JP3885464B2

JP3885464B2 - Calculation system

Info

Publication number: JP3885464B2
Application number: JP2000143395A
Authority: JP
Inventors: 健一岡部; 茂樹平澤; 貞夫梅沢; 和正藤岡
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 2000-05-11
Filing date: 2000-05-11
Publication date: 2007-02-21
Anticipated expiration: 2020-05-11
Also published as: JP2001318888A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを用いた計算システムに係り、特に、インターネットに接続されたコンピュータからサーバに対して計算条件を入力することで、計算結果を入手することができるネットワークサービスに関する。
【０００２】
【従来の技術】
技術系の計算分野において、製品の構想設計時や設計初期には、設計対象を単純な形状にモデル化を行ない、公式等を用いた電卓による手計算により、設計変数の指針を検討する。また、公式計算をサポートする簡易計算プログラム等も利用されていることが知られている。これらの計算により、設計変数の目安を把握し、詳細な設計に移行する。次にCAEシステムにより詳細なモデル化を行い、有限要素法に代表される計算プログラムにより計算を行うことが知られている。これらの処理は、いずれも所有しているコンピュータを用いて計算処理を行う形態であり、計算プログラムは購入することが前提である。
【０００３】
この他に、インターネットを利用した計算サービスも知られている。インターネットで計算プログラムを有償または、無償で利用できるサイトにアクセスすることにより、計算プログラムを保有していなくても、計算処理を行うことができる。このような計算サービスには、株価情報の損益計算や環境影響評価の計算など様々な分野で利用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
公式を用いた電卓による手計算では、計算に時間を要したり計算ミスが起きる可能性があり、計算効率や計算結果の信頼性が損なわれる。また、設計における簡易計算を行なうプログラムが市販されているが、プログラムの導入、インストール、バージョンアップを行なう手間が発生する。
【０００５】
また、CAEシステムや有限要素法解析プログラムに代表される計算プログラムを利用するには、高度な利用技術や知識が必要となり、熟練者の育成には膨大な時間やコストを要する。
【０００６】
また、CAEシステムや計算プログラムは高価なプログラムであり、個々の設計者全てにライセンスを導入するには、高額なコストが必要になる。
【０００７】
このことから、プログラムをインターネットから必要に応じて、その都度入手するという仕組みが注目されている。これにより、安価なコストで高価な計算プログラムを利用することができる。
【０００８】
このような、インターネットによる計算サービスにおいては、計算条件入力画面により計算条件を入力して、計算実行ボタンにより計算を実行する。すると、サーバ側で計算を行い、計算結果を表示する画面が表示されるという手法が一般的である。
【０００９】
しかし、この方法で、計算終了までに時間の要する計算を行った場合は、サーバ側のセッションのタイムアウトにより計算が中断されてしまう可能性がある。解析プログラムを用いた規模の大きな計算においては、計算終了までに数時間を要するものもある。このような計算終了までに時間を要する計算を行うのは、上述した手法では実現できない。
【００１０】
また、使いやすいシステムにするためには、計算条件や計算結果を保存して再利用を行う手段も必要である。Webブラウザ上で動作するプログラムを開発し、計算条件や計算結果をファイルに保存するのは可能である。しかし、インターネット環境において、このようなプログラムを利用してファイルを保存する操作は、セキュリティの観点から危険な行為であり問題がある。更に、計算処理をサーバだけで行うのは、負荷が集中してしまうという問題がある。
【００１１】
本発明の目的は、インターネットを介して利用できる計算サービスにおいて、通常のサーバでは処理しきれない計算を実現する手段を持つ計算システムを提案することにある。
【００１２】
また、本発明の他の目的は、インターネットを介して利用できる計算サービスにおいて、サーバ側のセッションのタイムアウトによる計算の中断といった不具合を解消する計算システムを提供することにある。
【００１３】
また、本発明の他の目的は、計算内容及び計算の結果を第三者に閲覧ができないようにする計算システムを提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、インターネットに接続された利用者のコンピュータからサーバへ送信された条件に基づいて計算プログラムを用いて計算モデルの計算処理を行う計算システムにおいて、利用者に対して計算の種類の指定を促す手段と、この利用者に対して計算条件の入力を促す手段と、計算の識別ＩＤを作成する手段と、指定された前記計算の種類により前記計算プログラムを選択する選択手段と、前記計算条件から計算モデルを作成し前記選択された計算プログラムの入力フォーマットに従った入力データを作成する手段と、前記計算処理の能力ファクター、前記計算の種類による処理時間のファクターおよび、前記計算モデルの要素分割数から計算に必要となる時間を算出し、算出した時間が前記サーバ側のセッションのタイムアウトの時間を超えている場合は、計算の終了までに時間を要すると判断する手段と、前記選択された前記計算プログラムの実行を行う手段と、前記計算プログラムで実行された計算結果から計算結果レポートを作成し前記計算の識別ＩＤに基づいて前記利用者のコンピュータへ表示する手段と、を備え、計算の終了までに時間を要すると判断された場合は、利用者へ計算の識別ＩＤが表示された計算状況確認画面を表示するものである。
【００１５】
上記に記載のものにおいて、利用者へ前記計算の識別ＩＤの入力を促す計算状況確認画面を表示する手段を有し、入力された前記計算の識別ＩＤで実行されている計算が計算途中であれば計算中であるメッセージを記述した画面を前記利用者のコンピュータへ表示することが望ましい。
【００１６】
上記に記載のものにおいて、前記計算条件の入力は、１つまたは複数の入力画面を順に表示して条件の入力を促すことが望ましい。
【００１８】
上記に記載のものにおいて、前記計算が終了したことをメールで利用者へ送信する手段を備えたことが望ましい。
【００１９】
上記に記載のものにおいて、前記計算が終了したこと、及び前記計算結果レポートを表示するためのアドレスをメールで利用者へ送信する手段を備えたことが望ましい。
また、利用者のコンピュータへインターネットを介して接続されたローカルエリアネットワークを有し、前記計算プログラムは、前記ローカルエリアネットワークに接続された計算サーバに記憶されていることが望ましい。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における一実施形態について図面を参照して説明する。図１は、本実施形態の全体構成を示す構成図である。この図において、符号１０はサーバであり、ローカルエリアネットワークLANに接続されている。符号１０１、１０２は計算サーバであり、サーバ１０と同様にしてローカルエリアネットワークLANに接続されている。ローカルエリアネットワークLANは、インターネットINETに接続されている。符号１０３、１０４、１０５、…は各種の端末であり、インターネットINETに接続される。ここで、端末１０３、１０４、１０５、…は、それぞれCRTやLCD等の表示部とともに、キーボード、マウス等の入力部を有する。
【００２１】
次に、サーバ１０の詳細構成について説明する。図２は、サーバ１０の構成を示すブロック図である。この図において、符号１１は制御手段であり、ＣＰＵ等から構成され、各部の制御や、データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行なう。符号１２は、入力制御手段であり、インターネットINETを介して接続された端末から入力されるデータの制御、およびローカルエリアネットワークLANに接続された計算サーバから入力されるデータの制御を行う。符号１３は出力制御手段であり、インターネットINETを介して接続された端末に出力されるデータの制御、およびローカルエリアネットワークLANに接続された計算サーバに出力するデータの制御を行う。符号１４〜１８はいずれも記憶手段であり、それぞれ以下のファイルが格納、記憶されている。
【００２２】
まず、記憶手段１４には、計算制御プログラムが記憶されている。かかる計算制御プログラムは、例えば、端末の表示部に計算条件入力画面を表示させるプログラムや、計算結果レポートを表示するプログラム、計算プログラムのあるコンピュータに計算処理を依頼するプログラム等から構成される。なお、これらの動作については、いずれも後述する。次に、記憶手段１５には計算プログラムが記憶されている。計算プログラムは、計算の種類により複数存在する場合もある。記憶手段１６にはユーザ認証プログラムが記憶されており、ユーザ情報を格納したデータベースも含まれる。ユーザ認証プログラム１６は、システムの利用可否を決定する機能を有する。記憶手段１７には課金制御プログラムが記憶されている。課金取得の種類は、一定の料金である決められた日数を使用する形態、システムを利用した回数分課金される形態、ＣＰＵ時間等のコンピュータリソースの使用量により課金される形態等に分類される。記憶手段１８には計算情報データベースが記憶されている。データベースには、計算条件の入力に利用する材料物性等のデータが格納されている。以上の各プログラムは、制御手段１１によって用いられるものである。
【００２３】
次に、計算サーバ１０１の詳細構成について説明する。図３は、計算サーバ１０１の構成を示すブロック図である。この図において、符号１９は制御手段であり、ＣＰＵ等から構成され、各部の制御や、データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行なう。符号２０は、入力制御手段であり、ローカルエリアネットワークLANに接続されたサーバ１０から入力されるデータの制御を行う。符号２１は出力制御手段であり、サーバ１０に出力するデータの制御を行う。符号２２、２３はいずれも記憶手段である。記憶手段２２には計算仲介プログラムが記憶されている。かかる計算仲介プログラムは、制御手段１９において用いられるものであり、サーバ１０の制御手段１１に読み込まれた計算制御プログラムと連携して、データの送受信や計算プログラム２３の実行を行う。記憶手段２３には計算プログラムが記憶されている。計算プログラムは、計算の種類により複数存在する場合もあり、制御手段１９において用いられる。計算サーバ１０２の構成も同様である。
【００２４】
次に、本実施形態の動作について説明する。ここで、端末１０３、１０４、１０５、…は、それぞれサーバ１０と接続されて通信がおこなわれるが、説明の便宜上、サーバ１０には端末１０３が接続されたとして、以下説明を行なう。また、サーバ１０、計算サーバ１０１、１０２の記憶手段に記憶されている各プログラムは、制御手段１１または制御手段１９に読み込まれて処理を行うが、説明の便宜上、「…プログラムにより処理を行う」と表現する。
【００２５】
サーバ１０に端末１０３が接続されると制御手段１１は、この接続を入力手段１２を介して検知し、計算制御プログラム１４に従って端末１０３を制御する。図４および図５は、かかる計算制御プログラムの動作を示すフローチャートである。
【００２６】
まず、図４に示したステップSa1において、計算制御プログラム１４は、端末１０３の表示部に対し、図７に示すようなシステムへのログイン画面を表示させ、端末操作者に対して入力フィールド２０１についてユーザ名を、入力フィールド２０２についてパスワードを入力するように促す。端末１０３の表示部においては、マウスカーソルMCが表示され、所定の場所をクリックすることにより、種々の操作を行なえるようになっている。ボタン２０３の表示領域にマウスカーソルMCを位置させてクリック操作を行なうことで、入力したユーザ名とパスワードは制御手段１１に送られる。すると、これを検知した制御手段１１は、ユーザ認証プログラム１４により、利用登録がされているかの判定を行なう。ここで、登録されていないユーザ名とパスワードの場合は、ステップSa2に進み、端末１０３の表示部に対し、正しいユーザ名およびパスワードの入力を促すエラーメッセージを表示する。利用登録がされている場合は、手順をステップSa3に進ませて、計算制御プログラム１４により、端末１０３の表示部に対し、図８に示すような計算システムメニュー画面を表示するように制御する。これより、説明の便宜上ボタンの表示領域にマウスカーソルを位置させてクリック操作を行なうことを、ボタンをマウスで選択するというように表現する。
【００２７】
さて、この計算システムメニュー画面には、「構造計算」「振動計算」「伝熱計算」「流体計算」の各計算処理に対応するボタン２１１〜２１４が示されて、端末操作者に対し、いずれかの所望する処理を選択するように促される。端末操作者は目的の計算を行なうための項目に対応するボタンをマウスで選択する。以下、「構造計算」を選択した場合について説明する。「構造計算」に対応するボタン２１１をマウスで選択すると、計算制御プログラム１４により、端末１０３の表示部に対して図９に示す画面を表示するように制御する。目的の計算を行なう項目の選択は、階層構造になっており、選択操作を進めることで、最終的に目的の計算項目にたどり着く。ここでは、「梁計算」を選択した場合について説明する。梁計算ボタン２１５をマウスで選択することにより、計算種類は「構造計算」の「梁計算」に決定される。計算制御プログラム１４は、この計算種類を判断し、計算種類に応じた計算条件入力画面の表示や、計算に使用する計算プログラムを決定する。
【００２８】
かかる操作により、ステップはSa4に進み、計算制御プログラム１４により、端末１０３の表示部に対し、図１０に示すような計算種類に対応した、計算条件入力画面を表示するように制御する。
【００２９】
計算条件入力画面において、入力フィールド２１１の梁長の寸法を示す記号Lを説明するための説明図２２５を表示し、梁長を示す記号Lが何を意味するのかを明示することにより、入力フィールドへのデータの入力ミスの低減を図っている。入力フィールド２２１に入力する断面二次モーメントの値が不明な場合は、ボタン２２６をマウスで選択することにより、端末１０３の表示部に対し、図１１に示す断面二次モーメント計算画面を表示するように制御する。ここで、端末操作者は目的の断面形状に相当する図の範囲をマウスで選択すると、計算制御プログラム１４により、選択した形状の断面二次モーメント計算画面を、端末１０３の表示部に対して表示するように制御する。例えば、領域２２７をマウスで選択した場合は、正方形の断面の計算画面を表示を行い、領域２２８をマウスで選択した場合は、楕円の断面の計算画面を表示を行う。このように、断面形状を直感的に判断できる形式で表示し、それを選択することで、操作性の向上を図っている。断面二次モーメントの計算後、端末操作者は入力フィールド２２１に計算条件を入力し、ステップSa5に進む。入力する計算条件の項目が多い場合は、複数の入力画面に分かれている場合があり、画面を切り替えて入力を行なう。ステップSa5において、計算条件の入力時に、材料物性情報等の入力が必要となる場合は、物性値検索ボタン２２２をマウスで選択することにより、ステップSa6に進み、計算情報データベース１８により検索を行なう。計算情報データベースのヤング率の検索画面を図１２に示す。全ての計算条件を入力後、ボタン２２３をマウスで選択することにより、ステップSa7に進む。ステップSa5において、計算情報の検索が必要ない場合は、ボタン２２３をマウスで選択し、ステップSa7に進む。
【００３０】
ステップSa7において、計算制御プログラム１４は端末１０３に対して、図１３に示す入力情報確認画面を表示させる動作を行ない端末操作者に対し、入力情報一覧２３１により入力情報の確認を促す。端末操作者は入力情報に間違いが無いか確認を行う。次に、ステップSa8に進む。ステップSa8において、端末操作者は入力情報のチェックにミスがあれば、計算条件入力画面に戻るボタン２３２をマウスで選択する。これを検知した計算制御プログラム１４はステップSa4に戻り、端末１０３の表示部に対し、図１０の計算条件入力画面を再度表示するように制御する。端末操作者は、入力フィールド２２１の計算条件を修正しステップSa7まで進む。入力にミスが無ければ、端末操作者は、計算実行ボタン２３４をマウスで選択する。これを検知した計算制御プログラム１４は、図５のステップSb1に進む。
【００３１】
以下、説明するSb1〜Sb9の処理は、計算制御プログラム１４により自動的に処理される。ステップSb1において、計算種類や計算条件により、計算に時間を要するか判定を行う。ここでは、時間を要しないと判定された場合のステップSb2の処理を説明する。時間を要する場合の処理については後述する。
【００３２】
ステップSb2において、計算種類を判断し、計算条件の前処理が必要かを判定する。例えば、前処理が必要になるのは計算条件を加工した計算入力データを必要とする有限要素法を用いた計算プログラムの場合である。ここでは、前処理が必要となる有限要素法を用いた計算プログラムの場合について説明する。ステップSb2で前処理が必要と判断された場合は、ステップSb3に進む。ここでは、計算条件から計算モデルを作成し、自動要素分割を行なう。次に、ステップSb4に進み、計算プログラムの入力フォーマットに従った計算入力データを作成する。次に、ステップSb5に進む。ステップSb5では、計算サーバに計算処理を依頼するかを判定する。ここでは、計算に使用する計算プログラムがサーバ１０に存在することを前提として、計算サーバに処理を依頼しないステップSb6に進む処理を説明する。一方、計算プログラムがサーバ１０に存在しない場合は、計算サーバに計算処理を依頼する。計算サーバに計算処理を依頼する手順については、後述する。
【００３３】
ステップSb6では、計算入力データを計算プログラム１５に渡し、計算を実行する。次に、ステップSb7に進み、計算プログラム１５の計算結果を読み込む。次に、ステップSb8に進み、計算結果のレポートを作成する。次に、ステップSb9に進み、端末１０３の表示部に対し、計算結果のレポートを表示する。計算結果のレポートは、計算条件および計算結果を一覧表形式で表示を行う。また、必要があれば、グラフや図等の表示を行う。更に、３次元モデルの計算については、計算結果を３次元表示データに変換を行ない結果の表示を行なう場合もある。３次元表示データにおいては、専用ソフトにより表示を行なう。計算結果レポート表示の例を図１４に示す。
【００３４】
一方、ステップSb1で、前処理が不要と判断された場合には、ステップSb10に進み、計算条件を計算プログラム１５に渡し計算を実行する。その後の、ステップSb7からステップSb9までの処理は、上述の処理と同様である。
【００３５】
次に、ステップSb5において計算サーバへの計算処理を依頼する場合の手順について説明する。計算制御プログラム１４が、計算サーバに計算処理を依頼するのは、サーバ１０に目的の計算プログラムが存在しない場合、またはサーバ１０の負荷を分散させる場合であり、計算制御プログラム１４に制御情報が登録されている。ステップSb5で計算サーバへ計算処理を依頼すると判定された場合には、計算制御プログラム１４に登録された制御情報により、計算を依頼する計算サーバを決定し、ステップSb11に進む。ここでは、説明の便宜上、計算サーバ１０１が決定されたとして、以下説明を行なう。ステップSb11において、計算制御プログラム１４は計算サーバ１０１の計算仲介プログラム２２と、ローカルエリアネットワークLANを介して連携し、サーバ１０の出力制御手段１３から計算サーバ１０１の入力制御手段２０に対して、計算入力データの送信を行なう。計算仲介プログラム２２は、受信した計算入力データを一時的に格納し、ステップSb12へ進む。ステップSb12において、計算制御プログラム１４は計算仲介プログラム２２に対して計算の実行を依頼する。依頼を受けた計算仲介プログラム２２は、計算入力データを計算プログラム２３に渡し計算を実行し、ステップSb13に進む。ステップSb13において、計算制御プログラム１４は計算仲介プログラム２２と、ローカルエリアネットワークLANを介して連携し、計算サーバ１０１の出力制御手段２１からサーバ１０の入力制御手段１２に対して、計算結果データの受信を行なう。計算制御プログラム１４は受信した計算結果データを一時的に格納し、ステップSb7に進む。その後は上述と同様の処理を行なう。
【００３６】
次に、計算条件および計算結果の格納について説明する。製品の設計を行なう際に、計算条件を少しづつ変更して再計算を行ない、最適な設計変数を求めるパラメータサーベイが行われている。計算条件の入力項目が多い場合は、計算条件を再入力するのは手間がかかる。また、以前に行なった計算条件を修正して計算を行なうためには、入力した計算条件の保存が必要である。また、計算結果を保存することで、再度計算することなく以前に実行した計算結果を再表示することが可能になる。
【００３７】
計算条件を保存するには、図１３の計算条件保存ボタン２３３をマウスで選択する。これにより、端末１０３の表示部に図１５に示す計算条件保存画面が表示される。スクロール可能なテキスト領域２４１には、計算条件の項目をテキスト形式の専用フォーマットでで表示している。このテキストデータは、端末操作者がカット＆ペーストで端末１０３の記憶領域に保存可能である。
【００３８】
計算条件を修正して計算を行なう場合は、保存したテキストデータの項目をテキストエディタ等で修正し、図１０の計算条件テキスト入力ボタン２２３をマウスで選択する。これにより、端末１０３の表示部に図１６に示す計算条件テキスト入力画面が表示される。次に、修正したテキストデータを、テキスト領域２５１にカット＆ペーストで貼り付け、実行ボタン２５２をマウスで選択することで、計算条件がシステムに入力され、図１３の入力情報確認画面が端末１０３の表示部に表示される。続いて、計算実行ボタン２３４をマウスで選択することで計算を実行できる。
【００３９】
計算結果についても図１５と同様な画面により、テキスト形式の専用フォーマットで端末１０３の表示部に表示を行い、計算結果データを保存可能にしている。保存した計算結果データは、図１６と同様な画面により、テキスト領域にカット＆ペーストで貼り付け、実行ボタンをマウスで選択することで、計算結果のレポートを表示できる。
【００４０】
以上説明したものは、利用者が入力した計算条件や計算結果を、保存する手段を提供するものである。これにより、多くの計算条件の入力項目を計算において、計算条件を保存したテキストファイルをテキストエディタ等で修正することにより、計算条件入力画面において再度入力することなく、同様な計算を効率よく実行させることが可能である。これは、計算条件を少しづつ変更しながら計算を繰り返し、最適な設計変数を探り出す、パラメータサーベイに効果的である。また、計算結果を格納することで、過去の計算結果を容易に呼び出すことが可能であり、計算結果を比較した検証や分析を行い易いメリットがある。
【００４１】
次に、ステップSb1で、計算の終了までに時間を要すると判断された場合について説明する。利用する計算プログラムにより、計算に必要な処理時間は異なる。また、有限要素法等の計算プログラムにおいては、計算モデルの要素分割数が増加すると計算負荷も増加する。さらに、計算サーバの処理能力によっても処理時間は異なる。そこで、計算制御プログラム１４は、計算サーバの処理能力のファクター、計算プログラムの種類による処理時間のファクターおよび、計算モデルの要素分割数から計算負荷のファクターを算出するテーブル等を格納しており、各ファクターを掛け合わせることで計算に必要となる時間を算出し、算出した時間がセッションのタイムアウトの時間を超えている場合は、計算の終了までに時間を要すると判断する。これにより、セッションのタイムアウトにより計算が中断されることを防いでいる。
【００４２】
上述の処理で、計算の終了までに時間を要すると判断された場合は、計算制御プログラム１４が計算を受け付け、バックグラウンドによる計算を行い、計算終了後に計算終了を端末操作者に伝える手段と計算結果を表示する手段を端末操作者に提供する。
【００４３】
計算結果を表示する手段としては、次の３つを提供している。１つ目は「計算の識別IDをすぐに交付」である。これは、計算識別IDにより、計算状態を問い合わせることが可能であり、端末操作者が端末を使い続けている場合に有効である。２つ目は、「計算の識別IDをメールで交付」である。これは、計算の終了をメールの到着により知ることができ、計算の識別IDにより、計算結果を表示することが可能である。３つ目は「計算結果のURLをメールで交付」である。これも、計算の終了をメールの到着により知ることができ、計算結果のアドレス（URL）をWebブラウザに指定することで、計算結果を表示することが可能である。
【００４４】
以上のことにより、端末操作者にとってみれば、計算が終了するのをコンピュータの前で待つ必要が無く、空いた時間に計算が終了しているかを計算固有の識別IDやメールにより確認することができる。また、計算を一度に複数実行し、後でまとめて結果を表示するということも可能である。
【００４５】
ステップSb1おいて、計算に時間を要すると判断された場合は、図６のステップSc1に進む。ステップSc1で、「計算の識別IDをすぐに交付」を選択した場合は、ステップSc2に進み、端末１０３の表示部に図１７のような計算状況確認画面を表示する。計算の識別IDは入力フィールド２６１に表示されている。計算の識別IDは、計算制御プログラム１４により自動的に決定される。計算状況確認ボタン２６２をマウスで選択すると、入力フィールド２６１に指定された計算IDが、計算制御プログラム１４に渡される。指定された計算の識別IDで実行された計算が計算途中であれば、計算中であるとのメッセージを記述した画面を端末１０３の表示部に表示する。計算が終了していれば計算結果レポート画面を端末１０３の表示部に表示する。
【００４６】
次に、ステップSc1で「計算の識別IDをメールで交付」を選択した場合は、ステップSc3に進み、端末１０３の表示部に図１８のようなメールアドレスの入力を促す画面を表示する。端末操作者は、端末操作者のメールのアドレスを入力フィールド２７１に入力し、実行ボタン２７２をマウスで選択する。計算制御プログラム１４は、計算の終了後、端末操作者に計算の識別IDを記入したメールを送信する。端末操作者は、このメールを受け取ることにより計算の終了を知ることができる。端末操作者は、図１７の計算状況確認画面を表示させ、入力フィールドに計算の識別IDを入力し、計算状況確認ボタン２６２をマウスで選択することにより、計算結果レポートを端末１０３の表示部に表示することができる。
【００４７】
次に、ステップSc1で「計算結果のURLをメールで交付」を選択した場合は、ステップSc3に進み、端末１０３の表示部に図１８のようなメールアドレスの入力を促す画面を表示する。端末操作者は、端末操作者のメールのアドレスを入力フィールド２７１に入力し、実行ボタン２７２をマウスで選択する。計算制御プログラム１４は、計算の終了後、端末操作者に計算結果レポートを表示するための計算結果ページのアドレス（URL）を記入したメールを送信する。計算結果ページのアドレスには端末操作者の計算結果を表示するための識別IDが含まれている。端末操作者は、このメールを受け取ることにより計算の終了を知ることができる。端末操作者は、この計算結果ページのアドレスを用いてアクセスを行うことで、計算結果のレポートを端末１０３の表示部に表示することができる。
【００４８】
また、端末操作者は、計算識別ID一覧を実行することにより、端末操作者が行った計算の識別ID一覧を端末１０３の表示部に表示することができる。端末操作者の行った計算の識別IDは、端末操作者が入力したユーザ名・パスワードから特定することができる。計算識別ID一覧には、計算の識別IDと共に「計算実行中」および「計算終了」等の計算状況が表示される。端末操作者は、「計算終了」と表示された計算の識別IDを選択することで、計算結果のレポートを端末１０３の表示部に表示することができる。
【００４９】
また、計算結果のデータはサーバ１０に、２種類の方法で保存することができ、端末操作者はその選択を行える。１つ目は、期限付きで保存する方法である。定められた期限を経過した計算結果のデータは、計算制御プログラム１４により、自動的に削除される。２つ目は、端末操作者ごとに保存領域の上限を定め、その範囲内で期限に関わりなくデータを保存できる方法である。端末利用者は、保存領域の上限を申請することができる。そして、領域の大きさにより端末操作者に課金される仕組みになっている。計算結果のデータは、計算識別ID、結果保存日時、コメント等の各種情報と共に保存される。端末操作者は、計算結果保存データ一覧を実行することにより、端末操作者が保存した計算結果の一覧を各種情報と共に端末１０３の表示部に表示することができる。端末操作者は、目的の計算結果を選択することで、保存している計算結果を表示することができる。また、不要な計算結果は一覧表を利用して削除することができる。
【００５０】
【発明の効果】
本発明によれば、計算サーバによりサーバの負荷を分散することができ、計算条件および計算結果の保存と読み込み手段を提供することにより、効率の良い再計算や計算結果を比較した評価が行うことができ、計算に時間の要する計算を実行することができるインターネットを利用した計算システムの提供が可能となる。
【００５１】
また、インターネットを介して利用できる計算サービスにおいて、サーバ側のセッションのタイムアウトによる計算の中断といった不具合を解消することができる。
【００５２】
また、計算内容及び計算の結果を第三者に閲覧ができないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明における実施携帯の構成を示すブロック図である。
【図２】同実施形態におけるサーバの構成を示すブロック図である。
【図３】同実施形態における計算サーバの構成を示すブロック図である。
【図４】同実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図５】同実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図６】同実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図７】同実施形態におけるログイン画面の構成を説明するための図である。
【図８】同実施形態における計算システムメニュー画面の構成を説明するための図である。
【図９】同実施形態における構造計算の項目選択画面の構成を説明するための図である。
【図１０】同実施形態における計算条件入力画面の構成を説明するための図である。
【図１１】同実施形態における断面二次モーメント計算画面の構成を説明するための図である。
【図１２】同実施形態における計算条件検索画面の構成を説明するための図である。
【図１３】同実施形態における入力情報確認画面の構成を説明するための図である。
【図１４】同実施形態における計算結果レポート画面の構成を説明するための図である。
【図１５】同実施形態における計算条件保存画面の構成を説明するための図である。
【図１６】同実施形態における計算条テキスト入力画面の構成を説明するための図である。
【図１７】同実施形態における計算状況確認画面の構成を説明するための図である。
【図１８】同実施形態におけるメールアドレス入力画面の構成を説明するための図である。
【符号の説明】
１０…サーバ、１１、１９…制御手段、１２、２０…入力制御手段、１３、２１…出力制御手段、１４〜１８、２２、２３…記憶手段、１０１、１０２…計算サーバ、１０３、１０４、１０５…端末。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a calculation system using the Internet, and more particularly to a network service that can obtain calculation results by inputting calculation conditions to a server from a computer connected to the Internet.
[0002]
[Prior art]
In the technical calculation field, at the time of conceptual design of a product or at the initial stage of design, the design target is modeled into a simple shape, and guidelines for design variables are examined by manual calculation with a calculator using formulas. It is also known that a simple calculation program that supports official calculation is also used. By these calculations, the guideline of the design variable is grasped and the detailed design is shifted. Next, it is known that detailed modeling is performed by a CAE system and calculation is performed by a calculation program represented by a finite element method. Each of these processes is a form in which a calculation process is performed using a computer that the user owns, and it is assumed that a calculation program is purchased.
[0003]
In addition, a calculation service using the Internet is also known. By accessing a site where a calculation program can be used for a fee or free of charge on the Internet, calculation processing can be performed without having a calculation program. Such calculation services are used in various fields such as calculation of profit / loss of stock price information and calculation of environmental impact assessment.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the manual calculation by the calculator using the formula, the calculation may take time or a calculation error may occur, and the calculation efficiency and the reliability of the calculation result are impaired. In addition, a program for performing simple calculation in design is commercially available, but it takes time to introduce, install, and upgrade the program.
[0005]
Further, in order to use a calculation program represented by a CAE system or a finite element method analysis program, advanced utilization techniques and knowledge are required, and it takes enormous time and cost to train skilled personnel.
[0006]
Also, CAE systems and calculation programs are expensive programs, and expensive costs are required to introduce licenses to all individual designers.
[0007]
For this reason, attention has been focused on a mechanism for obtaining a program from the Internet whenever necessary. Thereby, an expensive calculation program can be used at a low cost.
[0008]
In such a calculation service via the Internet, calculation conditions are input on a calculation condition input screen, and calculation is executed by a calculation execution button. Then, the method of performing a calculation on the server side and displaying a screen for displaying the calculation result is common.
[0009]
However, if a calculation that requires time until the end of the calculation is performed with this method, the calculation may be interrupted due to a timeout of the session on the server side. Some large-scale calculations using an analysis program require several hours to complete the calculation. Such a calculation that requires time until the end of the calculation cannot be realized by the above-described method.
[0010]
In addition, in order to make the system easy to use, it is necessary to have a means for storing the calculation conditions and calculation results and reusing them. It is possible to develop a program that runs on a Web browser and save the calculation conditions and calculation results in a file. However, in the Internet environment, the operation of saving a file using such a program is a dangerous action and has a problem from the viewpoint of security. Furthermore, performing the calculation process only by the server has a problem that the load is concentrated.
[0011]
An object of the present invention is to propose a calculation system having means for realizing calculations that cannot be processed by a normal server in a calculation service that can be used via the Internet.
[0012]
Another object of the present invention is to provide a calculation system that solves a problem such as interruption of calculation due to timeout of a session on the server side in a calculation service that can be used via the Internet.
[0013]
Another object of the present invention is to provide a calculation system that prevents third parties from browsing the calculation contents and calculation results.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, the present invention provides:Means for prompting the user to specify the type of calculation in a calculation system that performs calculation processing of a calculation model using a calculation program based on a condition transmitted from a computer of a user connected to the Internet to a server; A means for prompting the user to input calculation conditions, a means for creating a calculation identification ID, a selection means for selecting the calculation program according to the specified type of calculation, and a calculation model based on the calculation conditions Means for creating input data in accordance with the input format of the selected calculation program, the calculation processing capacity factor, the processing time factor according to the type of calculation, and the number of element divisions of the calculation model Calculate the required time, and the calculated time exceeds the timeout time of the session on the server side. A calculation result report created from a calculation result executed by the calculation program, a means for determining that it takes time to complete the calculation, a means for executing the selected calculation program, Means for displaying on the user's computer based on the identification ID, and if it is determined that it will take time to complete the calculation, a calculation status confirmation screen displaying the calculation identification ID to the user is displayed. indicateIs.
[0015]
  In the above, there is means for displaying a calculation status confirmation screen prompting the user to input the calculation identification ID, and the calculation being executed with the input calculation identification ID is in the middle of calculation. For example, it is desirable to display a screen describing the message being calculated on the user's computer.
[0016]
  In the above description, it is desirable that the calculation condition is input by prompting one or a plurality of input screens to input the condition.
[0018]
  In the above description, it is desirable to provide means for transmitting to the user by e-mail that the calculation has been completed.
[0019]
  In the above description, it is preferable that the calculation is completed, and a means for transmitting an address for displaying the calculation result report to the user by mail is preferable.
  Further, it is preferable that the computer has a local area network connected to a user's computer via the Internet, and the calculation program is stored in a calculation server connected to the local area network.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a configuration diagram showing the overall configuration of the present embodiment. In this figure, reference numeral 10 denotes a server, which is connected to a local area network LAN. Reference numerals 101 and 102 denote calculation servers, which are connected to the local area network LAN in the same manner as the server 10. The local area network LAN is connected to the Internet INET. Reference numerals 103, 104, 105,... Are various terminals connected to the Internet INET. Here, the terminals 103, 104, 105,... Each have a display unit such as a CRT or LCD, and an input unit such as a keyboard and a mouse.
[0021]
Next, a detailed configuration of the server 10 will be described. FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration of the server 10. In this figure, reference numeral 11 denotes a control means, which is constituted by a CPU or the like, and controls each part, transfers data, performs various calculations, temporarily stores data, and the like. Reference numeral 12 denotes input control means for controlling data input from a terminal connected via the Internet INET and data input from a calculation server connected to the local area network LAN. Reference numeral 13 denotes output control means, which controls data output to a terminal connected via the Internet INET and data output to a calculation server connected to the local area network LAN. Reference numerals 14 to 18 are storage means, each of which stores and stores the following files.
[0022]
First, the storage unit 14 stores a calculation control program. Such a calculation control program includes, for example, a program for displaying a calculation condition input screen on a display unit of a terminal, a program for displaying a calculation result report, and a program for requesting calculation processing to a computer having the calculation program. These operations will be described later. Next, the storage unit 15 stores a calculation program. There may be a plurality of calculation programs depending on the type of calculation. The storage means 16 stores a user authentication program and includes a database storing user information. The user authentication program 16 has a function of determining whether the system can be used. The storage unit 17 stores a charging control program. The type of charge acquisition is classified into a form using a predetermined number of days, which is a fixed charge, a form charged for the number of times using the system, a form charged according to the amount of use of computer resources such as CPU time, etc. . The storage means 18 stores a calculation information database. The database stores data such as material properties used for inputting calculation conditions. Each of the above programs is used by the control means 11.
[0023]
Next, a detailed configuration of the calculation server 101 will be described. FIG. 3 is a block diagram showing the configuration of the calculation server 101. In this figure, reference numeral 19 denotes a control means, which comprises a CPU and the like, and controls each part, transfers data, performs various calculations, temporarily stores data, and the like. Reference numeral 20 denotes input control means for controlling data input from the server 10 connected to the local area network LAN. Reference numeral 21 denotes output control means for controlling data output to the server 10. Reference numerals 22 and 23 are storage means. The storage means 22 stores a calculation mediation program. Such a calculation mediation program is used in the control means 19, and performs data transmission / reception and execution of the calculation program 23 in cooperation with the calculation control program read by the control means 11 of the server 10. The storage unit 23 stores a calculation program. A plurality of calculation programs may exist depending on the type of calculation, and is used in the control means 19. The configuration of the calculation server 102 is the same.
[0024]
Next, the operation of this embodiment will be described. Here, the terminals 103, 104, 105,... Are connected to and communicate with the server 10, respectively. For convenience of explanation, it is assumed that the terminal 103 is connected to the server 10 and will be described below. Further, each program stored in the storage means of the server 10 and the calculation servers 101 and 102 is read and processed by the control means 11 or the control means 19, but for convenience of explanation, “... It expresses.
[0025]
When the terminal 103 is connected to the server 10, the control means 11 detects this connection via the input means 12 and controls the terminal 103 according to the calculation control program 14. 4 and 5 are flowcharts showing the operation of the calculation control program.
[0026]
First, in step Sa1 shown in FIG. 4, the calculation control program 14 displays a login screen to the system as shown in FIG. 7 on the display unit of the terminal 103, and the terminal operator is informed about the input field 201. The user name is prompted to enter a password for the input field 202. A mouse cursor MC is displayed on the display unit of the terminal 103, and various operations can be performed by clicking a predetermined place. When the mouse cursor MC is positioned in the display area of the button 203 and a click operation is performed, the input user name and password are sent to the control means 11. Then, the control means 11 that has detected this determines whether or not use registration has been made by the user authentication program 14. Here, if the user name and password are not registered, the process proceeds to step Sa2, and an error message prompting the user to input the correct user name and password is displayed on the display unit of the terminal 103. If usage registration has been made, the procedure proceeds to step Sa3, and the calculation control program 14 controls the display unit of the terminal 103 to display a calculation system menu screen as shown in FIG. Thus, for the sake of convenience of explanation, placing the mouse cursor in the button display area and performing a click operation is expressed as selecting a button with the mouse.
[0027]
Now, on this calculation system menu screen, buttons 211 to 214 corresponding to the respective calculation processes of “structure calculation”, “vibration calculation”, “heat transfer calculation”, and “fluid calculation” are shown. You are prompted to select the desired process. The terminal operator selects the button corresponding to the item for performing the target calculation with the mouse. Hereinafter, a case where “structural calculation” is selected will be described. When the button 211 corresponding to “Structure calculation” is selected with the mouse, the calculation control program 14 controls the display unit of the terminal 103 to display the screen shown in FIG. 9. The selection of an item for performing the target calculation has a hierarchical structure, and the target calculation item is finally reached by proceeding with the selection operation. Here, a case where “beam calculation” is selected will be described. By selecting the beam calculation button 215 with the mouse, the calculation type is determined as “beam calculation” of “structural calculation”. The calculation control program 14 determines the calculation type, and determines the calculation program to be used for calculation and display of the calculation condition input screen according to the calculation type.
[0028]
With this operation, the step proceeds to Sa4, and the calculation control program 14 controls the display unit of the terminal 103 to display the calculation condition input screen corresponding to the calculation type as shown in FIG.
[0029]
In the calculation condition input screen, an explanatory diagram 225 for explaining the symbol L indicating the dimension of the beam length in the input field 211 is displayed, and by clearly indicating what the symbol L indicating the beam length means, the input field To reduce mistakes in data input. When the value of the cross-sectional secondary moment input in the input field 221 is unknown, the cross-sectional secondary moment calculation screen shown in FIG. 11 is displayed on the display unit of the terminal 103 by selecting the button 226 with the mouse. To control. Here, when the terminal operator selects the range of the figure corresponding to the target cross-sectional shape with the mouse, the calculation control program 14 displays the cross-section second moment calculation screen of the selected shape on the display unit of the terminal 103. Control to do. For example, when the area 227 is selected with a mouse, a square cross section calculation screen is displayed, and when the area 228 is selected with a mouse, an elliptic cross section calculation screen is displayed. In this way, the cross-sectional shape is displayed in a format that can be intuitively determined, and by selecting it, the operability is improved. After calculating the cross-sectional secondary moment, the terminal operator inputs calculation conditions in the input field 221 and proceeds to step Sa5. If there are many items of calculation conditions to be input, there may be a plurality of input screens, and input is performed by switching the screens. If it is necessary to input material property information or the like at the time of inputting the calculation conditions in step Sa5, the physical property value search button 222 is selected with the mouse to proceed to step Sa6 and search is performed by the calculation information database 18. A search screen for Young's modulus in the calculation information database is shown in FIG. After inputting all the calculation conditions, the button 223 is selected with the mouse, and the process proceeds to step Sa7. If it is not necessary to search for calculation information in step Sa5, button 223 is selected with the mouse, and the process proceeds to step Sa7.
[0030]
In step Sa7, the calculation control program 14 causes the terminal 103 to display the input information confirmation screen shown in FIG. 13 and prompts the terminal operator to confirm the input information from the input information list 231. The terminal operator checks whether the input information is correct. Next, the process proceeds to step Sa8. In step Sa8, if there is an error in checking the input information, the terminal operator selects the button 232 for returning to the calculation condition input screen with the mouse. Upon detecting this, the calculation control program 14 returns to step Sa4, and controls the display unit of the terminal 103 to display the calculation condition input screen of FIG. 10 again. The terminal operator corrects the calculation condition of the input field 221 and proceeds to step Sa7. If there is no mistake in the input, the terminal operator selects the calculation execution button 234 with the mouse. The calculation control program 14 that has detected this advances to step Sb1 in FIG.
[0031]
  Hereinafter, the processes of Sb1 to Sb9 described below are automatically processed by the calculation control program 14. In step Sb1, calculation type and calculation conditionsByThen, it is determined whether the calculation takes time. Here, the process of step Sb2 when it is determined that time is not required will be described. Processing when time is required will be described later.
[0032]
In step Sb2, the type of calculation is determined, and it is determined whether preprocessing of calculation conditions is necessary. For example, pre-processing is required in the case of a calculation program using a finite element method that requires calculation input data obtained by processing calculation conditions. Here, a case of a calculation program using a finite element method that requires preprocessing will be described. If it is determined in step Sb2 that preprocessing is necessary, the process proceeds to step Sb3. Here, a calculation model is created from calculation conditions, and automatic element division is performed. Next, the process proceeds to step Sb4 to create calculation input data according to the input format of the calculation program. Next, the process proceeds to step Sb5. In step Sb5, it is determined whether to request calculation processing from the calculation server. Here, assuming that the calculation program used for the calculation exists in the server 10, the process of proceeding to step Sb6 in which the process is not requested to the calculation server will be described. On the other hand, when the calculation program does not exist in the server 10, the calculation process is requested to the calculation server. The procedure for requesting calculation processing from the calculation server will be described later.
[0033]
In step Sb6, the calculation input data is passed to the calculation program 15, and the calculation is executed. Next, proceeding to step Sb7, the calculation result of the calculation program 15 is read. Next, the process proceeds to step Sb8, and a calculation result report is created. Next, the process proceeds to step Sb9, and the calculation result report is displayed on the display unit of the terminal 103. The calculation result report displays calculation conditions and calculation results in a list form. If necessary, a graph or a figure is displayed. Furthermore, regarding the calculation of the three-dimensional model, the calculation result may be converted into three-dimensional display data and the result may be displayed. Three-dimensional display data is displayed by dedicated software. An example of the calculation result report display is shown in FIG.
[0034]
On the other hand, if it is determined in step Sb1 that the pre-processing is unnecessary, the process proceeds to step Sb10, the calculation condition is passed to the calculation program 15, and the calculation is executed. The subsequent processing from step Sb7 to step Sb9 is the same as the processing described above.
[0035]
Next, the procedure for requesting calculation processing to the calculation server in step Sb5 will be described. The calculation control program 14 requests the calculation server to perform calculation processing when the target calculation program does not exist in the server 10 or when the load of the server 10 is distributed, and control information is registered in the calculation control program 14. Has been. If it is determined in step Sb5 that the calculation process is requested to the calculation server, the calculation server that requests the calculation is determined based on the control information registered in the calculation control program 14, and the process proceeds to step Sb11. Here, for convenience of explanation, the following explanation will be given assuming that the calculation server 101 is determined. In step Sb11, the calculation control program 14 cooperates with the calculation mediation program 22 of the calculation server 101 via the local area network LAN, and calculates the calculation from the output control means 13 of the server 10 to the input control means 20 of the calculation server 101. Sends input data. The calculation mediation program 22 temporarily stores the received calculation input data, and proceeds to step Sb12. In step Sb12, the calculation control program 14 requests the calculation mediation program 22 to execute the calculation. Upon receiving the request, the calculation mediation program 22 passes the calculation input data to the calculation program 23 to execute the calculation, and proceeds to step Sb13. In step Sb13, the calculation control program 14 cooperates with the calculation mediation program 22 via the local area network LAN, and receives calculation result data from the output control means 21 of the calculation server 101 to the input control means 12 of the server 10. To do. The calculation control program 14 temporarily stores the received calculation result data, and proceeds to step Sb7. Thereafter, the same processing as described above is performed.
[0036]
Next, calculation conditions and calculation result storage will be described. When designing a product, a parameter survey is performed in which calculation conditions are changed little by little and recalculation is performed to find an optimum design variable. If there are many input items for the calculation conditions, it takes time to re-enter the calculation conditions. In addition, in order to perform the calculation by correcting the previously performed calculation condition, it is necessary to save the input calculation condition. In addition, by saving the calculation result, it is possible to redisplay the calculation result that has been executed before without calculating again.
[0037]
In order to save the calculation conditions, the calculation condition saving button 233 in FIG. 13 is selected with the mouse. Thereby, the calculation condition storage screen shown in FIG. 15 is displayed on the display unit of the terminal 103. In the scrollable text area 241, items of calculation conditions are displayed in a text format dedicated format. This text data can be saved in the storage area of the terminal 103 by the terminal operator by cut and paste.
[0038]
When the calculation is performed with the calculation condition corrected, the stored text data item is corrected with a text editor or the like, and the calculation condition text input button 223 in FIG. 10 is selected with the mouse. Thereby, the calculation condition text input screen shown in FIG. 16 is displayed on the display unit of the terminal 103. Next, the corrected text data is pasted into the text area 251 by cut and paste, and the calculation condition is input to the system by selecting the execution button 252 with the mouse, and the input information confirmation screen of FIG. Displayed on the display. Subsequently, the calculation can be executed by selecting the calculation execution button 234 with the mouse.
[0039]
The calculation result is also displayed on the display unit of the terminal 103 in a dedicated text format using the same screen as in FIG. 15, and the calculation result data can be saved. The saved calculation result data can be pasted in a text area by cut and paste on the same screen as in FIG. 16, and a calculation result report can be displayed by selecting an execution button with a mouse.
[0040]
What has been described above provides means for storing the calculation conditions and calculation results input by the user. As a result, in the calculation of input items for many calculation conditions, the text file that stores the calculation conditions is modified with a text editor, etc., so that the same calculation can be executed efficiently without being input again on the calculation condition input screen. It is possible. This is effective for a parameter survey in which calculation is repeated while changing calculation conditions little by little to find an optimum design variable. In addition, by storing calculation results, it is possible to easily recall past calculation results, and there is an advantage that it is easy to perform verification and analysis comparing the calculation results.
[0041]
Next, a case where it is determined in step Sb1 that it takes time until the calculation is completed will be described. The processing time required for calculation differs depending on the calculation program used. In a calculation program such as the finite element method, the calculation load increases as the number of element divisions in the calculation model increases. Furthermore, the processing time varies depending on the processing capacity of the calculation server. Accordingly, the calculation control program 14 stores a factor for calculating the processing load of the calculation server from the factor of the processing capacity of the calculation server, the factor of the processing time depending on the type of calculation program, and the number of element divisions of the calculation model. The time required for the calculation is calculated by multiplying the factors, and if the calculated time exceeds the time-out time of the session, it is determined that it takes time to complete the calculation. This prevents the calculation from being interrupted due to a session timeout.
[0042]
In the above processing, when it is determined that it takes time until the calculation is completed, the calculation control program 14 accepts the calculation, performs the calculation in the background, and transmits the calculation completion to the terminal operator after the calculation. A means for displaying the result is provided to the terminal operator.
[0043]
The following three are provided as means for displaying the calculation result. The first is “Issuance of ID for calculation immediately”. This is effective when the calculation status can be inquired by the calculation identification ID and the terminal operator continues to use the terminal. The second is “granting a calculation identification ID by e-mail”. The end of the calculation can be known by the arrival of the mail, and the calculation result can be displayed by the calculation identification ID. The third is “Issuance of URL of calculation result by e-mail”. In this case, the end of the calculation can be known by the arrival of the mail, and the calculation result can be displayed by specifying the address (URL) of the calculation result in the Web browser.
[0044]
From the above, for the terminal operator, it is not necessary to wait for the calculation to be completed in front of the computer, and it is possible to check whether the calculation is completed at the free time by using a unique identification ID or email. it can. It is also possible to execute multiple calculations at once and display the results together later.
[0045]
If it is determined in step Sb1 that the calculation takes time, the process proceeds to step Sc1 in FIG. When “Issue calculation ID immediately” is selected in step Sc1, the process proceeds to step Sc2 and a calculation status confirmation screen as shown in FIG. The calculation identification ID is displayed in the input field 261. The calculation identification ID is automatically determined by the calculation control program 14. When the calculation status confirmation button 262 is selected with a mouse, the calculation ID designated in the input field 261 is passed to the calculation control program 14. If the calculation executed with the specified calculation identification ID is in the middle of the calculation, a screen describing a message indicating that the calculation is in progress is displayed on the display unit of the terminal 103. If the calculation is completed, a calculation result report screen is displayed on the display unit of the terminal 103.
[0046]
Next, when “Issue calculation identification ID by mail” is selected in step Sc1, the process proceeds to step Sc3, and a screen for prompting input of a mail address as shown in FIG. The terminal operator inputs the mail address of the terminal operator in the input field 271 and selects the execution button 272 with the mouse. After the calculation is completed, the calculation control program 14 transmits an email in which the calculation identification ID is entered to the terminal operator. The terminal operator can know the end of the calculation by receiving this mail. The terminal operator displays the calculation status confirmation screen of FIG. 17, inputs the calculation identification ID in the input field, and selects the calculation status confirmation button 262 with the mouse, whereby the calculation result report is displayed on the display unit of the terminal 103. Can be displayed.
[0047]
Next, when “Issue URL of calculation result by mail” is selected in step Sc1, the process proceeds to step Sc3, and a screen for prompting input of a mail address as shown in FIG. The terminal operator inputs the mail address of the terminal operator in the input field 271 and selects the execution button 272 with the mouse. After the calculation is completed, the calculation control program 14 transmits an email in which the address (URL) of the calculation result page for displaying the calculation result report is displayed to the terminal operator. The address of the calculation result page includes an identification ID for displaying the calculation result of the terminal operator. The terminal operator can know the end of the calculation by receiving this mail. The terminal operator can display the calculation result report on the display unit of the terminal 103 by accessing using the address of the calculation result page.
[0048]
Further, the terminal operator can display the list of identification IDs calculated by the terminal operator on the display unit of the terminal 103 by executing the calculation identification ID list. The identification ID of the calculation performed by the terminal operator can be specified from the user name / password input by the terminal operator. The calculation identification ID list displays the calculation status such as “calculation in progress” and “calculation completed” along with the calculation identification ID. The terminal operator can display a calculation result report on the display unit of the terminal 103 by selecting the calculation identification ID displayed as “computation completed”.
[0049]
Further, the calculation result data can be stored in the server 10 by two kinds of methods, and the terminal operator can select the data. The first is a method of storing with a time limit. The calculation result data that has passed the predetermined time limit is automatically deleted by the calculation control program 14. The second is a method in which an upper limit of the storage area is set for each terminal operator, and data can be stored within the range regardless of the time limit. The terminal user can apply for the upper limit of the storage area. The terminal operator is charged according to the size of the area. The calculation result data is stored together with various information such as a calculation identification ID, a result storage date, and a comment. The terminal operator can display a list of calculation results stored by the terminal operator on the display unit of the terminal 103 together with various types of information by executing the calculation result storage data list. The terminal operator can display the stored calculation result by selecting the target calculation result. Unnecessary calculation results can be deleted using a list.
[0050]
【The invention's effect】
According to the present invention, the load on the server can be distributed by the calculation server, and efficient recalculation and evaluation by comparing the calculation results are performed by providing means for storing and reading calculation conditions and calculation results. Therefore, it is possible to provide a calculation system using the Internet that can execute calculations that require time.
[0051]
In addition, in a calculation service that can be used via the Internet, it is possible to solve problems such as interruption of calculation due to a timeout of a session on the server side.
[0052]
Further, it is possible to prevent the third party from viewing the calculation contents and the calculation result.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a mobile phone according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of a server in the embodiment.
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of a calculation server in the embodiment.
FIG. 4 is a flowchart showing the operation of the embodiment.
FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the embodiment.
FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the embodiment.
FIG. 7 is a diagram for explaining a configuration of a login screen in the embodiment.
FIG. 8 is a diagram for explaining a configuration of a calculation system menu screen in the embodiment.
FIG. 9 is a diagram for explaining a configuration of an item selection screen for structural calculation in the embodiment;
FIG. 10 is a diagram for explaining a configuration of a calculation condition input screen in the embodiment.
FIG. 11 is a diagram for explaining a configuration of a cross-sectional secondary moment calculation screen in the same embodiment.
FIG. 12 is a diagram for explaining a configuration of a calculation condition search screen in the same embodiment;
FIG. 13 is a diagram for explaining a configuration of an input information confirmation screen in the embodiment.
FIG. 14 is a diagram for explaining a configuration of a calculation result report screen in the embodiment.
FIG. 15 is a diagram for explaining a configuration of a calculation condition storage screen in the same embodiment;
FIG. 16 is a diagram for explaining a configuration of a calculation item text input screen according to the embodiment;
FIG. 17 is a diagram for explaining a configuration of a calculation status confirmation screen in the embodiment.
FIG. 18 is a diagram for explaining a configuration of a mail address input screen in the embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Server 11, 19 ... Control means, 12, 20 ... Input control means, 13, 21 ... Output control means, 14-18, 22, 23 ... Storage means, 101, 102 ... Calculation server, 103, 104, 105 … Terminal.

Claims

Means for prompting the user to specify the type of calculation in a calculation system that performs calculation processing of a calculation model using a calculation program based on a condition transmitted from a computer of a user connected to the Internet to a server ; A means for prompting the user to input calculation conditions, a means for creating a calculation identification ID, a selection means for selecting the calculation program according to the specified type of calculation, and a calculation model based on the calculation conditions Means for creating and creating input data in accordance with the input format of the selected calculation program;
The time required for the calculation is calculated from the calculation processing capacity factor, the processing time factor depending on the type of calculation, and the number of element divisions of the calculation model, and the calculated time is set as the time-out time of the session on the server side. If it exceeds, means for determining that it will take time to complete the calculation, means for executing the selected calculation program, and generating a calculation result report from the calculation result executed by the calculation program Means for displaying on the computer of the user based on the identification ID of the calculation;
And a calculation status confirmation screen on which a calculation identification ID is displayed to the user when it is determined that it takes time to complete the calculation.

The calculation according to claim 1, further comprising means for displaying a calculation status confirmation screen that prompts the user to input the identification ID of the calculation, and the calculation being executed with the input identification ID of the calculation is being calculated. If so, a calculation system displaying a screen describing a message being calculated on the user's computer.

The calculation system according to claim 1, wherein the calculation condition is input by prompting the user to input a condition by sequentially displaying one or a plurality of input screens.

2. The calculation system according to claim 1, further comprising means for transmitting to the user by e-mail that the calculation has been completed.

The calculation system according to claim 1, further comprising means for transmitting to the user by e-mail an address for displaying the calculation result report when the calculation is completed.

2. The computer system according to claim 1, further comprising: a local area network connected to a user's computer via the Internet, wherein the calculation program is stored in a calculation server connected to the local area network. A featured computing system.