JP3895222B2 - ライター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内蔵したガスタンクから噴出したガスに発火機構により点火させるライターのキャップに関し、特に簡単で確実かつ外れを防止したキャップの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ライターは、図2に示すように、ブタンなどの燃料を貯蔵するタンク4、燃料を噴出させる噴出ノズル6、この噴出ノズル6からの燃料の噴出を制御する操作レバー8およびこの操作レバー6の操作とともに噴出ノズル6から噴出する燃料に着火させる発火機構7を有するライター本体1と、噴出ノズル6を覆いライター本体1に取り付けられるキャップ 19 とを備え、噴出ノズル6から噴出したガスに発火機構7から発生する火花によって着火し、炎はキャップ 19の上部から出るように構成され、取扱いが簡単で便利なものである。
【0003】
ライターのキャップを含む上部構造は、図2に示すように、ライター本体1の頂部に金属製のキャップ19が被冠されている。このキャップ19には、噴出ノズル6に上に、火口20が形成されている。また、このキャップ19は、端面にキャップ19の位置決め用屈曲部22および両側面に一部分を内方へ切り起こして形成された固定用フック部21を有し、これによりキャップ19がライター本体1から容易に離脱しないように構成されている。
【0004】
このキャップ19をライター本体1の頂部に固定するために、ライター本体1の上部には、図3の拡大斜視に示すように、キャップ固定部30が設けられている。このキャップ固定部30は、略楕円形のリング状ベース31、このベースの両側から起立する1対の支柱32A、32Bおよびこれら支柱の外面に形成された略矩形状の凹部33により構成される。キャップ19の両面に形成された弾性を有するフック部21を、このキャップ固定部30の支柱32A、32Bの凹部33に係合(または嵌合)させることにより、キャップ19をライター本体1に組立固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、キャップ19は、ライター本体1の頂部に被冠して固定されるので、特に自動化された機械組立の場合には、キャップ19とライター本体1またはその頂部のキャップ固定部30との位置決めが困難であった。即ち、キャップ19のフック部21は弾性を有するので、自動化された機械組立の場合には、支柱32A、32Bの凹部33とキャップ19のフック部21が位置ずれしていても被冠可能であるので、正しい固定関係で確実に被冠(または組立)されたか否かの確認が困難であるという課題があった。
【0006】
また、不完全な位置決め状態で無理に組み立てると、キャップ19に歪みが生じ変形するおそれがあった。キャップ19の不完全な組立は、万一着火時などにから滑り落ちた場合に、キャップ19がライター本体1から離脱してしまうという解決しなければならない課題があった。
【0007】
そこで、本発明は、このような従来のライターが有する課題を解決するために考えられたものであり、キャップをライター本体に簡単且つ確実に組立可能であり、それによりキャップを離脱しにくくするライターを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のライターは、燃料を貯蔵するタンク、前記燃料を噴出させる噴出ノズル、該噴出ノズルからの前記燃料の噴出を制御する操作レバーおよび該操作レバーとともに前記噴出ノズルから噴出する燃料に着火させる発火機構を有するライター本体と、前記噴出ノズルを覆い前記ライター本体に取り付けられるキャップとを備えるライターにおいて、前記キャップには、内側に切り起こしたフック部を形成し、前記ライター本体の頂部に起立させた1対の支柱の外側面に前記キャップのフック部が係合する凹部と、該凹部と実質的に同じ幅で該凹部より浅く、該凹部に続く溝状部および該溝状部の上端近傍でエッジを左右に開いた位置決め用のテーパを有する前記フック部を案内する案内用ガイド部とを、前記キャップの取り付け方向に沿って形成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるライターの実施形態の構成および動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明によるライターの実施形態の主要部であるキャップ固定部の斜視図を示している。なお、説明の便宜上、従来技術と対応する部材には同様の参照符号を使用している。
【0012】
このキャップ固定部30は、例えば耐熱性プラスチックにより一体成型された略楕円形のリング状ベース31、このベース31の両側から起立する1対の支柱32A、32Bを有する。これら支柱32A、32Bの外側面35には、ベース31側に形成された凹部33およびこの凹部33と実質的に同じ幅で上方へ延びるキャップ案内用ガイド部34を有する。
【0013】
このガイド部34は、図1に示すように支柱32A、32Bの外35を窪ませた溝状部である。このガイド部34を構成する溝状部は、支柱32A、32Bの先端から凹部33へ延びる対向するエッジ36を形成する。しかし、このガイド部34を構成する溝の深さ(またはエッジ36の高さ)は、凹部33に比して浅い。好ましくは、この溝状のガイド部34のエッジ36間の間隔は、キャップ19のフック部21の幅に対応して設定され。また、エッジ36の上端(支柱32A、32Bの先端)近傍は、左右に開くテーパ36A、36Bが形成されている。
【0014】
本発明のライターに使用するキャップは、図2に示す従来例のキャップ19と同様の構成であってもよい。即ち、キャップ19の対向する両面に、それぞれ内側に切り起こした弾性を有するフック部21を有する。
【0015】
図1に示すキャップ固定部30を有するライター本体1にキャップ19を組み立てる際には、図1の上方からキャップ19を被冠する。即ち、キャップ19のフック部21を支柱32A、32Bに合わせて配置し、キャップ19を押し下げる。この際に、キャップ19のフック部21は、支柱32A、32Bに形成されたテーパ36A、36Bを有する溝状のガイド部34によりキャップ固定部30に対して正確に位置決めされる。
【0016】
もし、組立時にキャップ19とキャップ固定部30、特にその支柱32A、32B間に少しの位置ずれがあれば、テーパ36A、36Bによりフック部21が誘導されて正しく位置補正(位置決め)される。そして、キャップ19を十分に押し下げと、キャップ19のフック部21が支柱32A、32Bの凹部33にガイド(案内)され、この位置で弾性を有するフック部21がガイド部34の面から起き上がり、凹部33の上縁37に係合する。これにより、キャップ19をキャップ固定部30、即ちライター本体1に確実に固定し、両者を一体化する。
【0017】
以上、本発明によるライターの実施形態の構成および動作を説明した。しかし、この実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱することなく特定用途に応じて種々の変形変更が可能である。以上の実施形態においては、キャップ19のフック部21をキャップ固定部30の支柱32A、32Bのガイド部34と係合させた。しかし、支柱32A、32Bとキャップ19間には、相互に案内機能を有する別のガイド機構を設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のライターによると、次のような実用上の顕著な効果を奏することができる。即ち、キャップの組立時に、支柱に形成されたガイドに沿ってキャップとライター本体(またはキャップ固定部)との位置決めが確実に行われ、落下してもキャップは外れることはない。従って、組立製造が容易であり且つ組立不良(不具合)が生じないので、特に自動化した機械組立に好適であり、生産性が大幅に改善可能である。また、そのために必要な部品点数が増加することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるライターの実施形態の主要部であるキャップ固定部の斜視図である。
【図2】従来のライターのライター本体からキャップを分離した状態を示す斜視図である。
【図3】図2に示すライターのキャップ固定部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 ライター本体
4 タンク
6 噴射ノズル
7 発火機構
8 操作レバー
9 操作ローラ
19 キャップ
21 フック部
30 キャップ固定部
32A、32B 支柱
33 凹部
34 ガイド部
36A、36B テーパ

Claims (1)

  1. 燃料を貯蔵するタンク、前記燃料を噴出させる噴出ノズル、該噴出ノズルからの前記燃料の噴出を制御する操作レバーおよび該操作レバーとともに前記噴出ノズルから噴出する燃料に着火させる発火機構を有するライター本体と、前記噴出ノズルを覆い前記ライター本体に取り付けられるキャップとを備えるライターにおいて、
    前記キャップには、内側に切り起こしたフック部を形成し、
    前記ライター本体の頂部に起立させた1対の支柱の外側面に前記キャップのフック部が係合する凹部と、該凹部と実質的に同じ幅で該凹部より浅く、該凹部に続く溝状部および該溝状部の上端近傍でエッジを左右に開いた位置決め用のテーパを有する前記フック部を案内する案内用ガイド部とを、前記キャップの取り付け方向に沿って形成したことを特徴とするライター。
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