JP3893117B2 - バケット - Google Patents

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JP3893117B2
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康治 寺崎
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株式会社アトム農機
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタなどに装着使用するバケットに関するものである。
トラクタの三点リンクに装着使用するバケットである。
【0002】
【従来の技術】
従来のバケットは作動杆の長さが固定されているので、アオリの高いトラックへの積込みには困難であった。
このような問題を解決するものとして、出願人が先に提案した発明(特許文献1)がある。
【0003】
【特許文献1】
特許第2811293号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献では、未だバケットをより高い場所へ持ち上げるには困難がある。
バケット反転時の底板の角度が約60°のため、土砂、雪などが落ちきらない場合があった。
バケット高さが約3mでトラックの荷台に積込みが困難な場合があった。
【0005】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、下記のことができるものを提供しようとするものである。
1.バケットの反転角度を約80°として、土砂、雪などの落ちを良くした。
2.多段リンクにすることでバケット高さが約3.5mまで上がるようにした。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のものは下記のようになるものである。
すなわち、
請求項1記載の発明は、バケット本体2と支持枠3とから構成され、バケット本体2は正面方形の背面板2Aの底面に連設された底板2Bおよび左右側板2C、2Dとから構成され、支持枠3は、上下の横杆3A、3Bの両端に左右の縦枠3C、3Dを連設した正面方形に構成され、バケット本体2の背面板2Aの後面に配設され、左右の縦枠3C、3Dの上方位置には伸縮自在に構成された作動杆4の後端が第1ピン5で連結され、かつこの作動杆4の前端はバケット本体2における左右側板2C、2Dの下辺前端に第2ピン6で連結され、左右の縦枠3C、3Dの中央寄りの箇所と第3ピン7で連結された第1油圧シリンダ8の前端は、第4ピン9で作動杆4(角パイプ4A)の下面に連結され、一方、第1リンク12の下辺中央寄りの箇所は、第4ピン9で作動杆4に連結されると共に、当該第1リンク12の前端に第5ピン13で連結された第2リンク14の後端が左右の縦枠3C、3Dの下端に第6ピン15で連結され、第1リンク12の上辺中央寄りの箇所に第7ピン16で連結された第3リンク17の前端は作動杆4(伸縮杆4B)の前端近傍に第8ピン18で連結され、さらに、前端が第8ピン18で連結された第4リンク19の下辺中央寄りの箇所に第9ピン20で連結された第5リンク21の後端は第10ピン22で第1リンク12の後端に連結され、前端が左右側板2C、2Dの前端上部分に第11ピン23で連結されている第2油圧シリンダ24の後端は、第4リンク19の後端に第12ピン25で連結されていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
1は本発明のバケットで、バケット本体2と支持枠3とから構成されている。
そこで、バケット本体2は下記のように構成されている。
バケット本体2は正面方形の背面板2Aの底面に連設された底板2Bおよび左右側板2C、2Dとから構成されている。
【0008】
また、支持枠3は下記のように構成されている。
上下の横杆3A、3Bの両端に左右の縦枠3C、3Dを連設した正面方形に構成され、バケット本体2の背面板2Aの後面に配設されている。
図中、3Eは支持枠3の前面中央に突設したトップリンク連結用の縦枠、3F、3Fは支持枠3の前面中央に設けたロアーリンク連結用枠である。
左右の縦枠3C、3Dの上方位置には伸縮自在に構成された作動杆4の後端が第1ピン5で連結され、かつこの作動杆4の前端はバケット本体2における左右側板2C、2Dの下辺前端に第2ピン6で連結されている。
この場合、作動杆4は後方に位置する角パイプ4Aと、この角パイプ内に伸縮自在に嵌め込まれた伸縮杆4Bとから構成されている。
【0009】
左右の縦枠3C、3Dの中央寄りの箇所と第3ピン7で連結された第1油圧シリンダ8の前端は、第4ピン9で作動杆4(角パイプ4A)の下面に連結されている。
一方、第1リンク12の下辺中央寄りの箇所は、第4ピン9で作動杆4に連結されると共に、当該第1リンク12の前端に第5ピン13で連結された第2リンク14の後端が左右の縦枠3C、3Dの下端に第6ピン15で連結されている。
第1リンク12の上辺中央寄りの箇所に第7ピン16で連結された第3リンク17の前端は作動杆4(伸縮杆4B)の前端近傍に第8ピン18で連結されている。
さらに、前端が第8ピン18で連結された第4リンク19の下辺中央寄りの箇所に第9ピン20で連結された第5リンク21の後端は第10ピン22で第1リンク12の後端に連結されている。
前端が左右側板2C、2Dの前端上部分に第11ピン23で連結されている第2油圧シリンダ24の後端は、第4リンク19の後端に第12ピン25で連結されている。
【0010】
【発明の効果】
本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
トラクタの三点リンクを利用して本発明のバケットを装着し、トラクタを後進させることで、雪や土壌あるいは収穫物を当該バケット内に収納し、さらに、当該バケット内に所望する例えば箱入りの収穫物を収納する。
すなわち、
1.第1油圧シリンダ8を伸張させると、図10のごとく、作動杆4に連結されている第1リンク12が第3リンク17に作用し、伸縮杆4Bを押す。
この場合、作動杆4は必要分伸張することになる。
さらに、第1リンク12は第5リンク21に作用する。
また、第1リンク12に連結されている第5リンク21は第4リンク19に作用し、さらに、第4リンク19は第2油圧シリンダ24に作用し、第2ピン6を支点として鎖線の如くバケットは所定の高さに一定角度で上昇支持される。
2.この後、第2油圧シリンダ24を伸張させると、バケットは第2ピン6を支点として反転し、バケット内の収穫物を排出することができる。
3.当然のことながら、第1油圧シリンダ8と第2油圧シリンダ24を収縮させると、上述とは逆の作用を営むことになる。
このように、本発明のものでは多段リンクとし、作動杆の長さが伸縮自在であり、また、バケット本体は一定角度で上昇するため、箱入り野菜、コンテナ等をアオリの高いトラック等の高い位置に効率よく積込み収納できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図である。
【図2】支持枠の要部の斜視図である。
【図3】右側面図である。
【図4】左側面図である。
【図5】右方から見た分解斜視図である。
【図6】右方から見た分解斜視図である。
【図7】左方から見た分解斜視図である。
【図8】作用を説明する右側面図である。
【図9】作用を説明する右側面図である。
【図10】作用を説明する右側面図である。
【符号の説明】
1 バケット
2 バケット本体
3 支持枠

Claims (1)

  1. バケット本体(2)と支持枠(3)とから構成され、バケット本体(2)は正面方形の背面板(2A)の底面に連設された底板(2B)および左右側板(2C、2D)とから構成され、支持枠(3)は、上下の横杆(3A、3B)の両端に左右の縦枠(3C、3D)を連設した正面方形に構成され、バケット本体(2)の背面板(2A)の後面に配設され、左右の縦枠(3C、3D)の上方位置には伸縮自在に構成された作動杆(4)の後端が第1ピン(5)で連結され、かつこの作動杆(4)の前端はバケット本体(2)における左右側板(2C、2D)の下辺前端に第2ピン(6)で連結され、左右の縦枠(3C、3D)の中央寄りの箇所と第3ピン7で連結された第1油圧シリンダ(8)の前端は、第4ピン(9)で作動杆(4)の下面に連結され、一方、第1リンク(12)の下辺中央寄りの箇所は、第4ピン(9)で作動杆(4)に連結されると共に、当該第1リンク(12)の前端に第5ピン(13)で連結された第2リンク(14)の後端が左右の縦枠(3C、3D)の下端に第6ピン(15)で連結され、第1リンク(12)の上辺中央寄りの箇所に第7ピン(16)で連結された第3リンク(17)の前端は作動杆(4)の前端近傍に第8ピン(18)で連結され、さらに、前端が第8ピン(18)で連結された第4リンク(19)の下辺中央寄りの箇所に第9ピン(20)で連結された第5リンク(21)の後端は第10ピン(22)で第1リンク(12)の後端に連結され、前端が左右側板(2C、2D)の前端上部分に第11ピン(23)で連結されている第2油圧シリンダ(24)の後端は、第4リンク(19)の後端に第12ピン(25)で連結されていることを特徴とするバケット。
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