JP3875385B2 - 光導波路素子及び光導波路素子の製造方法 - Google Patents

光導波路素子及び光導波路素子の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光導波路素子及び光導波路の製造方法に関し、特に、LiNbO3 基板にTiの拡散による光導波路(Ti拡散型LiNbO3 導波路)が形成された光導波路素子及び光導波路素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光導波路は、放射を一定領域に閉じ込め、そのエネルギの流れを経路の軸に平行に案内して伝搬させる機能を有する。そのため、現在では、光ファイバケーブルで代表される光の導波線路を光導波路に変えることによって、光学部品の小型化を図るようにしている。
【0003】
前記光導波路としては、例えばGaAs系、InP系の半導体導波路、Si上に酸化膜を形成したり、ガラス基板を用いる誘電体(ガラス)導波路、LiNbO3 やLiTaO3 結晶で構成した強誘電体結晶導波路がある。
【0004】
特に、光導波路型変調器等のように、光導波路を伝送する光ビームに電極を通じて情報を乗せるような光学素子としては、優れた電気光学特性を有するLiNbO3 結晶にTiを拡散させたTi拡散型LiNbO3 導波路が用いられる。
【0005】
このTi拡散型LiNbO3 導波路は、通常、図13に示すように、LiNbO3 基板100上に厚さ数100Åの金属Ti膜102を形成し、1000℃程度の温度で4〜10時間の熱拡散を経て作製される。
【0006】
そして、前記Ti拡散型LiNbO3 導波路は、図14に示すように、熱拡散によって生じるLiNbO3 基板100上のTi拡散部分における段差104が小さく、しかも、該段差104の表面がなめらかであることが、特性上、良いとされ、段差104の表面に起伏のある(一般に表面荒れと称している)ものは、光ビームの伝搬損失を増大させるため、好ましくないと考えられていた。
【0007】
そこで、従来では、前記表面荒れを防止するために、Ti拡散中に水蒸気を導入したり、Liを含む粉末(例えばLiNbO3 の粉末)を拡散炉内に配置したりすることが行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、光導波路の損失は、前記伝搬損失と光ファイバの光モードとの結合損失との組合せで決定される。ここで、前記結合損失とは、光導波路を伝送する光ビームのモード形状(光導波路における光軸と直交する面についての光ビームの形状)と光ファイバを伝送する光ビームのモード形状(光ファイバにおける光軸と直交する面についてのコア形状)との比で表され、この比が1よりも大きいあるいは小さくなるほど結合損失は大きくなる。
【0009】
前記LiNbO3 基板100の表面形状がなめらかな光導波路は、図14に示すように、Ti拡散部分における段差104の高さ分布が均一となっており、また、Tiの拡散分布についての光軸と直交する面の形状、即ち、光導波路を伝搬する光ビームのモード形状BSはほぼ円形とされている。これは、表面がなめらかであることによって、Tiの拡散がほぼ等方的に行われるからと考えられる。
【0010】
前記光導波路は、光の振動面(偏波面)をランダムに変えて伝搬させる一般的な光ファイバに対する結合損失は小さいのであるが、前記偏波面を一定の方向に保ちながら光ビームを伝搬させる偏波面保存ファイバ(polarization-maintaining fiber)の中で、光ビームのモード形状が円形でない光ファイバに対する結合損失は大きくなる。特に、光ビームのモード形状におけるアスペクト比が1でない光ファイバ、例えばコア形状が楕円形状の光ファイバに対する結合損失は非常に大きなものとなる。
【0011】
偏波面保存ファイバを用いて光学部品を作製する場合においては、該光学部品の光学特性(デバイス特性)に前記結合損失が大きく影響するため、多少の伝搬損失を犠牲にしてでも結合損失を小さくする必要がある。
【0012】
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、光ビームのモード形状が楕円状の光ファイバに対する結合損失を小さくすることができ、光学素子の損失不良をなくすことができる光導波路素子及び光導波路素子の製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
また、本発明の他の目的は、光導波路変調器等の光学部品に使用される偏波面保存ファイバに対する結合損失を小さくすることができ、前記光導波路変調器等を搭載した光学電子機器の性能向上を実現させることができる光導波路素子及び光導波路素子の製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明に係る光導波路素子は、LiNbO3 基板にTiの拡散による光導波路が形成された光導波路素子において、前記LiNbO 3 基板上にTi膜の酸化による段差が形成され、前記段差にTiの拡散による光導波路が形成され、前記段差の少なくとも側端部分が、前記段差の中央部分よりも盛り上がっていることを特徴とする
【0015】
これにより、LiNbO3 基板のうち、Ti拡散部分における段差の高さ分布は不均一となる。具体的には、Ti拡散部分の段差における少なくとも一方の側端部分が中央部分よりも盛り上がった状態とされ、この場合、Tiの拡散分布が前記盛り上がり部分の存在によって異方的となり、Tiの拡散分布についての光軸と直交する面の形状、即ち、光導波路を伝搬する光ビームのアスペクト比を変えることが可能となる。
【0016】
しかも、前記側端部分の盛り上がりを制御したり、Ti拡散源であるTi膜の幅を適宜選定することによって、所望のアスペクト比を有するモード形状を得ることができる。
【0017】
このように、本発明に係る光導波路素子においては、光ビームのアスペクト比の変わった光ファイバに対する結合損失を小さくすることができ、光学素子の損失不良をなくすことができる。これは、光学素子の歩留まりの向上につながり、光学素子を搭載した光学電子機器等の生産性の向上に寄与させることができる。
【0018】
そして、第1の本発明において、前記Tiの拡散分布が、前記光導波路に光学的に結合される偏波面保存ファイバとほぼ同じアスペクト比を有していてもよい。この場合、前記偏波面保存ファイバのコア断面形状が楕円形状であってもよい。
【0019】
これにより、光導波路変調器等の光学部品に使用される偏波面保存ファイバに対する結合損失を小さくすることができ、前記光導波路変調器等を搭載した光学電子機器の性能向上を実現させることができる。
【0020】
次に、第2の本発明に係る光導波路素子の製造方法は、LiNbO3 基板上にTi膜を形成する膜形成工程と、前記Ti膜が形成された前記LiNbO3 基板を熱処理して、前記LiNbO3 基板にTiを拡散させる熱拡散工程を含み、前記LiNbO3 基板への前記Tiの拡散が完了する前に前記熱拡散工程を終了することによって、前記LiNbO 3 基板上にTi膜の酸化による段差が形成され、前記段差にTiの拡散による光導波路が形成され、前記段差の少なくとも側端部分が、前記段差の中央部分よりも盛り上がっている光導波路素子を作製することを特徴とする。
【0021】
これにより、TiのLiNbO3 基板への拡散を途中で止めるような状態で光導波路が形成されることになる。この場合、光導波路の中央にTiの拡散残りができる程度で拡散工程が終了することとなるため、光導波路の中央における表面屈折率を上げることができ、LiNbO3 基板と光導波路の屈折率差を大きくとることができる。
【0022】
その結果、Tiの拡散分布についての光軸と直交する面の形状、即ち、光導波路を伝搬する光ビームの基板方向のモード形状を小さくすることが可能となり、しかも、Tiの拡散源であるTi膜の幅を適宜選定したり、熱拡散工程の終了時点を適宜選定することによって、所望のアスペクト比を有するモード形状を得ることができ、偏波面保存ファイバの光ビームのモード形状に光導波路の光ビームのモード形状をより近づけることができる。
【0023】
このように、本発明に係る光導波路素子の製造方法においては、光ビームのアスペクト比の異なる光ファイバに対する結合損失を小さくすることができ、光学素子の損失不良をなくすことができる。これは、光学素子の歩留まりの向上につながり、光学素子を搭載した光学電子機器等の生産性の向上に寄与させることができる。また、光導波路変調器等の光学部品に使用される偏波面保存ファイバに対する結合損失を小さくすることができ、前記光導波路変調器等を搭載した光学電子機器の性能向上を実現させることができる。
【0024】
そして、第2の本発明において、前記熱拡散工程の終了時点の決定を、拡散時間を制御することによって行うようにしてもよい。この場合、熱処理雰囲気の温度を制御しながら行ってもよい。
【0025】
特に、前記熱処理を酸化雰囲気で行う場合においては、前記熱拡散工程の終了を、前記Ti膜の酸化に伴う高さ方向への成長期間内であって、かつ、前記Ti膜の側端部分における成長高さが、該Ti膜の中央部分の成長高さよりも高い時点とすることが好ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る光導波路素子及び光導波路素子の製造方法を例えばクローズドループ方式の位相変調形光ファイバジャイロに搭載される光ICチップに適用した実施の形態例(以下、実施の形態に係る光ICチップと記す)を図1〜図12を参照しながら説明する。
【0027】
本実施の形態に係る光導波路素子が搭載される光ファイバジャイロは、図1に示すように、長尺の光ファイバ10(断面楕円形状のコアを有する偏波面保存ファイバ)が所定ターン巻回されてなるファイバコイル12と、光源14から導出された光ファイバ16と光検出器18に通じる光ファイバ20とを光学的に結合するカプラ22と、前記ファイバコイル12と前記カプラ22間に配された光ICチップ24を有している。この光ICチップ24は、例えばLiNbO3 基板26に所定形状の光導波路28(例えば、Y字光導波路)が形成されて構成され、該光導波路28上には位相変調器30と偏光子32とがマウントされている。上記光源14としては、例えばスーパルミネッセントダイオード(SLD)を用いることができる。
【0028】
この場合、ファイバコイル12から導出された光ファイバ10の2つの端部は、光ICチップ24との接合方向を規制する第1のアレイ34に固着され、また、カプラ22から導出された光ファイバの1つの端部(光源14から導出された光ファイバ16の端部)は、光ICチップ24との接合方向を規制する第2のアレイ36に固着され、これら第1及び第2のアレイ34及び36を通じて上記各光ファイバ10及び16のそれぞれの端部が光ICチップ24と光学的に結合されるようになっている。
【0029】
具体的には、図2Aに示すように、上記第1のアレイ34は、一主面に少なくとも一方の端面に向かって延びる2本の例えばV字溝(図示せず)が形成された基板34Aと、該基板34Aの前記V字溝を塞ぐための蓋基板34Bとで構成されている。上記2本のV字溝は、その間隔が光ICチップ24の光導波路28における2本の分岐路の光軸に合致する間隔と同じにされている。
【0030】
前記第1のアレイ34を組み立てる場合は、まず、上記基板34AのV字溝に光ファイバ10の2本の端部を這わせた後、光ファイバ10の偏波保存面を光導波路28を伝搬する光の偏波面の方向に合わせる(例えばコア断面の長軸方向を例えば水平方向に合わせる)。その後、上方から蓋基板34Bを被せて接着剤にて両者を接着し、上記第1のアレイ34の端面中、光ファイバ10の自由端側の端面34aを研磨することによって光ファイバ10への第1のアレイ34の固着作業が終了する。
【0031】
第2のアレイ36は、一主面に少なくとも一方の端面に向かって延びる1本のV字溝(図示せず)が形成された基板36Aと、該基板36Aの前記V字溝を塞ぐための蓋基板36Bとで構成されている。そして、この第2のアレイ36を組み立てる場合は、まず、上記基板36AのV字溝に光ファイバ16の1本の端部を這わせた後、光ファイバ16の偏波保存面を光導波路28を伝搬する光の偏波面の方向に合わせる(例えばコア断面の長軸方向を例えば水平方向に合わせる)。その後、その上方から蓋基板36Bを被せて接着剤にて接着し、第2のアレイ36の端面中、光ファイバ16の自由端側の端面36aを研磨することによって光ファイバ16への第2のアレイ36の固着作業が終了する。
【0032】
一方、光ICチップ24は、以下のようにして作製される。即ち、まず、例えばウェーハ(例えば、LiNbO3 基板26)の一主面(機能面)に、所定形状の光導波路28(図1参照)を形成すると同時に、該光導波路28上に偏光子32及び位相変調器30(図1参照)を形成して1枚のウェーハ上に多数の光ICパターンを形成する。
【0033】
その後、数個の光ICパターンを1組として、ウェーハから組単位に光ICパターンを切り出す(切断工程)。その後、各組の端面、特に上記第1及び第2のアレイ34及び36が接合される端面a及びb(図2A参照)を研磨処理する(研磨工程)。その後、各組から各々光ICパターンを切断して多数の光ICチップ24に分離する(チップ切断工程)。個々に分離された一つの光ICチップ24が光ファイバジャイロの光集積回路として使用されることとなる。
【0034】
そして、図2Aに示すように、1つの光ICチップ24に対して、すでに光ファイバ10及び16が固着された第1及び第2のアレイ34及び36がそれぞれ接合される。光ICチップ24の両端面a及びbのうち、偏光子32近傍の端面aに第2のアレイ36が、位相変調器30近傍の端面bに第1のアレイ34が光軸を合わせてそれぞれ接合される。
【0035】
各アレイ34及び36の接合においては、光出力が最も強くなるようにXYZの直交3軸方向と2芯の回転方向の光軸調整がとられながら接合(この場合、接着剤による接着)が行われる。
【0036】
このようにして、図1に示すように、光ICチップ24を搭載した光ファイバジャイロが作製されることになる。
【0037】
ここで、図3〜図7の製造工程図を参照しながら光ICチップ24の製造方法、特に光ICパターンの製造方法についての一具体例を説明する。この図3〜図7で示す製造工程図は、光ICチップ24のうち、偏光子32(図1参照)が形成されている領域Z1と、位相変調器30(同じく図1参照)が形成されている領域Z2と、アライメントマーク(図1では図示せず)が形成されている領域Z3の製造過程を示すものである。
【0038】
まず、図3Aに示すように、LiNbO3 基板26を洗浄処理する。
【0039】
その後、図3B示すように、LiNbO3 基板26上にフォトレジストを塗布してフォトレジスト膜50とする。
【0040】
その後、図3Cに示すように、フォトレジスト膜50を露光、現像処理して、後に光導波路が形成される部分とアライメントマークが形成される部分に開口(窓を含む)50aを形成する。
【0041】
次に、図4Aに示すように、フォトレジスト膜50の開口50aを含む全面にTi膜52を形成する。
【0042】
その後、図4Bに示すように、LiNbO3 基板26上のフォトレジスト膜50をリフトオフ処理して、該フォトレジスト膜50上に形成されていたTi膜52をフォトレジスト膜50と共に除去する。この時点で、光導波路が形成される部分とアライメントマークが形成される部分のみにTi膜52が残される。
【0043】
その後、図4Cに示すように、LiNbO3 基板26を熱拡散炉に投入して、熱処理を行う。この熱処理にてTi膜52が酸化されることによって、LiNbO3 基板26内にTiが拡散され、LiNbO3 基板26にTiの拡散による光導波路28が形成されると同時に、アライメントマークとなる部分にTi拡散領域54が形成される。
【0044】
その後、図5Aに示すように、前記Ti拡散領域54上にCr層56を形成する。このCr層56の形成によってアライメントマークが可視化され、位置決めのための光学的検出が可能となる。
【0045】
その後、図5Bに示すように、光導波路28上のうち、後に偏光子が形成される部分に、偏光子のバッファ層となる酸化物膜58を形成する。
【0046】
その後、図5Cに示すように、前記酸化物膜58上に、Al膜60を形成する。
【0047】
その後、図6Aに示すように、LiNbO3 基板26上にフォトレジストを塗布し、フォトレジスト膜62とする。
【0048】
その後、図6Bに示すように、フォトレジスト膜62を露光、現像処理して、後に位相変調器30の電極が形成される部分に開口(窓を含む)62aを形成する。
【0049】
次に、図7Aに示すように、フォトレジスト膜62の開口62aを含む全面に、多層構造の電極膜64を形成する。
【0050】
その後、図7Bに示すように、LiNbO3 基板26上のフォトレジスト膜62をリフトオフ処理して、該フォトレジスト膜62上に形成されていた電極膜64をフォトレジスト膜62と共に除去する。
【0051】
この時点で、光導波路28上に酸化物膜58とAl膜60との積層膜による偏光子が形成され、分岐された光導波路28の両側に電極膜64による電極が形成される。
【0052】
そして、本実施の形態に係る光ICチップ24においては、図4Cに示すTi膜52の熱拡散処理後におけるLiNbO3 基板26の形状、特に光軸と直交する面の形状を以下のようにしている。
【0053】
即ち、図8に示すように、LiNbO3 基板26の表面のうち、Ti拡散部分に対応する表面に段差80(Ti膜52の酸化反応に伴う段差)を有し、かつ、該段差80の両方の側端部分80aの高さTsを中央部分80bの高さTcよりも高くして、前記側端部分80aが中央部分80bよりも盛り上がった形状にしている。
【0054】
本実施の形態では、前記形状とするために、次に示すような処理を行うようにしている。
【0055】
まず、図3A〜図4Bに示す工程を経て、LiNbO3 基板26上にTi膜52を選択的に形成した後(図9A参照)、図4Cに示す工程にてTiのLiNbO3 基板26への熱拡散処理が行われるが、このとき、酸化雰囲気で行われることから、図9Bに示すように、LiNbO3 基板26上のTi膜52は、その酸化反応によって、酸化チタン(TiO2 )に変化していき、この酸化反応によって生じる段差80は、時間の経過に伴って高さ方向に成長していくことになる。
【0056】
前記段差80の高さ方向への成長は、段差80の側端部分80aと中央部分80bとでは、その成長の進度が異なることが実験によって判明した。その実験結果を図10に示す。図10Aは、実験に使用したサンプルの断面図であり、該サンプルは、本実施の形態に係る光ICチップ24と同様に、LiNbO3 基板26上にTi膜52を同じ蒸着条件で形成するようにしている。そして、Ti膜52の側端部分をA位置、中央部分をB位置として定義し、Ti膜52の酸化に伴う成長度合い(成長幅)をΔTと定義した。また、図10Bにおいて、A位置の特性を実線aで示し、B位置の特性を実線bで示す。
【0057】
理論的には、中央部分80bは上方からの酸化反応のみであるが、側端部分80aは上方からの酸化反応と横方向からの酸化反応の少なくとも2方向からの酸化反応が進むため、高さ方向の成長速度が中央部分80bよりも速くなると考えられる。
【0058】
高さ方向への成長の度合い(成長幅)は、Ti膜52の厚み等によってその最大値が決定され、成長幅ΔTが一旦最大値に達すると、その後は、時間の経過に伴って段差80の高さは徐々に低くなっている。これは、成長幅ΔTが一旦最大値に達した時点においてTi膜52の酸化反応が終了し、その後は、LiNbO3 基板26へのTi拡散のみが進行するからと考えられる。この高さ(成長幅)ΔTの時間に伴う減少は、Tiの拡散が終了した時点で飽和する。
【0059】
そして、図10Bの特性図において、熱拡散開始時点t0から中央部分80bが最大値に達する時点t3までの時間は、Ti膜52の酸化反応が進行している時間であり(この時間内においても、LiNbO3 基板26へのTi拡散が進行している)、特に、側端部分80aは、酸化反応の進度が中央部分80bよりも速いため、その最大値に達するまでの時間は、中央部分80bが最大値に達する時間よりも短い。
【0060】
前記側端部分80aが最大値に達した時点t1において、該側端部分80aの酸化反応が終了し、その後は、TiのLiNbO3 基板26への拡散によって徐々にその高さTsが減少していく。図9Cに段差80の側端部分80aが最大値に達した時点t1での段差80の形状を示し、図9D〜図9Fに高さが徐々に減少していく状態の段差80の形状を示す。
【0061】
この側端部分80aの高さTsの減少過程における段差形状の移り変わりは、まず、側端部分80aが最大値に達した時点t1(図9C参照)から、図9Dに示す形状を経た後、時点t2において、側端部分80aの高さTsと中央部分80bの高さTcとが一致し(図9E参照)、次の時点t3において、中央部分80bが最大値に達する。この時点t3では、側端部分80aの高さTsよりも中央部分80bの高さTcの方が大きくなっている。その後は、中央部分80bもTiのLiNbO3 基板26への拡散によってその高さTcが減少し始め、時点t4以降においては、側端部分80aの高さTsと中央部分80bの高さTcはほぼ同じになり(図9F参照)、この段階では、段差80の表面は非常になめらかな状態となっている。
【0062】
そして、本実施の形態においては、Ti膜52の酸化反応期間内(時点t0〜時点t3)のうち、段差80の側端部分80aが最大値に達した時点t1から該側端部分80aの高さTsと中央部分80bの高さTcとが一致する時点t2までの任意の時点(図9D参照)にて熱拡散処理を強制的に終了させる。即ち、LiNbO3 基板26へのTiの拡散が完了する前に熱拡散工程を終了させる。
【0063】
拡散終了時点の決定は、時間制御にて容易に行うことができるが、その他の方法としては、拡散時間を一定、例えば、従来と同じ時間(図10Bの時間軸で示すと、例えば時点t4までの時間)に設定しておく代わりに、拡散炉内の温度を低く設定して、時点t4において、前記時点t1から時点t2までの間に生じる現象と同じ現象を起こさせるようにしてもよい。
【0064】
このように、本実施の形態に係る光ICチップ24においては、LiNbO3 基板26のTi拡散部分(28、54)に対応する表面に形成された段差80(Ti膜52の酸化反応によって形成された段差)の側端部分80aを中央部分80bよりも盛り上がった形状にしたので、前記Ti拡散部分における段差80の高さ分布が不均一となり、Tiの拡散分布は、前記盛り上がり部分(側端部分80a)の存在によって異方的となる。その結果、図8に示すように、Tiの拡散分布についての光軸と直交する面の形状、即ち、光導波路28を伝搬する光ビームの基板方向のモード形状BSを小さくすることが可能となる。
【0065】
しかも、前記側端部分80aの盛り上がりを制御したり、Ti拡散源であるTi膜52の幅を適宜選定することによって、所望のアスペクト比を有するモード形状BSを得ることができる。
【0066】
従って、本実施の形態に係る光ICチップ24においては、光ビームのアスペクト比の異なる光ファイバに対する結合損失を小さくすることができ、光学素子の損失不良をなくすことができる。これは、光ICチップ24の歩留まりの向上につながり、光ICチップ24を搭載した光ファイバジャイロ等の光学電子機器の生産性の向上に寄与させることができる。
【0067】
特に、本実施の形態においては、光ICチップ24の製造方法において、LiNbO3 基板26へのTiの拡散が完了する前に熱拡散工程を終了するようにしている。これにより、TiのLiNbO3 基板26への拡散を途中で止めるような状態で光導波路28が形成されることとなって、光導波路28の中央にTiの拡散残りができる程度で拡散工程が終了することとなるため、光導波路28の中央における表面屈折率を上げることができ、LiNbO3 基板26と光導波路28の屈折率差を大きくとることができる。
【0068】
また、上述のように、熱拡散の終了を制御することによって、図8に示すように、LiNbO3 基板26のTi拡散部分に対応する表面に形成された段差80の側端部分80aを中央部分80bよりも盛り上がった形状にすることができ、Tiの拡散分布を異方的にすることができる。
【0069】
本実施の形態においては、段差80の側端部分80aを盛り上げるようにしているため、Tiの拡散分布の形状(光軸に直交する面の形状)に、当該光ICチップ24に光学的に結合される偏波面保存ファイバとほぼ同じアスペクト比を持たせることができる。
【0070】
更に、LiNbO3 基板26上に形成されるTi膜52の幅や厚みTを適宜選択することにより、光導波路28を伝搬する光ビームのモード形状BSを、例えば短軸3μm(縦)×長軸5μm(横)の断面楕円形のコアを有する偏波面保存ファイバを伝搬する光ビームのモード形状とほぼ同じ形状にすることができ、該偏波面保存ファイバとの結合損失を大幅に減少させることができる。本実施の形態では、前記光導波路28を伝搬する光ビームのモード形状BSを、前記偏波面保存ファイバを伝搬する光ビームのモード形状に対し、±5%程度の誤差範囲でほぼ同じにすることが可能である。
【0071】
また、本実施の形態に係る光ICチップ24の製造方法においては、図4Cに示す熱拡散処理において、Ti拡散が完了する前に熱拡散処理を強制的に終了させて、段差80の側端部分80aを中央部分80bよりも盛り上げた形状にしているが、この形状は、アライメントマークが形成される部分の段差においても同様に形成される。
【0072】
いままでは、図11に示すように、アライメントマークAMが形成される部分の段差80もその表面がなめらかに形成されていたことから、光学的にアライメントマークAMを検出するためには、LiNbO3 基板26やフォトレジスト膜82等と比べて光反射率の高い材料、例えばCr膜などの金属膜84を形成する必要があったが、本実施の形態に係る光ICチップ24のように、即ち、例えば図12に示すように、段差80の側端部分80aが盛り上がり形状とされていれば、光学的にその輪郭が明瞭に検出されるため、前記アライメントマーク用の金属膜84を形成する必要がなくなり、前記金属膜84を形成するためのマスク作製工程、洗浄や乾燥処理等を含む金属膜84の成膜工程等を省略することができ、製造工程の簡略化並びに工数の削減を図ることができる。
【0073】
前記実施の形態では、光ファイバジャイロに使用される光ICチップ24に適用した場合を示したが、その他、光通信の送受信モジュール、光ディスク(コンパクトディスク、CD−ROM、CD−R、光磁気ディスク等の円盤状記録媒体)の光ヘッド、光計算機用の演算素子、広帯域波長可変レーザ等において使用される光導波路素子にも適用することができる。
【0074】
なお、この発明は上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る光導波路素子によれば、LiNbO3 基板にTiの拡散による光導波路が形成された光導波路素子において、前記光導波路の少なくとも一方の側端部分を前記光導波路の中央部分よりも盛り上げるようにしている。
【0076】
このため、光ビームのアスペクト比の異なる光ファイバに対する結合損失を小さくすることができ、光学素子の損失不良をなくすことができるという効果を得ることができると共に、光導波路変調器等の光学部品に使用される偏波面保存ファイバに対する結合損失を小さくすることができ、前記光導波路変調器等を搭載した光学電子機器の性能向上を実現させることができるという効果が達成される。
【0077】
また、本発明に係る光導波路素子の製造方法によれば、LiNbO3 基板上にTi膜を形成する膜形成工程と、前記Ti膜が形成された前記LiNbO3 基板を熱処理して、LiNbO3 基板にTiを拡散させる熱拡散工程を含み、前記LiNbO3 基板への前記Tiの拡散が完了する前に前記熱拡散工程を終了することを特徴としている。
【0078】
このため、光ビームのアスペクト比の異なる光ファイバに対する結合損失を小さくすることができ、光学素子の損失不良をなくすことができるという効果を得ることができると共に、光導波路変調器等の光学部品に使用される偏波面保存ファイバに対する結合損失を小さくすることができ、前記光導波路変調器等を搭載した光学電子機器の性能向上を実現させることができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光導波路素子及び光導波路素子の製造方法を例えばクローズドループ方式の位相変調形光ファイバジャイロに搭載される光ICチップに適用した実施の形態例(以下、実施の形態に係る光ICチップと記す)が搭載される光ファイバジャイロを示す構成図である。
【図2】図2Aは本実施の形態に係る光ICチップと第1及び第2のアレイとの位置合わせ工程を示す説明図であり、図2Bは本実施の形態に係る光ICチップと第1及び第2のアレイとの光軸調整と接着工程を示す説明図である。
【図3】図3AはLiNbO3 基板の洗浄処理を示す工程図であり、図3Bはフォトレジスト膜の形成処理を示す工程図であり、図3Cはフォトレジスト膜に対する露光現像処理を示す工程図である。
【図4】図4AはTi膜の形成処理を示す工程図であり、図4BはTi膜に対するリフトオフを示す工程図であり、図4CはTi膜の熱拡散処理を示す工程図である。
【図5】図5AはCr膜の形成・パターニング処理を示す工程図であり、図5Bは酸化物膜の形成・パターニング処理を示す工程図であり、図5CはAl膜の形成・パターニング処理を示す工程図である。
【図6】図6Aはフォトレジスト膜の形成処理を示す工程図であり、図6Bはフォトレジスト膜に対する露光現像処理を示す工程図である。
【図7】図7Aは電極膜の形成処理を示す工程図であり、図7Bは電極膜のパターニング処理を示す工程図である。
【図8】本実施の形態に係る光ICチップにおいて、特にTi拡散部分における段差の光軸に直交する面の断面形状を拡大して示す断面図である。
【図9】図9AはLiNbO3 基板上にTi膜を形成した状態を示す断面図であり、図9Bは前記Ti膜の酸化反応に伴って段差が高さ方向に成長する段階を示す断面図である。図9Cは段差の側端部分が高さ方向の最大値に到達した段階を示す断面図であり、図9Dは段差の側端部分の高さが徐々に減少していく状態を示す断面図であり、図9Eは段差の側端部分の高さと中央部分の高さとが一時的に一致した状態を示す断面図であり、図9FはTi拡散が完全に終了した段階を示す断面図である。
【図10】図10Aは一つの実験例(Ti膜の酸化反応によって生じる段差の高さ方向への成長度合いをみた実験例)に使用したサンプルを示す断面図であり、図10Bは前記実験例の実験結果を示す特性図である。
【図11】一般的なアライメントマークの可視化処理(金属膜の形成処理)を示す断面図である。
【図12】本実施の形態に係る光ICチップの製造方法において、アライメントマークの可視化のための金属膜の形成処理を省略した状態を示す断面図である。
【図13】Ti拡散型LiNbO3 導波路の作製過程、特にLiNbO3 基板上にTi膜を形成した状態を示す断面図である。
【図14】従来の光導波路における光ビームのモード形状を示す説明図である。
【符号の説明】
10…光ファイバ 12…ファイバコイル
14…光源 16…光ファイバ
24…光ICチップ 26…LiNbO3 基板
28…光導波路 30…位相変調器
32…偏光子 34…第1のアレイ
36…第2のアレイ 52…Ti膜
56…Cr層 58…酸化物膜
60…Al膜 64…電極膜
80…段差 80a…側端部分
80b…中央部分 AM…アライメントマーク

Claims (7)

  1. LiNbO3 基板にTiの拡散による光導波路が形成された光導波路素子において、
    前記LiNbO 3 基板上にTi膜の酸化による段差が形成され、
    前記段差にTiの拡散による光導波路が形成され、
    前記段差の少なくとも側端部分が、前記段差の中央部分よりも盛り上がっていることを特徴とする光導波路素子。
  2. 請求項1記載の光導波路素子において、
    前記Tiの拡散分布が、前記光導波路に光学的に結合される偏波面保存ファイバとほぼ同じアスペクト比を有することを特徴とする光導波路素子。
  3. 請求項2記載の光導波路素子において、前記偏波面保存ファイバのコア断面形状が楕円形状であることを特徴とする光導波路素子。
  4. LiNbO3 基板上にTi膜を形成する膜形成工程と、
    前記Ti膜が形成された前記LiNbO3 基板を熱処理して、前記LiNbO3 基板にTiを拡散させる熱拡散工程を含み、
    前記LiNbO3 基板への前記Tiの拡散が完了する前に前記熱拡散工程を終了することによって、
    前記LiNbO 3 基板上にTi膜の酸化による段差が形成され、
    前記段差にTiの拡散による光導波路が形成され、
    前記段差の少なくとも側端部分が、前記段差の中央部分よりも盛り上がっている光導波路素子を作製することを特徴とする光導波路素子の製造方法。
  5. 請求項4記載の光導波路素子の製造方法において、
    前記熱拡散工程の終了は、拡散時間を制御することによって行われることを特徴とする光導波路素子の製造方法。
  6. 請求項4又は5記載の光導波路素子の製造方法において、
    前記熱拡散工程の終了は、熱処理雰囲気の温度を制御することによって行われることを特徴とする光導波路素子の製造方法。
  7. 請求項4記載の光導波路素子の製造方法において、
    前記熱処理が酸化雰囲気で行われ、
    前記熱拡散工程の終了は、前記Ti膜の酸化に伴う高さ方向への成長期間内であって、かつ、前記Ti膜の側端部分における成長高さが、該Ti膜の中央部分の成長高さよりも高い時点であることを特徴とする光導波路素子の製造方法。
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