JP3809103B2 - ブースタパイロット弁 - Google Patents
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Description
(共願出願との関係)
この仮出願ではない出願は、2000年3月24日出願の仮出願第60/192,119号に基づく優先権を主張する。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、概ね弁を作動させる方法および装置に、特にブースタパイロット弁(booster pilot valve)に関する。
【0003】
(発明の背景および概要)
近年、製薬または石油化学プラントなどの産業施設は、低エネルギのバスシステムを使用して、様々なプロセスを操作し、かつ制御している。低エネルギバスシステムは、6から30ボルトの入力電圧において1.5から10mAの範囲の電流で作動する。低エネルギバスシステムは、以前に使用されていた操作および制御システムより電力消費量が少ない。低エネルギバスシステムを使用すると、利点の中でも特にプラントの全体的運転費用を削減することができる。
【0004】
低エネルギバスシステムの導入で、バスシステムの限られた電力供給で作動する弁に対する需要も生じた。大型弁は通常、開閉に大量の電力を必要とし、これは低エネルギバスシステムを通して使用可能な電力量より大きいことがある。その結果、大型弁に、またはその付近に空気を動力とするシリンダを装着して、大型弁を作動させることが一般的方法となった。空気シリンダは往々にして、空気シリンダと連絡するソレノイドまたはパイロット弁によって作動する。パイロット弁は、従来の弁アクチュエータより必要な電力がはるかに少ない。したがって、比較的大きい弁を作動するため、低エネルギバスシステムの極めて低い出力レベルで作動するパイロット弁を構成することが望ましい。また、パイロット弁は、プラントで使用している特定のバスシステムと適合性があることが望ましい。
【0005】
本発明は、比較的大きい弁を作動させるため、非常に低い出力レベルで作動するブースタパイロット弁を提供することに向けられる。
【0006】
(発明の概要)
本発明の1つの態様によると、ブースタパイロット弁は、本体および流体圧部材を含む。本体は流体室を画定する。流体圧部材は、流体室内に配置され、加圧流によって第1位置と第2位置の間で移動可能である。流体圧部材が第1位置にあると、シリンダ口は第1補助口と連絡することができる。流体圧部材が第2位置にあると、加圧流がシリンダ口と連絡することができる。さらなる実施形態では、ブースタパイロット弁は、加圧流を向けるよう作動可能な2次装置を含む。
【0007】
本発明の別の態様によると、ブースタパイロット弁は、本体および流体圧部材を含む。本体は、主口および流出口を有する流体室を画定する。流体圧部材は流体室内に配置され、加圧流によって閉位置と開位置の間で移動可能である。流体圧部材が閉位置にあると、シリンダ口からの2次流が第1補助口と連絡することができる。流体圧部材が開位置にあると、主口からの加圧流がシリンダ口と連絡することができる。さらなる実施形態では、ブースタパイロット弁は、本体の流出口と連絡する2次弁を含む。2次弁は、流体圧部材を閉位置または開位置へと移動させるため、主口に入る加圧流を向けるよう作動可能である。2次弁は、3方弁を含むか、ピエゾトロニック弁(piezotronic valve)を含むことができる。
【0008】
本発明のさらに別の態様によると、ブースタパイロット弁は、本体および流体圧部材を含む。本体は流体室を画定し、主口および突起を含む。主口が流体室の第1端に画定され、心棒が第2端から流体室内へと突出する。突起が、主口と整列された流出口を画定する。流体圧部材は流体室内に配置され、流体室内で開位置と閉位置の間で移動可能である。流体圧部材は、第1および第2表面および流体通路を含む。第1表面は、流体室の第1端に隣接する。第2表面は、流体室の第2端に隣接する。流体通路は流体圧部材内で画定され、第1表面から第2表面へと延在する。突起は、部分的に流体通路内に配置され、したがって流体通路は主口を流出口と連絡させる。流体圧部材が開位置にあると、主口がシリンダ口と流体連絡することができる。流体圧部材が閉位置にあると、シリンダ口と第1補助口との流体連絡が可能になる。
【0009】
本発明のさらなる態様によると、流体圧装置で弁要素を作動する方法は、加圧した流を流体圧装置に供給することと、加圧流を選択的に集中させることによって、加圧流を弁要素に向け、流体圧装置を開位置へと移動させることと、加圧流を選択的に集中させることによって、弁要素からの2次流を流体圧装置の補助口へと向け、流体圧装置を閉位置へと移動させることとを含む。
【0010】
以上の概要は、可能性がある各実施形態、または本明細書で開示する各態様を要約するものではなく、請求の範囲を要約しただけである。
【0011】
本発明は、好ましい実施形態および他の態様を含み、以下にある本発明の特定の実施形態に関する詳細な説明を、添付図面と組み合わせて読むことにより、最もよく理解される。
【0012】
本明細書で説明する本発明は、様々な変形および代替形態の可能性があるが、特定の実施形態のみが図面で例示的に示してあり、本明細書で詳細に説明する。しかし、本発明は、本明細書で開示する特定の形態に制限または限定されないことを理解されたい。
【0013】
(発明の詳細な説明)
図1を参照すると、ブースタパイロット弁10の側面図が、本発明の1つの実施形態を示す。ブースタパイロット弁10は1次弁20および2次装置30を含む。1次弁20は、主弁(図示せず)との接続を容易にし、アダプタ100および本体140を含む。アダプタ100および本体部分140は、ステンレス鋼または他の材料から構成されてもよい。本体部分140は、加圧した空気などの流体源と直接接続するような構成でもよい。
【0014】
本体140は、第1端141でアダプタ100と接続する。この実施形態では、本体140の径は、第1端141にあるアダプタ100の径より小さい。アダプタの窪み112および本体の窪み142が、1次弁20の周囲に配置される。アダプタの窪み112がアダプタ100の範囲を決定し、本体の窪み142が本体140の範囲を決定する。アダプタの窪み112および本体の窪み142が、それぞれシール190、191を受ける。シール190、191は、好ましくはOリングシールであり、1次弁20と主弁(図示せず)が接続された場合、この2つの間に形成される環状部を密封する。
【0015】
2次装置30は1次弁20に取り付けられる。2次装置30は2次弁40を含み、これは3方弁であることが好ましい。特に、2次弁40は3方ピエゾトロニック弁であることが好ましい。ブースタパイロット弁10を作動するため、ピエゾトロニック弁40は、操作プラットフォームまたはネットワークバス(図示せず)からの信号を受けるのに適合した電子機器(図示せず)がなければならない。1つの実施形態では、ブースタパイロット弁10に、Profibus PAオペレータを設けることができるが、Profibus DP、Fieldbus Foundation、およびDeviceNetなどを含む、他のバスシステムに適合する他のオペレータを使用してもよい。しかし、1次弁20の作動は、電子機器を変更しても変化してはならない。本開示のおかげで、圧電作動する3方弁40を、Automated Switch Company(ASCO)から獲得できることが当業者には認識されるが、他の3方弁を使用してもよい。
【0016】
ピエゾトロニック弁40は、約1.5から10mAの範囲の電流で100mW程度という非常に小さい作動電力しか必要としないので有利であり、これは低エネルギバスシステムで提供することができる。ピエゾトロニック弁40は、カバー32で囲まれる。電気コネクタ34が、電源またはバスシステムに接続するため、カバー32から延在する。ピエゾトロニック弁40および追加の電子機器も、環境から保護するためにカバー32内でエポキシ封入されてもよい。
【0017】
図2を参照すると、線A−Aに沿って切り取った図1の1次弁20の断面図が、さらに本発明を図示する。前述したように、1次弁20はアダプタ100に接続した本体140を含む。1次弁20はさらに、流体圧部材またはスプール160を含む。単純にするため、図2では、アダプタ100、本体140、および2次装置30を接続する、締め付け具および開口が省略されている。
【0018】
アダプタ100は、第1アダプタ部分110および第2アダプタ部分120を含む。第1アダプタ部分110は2次装置30を接続し、第2アダプタ部分120は本体140を接続する。第1アダプタ部分110は、その周囲の範囲を決定するアダプタの窪み112を含む。第1アダプタ部分110は、さらに、突起またはステム114、流出口116、および流体通路118を含む。突起114は、第1アダプタ部分110から第2アダプタ部分120の第1内腔122へと突出する。流出口116が、突起114の遠位端から開口117へと延在し、開口117は2次装置30と、特にピエゾトロニック弁40と連絡する。
【0019】
第2アダプタ部分120は、第1アダプタ部分110と接続される。第2アダプタ部分120は、第1アダプタ部分110の突起またはステム114を収容する第1内腔122を画定する。第1内腔122は、突起114の径より大きい径を有し、したがってそれらの間に第2プレナム(plenum)132が形成される。流体通路118は、ピエゾトロニック弁40と第2プレナム132との間の流体連絡を示すため、点線で図示されている。流体通路118の実際の位置は、図2の断面図の面に対して二面体の面上にあってよい。さらに、追加の補助口(図示せず)が、ピエゾトロニック弁40を第2プレナム132と連絡させることができる。第2アダプタ部分120は、さらに、延在する環状延長部124を含む。環状延長部124は第2内腔126を含み、第2内腔126は第1内腔122と連絡するが、第1内腔122より小さい径を有する。
【0020】
本体140は本体窪み142を含み、さらに主口144およびシリンダ口146a−bを含む。本体140は、第1腔部分150を有する内腔、第1肩152、第2腔部分154、および第2肩156を画定する。本体140は、環状延長部124が第1腔部分150内に配置されるよう、第2アダプタ部分120と接続する。第1肩152における径の減少が、第2腔部分154を形成し、これは第1腔部分150と連絡する。主口144は第2肩156において第2腔部分154と連絡し、シリンダ口146a−bが第1肩152において第1腔部分150と連絡する。
【0021】
本体140の腔150、152およびアダプタ100の内腔122、124は、1次弁20内に流体室を画定する。流体圧部材またはスプール160は、ステンレス鋼または他の材料で構築することができ、1次弁20の流体室内に配置され、その中で移動可能である。特に、流体圧部材160は、部分的に第2アダプタ部分120の内腔122内に配置されて、移動可能であり、部分的に環状延長部124の内腔126内に配置されて、移動可能である。流体圧部材160は、本体140の第2腔部分154内にも部分的に配置され、移動可能である。
【0022】
流体圧部材160は、第1表面164、第2表面168、および流体通路170を含む。流体圧部材160の第1端162は、流体室の肩156に隣接する第1表面164を呈する。流体室の第1プレナム130が、第1表面164と肩156の間に画定される。流体圧部材160の第2端166は、流体室内の第2表面168を呈する。第2プレナム132が、さらに、第2表面168とアダプタ100の流体室の一部との間で画定される。
【0023】
この実施形態では、第2表面168は、第1表面164より大きい表面積を呈する。第2表面168の方が、表面積が大きいのは、流体圧部材160の径増加に一部起因する。流体圧部材160の直径は肩161で増加し、環状延長部124の内腔126とほぼ一致する。流体圧部材160は、肩163で直径がさらに増加し、したがって第2端164は第1アダプタ部分110の内腔122とほぼ一致する。
【0024】
流体通路170は、流体圧部材160の内部を通る流体連絡を提供し、第1表面164から第2表面168へと延在する。第1アダプタ部分110の突起または突起114は、部分的に流体通路170内に配置される。フィルタ(図示せず)を通路170に配置してもよい。フィルタは市販品でよく、例えば約50ミクロンまでの粒子を濾過する。流体通路170は、主口144を1次弁20の流出口116と連絡させる。したがって、流体(図示せず)は、主口144と3方ピエゾトロニック弁40との間で連絡することができる。
【0025】
1次弁20は、構成要素の接続と係合との両方に使用する複数のシールを含む。同時に図2、図5、および図6を参照すると、アダプタ100はシール192、193、195、196を含み、これはOリングシールであることが好ましい。第1アダプタシール192が、第1アダプタ部分110と第2アダプタ部分120との接続を密封する。第2アダプタシール193が、突起114と流体圧部材160の流体通路170との係合を密封する。第3アダプタシール195が、アダプタ100と本体140との接続を密封する。第4アダプタシール196が、環状延長部124と本体140の第1内腔150との接続を密封する。
【0026】
流体圧部材または流体圧部材160は、流体圧部材160を1次弁20の流体室と係合させるため、複数のシールを含む。流体圧部材160はシール194を含み、これはU字カップシールであることが好ましく、さらに複数のシール197、198を含み、これらはOリングシールであることが好ましい。U字カップシール194は、環状窪み172に配置され、流体圧部材160と第2アダプタ部分120の内腔122との係合を密封する。U字カップシール194は、第2プレナム132に含まれる流体を密封する。
【0027】
シール197は、流体圧部材160がほぼ流体室内に位置すると、流体圧部材160と環状延長部124との係合を密封する。流体圧部材160が図2および図3Aに示すような第1位置にある状態で、シール197は内腔126との係合を失する。したがって、シリンダ口146a−bから流体圧部材160とアダプタ延長部124間の第1環状部200への連絡が可能になる。流体圧部材160が図3Bに示すような第2位置へと動作すると、シール197が環状延長部124の内腔126と係合し、シリンダ口146a−bと第1環状部200との流体連絡を密封する。シール198は、流体圧部材160が流体室内に適切に配置されると、流体圧部材160と本体140の第2腔部分154との係合を密封する。1次弁20のシールの係合に関するさらなる詳細は、図3Aおよび図3Bに関して以下でさらに提供する。
【0028】
1次弁20の作動に関する一般的説明では、加圧流体(図示せず)が主口144を通して1次弁20の流体室に入ることができる。加圧流は第1プレナム130内に集中することができる。加圧流体から第1表面164へ圧力を加えた状態で、流体圧部材160を流体室内で肩156から距離のある場所へと移動させる第1の力を生成することができる。加圧流体は、流体通路170を通過し、流出口116を通してピエゾトロニック弁40に入ることもできる。加圧流体は、ピエゾトロニック弁40により、流体通路118を介して第2プレナム132へと向うことができる。加圧流体から第2表面168へ圧力を加えた状態で、流体圧部材160を流体室内で第1アダプタ部分110から距離のある場所へと移動させる第2の力を生成することができる。第2プレナム132内の流体を、さらに第1補助口119を介してアダプタ窪み112で、ピエゾトロニック弁40とアダプタ窪み112との連絡を介して逃がすことができる。
【0029】
さらに、流体圧部材が図2に示すような第2または閉位置にある場合、第2流体流(図示せず)は、シリンダ口146a−bから第1環状部200、開口202、第2環状部204、第2補助口206、および本体窪み142へと連絡されることができる。第1環状部200が流体圧部材160と環状延長部124の間に形成される。開口202は、第2アダプタ部分120の環状延長部124内に画定される。開口202は、第1環状部200を第2環状部204と連絡させる。第2環状部204が、環状延長部124と本体140の第1内腔150の間に形成される。1つの開口202しか図示されていないが、環状延長部124の範囲を決定する同様の開口を幾つか形成してよい。第2補助口206は、第2環状部204を本体窪み142と連絡させ、ここで第2流体が逃げることができる。流体圧部材160の運動、流体の流れ、およびブースタパイロット弁10の作動に関するさらなる詳細は、以下で図3Aおよび図3Bに関して提供される。
【0030】
次に図3Aから図3Bを参照すると、ブースタパイロット弁10の作動が概略的に図示されている。前述したように、ブースタパイロット弁10は、2次装置30に接続された1次弁20を含む。1次弁20は、上述したようにアダプタ100、本体140および可動流体圧部材160を含む。2次装置30は2次弁40を含み、これはここで概略的に図示されている。2次弁40は、上記で検討したように、ピエゾトロニック弁など、操作に必要な出力レベルが低い3方弁であることが好ましい。
【0031】
幾つかの実施形態では、ブースタパイロット弁10は、図3Aから図3Bの主弁300のように、少なくとも1つの他のパイロット作動弁と直列で使用することができる。ブースタパイロット弁10は、非常に低い出力レベルで作動可能であるが、十分な期間だけ大きい弁を作動させるのに、十分な流量の加圧流体を提供できないことがある。したがって、ブースタパイロット弁10は、他の1つのパイロット作動弁を作動させるだけであり、他の1つのパイロット作動弁が、大きい弁を直接作動させるか、場合によってはさらに別のパイロット作動弁を作動させることができる。しかし、ブースタパイロット弁10の1つの利点は、最低のバス出力レベルでも作動することができ、したがって他のパイロット弁への「ステップアップ」プロセスを開始できることである。他方のパイロット弁は、結局、最終的には大きい弁を作動させるのに必要な流量の加圧流体を提供することができる。他の実施形態では、ブースタパイロット弁10は、使用する唯一のパイロット弁であることができる。
【0032】
1次弁20は主弁300に接続する。主弁300は、主ライン302を介して加圧された作動流体PFを1次弁20に連絡させる。加圧流体PFは、最終的に大型弁アクチュエータ(図示せず)または主弁300などの他のパイロット弁を作動するよう意図された主な流れを表す。従来のパイロット弁は、パイロット弁自体によって制御される、またはパイロット弁のみを通って流れる流れを使用する。本発明のブースタパイロット弁10は、加圧流PFを使用して、これも流体圧部材160の方向に影響を与え、これが下記の方法で加圧流体PFの流路を方向転換するので有利である。
【0033】
主弁300は、シリンダライン304a−bを介してシリンダ(図示せず)からの第2流体CFとも連絡する。シリンダライン304a−bは、シリンダとブースタパイロット弁10間のシリンダ流体CFと連絡する。シリンダは、主弁300または他の弁と連絡してもよく、シリンダは、別の弁の開/閉、またはピストンの拡張/収縮に使用するリザーバでよいが、それに制限されるものではない。シリンダ流体CFは、パイロット付き弁300の閉鎖シリンダ(図示せず)から、または排出されつつあるアクチュエータボリューム(図示せず)から来ることができる。
【0034】
図3Aを参照すると、加圧流体PFは主弁300から絶えず供給される。加圧流体PFは、主口144を通してブースタパイロット弁10に入り、第1表面164と肩156の間の第1プレナム130内に集中することができる。流体PFの圧力は、流体圧部材160の下面164に伝達される。その結果、下面164の領域に対して作用する加圧流体PFは、流体圧部材160上の第1の力F1を生成する。
【0035】
加圧流体PFは、流体通路170を通り、流出口116を介してピエゾトロニック弁40へ至ることもできる。図3Aでは、ピエゾトロニック弁40の電力供給が遮断され、流体通路118を介して流出口116からの加圧流体PFを第2プレナム132と連絡させる。加圧流体PFは、第2プレナム132内に集中し、第2表面168に圧力を加えることができる。その結果、第1の力F1とは反対方向の第2の力F2が流体圧部材160上に生成される。
【0036】
第2表面168の面積は、第1表面164の面積より大きいことが好ましい。したがって、流体圧部材160に加わる第2の力F2は、第1の力F1より大きい。力の差(F2−F1)は、ピエゾトロニック弁40の電力供給遮断時に、流体圧部材160を図3Aに示す第1または閉位置へと押しやる傾向がある。流体圧部材160を加圧流体RFで第1または閉位置へと押しやり、摩擦力を克服するよう、第1および第2表面164、168の面積を構成することは、十分に当技術分野の通常の技術範囲内である。
【0037】
流体圧部材160が第1または閉位置にある状態で、シール198は、シリンダ口146a−bからの主口144の流体連絡を密封する。シール197には、アダプタ100の環状延長部124との密封係合がない。その結果、シリンダ口146a−bは、流体圧部材160とアダプタ100間の第1環状部200と流体連絡し、シリンダ流体CFは、シリンダ口146a−bから第1環状部200へ流れることができる。シリンダ流体CFは、第1環状部200からアダプタ延長部124の開口202を通って、アダプタ延長部124と本体140の間に生成された第2環状部204に流入することができる。最後に、シリンダ流体CFは、本体窪み142の第2補助口206を通して大気圧へと逃げることができる。したがって、3方ピエゾトロニック弁40の電力供給を遮断することにより、ブースタパイロット弁10の流体圧部材160は、加圧流体PFで第1または閉位置へと移動し、シリンダ閉鎖時にシリンダ流体CFを逃がすことができる。
【0038】
次に図3Bを参照すると、ブースタパイロット弁10内の加圧流体PFの流路は、主弁300または主弁300がパイロットである他の何らかの弁を作動させるよう変更されている。概略的に図示されているように、ピエゾトロニック弁40は電力投入されている。加圧流体PFの流れは、ピエゾトロニック弁40によって流出口116で制限され、加圧流体PFは、1次弁20の流体室内に集中することができる。また、流体通路118と第1補助口119間の3方ピエゾトロニック弁40によって、新しい流路が生成される。第1補助口119は、アダプタ窪み112において大気圧につながり、これによって第2プレナム132に捕捉された加圧流体PFがある場合は、これを逃がすことができる。
【0039】
流体通路118が第1補助口119と流体連絡する状態で、第2表面168に加わる力が減少して、第1表面164に加わる力F1のみが優勢になる。その結果、力F1は、流体圧部材160を図3Bに示すような第2または開位置へと押しやる。流体圧部材160が流体室内で移動するにつれ、シール198は本体140の第2腔部分154を解放し、シール197はアダプタ延長部124の内腔126と係合する。流体圧部材160と本体140の間にギャップ220が生成され、これは主口144からシリンダ口146a−bへの加圧流体PFの流体連絡を容易にする。加圧流体PFは、ギャップ220を通ってシリンダ口146a−bへと流れることができる。加圧流体PFは、さらに、圧力領域210に作用して、流体圧部材160を流体室内の残りのストロークだけ駆動することができる。次に、加圧流体PFは、主弁300のシリンダライン304a−bを通してシリンダ口146a−bから出て、シリンダへと至るよう向けられる。加圧流体PFは、主弁300を作動させる作動圧を提供することができ、主弁300はシリンダと連絡することができる。したがって、3方ピエゾトロニック弁40に電力投入することにより、ブースタパイロット弁10の流体圧部材160は、加圧流体PFで第2または開位置へと移動することができ、別の比較的大きい弁を作動させることができる。
【0040】
次に図4から図9を参照すると、幾つかの原理図でブースタパイロット弁10の実施形態が図示されている。以下の検討では、簡潔さを期して、図ごとに特定の特徴のみ説明する。図4から図9では、各図で同じ構成要素を表すのに同じ参照符号を使用する。
【0041】
図4から図6では、様々な断面図でブースタパイロット弁10の実施形態が図示されている。図4は、線B−Bに沿って切り取った図1によるブースタパイロット弁10の断面図を示す。図5は、線C−Cに沿って切り取った図1によるブースタパイロット弁10の断面図を示す。図6は、線D−Dに沿って切り取った図1によるブースタパイロット弁10の断面図を示す。図7から図9では、それぞれ上面図、底面図、および斜視図で、ブースタパイロット弁10の実施形態が図示されている。
【0042】
2次装置30は、押しボタン起動システムを含むことができる。システムは手動押しボタン36、ばね38、およびガスケット41を含んでよい。手動押しボタン36は、ピエゾトロニック弁40を作動させるようカバー32上に含まれることができる。ばね38は、押しボタン36を図に示す作動停止位置に戻す。ボタン36は、カバー32内でボタン36の移動を案内する突起37を含む。ガスケット41は、ピエゾトロニック弁40とボタン36の間に設けることができる。ボルト44でピエゾトロニック弁40を1次弁20に取り付けることができる。本開示により、押しボタン作動システムを省略してよいことが当業者には理解される。
【0043】
特に図5および図6には、図2で説明したようなシール190−198が、図2に図示したものとは異なる断面の点で図示されている。シリンダ口146bは、第1肩152と連絡する断面で図示される。また、開口202が環状延長部124の半径方向腔を画定する。開口202は、上述したように、流体圧部材160とアダプタ延長部124間に形成された第1環状部200から、アダプタ延長部124と本体140間に形成された第2環状部204へ流体を連絡する。
【0044】
図8の底面図では、主口144およびシリンダ口146a−bの位置が、本体140の底部に図示されている。また、ピエゾトロニック弁(図示せず)および追加の電子機器(図示せず)を保持するPCボード31が、カバー32内に見える。特に図9には、比較的大きい弁310に接続されたブースタパイロット弁10が図示されている。ブースタパイロット弁10は、比較的大きい弁310を案内することができるが、本開示から、ブースタパイロット弁10は比較的大きい弁310の案内に制限されず、他の弁も案内できることが当業者には理解される。
【0045】
本発明を好ましい実施形態について説明してきたが、当業者には明白な変形および変更が可能である。したがって、本発明は、請求の範囲またはその同等物の範囲内にある範囲全体まで、このような変形および変更を全て含むものと意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一態様によるブースタパイロット弁の側面図を示す。
【図2】 線A−Aに沿って切り取った図1によるブースタパイロット弁の断面詳細図を示す。
【図3A】 主弁に対して第1または閉位置にあるブースタパイロット弁を概略で示す。
【図3B】主弁に対して第2または開位置にあるブースタパイロット弁を概略で示す。
【図4】 線B−Bに沿って切り取った図1によるブースタパイロット弁の断面図を示す。
【図5】 線C−Cに沿って切り取った図1によるブースタパイロット弁の断面図を示す。
【図6】 線D−Dに沿って切り取った図1によるブースタパイロット弁の断面図を示す。
【図7】 本発明によるブースタパイロット弁の上面図を示す。
【図8】 本発明によるブースタパイロット弁の底面図を示す。
【図9】 比較的大きい弁に接続したブースタパイロット弁の斜視図を示す。
Claims (29)
- 加圧流体(PF)によって作動されるブースタパイロット弁(10)であって、
加圧流体(PF)を受ける主口(144)、シリンダ口(146a−b)、排出口(206)、および流出口(116)を有し流体室を画定する本体(140)と、
流体圧部材(160)とを備え、該流体圧部材(160)は、流体室内に配置され、前記流体圧部材(160)をバイアスするばねを備えることなく閉位置と開位置の間で移動可能であり、前記流体圧部材(160)が流体通路(170)を画定し、該流体通路(170)が、第1の流体圧部材領域から第2の流体圧部材領域へ延び、かつ主口(144)からの加圧流体(PF)の少なくとも一部を流出口(116)に連絡し、
前記ブースタパイロット弁(10)がさらに、
第1の流体圧部材領域に対して作用する主口(144)からの加圧流体(PF)によって生成される第1の力と、
第1の流体圧部材領域より大きい第2の流体圧部材領域に対して作用する流出口(116)からの加圧流体(PF)の一部によって生成される第2の力とを含み、
一方の動作状態の間に、第2の力が、流体圧部材(160)を閉位置に動かし、流体圧部材(160)が、シリンダ口(146a−b)と排出口(206)との間の連絡を容易にし、
他方の動作状態の間に、第1の力が、流体圧部材(160)を開位置に動かし、流体圧部材(160)が、主口(144)からの加圧流体(PF)の少なくとも一部のシリンダ口(146a−b)との連絡を容易にするブースタパイロット弁。 - 本体(140)が、突起(114)を備え、該突起(114)が、流出口(116)を有して、部分的に流体圧部材(160)の流体通路(170)内に配置される、請求項1に記載のブースタパイロット弁。
- さらに、流出口(116)から第2の流体圧部材領域へ加圧流体(PF)の一部を向けるよう作動可能である2次装置(30)を備える、請求項1に記載のブースタパイロット弁。
- 2次装置(30)が、他方の動作状態の間に流体圧部材(160)を開位置へ移動するために、第2の流体圧部材領域からの加圧流体(PF)の一部を補助口(119)へ出す、請求項3に記載のブースタパイロット弁。
- 2次装置(30)が、一方の動作状態の間に流体圧部材(160)を閉位置へ移動するために、流出口(116)からの加圧流体(PF)の一部を第2の流体圧部材領域へ向ける、請求項3に記載のブースタパイロット弁。
- 加圧流体(PF)によって作動されるブースタパイロット弁(10)であって、
加圧流体(PF)を受ける主口(144)、シリンダ口(146a−b)、排出口(206)、および流出口(116)を有し流体室を画定する本体(140)と、
流体圧部材(160)とを備え、該流体圧部材(160)は、流体室内に配置され、前記流体圧部材(160)をバイアスするばねを備えることなく閉位置と開位置の間で移動可能であり、前記流体圧部材(160)が流体通路(170)を画定し、該流体通路(170)が、第1の流体圧部材領域から第2の流体圧部材領域へ延び、かつ主口(144)からの加圧流体(PF)の少なくとも一部を流出口(116)に連絡し、
前記ブースタパイロット弁(10)がさらに、
第1の流体圧部材領域に対して作用する主口(144)からの加圧流体(PF)によって生成される第1の力と、
第1の流体圧部材領域より大きい第2の流体圧部材領域に対して作用する流出口(116)からの加圧流体(PF)の一部によって生成される第2の力と、
本体(140)の流出口(116)と連絡し、かつ流出口(116)からの加圧流体(PF)の一部を第2の流体圧部材領域へ向けるように動作可能か、あるいは第2の流体圧部材領域からの加圧流体(PF)の一部を出すように動作可能な二次弁(40)とを含み、
一方の動作状態の間に、二次弁(40)が、流出口(116)からの加圧流体(PF)の一部を第2の流体圧部材領域に向け、第2の力が、流体圧部材(160)を閉位置に動かし、流体圧部材(160)が、シリンダ口(146a−b)と排出口(206)との間の連絡を容易にし、
他方の動作状態の間に、二次弁(40)が、第2の流体圧部材領域からの加圧流体(PF)の一部を出し、第1の力が、流体圧部材(160)を開位置に動かし、流体圧部材(160)が、主口(144)からの加圧流体(PF)の少なくとも一部のシリンダ口(146a−b)との連絡を容易にするブースタパイロット弁。 - 流体圧部材(160)が、複数のシールで本体(140)の流体室と係合する、請求項6に記載のブースタパイロット弁。
- 本体(140)が、突起(114)を備え、該突起(114)が、流出口(116)を有して、流体圧部材(160)の流体通路(170)に部分的に配置される、請求項6に記載のブースタパイロット弁。
- 2次弁(40)が3方弁を備える、請求項6に記載のブースタパイロット弁。
- 2次弁(40)がピエゾトロニック弁を備える、請求項6に記載のブースタパイロット弁。
- ピエゾトロニック弁が、ネットワークバスから信号を受信するバスオペレータを備える、請求項10に記載のブースタパイロット弁。
- ピエゾトロニック弁が、約1.5mAから10mAの電流源を使用して作動する、請求項10に記載のブースタパイロット弁。
- ピエゾトロニック弁が、約100mWの電圧源を使用して作動する、請求項12に記載のブースタパイロット弁。
- ピエゾトロニック弁が、ネットワークバスから信号を受信するように構成される、請求項10に記載のブースタパイロット弁。
- ピエゾトロニック弁が、約1.5mAから10mAの電流範囲にわたって作動する、請求項10に記載のブースタパイロット弁。
- ピエゾトロニック弁が、約100mWの電力レベルで作動する、請求項15に記載のブースタパイロット弁。
- 加圧流体(PF)によって作動されるブースタパイロット弁(10)であって、
流体室を画定する本体(140)を備え、該本体(140)が、加圧流体(PF)を受ける流体室の第1の端部(162)に画定された主口(144)と、流体室に画定された排出口(206)と、流出口(116)を画定し、かつ流体室の第2の端部(166)から流体室内に突出する突起(114)とを備え、
前記ブースタパイロット弁(10)がさらに、
流体圧部材(160)を備え、該流体圧部材(160)は、流体室内に配置され、前記流体圧部材(160)をバイアスするばねを備えることなく閉位置と開位置の間で移動可能であり、流体圧部材(160)が、流体室の第1の端部(162)に隣接する第1の流体圧部材領域(164)と、第1の流体圧部材領域(164)より大きく、流体室の第2の端部(166)に隣接する第2の流体圧部材領域(168)と、流体圧部材(160)内に画定され、第1の流体圧部材領域(164)から第2の流体圧部材領域(168)へと延在する流体通路(170)とを備え、突起(114)の少なくとも一部は、流体通路(170)が主口(144)を流出口(116)と連絡させるよう、流体通路(170)内に配置され、
前記ブースタパイロット弁(10)がさらに、
第1の流体圧部材領域に対して作用する主口(144)からの加圧流体(PF)によって生成される第1の力と、
第2の流体圧部材領域に対して作用する流出口(116)からの加圧流体(PF)の少なくとも一部によって生成される第2の力とを含み、
一方の動作状態の間に、第1の力が、流体圧部材(160)を開位置に動かし、流体圧部材(160)が、主口(144)からの加圧流体(PF)の少なくとも一部のシリンダ口(146a−b)との連絡を容易にし、
他方の動作状態の間に、第2の力が、流体圧部材(160)を閉位置に動かし、流体圧部材(160)が、シリンダ口(146a−b)と排出口(206)との間の連絡を容易にする、ブースタパイロット弁。 - 流体圧部材(160)が、複数のシールで流体室と係合する、請求項17に記載のブースタパイロット弁。
- 流体圧部材(160)が閉位置にある場合、第1のシール(198)が、シリンダ口(146a−b)から主口(144)の流体連通を密封するように流体圧部材(160)に配置される、請求項18に記載のブースタパイロット弁。
- 流体圧部材(160)が開位置にある場合、第2のシール(197)が排出口(206)からシリンダ口(146a−b)の流体連通を密封するように流体圧部材(160)に配置される、請求項19に記載のブースタパイロット弁。
- 流出口(116)を介して流体室と流体連絡する3方弁(40)をさらに備える、請求項17に記載のブースタパイロット弁。
- 3方弁(40)が、流体圧部材(160)を開位置へと移動させるために、第2の流体圧部材領域(168)と第2の端部(166)との間に画定されるプレナム(130)からの加圧流体(PF)を出す、請求項21に記載のブースタパイロット弁。
- 3方弁(40)が、ピエゾトロニック弁を備える、請求項21に記載のブースタパイロット弁。
- 3方弁(40)が、流体圧部材(160)を閉位置へと移動させるために、流出口(116)からの加圧流体(PF)を第2の流体圧部材領域(168)と第2の端部(166)との間に画定されるプレナム(130)へ向ける、請求項21に記載のブースタパイロット弁。
- 本体(140)内の通路(170)が、プレナム(130)へ加圧流体(PF)を向けまたはプレナム(130)から加圧流体(PF)を出すために、3方弁(40)をプレナム(130)と連絡する、請求項24に記載のブースタパイロット弁。
- 本体(140)内の補助口(119)が、プレナム(130)から加圧流体(PF)を出すために、3方弁(40)と連絡する、請求項25に記載のブースタパイロット弁。
- 流体圧装置(160)、加圧流体(PF)、および加圧流体(PF)を向けることができる3方弁(40)で弁要素を作動する方法であって、流体圧部材(160)が、第1の流体圧部材領域を有し、かつ第1の流体圧部材領域より大きい第2の流体圧部材領域を有し、流体圧部材(160)が、流体室内に配置され、流体圧部材(160)をバイアスするばねを備えることなく流体室内で移動可能であり、前記方法が、
内部で移動可能に配置された流体圧部材(160)を有する流体室に加圧流体(PF)を供給することと、
第1の流体圧部材領域に加圧流体(PF)を作用させ、かつ3方弁(40)を用いて第2の流体圧部材領域から加圧流体(PF)の一部を出すことによって、加圧流体(PF)を用いて流体圧部材(160)に第1の力を生成することと、
第1の流体圧部材領域に加圧流体(PF)を作用させ、かつ第2の流体圧部材領域に対して作用するように3方弁(40)を用いて加圧流体(PF)の一部を向けることによって、流体圧部材(160)に第2の力を生成することと、
第1の力を用いて流体圧部材(160)を開位置に移動することによって、弁要素に加圧流体(PF)の少なくとも一部を向けることと、
第2の力を用いて流体圧部材(160)を閉位置に移動することによって、弁要素から2次流(CF)を排出することと含む方法。 - 弁要素に加圧流体(PF)を向けることが、2次流(CF)を流体室内に画定される排出口(206)との流体連通から密封することを含む、請求項27に記載の方法。
- 弁要素から2次流(CF)を排出することが、加圧流体(PF)を弁要素との流体連通から密封することを含む、請求項27に記載の方法。
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