JP3824140B2 - ヘッドバンド付きマスク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、防じん用や防毒用のものとして使用するのに好適なヘッドバンド付きのマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のマスクとして、面体と、面体を顔面に密着させるためのヘッドバンドと、ヘッドバンドの長さを調節するためのバックルとを有するものは周知である。ヘッドバンドには、織り紐や編み紐、組み紐等を使用したものがある。ヘッドバンドはバックルに形成されたバンド挿通孔に長さを調節可能に通され、先端部は挿通孔から抜けることがないように、例えば折り重ねられて厚くなった状態で縫い止められている。このような先端部は、マスク使用中に紐の組織がその先端部から乱れ始めることも防ぐことができる。また、ヘッドバンドが熱可塑性合成繊維からなるものの場合には、先端部を加熱加圧して、ヘッドバンドの厚さ方向に隆起する突起を形成することもある。ヘッドバンドの厚さとその突起の高さとを加えた寸法をバンド挿通孔の幅よりも大きくすることによって、ヘッドバンドがその挿通孔から抜けることを防ぐことができる。また、ヘッドバンドの先端部に金属製のエンドチップを取り付けることもある。エンドチップは、ヘッドバンドの先端部を両面から挟むように取り付けるもので、ヘッドバンドの厚さは、エンドチップの分だけ厚くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のヘッドバンド付きマスクにおいて、ヘッドバンドの先端部を折り重ねて縫い止めるには、折り重ねる前にヘッドバンドの先端部を予めバックルの挿通孔に通しておかなければならない。ヘッドバンドは柔軟なものであるから、これを幅がヘッドバンドの厚さと同程度の寸法に作られている挿通孔へ通すには手間がかかる。また、ヘッドバンドは、それにバックルが取り付けられた状態で縫い止めなければならず、その作業にはバックルが邪魔になる。ヘッドバンドの先端部を加熱加圧して突起を形成する場合やその先端部にエンドチップを取り付ける場合にも、予めヘッドバンドをバックルの挿通孔に通しておかなければならないという手間を要する。ヘッドバンドは、突起の形成後やエンドチップの取り付け後に挿通孔へ通すことも可能ではあるが、そうした場合の突起はあまり丈の高いものにすることができないし、エンドチップにはあまり厚いものを使用することができない。そのようなヘッドバンドでは、挿通孔から抜けることを確実に防止するということが難しくなる。また、突起の硬い先端やエンドチップの硬い角がマスク着用者の肌を刺激するという場合もある。
【0004】
この発明は、ヘッドバンドを使用する前記従来のマスクにおいて、ヘッドバンドがバックルの挿通孔へ通し易く、しかも通した後には簡単に抜けることがないように改良を施すことを課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題解決のために、この発明が対象とするのは、吸気と排気とが可能な面体と、前記面体を顔面に密着させるためのヘッドバンドと、前記ヘッドバンドに取り付けられて前記ヘッドバンドの長さを調節可能なバックルとを有するヘッドバンド付きマスクである。
【0006】
かかるヘッドバンド付きマスクにおいて、この発明が特徴とするところは、前記バックルが前記ヘッドバンドを長さ調節可能に挿通できる第1透孔と前記第1透孔に平行する第2透孔とを有し、前記ヘッドバンドは、前記マスク着用者の頭部に掛け回し可能であって剛軟度の低い第1部分と、前記第1部分につながり前記ヘッドバンドの先端部を形成する長さ20〜60mmの範囲であって前記第1部分よりも剛軟度くて前記第1部分よりも前記ヘッドバンドの長手方向へ曲げにくい第2部分とを有し、前記第2部分の表面には、前記ヘッドバンドが加熱加圧されて前記ヘッドバンドの厚さ方向にへこむ複数の凹部が形成されていて、前記第2部分における前記凹部と凹部との間の部分と前記第1部分とにおいて前記ヘッドバンドが一様な厚さを有していること、にある。
【0007】
この発明には、次のような好ましい実施態様がある。
(1)前記ヘッドバンドが繊維を含むものであって、前記繊維に含浸させた液状樹脂を固化させることにより前記第2部分が形成されている。
(2)前記ヘッドバンドが熱可塑性合成繊維を含むものであって、前記熱可塑性合成繊維を塊状化させることにより前記第2部分が形成されている。
)前記第2部分のJIS L 1096 B法による剛軟度が8×10〜14×10N/cmであり、前記第1部分の同法による剛軟度が1×10〜3×10N/cmである。
)前記第2部分は、周縁0.2〜2mmの幅の範囲において剛軟度が低く、その範囲よりも内側において剛軟度が高く形成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照し、この発明に係るヘッドバンド付きマスクの詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0009】
図1、2に斜視図と着用状態にあるときの斜視図とが示されているヘッドバンド付きマスク1は、面体2と、この面体2をマスク1の着用者5の顔面に密着させるための長さ調節可能なヘッドバンド3とを有する。面体2は、着用者5の口許と鼻孔の周辺とを覆うことができるとともにフィルタ7によって吸気をろ過することができるもので、前方にフィルタ取り付け部6と、取り付け部6に交換可能に納まるフィルタ7と、このフィルタ7を前面からおさえる通気性保護カバー8とを有し、後方に柔軟弾性材料で形成された顔面当接部9を有する。フィルタ取り付け部6と顔面当接部9との間に位置する中間部分10には、排気用の逆止弁(図示せず)が取り付けられている。マスク1は、防じん用のものとしても、防毒用のものとしても使用することができ、その用途に応じてフィルタ7の種類が選択される。
【0010】
ヘッドバンド3は、着用者5の頭部に後方から当接する環状部材11と、頭部の両側それぞれにおいて環状部材11から面体2の両側へ延びた後に折り返されて着用者5の頚部に掛け回される一対の帯状部材12とを有する。かかる帯状部材12は、一端部16が環状部材11に取り付けられ、一端部16の反対端部である先端部17の近傍にはバックル13を形成している互いに係脱可能な部材13a,13bのいずれかが帯状部材12の長さを調節できるように取り付けられている。帯状部材12は、一端部16と先端部17との間の中間部15が面体2の側部挿通孔18に長さ方向へ摺動可能に通されて折り返されている。
【0011】
ヘッドバンド3のうちの環状部材11は、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステル樹脂等の非伸長性の材料からなるもので、頭部の上方にあって幅方向へ帯状に延びる上方帯部21と、頭部の下方にあって上方帯部21に並行して幅方向へ帯状に延びる下方帯部22と、これら両帯部21,22それぞれの端部どうしをつなぐ一対の連結部23とを有し、これら各部が射出成形によって一体的に形成されている。上方帯部21と下方帯部22とは、連結部23において最も接近し、連結部23と23との中間である頭部の幅方向中央部において最も離間するように延びるとともに、それぞれが頭部の幅方向において頭部の曲面に沿うように弧を画いている。連結部23は、ほぼ一様な厚さを有する平坦なもので、帯状部材12の一端部16を通すための長孔27を有する。長孔27は、面体2の概ね上下方向へ長く延びるように形成されており、マスク1の前後方向において前方寄りに位置する前縁部28と後方寄りに位置する後縁部29とを有し、これら両縁部28,29のうちの少なくとも前縁部28は、後方から前方へ向かって凸となる曲線を画いている。
【0012】
ヘッドバンド3のうちの帯状部材12は、伸縮性または非伸縮性であって3〜20mmの幅を有する帯片からなる。これら帯片には、例えばゴムまたはプラスチックエラストマーのシートからなるものの他に、繊維からなる織り紐や編み紐、組み紐,不織布等があり、その繊維には弾性糸や非弾性糸を使用することができる。それぞれの帯状部材12の一端部16は、環状部材11の湾曲した長孔27に通されて前方へ向けて折り重ねられ、糸31によって縫合されて環状を呈している。かかる一端部16は、長孔27の前縁部28に対して摺動可能に当接し、マスク1を着用するときには、着用者5の頭部や顔面の形状に応じて環状部材11および帯状部材12のいずれかが双頭矢印32方向へ移動可能である。
【0013】
バックル13のうちの部材13aにはフック33が形成され、部材13bにはD型リング34が形成されている(図3を併せて参照)。リング34をフック33に引っ掛けるように係合させることで帯状部材12どうしが連結され、リング34をフック33から外せばその連結を解くことができる。
【0014】
図3は、帯状部材12とバックル13との要部断面図であって、バックル13は部材13aのフック33に部材13bのリング34が引っ掛けられた状態で示されている。帯状部材12において、中間部15は着用者5の頭部形状に倣って容易に変形できるような柔軟性を有しているが、先端部17は剛軟度を高めてここを中間部15よりも高剛性にするための処理が施されており、中間部15に比べると帯状部材12の長手方向へ曲げにくい。かかる先端部17は、帯状部材12の先端から20〜60mm、より好ましくは30〜50mmの長さを有し、JIS L 1096に規定のB法による剛軟度の値が8×10〜14×10N/cmの範囲にあり、一方の中間部15は、剛軟度の値が1×10〜3×10N/cmの範囲にある。
帯状部材12が織り紐や編み紐、組み紐、不織布等であって、繊維を含むものである場合には、溶媒に溶かした液状の熱可塑性樹脂を先端部17に相当する部位に含浸させ、しかる後にその溶媒を蒸発させ、その液状樹脂を固化させることによって先端部17の剛軟度を所要の程度にまで高めることができる。このような処理によれば、先端部17の厚さは実質的に変化することがなく、帯状部材12は全体としてほぼ一様な厚さを有するものになる。また、帯状部材12が熱可塑性合成繊維を含むものである場合には、先端部17を加熱加圧して多数の繊維を軟化または溶融状態で塊状化することによっても剛軟度を高めることができる。先端部17は加圧することによって薄くなるが、そのようになることを嫌う場合には、先端部17の全体を加圧するのではなく、先端部17の幅方向、より好ましくは幅方向と長さ方向とにおいて間欠的に加圧する。そのような先端部17は、加圧されたところのみが薄くなり、加圧されないところが中間部15とほぼ同じ厚さになる。
【0015】
図3において、バックル13を形成している部材13aは、帯状部材12の幅方向へ互いに平行して延びる第1,第2バンド挿通孔41,42を有し、部材13bは帯状部材12の幅方向へ互いに平行して延びる第3,第4バンド挿通孔43,44を有し、これら第1〜4挿通孔41〜44の幅は帯状部材12の中間部15の厚さよりも僅かに大きく作られている。これらの部材13a,13bを帯状部材12へ取り付けるときの手順は、部材13aを例にして説明すると次のとおりである。まず、帯状部材12の先端部17を図の下方から第1透孔41へ通し、次に中間部15を仮想線で示されているように折り曲げて、図の上方から先端部17を第2透孔42に通して中間部15に重ね、帯状部材12を実線で示されている状態にする。部材13bは、部材13aと同様にして帯状部材12に取り付けることができる。帯状部材12は、中間部15をどの部位で折り返すかによって、頭部へ掛け回す長さを調節することができる。
【0016】
この帯状部材12は、先端部17が高剛性であって中間部15ほどには簡単に曲げられないから、第1〜4挿通孔41〜44へ通すときに、剛性が低く柔軟な中間部15を曲げるようにする。バックル13の第1〜4挿通孔41〜44の幅は帯状部材12の中間部15の厚さよりも僅かに大きくしておけば、中間部15と同じ程度の厚さを有する高剛性の先端部17は速やかに第1〜4挿通孔41〜44へ通すことができる。このような先端部17は、面体2の側部挿通孔18へも容易に通すことができる。第1〜4挿通孔41〜44へ通した後の先端部17は20〜60mm、より好ましくは30〜50mmの長さにわたって高剛性である一方、第1〜4挿通孔41〜44の幅はそれほど大きくないから、中間部15にそれを長手方向へ引張る力が作用しても、その力は先端部17が第1〜4挿通孔41〜44を通り抜けるように作用することはない。なお、先端部17は、剛軟度が高いとはいっても20〜60mmの長さを有するから、これを指先で曲げて第1〜4挿通孔41〜44へ通すことも可能である。
【0017】
図4の(1),(2)は、帯状部材12の先端部17の平面図と、同図のA−A線に沿う切断面を示す図である。帯状部材12は熱可塑性合成繊維からなるもので、先端部17では液状の熱可塑性樹脂を含浸させた後に乾固し、さらに加熱加圧することによって幅方向と長さ方向とに間欠的に分布するように多数の凹部51が形成されている。先端部17において、凹部51と51との間の部分52は、加圧されなかった部分であって、帯状部材12の中間部15と同じ程度の厚さを有している。このような帯状部材12は、実質的にその厚さが一様であるから、第1〜4挿通孔41〜44へ通すときに途中で挿通孔にひっかかるというようなことがない。先端部17は、凹部51を有することによって、表面が起伏に富み、帯状部材12の長さを調節するときにそこを摘持すれば指が滑らない。ただし、先端部17において凹部51の存在を嫌う場合には、両面を平坦に作ることも可能である。
【0018】
図5は、この発明において使用される帯状部材12の一例を示す図4の(1)と同様な平面図である。この例の帯状部材12は熱可塑性合成繊維からなるものであるが、先端部17では幅0.2〜2mmの周縁部分54を残し、周縁部分54の内側に剛軟度を高めるための処理が施されている。かような先端部17は、熱可塑性合成繊維が軟化する程度にまで加熱した状態で周縁部分54の内側だけを加圧して繊維どうしを部分的に塊状化することによって得ることができる。この先端部17は、周縁部分54が柔軟であるから、マスク着用者5の肌を徒に刺激するということがない。ただし、この場合の先端部17も、先端部17全体としては図1の先端部17と同様な剛軟度を有している。
【0019】
図6の(1),(2)もまた、この発明において使用される帯状部材12の先端部17の平面図と、同図のB−B線に沿う切断面を示す図である。この例の先端部17は、先端部17の長さ方向に対して斜めに交差するように延びる複数条の凹部51を有する。図4,5の帯状部材12に代えて、このような先端部17を有するものを使用してこの発明を実施することも可能である。
【0020】
図7は、この発明の実施態様の一例を示す図1と同様の図面である。図7のマスク1では図1のそれと異なり、ヘッドバンド3が図1に示された環状部材11を有しておらず、一条の帯状部材52からなり、その部材52の両端部にはバックル13の部材13aと13bとが取り付けられている。部材52は、図1の帯状部材12と同様な高い剛軟度を有する先端部17と、先端部17と17との間にあって低い剛軟度を有する中間部15とを有する。
【0021】
【発明の効果】
この発明に係るヘッドバンド付きマスクは、ヘッドバンドの先端部20〜60mmの範囲の剛軟度を高くする一方、中間部の剛軟度を低くしてあるから、ヘッドバンドをバックルの挿通孔に通すことが容易であって、しかも通した後のヘッドバンドは挿通孔から簡単に抜けることがない。かかるヘッドバンドは、これにバックルを取り付ける前に、その先端部に剛軟度を高くするための処理を施しておくことが可能であって、従来技術のマスクにおけるようにヘッドバンドの製作に手間がかかるということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マスクの斜視図。
【図2】 着用状態にあるマスクの斜視図。
【図3】 ヘッドバンドの要部断面図。
【図4】 (1)はヘッドバンドの先端部の一例を示す平面図、(2)は同図のA−A線に沿う切断面を示す図。
【図5】 ヘッドバンドの先端部の他の一例を示す平面図。
【図6】 (1)はヘッドバンドの先端部の他の一例を示す平面図、(2)は同図のB−B線に沿う切断面を示す図。
【図7】 実施態様の一例を示すマスクの斜視図。
【符号の説明】
1 マスク
2 面体
3 ヘッドバンド
13,13A,13b バックル
15 第1部分(中間部)
17 第2部分(先端部)
41 透孔
42 透孔
43 透孔
44 透孔

Claims (5)

  1. 吸気と排気とが可能な面体と、前記面体を顔面に密着させるためのヘッドバンドと、前記ヘッドバンドに取り付けられて前記ヘッドバンドの長さを調節可能なバックルとを有するヘッドバンド付きマスクにおいて、
    前記バックルが前記ヘッドバンドを長さ調節可能に挿通できる第1透孔と前記第1透孔に平行する第2透孔とを有し、前記ヘッドバンドは、前記マスク着用者の頭部に掛け回し可能であって剛軟度の低い第1部分と、前記第1部分につながり前記ヘッドバンドの先端部を形成する長さ20〜60mmの範囲であって前記第1部分よりも剛軟度くて前記第1部分よりも前記ヘッドバンドの長手方向へ曲げにくい第2部分とを有し、前記第2部分の表面には、前記ヘッドバンドが加熱加圧されて前記ヘッドバンドの厚さ方向にへこむ複数の凹部が形成されていて、前記第2部分における前記凹部と凹部との間の部分と前記第1部分とにおいて前記ヘッドバンドが一様な厚さを有していることを特徴とする前記ヘッドバンド付きマスク。
  2. 前記ヘッドバンドが繊維を含むものであって、その繊維に含浸させた液状樹脂を固化させることにより前記第2部分が形成されている請求項1記載のヘッドバンド付きマスク。
  3. 前記ヘッドバンドが熱可塑性合成繊維を含むものであって、前記熱可塑性合成繊維を塊状化させることにより前記第2部分が形成されている請求項1記載のヘッドバンド付きマスク。
  4. 前記第2部分のJIS L 1096 B法による剛軟度が8×10〜14×10N/cmであり、前記第1部分の同法による剛軟度が1×10〜3×10N/cmである請求項1〜3のいずれかに記載のヘッドバンド付きマスク。
  5. 前記第2部分は、周縁0.2〜2mmの幅の範囲において剛軟度が低く、その範囲よりも内側において剛軟度が高く形成されている請求項1〜4のいずれかに記載のヘッドバンド付きマスク。
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