JP3773852B2 - 導光体および照明装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに対向する第1の発光面と、第2の発光面とを備え、第1の発光面および第2の発光面からそれぞれ光を照射するように構成された導光体に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯型電話の端末装置として、折り畳みタイプのものが知られている。通常、折り曲げ部を挟んで下側に操作ボタンが、上側にディスプレイがそれぞれ設けられ、折り畳み時には操作ボタンの操作面およびディスプレイの表示面が互いに向き合って内部に収容されるように構成されている。このようなタイプの端末装置において、折り畳んだ状態のまま外側から視認できるディスプレイあるいは発光部を設ける機種も知られている。例えば、外表面に設けられたディスプレイの表示面に着信に関する情報等を表示することで、使用者は端末装置を開くまでもなく必要な情報を得ることが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
第2のディスプレイ(外表面に表示面があるディスプレイ)等を設けるに際して、具体的には第1のディスプレイ(折り畳み時に表示面が収容されるディスプレイ)の裏側に第2のディスプレイを配置することが考えられる。この場合、第1および第2のディスプレイをそれぞれ照明するバックライトが必要となる。
【0004】
本発明は、互いに背面が向き合うように配置されたディスプレイ等を背面側から同時に照明することができる導光体および照明装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による導光体は、互いに対向する第1の発光面と、第2の発光面とを備え、第1の発光面および第2の発光面の間で反射させることにより光を導くとともに第1の発光面および第2の発光面からそれぞれ光を照射するように構成し、前記第1の発光面には光を拡散するための第1の拡散面が、前記第2の発光面の一部には光を拡散するための第2の拡散面が、それぞれ形成されており、前記第1の発光面の前記第2の拡散面に対向する領域から射出される光の発光量が、当該第2の拡散面によって拡散された光によって、前記第1の発光面の他の領域から射出される光の発光量よりも大きくなるように、前記第1の拡散面および前記第2の拡散面における光の拡散が調整されていることを特徴とする。
また、互いに対向する第1の発光面と、第2の発光面とを備え、前記第1の発光面および前記第2の発光面の間で反射させることにより光を導くとともに前記第1の発光面および前記第2の発光面からそれぞれ光を照射するように構成し、前記第2の発光面の一部には光を拡散するための第2の拡散面が形成されており、前記第1の発光面の前記第2の拡散面に対向する領域には光を拡散させない平滑面が、他の領域には光を拡散するための第1の拡散面が、それぞれ形成されており、前記第1の発光面からの光の発光量が、前記第2の拡散面による光拡散に起因する光量増加と前記平滑面による光量減少とによって調整されていることを特徴とする。
更に、互いに対向する第1の発光面と、第2の発光面とを備え、前記第1の発光面および前記第2の発光面の間で反射させることにより光を導くとともに前記第1の発光面および前記第2の発光面からそれぞれ光を照射するように構成し、前記第1の発光面の一部には光を拡散するための第2の拡散面が、他の部分には光を拡散するための第1の拡散面が、それぞれ形成されており、前記第1の発光面の前記第2の拡散面が形成された領域における光の発光量は、当該第2の拡散面によって拡散された光によって、前記第1の発光面の他の領域から射出される光の発光量よりも大きくなるように、かつ、前記第2の発光面からの発光量が、前記第1の拡散面によって拡散された光によって均一になるよう前記第1の拡散面および前記第2の拡散面における光の拡散が調整されていることを特徴とする。
【0006】
この導光体によれば、第1の発光面および第2の発光面の間で反射することにより導かれた光は、第1の発光面および第2の発光面を介して導光体の外側に射出される。したがって、1つの導光体により導光体の両側に同時に光を照射することができる。
【0008】
また、第1の発光面および第2の発光面の間で反射することにより導かれた光は、第1の拡散面により拡散されて第1の発光面あるいは第2の発光面を介して導光体の外側に射出されるとともに、第2の拡散面により拡散されて第1の発光面あるいは第2の発光面を介して導光体の外側に射出される。したがって、1つの導光体により導光体の両側に同時に光を照射することができる。また、第1の発光面および第2の発光面からの射出光は、それぞれ第1の拡散面および第2の拡散面の両者における拡散の影響を受けるため、第1の拡散面および第2の拡散面における光の拡散をそれぞれ独立して調整することにより、第1の発光面および第2の発光面からの射出光の強さや均一性等の特性を自由に制御することが可能となる。
【0009】
第1の拡散面または第2の拡散面はプリズム面であってもよい。
【0010】
第1の拡散面または第2の拡散面はドット面であってもよい。
【0011】
第1の拡散面に対向する領域では第2の発光面が平面状とされていてもよい。
【0012】
本発明による照明装置は、請求項1〜のいずれか1項に記載の導光体と、導光体の第1の発光面または第2の発光面に沿って配置され、導光体からの光を反射する反射部材と、を備えることを特徴とする。
【0013】
この照明装置によれば、第1の発光面および第2の発光面の間で反射することにより導かれた光は、第1の拡散面により拡散されて第1の発光面あるいは第2の発光面を介して導光体の外側に射出されるとともに、第2の拡散面により拡散されて第1の発光面あるいは第2の発光面を介して導光体の外側に射出される。したがって、1つの導光体により導光体の両側に同時に光を照射することができる。また、第1の発光面および第2の発光面からの射出光は、それぞれ第1の拡散面および第2の拡散面の両者における拡散の影響を受けるため、第1の拡散面および第2の拡散面における光の拡散をそれぞれ独立して調整することにより、第1の発光面および第2の発光面からの射出光の強さや均一性等の特性を自由に制御することが可能となる。
【0014】
ここで、反射部材は領域に応じて反射率が異なっていてもよい。例えば、第1の発光面の発光強度がほぼ均一になるように反射部材の反射率が設定されていてもよい。また、第2の発光面の発光強度がほぼ均一になるように反射部材の反射率が設定されていてもよい。この場合には、第1の発光面あるいは第2の発光面から均一な照明光を得ることができる。
【0015】
反射部材は第1の発光面および第2の発光面に沿ってそれぞれ設けられてもよい。この場合には、第1の発光面および第2の発光面から射出される光の強度を制御することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
−第1の実施形態−
以下、図1〜図4を参照して、本発明による導光体の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の導光体を用いた照明装置を示す斜視図、図2は第1の実施形態の導光体を用いた照明装置を示す断面図、図3はドット面の構成を示す図である。
【0017】
図1および図2に示すように、第1の実施形態の導光体10は、ドット面11が形成された第1の発光面10Aと、プリズム面12が形成された第2の発光面10Bとを備える。また、導光体10の一端部には端面に沿って棒状(あるいは線状)の光源20が取り付けられている。
【0018】
図2に示すように、プリズム面12は、その断面が光源20の側の辺が長い鋸歯形状となる形状に形成されている。また、ドット面11にはプリズム面12よりも細かいピッチで溝が形成されている。ドット面11の溝として、図3(a)に示すように多数の細かい溝が平行に設けられてもよいし、図3(b)に示すように多数の細かい溝が格子状に設けられてもよい。あるいは多数の小さい凹凸を設けてもよい。
【0019】
なお、図1〜図3ではプリズム面12およびドット面11は模式的に描かれており、凹凸ないし溝の個数は実際のものと異なる。
【0020】
次に、導光体10の作用について説明する。図2において導光体10の右端部に配置された光源20からの光は、導光体10の内部を反射しながら左方に進行する。この光の一部は第1の発光面10Aに形成されたドット面11により乱反射される。乱反射光の一部は第1の発光面10Aから図2において下方に向けて射出される。また、乱反射光の他の一部は図2において上方向に向かい、第2の発光面10Bから射出される。
【0021】
なお、ドット面11で乱反射された光は、第2の発光面10Bのうちプリズム面12が形成されていない領域のみならず、プリズム面12が形成された領域からも射出される。
【0022】
一方、導光体10の内部を通ってプリズム面12に到達した光の一部は、プリズム面12により図2において下向きに反射され、第1の発光面10Aのプリズム面12に対向する領域から射出される。従って、図1および図2に示す構成においては、プリズム面12が形成された領域において第1の発光面10Aからの発光量が他の領域よりも強くなる。
【0023】
このように、導光体10は光源20からの光を第1の発光面10Aおよび第2の発光面10Bの間で反射させて導くとともに、その光を第1の発光面10Aおよび第2の発光面10Bの両者から射出させる。
【0024】
そして、第1の発光面10Aおよび第2の発光面10Bに対向する位置に図示せぬ透過型液晶素子あるいは半透過型液晶素子をそれぞれ配置することにより液晶表示装置を構成する。この液晶表示装置において、第1の発光面10Aおよび第2の発光面10Bより発する光が対向する透過型あるいは半透過型液晶素子にそれぞれ照射され、この光が該液晶素子を透過あるいは半透過することにより所定の表示がなされる。つまり、導光体10は光源20とともに、透過型あるいは半透過型液晶素子におけるバックライトのための照明装置となるものである。
【0025】
なお、このような照明装置は、例えば前述のような折り畳みタイプの携帯型電話において、折り畳み時に操作面と向き合う側に設けられたディスプレイと、外表面に設けられたディスプレイをそれぞれ液晶素子で構成した場合のバックライトとして用いられる。その他、このような照明装置は、各種フラットディスプレイのバックライトや、装飾的な、あるいは何らかの情報を提示するための発光部の照明として使用することができる。以下の各実施形態においても同様である。
【0026】
第1の実施形態において、図4に示すように、第1の発光面10Aの全体にドット面11を形成せず、プリズム面12と対向する位置に平滑面15を設けてもよい。この場合、平滑面15における光の拡散がないため、この領域において第1の発光面10Aでの光拡散に起因する光量が減少する。このため、ドット面11およびプリズム面12における光拡散を制御することにより、プリズム面12による光量増加と平滑面15による光量減少とを相殺させ、第1の発光面10Aからの発光量を均一にすることも可能となる。
【0027】
−第2の実施形態−
以下、図5を参照して、本発明による導光体の第2の実施形態について説明する。図5は第2の実施形態の導光体を用いた照明装置を示す斜視図である。
【0028】
図5に示すように、第2の実施形態の導光体110は、ドット面111が形成された第1の発光面110Aと、拡散面113が形成された第2の発光面110Bとを備える。拡散面113はサンドブラスト等によって形成することができる。また、導光体110の一端部には端面に沿って棒状(あるいは線状)の光源21が取り付けられている。
【0029】
拡散面113では第1の発光面110Aに細かい凹凸が形成されており、この凹凸により光を拡散するようにしている。ドット面111は、第1の実施形態におけるドット面11と同様、多数の細かい溝が平行に設けられてもよいし、多数の細かい溝が格子状に設けられてもよい。あるいは多数の小さい凹凸を設けてもよい。なお、図5ではドット面111は模式的に描かれており、凹凸の個数は実際のものと異なる。
【0030】
次に、導光体110の作用について説明する。導光体110の端部に配置された光源21からの光は、導光体110の内部を反射しながら図5における手前側方向に進行する。この光の一部は第1の発光面110Aに形成されたドット面111により乱反射される。乱反射光の一部は第1の発光面110Aから下方に向けて射出される。また、乱反射光の他の一部は上方向に向かい、第2の発光面110Bから射出される。
【0031】
なお、ドット面111で乱反射された光は、第2の発光面110Bのうち拡散面113が形成されていない領域のみならず、拡散面113が形成された領域からも射出される。
【0032】
一方、導光体110の内部を通って拡散面113に到達した光の一部は、拡散面113により乱反射される。乱反射光の一部は拡散面113から上向きに射出される。また、乱反射光の他の一部は第1の発光面110Aに向かい、第1の発光面110Aの拡散面113に対向する領域から射出される。従って、図5に示す構成においては、拡散面113が形成された領域において第1の発光面110Aおよび第2の発光面110Bからの発光量が他の領域よりも強くなる。
【0033】
このように、導光体110は光源21からの光を第1の発光面110Aおよび第2の発光面110Bの間で反射させて導くとともに、その光を第1の発光面110Aおよび第2の発光面110Bの両者から射出させる。
【0034】
そして、第1の発光面110Aおよび第2の発光面110Bに対向する位置に図示せぬ透過型液晶素子あるいは半透過型液晶素子をそれぞれ配置することにより液晶表示装置を構成する。この液晶表示装置において、第1の発光面110Aおよび第2の発光面110Bより発する光が対向する透過型あるいは半透過型液晶素子にそれぞれ照射され、この光が該液晶素子を透過あるいは半透過することにより所定の表示がなされる。つまり、導光体110は光源21とともに、透過型あるいは半透過型液晶素子におけるバックライトのための照明装置となるものである。
【0035】
第2の実施形態において、第1の発光面110Aの全体にドット面111を形成せず、拡散面110と対向する領域に平滑面を設けてもよい。この場合、平滑面における光の拡散がないため、この領域において第1の発光面110Aでの光拡散に起因する光量が減少する。このため、ドット面111および拡散面113における光拡散を制御することにより、拡散面113による光量増加と平滑面による光量減少とを相殺させ、第1の発光面110Aあるいは第2の発光面110Bからの発光量を均一にすることも可能となる。
【0036】
図5に示す構成においても、第1の発光面110Aおよび第2の発光面110Bと対向する位置に透過型あるいは半透過型液晶素子等を配置することにより、導光体110および光源21をバックライトとして使用することができる。
【0037】
図5では、拡散面113を第2の発光面110Bに形成する場合を示したが、拡散面113の領域において第2の発光面110Bを平滑に形成し、同一領域(対向する領域)における第1の発光面110Aに拡散面を形成してもよい。この場合には、比較的粗い凹凸が形成されたドット面110の表面に、より細かい凹凸からなる拡散面が形成されることになる。このような拡散面は、予め形成されたドット面111にサンドブラストを施す方法等を用いて形成できる。ドット面110の表面に拡散面を形成した場合には、拡散面を形成した領域で光の拡散する比率が増大するため、第1の発光面110Aおよび第2の発光面110Bの両者における輝度が上昇する。したがって、拡散面が図5の場合と同様に機能することになる。また、第1の発光面110Aおよび第2の発光面110Bの両方に拡散面を形成してもよい。すなわち、拡散面113と同一領域において、第2の発光面110Bにも拡散面を形成してもよい。
【0038】
これらのいずれの場合においても、拡散面が図5に示す拡散面113と同様に機能し、同様の効果を得ることができる。
【0039】
−第3の実施形態−
以下、図6を参照して、本発明による導光体の第3の実施形態について説明する。図6(a)は第3の実施形態の導光体を用いた照明装置を示す分解斜視図である。
【0040】
図6(a)に示すように、この照明装置は第3の実施形態の導光体210と、導光体210に沿って配置された反射フィルム230とを備える。
【0041】
第3の実施形態の導光体210は、ドット面211が形成された第1の発光面210Aと、拡散面213が形成された第2の発光面210Bとを備える。拡散面213はサンドブラスト等によって形成することができる。導光体210の一端部には端面に沿って棒状(あるいは線状)の光源22が取り付けられている。ドット面211および拡散面213は、それぞれ第2の実施形態におけるドット面111および拡散面113と同様の形状を有する。
【0042】
反射フィルム230は、導光体210の第2の発光面210Bに沿って配置される。反射フィルム230には微細な孔が形成されており、孔による単位面積当たりの開口面積が光源22から離れるにつれて大きくされている。このような開口面積の変化により反射フィルム230の反射率に勾配を与え、第2の発光面211の照明の明るさを均一にしている。開口面積は、例えば個々の孔の面積あるいは孔の密度(単位面積当たりの数)を変化させることによって、変化させることができる。
【0043】
次に、導光体210の作用について説明する。導光体210の端部に配置された光源22からの光は、導光体210の内部を反射しながら図6(a)における手前側方向に進行する。この光の一部は第1の発光面210Aに形成されたドット面211により乱反射される。乱反射光の一部は第1の発光面210Aから図6(a)において下方に向けて射出される。射出された光の一部は反射フィルム230により反射され、残りは反射フィルム230を通過して下方に向けて射出される。また、乱反射光の他の一部は図6(a)において上方向に向かい、第2の発光面210Bから射出される。
【0044】
拡散面213に到達した光は拡散面213において乱反射され、乱反射光の一部は第2の発光面210Bから射出され、乱反射光の他の一部は第1の発光面210Aに向かい、第1の発光面210Aから射出される。このため、拡散面213が形成された領域では、第1の発光面210Aおよび第2の発光面210Bのいずれについても、平滑面となっている他の領域に比較し強く発光する。
【0045】
このように、導光体210は光源22からの光を第1の発光面210Aおよび第2の発光面210Bの両面から射出させるように光を導く。また、上記のように反射フィルム230の反射率は光源22から離れるにつれて小さくされているため、反射フィルム230が光源22から離れることによる光量の低下を補うように作用する。このため、反射フィルム230を介して第1の発光面210Aから射出される光量の均一化を図ることができる。
【0046】
図6(a)に示す構成においても、反射フィルム230を介在して第1の発光面210A側に透過型あるいは半透過型液晶表示素子等を配置させるとともに、第2の発光面210B側に透過型あるいは半透過型液晶表示装置等を配置させることにより、導光体210および光源22等をバックライトとして使用した液晶表示装置等を構成することができる。
【0047】
図6(a)に示すように、拡散面213を光源22の近くに設ける場合には、拡散面213の領域における反射フィルム230の反射率がより高くなる。このため、拡散面213から第1の発光面210Aを経由して反射フィルム230に到達した光のうち、反射フィルム230で反射される光の比率が高くなる。したがって、第2の発光面210Bから射出される光の光量をより増大させることができる。
【0048】
第2の実施形態と同様、拡散面を拡散面213と同一領域において第1の発光面110Aに形成してもよいし、第1の発光面110Aおよび第2の発光面110Bの両者に拡散面を形成してもよい。
【0049】
また、図6(b)に示すように、反射率がほぼ100パーセントの反射フィルム231を、第1の発光面210Aに形成された拡散面213Aを避けるように設けてもよい。この場合、拡散面213Aの領域における光拡散による光量の増大と、反射フィルム231の領域における反射光による光量の増大とが等しくなるように構成することにより、第2の発光面210Bから射出される光の光量を一定にすることができる。なお、図6(b)における拡散面213Aの代わりに、第2の発光面210Bの同一領域に拡散面を形成してもよい。あるいは、第1の発光面210Aおよび第2の発光面210Bの両面に拡散面を形成してもよい。
【0050】
なお、図6では第2の発光面210Bに拡散面213を形成する例について説明したが、拡散面213に代えて、第1の実施形態等に示したようなプリズム面やドット面を形成してもよい。
【0051】
−第4の実施形態−
以下、図7および図8を参照して、本発明による導光体の第4の実施形態について説明する。図7(a)は第4の実施形態の導光体を用いた照明装置を示す分解斜視図、図7(b)は第4の実施形態の導光体を示す斜視図、図8は第4の実施形態の導光体を用いた照明装置を示す断面図である。
【0052】
図7および図8に示すように、この照明装置は導光体310と、導光体310の第1の発光面310Aに沿って配置される反射フィルム330と、導光体310の第2の発光面310Bに沿って配置される透過フィルム340とを備える。
【0053】
第4の実施形態の導光体310は、ドット面311が形成された第1の発光面310Aと、プリズム面312が形成された第2の発光面310Bとを備える。また、導光体310の一端部には端面に沿って棒状の光源23が取り付けられている。
【0054】
図8に示すように、プリズム面312は光源23の側の辺が長い鋸歯形状に形成されている。また、ドット面311にはプリズム面312よりも細かいピッチで溝が形成されている。ドット面311の溝として、多数の細かい溝が平行に設けられてもよいし(図3(a)参照)、多数の細かい溝が格子状に設けられてもよい(図3(b)参照)。なお、図7および図8では、プリズム面312およびドット面311は模式的に描かれており、凹凸ないし溝の個数は実際のものと異なる。
【0055】
反射フィルム330は導光体310から射出された光を導光体310の方向へ反射する材料により形成される。図7(a)および図8に示すように、反射フィルム330には光を透過する透過部331が形成されている。透過部331の位置は図8において下方に向けて光を照射すべき位置に合わせて設定される。
【0056】
透過フィルム340には、多数の印刷ドット341が配置されたドット部342が形成されている。印刷ドット341は反射性の材料で形成され、ドット部342には印刷ドット341の面積比率に応じた反射率が与えられる。導光体310から射出された光の一部はドット部342において反射されて導光体310へ戻り、残りの光はドット部342を通過して図8において上方に向けて射出される。したがって、ドット部342の反射率は、導光体310の両面から射出されるそれぞれの光の強度を制御することになる。
【0057】
ドット部342における印刷ドット341の面積比率を位置に応じて変化させることもできる。例えば、ドット部342から図8において上方に向けて照射される光の強度が均一となるように、光源23から離れるに従って印刷ドット341の面積比率が小さくなるように構成してもよい。また、透過部331を介して図8において下方に向けて照射される光の強度が均一となるように、光源23から離れるに従って印刷ドット341の面積比率が大きくなるように構成してもよい。
【0058】
第4の実施形態では、図8において、導光体310からプリズム面312にて反射されて下方に射出された光が反射フィルム330により再び反射され、導光体310および透過フィルム340を介して上向きに照射される。また、第1の発光面310Aに形成されたドット面311で乱反射された光は、第1の発光面310Aおよび第2の発光面310Bから射出する。第1の発光面310Aから射出された光は透過フィルム340を透過するが、ドット部342ではその光の一部が反射され、反射光の一部が反射フィルム330の透過部311を介して下向きに射出される。第2の発光面310Bから射出された光は反射フィルム330により反射されるが、透過部331では反射フィルム330を通過して下向きに射出される。
【0059】
このように、第4の実施形態では、反射フィルム330および透過フィルム340を用いることにより、導光体310の両面側への射出光の強度を自由に制御することが可能となる。
【0060】
反射フィルム330に光を実質的にすべて透過させるような透過部331を設ける代わりに、適当な透過率を有する領域を設けてもよい。例えば、反射フィルムに微細な孔を並べることにより任意の透過率を得ることができる。このように反射フィルムの反射率を調整することにより、透過フィルム340の側に照射される光の強度を制御することができる。
【0061】
図7,図8に示す構成においても、反射フィルム330を介在して第1の発光面310A側に透過型あるいは半透過型液晶表示素子等を配置させるとともに、透過フィルム340を介在して第2の発光面310B側に透過型あるいは半透過型液晶表示装置等を配置させることにより、導光体310および光源23等をバックライトとして使用した液晶表示装置等を構成することができる。
【0062】
上記実施形態において、プリズム面、ドット面および拡散面は、それぞれ請求の範囲に記載された第1の拡散面あるいは第2の拡散面に対応する。いずれの方式の拡散面を組み合わせて選択するかは任意であり、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではない。拡散面の構成は上記実施形態に限定されることなく、光を拡散することにより導光体の外部に光を照射するものであれば、広く拡散面として使用することができる。
【0063】
上記実施形態において、反射フィルムおよび透過フィルムは、それぞれ請求の範囲に記載された反射部材に対応する。反射部材をいずれの面に沿って設けるかは適宜選択できるものであり、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではない。また、反射部材の反射率も適宜選択できる。
【0064】
上記各実施形態では棒状あるいは線状の光源を用いているが、これらの光源は、例えば、実質的に点光源であるLEDを複数配列させることにより構成することもできるし、棒状あるいは線状に発光する光源をそのまま使用することもできる。
【0065】
また、本発明の導光体あるいは照明装置は携帯型電話への適用に限定されず、液晶表示装置等のディスプレイのためのバックライトとしての使用、発光部を発光させるための照明としての使用等に限定されることもない。
【0066】
【発明の効果】
本発明による導光体あるいは照明装置によれば、第1の発光面および第2の発光面の間で反射することにより導かれた光は、第1の拡散面により拡散されて第1の発光面および第2の発光面を介して導光体の両面側に射出されるとともに、第2の拡散面により拡散されて第1の発光面および第2の発光面を介して導光体の両面側に射出される。したがって、1つの導光体により導光体の両側に同時に光を照射することができる。また、第1の発光面および第2の発光面からの射出光は、それぞれ第1の拡散面および第2の拡散面の両者における拡散の影響を受けるため、第1の拡散面および第2の拡散面における光の拡散をそれぞれ独立して調整することにより、第1の発光面および第2の発光面からの射出光の強さや均一性等の特性を自由に制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の導光体を用いた照明装置を示す斜視図。
【図2】第1の実施形態の導光体を用いた照明装置を示す断面図。
【図3】ドット面の構成を示す図。
【図4】プリズム面と対向する位置に平滑面を設けた場合を示す断面図。
【図5】第2の実施形態の導光体を用いた照明装置を示す斜視図。
【図6】導光体を用いた照明装置を示す図であり、(a)は第3の実施形態の導光体を用いた照明装置の分解斜視図、(b)は変形例を示す断面図。
【図7】第4の実施形態の導光体を用いた照明装置を示す図であり、(a)は照明装置を示す分解斜視図、(b)は導光体を示す斜視図。
【図8】第4の実施形態の導光体を用いた照明装置を示す断面図。
【符号の説明】
10,110,210,310 導光体
10A,110A,210A,310A 第1の発光面
10B,110B,210B,310B 第2の発光面
11,111,211,311 ドット面(拡散面)
12,312 プリズム面(拡散面)
113 拡散面
330 透過フィルム(反射部材)
340 反射フィルム(反射部材)

Claims (10)

  1. 互いに対向する第1の発光面と、第2の発光面とを備え、前記第1の発光面および前記第2の発光面の間で反射させることにより光を導くとともに前記第1の発光面および前記第2の発光面からそれぞれ光を照射するように構成し、
    前記第1の発光面には光を拡散するための第1の拡散面が、前記第2の発光面の一部には光を拡散するための第2の拡散面が、それぞれ形成されており、
    前記第1の発光面の前記第2の拡散面に対向する領域から射出される光の発光量が、当該第2の拡散面によって拡散された光によって、前記第1の発光面の他の領域から射出される光の発光量よりも大きくなるように、前記第1の拡散面および前記第2の拡散面における光の拡散が調整されていることを特徴とする導光体。
  2. 互いに対向する第1の発光面と、第2の発光面とを備え、前記第1の発光面および前記第2の発光面の間で反射させることにより光を導くとともに前記第1の発光面および前記第2の発光面からそれぞれ光を照射するように構成し、
    前記第2の発光面の一部には光を拡散するための第2の拡散面が形成されており、
    前記第1の発光面の前記第2の拡散面に対向する領域には光を拡散させない平滑面が、他の領域には光を拡散するための第1の拡散面が、それぞれ形成されており、
    前記第1の発光面からの光の発光量が、前記第2の拡散面による光拡散に起因する光量増加と前記平滑面による光量減少とによって調整されていることを特徴とする導光体。
  3. 互いに対向する第1の発光面と、第2の発光面とを備え、前記第1の発光面および前記第2の発光面の間で反射させることにより光を導くとともに前記第1の発光面および前記第2の発光面からそれぞれ光を照射するように構成し、
    前記第1の発光面の一部には光を拡散するための第2の拡散面が、他の部分には光を拡散するための第1の拡散面が、それぞれ形成されており、
    前記第1の発光面の前記第2の拡散面が形成された領域における光の発光量が、当該第2の拡散面によって拡散された光によって、前記第1の発光面の他の領域から射出される光の発光量よりも大きくなるように、かつ、前記第2の発光面からの発光量が、前記第1の拡散面によって拡散された光によって均一になるよう前記第1の拡散面および前記第2の拡散面における光の拡散が調整されていることを特徴とする導光体。
  4. 前記第1の拡散面または前記第2の拡散面はプリズム面であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の導光体。
  5. 前記第1の拡散面または前記第2の拡散面はドット面であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の導光体。
  6. 前記第1の拡散面に対向する領域では前記第2の発光面が平面状とされていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の導光体。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の導光体と、
    前記導光体の前記第1の発光面または前記第2の発光面に沿って配置され、前記導光体からの光を反射する反射部材と、を備えることを特徴とする照明装置。
  8. 前記第1の発光面の発光強度がほぼ均一になるように前記反射部材の反射率が設定されていることを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  9. 前記第2の発光面の発光強度がほぼ均一になるように前記反射部材の反射率が設定されていることを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  10. 前記反射部材は前記第1の発光面および前記第2の発光面に沿ってそれぞれ設けられることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の照明装置。
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