JP3874923B2 - 換気扇連動ガスコンロ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、換気扇連動ガスコンロに関し、調理に際し発生する熱、煙および臭気成分を速やかに排出できる換気扇連動ガスコンロに関する。
【0002】
【従来の技術】
台所などでガスコンロを使用するときは、換気扇を作動させ、台所で空気不足による不完全燃焼を生じないようにしなければならない。特に、高気密住宅では換気扇なしでガスコンロを使用することはできない。このためガスコンロに点火すれば連動して換気扇が運転される換気扇連動ガスコンロが用いられる。またガスコンロが消火されれば、それに連動して、またはタイマによって消火後一定時間経過後に換気扇は停止される。これによって燃焼用空気が不足することなく、ガスコンロは安全に使用できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の換気扇連動ガスコンロでは、燃焼用の空気は確保されるが、ガスコンロによって調理をした場合に発生する熱、煙、臭については考えられていない。したがってフライパン上に炎を発生させる調理では、排気の温度が上昇し、体積が膨張して絶対排気量が減少し、台所が高温になるという問題がある。また焼肉、焼魚のような煙や臭気成分の発生する調理では、煙や臭気成分が排出されず、いつまでも台所に滞留するという問題がある。
【0004】
本発明の目的は、前記課題を解決し 台所内に熱がこもらず、また煙および臭気成分が滞留しない換気扇連動ガスコンロを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ガスコンロを点火すれば連動して換気扇を運転する換気扇連動ガスコンロにおいて、
排気の温度を検出する温度検出手段と、
排気中の煙および臭気成分の濃度を検出する環境検出手段と、
排気の温度が予め定める第1設定温度以上になるかまたは排気中の煙および臭気成分の濃度が予め定める第1設定濃度以上になれば換気扇による排気風量を増加する制御を行う制御手段とを含み、
前記制御手段は、排気の温度が前記第1設定温度以下の予め定める第2設定温度以下であり、かつ排気中の煙および臭気成分の濃度が前記第1設定濃度以下の予め定める第2設定濃度以下であれば、換気扇による排気風量を段階的に減少する制御をさらに行うことを特徴とする換気扇連動ガスコンロである。
【0006】
本発明に従う換気扇連動ガスコンロは、排気の温度と、排気中の煙および臭気成分の濃度とが検出され、これらが第1設定温度または第1設定濃度以上になれば換気扇の排気風量が増加される。これによって、ガスコンロを使用する台所などに熱がこもったり、煙や臭気成分が滞留することぐことができる。
【0008】
また、排気の温度が第2設定温度以下であり、かつ排気中の煙および臭気成分濃度が第2設定濃度以下であれば、換気扇の排気風量が段階的に減少される。これによって、無駄な換気ぐことができるとともに、換気扇の運転に伴う騒音を小さくすることができる。
【0009】
本発明は、前記制御手段は、ガスコンロ消火後も排気中の煙および臭気成分の濃度が第1設定濃度以上の期間、換気扇を運転させる制御をさらに行うことを特徴とする。
【0010】
本発明に従えば、ガスコンロが消火後も、煙および臭気成分の濃度が第1設定濃度以上であれば、換気扇が運転される。焼肉などの調理ではガスコンロの消火後も、煙および臭気成分が発生する。したがって煙および臭気成分の発生している間は換気扇を運転してこれらを速やかに排出する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態によって、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の換気扇連動ガスコンロの配置を示す立面図である。ガスコンロ1は、2〜4口のものがあるが、図1では、最も一般的な2口ガスコンロ1を示す。また2つのコンロ2,3の間にはグリル(魚焼器)4が設けられる。そしてガスコンロ1の上方には換気扇5が設けられる。
【0012】
2つのコンロ2,3とグリル4には立消え安全装置10が設けられる。図2は、立消え安全装置10の原理を説明するため断面図である。立消え安全装置10は、調理中に煮こぼれや風によって炎が消えた場合にガスを自動的に止め、生ガスが洩れるのを防ぐ。立消え安全装置10は、熱電対11の先端がパイロット炎12の中に挿入され、パイロット炎12が燃焼していると、熱起電力を発生し、その熱起電力によって電磁石13が励磁される。押釦16によって電磁石13に接触している鉄片14が、電磁石13で吸引保持され、安全弁15が開く構成である。パイロット炎12に点火するために、まず押釦16が押圧される。押釦16は、安全弁15と鉄片14と一体に構成され、鉄片14が電磁石13に接触するとともに、安全弁15が開き、ガスが矢符で示すように安全弁15を通って、パイロット炎12に流れ、図示しない点火手段によって点火され、さらに主炎に点火される。ガスコンロ2,3およびグリル4には、この他にガス量調節レバー17が設けられ、主炎のガス量が調節される。
【0013】
パイロット炎12が煮こぼれや風などによって消えると、熱電対11は熱せられないので、熱起電力の発生が停止され、電磁石13は消磁する。鉄片14および安全弁15はばね17によって図2に示す位置に戻り、ガスが安全弁15によって遮断される。さらにコンロ3には天ぷら油過熱防止装置21が設けられる。これは揚げ物中に電話などによってその場を離れることがあり、このとき天ぷら油に過熱引火して火炎が起きるのを防ぐものである。この装置21は、コンロ3の中心部に温度センサが突出し、これに天ぷらなべなどの鍋底が接触し、鍋底がたとえば300℃以上となれば、突起が膨張し、安全弁を閉じるものである。その詳細は本発明と直接関係がないので説明を省略する。
【0014】
図3は、換気扇5の排気風量を制御する制御手段20のブロック図である。コンロ2,3およびグリル4のうち少なくともいずれか1つが点火されると、それらに付属して設けられている立消え安全装置10から発生する熱起電力によって電磁波または赤外線が発生し、これがたとえばマイクロコンピュータなどで実行される制御手段20に送られる。また温度センサ6から温度情報が、環境センサ7から煙や臭気成分の情報が制御手段20に送られる。制御手段20は、これらの情報に基づいて換気扇5に運転・停止および排気風量の増減の指示をする。
【0015】
次に、図4に示すフローチャートに従って、制御手段20による本発明の換気扇連動コンロの制御について説明する。ステップa1でガスコンロ1が点火されているかどうか判断される。ガスコンロ1が点火しているとは、コンロ2,3、グリル4のうち少なくとも1つが点火されていることである。ガスコンロ1が点火されていれば、ステップa2で換気扇5が排気風量中で運転され、ステップa3で排気の温度tが測定され、ステップa4で排気中の煙および臭気濃度cが測定される。ステップa5で排気の温度tと第1設定温度t1とが比較され、t≧t1であればステップa6で換気扇5の排気風量が中から大に増量される。ステップa5でt<t1であればステップa7に進み、排気中の煙および臭気成分濃度cと第1設定濃度c1とが比較され、c≦c1であればステップa6で換気扇5の排気風量が中から大に増量される。ステップa7でc<c1であればステップa8に進み、排気の温度tと第2設定温度t2とが比較され、t≦t2であれば、ステップa9に進み、排気中の煙および臭気成分の濃度cと第2設定濃度c2とが比較されc≦c2であれば、ステップa10で換気扇5の排気量が中から小に減量される。ステップa8でt>t2であるかステップa9でc>c2であれば、ステップa11で換気扇5の排気量が中であることが確認される。ステップa12でガスコンロ1が点火していることが確認されれば、ステップa3に戻り、ステップa3〜a12がガスコンロ1の点火中繰返される。
【0016】
ステップa12でガスコンロ1が消されると、ステップa13に進み、排気中の煙および臭気成分の濃度cが測定され、ステップa14で第1設定濃度と比較され、c>c1ならばステップa16で換気扇5の排気風量が小とされ、ステップa13に戻る。ステップa14でc≦c1ならば、ステップa15で換気扇5を止める。
【0017】
図5は、本発明の他の実施の形態の換気扇連動ガスコンロの制御手段20による制御のフローチャートである。本実施の形態では、排気風量が大、小2段階切換の換気扇5が用いられる。制御の方法は先の実施の形態と類似しており、相違点について説明する。換気扇5の排気風量が2段階切換のため、先の実施の形態で中の排気風量での運転は小の排気風量の運転となる。またステップa8〜a10に相当するステップはない。
【0018】
さらに本発明の他の実施の形態として、コンロ数の多い大形のガスコンロに対して、これと連動する換気扇の排気風量の切換を4段階以上とし、ガスコンロの使用台数に応じた排気風量で換気扇を運転し、排気温度や煙および臭気成分濃度に応じて、排気風量を1段階増減する。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ガスコンロが点火されれば換気扇が連動して運転されるとともに、調理などによって高温の排気が発生したときや、煙および臭気成分が多く発生したときは、換気扇の排気風量が増加し、これらが台所などにこもることがない。逆に排気の温度が第2設定温度以下であり、煙および臭気成分が第2設定濃度以下であれば、換気扇の排気風量が段階的に減少される。これによって無駄な換気を防ぐことができるとともに、換気扇の運転に伴う騒音を小さくすることができる。さらにガスコンロが消後も煙および臭気成分が残っているときは、換気扇が運転されることによって煙および臭気成分を速やかに排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 換気扇連動コンロの立面図である。
【図2】 立消え安全装置10の断面図である。
【図3】 制御手段20のブロック図である。
【図4】 本発明の一実施の形態の制御手段20のフローチャートである。
【図5】 本発明の他の実施の形態の制御手段20のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ガスコンロ
2,3 コンロ
4 グリル
5 換気扇
6 温度センサ
7 環境センサ
10 立消え安全装置
20 制御手段

Claims (2)

  1. ガスコンロを点火すれば連動して換気扇を運転する換気扇連動ガスコンロにおいて、
    排気の温度を検出する温度検出手段と、
    排気中の煙および臭気成分の濃度を検出する環境検出手段と、
    排気の温度が予め定める第1設定温度以上になるかまたは排気中の煙および臭気成分の濃度が予め定める第1設定濃度以上になれば換気扇による排気風量を増加する制御を行う制御手段とを含み、
    前記制御手段は、排気の温度が前記第1設定温度以下の予め定める第2設定温度以下であり、かつ排気中の煙および臭気成分の濃度が前記第1設定濃度以下の予め定める第2設定濃度以下であれば、換気扇による排気風量を段階的に減少する制御をさらに行うことを特徴とする換気扇連動ガスコンロ。
  2. 前記制御手段は、ガスコンロ消火後も排気中の煙および臭気成分の濃度が第1設定濃度以上の期間、換気扇を運転させる制御をさらに行うことを特徴とする請求項1記載の換気扇連動ガスコンロ。
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