、以って、電圧差から正しく電流を求めることができるという効果がある。請求項記載の発明によると、代表温度毎に電流モニタ回路の検出誤差を精度良く求めることができ、個々の電流モニタ回路の検出ばらつき及び負荷抵抗の影響に精度良く対応した補正特性を設定することができるという効果がある。
【0019】
請求項記載の発明によると、自動変速機において油圧制御を行うリニアソレノイドにおいて、リニアソレノイド温度を検出するための専用のセンサを設けることなく、リニアソレノイドの温度に応じて電流検出値を補正することができるという効果がある。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る負荷の電流制御装置を含んで構成される車両用自動変速機のシステム構成を示す図である。
この図1において、図示しない車両に搭載されるエンジン1の出力トルクは、自動変速機2を介して駆動輪に伝達される。
【0021】
前記自動変速機2は、後述するクラッチ,ブレーキなどの摩擦係合要素に対する作動油圧の供給を、ソレノイドユニット3に含まれる複数のリニアソレノイドによってそれぞれに制御する。
前記自動変速機2は、図2に示すように、トルクコンバータT/Cを介してエンジン1の出力トルクを入力する構成であって、フロント遊星歯車組83,リヤ遊星歯車組84を備えると共に、摩擦係合要素として、リバースクラッチR/C,ハイクラッチH/C,バンドブレーキB/B,ロー&リバースブレーキL&R/B,フォワードクラッチFWD/Cを備える。
【0022】
尚、図2において、81は変速機の入力軸,82は変速機の出力軸を示し、また、Neはエンジン回転速度,Ntはタービン回転速度,Noは出力軸回転速度を示す。
上記構成において、図3に示すように、前記リバースクラッチR/C,ハイクラッチH/C,バンドブレーキB/B,ロー&リバースブレーキL&R/B,フォワードクラッチFWD/Cの締結,解放の組み合わせに応じて変速が行われる。
【0023】
マイクロコンピュータを含んで構成されるコントロールユニット4は、図4に示すような構成によって、摩擦係合要素への供給油圧を制御する複数のリニアソレノイド31をそれぞれに駆動する。
各リニアソレノイド31とバッテリ電源VBとの間には、トランジスタTrが介装され、コントロールユニット4は該トランジスタTrにデューティ制御信号を出力して、リニアソレノイド31に対する通電をデューティ制御する。
【0024】
前記トランジスタTrとリニアソレノイド31との間には、電流検出抵抗Rが直列に介装され、差動増幅器7は、前記電流検出抵抗Rの端子間の電圧差を増幅してコントロールユニット4に出力する。
上記電流検出抵抗R及び差動増幅器7によって電流モニタ回路が構成される。コントロールユニット4内では、前記差動増幅器7からの電圧差の信号をA/D変換し、該A/D変換で得た電圧差のデータを、電圧−電流変換用のオフセット及びゲインに基づいて電流のデータに変換する演算を行う。
【0025】
そして、各摩擦係合要素における目標油圧に対応して設定される目標電流に、前記差動増幅器7からの電圧差の信号に基づいて求めた実際の電流が一致するように、前記トランジスタTrに出力するデューティ制御信号のデューティをフィードバック制御する。
図5は、上記コントロールユニット4による電流フィードバック制御の詳細を示すブロック図である。
【0026】
各摩擦係合要素における目標油圧は、油圧−電流変換部101で目標電流に変換され、該目標電流(内部指示)が電流選択部102に出力される。
前記電流選択部102には、通信ネットワーク103によって検査装置から送られるキャリブレーション用の目標電流(外部指示)が入力されるようになっている。
【0027】
前記通信ネットワーク103としては、SCI(シリアル・コミュニケーション・インターフェース)やCAN(コントローラ・エリア・ネットワーク)を用いる。
前記電流選択部102は、前記通信ネットワーク103を介して検査装置から送れられるキャリブレーションモード信号によって出力の切り換え動作を行うものであり、キャリブレーションモード信号がOFFの状態では、前記目標油圧に基づく目標電流(内部指示)を出力し、キャリブレーションモード信号がONの状態では、前記キャリブレーション用の目標電流(外部指示)を出力する。
【0028】
前記電流選択部102から出力される目標電流から、電流モニタ回路で検出されるリニアソレノイド31の電流を減算することで、目標電流に対する実電流の偏差(エラー)が演算され、この偏差(エラー)に基づき電流フィードバック部104が、フィードバック補正電流値を設定する。
前記フィードバック補正電流値と前記目標電流とが加算され、該加算結果が制御電流として電流−Duty変換部105に出力される。
【0029】
電流−Duty変換部105では、前記制御電流を前記トランジスタTrに出力するデューティ制御信号のデューティDutyに変換する。
一方、リニアソレノイド31の上流側に介装された電流検出抵抗Rの端子間の電圧差が前記差動増幅器7からモニタ電圧として出力され、該差動増幅器7から出力されるモニタ電圧は、ハードフィルタ106(時定数=2.4ms)を通過した後、A/D変換器107でディジタルデータに変換される。
【0030】
前記モニタ電圧のデータは、電圧−電流変換部108における変換ゲイン及び変換オフセットによる演算処理によって電流に変換される。
通常は、目標油圧に応じた目標電流が選択され、この目標油圧に応じた目標電流が実際にリニアソレノイド31に流れるように、トランジスタTrのデューティ制御信号がフィードバック制御される。
【0031】
ところで、前記モニタ電圧は、
モニタ電圧=
増幅回路オフセット−(差動増幅ゲイン×電流検出抵抗×出力電流)
−(同相ゲイン×ソレノイド端子電圧)
となるから、
出力電流は、
出力電流=(増幅回路オフセット−(同相ゲイン×ソレノイド端子電圧)
−モニタ電圧)/(差動増幅ゲイン×電流検出抵抗)
となり、ここで、電流変換オフセットを、
電流変換オフセット=
(増幅回路オフセット−(同相ゲイン×ソレノイド端子電圧))
/(差動増幅ゲイン×電流検出抵抗)
と定義し、電流変換ゲインを、
電流変換ゲイン=1/(差動増幅ゲイン×電流検出抵抗)
と定義すると、
出力電流=電流変換オフセット−(電流変換ゲイン×モニタ電圧)
となる。
【0032】
従って、電流検出抵抗及び差動増幅器7を構成する各種抵抗などから、前記電流変換オフセット及び電流変換ゲインが一義的に決定されることになり、前記電圧−電流変換部108では、この電流変換オフセット及び電流変換ゲインを用いた演算処理によって、モニタ電圧を電流に変換することができる。
しかし、実際の回路では、抵抗のばらつきのために前記電流変換オフセット及び電流変換ゲインが設計値に一致せずに、そのずれ分が電圧−電流の変換誤差となってしまう。
【0033】
そこで、上記自動変速機の検査工程において、個々のリニアソレノイド通電回路毎に、実電流が求められる電流変換オフセット及び電流変換ゲインを設定し、これを各通電回路(リニアソレノイド31)に対応させてコントロールユニット4のメモリ(例えばEEPROM)に対し、設計値に置き換えて書き込むようにする。
【0034】
具体的には、検査装置から前記通信ネットワーク103を介してコントロールユニット4の電流選択部102にキャリブレーションモード信号を出力して、検査用の目標電流に実電流が一致するようにフィードバック制御させる。
尚、上記キャリブレーションモードでのフィードバック制御時においては、電圧−電流変換部108は、電流変換オフセット及び電流変換ゲインの設計値に基づいて電圧−電流変換を行う。
【0035】
このとき、リニアソレノイド31に対して直列に介装させた検査用の電流計で電流を検出させることで、そのときのモニタ電圧と検査用の電流計による電流との相関が得られるから、検査用の目標電流として異なる2つの電流を順次出力させて、モニタ電圧と電流との相関を2点で得るようにする。
前記モニタ電圧と電流との相関が2点で得られれば、この2点を結ぶ特性として、モニタ電圧と電流との相関関数を規定する電流変換オフセット及び電流変換ゲインが求められ、該電流変換オフセット及び電流変換ゲインは、抵抗のばらつきに対応してモニタ電圧を正しく電流に変換できる値となる。
【0036】
しかし、電流変換オフセットについては、同相ゲイン及びソレノイド端子電圧が影響するため、リニアソレノイド31の抵抗が温度変化に伴って変化すると、実際の電流変換オフセットが変動してしまい、電流検出誤差が生じて目標電流に精度良くフィードバック制御することができなくなってしまう。
そこで、検査工程において、モニタ電圧と電流との相関(電流変換オフセット及び電流変換ゲイン)を、リニアソレノイド31の温度が異なる2つの条件(2つのキャリブレーション温度)でそれぞれに求めるようにする(図6参照)。
【0037】
そして、前記異なる2つの温度条件でそれぞれに求められる電流変換オフセット及び電流変換ゲインを、コントロールユニット4のメモリに予め記憶させ、通常に目標油圧に基づく目標電流にフィードバック制御させるときに、実際のリニアソレノイド31の温度に適合する変換特性での電流を、補間演算によって求めさせるようにする(図7参照)。
【0038】
ここで、リニアソレノイド31の温度を直接計測させる構成としても良いが、本実施形態では、油温センサ5で検出されるATF(オートマチック・トランスミッション・フルード:作動油)の温度Tatfで、前記リニアソレノイド31の温度を代表させる。
以下、前記電圧−電流変換部108で行われる、異なる2つの温度条件でそれぞれに求められた電流変換オフセット及び電流変換ゲインに基づく、電圧−電流変換処理の詳細を説明する。
【0039】
低温側のキャリブレーション温度をCalL(=0℃)、高温側のキャリブレーション温度をCalH(=120℃)、低温側の電流変換オフセットをKOffL、高温側の電流変換オフセットをKOffH、低温側の電流変換ゲインをKGainL、高温側の電流変換ゲインをKGainHとすると、低温側のオフセット及びゲインを用いて演算される出力電流ISoL及び高温側のオフセット及びゲインを用いて演算される出力電流ISoHは、
ISoL=KOffL−(KGainL×モニタ電圧)
ISoH=KOffH−(KGainH×モニタ電圧)
となる。
【0040】
そして、上記の出力電流ISoL,ISoHに基づく補間演算を、以下のようにして行わせて最終的な電流モニタ値ISoMONを出力させる。
(1)Tatf≦CalLであるとき
ISoMON=ISoL
(2)CalL<Tatf<CalHであるとき
ISoMON=ISoL×(CalH−Tatf)/(CalH−CalL)+ISoH×(Tatf−CalL)/(CalH−CalL)
(3)CalH≦Tatfであるとき
ISoMON=ISoH
即ち、ATF温度(リニアソレノイドの温度)が0℃以下であるときには、ATF温度(リニアソレノイドの温度)が0℃の状態に適合するオフセット及びゲインで電圧差を電流に変換し、ATF温度(リニアソレノイドの温度)が120℃以上であるときには、ATF温度(リニアソレノイドの温度)が120℃の状態に適合するオフセット及びゲインで電圧差を電流に変換する。
【0041】
更に、ATF温度(リニアソレノイドの温度)が0℃〜120℃の間であるときには、0℃の状態に適合するオフセット及びゲインで求めた電流と、120℃の状態に適合するオフセット及びゲインで求めた電流との補間演算で、実際のATF温度(リニアソレノイドの温度)に適合する電流を推定する。
図8及び図9のフローチャートは、上記低温側の電流変換オフセットKOffL,高温側の電流変換オフセットKOffH,低温側の電流変換ゲインKGainL,高温側の電流変換ゲインKGainHを求めて記憶させる検査工程の流れを示すものである。
【0042】
ステップS1では、電流選択部102にキャリブレーションモード信号を出力して、キャリブレーションモードに設定する。
ステップS2では、低温側のキャリブレーション温度CalLである0℃相当のリニアソレノイド31を接続させる。
ステップS3では、ATF温度Tatfを、低温側のキャリブレーション温度CalLである0℃相当に設定する。
【0043】
ステップS4では、目標電流として0.4Aの出力を指示する。
ステップS5では、上記0.4Aを目標とするフィードバック制御状態で、検査用電流計により実電流を測定する。
ステップS6では、目標電流を0.8Aに切り換える指示を行う。
ステップS7では、上記0.8Aを目標とするフィードバック制御状態で、検査用電流計により実電流を測定する。
【0044】
ステップS8では、0.4Aを目標とする状態でのモニタ電圧・実電流、及び、0.8Aを目標とする状態でのモニタ電圧・実電流から、リニアソレノイド31の温度が低温側のキャリブレーション温度CalLであるときの電流変換オフセットKOffL及び電流変換ゲインKGainLを算出する。
ステップS9では、前記ステップS8で演算した電流変換オフセットKOffL,電流変換ゲインKGainL、及び、これらの値を用いるソレノイド番号をコントロールユニット4に送信する。
【0045】
ステップS10では、コントロールユニット4のメモリに記憶されている前記電流変換オフセットKOffL,電流変換ゲインKGainLの設計値を、前記ステップS9で送信した値に書き換える要求を送信する。
ステップS11では、目標電流を0.4Aとする指示を出力して、フィードバック制御を行わせる。
【0046】
ステップS12では、上記の0.4Aを目標電流とするフィードバック制御状態で検査用電流計により測定された実電流が、0.4A±5mAの範囲内に含まれるか否かを判別することで、電流変換オフセットKOffL,電流変換ゲインKGainLが適正に更新されて、電流検出精度が公差内になっていることを確認する。
【0047】
ステップS13では、目標電流を0.8Aとする指示を出力して、フィードバック制御を行わせる。
ステップS14では、上記の0.8Aを目標電流とするフィードバック制御状態で検査用電流計により測定された実電流が、0.8A±5mAの範囲内に含まれるか否かを判別することで、電流変換オフセットKOffL,電流変換ゲインKGainLが適正に更新されて、電流検出精度が公差内になっていることを確認する。
【0048】
尚、ステップS12又はステップS14で、実電流が公差内でないと判断したときには、再度、ステップS2〜ステップS10の処理を行わせるか、検査を行った電流モニタ回路の不良判定を行う。
ステップS15〜ステップS27では、ステップS2〜ステップS14と同様にして、高温側のキャリブレーション温度CalHでの電流変換オフセットKOffH,電流変換ゲインKGainHを算出・更新記憶させ、該更新値が適正であるか否かの確認を行う。
【0049】
ステップS28では、キャリブレーションモードを解除して、検査工程におけるキャリブレーションを終了させる。
尚、上記実施形態では、2つの異なるキャリブレーション温度毎に電流変換オフセット及び電流変換ゲインを求める構成としたが、3点以上で電流変換オフセット及び電流変換ゲインを求める構成としても良い。
【0050】
また、補間演算の方法を直線補間に限定するものでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機を示すシステム構成図。
【図2】前記自動変速機のスケルトン図。
【図3】前記自動変速機における摩擦係合要素の締結・解放の組み合わせと変速段との相関を示す図。
【図4】リニアソレノイドの通電制御回路図。
【図5】リニアソレノイドの電流フィードバック制御機能を示すブロック図。
【図6】キャリブレーション温度毎の特性を示す図。
【図7】2つのキャリブレーション温度毎の特性に基づく補間演算を示す図。
【図8】キャリブレーション処理の流れを示すフローチャート。
【図9】キャリブレーション処理の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1…エンジン
2…自動変速機
3…ソレノイドユニット
4…コントロールユニット
5…油温センサ
7…差動増幅器
31…リニアソレノイド
R…電流検出抵抗
Tr…トランジスタ

Claims (5)

  1. 複数の負荷それぞれに流れる電流を、各負荷の上流側に直列に介装した電流検出抵抗の端子間の電圧差に基づいてそれぞれに検出する複数の電流モニタ回路を有し、該複数の電流モニタ回路による電流検出値が目標電流になるように、負荷に対する通電をそれぞれにフィードバック制御する負荷の電流制御装置において、
    前記負荷の温度が異なる複数の条件毎に前記電流検出値を補正するための複数の補正特性を、前記複数の負荷毎に予め記憶し、実際の負荷の温度に対応すべき電流検出値を、その負荷に対応する前記複数の補正特性の組み合わせによって得ることを特徴とする負荷の電流制御装置。
  2. 実際の負荷の温度に対応すべき電流検出値を、前記複数の補正特性に基づく補間演算によって得ることを特徴とする請求項1記載の負荷の電流制御装置。
  3. 前記電圧差を電流に変換するためのゲイン及びオフセットを前記補正特性として予め記憶することを特徴とする請求項1又は2記載の負荷の電流制御装置。
  4. 特定温度条件に相当する抵抗値を示す負荷を接続した状態で、検査用の指示電流値に基づいて前記負荷に対する通電をフィードバック制御させると共に、このときに前記負荷に流れる電流を検査用の電流計で測定させ、該検査用の電流計による測定値に基づいて補正特性値を決定し、該決定した補正特性をそのときの温度条件及びその負荷に対応する補正特性として予め記憶させることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の負荷の電流制御装置。
  5. 前記複数の負荷が、車両用自動変速機において油圧制御を行うリニアソレノイドであって、前記負荷の温度を、油温センサで検出される自動変速機の作動油の温度から推定することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の負荷の電流制御装置。
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