JP3812495B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents
ドラム式洗濯機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3812495B2 JP3812495B2 JP2002147405A JP2002147405A JP3812495B2 JP 3812495 B2 JP3812495 B2 JP 3812495B2 JP 2002147405 A JP2002147405 A JP 2002147405A JP 2002147405 A JP2002147405 A JP 2002147405A JP 3812495 B2 JP3812495 B2 JP 3812495B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amount
- detergent
- rotating drum
- predetermined
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、略水平方向に回転自在に配設した回転ドラム内で洗濯、すすぎ、脱水などの各行程を逐次制御するドラム式洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のドラム式洗濯機は図6および図7に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図6および図7に示すように、回転ドラム1は、外周部に多数の通水孔2を全面に設け、水受け槽3内に回転自在に配設している。回転ドラム1の回転中心に略水平方向に設けた回転軸4の一端と連結したモータ5は、回転ドラム1を回転駆動する。回転ドラム1の内壁面に数個の突起板6を設ける。
【0004】
水受け槽3は洗濯機本体7よりばね体8で揺動可能に吊り下げられており、水受け槽3の下部に排水ホース9の一端を接続し、ホース9の他端を排水ポンプ10に接続して水受け槽3内の洗濯水を排水するようにしている。給水弁11は水受け槽3内に水を給水するものである。水位検知手段12は水受け槽3内の水位を検知するものである。
【0005】
制御装置13は、マイクロコンピュータで構成した制御手段14を有し、パワースイッチング手段15を介してモータ5、排水ポンプ9、給水弁11などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する。入力設定手段16は、運転コース等を設定するもので、制御手段14は入力設定手段16からの情報を入力して、その情報を基に表示手段17で表示して使用者に知らせる。記憶手段18は、制御手段15により制御するのに必要なデータを記憶している。なお、19は商用電源、20は電源スイッチである。
【0006】
上記構成において洗濯行程の動作を説明すると、回転ドラム1内に洗濯物と洗剤を投入し、電源、スタートボタン(図示せず)を押し、洗濯行程を開始すると、給水弁11が動作して給水し、水位検知手段12により所定の水位N1を検知するとモータ6を駆動する。また、所定の水位N2(N1と同等以上)を検知すると給水を停止する。
【0007】
洗濯行程では、洗濯物に水が含まれるため補給水しながら、回転ドラム1はモータ5によって所定の回転数および所定の時間において正転、停止、反転、停止駆動され、回転ドラム1内の洗濯物は突起板6に引っかかり、持ち上げられて水面上に落下する。洗濯行程が終了すると、排水ポンプ10が動作して水受け槽3内の洗濯水を排水する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、洗濯行程で回転ドラム1内に投入される洗剤の溶解は、回転ドラム1の正転、停止、反転、停止駆動のみで行われていた。
【0009】
このため、給水量が少ないドラム式洗濯機では、洗剤の溶解や、洗濯物に洗濯水が均一に含まれるのに時間がかかっていた。特に、粉末洗剤を使用するときや、給水温度が低いとき、洗剤量が多いとき、洗濯物が多いときなどは、洗濯時間が長くかかったり、または洗濯性能が劣る要因の一つになっていた。
【0010】
本発明は上記課題を解決するもので、洗濯行程で洗剤を早く、よく溶かすとともに、洗濯物全体に洗濯水を早く均一に含ませて、洗浄性能を向上するとともに、洗濯時間を短縮することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、洗濯機本体に弾性的に支持した水受け槽に回転ドラムを内包して回転自在に配設し、回転ドラムをモータにより駆動し、水受け槽内に給水手段により給水するとともに、水位検知手段により水受け槽内の給水水位を検知し、制御手段によりモータの動作を制御して洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御するよう構成し、制御手段は、洗濯行程にて給水手段を制御して水受け槽内に水位検知手段が第1の所定水位を検知するまで給水する給水行程を有し、給水行程において、水位検知手段により第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、回転ドラムを洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行うようにしたものである。
【0012】
これにより、洗濯行程で洗剤を早く、よく溶かすことができるとともに、洗濯物全体に洗濯水を早く均一に含ませることができ、洗浄性能を向上できるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗濯機本体に弾性的に支持した水受け槽と、前記水受け槽に内包し回転自在に配設した回転ドラムと、前記回転ドラムを駆動するモータと、前記水受け槽内に給水する給水手段と、前記水受け槽内の給水水位を検知する水位検知手段と、前記モータの動作を制御し洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗濯行程にて、前記給水手段を制御して前記水受け槽内に前記水位検知手段が第1の所定水位を検知するまで給水する給水行程を有し、前記給水行程において、前記水位検知手段により前記第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、前記回転ドラムを、洗濯物が前記回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行うようにしたものであり、洗濯行程にて洗濯物と洗剤を回転ドラム内に投入し、第1の所定水位まで給水する給水行程において、第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、回転ドラムを洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行うので、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし撹拌され、洗剤を早く溶解することができる。加えて、洗濯液が洗濯物全体に回るため、洗濯水を早く均一に含ませることができ、洗浄性能を向上できるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、回転ドラム内の水温を検知する水温検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記水温検知手段により、前記回転ドラム内の水温が第1の所定水温以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記回転ドラム内の水温が前記第1の所定水温より高いときの回転時間より長くするように構成したものであり、洗濯行程にて洗濯物と洗剤を回転ドラム内に投入し、第1の所定水位まで給水する給水行程において、第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、回転ドラムを洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行う際に、回転ドラム内の水温が低く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラムの回転時間を回転ドラム内の水温が高いときの回転時間より長くするため、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし撹拌される時間も長くなり、洗剤を十分に溶解することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、回転ドラム内の水温を検知する水温検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記水温検知手段により、前記回転ドラム内の水温が第1の所定水温以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転数を少なくとも前記回転ドラム内の水温が前記第1の所定水温より高いときの回転数より上げるように構成したものであり、洗濯行程にて洗濯物と洗剤を回転ドラム内に投入し、第1の所定水位まで給水する給水行程において、第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、回転ドラムを洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行う際に、回転ドラム内の水温が低く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラムの回転数を水温が高いときの回転数より上げるため、洗剤液がより強い遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし、撹拌も強くなり、よりよく洗剤を溶解することができ、洗浄性能を向上できるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、回転ドラム内の水温を検知する水温検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記水温検知手段により、前記回転ドラム内の水温が第2の所定水温以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記回転ドラム内の水温が前記第2の所定水温より低いときの回転時間より短くするように構成したものであり、洗濯行程にて洗濯物と洗剤を回転ドラム内に投入し、第1の所定水位まで給水する給水行程において、第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、回転ドラムを洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行う際に、回転ドラム内の水温が高く洗剤が溶解しやすいときには、回転ドラムの回転時間を水温が低いときの回転時間より短くするため、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内に対流が起こり撹拌する時間も短くなり、洗剤の泡立ち過ぎを防ぐとともに、必要以上の回転時間を省くことで洗濯の時間短縮ができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、回転ドラム内に投入する洗剤量を検知する洗剤量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記洗剤量検知手段により、洗剤量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗剤量が前記第1の所定量より少ないときの回転時間より長くするように構成したものであり、洗濯行程にて洗濯物と洗剤を回転ドラム内に投入し、第1の所定水位まで給水する給水行程において、第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、回転ドラムを洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行う際に、回転ドラム内に投入された洗剤量が多く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラムの回転時間を洗剤量が少ないときの回転時間より長くするため、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし撹拌される時間も長くなり、よりよく洗剤を溶解することができ、洗浄性能を向上できるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、回転ドラム内に投入する洗剤量を検知する洗剤量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記洗剤量検知手段により、洗剤量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転数を少なくとも前記洗剤量が前記第1の所定量より少ないときの回転数より上げるように構成したものであり、洗濯行程にて洗濯物と洗剤を回転ドラム内に投入し、第1の所定水位まで給水する給水行程において、第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、回転ドラムを洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行う際に、回転ドラム内に投入された洗剤量が多く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラムの回転数を洗剤量が少ないときの回転数より上げるため、洗剤液がより強い遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし、撹拌も強くなるので、よりよく洗剤を溶解することができ、洗浄性能を向上できるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0019】
請求項7に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、回転ドラム内に投入する洗剤量を検知する洗剤量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記洗剤量検知手段により、洗剤量が第2の所定量以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗剤量が前記第2の所定量より多いときの回転時間より短くしたものであり、洗濯行程にて洗濯物と洗剤を回転ドラム内に投入し、第1の所定水位まで給水する給水行程において、第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、回転ドラムを洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行う際に、回転ドラム内に投入された洗剤量が少なく洗剤が溶解しやすいときには、回転ドラムの回転時間を洗剤量が多いときの回転時間より短くするため、必要以上の回転時間を省くことで、洗濯の時間短縮ができる。
【0020】
請求項8に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記布量検知手段により、前記回転ドラム内の洗濯物の量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗濯物の量が前記第1の所定量より少ないときの回転時間より長くしたものであり、洗濯行程にて洗濯物と洗剤を回転ドラム内に投入し、第1の所定水位まで給水する給水行程において、第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、回転ドラムを洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行う際に、回転ドラム内に投入された洗濯物の量が多く均一に洗濯水が含まれにくいときには、回転ドラムの回転時間を洗濯物の量が少ないときの回転時間より長くするため、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし撹拌される時間も長くなり、より均一に洗剤液が洗濯物に含まれることができ、洗浄性能を向上することができる。
【0021】
請求項9に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記布量検知手段により、前記回転ドラム内の洗濯物の量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転数を少なくとも前記洗濯物の量が前記第1の所定量より少ないときの回転数より上げるようにしたものであり、洗濯行程にて洗濯物と洗剤を回転ドラム内に投入し、第1の所定水位まで給水する給水行程において、第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、回転ドラムを洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行う際に、回転ドラム内に投入された洗濯物の量が多く均一に洗濯水が含まれにくいときには、回転ドラムの回転数を洗濯物の量が少ないときの回転数より上げるため、洗剤液がより強い遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし、撹拌も強くなるので、より均一に早く洗濯物に洗濯水を含ませることができ、洗浄性能を向上できるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0022】
請求項10に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記布量検知手段により、前記回転ドラム内の洗濯物の量が第2の所定量以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗濯物の量が前記第2の所定量より多いときの回転時間より短くしたものであり、洗濯行程にて洗濯物と洗剤を回転ドラム内に投入し、第1の所定水位まで給水する給水行程において、第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、回転ドラムを洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行う際に、回転ドラム内に投入された洗濯物の量が少なく均一に洗濯水が含まれやすいときには、回転ドラムの回転時間を洗濯物の量 が多いときの回転時間より短くさせるため、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし撹拌される時間も短くなり、必要以上の回転時間を省くことで、洗濯の時間短縮ができる。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0024】
(実施例1)
図1および図2に示すように、制御装置21は、マイクロコンピュータで構成した制御手段22を有し、パワースイッチング手段15を介してモータ5、排水ポンプ9、給水弁(給水手段)11などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する。
【0025】
ここで、制御手段22は、洗濯行程にて水受け槽3内に給水し、水位検知手段12により所定水位を検知したとき、回転ドラム1を洗濯物が回転ドラム1の内壁に張り付く程度の回転数で所定時間回転するようにしている。
【0026】
上記構成において洗濯行程の動作を説明する。回転ドラム1内に洗濯物と洗剤を投入し、洗濯行程を開始すると、給水弁11が動作して給水し、洗剤投入ケース(図示せず)を通り、洗剤とともに水受け槽3にはいる。水位検知手段12により所定の水位N1を検知するとモータ5を駆動する。所定の水位N2(N1と同等以上)を検知すると給水を停止する。このとき、所定の水位N3(N2と同等以下)を検知すると、回転ドラム1を洗濯物が回転ドラム1の内壁に張り付く程度の回転数S1(例えば200r/min)で所定の回転時間T1(例えば2分間)回転させる洗剤溶解行程を行う。
【0027】
その後、洗濯物に水が含まれるため補給水しながら、回転ドラム1はモータ6によって所定の回転数および所定の時間において正転、停止、反転、停止駆動され、回転ドラム1内の洗濯物は突起板6に引っかかり、持ち上げられて水面上に落下する。洗濯行程が終了すると、排水ポンプ10が動作して水受け槽3内の洗濯水を排水する。
【0028】
上記洗剤溶解行程により、洗剤液が遠心力により回転ドラム1と水受け槽3内で対流を起こし撹拌され、洗剤を早く溶解することができる。加えて、洗濯液が洗濯物全体に回るため、洗濯水を早く均一に含ませることができ、洗浄性能を向上することができるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0029】
(実施例2)
図3に示すように、水温検知手段23は、回転ドラム1内の水温を検知するもので、その出力を制御装置24に設けた制御手段25に入力している。制御手段25は、水温検知手段23により、回転ドラム1内の水温を所定水温以下と検知したとき、洗剤溶解行程における回転ドラム1の回転時間を少なくとも所定水温の回転時間より長くするように構成している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0030】
上記構成において動作を説明する。制御手段25は、洗剤溶解行程において、水温検知手段23により回転ドラム1内の水温を所定水温A1(例えば10℃)以下と検知した場合、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1(2分間)より長く(例えば3分間)するように制御する。
【0031】
これにより、回転ドラム1内の水温が低く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1より長くすることで、洗剤液が遠心力により回転ドラム1と水受け槽3内で対流を起こし撹拌される時間も長くなり、洗剤を十分に溶解することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0032】
(実施例3)
図3に示す制御手段25は、水温検知手段23により、回転ドラム1内の水温を所定水温以下と検知したとき、洗剤溶解行程における回転ドラム1の回転数を少なくとも所定水温の回転数より上げるように構成している。他の構成は上記実施例2と同じである。
【0033】
上記構成において動作を説明する。制御手段25は、洗剤溶解行程において、水温検知手段23が回転ドラム1内の水温を所定水温A1(例えば10℃)以下と検知した場合、回転ドラム1の回転数を所定の回転数S1(200r/min)より上げる(例えば300r/min)ように制御する。
【0034】
これにより、回転ドラム1内の水温が低く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラム1の回転数を所定の回転数S1より上げることで、洗剤液がより強い遠心力により回転ドラム1と水受け槽3内で対流を起こし、撹拌も強くなり、よりよく洗剤を溶解することができ、洗浄性能を向上することができるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0035】
(実施例4)
図3に示す制御手段25は、水温検知手段23により、回転ドラム1内の水温を所定水温以上と検知したとき、洗剤溶解行程における回転ドラム1の回転時間を少なくとも所定水温の回転時間より短くするように構成している。他の構成は上記実施例2と同じである。
【0036】
上記構成において動作を説明する。制御手段25は、洗剤溶解行程において、水温検知手段23が回転ドラム1内の水温を所定水温A2(例えば25℃)以上と検知した場合、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1(2分間)より短く(例えば1分)するように制御する。
【0037】
これにより、回転ドラム1内の水温が高く洗剤が溶解しやすいときには、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1より短くすることで、洗剤液が遠心力により回転ドラム1と水受け槽3内に対流が起こり撹拌する時間も短くなり、洗剤の泡立ち過ぎを防ぐとともに、必要以上の回転時間を省くことで洗濯の時間短縮ができる。
【0038】
(実施例5)
図4に示すように、洗剤量検知手段26は、回転ドラム1内に投入する洗剤量を検知するもので、その出力を制御装置27に設けた制御手段28に入力している。制御手段28は、洗剤量検知手段26により、洗剤量を所定量以上と検知したとき、洗剤溶解行程における回転ドラム1の回転時間を少なくとも所定量の回転時間より長くするように構成している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0039】
上記構成において動作を説明する。制御手段28は、洗剤溶解行程において、洗剤量検知手段26により回転ドラム1内の洗剤量を所定洗剤量B1(例えば40g)以上と検知した場合、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1(2分間)より長く(例えば3分)するように制御する。
【0040】
これにより、回転ドラム1内に投入された洗剤量が多く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1より長くすることで、洗剤液が遠心力により回転ドラム1と水受け槽3内で対流を起こし撹拌される時間も長くなり、よりよく洗剤を溶解することができ、洗浄性能を向上することができるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0041】
(実施例6)
図4に示す制御手段28は、洗剤量検知手段26により、洗剤量を所定量以上と検知したとき、洗剤溶解行程における回転ドラム1の回転数を少なくとも所定量の回転数より上げるように構成している。他の構成は上記実施例5と同じである。
【0042】
上記構成において動作を説明する。制御手段28は、洗剤溶解行程において、洗剤量検知手段26により回転ドラム1内の洗剤量を所定洗剤量B1(例えば40g)以上と検知した場合、回転ドラム1の回転数を所定の回転数S1(200r/min)より上げる(例えば300r/min)ように制御する。
【0043】
これにより、回転ドラム1内に投入された洗剤量が多く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラム1の回転数を所定の回転数S1より上げることで、洗剤液がより強い遠心力により回転ドラム1と水受け槽3内で対流を起こし、撹拌も強くなるので、よりよく洗剤を溶解することができ、洗浄性能を向上することができるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0044】
(実施例7)
図4に示す制御手段28は、洗剤量検知手段26により、洗剤量を所定量以下と検知したとき、洗剤溶解行程における回転ドラム1の回転時間を少なくとも所定量の回転時間より短くしている。他の構成は上記実施例5と同じである。
【0045】
上記構成において動作を説明する。制御手段28は、洗剤溶解行程において、洗剤量検知手段26により回転ドラム1内の洗剤量を所定洗剤量B2(例えば20g)以下と検知した場合、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1(2分間)より短く(例えば1分)するように制御する。
【0046】
これにより、回転ドラム1内に投入された洗剤量が少なく洗剤が溶解しやすいときには、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1より短くすることで、必要以上の回転時間を省いて、洗濯の時間短縮ができる。
【0047】
(実施例8)
図5に示すように、布量検知手段29は、回転ドラム1内の洗濯物の量を検知するもので、その出力を制御装置30に設けた制御手段31に入力している。制御手段31は、布量検知手段29により、回転ドラム1内の洗濯物の量を所定量以上と検知したとき、洗剤溶解行程における回転ドラム1の回転時間を少なくとも所定量の回転時間より長くするように構成している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0048】
上記構成において動作を説明する。制御手段31は、洗剤溶解行程において、布量検知手段29により回転ドラム1内の洗濯物の量を所定量C1(例えば6kg)以上と検知した場合、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1(2分間)より長く(例えば3分)するように制御する。
【0049】
これにより、回転ドラム1内に投入された洗濯物の量が多く均一に洗濯水が含まれにくいときには、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1より長くすることで、洗剤液が遠心力により回転ドラム1と水受け槽3内で対流を起こし撹拌される時間も長くなり、より均一に洗剤液が洗濯物に含まれることができ、洗浄性能を向上することができる。
【0050】
(実施例9)
図5に示す制御手段31は、布量検知手段29により、回転ドラム1内の洗濯物の量を所定量以上と検知したとき、洗剤溶解行程における回転ドラム1の回転数を少なくとも所定量の回転数より上げるようにしている。他の構成は上記実施例8と同じである。
【0051】
上記構成において動作を説明する。制御手段31は、洗剤溶解行程において、布量検知手段29により回転ドラム1内の洗濯物の量を所定量C1(例えば6kg)以上と検知した場合、回転ドラム1の回転数を所定の回転数S1(200r/min)より上げる(例えば300r/min)ように制御する。
【0052】
これにより、回転ドラム1内に投入された洗濯物の量が多く、均一に洗濯水が含まれにくいときには、回転ドラム1の回転数を所定の回転数S1より上げることで、洗剤液がより強い遠心力により回転ドラム1と水受け槽3内で対流を起こし、撹拌も強くなるので、より均一に早く洗濯物に洗濯水を含ませることができ、洗浄性能を向上することができるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0053】
(実施例10)
図5に示す制御手段31は、布量検知手段29により、回転ドラム1内の洗濯物の量を所定量以下と検知したとき、洗剤溶解行程における回転ドラム1の回転時間を少なくとも所定量の回転時間より短くしている。他の構成は上記実施例8と同じである。
【0054】
上記構成において動作を説明する。制御手段31は、洗剤溶解行程において、布量検知手段29により回転ドラム1内の洗濯物の量を所定量C2(例えば2kg)以下と検知した場合、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1より短く(例えば1分)するように制御する。
【0055】
これにより、回転ドラム1内に投入された洗濯物の量が少なく均一に洗濯水が含まれやすいときには、回転ドラム1の回転時間を所定の回転時間T1より短くすることで、洗剤液が遠心力により回転ドラム1と水受け槽3内で対流を起こし撹拌される時間も短くなり、必要以上の回転時間を省くことで、洗濯の時間短縮ができる。
【0056】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、洗濯機本体に弾性的に支持した水受け槽と、前記水受け槽に内包し回転自在に配設した回転ドラムと、前記回転ドラムを駆動するモータと、前記水受け槽内に給水する給水手段と、前記水受け槽内の給水水位を検知する水位検知手段と、前記モータの動作を制御し洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗濯行程にて、前記給水手段を制御して前記水受け槽内に前記水位検知手段が第1の所定水位を検知するまで給水する給水行程を有し、前記給水行程において、前記水位検知手段により前記第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、前記回転ドラムを、洗濯物が前記回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行うようにしたから、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし撹拌され、洗剤を早く溶解することができる。加えて、洗濯液が洗濯物全体に回るため、洗濯水を早く均一に含ませることができ、洗浄性能を向上できるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0057】
また、請求項2に記載の発明によれば、回転ドラム内の水温を検知する水温検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記水温検知手段により、前記回転ドラム内の水温が第1の所定水温以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記回転ドラム内の水温が前記第1の所定水温より高いときの回転時間より長くするように構成したから、回転ドラム内の水温が低く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラムの回転時間を回転ドラム内の水温が高いときの回転時間より長くするため、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし撹拌される時間も長くなり、洗剤を十分に溶解することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0058】
また、請求項3に記載の発明によれば、回転ドラム内の水温を検知する水温検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記水温検知手段により、前記回転ドラム内の水温が第1の所定水温以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転数を少なくとも前記回転ドラム内の水温が前記第1の所定水温より高いときの回転数より上げるように構成したから、回転ドラム内の水温が低く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラムの回転数を水温が高いときの回転数より上げるため、洗剤液がより強い遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし、撹拌も強くなり、よりよく洗剤を溶解することができ、洗浄性能を向上できるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0059】
また、請求項4に記載の発明によれば、回転ドラム内の水温を検知する水温検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記水温検知手段により、前記回転ドラム内の水温が第2の所定水温以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記回転ドラム内の水温が前記第2の所定水温より低いときの回転時間より短くするように構成したから、回転ドラム内の水温が高く洗剤が溶解しやすいときには、回転ドラムの回転時間を水温が低いときの回転時間より短くするため、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内に対流が起こり撹拌する時間も短くなり、洗剤の泡立ち過ぎを防ぐとともに、必要以上の回転時間を省くことで洗濯の時間短縮ができる。
【0060】
また、請求項5に記載の発明によれば、回転ドラム内に投入する洗剤量を検知する洗剤量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記洗剤量検知手段により、洗剤量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗剤量が前記第1の所定量より少ないときの回転時間より長くするように構成したから、回転ドラム内に投入された洗剤量が多く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラムの回転時間を洗剤量が少ないときの回転時間より長くするため、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし撹拌される時間も長くなり、よりよく洗剤を溶解することができ、洗浄性能を向上できるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0061】
また、請求項6に記載の発明によれば、回転ドラム内に投入する洗剤量を検知する洗剤量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記洗剤量検知手段により、洗剤量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転数を少なくとも前記洗剤量が前記第1の所定量より少ないときの回転数より上げるように構成したから、回転ドラム内に投入された洗剤量が多く洗剤が溶解しにくいときには、回転ドラムの回転数を洗剤量が少ないときの回転数より上げるため、洗剤液がより強い遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし、撹拌も強くなるので、よりよく洗剤を溶解することができ、洗浄性能を向上できるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0062】
また、請求項7に記載の発明によれば、回転ドラム内に投入する洗剤量を検知する洗剤量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記洗剤量検知手段により、洗剤量が第2の所定量以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗剤量が前記第2の所定量より多いときの回転時間より短くしたから、回転ドラム内に投入された洗剤量が少なく洗剤が溶解しやすいときには、回転ドラムの回転時間を洗剤量が多いときの回転時間より短くするため、必要以上の回転時間を省くことで、洗濯の時間短縮ができる。
【0063】
また、請求項8に記載の発明によれば、回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記布量検知手段により、前記回転ドラム内の洗濯物の量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗濯物の量が前記第1の所定量より少ないときの回転時間より長くしたから、回転ドラム内に投入された洗濯物の量が多く均一に洗濯水が含まれにくいときには、回転ドラムの回転時間を洗濯物の量が少ないときの回転時間より長くするため、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし撹拌される時間も長くなり、より均一に洗剤液が洗濯物に含まれることができ、洗浄性能を向上することができる。
【0064】
また、請求項9に記載の発明によれば、回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記布量検知手段により、前記回転ドラム内の洗濯物の量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転数を少なくとも前記洗濯物の量が前記第1の所定量より少ないときの回転数より上げるようにしたから、回転ドラム内に投入された洗濯物の量が多く均一に洗濯水が含まれにくいときには、回転ドラムの回転数を洗濯物の量が少ないときの回転数より上げるため、洗剤液がより強い遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし、撹拌も強くなるので、より均一に早く洗濯物に洗濯水を含ませることができ、洗浄性能を向上できるとともに、洗濯時間を短縮することができる。
【0065】
また、請求項10に記載の発明によれば、回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記布量検知手段により、前記回転ドラム内の洗濯物の量が第2の所定量以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗濯物の量が前記第2の所定量より多いときの回転時間より短くしたから、回転ドラム内に投入された洗濯物の量が少なく均一に洗濯水が含まれやすいときには、回転ドラムの回転時間を洗濯物の量が多いときの回転時間より短くさせるため、洗剤液が遠心力により回転ドラムと水受け槽内で対流を起こし撹拌される時間も短くなり、必要以上の回転時間を省くことで、洗濯の時間短縮ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例のドラム式洗濯機のブロック回路図
【図2】 同ドラム式洗濯機の断面図
【図3】 本発明の第2の実施例のドラム式洗濯機のブロック回路図
【図4】 本発明の第5の実施例のドラム式洗濯機のブロック回路図
【図5】 本発明の第8の実施例のドラム式洗濯機のブロック回路図
【図6】 従来のドラム式洗濯機の断面図
【図7】 同ドラム式洗濯機のブロック回路図
【符号の説明】
1 回転ドラム
3 水受け槽
5 モータ
7 洗濯機本体
11 給水弁(給水手段)
12 水位検知手段
22 制御手段
Claims (10)
- 洗濯機本体に弾性的に支持した水受け槽と、前記水受け槽に内包し回転自在に配設した回転ドラムと、前記回転ドラムを駆動するモータと、前記水受け槽内に給水する給水手段と、前記水受け槽内の給水水位を検知する水位検知手段と、前記モータの動作を制御し洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗濯行程にて、前記給水手段を制御して前記水受け槽内に前記水位検知手段が第1の所定水位を検知するまで給水する給水行程を有し、前記給水行程において、前記水位検知手段により前記第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知すると、前記回転ドラムを、洗濯物が前記回転ドラムの内壁に張り付く程度の所定の回転数で所定時間回転させる洗剤溶解行程を行うようにしたドラム式洗濯機。
- 回転ドラム内の水温を検知する水温検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記水温検知手段により、前記回転ドラム内の水温が第1の所定水温以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記回転ドラム内の水温が前記第1の所定水温より高いときの回転時間より長くするように構成した請求項1記載のドラム式洗濯機。
- 回転ドラム内の水温を検知する水温検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記水温検知手段により、前記回転ドラム内の水温が第1の所定水温以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転数を少なくとも前記回転ドラム内の水温が前記第1の所定水温より高いときの回転数より上げるように構成した請求項1記載のドラム式洗濯機。
- 回転ドラム内の水温を検知する水温検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記水温検知手段により、前記回転ドラム内の水温が第2の所定水温以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記回転ドラム内の水温が前記第2の所定水温より低いときの回転時間より短くするように構成した請求項1記載のドラム式洗濯機。
- 回転ドラム内に投入する洗剤量を検知する洗剤量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記洗剤量検知手段により、洗剤量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗剤量が前記第1の所定量より少ないときの回転時間より長くするように構成した請求項1記載のドラム式洗濯機。
- 回転ドラム内に投入する洗剤量を検知する洗剤量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記洗剤量検知手段により、洗剤量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転数を少なくとも前記洗剤量が前記第1の所定量より少ないときの回転数より上げるように構成した請求項1記載のドラム式洗濯機。
- 回転ドラム内に投入する洗剤量を検知する洗剤量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記洗剤量検知手段により、洗剤量が第2の所定量以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗剤量が前記第2の所定量より多いときの回転時間より短くした請求項1記載のドラム式洗濯機。
- 回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記布量検知手段により、前記回転ドラム内の洗濯物の量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗濯物の量が前記第1の所定量より少ないときの回転時間より長くした請求項1記載のドラム式洗濯機。
- 回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記布量検知手段により、前記回転ドラム内の洗濯物の量が第1の所定量以上であると検知したとき、前記回転ドラムの回転数を少なくとも前記洗濯物の量が前記第1の所定量より少ないときの回転数より上げるようにした請求項1記載のドラム式洗濯機。
- 回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段を備え、前記制御手段は、洗剤溶解行程において、前記布量検知手段により、前記回転ドラム内の洗濯物の量が第2の所定量以下であると検知したとき、前記回転ドラムの回転時間を少なくとも前記洗濯物の量が前記第2の所定量より多いときの回転時間より短くした請求項1記載のドラム式洗濯機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002147405A JP3812495B2 (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | ドラム式洗濯機 |
CN 03138105 CN1252341C (zh) | 2002-05-22 | 2003-05-22 | 滚桶式洗衣机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002147405A JP3812495B2 (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | ドラム式洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003340188A JP2003340188A (ja) | 2003-12-02 |
JP3812495B2 true JP3812495B2 (ja) | 2006-08-23 |
Family
ID=29705983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002147405A Expired - Fee Related JP3812495B2 (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | ドラム式洗濯機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3812495B2 (ja) |
CN (1) | CN1252341C (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4111168B2 (ja) * | 2004-05-18 | 2008-07-02 | 松下電器産業株式会社 | ドラム式洗濯機 |
JP5641839B2 (ja) * | 2010-04-26 | 2014-12-17 | 株式会社東芝 | ドラム式洗濯機 |
JP2013009882A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Panasonic Corp | ドラム式洗濯機およびそのプログラム |
EP2752515B1 (en) * | 2011-09-02 | 2019-05-08 | Panasonic Corporation | Drum-type washing machine |
JP5945709B2 (ja) * | 2011-09-02 | 2016-07-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ドラム式洗濯機 |
CN109137384B (zh) * | 2017-06-15 | 2021-10-08 | 青岛海尔洗涤电器有限公司 | 一种洗衣机进水控制方法及采用该方法的洗衣机 |
JP6732867B2 (ja) * | 2018-12-17 | 2020-07-29 | 東芝ライフスタイル株式会社 | ドラム式洗濯機 |
CN114059290B (zh) * | 2020-08-04 | 2023-04-11 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗涤设备杀菌方法及洗涤设备 |
-
2002
- 2002-05-22 JP JP2002147405A patent/JP3812495B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-05-22 CN CN 03138105 patent/CN1252341C/zh not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1460744A (zh) | 2003-12-10 |
CN1252341C (zh) | 2006-04-19 |
JP2003340188A (ja) | 2003-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI300102B (en) | Drum type washing machine | |
JP2012090829A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2014083167A (ja) | 洗濯機 | |
JP2004089417A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP5516290B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP4591287B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP3812495B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2008055016A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2013128539A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2011055925A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2011115431A (ja) | 洗濯機 | |
JP2014079350A (ja) | 洗濯機 | |
WO2020031581A1 (ja) | 洗濯機 | |
JP2004195100A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2010136742A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP5169965B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2011167427A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP7220347B2 (ja) | 洗濯機 | |
JPH11319364A (ja) | 洗濯機 | |
JPH11156081A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2013052056A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2013056019A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP3761662B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2014236770A (ja) | 洗濯機 | |
JP2007068677A (ja) | ドラム式洗濯機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040114 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060509 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060522 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3812495 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |