JP3863600B2 - 冷凍機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機械室の下方から空気を吸い込み、機械室の前面から排気する製氷機などの冷凍機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この様な冷凍機器は、たとえば実公平1−24535号公報(F25C1/00)などに記載されており、機械室の下側には脚が設けられており、機械室の床と、設置面との間には外気流入用の空間が形成されている。また、機械室の床には吸気口が大きく開口しており、空冷凝縮器が倒れた状態で設けられ、吸気口の上方を覆っている。この空冷凝縮器の上方には、送風機、圧縮機および電装品が配置されるとともに、機械室の前面には上下に各々排気口が形成されている。そして、送風機により、吸気口から外部の空気を吸い込んでおり、この吸い込まれた空気は空冷凝縮器を冷却し、ついで、空気の一部は圧縮機および電装品を冷却し、その後に、上または下の排気口から排気されている。
【0003】
この様に、機械室の下方から空気を吸い込み、前面から排気しているので、店内のカウンターの下などのように、冷凍機器の上側、左右両側および奥側に他の機器や壁が存在する場合にも、機械室の換気を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、周囲温度が常温(例えば30℃)の場合には、空冷凝縮器を冷却した空気は約45℃の温度となっており、この空冷凝縮器により逆に加熱されており、温度が上昇している。この温かい空気が、機械室に流入充満しているので、機械室の温度が上昇して、上側に配置されている冷凍機器の本体たとえば貯氷室に熱が侵入することがある。また、圧縮機は、この機械室の温かい空気で冷却されているので、圧縮機を冷却する効率が低下する。
【0005】
本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、機械室に温かい空気が充満することが少ない冷凍機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる冷凍機器(1)は、本体(2)下部に設けられている機械室(3)と、この機械室の床の下方に形成されている外気流入用の空間(12)と、機械室の前面に形成されている排気口(22)と、前記排気口の奥側に立設されている空冷凝縮器(26)と、この空冷凝縮器の奥側に配置されているとともに、機械室の背面壁(33)および天井壁(31)と間隔を有して前記空冷凝縮器より低く配置されている圧縮機(27)と、機械室の背面壁と圧縮機との間における機械室の床(10)に形成されている吸気口(41)と、前記機械室の床の吸気口から外気流入用の空間の空気を吸い込み、この空気を圧縮機の上側および横側の周囲、ついで、空冷凝縮器の順に送風し、前記排気口から外部に排気している送風機(24)とを備えている。
【0007】
また、送風機が空冷凝縮器と排気口との間に配置されている場合がある。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明における冷凍機器の実施の一形態を図1ないし図4を用いて説明する。図1は本発明にかかる製氷機の一部切欠き斜視図である。図2は図1の製氷機の説明図で、(a)が正面図、(b)が一部切欠き側面図である。図3は機械室の平面図である。図4は製氷機の配置図である。
【0009】
冷凍機器である小型製氷機1は、上部に貯氷庫2が、下部に機械室3が配置されている。貯氷庫2は断熱箱体で形成されているとともに、内部は上下に区画されて、上部が製氷室6、下部が貯氷室7となっている。そして、製氷室6で製氷された氷は貯氷室7に落下して貯められている。この貯氷室7の前面には、扉8が開閉自在に設けられており、この扉8を開けて、貯氷室7内の氷を取り出すことができる。
【0010】
また、機械室3の底面の四隅には各々、ゴムまたは金属製のアジャスタブル台脚9が設けられている。この台脚9により、機械室3の底面である床10と、製氷機1の設置面11との間に約20mm〜30mmの隙間が形成され、外気流入用の空間12となっている。
【0011】
機械室3の前面には、前面パネル21が着脱自在に取り付けられており、この前面パネル21の右側の部分には排気口22が形成されている。この排気口22の奥側には、送風機24が、その奥には例えばプレートフィン型の空冷凝縮器26が、さらに奥には圧縮機27が設けられている。空冷凝縮器26は機械室3の床10上に立設され、上端は機械室3の天井壁31すなわち貯氷庫2の底壁に近接している。一方、圧縮機27は機械室3の床10上に設置され、圧縮機27の上端と機械室3の天井壁31との間には空間32が形成されている。また、圧縮機27と機械室3の背面壁33との間にも空間34が形成されている。そして、空冷凝縮器26と圧縮機27とは、製氷室6に設けられている図示しない冷却器とともに冷凍サイクルを構成している。
【0012】
また、空冷凝縮器26の横側である左側には、電装品を収納している電装箱38が設けられ、この電装箱38の手前側は、前面パネル21で覆われている。そして、前面パネル21における電装箱38に対向する部分には、排気口22は形成されておらず、空気の流通を阻止している。さらに、機械室3の床10には、奥側の部分および電装箱38の下の部分に、吸気口41が形成されている。この吸気口41の下面を覆うエアーフィルター43が、機械室3の床10の下方に着脱自在に設けられている。
【0013】
この様に構成されている製氷機1が稼働すると、製氷室6において氷が製氷され、製氷された氷は落下して貯氷室7に貯められる。また、送風機24を運転し、図2(b)に図示するように、外気流入用の空間12の空気を吸気口41から機械室3内に吸い込んでおり、空気中のゴミは機械室3に吸い込まれる際に、エアーフィルター43で取り除かれている。また、機械室3に吸い込まれた空気は圧縮機27の横側および上側の周囲を通過し、ついで、空冷凝縮器26を通過して、送風機24に達し、排気口22から機械室3の外に排気されている。この送風機24の送風により、常温(例えば30℃)の場合には約80℃の圧縮機27、約45℃の空冷凝縮器26および運転停止時よりも高温となる送風機24は順に空冷されている。
【0014】
また、電装箱38の下の吸気口41からも空気が機械室3内に吸い込まれ、最高許容温度が約60℃の電装箱38を空冷しながら、圧縮機27および空冷凝縮器26の方に流れて、排気口22から排気されている。
【0015】
この様に、外気流入用の空間12の空気が、奥側に位置する吸気口41から機械室3内に吸い込まれているので、図2(b)に図示するように、製氷機1の前面の下側の空気が外気流入用の空間12に吸い込まれ、外気流入用の空間12の手前側から奥側に向かって流れている。
【0016】
また、製氷機1は、機械室3の下方から空気を吸い込み、前面パネル21の排気口22から排気しているので、図4に図示するように、製氷機1の奥側に壁Kが、また、左右両側に厨房機器S1,S2が配置されていても、機械室3内の換気を行うことができる。
【0017】
前述のように、実施の形態においては、空冷凝縮器26は空気の流れの下流側に設けられており、空冷凝縮器26を冷却した温かい空気は、直ぐに排気口22から排気されている。その結果、機械室3内に温かい空気が淀むことが少なくなる。
【0018】
ところで、空冷凝縮器26は空冷効率を向上するために、圧縮機27よりも高く構成され、機械室3の天井壁31との間の間隔が小さくなっているので、空冷凝縮器26を空冷した温かい空気は、背の低い圧縮機27を空冷した空気よりも、天井壁31に熱影響を与えやすい。したがって、空冷凝縮器26を圧縮機27の下流側すなわち手前側に設け、空冷凝縮器26と排気口22との距離を短くすると、短くなった分だけ、天井壁31は温められることが少なくなり、機械室3から貯氷庫2に侵入する熱が減少する。
【0019】
また、空冷凝縮器26の上流側に設けられている圧縮機27は、機械室3の天井壁31および背面壁33と間隔を有し、空間32,34が形成されている。この空間32,34を、吸気口41から吸い込まれた比較的冷たい外部の空気が流れているので、圧縮機27上方には温かい空気が淀むことが減少する。したがって、天井壁31から貯氷庫2に熱が侵入することを防止することができる。
【0020】
そして、電装箱38は空冷凝縮器26の横側に設けられており、圧縮機27および空冷凝縮器26を冷却した温かい空気が当たることがないので、電装箱38の温度が上昇することを防止することができる。しかも、電装箱38の下方にも、吸気口41が設けられ、比較的冷たい外部の空気が吸い込まれているので、さらに電装箱38の温度の上昇を抑えることができる。この様にして、電装箱38の温度を、最高許容温度たとえば約60℃以下にすることができる。特に、高温たとえば約80℃になる圧縮機27の下流側に配置されていないことが重要である。そして、従来例の様に、空冷凝縮器26および圧縮機27の下流側に、電装箱38が配置されていると、電装箱38に当たる空気の温度が、最高許容温度以上になって、電装箱38の内部の基板等が焼損することがある。
【0021】
さらに、空冷凝縮器26が立設した状態で設けられているので、機械室3の床10の上面が空冷凝縮器26で占拠されることがなく、他の機器たとえば送風機24、圧縮機27や電装箱38を床10上に設けることができる。したがって、他の機器を吊り下げたり、載置棚を設けたりする必要がなく、取り付け作業や取り付けコストを削減することができる。
【0022】
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)実施の形態において、冷凍機器は製氷機であるが、他の冷凍機器たとえば冷却貯蔵庫などであることも可能である。
【0023】
(2)実施の形態においては、空気は圧縮機27の上側および横側を通過しているが、少なくとも、圧縮機27の上側および横側を通過しているならば、圧縮機27の下側を通過することも可能である。
(3)実施の形態においては、電装箱38の下側にも、吸気口41が形成されているが、電装箱38の下側には吸気口41を形成しないことも可能である。
【0024】
(4)実施の形態においては、空冷凝縮器26の手前側に送風機24が設けられているが、空冷凝縮器26と圧縮機27との間や、圧縮機27の奥側などに配置することも可能である。しかしながら、空冷凝縮器26の手前側に送風機24を配置した方が、送風機24は他の機器よりもメンテナンスの頻度が高いので、保守点検が容易となる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、空冷凝縮器の上流側に圧縮機が設けられているので、圧縮機を十分に空冷することができる。また、空冷凝縮器が圧縮機の下流側に設けられ、かつ、機械室に吸い込まれた比較的温度の低い空気が、圧縮機の上側を通過しているので、機械室内に熱がこもることが減少するとともに、圧縮機上方の空気の温度が低くなり、機械室の上方に位置する冷凍機器本体に熱が侵入することを防止することができる。その結果、冷凍機器の冷却エネルギーのロスを減少させることができる。
【0026】
また、送風機が空冷凝縮器と排気口との間に配置されている場合には、送風機が手前側に配置され、保守点検作業が容易となる。この送風機は圧縮機や空冷凝縮器よりもメンテナンスの頻度が高いので、冷凍機器全体の保守点検の作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかる製氷機の一部切欠き斜視図である。
【図2】図2は図1の製氷機の説明図で、(a)が正面図、(b)が一部切欠き側面図である。
【図3】図3は機械室の平面図である。
【図4】図4は製氷機の配置図である。
【符号の説明】
1 製氷機(冷凍機器)
2 貯氷庫(本体)
3 機械室
10 床
12 外気流入用の空間
22 排気口
24 送風機
26 空冷凝縮器
27 圧縮機
31 天井壁
33 背面壁
41 吸気口

Claims (2)

  1. 本体下部に設けられている機械室と、この機械室の床の下方に形成されている外気流入用の空間と、機械室の前面に形成されている排気口と、前記排気口の奥側に立設されている空冷凝縮器と、この空冷凝縮器の奥側に配置されているとともに、機械室の背面壁および天井壁と間隔を有して前記空冷凝縮器より低く配置されている圧縮機と、機械室の背面壁と圧縮機との間における機械室の床に形成されている吸気口と、前記機械室の床の吸気口から外気流入用の空間の空気を吸い込み、この空気を圧縮機の上側および横側の周囲、ついで、空冷凝縮器の順に送風し、前記排気口から外部に排気している送風機とを備えていることを特徴とする冷凍機器。
  2. 前記送風機が空冷凝縮器と排気口との間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の冷凍機器。
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