JP3829545B2 - 動作チェック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動回路等の複数の出力素子及びこれら出力素子の出力端子の断線や短絡等の異常を検査する動作チェック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インクジェット方式のプリンタが広く用いられている。インクジェット方式の印字ヘッドには、ピエゾ抵抗素子(圧電素子)の変形によってインク滴を飛ばすピエゾ方式や、発熱素子の発熱による熱気泡の圧力でインク滴を飛ばすサーマル方式を用いたものがある。サーマル式には更にインク滴の吐出方向により二通りの構成があり、一つは発熱素子の発熱面に平行する方向にインク滴を吐出する構成のサイドシュータ型と呼称されるものであり、他は発熱素子の発熱面に垂直な方向にインク滴を吐出する構成のルーフシュータ型又はトップシュータ型と呼称されるものである。このルーフシュータ型の印字ヘッドを備えたプリンタは、消費電力が極めて小さくて済み、経済的であることが知られている。
【0003】
上記のような印字ヘッドには、設計上の方針にもよるが一般に64個、128個、又は256個というように極めて多数の圧電素子や発熱素子が、例えば300dpi(ドット/インチ)の密度(1mm当り約12個)で縦1列に並んで配置されており、これらは駆動回路の出力端子に接続されて駆動される。そのような駆動回路は、印字ヘッドが形成されるシリコンウエハのチップ基板上に、印字ヘッド製造の加工工程の前工程で、LSI形成処理技術により作成される。
【0004】
図9は、そのようなチップ基板の前工程の加工を終了した後の構成を模式的に示す平面図である。同図に示すように、チップ基板1上には、チップ基板1の長手方向に並設して形成された304個の出力素子としてのドライバ2(2−0、2−1、2−2、2−3、・・・2−3034)と、これらのドライバ2の先に夫々接続して形成された個別電極3と、これらの個別電極3の先に夫々接続して形成された出力端子としての内部パッド4からなる駆動回路が形成されている。この駆動回路には、上記のドライバ2の他に、特には図示しないが、ドライバ2に接続する論理回路も同じくLSI形成処理技術により形成されている。これら304個のドライバ2は、印字解像度が600dpiの印字ヘッド用の場合であれば、その配設ピッチ、つまり内部パッド4の配列ピッチpは42.3μmである。
【0005】
チップ基板1上には、長手方向の両端に上記のドライバ2を外部から駆動制御する制御信号線に接続するためのボンディングパッド5aや外部電源に接続するためのボンディングパッド5bも形成されている。これらボンデイングパッド5a及び5bの配設ピッチcは、印字ヘッドの解像度に関係なく設定でき、通常は200μmに設定される場合が多い。このように、前工程が終了した時点では、チップ基板1は、内部パッド4及びボンディングパッド5a、5b以外の部分は保護層によって覆われている。
【0006】
図10は、上記のチップ基板1に対する後工程の加工により印字ヘッドを形成した状態を示す平面図である。尚、同図はこれらの上に積層されている隔壁及びオリフィス板の図示を省略している。同図に示すように、チップ基板1上には、薄膜形成処理技術によって、304個の発熱部6がチップ基板1の長手方向に1列になって並設されている。これらの発熱部6は、一端を同じく薄膜形成処理技術によって形成された個別配線電極7により、内部パッド4及び個別電極3を介して駆動回路2と接続され、他端を同じく薄膜形成処理技術によって形成された共通電極8に接続されている。これら発熱部6、個別配線電極7及び共通電極8により304個の発熱素子が形成されている。
【0007】
図11は、図10のチップ基板1上の構成の等価回路を示す図である。尚、図11には、図10と同一の機能を有する部分には図10と同一の番号を付与して示している。図11に示すように、発熱部6の一方の端部に接続する共通電極8には、ボンディングパッド5bを介して外部から電力が供給される。発熱部6の他方の端部に個別配線電極7、内部パッド4及び個別電極3及を介して接続するドライバ2は、制御信号電極9に外部の制御部から入力される信号により選択的に通電制御される。
【0008】
図12は、図10に示すチップ基板1上に形成された印字ヘッドの1個の発熱素子部分のA−A′断面矢視図である。尚、図12には、図10では図示を省略した隔壁及びオリフィス板も示している。図12に示すように、チップ基板1の印字ヘッド10は、チップ基板1の上一面を覆う保護層11の上に形成された発熱抵抗体膜12と、この発熱抵抗体膜12をパターン化することにより形成された上述の発熱部6と、この発熱部6の両端部に夫々接続する上述の個別配線電極7及び共通電極8と、個別配線電極7の配設部全域を覆って積層された隔壁13と、この隔壁13の上に積層されたオリフィス板14とから成り、オリフィス板14にはインク吐出ノズルであるオリフィス15が上記の発熱部6に対向する位置に穿設され、共通電極8の上にはオリフィス板14との間に、隔壁13の厚さに対応する高さのインク流路16が形成されている。
【0009】
このインク流路16を介して外部のインクカートリッジ等からインクが発熱部6に供給される。発熱部6は個別配線電極7と共通電極8を介して図10の駆動回路2によって発熱駆動されて発熱し、発熱部6の表面に瞬時に膜気泡を発生させる。この膜気泡の成長圧力により、発熱部6上方のインクが、インク滴となってオリフィス15から図の矢印Bで示すように不図示の用紙面に向けて吐出される。
【0010】
ところで、上記のように印字ヘッド10の発熱部6を発熱駆動する駆動回路の内部に断線、短絡、その他の障害があると、発熱部6を正常に発熱駆動することができない。304個の発熱部6のうち、1個でも発熱不良があると、つまり304個のオリフィス15のうち、1個でもインクの吐出不良があると、正常な印字画像を形成することが出来ない。このような駆動回路の不良が、上述した後工程による印字ヘッド10を形成した後で発見されたのでは、後工程で多くの時間を不良品の製造に費やしたことになり、極めて効率が悪い。
【0011】
また、後工程による印字ヘッド10を形成した後での不良の発生は、駆動回路の不良によるものか、印字ヘッドの不良によるものか、つまり不良の原因が前工程にあったのか後工程にあったのかの判断がつけ難い。このように不良の原因が不明であると改善の対策が立たず極めて不都合である。
【0012】
したがって、前工程の終了段階で、駆動回路のドライバ2の動作テストを行って不良品を排除し、後工程には良品のみが供給されるようにする必要がある。しかし、そのようなドライバ2の動作テストを行うためには、図9に示す前工程終了後のチップ基板1の駆動回路の各端子、すなわちボンディングパッド5aと5b及び各ドライバ2の内部パッド4に、検査装置のプローブ(探針)を当てて検査する必要がある。
【0013】
ところが、ボンディングパッド5a及び5bにプローブを当てるのはボンディングパッド5a及び5bの配置ピッチcが200μmなので問題はないが、ドライバ2の出力が接続されている内部パッド4にプローブを当てるのは、印字ヘッド10の解像度が高い程、すなわち内部パッド4の配設ピッチpが細かいほど困難になってくる。図9の例のように解像度が600dpiであると内部パッド4の配設ピッチは42.3μmであるから、このような狭い間隔で304個ものプローブを用いて検査するのは生産効率を考慮すると実質的には不可能に近い。容易ではなく、予め検査装置そのものを特注する必要がある。しかし、これでは時間と費用が掛り過ぎるという問題が発生する。
【0014】
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、複数の出力素子及びこれら出力素子の出力端子の断線や短絡その他の異常を検査することが容易な動作チェック装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
以下に、本発明に係わる動作チェック装置の構成を述べる。
先ず、請求項1記載の発明の動作チェック装置は、複数の出力素子が配列された回路基板の上記出力素子及び該出力素子の出力端子の動作チェック装置であって、複数の上記出力端子の少なくとも一部の上記出力端子同士を短絡して接続するプローブと、複数の上記出力素子を順次動作させるタイミング発生装置と、上記プローブに抵抗を介して接続された電源と、上記プローブと上記抵抗の接続点の電位を検知する検知器と、を有し、上記検知器によって上記出力素子が動作したときの上記接続点の上記電位の状態を検知することにより上記出力素子及び上記出力端子の異常をチェックするように構成される。
【0016】
次に、請求項2記載の発明の動作チェック装置は、複数の出力素子が配列された回路基板の上記出力素子及び所定の上記出力素子毎に配列方向に対しほぼ直角方向に位置ずれした複数のグループよりなる上記出力端子の動作チェック装置であって、各上記グループの上記出力端子の少なくとも一部の上記出力端子同士を短絡して接続する複数のプローブと、各上記グループ毎の複数の上記出力素子を順次動作させるタイミング発生装置と、各上記プローブに各々抵抗を介して接続された電源と、各上記プローブと各上記抵抗の接続点の電位を検知する検知器と、を有し、上記検知器によって上記出力素子が動作したときの上記接続点の上記電位の状態を検知することにより上記出力素子及び上記出力端子の異常をチェックするように構成される。
【0017】
上記異常は、例えば請求項3記載のように、短絡又は断線である。そして、例えば請求項4記載のように、上記プローブは単位長さ当たりの抵抗値が一定であり、上記検知器によって上記出力素子が動作したときの上記接続点の上記電位の状態を検知することにより上記出力素子及び上記出力端子の断線及び絡をチェックするように構成される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施の形態における動作チェック装置のプローブとドライバの内部パッドとの当接関係を示す図である。尚、同図において動作チェック装置により動作チェックを受けるチップ基板の構成は図9に示したチップ基板1と同一の構成であるので、この図1のチップ基板の各部の構成には、図9と同一の番号を付与して示している。
【0019】
図1に示すように、動作チェック装置のプローブ18は、右端のドライバ2−0の内部パッド4から左端のドライバ2−303の内部パッド4まで304個の全てのドライバ2の内部パッド4に接続されて、全ての内部パッド4を短絡させた状態になっている。このように全ての内部パッド4に接続するのであるから、内部パッド4の配設ピッチpが如何に高密度であっても何等支障が無く、すなわち、プローブ18と内部パッド4との接続には、内部パッド4の配設ピッチpの影響を受けることがない。
【0020】
尚、この場合、プローブ18は、内部パッド4と接触する面を導電性ゴムなどの弾性体で構成するのが好ましく、これにより、適宜の押圧力をプローブ18に加えることにより、プローブ18と304個の内部パッド4との接触を確実にすることができる。
【0021】
図2は、図1に示した駆動回路の各ドライバ2と動作チェック装置のプローブ18及び図1では図示を省略したタイミング発生装置、検知器、検査用電源等との接続関係の等価回路を示す図である。図2に示すように、この動作チェック装置は、上述したプローブ18と、このプローブ18に抵抗22を介して接続された検査用電源23と、その抵抗22の接続点21に一方の端子を接続された検知器19と、この検知器19の他方の端子に接続されたタイミング発生装置24とで構成されている。上記の抵抗22の抵抗値は、プローブ18の抵抗値より充分大きく設定されている。
【0022】
上記のタイミング発生装置24は、同図に示す等価回路ではドライバ2の数と同じ数の端子25を、ドライバ2の制御信号電極9に夫々接続されているように示しているが、実際には、制御装置と駆動回路とを接続する場合と同様の接続方法でボンデングパッド5a及び5bを介してドライバ2の制御信号電極9に接続する。すなわち、実際にはタイミング発生装置24の端子25は、ボンデングパッド5a及び5bの数と同じ数だけであり、論理回路を介して、通常の制御装置が行うようにドライバ2を個々に駆動する。
【0023】
尚、このタイミング発生装置24は、本例ではチップ基板1に対して外付けとして説明しているが、チップ基板1に内蔵としても良い。その場合は、駆動回路の形成と同時にタイミング発生装置24及びプローブ18を駆動回路と同様にLSI形成処理技術によって形成してボンデングパッド5a及び5bにより外部の検査用電源圧23及び検知器19と接続するようにすると良い。
【0024】
図2に示すように、横一列に並んだ304個のドライバ2の出力は、上述したように内部パッド4を介してプローブ18で短絡されている。ドライバ2はオープンコレクタとなっているのでタイミング発生装置24からの駆動信号が印加されない状態では、ドライバ2はオープンコレクタとなっている。プローブ18の電位は検査用電源23の電圧V1となり、検知器19には電圧V1が入力される。抵抗22の抵抗値は上述したようにプローブ18の抵抗値よりも充分に大きいから、ここでドライバ2に駆動信号を印加してオンにすると、プローブ18の電位は略グランド(GND)電位となり、検知器19にはグランド電位が入力される。また、ドライバ2をオフにすると、ブロープ18の電位は検査用電源23の電圧V1になる。このことを用いて動作チェック装置は駆動回路が正常に動作するか否かを検査する。
【0025】
図3は、上述した構成の動作チェック装置による駆動回路の検査(動作チェック)を行う処理のフローチャートである。尚、この処理では、タイミング発生装置24は、カウンタKを用い、ドライバ2−0からドライバ2−303まで順に動作させる(駆動信号をオンにする)。その動作させるタイミングは検知器19にも出力される。検知器19はタイミング発生装置24から特定のドライバ2を動作させたときの動作状態を読み取り、正常であればタイミング発生装置24に次のドライバ2を動作させる信号を送り、異常であればエラー処理を行う。また、以下の説明では、カウンタKの値にカウンタ名と同じ「K」を用いている。 同図に示すように、先ず、カウンタKを「0」クリアして初期化して(ステップS1)、続いて、K番目のドライバ2(最初は01番目のドライバ2−0)への駆動信号をオン(K番目のドライバ2以外の駆動信号は全てオフ)にする(ステップS2)。
【0026】
検知回路19は、入力するプローブ18の電位がグランド(GND)電位になっているか否かを判別する(ステップS3)。この判別で、プローブ18の電位がグランド(GND)電位になっていれば(S3がY)、いま駆動信号を印加したドライバ2は、オンしている、すなわち正常に動作している。検知回路19は、ドライバ2が正常に動作していることをタイミング発生装置24に通知する。
【0027】
この場合は、タイミング発生装置24は、カウンタKの値Kを参照し、「K≧303」であるか否か、すなわち全てのドライバ2の検査が終了しているか否かを判別する(ステップS4)。そして、未だ全てのドライバ2の検査が終了していない場合は(S4がN)、カウンタKの値Kを「1」インクリメントして(ステップS5)、ステップS2に戻り、ステップS2〜ステップS4を繰り返す。これにより、ステップS3で異常が生じない、すなわち、「プローブ18の電位」≠「グランド(GND)電位」とならない限り、ステップS5からステップS2〜S4が繰り返されて、304個のドライバ2の動作チェックが進行する。
【0028】
そして、上記ステップS3で、「プローブ18の電位」≠「グランド(GND)電位」が検知回路19によって検出されたときは(S3がN)、ドライバ2は、オンしていない、すなわち、動作が不良であるか又は個別電極3が断線していることになる。したがって、この場合は、エラー処理を行う(ステップS8)。このエラー処理は、不図示のエラー処理装置にエラー信号を出力する処理である。エラー処理装置は、警告灯の点灯又は点滅、あるいは、ブザーの放音、あるいは、表示装置に不具合発生の報知表示などを行う処理装置である。
【0029】
また、上記ステップS3で、常に判別がY(「プローブ18の電位」=「グランド(GND)電位」)であれば、やがて、ステップS4で、カウンタKの値が「K≧303」となって304個の全てのドライバ2の動作チェックが一応終了したことが判明する(S4がY)。
【0030】
この場合は、先ず、オンしているドライバ2をオフにして(ステップS6)、続いて、検知回路19に入力するプローブ18の電位が検査用電源23の電位V1になっているか否かを判別する(ステップS7)。この判別で、プローブ18の電位が検査用電源23の電位V1になっていれば(S7がY)、異常がないので処理を終了する。
【0031】
一方、「プローブ18の電位」≠「検査用電源23の電位V1」であれば、駆動回路のどこかに上記のステップS3では検出できないような異常であるので(S7がN)、この場合は、ステップS8のエラー処理を行って処理を終了する。
【0032】
図4は、上記第1の実施の形態における変形例の等価回路を示す図である。尚、同図にはタイミング発生装置を図示していないが、図2のタイミング発生装置24と同様な構成のタイミング発生装置が設けられている。また、304個のドライバを、ドライバQ(Q303、Q302、Q301、Q300、・・・、Q0、Q1、Q2・・・Q303)で示している。また、本例では、図1に示したプローブ18を、単位長さ当たりの抵抗値が均一な構成のプローブ26として示している。
【0033】
したがって、等価回路は、図4に示すように、各ドライバQの出力、つまり図1の内部パッド4が、303個の抵抗アレーR(R302、R301、R300、R299、・・・、R0、R1、R2、・・・R302)で接続された形となる。これら303個の各抵抗R0〜R302の抵抗値は、各々同一の抵抗値となっている。
【0034】
また、ドライバQ303から抵抗R22及び検知器19までの間は、抵抗がほぽゼロあるいはプローブ26及び抵抗R22の抵抗値と比べて無視できるくらい低い抵抗の導線で接続される。
【0035】
図5は、上述した構成の動作チェック装置による駆動回路の検査を行う処理のフローチャートである。尚、この処理においても、図示を省略したタイミング発生装置は、カウンタKを用い、ドライバQ0からドライバQ303まで順に動作させる。その動作させるタイミングは検知器19にも出力される。検知器19はタイミング発生装置24から特定のドライバQを動作させたときの後述する電圧の変化を読み取り、正常であればタイミング発生装置24に次のドライバQを動作させる信号を送り、異常であれば異常に応じた各種のエラー処理を行う。また、以下の説明では、カウンタKの値にカウンタ名と同じ「K」を用いている。
【0036】
図5において、先ず、カウンタKを「0」クリアして初期化し(ステップS101)、続いて、K番目のドライバQ(最初はドライバQ0)のみに対して駆動信号をオンにする(ステップS102)。続いて、検知回路19により検出された電圧を参照して、後述する式(1)が成立しているか否かを判別する(ステップS103)。
【0037】
この処理では、ドライバQの最大番号個数を「n」(本例ではn=303)とし、抵抗22の抵抗値を「R22」とし、抵抗アレーRの均一な各抵抗値を「R」としたとき、K番目のドライバQをオンした時に検知器19に入力する電圧を「Vs」として、次式、
Vs=〔{R×(n−K)}/{R22+R×(n−K)}〕×V1 ・・・・・(1)が成立する。これを式(1)として上記のステップS103で演算することにより、検知回路19により検出された電圧Vsを検証している。
【0038】
そして、上記の式(1)が成立したときは(S103がY)、ドライバQは正常に動作しているのであり、この場合は続いてカウンタKの値が「K≧303」(全てのドライバQの検査が終了)か否かを判別し(ステップS104)、「K<303」なら未だ全てのドライバQの検査が終了していないので(S104がN)、カウンタKを「1」インクリメントして(ステップS105)、ステップS102に戻り、ステップS102〜ステップS104を繰り返す。
【0039】
一方、上記の式(1)が成立しないときは(S103がN)、この場合の不具合は2つある。これを次にチェックする。すなわち、次式、
Vs<〔{R×(n−K)}/{R22+R×(n−K)}〕×V1 ・・・・・(2)が成立するか否かを判別する。そして、式(2)が成立するときは(S106がY)、例えば図4に示すドライバQ300をオンしたとするとドライバQ300よりも検知器19に近い側のドライバQの出力、例えばe−f間又はf−g間に破線で示すように短絡が起きているか、或いは何れかのドライバQの出力がグランド(GND)に短絡しているかの異常である。したがって、この場合は、例えば短格異常がある旨を報知するなどの短格異常処理を行って(ステップS107)、処理を終了する。
【0040】
また、式(2)が成立しないときは(S106がN)、具体的にはVs=V1となる場合であるが、この場合はドライバQの出力線(例えば個別電極3)の断線あるいはドライバQの動作不良である。したがって、断線あるいは動作不良である旨を報知する等の断線又は動作不良の処理を行って(ステップS108)、処理を終了する。
【0041】
上記のステップS103における上述したような不具合が無いときは、304個のドライバQの駆動が順次進行して、ステップS104で「K≧303」となったことを確認して(S104がY)、駆動信号がオンとなっているドライバQの駆動信号をオフにする(ステップS109)。続いて、検知回路19に入力する電位Vsが検査用電位V1になっているか否かを判別する(ステップS110)。
【0042】
そして、「Vs=V1」であれば(S110がY)、異常がないので処理を終了する。一方、「Vs≠V1」なら、最初のドライバQ0が短絡していると考えられるのでQ0短絡の処理を行う。または、ステップS106でチェックができなかった異常があった場合は最終的に上記のテップS110の判別で「Vs≠V1」となって異常が検出されるので「その他の異常処理」を行って(ステップS111)、処理を終了する。
【0043】
図6は、第2の実施の形態における動作チェック装置のプローブとドライバの内部パッドとの当接関係を示す図である。同図に示すように本例では、304個のドライバT(T0、・・・、T301、T302、T303)の内部パッド4(4−0、・・・、4−301、4−302、4−303)のうち、0、2、4、・・・、302の偶数個目の内部パッドと、1、3、5、・・・、301、303の奇数個目の内部パッドとを、ドライバからの延出方向に相互にずらして配置している。つまり、内部パット4がチップ基板1のドライバTの配列方向に対しほぼ直角方向に、交互に位置ずれして配置されている。
【0044】
本例では2個のプローブ28及び29を用意し、図6に示すように、偶数番目の内部パッド4−0、・・・、4−302のパッド列にはプローブ28を当接させ、奇数番目の内部パッド4−1、・・・、4−301、4−303のパッド列にはプローブ29を当接させる。このようにすると、隣り合うドライバTは、互いに異なるプローブ28又は29に接続されることになる。
【0045】
図7は、上記第2の実施の形態における動作チェック装置と駆動回路の等価回路を示す図である。尚、同図におけるドライバ、内部パッド及びプローブの機能部には、図6の構成のドライバ、内部パッド及びプローブと同一の番号を付与して示している。また図7にはタイミング発生装置を図示していないが、図2のタイミング発生装置24と同様な構成のタイミング発生装置が設けられている。また、本例では、図7に示すように、夫々のプローブ28、29には所定の検査用電圧V1が、抵抗30又は31を介して接続されている。
【0046】
図8は、上記第2の実施の形態における動作チェック装置による駆動回路の検査を行う処理のフローチャートである。尚、この処理においても、図示を省略したタイミング発生装置は、カウンタKを用い、ドライバT0からドライバT303まで順に駆動信号を印加し、その印加のタイミングを検知器32に出力する。検知器32はタイミング発生装置から特定のドライバTを動作させたときのプローブ28又はプローブ29から入力する電圧を読み取り、正常であればタイミング発生装置に次のドライバTを動作させる信号を送り、異常であればエラー処理を行う。また、以下の説明では、カウンタKの値にカウンタ名と同じ「K」を用いている。
【0047】
図8において、先ず、カウンタKを「0」クリアして初期化し(ステップS201)、続いて、K番目のドライバT(最初はドライバT0)のみに対して駆動信号を印加(オン)する(ステップS202)。続いて、いまオンしたK番目のドライバT(以下、着目ドライバTという)がプローブ28とプローブ29のどちらのプローブに接続されているかを判断する(ステップS203)。この処理は、カウンタKの値Kが偶数か奇数かを判断する処理である。
【0048】
そして、カウンタKの値Kが偶数であれば、着目ドライバTはプローブ28と接続していると判断し(S203がY)、この場合は、検知回路32により検出されているプローブ28の電圧を参照して、プローブ28の電位がグランド(GND)電位であるか否か、つまり着目ドライバTが正常にオンしているか否かを判別する(ステップS204)。
【0049】
ここで着目ドライバTが正常にオンしていれば(S204がY)、更にプローブ29の電位が検査用電源電圧V1の電位であるか否かを判別する(ステップS205)。この処理は、着目ドライバTの個別電極3と、これに隣接するドライバTの個別電極3との間に短絡があるか否かを調べる処理であり、ここで、プローブ29の電位が検査用電源電圧V1の電位であれば正常であり(S205がY)、この場合は、続いてカウンタKの値が「K≧303」(全てのドライバTの検査が終了)か否かを判別し(ステップS206)、「K<303」なら未だ全てのドライバTの検査が終了していないので(S206がN)、カウンタKを「1」インクリメントして(ステップS207)、ステップS202に戻り、ステップS202〜ステップS206を繰り返す。
【0050】
上記のステップS205で、プローブ29の電位が検査用電源電圧V1の電位でない、すなわちグランド(GND)電位であると(S205がN)、これは隣接同士のドライバTで個別電極3が短絡していることを示している。したがって、この場合は、エラー処理を行う(ステップS208)。
【0051】
また、上記ステップS204で、プローブ28の電位がグランド(GND)電位でない、すなわち検査用電源電圧V1の電位であると(S204がN)、これは着目ドライバTがオンしていない、すなわち着目ドライバTが動作不良を起しているか又は個別電極3が断線していることを示している。したがって、この場合も、ステップS208に移行してエラー処理を行う。
【0052】
一方、上記ステップS203の判別で、カウンタKの値Kが奇数であれば、着目ドライバTはプローブ29と接続している(S203がN)。この場合は、検知回路32により検出されているプローブ29の電圧を調べ、プローブ29の電位がグランド(GND)電位であるか否かを判別し(ステップS209)、グランド(GND)電位であれば、着目ドライバTは正常にオンしている(S209がY)。この場合は、更にプローブ28の電位が検査用電源電圧V1の電位であるか否かを判別し(ステップS210)、プローブ28の電位が検査用電源電圧V1の電位であれば正常であるので(S210がY)、上記のステップS206の処理に移行する。
【0053】
もし、上記のステップS210で、プローブ28の電位が検査用電源電圧V1の電位でないときは、隣接同士のドライバTで個別電極3が短絡しているので(S210がN)、上記のステップS208のエラー処理に移行する。また、ステップS209でプローブ29の電位がグランド(GND)電位でないときは(S209がN)、着目ドライバTが動作不良を起しているか又は個別電極3が断線しているので、この場合も、ステップS208のエラー処理に移行する。
【0054】
このように、駆動回路のドライバの動作不良、断線、短絡等の不具合を、内部パッド毎にプローブを立てることなく、図1に示したように1個のプローブを全部の内部パッドに一括して接触させるか、又は図6に示したように複数個のプローブを、グループ分けした内部パッドに夫々一括して接触させて、駆動回路の検査を行うことができる。
【0055】
尚、図1では304本の出力端子(内部パッド4)を一つのプローブで接続したが、プローブが容易に当接できる数の出力端子毎に分けて複数のプローブを当接させ、各プローブを並行して同時に検査しても良い。例えば50本の出力端子を同時に短絡すると本例の場合は1本のプローブの長さは42.3μm×50≒2.1mm となり、このようなピッチであれば容易にプロープの当接が可能である。図6の構成にも同様な考え方が適用できる。
【0056】
また、図6においては奇数番目同士と偶数番目同士の内部パッド4をプローブ28、29で短絡したが、これは例えば内部パッド3個毎、4個毎のように更に多くのグループに分けても良いし、プローブ28、29を図4に示すような単位長さ当たりの抵抗値が均一なプローブ26のように構成しても良い。
【0057】
更にまた、上述した実施の形態では、いずれもドライバ列が1列で構成されている例をとって説明したが、ドライバ列が複数列であっても同様に検査できる。すなわち、ドライバ列がN列であるときは、第1実施形態ではN列のドライバ列に対応するN本のプローブを用い、第2実施形態ではN×2本のプローブを用いれば良い。
【0058】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、1個の検査用プローブを全部の内部パッドに一括して接触させ、又は複数個のプローブをグループ分けした内部パッドに夫々一括して接触させて出力素子及び出力素子の出力端子の動作チェックを行うことができるので、配設間隔の微細な内部バッドであっても出力素子又は出力素子の出力端子の良否を検査することが容易に可能となる。
【0059】
また、内部パッドと同じ数のプローブを必要とせず簡単な構成で検査ができるので、出力素子作成の前工程終了時あるいは前工程終了後の中間製品を受け入れて行う後工程の開始直前等の任意の段階で検査をすることが可能となって便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における動作チェック装置のプローブとドライバの内部パッドとの当接関係を示す図である。
【図2】第1の実施の形態における動作チェック装置と駆動回路との接続関係の等価回路を示す図である。
【図3】第1の実施の形態における動作チェック装置による駆動回路の検査を行う処理のフローチャートである。
【図4】第1の実施の形態における変形例の等価回路を示す図である。
【図5】変形例の構成の動作チェック装置による駆動回路の検査を行う処理のフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態における動作チェック装置のプローブとドライバの内部パッドとの当接関係を示す図である。
【図7】第2の実施の形態における動作チェック装置と駆動回路の等価回路を示す図である。
【図8】第2の実施の形態における動作チェック装置による駆動回路の検査を行う処理のフローチャートである。
【図9】チップ基板加工の前工程を終了した後の構成を模式的に示す平面図である。
【図10】チップ基板に対する後工程の加工により印字ヘッドを形成した状態を示す平面図である。
【図11】図10のチップ基板上の構成の等価回路を示す図である。
【図12】図10の1個の発熱素子部分のA−A′断面矢視図である。
【符号の説明】
1 チップ基板
2(2−0、2−1、2−2、2−3、・・・2−3034) ドライバ
3 個別電極
4、4−0、・・・、4−301、4−302、4−303 内部パッド
5a、5b ボンディングパッド
6 発熱部
7 個別配線電極
8 共通電極
9 制御信号電極
10 印字ヘッド
11 保護層
12 発熱抵抗体膜
13 隔壁
14 オリフィス板
15 オリフィス
16 インク流路
18 プローブ
19 検知器
21 接続点
22 抵抗
23 検査用電源
24 タイミング発生装置
25 端子
26 プローブ
Q0、・・・、Q301、Q302、Q303 ドライバ
28、29 プローブ
T0、・・・、T301、T302、T303 ドライバ
30、31 抵抗
32 検知器

Claims (4)

  1. 複数の出力素子が配列された回路基板の前記出力素子及び該出力素子の出力端子の動作チェック装置であって、
    複数の前記出力端子の少なくとも一部の前記出力端子同士を短絡して接続するプローブと、
    複数の前記出力素子を順次動作させるタイミング発生装置と、
    前記プローブに抵抗を介して接続された電源と、
    前記プローブと前記抵抗の接続点の電位を検知する検知器と、
    を有し、
    前記検知器によって前記出力素子が動作したときの前記接続点の前記電位の状態を検知することにより前記出力素子及び前記出力端子の異常をチェックすることを特徴とする動作チェック装置。
  2. 複数の出力素子が配列された回路基板の前記出力素子及び所定の前記出力素子毎に配列方向に対しほぼ直角方向に位置ずれした複数のグループよりなる前記出力端子の動作チェック装置であって、
    各前記グループの前記出力端子の少なくとも一部の前記出力端子同士を短絡して接続する複数のプローブと、
    各前記グループ毎の複数の前記出力素子を順次動作させるタイミング発生装置と、
    各前記プローブに各々抵抗を介して接続された電源と、
    各前記プローブと各前記抵抗の接続点の電位を検知する検知器と、
    を有し、
    前記検知器によって前記出力素子が動作したときの前記接続点の前記電位の状態を検知することにより前記出力素子及び前記出力端子の異常をチェックすることを特徴とする動作チェック装置。
  3. 前記異常は、短絡又は断線であることを特徴とする請求項2記載の動作チェック装置。
  4. 前記プローブは、単位長さ当たりの抵抗値が一定であり、前記検知器によって前記出力素子が動作したときの前記接続点の前記電位の状態を検知することにより前記出力素子及び前記出力端子の断線及び絡をチェックすることを特徴とする請求項1、2又は3記載の動作チェック装置。
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