JP3771855B2 - タッチパネル、制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、タッチパネル、制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。特に本発明は、使用者の操作位置を補正するタッチパネル、制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
使用者による操作位置を補正するために、表示画面上において等間隔に表示したマークを操作させ、補正量を決定するタッチパネルが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の様なタッチパネルは、表示画面上の全体において平均的な精度で補正を行うことが一般的である。しかし、使用者の操作位置のずれの変化は均等ではない場合がある。このような場合において、上記のタッチパネルでは、補正後の操作位置に無視できない誤差が生じる場合があった。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるタッチパネル、制御方法、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルであって、表示画面上において、操作目標位置を示す複数のマークを、主走査線又は副走査線の方向の密度が方向の位置に応じて異なるように表示するマーク表示部と、使用者によるタッチパネル上の操作位置を読みとる操作位置読みとり部と、使用者によるマークに対する操作位置の、マークの表示位置に対する相対位置を取得する相対位置取得部と、使用者のマークに対する操作とは異なる新たな操作における操作位置を、相対位置に基づき補正する補正部とを備えることを特徴とするタッチパネル及び当該タッチパネルを制御する制御方法、コンピュータにより制御させるプログラム、及び当該プログラムを記録した記録媒体を提供する。
【0005】
本発明の第2の形態によると、表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルであって、表示画面上の主走査線又は副走査線の方向において、互いに間隔の異なる少なくとも2つの区間のそれぞれに対応する補正関数を格納する格納部と、使用者によるタッチパネル上の操作位置を読みとる操作位置読みとり部と、操作位置に対応する区間の補正関数を用いて操作位置を補正し、使用者の入力座標を決定する補正部とを備えることを特徴とするタッチパネル及び当該タッチパネルを制御する制御方法、コンピュータにより制御させるプログラム、及び当該プログラムを記録した記録媒体を提供する。
【0006】
本発明の第3の形態によると、表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルであって、使用者によるタッチパネル上の操作位置を読みとる操作位置読みとり部と、操作位置の表示画面上の主走査線又は副走査線の方向における位置と、操作位置に対する補正の量の関係が非線形になるように、操作位置を補正する補正部とを備えることを特徴とするタッチパネル及び当該タッチパネルを制御する制御方法、コンピュータにより制御させるプログラム、及び当該プログラムを記録した記録媒体を提供する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0008】
図1は、本実施形態に係るタッチパネル10の概略を示す。タッチパネル10は、使用者からの接触を操作として検出し、接触位置を認識する。また、タッチパネル10は、認識した接触位置に基づき、情報の処理を行い、結果を使用者に提供する。接触とは、本発明に係る操作の一例であり、タッチパネル10は、操作位置として接触位置を認識する。また、タッチパネル10は、操作位置を、例えば、タッチパネル10の表面直上を伝播する電波或いは光を用いて認識してもよい。さらに、操作位置として、使用者の接近による温度や電位の変化を検知した位置を取得してもよい。
【0009】
タッチパネル10は、使用者から接触操作を受け付けた場合に、当該接触操作による接触位置を認識する。そして、タッチパネル10は、予め算出しておいた補正関数に基づき、当該接触位置を補正する。また、タッチパネル10は、使用者からの指示に従い、使用者の利き手等の設定を変更する。例えば、タッチパネル10は、起動されると、接触目標位置を示す複数のマークを表示し、使用者の当該マークそれぞれに対する接触操作を受け付ける。タッチパネル10は、使用者による実際の接触位置と、マークを表示した位置に対する相対位置を取得する。特に、本実施形態に係るタッチパネル10は、タッチパネル10の縁に近い部分において、補正すべき量が相対位置に応じて大きく変化する。よって、タッチパネル10は、タッチパネル10の縁に近い部分において、より高い密度でマークを表示し、相対位置を取得しておく。そして、タッチパネル10は、この相対位置に基づき、使用者からの新たな接触操作の位置を、この接触操作の位置に応じて補正するための補正関数を算出し、設定する。タッチパネル10は、この補正関数の設定後に、マークに対する操作とは異なる新たな接触操作を使用者から受け付けた場合に、この補正関数に基づき、当該新たな接触操作による接触位置を補正する。よって、タッチパネル10は、接触位置を適切に補正し、使用者の操作性を向上させることができる。
【0010】
図2は、タッチパネル10の機能ブロック図である。タッチパネル10は、表示画面100と、利き手情報取得部110と、マーク表示部120と、操作位置読みとり部130と、相対位置取得部140と、格納部150と、使用角度取得部160と、補正部170と、移動量算出部180と、オペレーティングシステム190とを備える。
【0011】
表示画面100は、マーク表示部120の指示に従い、使用者の接触目標位置を表示する。また、表示画面100は、使用者が選択すべきオブジェクトの表示や、使用者の接触操作に応じた文字や画像の表示を行う。
【0012】
利き手情報取得部110は、使用者がタッチパネル10を左右何れの手で操作するかを示す利き手情報をオペレーティングシステム190を介して使用者から受け取る。利き手情報取得部110は、利き手情報をマーク表示部120に送る。また、利き手情報取得部110は、使用者により予め設定された利き手情報を取得してもよいし、使用者識別情報から利き手情報を取得してもよい。
【0013】
マーク表示部120は、表示画面100の特定の縁に近い部分におけるマークの主走査線方向の密度が、当該縁からより遠い部分におけるマークの当該方向の密度より高くなるように、表示画面100にマークを表示させる。マーク表示部120は、マークを表示した位置の情報を相対位置取得部140に送る。また、マーク表示部120は、表示画面100の使用角度が変更された旨の情報を使用角度取得部160から受け取ると、その使用角度に応じて、マークの表示位置を変更する。以上において、マーク表示部120は、表示画面100の主走査線方向として、マーク表示部120が表示させる画像の位置を指定する場合に用いるX軸方向等の他の方向を用いてもよい。
【0014】
操作位置読みとり部130は、使用者から接触操作を受け付けると、その接触操作による接触位置を読みとり、相対位置取得部140又は補正部170に送る。操作位置読みとり部130は、使用者がマークから予め定められた距離の範囲内に対して接触操作を行った場合、使用者がマークに対して接触操作を行ったと判断する。操作位置読みとり部130は、使用者がマークに対して接触操作を行ったと判断した場合には、接触位置の情報を相対位置取得部140に送る。一方、操作位置読みとり部130は、使用者がマーク以外の部分に接触操作を行ったと判断した場合には、接触位置の情報を補正部170に送る。なお、操作位置読みとり部130は、使用者が接触操作を行う順序や、複数の接触操作の相対的な位置に基づき、使用者がマークに対して接触操作を行ったか否かを判断してもよい。
【0015】
相対位置取得部140は、マーク表示部120からマークを表示した位置の情報を受け取る。そして、相対位置取得部140は、操作位置読みとり部130から、そのマークに対する接触位置の情報を受け取る。相対位置取得部140は、接触位置の、マークを表示した位置に対する相対位置を取得する。相対位置取得部140は、複数のマークに対して算出した相対位置に基づいて、補正関数を算出し格納部150に送る。相対位置取得部140は、例えば、2つのマークのそれぞれに対する表示の位置における相対位置に基づき、当該2つのマークの間の位置の補正に用いる補正関数を算出する。
【0016】
格納部150は、相対位置取得部140から補正関数を受け取り、格納する。そして、格納部150は、補正部170の要求に従い、補正関数を補正部170に送る。また、表示画面100の使用角度が変更されると、変更された角度に応じて、使用者の利き手方向の主走査線方向に対する角度は、変化する。このため、格納部150は、使用角度取得部160から、表示画面100の使用角度が変更された旨の情報を受け取ると、格納している補正関数を変更する。
【0017】
使用角度取得部160は、使用者が表示画面100の使用角度を変更する設定を行った旨の情報を、オペレーティングシステム190から受け取り、格納部150及びマーク表示部120に送る。
【0018】
補正部170は、操作位置読みとり部130から接触位置の情報を受け取る。そして、補正部170は、この接触位置に対応する補正関数を格納部150から取得する。補正部170は、接触位置の主走査線方向の座標に、この補正関数を適用して算出した補正量を加える(或いは、減じる)ことにより、接触位置を補正して移動量算出部180に送る。
【0019】
移動量算出部180は、補正部170から補正後の接触位置を受け取ると、当該接触位置に対応する接触操作を行う直前に接触されていた位置からの移動距離を算出する。そして、移動量算出部180は、この移動距離の情報をオペレーティングシステム190に送る。
【0020】
オペレーティングシステム190は、タッチパネルを左右何れの手で操作するかの情報の入力を使用者からを受け付けた場合に、その情報を利き手情報取得部110に送る。また、オペレーティングシステム190は、タッチパネル10の主走査線方向に対する使用者の操作の方向である使用角度の変更を使用者から受け付けた場合に、使用角度取得部160に使用角度の変更の設定を送る。また、オペレーティングシステム190は、移動量算出部180から移動距離の情報を受け取る。そして、オペレーティングシステム190は、この移動距離に基づき、タッチパネル10が表示するオブジェクトの移動、オブジェクトの選択操作、又はオブジェクトに対応付けられた情報の処理等を行う。
【0021】
図3は、タッチパネル10の主走査線方向の断面図の一例を示す。タッチパネル10は、使用者による、指示器30を用いた接触操作を受け付ける。図3(1)は、タッチパネル10の中心付近が操作される場合を示す。図3(2)は、タッチパネル10の縁に近い部分が操作される場合を示す。本図においては、タッチパネル10の構成要素のうち、表示画面100と、操作位置読みとり部130とを図示した。使用者は、指示器30を操作位置読みとり部130に接触させることによってタッチパネル10を操作する。
【0022】
使用者は、表示画面100上の接触目標位置(例えばB’)に接触操作を試みたとする。この場合、使用者は、操作位置読みとり部130及び表示画面100が厚いことや、指示器30の先端が丸いことが原因で、この接触目標位置とは異なる位置(例えばB)に接触することが多い。よって、タッチパネル10は、予め、接触目標位置(例えばB’)にマークを表示し、使用者に接触操作を促すことにより、実際の接触位置(例えばB)を取得しておく。そして、タッチパネル10は、接触目標位置に対する接触位置の相対位置を取得し、使用者から新たな操作を受けた時に、この相対位置を用いて、新たな操作の接触位置を補正する。図3(1)において、タッチパネル10は、接触位置及び接触目標位置が異なるので、使用者が新たな操作をB付近に行った場合に、接触位置を補正してB’付近とする。一方、図3(2)において、使用者は、使用者の操作が縁によって妨害されるなどの理由で、指示器30を表示画面100に対しほぼ垂直として接触する。この場合、タッチパネル10は、接触目標位置(例えばD’)及び接触位置(例えばD)が同一なので、使用者が新たな操作をD付近に行った場合に、補正を行わない。
【0023】
このように、タッチパネル10は、使用者の接触位置に応じて、補正の量を変化させる。特に、タッチパネル10は、図3(2)のように利き手側の縁に近い部分において、補正の量が大きく変化するため、より精度の高い補正を行う。よって、タッチパネル10は、使用者の意図どおりの入力を検出できる。
【0024】
図4は、タッチパネル10がマークを表示する例である。本図の横軸は主走査線方向を表し、縦軸は主走査線と直交する副走査線の方向を表す。マーク表示部120は、表示画面100の主走査線方向においてA、B、C、及びDの位置にマークを表示させる(図中のX)。ここで、マーク表示部120は、主走査線方向において、A及びBの間隔を400ドットとし、B及びCの間隔を300ドットとし、C及びDの間隔を100ドットとして表示させる。
本実施形態に係るマーク表示部120は、複数のマークを主走査線方向の直線上に並べて表示させるが、複数のマークの表示形態は本図の形態に限定されない。例えば、マーク表示部120は、複数のマークを、主走査線及び副走査線以外の方向の直線上に表示させてもよいし、1つの直線上に全てのマークを表示させなくともよい。
【0025】
このように、タッチパネル10は、マーク表示部120の右側の縁に近い部分においてマークの密度を高くすることにより、当該部分においてより多く相対位置を取得できる。従って、本図の例においては、タッチパネル10を操作する利き手が右である場合に、特に、接触操作を行いにくい部分である右側の縁に近い部分における補正の精度を高めることができる。また、タッチパネル10を操作する利き手が左である場合においては、タッチパネル10は、マーク表示部120の左側の縁に近い部分においてマークの密度を高くする。よって、接触操作を行いにくい部分である左側の縁に近い部分における補正の精度を高めることができる。
【0026】
図5は、タッチパネル10の接触位置を補正関数によって補正する一例を表す。横軸は、接触位置を表す。縦軸は、当該接触位置を補正部170が補正した後の位置を示す。横軸及び縦軸の双方は、タッチパネル10の主走査線方向の座標を表す。すなわち、本図の例において、補正部170は、主走査線方向の補正を行う。これに代えて、補正部170は、主走査線以外の方向を補正の方向として用いてもよい。例えば、補正部170は、副走査線方向に補正を行ってもよいし、主走査線方向及び副走査線方向の補正を組み合わせた補正を行ってもよい。
図5のLに示す破線は、補正部170が主走査線方向の補正を行わない場合における、接触位置及び補正後の接触位置の関係を示す。
【0027】
補正部170は、接触位置であるA、B、C、及びDの、それぞれに対応する表示位置であるA’、B’、C’、D’に対する相対位置に基づいて、補正を行う。例えば、タッチパネル10は、A’にマークを表示した場合に、Aへの接触操作を読みとると、マークに対する操作とは異なる新たな接触操作がAに行われた場合には、この接触操作による接触位置をA’に補正する。また、補正部170は、予め、AのA’に対する相対位置と、BのB’に対する相対位置を、線形に補間した値を出力とする補正関数を算出しておく。そして、補正部170は、A及びB間の位置に新たな接触操作が行われた場合に、当該新たな接触操作の接触位置を当該補正関数に適用して算出された補正量を用いて補正を行う。
【0028】
また、補正部170は、C及びD間の位置に新たな接触操作が行われた場合に、BのB’に対する相対位置、CのC’に対する相対位置、及びDのD’に対する相対位置に基づき、当該新たな接触操作の操作位置に応じて非線形に変化する補正量によって補正を行う。また、補正部170は、取得された相対位置によって、予め定められた非線形の補正関数のパラメータを変更し、補正関数を算出してもよい。
このように、タッチパネル10は、マークの表示位置に対する使用者の接触位置の相対位置に基づき、補正を行うことができる。
【0029】
図6は、格納部150のデータ構造を表す図である。格納部150は、接触位置フィールドと、補正関数フィールドとを含む。接触位置フィールドは、使用者が操作位置読みとり部130に接触した位置の主走査線方向の座標の範囲を表す。補正関数フィールドは、接触位置の補正に用いる補正関数を表す。例えば、補正部170は、A及びBそれぞれにおいて、接触位置を正しく補正できるように、補正関数の各係数を本図のように設定する。また、操作位置読みとり部130が読みとった接触位置の主走査線方向の座標が、接触位置フィールドに示したA〜B間である場合に、補正部170は、対応する補正関数フィールドのy=ax+bのxに接触位置の主走査線方向の座標を代入し、補正後の接触位置yを算出する。同様に、格納部150は、接触位置の区間毎それぞれに補正関数を対応付けて格納する。また、格納部150は、y=ex2+fx+gのように非線形の補正関数を格納してもよい。また、格納部150は、補正関数に代えて、接触位置に応じて補正量を決定するための表を格納してもよい。
【0030】
このように、格納部150は、表示画面上の主走査線の方向において、互いに間隔の異なる少なくとも2つの区間のそれぞれに対応する補正関数を格納する。よって、補正部170は、操作位置読みとり部130から受け取った接触位置に基づき、直ちに補正量を算出することができる。
【0031】
図7は、タッチパネル10における使用者の接触位置を補正する処理のフローチャートである。タッチパネル10は、まず、補正関数の取得を行う。すなわち、利き手情報取得部110は、利き手情報を取得する(S10)。マーク表示部120は、表示画面100にマークを表示させる(S20)。操作位置読みとり部130は、マークに対する接触位置を取得する(S30)。相対位置取得部140は、マークの表示位置と接触位置の相対位置を取得し(S40)、格納部150は、この相対位置に基づき算出された補正関数を格納する。
【0032】
続いて、タッチパネル10は、当該マークに対する接触操作とは異なる接触操作に対して、次の処理を行う。操作位置読みとり部130は、接触位置を取得する(S50)。補正部170は、格納部150が格納する補正関数を用いてこの接触位置を補正する(S60)。移動量算出部180は、補正された接触位置の、この接触位置に対応する接触操作を行う直前の接触位置に対する移動量を算出する(S70)。タッチパネル10は、本図に示した動作を、タッチパネル10が起動された場合、タッチパネル10がリセットされた場合、又は使用者の要求を受信した場合等に、行ってもよい。
【0033】
図8は、本実施形態の第1の変形例における、表示画面100の表示例を表す。タッチパネル10は、表示画面100上において、複数のマークを、副走査線の方向の密度が当該副走査線の方向の位置に応じて異なるように表示する。本図の横軸は主走査線方向を表し、縦軸は副走査線方向を表す。マーク表示部120は、表示画面100にE、F、G、及びHのマークを表示させる。マーク表示部120は、副走査線方向において、E及びFの間隔を280ドットとし、F及びGの間隔を240ドットとし、G及びHの間隔を80ドットとする。
【0034】
このように、タッチパネル10は、マークの密度をマーク表示部120の下側の縁により近い部分において高くすることにより、下側の縁に近い部分においてより多く相対位置を取得できる。よって、タッチパネル10は、下側の縁に近い部分における副走査線方向の補正の精度を高めることができる。
【0035】
図9は、本実施形態の第2の変形例における、表示画面100の表示例を表す。本図の横軸は主走査線方向を表し、縦軸は副走査線方向を表す。マーク表示部120は、表示画面100にp、q、r、s、及びtのマークを表示させる。マーク表示部120は、副走査線方向において、p及びqの間隔を100ドットとし、q及びrの間隔を200ドットとし、r及びsの間隔を200ドットとし、s及びtの間隔を100ドットとする。
【0036】
このように、タッチパネル10は、マークの密度を表示画面100の左右両側の縁により近い部分において高くすることにより、左右両側の縁により近い部分においてより多く相対位置を取得できる。よって、タッチパネル10は、左右両側の縁に近い部分における主走査線方向の補正の精度を高めることによって、利き手情報を用いることなく、左右どちらが利き手である使用者にも対応することができる。
【0037】
図10は、本実施形態の第3の変形例における、タッチパネル10を表す概略図である。タッチパネル10は、図1で示したタッチパネル10に、更に支持部50及び接合部60を備える。支持部50は、タッチパネル10を回転可能に支持する。接合部60は、タッチパネル10が支持部50に対して回転した場合に、使用者が表示画面100を使用する角度が変更された旨の情報を使用角度取得部160に送る。
【0038】
タッチパネル10が備える使用角度取得部160は、接合部60から、使用者が表示画面100を使用する角度が変更された旨の情報を受け取り、格納部150及びマーク表示部120に送る。この様に、タッチパネル10は、使用者がタッチパネル10を回転させた角度に応じて、マークを表示させる方向及び補正の方向を変更し、使用者の利便性を高めることができる。
【0039】
図11は、本実施形態に係るタッチパネル10のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係るタッチパネル10は、表示画面100、操作位置読みとり部130、ホストコントローラ782により相互に接続されるCPU700、RAM720、及びグラフィックコントローラ775を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ784によりホストコントローラ782に接続される通信インターフェイス730、ハードディスクドライブ740、及びCD−ROMドライブ760を有する入出力部と、入出力コントローラ784に接続されるROM710、フロッピーディスクドライブ750、及び入出力チップ770を有するレガシー入出力部とを備える。
【0040】
ホストコントローラ782は、RAM720と、高い転送レートでRAM720をアクセスするCPU700及びグラフィックコントローラ775とを接続する。CPU700は、ROM710及びRAM720に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ775は、CPU700等がRAM720内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示画面100上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ775は、CPU700等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
【0041】
入出力コントローラ784は、ホストコントローラ782と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス730、ハードディスクドライブ740、及びCD−ROMドライブ760を接続する。通信インターフェイス730は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ740は、タッチパネル10が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ760は、CD−ROM795からプログラム又はデータを読み取り、RAM720を介して入出力チップ770に提供する。
【0042】
また、入出力コントローラ784には、ROM710と、フロッピーディスクドライブ750や入出力チップ770等の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM710は、タッチパネル10の起動時にCPU700が実行するブートプログラムや、タッチパネル10のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フロッピーディスクドライブ750は、フロッピーディスク790からプログラム又はデータを読み取り、RAM720を介して入出力チップ770に提供する。入出力チップ770は、フロッピーディスク790や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。また、入出力チップ770は、使用者の入力に対応するデータを、操作位置読みとり部130から受信し、CPU700上で実行されるプログラムに与える。さらに、入出力チップ770は、フロッピーディスクドライブ750又はCD−ROMドライブ760から提供されたプログラム又はデータを、CPU700に送信する。
【0043】
タッチパネル10を実現するプログラムは、利き手情報取得モジュールと、マーク表示モジュールと、操作位置読みとりモジュールと、相対位置取得モジュールと、格納モジュールと、使用角度取得モジュールと、補正モジュールと、移動量算出モジュールと、オペレーティングシステムとを備える。これらのモジュールは、タッチパネル10を、利き手情報取得部110、マーク表示部120、操作位置読みとり部130、相対位置取得部140、格納部150、使用角度取得部160、補正部170、移動量算出部180。及びオペレーティングシステム190として動作させるプログラムである。
【0044】
タッチパネル10に提供されるプログラムは、フロッピーディスク790、CD−ROM795、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。当該プログラムは、記録媒体から読み出され、入出力チップ770を介してタッチパネル10にインストールされ、タッチパネル10において実行される。
【0045】
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フロッピーディスク790、CD−ROM795の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをタッチパネル10に提供してもよい。
【0046】
上記実施形態から明らかなように、タッチパネル10は、補正量が接触位置の変化に応じて加速度的に減少するタッチパネル10の縁に近い部分において、より高い密度でマークを表示する。よって、タッチパネル10は、タッチパネル10の縁に近い部分において、使用者の接触位置との相対位置をより多く取得しておくことにより、精度の高い補正を行い、使用者の操作性を向上させることができる。
【0047】
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。例えば、マーク表示部120は、表示画面100上において、操作目標位置を示す複数のマークを、主走査線及び副走査線双方それぞれの方向の密度が当該それぞれの方向の位置に応じて異なるように表示してもよい。また、本実施形態にて説明した全て又は一部の機能は、CPU700に代えて、専用のハードウェアにより実行されてもよい。
【0048】
以上に説明した実施形態によれば、以下の各項目に示すタッチパネル、制御方法、プログラム、及び記録媒体が実現される。
(項目1) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルであって、前記表示画面上において、操作目標位置を示す複数のマークを、主走査線又は副走査線の方向の密度が前記方向の位置に応じて異なるように表示するマーク表示部と、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を読みとる操作位置読みとり部と、前記使用者による前記マークに対する前記操作位置の、前記マークの表示位置に対する相対位置を取得する相対位置取得部と、前記使用者の前記マークに対する操作とは異なる新たな操作における前記操作位置を、前記相対位置に基づき補正する補正部とを備えることを特徴とするタッチパネル。
(項目2) 前記マーク表示部は、前記表示画面の特定の縁に近い部分における前記マークの前記方向の密度が、当該縁からより遠い部分における前記マークの前記方向の密度より高くなるように、前記複数のマークを表示することを特徴とする項目1記載のタッチパネル。
(項目3) 前記マーク表示部は、前記表示画面の特定の縁に近い部分における前記マークの前記主走査線の方向の密度が、当該縁からより遠い部分における前記マークの前記主走査線の方向の密度より高くなるように、前記複数のマークを表示することを特徴とする項目2記載のタッチパネル。
(項目4) 前記マーク表示部は、前記表示画面の特定の縁に近い部分における前記マークの前記副走査線の方向の密度が、当該縁からより遠い部分における前記マークの前記副走査線の方向の密度より高くなるように、前記複数のマークを表示することを特徴とする項目2記載のタッチパネル。
(項目5) 前記使用者が前記タッチパネルを左右何れの手で操作するかを示す利き手情報を入力させる利き手情報取得部を更に備え、前記マーク表示部は、前記利き手情報取得部が取得した前記利き手情報に基づき、前記複数のマークの密度を変更することを特徴とする項目1記載のタッチパネル。
(項目6) 前記マーク表示部は、前記利き手情報取得部が取得した前記利き手情報に従い、前記主走査線の方向において、利き手側の縁に近い部分の前記複数のマークの密度が、当該縁からより遠い部分の前記複数のマークの密度より高くなるように前記複数のマークを表示することを特徴とする項目5記載のタッチパネル。
【0049】
(項目7) 前記補正部が補正した前記操作位置に基づき、前記使用者の前記タッチパネルに対する操作位置の、当該操作位置に対応する前記使用者の操作が行われる以前に操作していた位置に対する移動量を算出する移動量算出部をさらに備えることを特徴とする項目1記載のタッチパネル。
(項目8) 前記タッチパネルを支持する支持部に対する前記タッチパネルの角度を取得する使用角度取得部を更に備え、前記使用角度取得部が取得した前記角度が変更された場合に、前記表示画面における前記方向を変更することを特徴とする項目1記載のタッチパネル。
(項目9) 前記補正部は、一の前記マーク及び他の前記マークの間の区間において、前記一のマークにおける前記相対位置、前記他のマークにおける前記相対位置、及び前記一のマーク及び前記他のマーク以外のマークにおける前記相対位置に基づき、前記操作位置に対する前記補正の量の関係が非線形になるように前記操作位置を補正することを特徴とする項目1記載のタッチパネル。
(項目10) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルであって、前記表示画面上の主走査線又は副走査線の方向において、互いに間隔の異なる少なくとも2つの区間のそれぞれに対応する補正関数を格納する格納部と、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を読みとる操作位置読みとり部と、前記操作位置に対応する区間の前記補正関数を用いて前記操作位置を補正し、前記使用者の入力座標を決定する補正部とを備えることを特徴とするタッチパネル。
(項目11) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルであって、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を読みとる操作位置読みとり部と、前記操作位置の前記表示画面上の主走査線又は副走査線の方向における位置と、前記操作位置に対する補正の量の関係が非線形になるように、前記操作位置を補正する補正部とを備えることを特徴とするタッチパネル。
【0050】
(項目12) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルを制御する制御方法であって、前記表示画面上において、操作目標位置を示す複数のマークを、主走査線又は副走査線の方向の密度が前記方向の位置に応じて異なるように表示させるステップと、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を読みとるステップと、前記使用者による前記マークに対する前記操作位置の、前記マークの表示位置に対する相対位置を取得するステップと、前記使用者の前記マークに対する操作とは異なる新たな操作における前記操作位置を、前記相対位置に基づき補正するステップとを備えることを特徴とする制御方法。
(項目13) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルを制御する制御方法であって、前記表示画面上の主走査線又は副走査線の方向において、互いに間隔の異なる少なくとも2つの区間のそれぞれに対応する補正関数を取得するステップと、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を読みとるステップと、前記操作位置に対応する区間の前記補正関数を用いて前記操作位置を補正し、前記使用者の入力座標を決定するステップとを備えることを特徴とする制御方法。
(項目14) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルを制御する制御方法であって、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を読みとるステップと、前記操作位置の前記表示画面上の主走査線又は副走査線の方向における位置と、前記操作位置に対する補正の量の関係が非線形になるように、前記操作位置を補正するステップとを備えることを特徴とする制御方法。
【0051】
(項目15) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルをコンピュータによって制御させるプログラムであって、前記表示画面上において、操作目標位置を示す複数のマークを、主走査線又は副走査線の方向の密度が前記方向の位置に応じて異なるように前記コンピュータによって表示させるモジュールと、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を前記コンピュータによって読みとらせるモジュールと、前記使用者による前記マークに対する前記操作位置の、前記マークの表示位置に対する相対位置を前記コンピュータによって取得させるモジュールと、前記使用者の前記マークに対する操作とは異なる新たな操作における前記操作位置を、前記相対位置に基づき前記コンピュータによって補正させるモジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
(項目16) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルをコンピュータによって制御させるプログラムであって、前記表示画面上の主走査線又は副走査線の方向において、互いに間隔の異なる少なくとも2つの区間のそれぞれに対応する補正関数を前記コンピュータによって取得させるモジュールと、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を前記コンピュータによって読みとらせるモジュールと、前記操作位置に対応する区間の前記補正関数を用いて前記操作位置を前記コンピュータによって補正させ、前記使用者の入力座標を決定させるモジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
(項目17) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルをコンピュータによって制御させるプログラムであって、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を前記コンピュータによって読みとらせるモジュールと、前記操作位置の前記表示画面上の主走査線又は副走査線の方向における位置と、前記操作位置に対する補正の量の関係が非線形になるように、前記操作位置を前記コンピュータによって補正させるモジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
【0052】
(項目18) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルをコンピュータによって制御させるプログラムを記録した記録媒体であって、前記プログラムは、前記表示画面上において、操作目標位置を示す複数のマークを、主走査線又は副走査線の方向の密度が前記方向の位置に応じて異なるように前記コンピュータによって表示させるモジュールと、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を前記コンピュータによって読みとらせるモジュールと、前記使用者による前記マークに対する前記操作位置の、前記マークの表示位置に対する相対位置を前記コンピュータによって取得させるモジュールと、前記使用者の前記マークに対する操作とは異なる新たな操作における前記操作位置を、前記相対位置に基づき前記コンピュータによって補正させるモジュールとを備えることを特徴とする記録媒体。
(項目19) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルをコンピュータによって制御させるプログラムを記録した記録媒体であって、前記プログラムは、前記表示画面上の主走査線又は副走査線の方向において、互いに間隔の異なる少なくとも2つの区間のそれぞれに対応する補正関数を前記コンピュータによって取得させるモジュールと、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を前記コンピュータによって読みとらせるモジュールと、前記操作位置に対応する区間の前記補正関数を用いて前記操作位置を前記コンピュータによって補正させ、前記使用者の入力座標を決定させるモジュールとを備えることを特徴とする記録媒体。
(項目20) 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルをコンピュータによって制御させるプログラムを記録した記録媒体であって、前記プログラムは、前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を前記コンピュータによって読みとらせるモジュールと、前記操作位置の前記表示画面上の主走査線又は副走査線の方向における位置と、前記操作位置に対する補正の量の関係が非線形になるように、前記操作位置を前記コンピュータによって補正させるモジュールとを備えることを特徴とする記録媒体。
【0053】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば使用者の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タッチパネル10の概観図。
【図2】タッチパネル10の機能ブロック図。
【図3】タッチパネル10の断面図。
【図4】タッチパネル10がマークを表示する例の図。
【図5】タッチパネル10の操作位置に対する補正量の関係を表す図。
【図6】格納部150のデータ構造を表す図。
【図7】タッチパネル10における使用者の接触位置を補正する処理のフローチャート。
【図8】本実施形態の第1の変形例における、表示画面100の表示例。
【図9】本実施形態の第2の変形例における、表示画面100の表示例。
【図10】本実施形態の第3の変形例における、タッチパネル10を表す概略図である。
【図11】タッチパネル10のハードウェア構成の一例を表す図。
【符号の説明】
10 タッチパネル
30 指示器
50 支持部
60 接合部
100 表示画面
110 利き手情報取得部
120 マーク表示部
130 操作位置読みとり部
140 相対位置取得部
150 格納部
160 使用角度取得部
170 補正部
180 移動量算出部
190 オペレーティングシステム
Claims (11)
- 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルであって、
前記表示画面上において、操作目標位置を示す複数のマークを、主走査線又は副走査線の方向の密度が前記方向の位置に応じて異なるように表示するマーク表示部と、
前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を読みとる操作位置読みとり部と、
前記使用者による前記マークに対する前記操作位置の、前記マークの表示位置に対する相対位置を取得する相対位置取得部と、
前記使用者の前記マークに対する操作とは異なる新たな操作における前記操作位置を、前記相対位置に基づき補正する補正部とを備え、
前記マーク表示部は、前記使用者が前記タッチパネルを左右何れの手で操作するかを示す利き手情報に基づき、前記表示画面の特定の縁に近い部分における前記マークの前記方向の密度が、当該縁からより遠い部分における前記マークの前記方向の密度より高くなるように、前記複数のマークを表示することを特徴とするタッチパネル。 - 前記マーク表示部は、前記表示画面の特定の縁に近い部分における前記マークの前記主走査線の方向の密度が、当該縁からより遠い部分における前記マークの前記主走査線の方向の密度より高くなるように、前記複数のマークを表示することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
- 前記マーク表示部は、前記表示画面の特定の縁に近い部分における前記マークの前記副走査線の方向の密度が、当該縁からより遠い部分における前記マークの前記副走査線の方向の密度より高くなるように、前記複数のマークを表示することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
- 前記使用者が前記タッチパネルを左右何れの手で操作するかを示す利き手情報を入力させる利き手情報取得部を更に備えることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
- 前記マーク表示部は、前記利き手情報取得部が取得した前記利き手情報に従い、前記主走査線の方向において、利き手側の縁に近い部分の前記複数のマークの密度が、当該縁からより遠い部分の前記複数のマークの密度より高くなるように前記複数のマークを表示することを特徴とする請求項4記載のタッチパネル。
- 前記補正部が補正した前記操作位置に基づき、前記使用者の前記タッチパネルに対する操作位置の、当該操作位置に対応する前記使用者の操作が行われる以前に操作していた位置に対する移動量を算出する移動量算出部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
- 前記タッチパネルを支持する支持部に対する前記タッチパネルの角度を取得する使用角度取得部を更に備え、前記使用角度取得部が取得した前記角度が変更された場合に、前記表示画面における前記方向を変更することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
- 前記補正部は、一の前記マーク及び他の前記マークの間の区間において、前記一のマークにおける前記相対位置、前記他のマークにおける前記相対位置、及び前記一のマーク及び前記他のマーク以外のマークにおける前記相対位置に基づき、前記操作位置に対する前記補正の量の関係が非線形になるように前記操作位置を補正することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
- 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルを制御する制御方法であって、
前記表示画面上において、前記タッチパネルを左右何れの手で操作するかを示す利き手情報に基づき、操作目標位置を示す複数のマークを、主走査線又は副走査線の方向の密度が前記方向の位置に応じて異なり、かつ前記表示画面の特定の縁に近い部分における前記マークの密度が、当該縁からより遠い部分における前記マークの前記方向の密度より高くなるように表示させるステップと、
前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を読みとるステップと、
前記使用者による前記マークに対する前記操作位置の、前記マークの表示位置に対する相対位置を取得するステップと、
前記使用者の前記マークに対する操作とは異なる新たな操作における前記操作位置を、前記相対位置に基づき補正するステップとを備えることを特徴とする制御方法。 - 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルをコンピュータによって制御させるプログラムであって、
前記表示画面上において、前記タッチパネルを左右何れの手で操作するかを示す利き手情報に基づき、操作目標位置を示す複数のマークを、主走査線又は副走査線の方向の密度が前記方向の位置に応じて異なり、かつ前記表示画面の特定の縁に近い部分における前記マークの密度が、当該縁からより遠い部分における前記マークの前記方向の密度より高くなるように前記コンピュータによって表示させるモジュールと、
前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を前記コンピュータによって読みとらせるモジュールと、
前記使用者による前記マークに対する前記操作位置の、前記マークの表示位置に対する相対位置を前記コンピュータによって取得させるモジュールと、
前記使用者の前記マークに対する操作とは異なる新たな操作における前記操作位置を、前記相対位置に基づき前記コンピュータによって補正させるモジュールとを備えることを特徴とするプログラム。 - 表示画面上の使用者が操作した操作位置を認識し補正するタッチパネルをコンピュータによって制御させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記表示画面上において、前記タッチパネルを左右何れの手で操作するかを示す利き手情報に基づき、操作目標位置を示す複数のマークを、主走査線又は副走査線の方向の密度が前記方向の位置に応じて異なり、かつ前記表示画面の特定の縁に近い部分における前記マークの密度が、当該縁からより遠い部分における前記マークの前記方向の密度より高くなるように前記コンピュータによって表示させるモジュールと、
前記使用者による前記タッチパネル上の操作位置を前記コンピュータによって読みとらせるモジュールと、
前記使用者による前記マークに対する前記操作位置の、前記マークの表示位置に対する相対位置を前記コンピュータによって取得させるモジュールと、
前記使用者の前記マークに対する操作とは異なる新たな操作における前記操作位置を、前記相対位置に基づき前記コンピュータによって補正させるモジュールとを備えることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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