JP3757210B2 - 防塵眼鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顔部に装着して眼を飛散物、粉塵、飛沫、風圧等から保護する防塵眼鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は本出願人による特願2001−258911号に係る防塵眼鏡の斜視図を示し、眼鏡部1を囲む防塵枠部2の縁部3には防塵眼鏡に飛散物が衝突した際の衝撃を緩和するために、柔軟性を有する合成樹脂から成る当接部材4が取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来の防塵眼鏡では、防塵枠部2に柔軟性、弾力性のある当接部材4が取り付けられているとはいえ、例えば小石等の重量のある飛散物等が防塵眼鏡に衝突したり、防塵眼鏡を壁等にぶつけた場合には、当接部材4による衝撃力の吸収が不十分で、顔面に痛みや不快感を感ずることがある。
【0004】
また、衝撃の大きさや衝撃が加わる角度によっては、当接部材4が防塵枠部2から外れてしまうこともある。
【0005】
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、防塵機能を向上させると共に、衝撃によって当接部材が顔面を押圧してもさほど不快感を少なく、当接部材が外れ難い防塵眼鏡を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る防塵眼鏡は、透明硬質材料から成る眼鏡部と、該眼鏡部の周囲に設けた防塵枠部と、耳掛部と、前記防塵枠部の上部の略水平方向に向く縁部に沿って取り付けた柔軟性かつ弾力性を有する当接部材とを有する防塵眼鏡であって、前記当接部材は、前記防塵枠部の縁部を2つの辺部により挟着して固定する断面コ字状の挟着部と、該挟着部に接続し衝撃を緩和するための蛇腹状に屈曲した緩衝部と、該緩衝部に屈曲部を介して接続し額に柔軟に当接する額当て部とを有し、前記緩衝部は前記防塵枠部の縁部を挟着する前記挟着部の2つの辺部の内側の線分の延長線の間に前記挟着部への接続の起点を設け、前記緩衝部を前記起点から水平方向に向けて接続したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明を図1〜図6に図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施の形態の防塵眼鏡を前方から見た斜視図、図2は断面図、図3は当接部材の拡大断面図を示している。この防塵眼鏡は左右対称とされ、着用者の眼の前方に位置する眼鏡部11は、粉塵等が眼の周りに入り込まないように、その周囲は防塵枠部12により囲まれている。本実施の形態においては、眼鏡部11と防塵枠部12は、透明で硬質の例えばポリカーボネイト、ジエチレングリコールビスアリルカーボネイト等の合成樹脂材により一体的に成形されている。
【0008】
また、防塵効果を更に助長するためと、額への接触圧を緩和するために、防塵枠部12の縁部12aに沿って、合成樹脂材から成る柔軟性かつ弾力性を有する当接部材13が防塵枠部12の縁部12aに付設されている。
【0009】
当接部材13は粉塵や飛散物が顔面と防塵枠部12の隙間からの進入することを防止すると共に、眼鏡部11等に加わった衝撃を緩衝する役割も果たしている。当接部材13は防塵枠部12の縁部12aを挟着する挟着部13aと、額に柔軟に当接するための額当て部13bと、挟着部13aと額当て部13bの中間にあって、衝撃等を吸収するための緩衝部13cとから構成されている。
【0010】
挟着部13aは防塵枠部12の縁部12aに嵌め込んで固定しているが、実施の形態においては、縁部12aの中央部には上方に折り曲げた突起12bが設けられ、この突起12bが挟着部13aの上方の辺に設けた溝部13dに入り込むことにより外れ難くされている。また、2つの辺部は縁部12aを緊締するために、その入口部は狭くされている。
【0011】
緩衝部13cは挟着部13aの略中央部から延在され、断面U字状の略蛇腹状に形成された折返部13eを有している。また、緩衝部13cの挟着部13aへの起点は、特に挟着部13aの防塵枠部12の縁部12aを挟む上下の線分の延長線L1、L2間に位置するようにすることが、縁部12aに加わる力を挟着部13aの辺部に伝えることなく、緩衝部13cに直接に伝達できるので好ましい。
【0012】
更に好ましくは、緩衝部13cの挟着部13aの起点は、上述の延長線L2に近付けるか、緩衝部13cの下起点13fと延長線L2を揃えるようにすると良い。このようにすると、顔面との当接で額当て部13bが挟着部13aの方向に押されるような力が加わっても、挟着部13aが縁部12aから外れ難くできる。
【0013】
額当て部13bは自由端である端部にゆくに従い、徐々に薄くなったひれ状とされ、端部においては顔面にフィットし易いように外側にカールしている。このようにひれ状であって、かつ外側にカールした形状にすると、顔面との当接時に額当て部13bの先端部分が顔面に突き当たるように接触することなく、カールした方向に逃げるように当接部材13全体が顔面との接触面積を広げるように変形するので不快感が生じない。
【0014】
額当て部13bは額、頬部、鼻部の周囲に主に配設されるが、頬部においては外側つまり顔面の中心から離れるほど長くなり、また、鼻部においては端部までの長さは殆どないが、長さを長くしたり、端部をくるむようにしたり、或いは厚みを大きくすることで、鼻部に伝わる衝撃力を緩和することもできる。
【0015】
更に、図3に示す当接部材13の場合には、額当て部13bと緩衝部材13cを結ぶ屈曲部13gの下側の位置、上起点13hよりも上方に設けることが好ましい。このような構成にすることで、額当て部13bが顔面に当接し始めは、折返部13eが潰れるように変形し、より顔面との当接力が強まると、額当て部13bの先端がカールした方向に逃げるように変形すると共に、緩衝部13cの起点が折れ曲がり始めて、一旦潰れていた折返部13eが逆に開くように変形を始める。このような変形をすることにより、前述の顔面との接触面積を広げる変形効果と共に、各部の折れ曲がり変形によって衝撃を吸収することができる。
【0016】
なお本実施の形態においては、当接部材13は防塵枠部12に対して取り外し自在としているが、接着剤等により固定してもよい。
【0017】
更に、眼鏡部11及び防塵枠体12の上部には、フレーム14が3点において取り付けられている。即ち、フレーム14はその中央において眼鏡部11にピン14aにより係止され、更に両側部の防塵枠部12にピン14bにより係止されている。図2に示すように、両側部の防塵枠部12にはほぼ上下方向に向く長孔12cが設けられ、それぞれの長孔12cには例えば3個の円孔が連続して形成されている。フレーム14のコ字状の両端部にはピン14bが内側に向いて突設され、これらのピン14bが防塵枠部12の長孔12cの任意の円孔部分にクリック的に係止するようになっている。そして、このフレーム14の端部にはヒンジ15を介して耳掛部16が連結されている。
【0018】
耳掛部16はヒンジ15を介してフレーム14に連結した筒部16aと、一部がこの筒部16a内に収納可能な耳当て部16bとから構成されている。耳当て部16bは筒部16aにクリック的に摺動することにより伸縮自在とされている。
【0019】
装着時に、耳掛部16を着用者の顔面形状に合わせて、眼鏡部11の眼鏡面に直交する方向に対して調整するとよい。これは人の頭部、顔面の大きさ及び頭部における耳の位置は千差万別であり、耳掛部16の長さ調整と併せて行うことで、好適に使用できる。つまり、フレーム14のピン14bを防塵枠部12の長孔12cの任意の円孔部分に係止することにより、フレーム14はピン14aを中心に眼鏡部11の眼位置に対し上下の傾きを調整できるので、これにより耳掛部16の角度を調整できることになる。
【0020】
この防塵眼鏡は装着時に当接部材13をほぼ顔面に密着させることができ、着用者の眼を風圧、粉塵、飛沫等から十分に保護することができる。更に、本実施の形態においては、防塵眼鏡の装着時に、硬質の防塵枠部12の縁部12aが顔面に直接に接触することなく、柔軟性、弾力性を有する当接部材13が緩衝材として額に接するので不快感はない。
【0021】
また、不時に飛散物等が眼鏡部11に衝突したり、防塵眼鏡の一部を壁等にぶつけた際にも、先ず緩衝部13cの折返部13eの間隔が挟まるなどの変形により衝撃を吸収でき、更に、緩衝部13cを挟着部13aの中央部から延在したことにより、衝撃力が当接部材13に均等に掛かり、防塵枠部12から外れ難くなる。
【0022】
図4(a)〜(d)は、当接続部材13の折返部13eの向きや数を任意に選択した変形例を示している。また、図5(a)〜(j)は、折衝部13cの折返部13eの形状を山形状、レ形状とした変形例を示している。何れの場合でも、折衝部13cの狭着部13aへの起点の位置関係や、上起点13hと屈曲部13との位置関係を図3の場合と同様にすることで、同じ効果が得られることは勿論である。
【0023】
この防塵眼鏡をポケット等に収納する際には、図6に示すように耳当て部16bを筒部16aに押し込み、耳掛部16を最小の長さとしてからヒンジ15により内方へ折り畳めばよい。なお、耳掛部16が伸縮自在であることや折り畳めるようにすることは、本発明の本質的な問題ではなく、このような機能を具備していなくともよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る防塵眼鏡は、柔軟性かつ弾力性を有する当接部材が顔面に常時接触することにより防塵機能が向上し、また飛散物等が衝突した際にこの当接部材に設けた緩衝部が衝撃を吸収するので、不快感や痛みを感ずることも少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】防塵眼鏡を前方から見た斜視図である。
【図2】断面図である。
【図3】拡大断面図である。
【図4】折返部の変形例の断面図である。
【図5】折返部の変形例の断面図である。
【図6】耳掛け部を畳んだ状態の斜視図である。
【図7】従来の防塵眼鏡を前方から見た斜視図である。
【符号の説明】
11 眼鏡部
12 防塵枠部
12a 縁部
12b 突起
13 当接部材
13a 挟着部
13b 額当て部
13c 緩衝部
13d 溝部
13e 折返部
14 フレーム
15 ヒンジ
16 耳掛部

Claims (4)

  1. 透明硬質材料から成る眼鏡部と、該眼鏡部の周囲に設けた防塵枠部と、耳掛部と、前記防塵枠部の上部の略水平方向に向く縁部に沿って取り付けた柔軟性かつ弾力性を有する当接部材とを有する防塵眼鏡であって、前記当接部材は、前記防塵枠部の縁部を2つの辺部により挟着して固定する断面コ字状の挟着部と、該挟着部に接続し衝撃を緩和するための蛇腹状に屈曲した緩衝部と、該緩衝部に屈曲部を介して接続し額に柔軟に当接する額当て部とを有し、前記緩衝部は前記防塵枠部の縁部を挟着する前記挟着部の2つの辺部の内側の線分の延長線の間に前記挟着部への接続の起点を設け、前記緩衝部を前記起点から水平方向に向けて接続したことを特徴とする防塵眼鏡。
  2. 前記緩衝部の下側の取付起点を前記線分の一方に近付けるか又は一致させるようにした請求項1に記載の防塵眼鏡。
  3. 前記緩衝部と前記額当て部とを結ぶ前記屈曲部の下側位置は、前記緩衝部の上側の前記起点よりも上方に設けた請求項1に記載の防塵眼鏡。
  4. 前記額当て部はひれ状の端部を上方に向けてカールさせた請求項1に記載の防塵眼鏡。
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