JP3742027B2 - 投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置 - Google Patents

投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3742027B2
JP3742027B2 JP2002105613A JP2002105613A JP3742027B2 JP 3742027 B2 JP3742027 B2 JP 3742027B2 JP 2002105613 A JP2002105613 A JP 2002105613A JP 2002105613 A JP2002105613 A JP 2002105613A JP 3742027 B2 JP3742027 B2 JP 3742027B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction
function
correction function
screen
points
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002105613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003304552A (ja
Inventor
洋一 板木
Original Assignee
Necビューテクノロジー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Necビューテクノロジー株式会社 filed Critical Necビューテクノロジー株式会社
Priority to JP2002105613A priority Critical patent/JP3742027B2/ja
Priority to US10/408,097 priority patent/US7233370B2/en
Publication of JP2003304552A publication Critical patent/JP2003304552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3742027B2 publication Critical patent/JP3742027B2/ja
Priority to US11/746,745 priority patent/US7755706B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3179Video signal processing therefor
    • H04N9/3185Geometric adjustment, e.g. keystone or convergence
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/22Circuits for controlling dimensions, shape or centering of picture on screen
    • H04N3/23Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction
    • H04N3/233Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction using active elements
    • H04N3/2335Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction using active elements with calculating means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置に関し、詳しくは、スクリーンに対して投射光軸を傾斜させて映像を投射することによって生じる投射映像の歪みを補正する投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射映像の歪補正方法を適用した投射型映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
投射型映像表示装置(プロジェクタ)は、光源から放射された光を液晶パネルなどの表示デバイスによって変調した後、光学レンズを通してスクリーン上に投射することにより映像を表示している。
ところで、投射型映像表示装置は、スクリーンに対して投射光軸を直交させて映像を投射することよりは、スクリーンに対して投射光軸を傾斜させて映像を投射することが多い。この場合、例えば、長方形の映像が台形に歪んだ映像としてスクリーン上に表示される。
【0003】
そこで、従来の投射型映像表示装置では、スクリーンに対して投射光軸を傾斜させて映像を投射することによって生じる投射映像の歪を補正している。
例えば、特開2002−6391号公報には、以下に示す技術を開示されている。すなわち、まず、スクリーンとは別個に設けられたディスプレイに長方形等の図形を表示すると同時にスクリーン上に同一の図形を表示させる。次に、ディスプレイ上の長方形等の図形の頂点(補正点)を移動して、変形した四辺形の図形をディスプレイに表示させ、その時の変形した四辺形の図形の元の図形に対する変形比率パラメータを求めるとともに、変形した四辺形の図形をスクリーン上に表示する。このスクリーン上に表示した四辺形の図形が元の図形と同一である場合には、その時の変形比率パラメータを保存する。そして、外部から供給される画像を保存した変形比率パラメータに基づいて画像変換してスクリーン上に表示する。以下、この技術を第1の従来技術と呼ぶ。また、この第1の従来技術においては、スクリーンに表示した画面に任意の補正点を指定することができる自由設定モードがある。
【0004】
また、特開2002−44571号公報には、以下に示す技術が開示されている。すなわち、この技術による装置は、テスト映像をスクリーン上に投射する表示手段と、スクリーン上に投射されたテスト投射映像の歪み輪郭を規定する特定位置の座標に対応する歪みのないテスト映像の座標を入力する入力手段と、テスト投射映像の歪み輪郭を規定する特定位置を入力手段で入力された歪みのないテスト映像の座標に移動するポインティングデバイスと、テスト投射映像の歪み輪郭を規定する特定位置の座標と、歪みのないテスト映像の対応する座標との関係に基づいて、投射映像の歪みを補正する補正手段とを備えている。以下、この技術を第2の従来技術と呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した第1の従来技術においては、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて、情報処理装置を構成するディスプレイに表示される映像と同一の映像をスクリーン上にも投射することを前提としている。したがって、この技術を投射型映像表示装置単独で映像をスクリーン上に投射する用途に適用するとすれば、ディスプレイが別に必要となり、部品点数が多くなる。
また、上記した第2の従来技術においては、マウス等のポインティングデバイスが必要であるため、部品点数が多くなるとともに、ポインティングデバイスを操作するためのテーブルが必要であり、装置の設置場所が限定されてしまう。
さらに、上記した第1及び第2の従来技術においては、ポインティングデバイスにより補正位置を直接指定しなければならないが、ポインティングデバイスは、そもそもポインティングデバイスを操作するテーブルと同一のテーブル上に設置されたディスプレイに表示された画面を目視しながら操作者(オペレータ)が操作することを前提としたものである。したがって、上記した第1の従来技術のようにスクリーンとは別にディスプレイを設ける必要があったり、上記した第2の従来技術のように数メートル離れたスクリーン上に投射されたテスト投射映像を操作者が目視しながらポインティングデバイスを操作しなければならない。このため、前者の場合には上記したように部品点数が多くなるという欠点があるし、後者の場合には操作性が悪いという欠点がある。
【0006】
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、ディスプレイやポインティングデバイスを別に設けることなく、簡単な操作で任意の補正点を指定してスクリーンに対して投射光軸を傾斜させて映像を投射することによって生じる映像の歪みを補正することができる投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、スクリーンに対して投射光軸を傾斜させて、表示デバイス上に表示される画面光学レンズ系で拡大してスクリーン上に投射することによって生じる投射映像の歪みを、前記光学レンズ系の助けを借りずに、前記表示デバイス自体の画面表示に処理を施すことで、補正する投射映像の歪補正方法に係り、上記投射映像の補正点を補正対象とする複数の補正ファンクションに対応した複数の補正ファンクション表示を上記スクリーンに表示する第1のステップと、操作者によって選択された上記補正ファンクションに対応した上記補正ファンクション表示を上記スクリーンにハイライト表示する第2のステップと、選択された上記補正ファンクションの補正対象である上記補正点を上記操作者の指示に応じて上記スクリーン上で移動させて表示するとともに、上記移動した距離に応じた補正パラメータを算出する第3のステップと、上記補正パラメータに基づいて上記投射映像を補正する第4のステップとを備えてなることを特徴としている。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の投射映像の歪補正方法に係り、上記投射映像は、長方形状の映像が台形状に歪んだものであり、上記補正点は、上記台形状の上記投射映像の四隅に対応した第1乃至第4の補正点からなり、上記複数の補正ファンクションは、上記第1乃至第4の補正点を補正対象とする第1乃至第4の補正ファンクションからなり、上記複数の補正ファンクション表示は、上記台形状の上記投射映像と相似形状の四隅であって、上記第1乃至第4の補正ファンクションに対応した第1乃至第4の補正ファンクション表示からなることを特徴としている。
【0009】
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の投射映像の歪補正方法に係り、上記投射映像は、長方形状の映像が台形状に歪んだものであり、上記補正点は、上記台形状の上記投射映像の第1乃至第4の角に対応した第1乃至第4の補正点からなり、上記複数の補正ファンクションは、上記第1乃至第4の補正点を補正対象とする第1乃至第4の補正ファンクションと、上記第1及び第2の補正点を補正対象とする第5の補正ファンクションと、上記第2及び第3の補正点を補正対象とする第6の補正ファンクションと、上記第3及び第4の補正点を補正対象とする第7の補正ファンクションと、上記第4及び第1の補正点を補正対象とする第8の補正ファンクションとからなり、上記複数の補正ファンクション表示は、上記台形状の上記投射映像と相似形状の第1乃至第4の角であって、上記第1乃至第4の補正ファンクションに対応した第1乃至第4の補正ファンクション表示と、上記相似図形の第1及び第2の角の中間点に位置し、上記第5の補正ファンクションに対応した第5の補正ファンクション表示と、上記相似図形の第2及び第3の角の中間点に位置し、上記第6の補正ファンクションに対応した第6の補正ファンクション表示と、上記相似図形の第3及び第4の角の中間点に位置し、上記第7の補正ファンクションに対応した第7の補正ファンクション表示と、上記相似図形の第4及び第1の角の中間点に位置し、上記第8の補正ファンクションに対応した第8の補正ファンクション表示とからなり、上記第3のステップでは、第5の補正ファンクションが選択された場合には、上記第1及び第2の補正点を上記操作者の指示に応じて上記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、上記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第6の補正ファンクションが選択された場合には、上記第2及び第3の補正点を上記操作者の指示に応じて上記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、上記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第7の補正ファンクションが選択された場合には、上記第3及び第4の補正点を上記操作者の指示に応じて上記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、上記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第8の補正ファンクションが選択された場合には、上記第4及び第1の補正点を上記操作者の指示に応じて上記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、上記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出することを特徴としている。
【0010】
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1に記載の投射映像の歪補正方法に係り、上記操作者による指示は、上記投射映像を上記スクリーンに投射する装置の筐体に設けられた、又はリモートコントローラに設けられた上下左右の移動を指示するためのカーソルキーにより行われることを特徴としている。
【0011】
また、請求項5記載の発明に係る歪補正プログラムは、コンピュータに請求項1乃至4のいずれか1に記載の機能を実現させることを特徴としている。
【0012】
また、請求項6記載の発明に係る投射型映像表示装置は、上下左右の移動を指示するためのカーソルキーを有する操作手段と、光学レンズ系と、表示デバイスとを有してなると共に、スクリーンに対して投射光軸を傾斜させて、前記表示デバイス上に表示される画面を前記光学レンズ系で拡大してスクリーン上に投射することによって生じる投射映像の歪みを、前記光学レンズ系の助けを借りずに、前記表示デバイス自体の画面表示に処理を施すことで、補正するための前記投射映像の補正点を補正対象とする複数の補正ファンクションに対応した複数の補正ファンクション表示を前記スクリーンに表示する表示手段と、上記表示手段を制御することにより、上記操作手段が操作されることにより選択された上記補正ファンクションに対応した上記補正ファンクション表示を上記スクリーンにハイライト表示させるとともに、選択された上記補正ファンクションの補正対象である上記補正点を上記操作手段が操作されることによる指示に応じて上記スクリーン上で移動させて表示させ、上記移動した距離に応じた補正パラメータを算出する制御手段と、上記補正パラメータに基づいて上記投射映像を補正する補正手段とを備えてなることを特徴としている。
【0013】
また、請求項7記載の発明は、請求項6記載の投射型映像表示装置に係り、上記投射映像は、長方形状の映像が台形状に歪んだものであり、上記補正点は、上記台形状の上記投射映像の四隅に対応した第1乃至第4の補正点からなり、上記複数の補正ファンクションは、上記第1乃至第4の補正点を補正対象とする第1乃至第4の補正ファンクションからなり、上記複数の補正ファンクション表示は、上記台形状の上記投射映像と相似形状の四隅であって、上記第1乃至第4の補正ファンクションに対応した第1乃至第4の補正ファンクション表示からなることを特徴としている。
【0014】
また、請求項8記載の発明は、請求項6記載の投射型映像表示装置に係り、上記投射映像は、長方形状の映像が台形状に歪んだものであり、上記補正点は、上記台形状の上記投射映像の第1乃至第4の角に対応した第1乃至第4の補正点からなり、上記複数の補正ファンクションは、上記第1乃至第4の補正点を補正対象とする第1乃至第4の補正ファンクションと、上記第1及び第2の補正点を補正対象とする第5の補正ファンクションと、上記第2及び第3の補正点を補正対象とする第6の補正ファンクションと、上記第3及び第4の補正点を補正対象とする第7の補正ファンクションと、上記第4及び第1の補正点を補正対象とする第8の補正ファンクションとからなり、上記複数の補正ファンクション表示は、上記台形状の上記投射映像と相似形状の第1乃至第4の角であって、上記第1乃至第4の補正ファンクションに対応した第1乃至第4の補正ファンクション表示と、上記相似図形の第1及び第2の角の中間点に位置し、上記第5の補正ファンクションに対応した第5の補正ファンクション表示と、上記相似図形の第2及び第3の角の中間点に位置し、上記第6の補正ファンクションに対応した第6の補正ファンクション表示と、上記相似図形の第3及び第4の角の中間点に位置し、上記第7の補正ファンクションに対応した第7の補正ファンクション表示と、上記相似図形の第4及び第1の角の中間点に位置し、上記第8の補正ファンクションに対応した第8の補正ファンクション表示とからなり、上記第3のステップでは、第5の補正ファンクションが選択された場合には、上記第1及び第2の補正点を上記操作者の指示に応じて上記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、上記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第6の補正ファンクションが選択された場合には、上記第2及び第3の補正点を上記操作者の指示に応じて上記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、上記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第7の補正ファンクションが選択された場合には、上記第3及び第4の補正点を上記操作者の指示に応じて上記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、上記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第8の補正ファンクションが選択された場合には、上記第4及び第1の補正点を上記操作者の指示に応じて上記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、上記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出することを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用いて具体的に行う。
図2は、この発明の一実施例である投射映像の歪補正方法を適用した投射型映像表示装置1の構成を示すブロック図である。
この例の投射型映像表示装置1は、入力映像信号処理部2と、CPU(中央処理装置)3と、記憶部4と、操作部5と、補正ファンクション表示生成部6と、映像歪み補正部7と、投射データ生成部8と、投射部9とから構成されている。
【0016】
入力映像信号処理部2は、CPU3の制御の下、外部から供給されるアナログの映像信号Sをデジタルの映像データにアナログ/デジタル変換した後、逆ガンマ補正処理等を施し、その結果を映像データDP1として補正ファンクション表示生成部6及び映像歪み補正部7に供給する。CPU3は、記憶部4に記憶された各種プログラムを実行し、記憶部4に確保された各種レジスタやフラグを用いて、操作者による操作部5を構成する各種キーの操作に応じて、図示せぬスクリーンに投射映像を表示するために、装置各部を制御する。記憶部4としては、RAMやROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、FD(フロッピー・ディスク(登録商標))、HD(ハード・ディスク)、MO(光磁気)ディスク、CD(コンパクト・ディスク)−ROM、CD−R(Recordable)、CD−RW(ReWritable)やDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)−ROM、DVD−R、DVD−RW等がある。記憶部4には、外部から供給される映像信号Sに基づいてスクリーンに投射映像を表示するためのメインプログラムの他、スクリーンに対して投射光軸を傾斜させて映像を投射することによって生じる映像の歪みを補正するための歪補正プログラム等が記憶されている。
【0017】
操作部5は、例えば、図3に示すような、モード切換キー11、エンターキー12、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16の他、図示しないが、電源スイッチ等の各種スイッチ、あるいはリモートコントローラ(図示略)から発せられる光信号を受光する受光部等を有する。操作部5は、これらのキー、各種スイッチ、あるいはリモートコントローラ(図示略)が操作者によって操作されることにより、そのキーやスイッチ、あるいは光信号の種類及び押下時間に応じた信号をCPU3に供給する。モード切換キー11は、この例の投射型映像表示装置1の動作モードを、映像の歪みを補正するための補正モードと、スクリーンに投射映像を表示するための通常モードとの切り換えを指示するために用いられる。エンターキー12は、補正モードにおいて、スクリーンに表示された投射映像の歪みを補正するために予め設けられている8個の補正ファンクションの中から1個を選択する選択モードと、補正ファンクションを実行する実行モードとの切り換えを指示するために用いられる。ここで、8個の補正ファンクションとは、第1補正ファンクション〜第8補正ファンクションをいうが、これらの詳細については後述する。アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15及びライトキー16は、上記選択モードにおいて、上記8個の補正ファンクションの中から1個の補正ファンクションを選択するために用いられる。
【0018】
なお、上記した図示せぬリモートコントローラにも、モード切換キー11、エンターキー12、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16と同等の機能を有する各種キーが設けられている。したがって、以下の説明において、モード切換キー11、エンターキー12、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16というときは、投射型映像表示装置1の筐体に設けられたものと、図示せぬリモートコントローラに設けられたもののいずれかであることを意味している。
【0019】
補正ファンクション表示生成部6は、CPU3の制御の下、スクリーンに表示された投射映像の歪みを補正するために用いる補正ファンクション表示画面に関する補正ファンクションデータDCFを生成する。映像歪み補正部7は、CPU3の制御の下、入力映像信号処理部2から供給される映像データDP1について投射映像の歪みを補正することにより映像データDP2を生成する。投射データ生成部8は、CPU3の制御の下、補正ファンクション表示生成部6から供給される補正ファンクションデータDCF又は、映像歪み補正部7から供給される映像データDP2に基づいて、最終的な投射データDP3を生成する。投射部9は、一般的に、表示デバイス、光学レンズ、光源ランプなどからなり、投射データ生成部8から供給される投射データDP3に基づいて表示デバイスによって光源から放射された光を変調した後、光学レンズにより画像を拡大してスクリーン上に投射することにより映像を表示する。このうち、表示デバイスには、一般に、液晶パネルや、DLP(Digital Light Processing)(商標名)等のデバイスが使用されることが多い。ここで、DLPとは、米国テキサスインスツルメンツ社が開発したDMD(Digital Micromirror Device)を使用した投射型映像表示方法の1つの方法であり、13μm四方の小さな鏡を数百万個敷き詰めた素子で1つずつの鏡の向きを制御することにより光源の光を反射させて映像を映すものである。
【0020】
次に、上記構成の投射型映像表示装置1の動作について、図1〜図6を参照して説明する。この例の投射型映像表示装置1は、初期状態では通常モードに設定されているものとする。図1は、この例の投射型映像表示装置1がスクリーン21に対して投射光軸を傾斜させて映像を投射していることを示す概略図である。図から分かるように、投射映像22には歪みがある。そこで、まず、操作者は、モード切換キー11を操作して、この例の投射型映像表示装置1の動作モードを通常モードから補正モードの選択モードへ切り換えるように指示する。
【0021】
これにより、モード切換キー11が操作者によって操作されることにより、操作部5がモード切換キー11に応じた信号をCPU3に供給する。したがって、CPU3には、記憶部4から歪補正プログラムが読み込まれるので、CPU3は、この歪補正プログラムの制御により、補正ファンクション表示生成部6を制御して、8個の補正ファンクションに対応した補正ファンクション表示画面に関する補正ファンクションデータDCFの生成を指示する。なお、以下では、説明を簡単にするため、CPU3の具体的な処理については特に説明せず、操作者の操作を中心に説明する。
【0022】
これにより、図1及び図4に示すように、スクリーン21には、補正ファンクション表示画面23が表示される。図1及び図4に示す補正ファンクション表示画面23は、長方形状のスクリーン21(縦横比;3:4又は9:16)に相似する長方形の4角及び4辺の略中央に位置する略円形状の第1〜第8補正ファンクション表示31〜38から構成されている。第1〜第8補正ファンクション表示31〜38は、各々第1〜第8補正ファンクションに対応している。ここで、第1〜第8補正ファンクションについて説明する。第1補正ファンクションとは、図1及び図4に示す第1補正点PC1を補正対象とする機能である。同様に、第2補正ファンクションとは、図1及び図4に示す第2補正点PC2を補正対象とする機能、第3補正ファンクションとは、図1及び図4に示す第3補正点PC3を補正対象とする機能、第4補正ファンクションとは、図1及び図4に示す第4補正点PC4を補正対象とする機能である。
【0023】
一方、第5補正ファンクションとは、図1及び図4に示す第1補正点PC1及び第2補正点PC2を同時に補正対象とする機能、第6補正ファンクションとは、図1及び図4に示す第2補正点PC2及び第3補正点PC3を同時に補正対象とする機能、第7補正ファンクションとは、図1及び図4に示す第3補正点PC3及び第4補正点PC4を補正対象とする機能、第8補正ファンクションとは、図1及び図4に示す第4補正点PC4及び第1補正点PC1を同時に補正対象とする機能である。
【0024】
操作者は、第1〜第8補正ファンクションの中から1個の補正ファンクションを選択するには、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下することにより行う。その後、操作者がエンターキー12を押下することにより、選択された補正ファンクションの実行モードに移行し、対応する補正対象が決定される。
図1及び図4において、第1補正ファンクション表示31が黒色に塗りつぶされて表示されている(ハイライト表示)のは、第1補正ファンクションが選択され、かつ、第1ファンクションの実行モードに設定されていることを示している。この場合の補正対象は、第1の補正点PC1である。
【0025】
また、図5は、第1補正ファンクション表示31の補正対象である第1の補正点PC1における補正方向を示したものである。操作者は、各補正方向へ第1の補正点PC1を移動させるためには、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下することにより行う。すなわち、アップキー13が1回押下されると、第1の補正点PC1は、図5に示す上向き矢印ARU1の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。同様に、ダウンキー14が1回押下されると、第1の補正点PC1は、図5に示す下向き矢印ARD1の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。レフトキー15が1回押下されると、第1の補正点PC1は、図5に示す左向き矢印ARL1の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。ライトキー16が1回押下されると、第1の補正点PC1は、図5に示す右向き矢印ARR1の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。
【0026】
同様に、第2補正ファンクションにおいて、第2の補正点PC2を各補正方向へ移動させるためには、操作者は以下に示す操作を行う。すなわち、操作者は、まず、エンターキー12を押下してこの例の投射型映像表示装置1を選択モードに切り換えた後、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下して第2補正ファンクションを選択し、エンターキー12を押下して選択した第2補正ファンクションの実行モードに移行させ、対応する補正対象を第2の補正点PC2に決定させる。
次に、操作者は、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下することにより、第2の補正点PC2を各補正方向へ移動させる。すなわち、アップキー13が1回押下されると、第2の補正点PC2は、図4において上方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。同様に、ダウンキー14が1回押下されると、第2の補正点PC2は、図4において下方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。レフトキー15が1回押下されると、第2の補正点PC1は、図4において左方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。ライトキー16が1回押下されると、第2の補正点PC2は、図4において右方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。
【0027】
第3補正ファンクションにおいて、第3の補正点PC3を各補正方向へ移動させるためには、操作者は以下に示す操作を行う。すなわち、操作者は、まず、エンターキー12を押下してこの例の投射型映像表示装置1を選択モードに切り換えた後、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下して第3補正ファンクションを選択し、エンターキー12を押下して選択した第3補正ファンクションの実行モードに移行させ、対応する補正対象を第3の補正点PC3に決定させる。
次に、操作者は、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下することにより、第3の補正点PC3を各補正方向へ移動させる。すなわち、アップキー13が1回押下されると、第3の補正点PC3は、図4において上方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。同様に、ダウンキー14が1回押下されると、第3の補正点PC3は、図4において下方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。レフトキー15が1回押下されると、第3の補正点PC1は、図4において左方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。ライトキー16が1回押下されると、第3の補正点PC3は、図4において右方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。
【0028】
第4補正ファンクションにおいて、第4の補正点PC4を各補正方向へ移動させるためには、操作者は以下に示す操作を行う。すなわち、操作者は、まず、エンターキー12を押下してこの例の投射型映像表示装置1を選択モードに切り換えた後、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下して第4補正ファンクションを選択し、エンターキー12を押下して選択した第4補正ファンクションの実行モードに移行させ、対応する補正対象を第4の補正点PC4に決定させる。
次に、操作者は、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下することにより、第4の補正点PC4を各補正方向へ移動させる。すなわち、アップキー13が1回押下されると、第4の補正点PC4は、図4において上方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。同様に、ダウンキー14が1回押下されると、第4の補正点PC4は、図4において下方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。レフトキー15が1回押下されると、第4の補正点PC1は、図4において左方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。ライトキー16が1回押下されると、第4の補正点PC4は、図4において右方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。
【0029】
これに対し、図6は、第5補正ファンクション表示35の補正対象である第1の補正点PC1及び第2の補正点PC2における各々の補正方向を示したものである。第5補正ファンクションにおいて、第1の補正点PC1及び第2の補正点PC2を同時に各補正方向へ移動させるためには、操作者は以下に示す操作を行う。すなわち、操作者は、まず、エンターキー12を押下してこの例の投射型映像表示装置1を選択モードに切り換えた後、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下して第5補正ファンクションを選択し、エンターキー12を押下して選択した第5補正ファンクションの実行モードに移行させ、対応する補正対象を第1の補正点PC1及び第2の補正点PC2に決定させる。
【0030】
次に、操作者は、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下することにより、第1の補正点PC1及び第2の補正点PC2を同時に各補正方向へ移動させる。すなわち、アップキー13が1回押下されると、第1の補正点PC1が図6に示す上向き矢印ARU1の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、その移動した距離だけ補正されると同時に、第2の補正点PC2が図6に示す上向き矢印ARU2の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。同様に、ダウンキー14が1回押下されると、第1の補正点PC1が図6に示す下向き矢印ARD1の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第2の補正点PC2が図6に示す下向き矢印ARD2の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。レフトキー15が1回押下されると、第1の補正点PC1が図6に示す左向き矢印ARL1の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第2の補正点PC2が図6に示す右向き矢印ARR2の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。ライトキー16が1回押下されると、第1の補正点PC1が図6に示す右向き矢印ARR1の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第2の補正点PC2が図6に示す左向き矢印ARL2の方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。
【0031】
また、第6補正ファンクションにおいて、第2の補正点PC2及び第3の補正点PC3を同時に各補正方向へ移動させるためには、操作者は以下に示す操作を行う。すなわち、操作者は、まず、エンターキー12を押下してこの例の投射型映像表示装置1を選択モードに切り換えた後、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下して第6補正ファンクションを選択し、エンターキー12を押下して選択した第6補正ファンクションの実行モードに移行させ、対応する補正対象を第2の補正点PC2及び第3の補正点PC3に決定させる。
【0032】
次に、操作者は、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下することにより、第2の補正点PC2及び第3の補正点PC3を同時に各補正方向へ移動させる。すなわち、アップキー13が1回押下されると、第2の補正点PC2が図4において上方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第3の補正点PC3が図4において下方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。同様に、ダウンキー14が1回押下されると、第2の補正点PC2が図4において下方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第3の補正点PC3が図4において上方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。レフトキー15が1回押下されると、第2の補正点PC2が図4において左方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第3の補正点PC3が図4において左方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。ライトキー16が1回押下されると、第2の補正点PC2が図4において右方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第3の補正点PC3が図4において右方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。
【0033】
また、第7補正ファンクションにおいて、第3の補正点PC3及び第4の補正点PC4を同時に各補正方向へ移動させるためには、操作者は以下に示す操作を行う。すなわち、操作者は、まず、エンターキー12を押下してこの例の投射型映像表示装置1を選択モードに切り換えた後、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下して第7補正ファンクションを選択し、エンターキー12を押下して選択した第7補正ファンクションの実行モードに移行させ、対応する補正対象を第3の補正点PC3及び第4の補正点PC4に決定させる。
【0034】
次に、操作者は、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下することにより、第3の補正点PC3及び第4の補正点PC4を同時に各補正方向へ移動させる。すなわち、アップキー13が1回押下されると、第3の補正点PC3が図4において上方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第4の補正点PC4が図4において上方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。同様に、ダウンキー14が1回押下されると、第3の補正点PC3が図4において下方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第4の補正点PC4が図4において下方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。レフトキー15が1回押下されると、第3の補正点PC3が図4において右方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第4の補正点PC4が図4において左方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。ライトキー16が1回押下されると、第3の補正点PC3が図4において左方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第4の補正点PC4が図4において右方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。
【0035】
また、第8補正ファンクションにおいて、第4の補正点PC4及び第1の補正点PC1を同時に各補正方向へ移動させるためには、操作者は以下に示す操作を行う。すなわち、操作者は、まず、エンターキー12を押下してこの例の投射型映像表示装置1を選択モードに切り換えた後、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下して第8補正ファンクションを選択し、エンターキー12を押下して選択した第8補正ファンクションの実行モードに移行させ、対応する補正対象を第4の補正点PC4及び第1の補正点PC1に決定させる。
【0036】
次に、操作者は、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下することにより、第4の補正点PC4及び第1の補正点PC1を同時に各補正方向へ移動させる。すなわち、アップキー13が1回押下されると、第4の補正点PC4が図4において下方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第1の補正点PC1が図4において上方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。同様に、ダウンキー14が1回押下されると、第4の補正点PC4が図4において上方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第1の補正点PC1が図4において下方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。レフトキー15が1回押下されると、第4の補正点PC4が図4において左方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第1の補正点PC1が図4において左方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。ライトキー16が1回押下されると、第4の補正点PC4が図4において右方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出されると同時に、第1補正点PC1が図4において右方向へ予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される。
【0037】
CPU3は、以上説明した処理により算出されたすべての補正パラメータを記憶部4に保存する。そして、CPU3は、記憶部4に保存されている補正パラメータに基づいて映像歪み補正部7を制御して、入力映像信号処理部2から供給される映像データDP1について投射映像の歪みを補正させることにより映像データDP2を生成させた後、投射データ生成部8及び投射部9を経てスクリーン21上に補正後の投射映像を表示させる。
【0038】
このように、この例の構成によれば、投射映像の歪みを補正するために予め設けられた8個の補正ファンクションに応じた補正ファンクション表示画面をスクリーン21に表示し、操作者がアップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16を用いて各補正点を補正することができる。
したがって、ディスプレイやポインティングデバイス、あるいはポインティングデバイスを操作するためのテーブルを別に設けることなく、またポインティングデバイスにより補正位置を直接指定することなく、任意の場所に装置を設置することができるとともに、少ない部品点数、かつ、簡単な操作で任意の補正点を指定して映像の歪みを補正することができる。
【0039】
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述の実施例においては、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16のいずれかを押下することにより、補正点が予め設定されている所定距離だけ移動し、これによりその移動した距離に応じた補正パラメータが算出される例を示したが、これに限定されず、アップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16を押下する時間に応じて補正距離が変化するように構成しても良い。
また、上述の実施例においては、リモートコントローラから操作部5に向けて光信号が出力される例を示したが、これに限定されず、リモートコントローラから操作部5に向けて電波が放射され、操作部5がその電波を受信して電気信号に変換するように構成しても良い。
【0040】
また、上述の実施例では、第5補正ファンクションにおいて、レフトキー15が押下されると、第1の補正点PC1が左方向へ移動して補正されると同時に、第2の補正点PC2が右方向へ移動して補正され、ライトキー16が押下されると、第1の補正点PC1が右方向へ移動して補正されると同時に、第2の補正点PC2が左方向へ移動して補正される例を示したが、これに限定されない。すなわち、第5補正ファンクションにおいて、レフトキー15が押下されると、第1の補正点PC1が右方向へ移動して補正されると同時に、第2の補正点PC2が左方向へ移動して補正され、ライトキー16が押下されると、第1の補正点PC1が左方向へ移動して補正されると同時に、第2の補正点PC2が右方向へ移動して補正されるように構成しても良い。この場合でも、上記した実施例の場合と同様の効果が得られる。
【0041】
同様に、上述の実施例では、第6補正ファンクションにおいて、アップキー13が押下されると、第2の補正点PC2が上方向へ移動して補正されると同時に、第3の補正点PC3が下方向へ移動して補正され、ダウンキー14が押下されると、第2の補正点PC2が下方向へ移動して補正されると同時に、第3の補正点PC3が上方向へ移動して補正される例を示したが、これに限定されない。すなわち、第6補正ファンクションにおいて、アップキー13が押下されると、第2の補正点PC2が下方向へ移動して補正されると同時に、第3の補正点PC3が上方向へ移動して補正され、ダウンキー14が押下されると、第2の補正点PC2が上方向へ移動して補正されると同時に、第3の補正点PC3が下方向へ移動して補正されるように構成しても良い。この場合でも、上記した実施例の場合と同様の効果が得られる。
【0042】
また、上述の実施例では、第7補正ファンクションにおいて、レフトキー15が押下されると、第3の補正点PC3が右方向へ移動して補正されると同時に、第4の補正点PC4が左方向へ移動して補正され、ライトキー16が押下されると、第3の補正点PC3が左方向へ移動して補正されると同時に、第4の補正点PC4が右方向へ移動して補正される例を示したが、これに限定されない。すなわち、第7補正ファンクションにおいて、レフトキー15が押下されると、第3の補正点PC3が左方向へ移動して補正されると同時に、第4の補正点PC4が右方向へ移動して補正され、ライトキー16が押下されると、第3の補正点PC3が右方向へ移動して補正されると同時に、第4の補正点PC4が左方向へ移動して補正されるように構成しても良い。この場合でも、上記した実施例の場合と同様の効果が得られる。
【0043】
また、上述の実施例では、第8補正ファンクションにおいて、アップキー13が押下されると、第4の補正点PC4が下方向へ移動して補正されると同時に、第1の補正点PC1が上方向へ移動して補正され、ダウンキー14が押下されると、第4の補正点PC4が上方向へ移動して補正されると同時に、第1の補正点PC1が下方向へ移動して補正される例を示したが、これに限定されない。すなわち、第8補正ファンクションにおいて、アップキー13が押下されると、第4の補正点PC4が上方向へ移動して補正されると同時に、第1の補正点PC1が下方向へ移動して補正され、ダウンキー14が押下されると、第4の補正点PC4が下方向へ移動して補正されると同時に、第1の補正点PC1が上方向へ移動して補正されるように構成しても良い。この場合でも、上記した実施例の場合と同様の効果が得られる。
【0044】
また、上述の実施例においては、第1〜第8補正ファンクションにより投射映像の歪みを補正する例を示したが、これに限定されず、第1〜第4補正ファンクション又は第5〜第8補正ファンクションのいずれか一方、あるいはこれら以外の補正ファンクションにより投射映像の歪みを補正する構成でも良い。この場合でも、上記した実施例の場合と同様の効果が得られる。また、上述の実施例においては、補正ファンクション表示画面23をスクリーン21に表示する例を示したが、これに限定されず、格子状又は市松模様からなる補正ファンクション表示画面をスクリーン21に表示するように構成しても良い。この場合でも、上記した実施例の場合と同様の効果が得られる。さらに、上述の実施例においては、操作者がアップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16を操作した際に対応する各補正点の補正する例を示したが、これに限定されず、操作者がアップキー13、ダウンキー14、レフトキー15、ライトキー16を操作した際には第1〜第4補正ファンクション表示31〜34を結んで得られる補正輪郭枠表示だけを移動させ、操作者がモード切換キー11を操作した時に、実際の補正処理が実行されるように構成しても良い。この場合でも、上記した実施例の場合と同様の効果が得られる。
また、上述の実施例においては、補正ファンクション表示生成部6、映像歪み補正部7及び投射データ生成部8をハードウェアで構成した例を示したが、これに限定されない。すなわち、上記補正ファンクション表示生成部6、上記映像歪み補正部7及び上記投射データ生成部8の機能についてもプログラムとして記憶部4に記憶されていると構成し、このプログラムは、記憶部4からCPU3に読み込まれ、CPU3の動作を制御する。CPU3は、上記プログラムが起動されると、上記補正ファンクション表示生成部6、上記映像歪み補正部7及び上記投射データ生成部8として機能し、上記プログラムの制御により、上記した処理を実行するのである。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の構成によれば、投射映像の補正点を補正対象とする複数の補正ファンクションに対応した複数の補正ファンクション表示をスクリーンに表示する第1のステップと、操作者によって選択された補正ファンクションに対応した補正ファンクション表示をスクリーンにハイライト表示する第2のステップと、選択された補正ファンクションの補正対象である補正点を操作者の指示に応じてスクリーン上で移動させて表示するとともに、移動した距離に応じた補正パラメータを算出する第3のステップと、補正パラメータに基づいて投射映像を補正する第4のステップとを備えてなるので、ディスプレイやポインティングデバイスを別に設けることなく、簡単な操作で任意の補正点を指定してスクリーンに対して投射光軸を傾斜させて映像を投射することによって生じる映像の歪みを補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例である投射映像の歪補正方法を説明するための概略斜視図である。
【図2】 同方法を適用した投射型映像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 同装置を構成する操作部の一部である各種キーの外観構成を示す正面図である。
【図4】 同方法を説明するための概略図である。
【図5】 同方法を説明するための概略図である。
【図6】 同方法を説明するための概略図である。

Claims (8)

  1. スクリーンに対して投射光軸を傾斜させて、表示デバイス上に表示される画面光学レンズ系で拡大してスクリーン上に投射することによって生じる投射映像の歪みを、前記光学レンズ系の助けを借りずに、前記表示デバイス自体の画面表示に処理を施すことで、補正する投射映像の歪補正方法であって、
    前記投射映像の補正点を補正対象とする複数の補正ファンクションに対応した複数の補正ファンクション表示を前記スクリーンに表示する第1のステップと、
    操作者によって選択された前記補正ファンクションに対応した前記補正ファンクション表示を前記スクリーンにハイライト表示する第2のステップと、
    選択された前記補正ファンクションの補正対象である前記補正点を前記操作者の指示に応じて前記スクリーン上で移動させて表示するとともに、前記移動した距離に応じた補正パラメータを算出する第3のステップと、
    前記補正パラメータに基づいて前記投射映像を補正する第4のステップと
    を備えてなることを特徴とする投射映像の歪補正方法。
  2. 前記投射映像は、長方形状の映像が台形状に歪んだものであり、前記補正点は、前記台形状の前記投射映像の四隅に対応した第1乃至第4の補正点からなり、前記複数の補正ファンクションは、前記第1乃至第4の補正点を補正対象とする第1乃至第4の補正ファンクションからなり、前記複数の補正ファンクション表示は、前記台形状の前記投射映像と相似形状の四隅であって、前記第1乃至第4の補正ファンクションに対応した第1乃至第4の補正ファンクション表示からなることを特徴とする請求項1記載の投射映像の歪補正方法。
  3. 前記投射映像は、長方形状の映像が台形状に歪んだものであり、前記補正点は、前記台形状の前記投射映像の第1乃至第4の角に対応した第1乃至第4の補正点からなり、前記複数の補正ファンクションは、前記第1乃至第4の補正点を補正対象とする第1乃至第4の補正ファンクションと、前記第1及び第2の補正点を補正対象とする第5の補正ファンクションと、前記第2及び第3の補正点を補正対象とする第6の補正ファンクションと、前記第3及び第4の補正点を補正対象とする第7の補正ファンクションと、前記第4及び第1の補正点を補正対象とする第8の補正ファンクションとからなり、前記複数の補正ファンクション表示は、前記台形状の前記投射映像と相似形状の第1乃至第4の角であって、前記第1乃至第4の補正ファンクションに対応した第1乃至第4の補正ファンクション表示と、前記相似図形の第1及び第2の角の中間点に位置し、前記第5の補正ファンクションに対応した第5の補正ファンクション表示と、前記相似図形の第2及び第3の角の中間点に位置し、前記第6の補正ファンクションに対応した第6の補正ファンクション表示と、前記相似図形の第3及び第4の角の中間点に位置し、前記第7の補正ファンクションに対応した第7の補正ファンクション表示と、前記相似図形の第4及び第1の角の中間点に位置し、前記第8の補正ファンクションに対応した第8の補正ファンクション表示とからなり、
    前記第3のステップでは、第5の補正ファンクションが選択された場合には、前記第1及び第2の補正点を前記操作者の指示に応じて前記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、前記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第6の補正ファンクションが選択された場合には、前記第2及び第3の補正点を前記操作者の指示に応じて前記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、前記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第7の補正ファンクションが選択された場合には、前記第3及び第4の補正点を前記操作者の指示に応じて前記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、前記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第8の補正ファンクションが選択された場合には、前記第4及び第1の補正点を前記操作者の指示に応じて前記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、前記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出することを特徴とする請求項1記載の投射映像の歪補正方法。
  4. 前記操作者による指示は、前記投射映像を前記スクリーンに投射する装置の筐体に設けられた、又はリモートコントローラに設けられた上下左右の移動を指示するためのカーソルキーにより行われることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の投射映像の歪補正方法。
  5. コンピュータに請求項1乃至4のいずれか1に記載の機能を実現させるための歪補正プログラム。
  6. 上下左右の移動を指示するためのカーソルキーを有する操作手段と、
    光学レンズ系と、表示デバイスとを有してなると共に、スクリーンに対して投射光軸を傾斜させて、前記表示デバイス上に表示される画面を前記光学レンズ系で拡大してスクリーン上に投射することによって生じる投射映像の歪みを、前記光学レンズ系の助けを借りずに、前記表示デバイス自体の画面表示に処理を施すことで、補正するための前記投射映像の補正点を補正対象とする複数の補正ファンクションに対応した複数の補正ファンクション表示を前記スクリーンに表示する表示手段と、
    前記表示手段を制御することにより、前記操作手段が操作されることにより選択された前記補正ファンクションに対応した前記補正ファンクション表示を前記スクリーンにハイライト表示させるとともに、選択された前記補正ファンクションの補正対象である前記補正点を前記操作手段が操作されることによる指示に応じて前記スクリーン上で移動させて表示させ、前記移動した距離に応じた補正パラメータを算出する制御手段と、
    前記補正パラメータに基づいて前記投射映像を補正する補正手段と
    を備えてなることを特徴とする投射型映像表示装置。
  7. 前記投射映像は、長方形状の映像が台形状に歪んだものであり、前記補正点は、前記台形状の前記投射映像の四隅に対応した第1乃至第4の補正点からなり、前記複数の補正ファンクションは、前記第1乃至第4の補正点を補正対象とする第1乃至第4の補正ファンクションからなり、前記複数の補正ファンクション表示は、前記台形状の前記投射映像と相似形状の四隅であって、前記第1乃至第4の補正ファンクションに対応した第1乃至第4の補正ファンクション表示からなることを特徴とする請求項6記載の投射型映像表示装置。
  8. 前記投射映像は、長方形状の映像が台形状に歪んだものであり、前記補正点は、前記台形状の前記投射映像の第1乃至第4の角に対応した第1乃至第4の補正点からなり、前記複数の補正ファンクションは、前記第1乃至第4の補正点を補正対象とする第1乃至第4の補正ファンクションと、前記第1及び第2の補正点を補正対象とする第5の補正ファンクションと、前記第2及び第3の補正点を補正対象とする第6の補正ファンクションと、前記第3及び第4の補正点を補正対象とする第7の補正ファンクションと、前記第4及び第1の補正点を補正対象とする第8の補正ファンクションとからなり、前記複数の補正ファンクション表示は、前記台形状の前記投射映像と相似形状の第1乃至第4の角であって、前記第1乃至第4の補正ファンクションに対応した第1乃至第4の補正ファンクション表示と、前記相似図形の第1及び第2の角の中間点に位置し、前記第5の補正ファンクションに対応した第5の補正ファンクション表示と、前記相似図形の第2及び第3の角の中間点に位置し、前記第6の補正ファンクションに対応した第6の補正ファンクション表示と、前記相似図形の第3及び第4の角の中間点に位置し、前記第7の補正ファンクションに対応した第7の補正ファンクション表示と、前記相似図形の第4及び第1の角の中間点に位置し、前記第8の補正ファンクションに対応した第8の補正ファンクション表示とからなり、
    前記第3のステップでは、第5の補正ファンクションが選択された場合には、前記第1及び第2の補正点を前記操作者の指示に応じて前記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、前記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第6の補正ファンクションが選択された場合には、前記第2及び第3の補正点を前記操作者の指示に応じて前記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、前記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第7の補正ファンクションが選択された場合には、前記第3及び第4の補正点を前記操作者の指示に応じて前記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、前記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出し、第8の補正ファンクションが選択された場合には、前記第4及び第1の補正点を前記操作者の指示に応じて前記スクリーン上で同時に移動させて表示するとともに、前記移動した距離に応じた補正パラメータを同時に算出することを特徴とする請求項6記載の投射型映像表示装置。
JP2002105613A 2002-04-08 2002-04-08 投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置 Expired - Lifetime JP3742027B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002105613A JP3742027B2 (ja) 2002-04-08 2002-04-08 投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置
US10/408,097 US7233370B2 (en) 2002-04-08 2003-04-08 Method for correcting for distortion of projected image, program for correcting image distortion, and projection-type image display device
US11/746,745 US7755706B2 (en) 2002-04-08 2007-05-10 Method for correcting for distortion of projected image, program for correcting image distortion, and projection-type image display device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002105613A JP3742027B2 (ja) 2002-04-08 2002-04-08 投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003304552A JP2003304552A (ja) 2003-10-24
JP3742027B2 true JP3742027B2 (ja) 2006-02-01

Family

ID=28672364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002105613A Expired - Lifetime JP3742027B2 (ja) 2002-04-08 2002-04-08 投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US7233370B2 (ja)
JP (1) JP3742027B2 (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3761491B2 (ja) * 2002-05-10 2006-03-29 Necビューテクノロジー株式会社 投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置
US7137707B2 (en) * 2004-07-01 2006-11-21 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc Projector-camera system with laser pointers
US7399086B2 (en) * 2004-09-09 2008-07-15 Jan Huewel Image processing method and image processing device
US7760231B2 (en) * 2005-03-09 2010-07-20 Pixar Animated display calibration method and apparatus
JP4363354B2 (ja) * 2005-04-06 2009-11-11 セイコーエプソン株式会社 プロジェクタのための歪み補正処理
EP1883835A4 (en) 2005-05-26 2011-04-13 Real D FANTOME COMPENSATION FOR IMPROVED STEREOSCOPIC PROJECTION
TW200737939A (en) * 2006-03-31 2007-10-01 Coretronic Corp Rear-projection display apparatus and image adjustment method thereof
JP4247641B2 (ja) 2006-09-29 2009-04-02 セイコーエプソン株式会社 プロジェクタおよび補正方法
JP4993070B2 (ja) * 2006-09-29 2012-08-08 セイコーエプソン株式会社 プロジェクタおよび補正方法
JP2009200557A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Seiko Epson Corp プロジェクタ、電子機器、および、プロジェクタの制御方法
AT507387A1 (de) * 2008-09-22 2010-04-15 Chemiefaser Lenzing Ag Verwendung von lyocellfasern sowie lyocellfasern enthaltenden artikeln
AT507386A1 (de) * 2008-09-22 2010-04-15 Chemiefaser Lenzing Ag Verfahren zur behandlung cellulosischer formkörper
JP5509663B2 (ja) * 2009-04-15 2014-06-04 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター及びその制御方法
JP2011065025A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示装置
JP2011154345A (ja) * 2009-12-28 2011-08-11 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示装置及び画像調整方法
TWI395469B (zh) * 2010-03-26 2013-05-01 Primax Electronics Ltd 影像擷取方法與應用該方法之影像擷取裝置
CN101937560A (zh) * 2010-08-30 2011-01-05 中兴通讯股份有限公司 失真图像处理方法及装置
KR20120050345A (ko) * 2010-11-10 2012-05-18 한국전자통신연구원 카메라 부착형 리모컨을 이용한 빔 프로젝터의 영상을 보정하기 위한 시스템 및 그 방법
EP2643966B1 (en) * 2010-11-24 2016-03-16 Echostar Ukraine LLC Television receiver-projector compensating optical properties of projection surface
JP5408175B2 (ja) * 2011-03-31 2014-02-05 カシオ計算機株式会社 投影装置、投影方法及びプログラム
JP5887804B2 (ja) * 2011-09-30 2016-03-16 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法
JP5924020B2 (ja) * 2012-02-16 2016-05-25 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法
JP6236759B2 (ja) * 2012-10-10 2017-11-29 セイコーエプソン株式会社 画像表示装置および画像表示装置の画像調整方法
JP5725148B2 (ja) * 2013-12-17 2015-05-27 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター及びその制御方法
JP6322993B2 (ja) * 2013-12-19 2018-05-16 カシオ計算機株式会社 幾何学補正調整方法
US9319622B2 (en) * 2014-01-09 2016-04-19 International Business Machines Corporation Video projector with automated image enhancement
JP2015132747A (ja) * 2014-01-15 2015-07-23 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
CN104410805A (zh) * 2014-11-18 2015-03-11 苏州佳世达光电有限公司 一种投影装置自动校正方法和使用该方法的投影装置
JP5967242B2 (ja) * 2015-03-25 2016-08-10 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター及びその制御方法
EP3190790A1 (de) * 2016-01-11 2017-07-12 Fisba AG Verfahren zur herstellung eines lichtmoduls, lichtmodul sowie verfahren zu betreiben eines lichtmoduls und computerprogramm-produkt
JP6179642B2 (ja) * 2016-07-01 2017-08-16 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター及びその制御方法
JP6450985B2 (ja) * 2017-07-14 2019-01-16 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター及びその制御方法
CN107665483B (zh) * 2017-09-27 2020-05-05 天津智慧视通科技有限公司 免定标便捷的单目镜头鱼眼图像畸变矫正方法
JP2019125955A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 キヤノン株式会社 パラメータ生成装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP7013896B2 (ja) * 2018-01-31 2022-02-01 セイコーエプソン株式会社 投写システム、投写システムの制御方法、プロジェクター
CN112702584A (zh) * 2019-10-23 2021-04-23 中强光电股份有限公司 投影系统及其影像调整方法
KR20220049936A (ko) * 2020-10-15 2022-04-22 현대모비스 주식회사 프로젝션 스위칭 장치

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6178294A (ja) * 1984-09-25 1986-04-21 Sony Corp デイジタルコンバ−ジエンス補正装置
JP2805639B2 (ja) 1989-06-30 1998-09-30 ソニー株式会社 デイスプレイ装置
FR2652695B1 (fr) * 1989-10-03 1993-04-16 Thomson Csf Procede et dispositif de visualisation d'images, a correction automatique de defauts par contre-reaction.
US5933132A (en) * 1989-11-07 1999-08-03 Proxima Corporation Method and apparatus for calibrating geometrically an optical computer input system
GB9115809D0 (en) * 1991-07-22 1991-09-04 Philips Electronic Associated Display apparatus and method of storing pictures
US5465121A (en) * 1993-03-31 1995-11-07 International Business Machines Corporation Method and system for compensating for image distortion caused by off-axis image projection
US5483259A (en) * 1994-04-12 1996-01-09 Digital Light & Color Inc. Color calibration of display devices
EP0766220B1 (en) * 1994-06-14 2002-02-20 Nanao Corporation Video monitor adjusting system
US5764311A (en) * 1995-11-30 1998-06-09 Victor Company Of Japan, Ltd. Image processing apparatus
US5861889A (en) * 1996-04-19 1999-01-19 3D-Eye, Inc. Three dimensional computer graphics tool facilitating movement of displayed object
JPH09312860A (ja) * 1996-05-23 1997-12-02 Sony Corp 画像検査装置
JPH11190987A (ja) * 1997-10-20 1999-07-13 Sony Corp 表示装置、マーカー信号構成方法、マーカー信号検出回路、及び制御信号発生回路
US5966124A (en) * 1997-12-19 1999-10-12 Apple Computer, Inc. Method for adjusting image geometry in a video display monitor
JP3687833B2 (ja) 1998-06-26 2005-08-24 松下電器産業株式会社 プロジェクタ
JP3395832B2 (ja) * 1998-08-28 2003-04-14 ソニー株式会社 画像表示補正システム、画像表示補正装置および方法並びに画像表示装置および方法
JP3801790B2 (ja) * 1998-09-28 2006-07-26 Necディスプレイソリューションズ株式会社 画像表示装置
JP4493113B2 (ja) 1999-01-29 2010-06-30 株式会社リコー プロジェクタおよび投影画像補正装置
JP4252671B2 (ja) * 1999-05-21 2009-04-08 セイコーエプソン株式会社 投射型表示装置
JP2001069433A (ja) 1999-08-25 2001-03-16 Ricoh Co Ltd 画像投影装置、画像投影方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6441869B1 (en) * 1999-08-27 2002-08-27 Xerox Corporation Systems and methods for color specific hue control
DE69930152T2 (de) * 1999-12-24 2006-08-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Projektor
JP2001309398A (ja) * 2000-04-18 2001-11-02 Sony Corp 画像表示装置及び画像表示装置の地磁気による画像の傾き補正方法
JP2002006391A (ja) 2000-06-21 2002-01-09 Tokyo Electric Power Co Inc:The プロジェクタ投影面の調整方法及び記録媒体
JP3561680B2 (ja) * 2000-07-14 2004-09-02 三洋電機株式会社 ディジタルカメラ
JP2002044571A (ja) 2000-07-27 2002-02-08 Nec Viewtechnology Ltd 投射型の格子状表示装置及び投射映像の歪み補正方法
US6995810B2 (en) * 2000-11-30 2006-02-07 Texas Instruments Incorporated Method and system for automated convergence and focus verification of projected images
JP3761491B2 (ja) 2002-05-10 2006-03-29 Necビューテクノロジー株式会社 投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置
US20040150617A1 (en) 2003-02-05 2004-08-05 Nec Viewtechnology, Ltd Image projector having a grid display device

Also Published As

Publication number Publication date
US20030189675A1 (en) 2003-10-09
US7233370B2 (en) 2007-06-19
US7755706B2 (en) 2010-07-13
JP2003304552A (ja) 2003-10-24
US20070206159A1 (en) 2007-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3742027B2 (ja) 投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置
JP3761491B2 (ja) 投射映像の歪補正方法、歪補正プログラム及び投射型映像表示装置
JP3880609B1 (ja) 画像投影方法及びプロジェクタ
JP3953500B1 (ja) 画像投影方法及びプロジェクタ
US8162487B2 (en) Video projector
US20160330420A1 (en) Image display device and image adjustment method of image display device
JP2006163360A (ja) 投影装置、投影方法、投影制御プログラム
JP3630166B2 (ja) 投写画像の歪補正量調整
JP2019078845A (ja) プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法
JP5245805B2 (ja) プロジェクタ、その制御方法、及びその制御プログラム
KR20110110619A (ko) 영상 왜곡 보정 장치 및 그 영상 왜곡 보정 방법
JP5251010B2 (ja) 画像処理装置、プロジェクタ
JP2008158540A (ja) 投影装置、投影方法、投影制御プログラム
JP2022147132A (ja) 投写画像の調整方法、情報処理装置、及び投写システム
JP2013083985A (ja) 投影装置、投影方法及びプログラム
JP3092698U (ja) 画像表示プロジェクタ
JP4508750B2 (ja) プロジェクタ
JP5194976B2 (ja) プロジェクタおよびその制御方法
JP5630799B2 (ja) 投影装置、投影方法及びプログラム
JP4851860B2 (ja) プロジェクタおよび画角制御方法
JP5224639B2 (ja) 投射型映像表示装置
US11917341B2 (en) Control method for projector and projector
JP6552688B2 (ja) 投影装置、投影装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体
WO2006008801A1 (ja) プロジェクタ
JP2006227441A (ja) プロジェクタ及び画像表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3742027

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131118

Year of fee payment: 8

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term