JP3790996B1 - 暗証コード入力装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者による暗証コードの入力操作時に、操作者の手元を第三者に見られても、第三者に暗証コードを知られることを防止する。
【解決手段】ATMの利用者は、利用前に予め、暗証番号と共に、提示される色の中から1つの色を選択し登録しておく。利用者がATMに暗証番号を入力する際には、操作キーにランダムに割り当てられた数字の配列を提示色の数だけ色分けして示す暗証番号入力参照画面8が表示部4に表示される。利用者は、この参照画面8の中から自分が登録した選択色で表示された数字配列を、キー入力部5の操作キーK1〜K10に適用して、暗証番号を入力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザインターフェイス技術に関し、特に、ユーザ認証のために暗証コードが入力される暗証コード入力装置等に関する。
金融機関の現金自動預け払い機(ATM)の利用に際しては、操作者の認証のために暗証番号の入力が求められる。ATMにおいては、暗証番号の入力に使用されるキーの配列は、0から9までの数字キーが、4行3列や横1列に規則正しく配置されているのが一般的であり、操作者は、このような配列のキーを用いて、暗証番号として複数桁の数字を入力する。
このような一般的なATMの暗証番号入力装置では、操作者が暗証番号を入力するに際し、操作者の左右、後方等から、第三者にキー入力操作を見られることにより、容易に暗証番号を盗視されてしまうという問題がある。
このような問題を解決するために、例えば、入力画面を表示するための液晶パネルとタッチパネルとの間にすき間を設け、そのすき間に液晶パネル上の各数字の間を仕切る障害物を設け、操作者のみが液晶パネル上の数字を見ることができるようにして、第三者による暗証番号の盗視を防止しようとするものがある。さらに、液晶パネル上の数字の配列を変更することにより、盗視されにくくしようとするものもある(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、0〜9の各キーを複数設けることにより、操作者が入力した暗証番号を他人に分かりにくくしようとするものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−203265号公報 特開平9−297875号公報
しかしながら、上記技術では、暗証番号の入力中に、手元の操作画面を第三者に覗かれた場合には、暗証番号の盗視を防止することはできない。
また、特許文献1に記載の技術では、ATM装置のハードウェア部分の改造が必要なため、導入にコストがかかる。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、操作者による暗証コードの入力操作時に、操作者の手元を第三者に見られても、第三者に暗証コードを知られることを防止することができる暗証コード入力装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点に係る暗証コード入力装置は、
コードを入力するm個のキーを有するコード入力手段と、
少なくともn個の領域を有する表示手段と、
前記n個の領域に、n個の識別子をランダムに割り当てる識別子割当手段と、
前記n個の領域毎に、前記m個のキーのそれぞれに、文字をランダムに割り当てる文字割当手段と、
前記m個のキーと、前記n個の領域と、前記識別子割当手段により割り当てられた識別子と、前記文字割当手段により割り当てられた文字と、の対応関係を示す割当テーブルを記憶する割当テーブル記憶手段と、
前記割当テーブル記憶手段に記憶された割当テーブルに基づき、前記表示手段の領域毎に、文字をキー及び識別子と対応させて表示させる表示制御手段と、
前記コード入力手段から入力される入力キー情報を検出する入力キー情報検出手段と、
ユーザを特定するユーザ特定情報が入力されるユーザ特定情報入力手段と、
ユーザごとに、ユーザ特定情報と、暗証コードと、前記n個の識別子の中から選択された一つの識別子である選択識別子と、を記憶するユーザ情報記憶手段と、
前記ユーザ特定情報入力手段から入力されたユーザ特定情報により特定されるユーザの暗証コード及び選択識別子を、前記ユーザ情報記憶手段から読み出すユーザ情報読出手段と、
前記ユーザ情報読出手段により読み出された選択識別子に対応付けられて前記m個のキーに割り当てられている文字を、前記割当テーブル記憶手段に記憶されている割当テーブルから読み出し、該読み出した文字に基づいて、前記入力キー情報検出手段により検出された入力キー情報に割り当てられている文字を取得し、該取得した文字からなる入力コードを取得する入力コード取得手段と、
前記入力コード取得手段により取得された入力コードと、前記ユーザ情報読出手段により読み出された暗証コードと、を照合する照合手段と、
を備える。
また、この発明の第2の観点に係る暗証コード入力装置は、
コードを入力するm個のキーを有するコード入力手段と、
少なくともn個の領域を有する表示手段と、
前記n個の領域に、n個の識別子をランダムに割り当てる識別子割当手段と、
前記n個の領域毎に、前記m個のキーのそれぞれに、文字をランダムに割り当てる文字割当手段と、
前記m個のキーと、前記n個の領域と、前記識別子割当手段により割り当てられた識別子と、前記文字割当手段により割り当てられた文字と、の対応関係を示す割当テーブルを記憶する割当テーブル記憶手段と、
前記割当テーブル記憶手段に記憶された割当テーブルに基づき、前記表示手段の領域毎に、文字をキー及び識別子と対応させて表示させる表示制御手段と、
前記コード入力手段から入力される入力キー情報を検出する入力キー情報検出手段と、
ユーザを特定するユーザ特定情報が入力されるユーザ特定情報入力手段と、
ユーザごとに、ユーザ特定情報と、暗証コードと、前記n個の識別子の中から選択された一つの識別子である選択識別子と、を記憶するサーバ装置に、前記ユーザ特定情報入力手段から入力されたユーザ特定情報を通信ネットワークを介して送信するユーザ特定情報送信手段と、
前記ユーザ特定情報送信手段により送信されたユーザ特定情報により特定されるユーザの暗証コード及び選択識別子を、前記サーバ装置から受信するユーザ情報受信手段と、
前記ユーザ情報受信手段により受信された選択識別子に対応付けられて前記m個のキーに割り当てられている文字を、前記割当テーブル記憶手段に記憶されている割当テーブルから読み出し、該読み出した文字に基づいて、前記入力キー情報検出手段により検出された入力キー情報に割り当てられている文字を取得し、該取得した文字からなる入力コードを取得する入力コード取得手段と、
前記入力コード取得手段により取得された入力コードと、前記ユーザ情報受信手段により受信された暗証コードと、を照合する照合手段と、
を備える。
前記n個の識別子は、それぞれ、互いに異なる色情報を有し、
前記表示制御手段は、文字を、前記割当テーブル記憶手段に記憶されている割当テーブルにおいて該文字に対応付けられている識別子が有する色情報に対応させて表示する、
ようにしてもよい。
前記n個の識別子は、それぞれ、互いに異なる記号情報を有し、
前記表示手段は、文字を、前記割当テーブル記憶手段に記憶されている割当テーブルにおいて該文字に対応付けられている識別子が有する記号情報に対応させて表示する、
ようにしてもよい。
前記文字割当手段が割り当てる文字は、例えば、数字、記号、又はテキストを含む。
前記文字割当手段は、各領域に対応する文字の配列が、領域毎に異なるように、文字を各キーにランダムに割り当てる、
ようにしてもよい。
また、この発明の第3の観点に係る暗証コード入力装置は、
少なくともn個の領域を有する表示手段と、
前記表示手段のn個の領域にランダムに割り当てたn個の暗証付加情報(Q1〜Qn)と、暗証コードの構成に用いられるm個の符号を前記暗証付加情報毎に互いに異なる配列でランダムに割り当てた符号割当情報(Xy,z(yは1〜nの整数、zは1〜mの整数))と、を前記表示手段の領域毎に表示させる表示制御手段と、
ユーザの操作に応じて、前記表示制御手段により表示されている符号割当情報の中から、zを特定し、zをiに特定した符号組み合わせ情報(X1,i〜Xn,i)を選択する符号組み合わせ情報選択手段と、
暗証コードと、前記n個の暗証付加情報(Q1〜Qn)の中から選択されている選択暗証付加情報(Qp)と、を記憶する暗証情報テーブルから、選択暗証付加情報を取得する選択暗証付加情報取得手段と、
前記選択暗証付加情報取得手段が取得した選択暗証付加情報に対応して前記表示制御手段により表示される、符号配列情報(Xp,1〜Xp,m)を取得する符号配列情報取得手段と、
前記符号組み合わせ情報選択手段により選択された符号組み合わせ情報(X1,i〜Xn,i)の中から、前記符号配列情報取得手段が取得した符号配列情報(Xp,1〜Xp,m)に含まれる情報である入力符号情報(Xp,i)を取得する入力符号情報取得手段と、
前記入力符号情報取得手段が取得した複数の入力符号情報から入力コードを取得する入力コード取得手段と、
前記暗証情報テーブルから、暗証コードを取得する暗証コード取得手段と、
前記入力コード取得手段が取得した入力コードと、前記暗証コード取得手段が取得した暗証コードと、を照合する照合手段と、
を備える。
また、この発明の第4の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
コードを入力するm個のキーを有するコード入力手段、
少なくともn個の領域を有する表示手段、
前記n個の領域に、n個の識別子をランダムに割り当てる識別子割当手段、
前記n個の領域毎に、前記m個のキーのそれぞれに、文字をランダムに割り当てる文字割当手段、
前記m個のキーと、前記n個の領域と、前記識別子割当手段により割り当てられた識別子と、前記文字割当手段により割り当てられた文字と、の対応関係を示す割当テーブルを記憶する割当テーブル記憶手段
前記割当テーブル記憶手段に記憶された割当テーブルに基づき、前記表示手段の領域毎に、文字をキー及び識別子と対応させて表示させる表示制御手段、
前記コード入力手段から入力される入力キー情報を検出する入力キー情報検出手段、
ユーザを特定するユーザ特定情報が入力されるユーザ特定情報入力手段、
ユーザごとに、ユーザ特定情報と、暗証コードと、前記n個の識別子の中から選択された一つの識別子である選択識別子と、を記憶するユーザ情報記憶手段、
前記ユーザ特定情報入力手段から入力されたユーザ特定情報により特定されるユーザの暗証コード及び選択識別子を、前記ユーザ情報記憶手段から読み出すユーザ情報読出手段、
前記ユーザ情報読出手段により読み出された選択識別子に対応付けられて前記m個のキーに割り当てられている文字を、前記割当テーブル記憶手段に記憶されている割当テーブルから読み出し、該読み出した文字に基づいて、前記入力キー情報検出手段により検出された入力キー情報に割り当てられている文字を取得し、該取得した文字からなる入力コードを取得する入力コード取得手段、
前記入力コード取得手段により取得された入力コードと、前記ユーザ情報読出手段により読み出された暗証コードと、を照合する照合手段、
として機能させる。
本発明によれば、操作者による暗証コードの入力操作時に、操作者の手元を第三者に見られても、第三者に暗証コードを知られることを防止することできる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施の形態では、本発明に係る暗証コード入力装置について、銀行等に設置されている現金自動預け払い機(ATM)を備えた暗証コード照合システムを例に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る暗証コード照合システムの構成例を示すブロック図である。
本実施の形態に係る暗証コード照合システムは、図示するように、暗証コード入力装置としての機能を有する複数のATM1と、利用者の暗証番号等の情報が格納されているデータベース(DB)を有するDBサーバ2と、を備えており、ATM1とDBサーバ2とは、通信ネットワーク3を介して互いに接続されている。
図2は、ATM1の外観例を示す図である。
図示するように、ATM1は、表示部4と、キー入力部5と、カード挿入口6と、現金取出口7と、を備える。例えば、預金者がATM1を利用して、現金を引き出す場合には、キャッシュカード等をカード挿入口6に挿入し、表示部4に表示される取引メニューから「お引き出し」等を選択し、キー入力部5から暗証コードとしての暗証番号や引き出し金額等を入力することにより、現金取出口7から現金を引き出す。
図3は、本実施の形態に係る暗証コード照合システムを用いて、利用者がATM1に暗証番号を入力する際における、表示部4及びキー入力部5の例を示す図である。
図示するように、暗証番号の入力時には、表示部4に暗証番号入力参照画面8が表示される。利用者は、この暗証番号入力参照画面8を参照しながら、暗証番号の入力を行う。暗証番号入力参照画面8において、各行は異なる色で表示され、各行毎に0〜9の数字が互いに異なる配列で表示される。図3に示す暗証番号入力参照画面8の例では、1行目は黄色、2行目はオレンジ色、3行目は水色、4行目は青色、5行目は赤色、6行目はライム色、7行目は茶色、8行目はスミレ色、9行目はピンク色で表示されているものとする。
キー入力部5は、操作キーK1〜K10と、確定キーと、取消キーと、を備える。操作キーK1〜K10は、暗証番号入力参照画面8において操作キーと同じ列にある数字を入力する際に使用する。確定キーは、入力を確定する場合に使用し、取消キーは、入力を取り消す場合に使用する。
ATM1の利用者は、利用前に予め、暗証番号と共に、銀行から提示される複数の色の中から1つの「色」を選択し、銀行に届け出ておく。
暗証番号の入力の際に表示される暗証番号入力参照画面8は、各行が、銀行から提示された色で表示されている。利用者は、この画面8において、予め届け出た色で表示されている行の数字配列を参照して、キー入力部5に暗証番号を入力する。具体的には、利用者は、参照している数字の列にあるキー入力部5の操作キーK1〜K10を押すことにより、暗証番号を入力する。
例えば、利用者が、「暗証番号:1356、色:赤色」を銀行に届け出ている場合には、赤色で示されている5行目の数字の配列を見て、暗証番号の数字に対応する列の操作キーであるキーK9、キーK4、キーK1、キーK5を押下して暗証番号を入力する。
このようにして、利用者が暗証番号を入力することにより、操作キーの入力操作を第三者に覗き見られた場合であっても、第三者は、操作者がどの色の行を参照して暗証番号を入力しているのかまではわからず、暗証番号を特定することはできない。よって、暗証番号の盗視を防止することができる。
図4は、ATM1の構成例を示すブロック図である。
ATM1は、図示するように、通信部11と、入力部12と、出力部13と、記憶部14と、カード取扱部15と、現金取扱部16と、制御部17と、を備え、各部はバス18を介して互いに接続されている。
通信部11は、通信ネットワーク3を介してDBサーバ2と通信を行うものであり、通信インタフェース等を備える。
入力部12は、ATM1に様々な情報を入力するために使用するものであり、ボタン、キー等の入力装置を備える。また、入力部12は、キー入力部5を備える。
出力部13は、様々な情報を出力するものであり、ディスプレイ等の表示装置、スピーカ等の音声出力装置を備える。また、出力部13は、表示部4を備える。
記憶部14は、様々な情報やプログラム等を記憶するものであり、ハードディスク等の補助記憶装置を備える。
カード取扱部15は、ATM1に挿入されるキャッシュカード等のカードを取り扱う部分であり、カード挿入口6や、カードに記録されている情報を読み取るためのカードリーダを備える。
現金取扱部16は、ATM1において現金を取り扱う部分であり、現金取出口7を備える。
制御部17は、データの演算処理を行うと共に、バス18を介して通信部11、入力部12、出力部13、記憶部14、カード取扱部15、現金取扱部16を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)171、ROM(Read Only Memory)172、RAM(Random Access Memory)173、等を備える。制御部17における演算処理及び制御処理は、具体的には、CPU171が、RAM173を作業領域として使用して各種データを一時的に記憶させながら、ROM172に記憶されている制御プログラムを実行することにより行われる。
例えば、制御部17が、ROM172や記憶部14に記憶されている制御プログラムに従って上記各部を制御することにより、図3に示した暗証番号入力参照画面8の表示処理や、ATM1に入力される暗証番号の解釈処理及び照合処理等が行われる。
図5は、DBサーバ2の構成例を示すブロック図である。
DBサーバ2は、図示するように、通信部21と、記憶部22と、制御部23と、を備え、各部はバス24を介して互いに接続されている。
通信部21は、通信ネットワーク3を介してATM1と通信を行うものであり、通信インタフェース等を備える。
記憶部22は、様々な情報やプログラム等を記憶するものであり、ハードディスク等の補助記憶装置を備える。記憶部22には、預金者等のATM利用者の暗証番号等を格納する暗証番号データベース221が記憶されている。
暗証番号データベース221のデータベース構造例を図6に示す。図示するように、暗証番号データベース221には、暗証番号テーブル222が格納されている。暗証番号テーブル222には、利用者の識別情報であるユーザIDと、銀行から提示された色の中からその利用者が選択した色を特定する識別子としての色番号と、暗証番号と、が関連付けられて記憶されている。
制御部23は、データの演算処理を行うと共に、バス24を介して通信部21及び記憶部22を制御するものであり、CPU231、ROM232、RAM233、等を備える。
例えば、制御部23は、ATM1からユーザIDを受信した場合に、そのユーザIDに関連付けられている暗証番号等を暗証番号データベース221から読み出し、ATM1に送信する。
図7は、本実施の形態に係る暗証コード照合システムの機能構成例を示すブロック図である。
暗証コード照合システムのATM1は、図示するように、ユーザID取得部41と、ユーザID送信部42と、暗証情報受信・記憶部43と、キー入力部5と、キー操作検出部44と、参照画面テーブル作成部45と、参照画面テーブル記憶部46と、表示制御部47と、表示部4と、入力番号解釈部48と、暗証番号照合部49と、出金処理部50と、を備える。なお、既に説明した構成と同じ機能を有する部分については、同じ符号を付している。これらの各部は、図4に示した制御部17が、同じく図4に示した通信部11、入力部12、出力部13、記憶部14、カード取扱部15、又は現金取扱部16を制御することにより、実現することができる。
また、暗証コード照合システムのDBサーバ2は、図示するように、ユーザID受信部51と、暗証情報読出部52と、暗証情報送信部53と、図6に例示した暗証番号データベース221を備える。これらの各部は、図5に示した制御部23が、同じく図5に示した通信部21又は記憶部22を制御することにより、実現することができる。
ユーザID取得部41は、ATM利用者のユーザID(U)を取得する。具体的には、例えば、ユーザID取得部41は、図2のカード挿入口6にキャッシュカードが挿入されると、キャッシュカードに記録されているユーザIDを読み取り、取得する。
ユーザID送信部42は、ユーザID取得部41からユーザIDを受け取り、DBサーバ2に送信する。
ユーザID受信部51は、ATM1のユーザID送信部42から送信されてきたユーザIDを受信する。
暗証情報読出部52は、ユーザID受信部51が受信したユーザIDを受け取り、暗証番号データベース221に格納されている暗証番号テーブル222から、受信したユーザIDに対応して記憶されている暗証番号(P)及び色番号(Q)を、暗証情報として読み出す。
暗証情報送信部53は、暗証情報読出部52から暗証番号及び色番号を受け取り、ATM1に送信する。
暗証情報受信・記憶部43は、DBサーバ2の暗証情報送信部53から送信されてきた暗証番号及び色番号を受信し、記憶する。
キー操作検出部44は、キー入力部5における操作キーK1〜K10の押下を検出し、押下されたキー番号(K’)を入力番号解釈部48に出力する。具体的には、暗証番号が4桁の数字からなる場合を例に説明すると、利用者が暗証番号の入力に際して、操作キーのキーK9、キーK4、キーK1、キーK5を押下した場合には、押下されたキー番号K’として、「K9」,「K4」,「K1」,「K5」が出力される。
参照画面テーブル作成部45は、図3に示した暗証番号入力参照画面8の元となる参照画面テーブルを作成し、参照画面テーブル記憶部46に出力する。
参照画面テーブルの例を図8に示す。利用者はATM1の利用前に銀行から提示される色の中から1つの色を選択することは前述したが、参照画面テーブル61は、ここで銀行から提示される色の数だけの行を備える。参照画面テーブル作成部45は、乱数発生回路(図示せず)を備えており、色を特定する色番号を各行にランダムに割り当てる。さらに、参照画面テーブル作成部45は、各行毎に、キー入力部5の操作キーK1〜K10に対して0〜9の数字をランダムに割り当てることにより、参照画面テーブル61を作成する。
参照画面テーブル記憶部46は、参照画面テーブル作成部45が作成した参照画面テーブル61を記憶する。
表示制御部47は、参照画面テーブル記憶部46に記憶されている参照画面テーブル61に基づいて、表示部4に暗証番号入力参照画面8を表示する。また、表示制御部47は、色情報テーブルを記憶しており、色情報テーブルを参照して、暗証番号入力参照画面8に色を表示する。
色情報テーブルの例を図9に示す。図示するように、色情報テーブル62は、色番号ごとに、その色番号により特定される色名と、その色を表示部4で表現するためのRGBデータと、を関連付けて記憶している。
表示制御部47は、具体的には、参照画面テーブル61において各行毎にキー番号に割り当てられている数字を、行毎に表示部4に表示する。さらに、参照画面テーブル61の各行に割り当てられている色番号に対応するRGBデータを、色情報テーブル62から読み出し、色番号が割り当てられている行をその色番号に対応するRGBデータを用いてカラー表示する。
図3に示した暗証番号入力参照画面は、表示制御部47が、図9に示した色情報テーブル62の例を参照して、図8に示した参照画面テーブル61の例に基づいて表示部4に表示した暗証番号入力参照画面8の例である。
暗証番号入力参照画面8は、1つのキーに複数の数字が割り当てられており、そのうちの一つの数字を、識別子(例えば、色)により特定可能(ユーザにより識別可能)に表示されるものであれば、上記したようにマトリクス形式に表示することに限るものではない。
入力番号解釈部48は、キー操作検出部44が検出した押下されたキー番号と、暗証情報受信・記憶部43が記憶している色番号と、参照画面テーブル記憶部46に記憶されている参照画面テーブル61と、に基づきキー入力部5に入力された番号を解釈し、解釈した入力番号(P’)を暗証番号照合部49に出力する。
具体的には、入力番号解釈部48は、キー操作検出部44から押下されたキー番号(K’)を入力すると共に、暗証情報受信・記憶部43から色番号(Q)を読み出し、参照画面テーブル記憶部46から参照画面テーブル61における数字の割当情報(X)を読み出す。そして、数字割当情報(X)に基づいて、参照画面テーブル61において暗証情報受信・記憶部43から読み出した色番号(Q)が割り当てられている行の数字を、キー入力部5の操作キーK1〜K10に適用し、キー入力部5に入力された番号(P’)を取得する。
例えば、入力番号解釈部48が、キー操作検出部44から押下されたキー番号として「K9,K4,K1,K5」を入力し、暗証情報受信・記憶部43から色番号「1」を読み出し、参照画面テーブル記憶部46から図8に示した参照画面テーブル61の例を読み出した場合には、図8に示す参照画面テーブル61の例における色番号「1」に該当する5行目の数字「5,8,4,3,6,2,7,9,1,0」がそれぞれ操作キーK1〜K10に割り当てられ、キー番号「K9,K4,K1,K5」に該当する入力番号として「1356」を取得する。
暗証番号照合部49は、入力番号解釈部48が取得した入力番号(P’)と、暗証情報受信・記憶部43が記憶している暗証番号(P)と、の照合を行い、照合結果を出金処理部50に出力する。
具体的には、暗証番号照合部49は、入力番号解釈部48から入力番号を入力すると共に、暗証情報受信・記憶部43から暗証番号を読み出し、入力番号と暗証番号とが一致するか否かを判別し、一致した場合には一致信号を、一致しなかった場合には不一致信号を出力する。
出金処理部50は、暗証番号照合部49からの信号に基づいて、利用者に現金を提供するための処理を行う。具体的には、例えば、出金処理部50は、暗証番号照合部49から一致信号を受信した場合には、出金処理処理を行い、不一致信号を受信した場合には、出金処理を停止する。
次に、本実施の形態に係るATMの処理動作を説明する。なお、ATM1の動作は、制御部17が、ROM172や記憶部14に記憶されている制御プログラムに従って、通信部11、入力部12、出力部13、記憶部14、カード取扱部15、又は現金取扱部16を制御することにより実行される。なお、以下の動作説明において、制御部17による通信制御、入出力制御、メモリ制御等の通常のコンピュータによる動作と同一の動作については、理解を容易にするため、逐一言及することを避ける。
図10は、本実施の形態に係るATM1における預金引き出し処理を示すフローチャートである。
例えば、ATM1の操作者により、ATM1の入力部12に取引開始要求が入力されると、制御部17は、この預金引き出し処理を開始し、出力部13の一つである表示部4に取引メニューを表示する(ステップS11)。操作者は、表示された取引メニューの中から希望の取引を選択する。
操作者が取引メニューの中から「お引き出し」を選択し、その選択情報が入力部12に入力されると、制御部17は、例えばキャッシュカードの挿入要求を表示部4に表示することにより、操作者にキャッシュカードの挿入を要求する(ステップS12)。操作者はこの要求に応じて、キャッシュカードをカード挿入口6に挿入する。
ユーザID取得部41は、カード挿入口6に挿入されたキャッシュカードに記録されているユーザIDを取得する(ステップS13)。
続いて、参照画面テーブル作成部45が、後述する参照画面テーブル作成処理(図11)を行い、参照画面テーブル61を作成する(ステップS14)。
表示制御部47は、作成された参照画面テーブル61に基づき、暗証番号入力参照画面8を表示部4に表示する(ステップS15)。操作者は、表示された暗証番号入力参照画面8を参照して、キー入力部5の操作キーK1〜K10を用いて暗証番号を入力する。
このように、ユーザIDの取得に続いて、参照画面テーブル61が作成されることにより、ATM1を利用する操作者が変わるたびに、暗証番号入力参照画面8が変化する。このため、操作キーへの数字の割り当てが暗証番号の入力のたびに変化し、暗証番号の盗視防止効果をより高めることができる。
キー操作検出部44は、キー入力部5の操作キーを用いた操作者によるキー入力があるか否かを判別し(ステップS16)、キー入力がない場合には(ステップS16:No)、キー入力を待つ。一方、キー入力があった場合には(ステップS16:Yes)、制御部17は後述する暗証番号照合処理(図12)を行う(ステップS17)。
続いて、制御部17は、暗証番号照合処理での照合結果から暗証番号が正しく入力されたか否かを判別し(ステップS18)、正しい場合には(ステップS18:Yes)、預金を引き出すための出金処理を行い(ステップS19)、この預金引き出し処理を終了する。一方、正しくない場合には(ステップS18:No)、暗証番号の入力取消処理(ステップS20)を行った後、ステップS14に戻り、再び参照画面テーブル作成処理を行う。
図11は、図10におけるステップS14の参照画面テーブル作成処理の詳細を示すフローチャートである。
色の選択に際して銀行から提示される色の種類がn色である場合には、参照画面テーブル作成部45は、まず、乱数発生回路で乱数を発生することにより、1〜nの整数をランダムに出力する(ステップS31)。
そして、出力した整数を出力順に、参照画面テーブル61の色番号の列に、上から割り当てて記録する(ステップS32)。具体的には、図8に示した参照画面テーブル61の例では、色の種類は9色、つまりn=9であり、色番号としての1〜9の整数が、行番号に対応して色番号の列にランダムに割り当てられる。
次に、操作キーへの数字の割り当て処理に移る。
まず、参照画面テーブル作成部45は、i=0とした後(ステップS33)、iに1をプラスする(ステップS34)。
次に、乱数発生回路で乱数を発生することにより、0〜9の整数を重複がないように、ランダムに出力する(ステップS35)。
そして、出力した整数を出力順に、参照画面テーブル61におけるi行目のキー番号「K1」〜「K10」のそれぞれの列に記録する(ステップS36)。具体的には、図8の参照画面テーブル61の例に示すように、行毎に、0〜9の整数がキー番号「K1」〜「K10」にランダムに割り当てられる。
次に、参照画面テーブル作成部45は、i=nであるか否かを判別し(ステップS37)、iがnでない場合には(ステップS37:No)、ステップS34に戻り、ステップS34〜S36の処理を繰り返す。そして、これらの処理がn回繰り返され、i=nとなったら(ステップS37:Yes)、この参照画面テーブル作成部処理を終了する。これにより、n色の色番号に対応する各行毎に、操作キーへランダムに数字が割り当てられてた参照画面テーブル61が作成される。
なお、この例では、全ての行についてランダムに作成したが、1行目はランダムではなく、0〜9を順に配置するようにしてもよい。
図12は、図10におけるステップS17の暗証番号照合処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、ユーザID送信部42が、ユーザID取得部41が取得したユーザIDをDBサーバ2に送信する(ステップS41)。これに応じて、暗証情報受信・記憶部43は、DBサーバ2から、ユーザIDに対応して記憶されている暗証番号及び色番号を受信する(ステップS42)。
キー操作検出部44は、操作者が押下した操作キーのキー番号情報を取得する(ステップS43)。
次に、入力番号解釈部48が、図10のステップS14で作成した参照画面テーブル61と、ステップS42で受信した色番号と、ステップS43で取得した押下されたキー番号と、から操作者により暗証番号として入力された入力番号を取得する(ステップS44)。
続いて、暗証番号照合部49が、前ステップで取得した入力番号と、ステップS42で受信した暗証番号と、を照合し、一致したか否かの照合結果を出力して(ステップS45)、この暗証番号照合処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、暗証コード入力装置の操作者は予め暗証コードと共に複数の付加的な識別コードの中から1つの識別コードを登録しておく。暗証コードの入力に際しては、1つのキーに各識別コード毎に文字を割り付け、その割り付け情報を表示させる。これにより、他人には1つのキーに複数の文字が割り当てられているように見え、操作者が何を入力しているのか判別不能となり、他人による暗証コードの盗視を防止することができる。
具体的には、本実施の形態によれば、暗証コード入力装置としての機能を有するATM1の利用者は、利用前に予め、暗証番号と共に、提示される色の中から1つの色を選択し登録しておく。利用者がATM1に暗証番号を入力する際には、操作キーにランダムに割り当てられた数字の配列を提示色の数だけ色分けして示す暗証番号入力参照画面8が表示部4に表示される。利用者は、この参照画面8の中から自分が登録した選択色で表示された数字配列を、キー入力部5の操作キーK1〜K10に適用して、暗証番号を入力する。
これにより、例え第三者に暗証番号の入力操作を覗かれた場合であっても、第三者は、操作者がどの色の数字配列に基づいて暗証番号を入力しているのかは分からず、暗証番号の盗視を防ぐことができる。
また、例え操作者の誕生日等から第三者に暗証番号が推定された場合であっても、その第三者は操作者が選択した色までをも特定することはできない。従って、第三者は複数ある数字配列の中から適切な数字配列を選択することはできず、第三者の「なりすまし」によるATMの操作を防ぐことができる。
また、ATMの利用者等が変わり、新たな暗証番号の入力が必要になるたびに、表示される色の順番、操作キーへ割り当てられる数字の配列がランダムに変更され、新たな暗証番号入力参照画面が表示される。これにより、操作者の指や腕の動作によって暗証番号が察知されることを防ぐことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
上記第1の実施の形態では、暗証番号の盗視を防ぐために、暗証番号の付加的な情報として色情報を用いた。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、色の代わりに特定の数字、記号、テキスト、マーク、名称等の他の文字情報を用いることができる。
図13は、本発明の第2の実施の形態に係るATM1の表示部4及びキー入力部5の例を示す図である。
図示するように、本実施の形態における暗証番号入力参照画面8は、様々な記号で特定された行毎に、異なる配列で、操作キーK1〜K10に数字が割り当てられている。
この場合、利用者は、予め、暗証番号と共に、暗証番号入力参照画面8の各行の左端に示される記号の中から1つの記号を選択し、銀行に届け出ておく。
利用者は、暗証番号の入力に際し、暗証番号入力参照画面8において、予め届け出た記号が示されている行の数字配列を参照して、キー入力部5の操作キーK1〜K10により暗証番号を入力する。
本実施の形態は、DBサーバ2の暗証番号データベース221に格納されている暗証番号テーブル222において、色番号に代えて記号情報を記憶しておき、ATM1において、色番号の代わりに記号情報を処理することにより、実現することができる。
本実施の形態によれば、カラー表示ができない場合であっても、暗証番号の盗視を防ぐことができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態においては、キー入力部5において、割り当てられる数字の数だけ操作キーを備えた。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な入力方法により、番号を入力することができる。
図14は、本発明の第3の実施の形態に係るATM1の表示部4及びキー入力部5の例を示す図である。
図示するように、本実施の形態に係るキー入力部5は、枠左移動キー71と枠右移動キー72と、確定キー73と、を備える。さらに、表示部4は、暗証番号入力参照画面8における列を選択するための枠74を表示する。この枠74は、枠左移動キー71及び枠右移動キー72の操作に応じて、暗証番号入力参照画面8上を列単位で左右に移動する。
利用者が暗証番号を入力するに際しては、届け出た色で表示されている行の数字を暗証番号の数字に適用し、1桁ずつ、該当する数字を枠移動キー71,72を用いて枠74で選択し、確定キー73で確定しながら、暗証番号を入力する。
本実施の形態は、キー操作検出部44が、枠移動キー71,72、確定キー73の押下を検出することにより、押下された列を特定し、その列情報を第1の実施の形態における押下されたキー番号の代わりに処理することにより、実現することができる。
本実施の形態によれば、入力部の構成をより簡単にしながら、暗証番号の盗視を防ぐことができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、本発明をATMを備えた暗証コード照合システムに適用して説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遺伝子バンクシステム等の他の認証システムにおける暗証コード入力装置にも適用することができる。
図15は、本発明の第4の実施の形態に係る暗証コード入力装置の機能構成例を示すブロック図である。なお、第1の実施の形態における構成と実質的に同じ機能を有する部分については、同じ符号を付している。
本実施の形態における暗証コード入力装置81は、図示するように、ユーザID、暗証コード、暗証付加情報としての色情報を記憶する暗証番号データベース221を装置内部に備え、ユーザIDに基づきそのユーザの暗証コード及び色情報を暗証番号データベース221から読み出し記憶する暗証情報読出・記憶部82を備える。そして、暗証番号照合部49から出力される照合結果を装置外部の照合結果を必要とする他の装置に出力する。例えば、扉を開けるために認証を必要とするシステムにおいては、暗証番号照合部49は、扉開閉制御装置等に照合結果を出力する。
本実施の形態によれば、様々な認証システムにおいて、暗証コードの盗視を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能であり、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、上記実施の形態では、キー入力部の操作キーがハードウェアキーかソフトウェアキーかは特に限定していない。しかし、例えば、キー入力部にタッチパネル等を用いソフトウェアキーにした場合には、表示部の一部を用いてキー入力部を実現することができ、現存の装置のソフトウェア部分のみの改造によって本発明を実現でき、導入コストが少なくて済む。
また、本発明における暗証コードは、数字により構成されるものに限定されるものではなく、数字、記号、テキスト、マーク、名称等を含む文字を用いて構成されるものでもよい。その場合には、キー入力部に、暗証コードを構成する文字等の符号の種類の数だけ操作キーを設け、暗証付加情報としての識別子ごとに、各操作キーにランダムに符号を割り当てることにより、本発明を実施することができる。
なお、本発明の暗号コード入力装置は、専用のハードウェアによっても、通常のコンピュータシステムによっても実現することができる。
また、上記実施の形態では、暗証コード入力装置のプログラムが、メモリ等に予め記憶されているものとして説明した。しかし、上述の処理動作を実行させるためのプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行をする暗証コード入力装置を構成してもよい。
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するようにしてもよい。さらに、通信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担又はOSとアプリケーションの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロード等してもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る暗証コード照合システムの構成例を示すブロック図である。 ATMの外観例を示す図である。 ATMの表示部及びキー入力部の例を示す図である。 ATMの構成例を示すブロック図である。 DBサーバの構成例を示すブロック図である。 暗証番号データベースのデータベース構造例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る暗証コード照合システムの機能構成例を示すブロック図である。 参照画面テーブルの例を示す図である。 色情報テーブルの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るATMにおける預金引き出し処理を示すフローチャートである。 参照画面テーブル作成処理の詳細を示すフローチャートである。 暗証番号照合処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るATMの表示部及びキー入力部の例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係るATMの表示部及びキー入力部の例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る暗証コード入力装置の機能構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 ATM
2 DBサーバ
3 通信ネットワーク
4 表示部
5 キー入力部
6 カード挿入口
7 現金取出口
8 暗証番号入力参照画面
11,21 通信部
12 入力部
13 出力部
14,22 記憶部
15 カード取扱部
16 現金取扱部
17,23 制御部
18,24 バス
41 ユーザID取得部
42 ユーザID送信部
43 暗証情報受信・記憶部
44 キー操作検出部
45 参照画面テーブル作成部
46 参照画面テーブル記憶部
47 表示制御部
48 入力番号解釈部
49 暗証番号照合部
50 出金処理部
51 ユーザID受信部
52 暗証情報読出部
53 暗証情報送信部
61 参照画面テーブル
62 色情報テーブル
71 枠左移動キー
72 枠右移動キー
73 確定キー
74 枠
81 暗証コード入力装置
82 暗証情報読出・記憶部
171,231 CPU
172,232 ROM
173,233 RAM
221 暗証番号データベース
222 暗証番号テーブル
K1〜K10 操作キー

Claims (8)

  1. コードを入力するm個のキーを有するコード入力手段と、
    少なくともn個の領域を有する表示手段と、
    前記n個の領域に、n個の識別子をランダムに割り当てる識別子割当手段と、
    前記n個の領域毎に、前記m個のキーのそれぞれに、文字をランダムに割り当てる文字割当手段と、
    前記m個のキーと、前記n個の領域と、前記識別子割当手段により割り当てられた識別子と、前記文字割当手段により割り当てられた文字と、の対応関係を示す割当テーブルを記憶する割当テーブル記憶手段と、
    前記割当テーブル記憶手段に記憶された割当テーブルに基づき、前記表示手段の領域毎に、文字をキー及び識別子と対応させて表示させる表示制御手段と、
    前記コード入力手段から入力される入力キー情報を検出する入力キー情報検出手段と、
    ユーザを特定するユーザ特定情報が入力されるユーザ特定情報入力手段と、
    ユーザごとに、ユーザ特定情報と、暗証コードと、前記n個の識別子の中から選択された一つの識別子である選択識別子と、を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記ユーザ特定情報入力手段から入力されたユーザ特定情報により特定されるユーザの暗証コード及び選択識別子を、前記ユーザ情報記憶手段から読み出すユーザ情報読出手段と、
    前記ユーザ情報読出手段により読み出された選択識別子に対応付けられて前記m個のキーに割り当てられている文字を、前記割当テーブル記憶手段に記憶されている割当テーブルから読み出し、該読み出した文字に基づいて、前記入力キー情報検出手段により検出された入力キー情報に割り当てられている文字を取得し、該取得した文字からなる入力コードを取得する入力コード取得手段と、
    前記入力コード取得手段により取得された入力コードと、前記ユーザ情報読出手段により読み出された暗証コードと、を照合する照合手段と、
    を備える暗証コード入力装置。
  2. コードを入力するm個のキーを有するコード入力手段と、
    少なくともn個の領域を有する表示手段と、
    前記n個の領域に、n個の識別子をランダムに割り当てる識別子割当手段と、
    前記n個の領域毎に、前記m個のキーのそれぞれに、文字をランダムに割り当てる文字割当手段と、
    前記m個のキーと、前記n個の領域と、前記識別子割当手段により割り当てられた識別子と、前記文字割当手段により割り当てられた文字と、の対応関係を示す割当テーブルを記憶する割当テーブル記憶手段と、
    前記割当テーブル記憶手段に記憶された割当テーブルに基づき、前記表示手段の領域毎に、文字をキー及び識別子と対応させて表示させる表示制御手段と、
    前記コード入力手段から入力される入力キー情報を検出する入力キー情報検出手段と、
    ユーザを特定するユーザ特定情報が入力されるユーザ特定情報入力手段と、
    ユーザごとに、ユーザ特定情報と、暗証コードと、前記n個の識別子の中から選択された一つの識別子である選択識別子と、を記憶するサーバ装置に、前記ユーザ特定情報入力手段から入力されたユーザ特定情報を通信ネットワークを介して送信するユーザ特定情報送信手段と、
    前記ユーザ特定情報送信手段により送信されたユーザ特定情報により特定されるユーザの暗証コード及び選択識別子を、前記サーバ装置から受信するユーザ情報受信手段と、
    前記ユーザ情報受信手段により受信された選択識別子に対応付けられて前記m個のキーに割り当てられている文字を、前記割当テーブル記憶手段に記憶されている割当テーブルから読み出し、該読み出した文字に基づいて、前記入力キー情報検出手段により検出された入力キー情報に割り当てられている文字を取得し、該取得した文字からなる入力コードを取得する入力コード取得手段と、
    前記入力コード取得手段により取得された入力コードと、前記ユーザ情報受信手段により受信された暗証コードと、を照合する照合手段と、
    を備える暗証コード入力装置。
  3. 前記n個の識別子は、それぞれ、互いに異なる色情報を有し、
    前記表示制御手段は、文字を、前記割当テーブル記憶手段に記憶されている割当テーブルにおいて該文字に対応付けられている識別子が有する色情報に対応させて表示する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の暗証コード入力装置。
  4. 前記n個の識別子は、それぞれ、互いに異なる記号情報を有し、
    前記表示手段は、文字を、前記割当テーブル記憶手段に記憶されている割当テーブルにおいて該文字に対応付けられている識別子が有する記号情報に対応させて表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の暗証コード入力装置。
  5. 前記文字割当手段が割り当てる文字は、数字、記号、又はテキストを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の暗証コード入力装置。
  6. 前記文字割当手段は、各領域に対応する文字の配列が、領域毎に異なるように、文字を各キーにランダムに割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の暗証コード入力装置。
  7. 少なくともn個の領域を有する表示手段と、
    前記表示手段のn個の領域にランダムに割り当てたn個の暗証付加情報(Q1〜Qn)と、暗証コードの構成に用いられるm個の符号を前記暗証付加情報毎に互いに異なる配列でランダムに割り当てた符号割当情報(Xy,z(yは1〜nの整数、zは1〜mの整数))と、を前記表示手段の領域毎に表示させる表示制御手段と、
    ユーザの操作に応じて、前記表示制御手段により表示されている符号割当情報の中から、zを特定し、zをiに特定した符号組み合わせ情報(X1,i〜Xn,i)を選択する符号組み合わせ情報選択手段と、
    暗証コードと、前記n個の暗証付加情報(Q1〜Qn)の中から選択されている選択暗証付加情報(Qp)と、を記憶する暗証情報テーブルから、選択暗証付加情報を取得する選択暗証付加情報取得手段と、
    前記選択暗証付加情報取得手段が取得した選択暗証付加情報に対応して前記表示制御手段により表示される、符号配列情報(Xp,1〜Xp,m)を取得する符号配列情報取得手段と、
    前記符号組み合わせ情報選択手段により選択された符号組み合わせ情報(X1,i〜Xn,i)の中から、前記符号配列情報取得手段が取得した符号配列情報(Xp,1〜Xp,m)に含まれる情報である入力符号情報(Xp,i)を取得する入力符号情報取得手段と、
    前記入力符号情報取得手段が取得した複数の入力符号情報から入力コードを取得する入力コード取得手段と、
    前記暗証情報テーブルから、暗証コードを取得する暗証コード取得手段と、
    前記入力コード取得手段が取得した入力コードと、前記暗証コード取得手段が取得した暗証コードと、を照合する照合手段と、
    を備える暗証コード入力装置。
  8. コンピュータを、
    コードを入力するm個のキーを有するコード入力手段、
    少なくともn個の領域を有する表示手段、
    前記n個の領域に、n個の識別子をランダムに割り当てる識別子割当手段、
    前記n個の領域毎に、前記m個のキーのそれぞれに、文字をランダムに割り当てる文字割当手段、
    前記m個のキーと、前記n個の領域と、前記識別子割当手段により割り当てられた識別子と、前記文字割当手段により割り当てられた文字と、の対応関係を示す割当テーブルを記憶する割当テーブル記憶手段
    前記割当テーブル記憶手段に記憶された割当テーブルに基づき、前記表示手段の領域毎に、文字をキー及び識別子と対応させて表示させる表示制御手段、
    前記コード入力手段から入力される入力キー情報を検出する入力キー情報検出手段、
    ユーザを特定するユーザ特定情報が入力されるユーザ特定情報入力手段、
    ユーザごとに、ユーザ特定情報と、暗証コードと、前記n個の識別子の中から選択された一つの識別子である選択識別子と、を記憶するユーザ情報記憶手段、
    前記ユーザ特定情報入力手段から入力されたユーザ特定情報により特定されるユーザの暗証コード及び選択識別子を、前記ユーザ情報記憶手段から読み出すユーザ情報読出手段、
    前記ユーザ情報読出手段により読み出された選択識別子に対応付けられて前記m個のキーに割り当てられている文字を、前記割当テーブル記憶手段に記憶されている割当テーブルから読み出し、該読み出した文字に基づいて、前記入力キー情報検出手段により検出された入力キー情報に割り当てられている文字を取得し、該取得した文字からなる入力コードを取得する入力コード取得手段、
    前記入力コード取得手段により取得された入力コードと、前記ユーザ情報読出手段により読み出された暗証コードと、を照合する照合手段、
    として機能させるプログラム。
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