JP3740728B2 - ジョブ・リソース割当て学習装置 - Google Patents

ジョブ・リソース割当て学習装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ジョブにリソースを割り当てるジョブ・リソース割当て装置に関するもので、特に対話的に得た指示を解析して蓄積し、その情報を用いてジョブにリソースを効率的に割り当て、かつ、計画立案内容に適合させていく学習機能を備えたジョブ・リソース割当て学習装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図85は、例えば、特開平5−40766号公報に示された“ジョブ・リソース割当て最適化装置”で示された従来のジョブ・リソース割当て装置の全体図である。
図において、1はリソース割り当てが行われるジョブを格納したジョブ記憶部、2はジョブ記憶部1からある一定の順序でジョブを選択するジョブ選択装置、3は現有するリソースを格納したリソース記憶部、4はリソース記憶部3からある一定の順序でリソースを選択するリソース選択装置、5はジョブとリソースの割当てに関する制約条件を格納した制約情報記憶部、6はジョブ選択装置2で選択されたジョブとリソース選択装置4で選択されたリソースとを割り当てるとき、制約情報記憶部5に格納された制約条件を満たしているかどうかを判断し、割り当て可能な場合には、その結果を割当て状況格納装置7に格納し、不可能な場合にはリソース選択装置4に他のリソースを要求する割当て決定装置、7はジョブとリソースの割当て結果を格納する割当て状況格納装置である。
【0003】
次に、動作について説明する.
リソースを割り当てを行なう必要のあるジョブ情報をジョブ記憶部1に格納しておき、そのジョブ記憶部1から一定の順序でジョブ選択装置2がジョブを選択していく。一方、現有するリソース情報をリソース記憶部3に格納しておき、そのリソース記憶部3から一定の順序でリソース選択装置4がリソースを選択して行く。
ジョブにリソースを割り当てる場合に考慮すべき制約条件を制約情報記憶部5に格納しておき、割当て決定装置6は選択されたジョブにリソースを割り当てる際に制約情報記憶部5に格納された制約条件を満たしているかどうかを判断し、割り当て可能と判断した場合には、その結果を割当て状況格納装置7に格納した後、次のジョブにリソースを割り当てるためにジョブ選択装置2とリソース選択装置4に次のジョブとリソースを要求する。
不可能な場合は、割当てが成功するまで、リソース選択装置4に他のリソースを要求し、これを繰り返すことにより、全てのジョブに必要なリソースを重複しないように順次割り当てていく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のジョブ・リソース割当て装置は上記のように構成されていたので、ジョブ割り当てに複雑な制約条件が必要とされる場合にも、その論理式を計画立案者が考えて、事前に制約情報記憶部5に格納しなければならないという問題点があった。
また、制約条件に誤りがあった場合はもとより、厳しすぎたり、逆に緩すぎる制約条件を作成すると、不適切な計画が立案されてしまい計画結果の修正作業に手間どるという問題点があった。
更に、過去に計画立案した際に使用した試行履歴を生かすことができないため、その都度、無駄な試行錯誤を繰り返すという問題点があった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、ジョブ・リソース割当て装置に学習機能を付加することによって、都度、複雑な制約条件を事前に入力することなく、過去の学習履歴を生かして、適切かつ効率的にジョブ割当てを行なうことのできるジョブ・リソース割当て装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るジョブ・リソース割当て学習装置は、リソース割り当てを必要とするジョブを格納したジョブ記憶部と、該ジョブ記憶部からジョブを選択するジョブ選択装置と、リソースを格納したリソース記憶部と、該リソース記憶部からリソースを選択するリソース選択装置と、ジョブとリソースの割当てに関する制約条件を格納した制約情報記憶部と、前記制約条件に基づいてジョブとリソースの割当て決定を行う割当て決定装置と、利用者が適切であると判断した編集理由と、解析対象となったジョブとリソースとを制約情報事例として格納した制約情報事例記憶部と、前記リソース選択装置が選択したリソースと前記ジョブ選択装置が選択した該当ジョブとが割当て可能かどうかを前記制約情報記憶部の制約条件を参照して、リソース割当て可能状況として表示し、前記リソース割当て可能状況に関し、利用者から「割当て可能」または「割当て不可」への変更を受付け、利用者が変更したときは前記リソース割当て可能状況の編集理由を解析し、解析した編集理由を利用者に表示し、利用者が適切であると判断した該編集理由を該当ジョブおよび該当リソースとの組み合わせとともに、第1の制約情報事例として、前記制約情報事例記憶部に格納するリソース指定装置と、前記制約情報事例記憶部に記憶された第1の制約情報事例の出現回数、および第1の制約情報事例と逆の意味を持つ第2の制約情報事例の出現回数により、算出された評価値が予め定められた基準値を超えるときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部へ格納する是非を利用者に問い合わせ、利用者から是の回答を受け付けたときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部に追加格納し、さらに前記第1の制約情報事例の出現回数を加算する制約情報登録装置と、を備え、前記割当て決定装置は、前記リソース指定装置により編集されたリソース割当て可能状況によりジョブとリソースとの割当てを行うことを特徴とするものである。
【0007】
この発明に係るジョブ・リソース割当て学習装置は、リソース割当てを必要とするジョブを格納したジョブ記憶部と、該ジョブ記憶部からジョブを選択するジョブ選択装置と、リソースを格納したリソース記憶部と、該リソース記憶部からリソースを選択するリソース選択装置と、ジョブとリソースの割当てに関する制約条件を格納した制約情報記憶部と、前記制約条件に基づいてジョブとリソースの割当て決定を行う割当て決定装置を有するジョブ・リソース割当て装置と、利用者が適切であると判断した編集理由と、解析対象となったジョブとリソースとを制約情報事例として格納した制約情報事例記憶部と、前記リソース選択装置が選択したリソースと前記ジョブ選択装置が選択した該当ジョブとが割当て可能かどうかを前記制約情報記憶部の制約条件を参照して、ジョブ割当て可能状況として表示し、前記ジョブ割当て可能状況に関し、利用者から「割当て可能」または「割当て不可」への変更を受付け、利用者が変更したときは前記ジョブ割当て可能状況の編集理由を解析し、解析した編集理由を利用者に表示し、利用者が適切であると判断した該編集理由を該当ジョブおよび該当リソースとの組み合わせとともに、第1の制約情報事例として、前記制約情報事例記憶部に格納するジョブ指定装置と、前記制約情報事例記憶部に記憶された第1の制約情報事例の出現回数、および第1の制約情報事例と逆の意味を持つ第2の制約情報事例の出現回数により、算出された評価値が予め定められた基準値を超えるときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部へ格納する是非を利用者に問い合わせ、利用者から是の回答を受け付けたときは、前記制約情報記憶部に追加格納し、さらに前記第1の制約情報事例の出現回数を加算する制約情報登録装置と、を備え、前記割当て決定装置は、前記ジョブ指定装置により編集されたジョブ割当て可能状況によりジョブとリソースとの割当てを行うことを特徴とするものである。
【0008】
この発明に係るジョブ・リソース割当て学習装置は、リソース割り当てを必要とするジョブを格納したジョブ記憶部と、該ジョブ記憶部からジョブを選択するジョブ選択装置と、リソースを格納したリソース記憶部と、該リソース記憶部からリソースを選択するリソース選択装置と、ジョブとリソースの割当てに関する制約条件を格納した制約情報記憶部と、前記制約条件に基づいてジョブとリソースの割当て決定を行う割当て決定装置、前記割当て決定装置が割当てたジョブとリソースの割当て状況を表示し、利用者が割当て結果を編集した後その編集理由を推定し、適切な編集理由を第1の制約情報事例として制約情報事例記憶部に出力する割当て指定装置と、前記制約情報事例を次回以降のジョブ・リソース割当処理時における参照用事例として記憶する制約情報事例記憶部と、前記制約情報事例記憶部に記憶された第1の制約情報事例の出現回数、および第1の制約情報事例と逆の意味を持つ第2の制約情報事例の出現回数により、算出された評価値が予め定められた基準値を超えるときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部に格納する是非を利用者に問い合わせ、利用者から是の回答を受け付けたときは、前記制約情報記憶部に追加格納し、さらに前記第1の制約情報事例の出現回数を加算する制約情報登録装置と、を備えるようにしたものである。
【0009】
また、対象ジョブに対するリソースの割当て可能状況に対し、前記制約情報事例記憶部に格納された制約情報事例のうち、該制約情報事例の出現回数、および該制約情報事例の逆の意味を持つ制約情報事例の出現回数により算出された評価値が予め定められた基準値を超えるものを取り出し、その事例に基づいてリソースの割当て可能状況を変更して利用者に表示し、その適用が適切であると利用者が判断した場合に、該適用結果を前記リソース選択装置に出力するようにしたものである。
【0010】
また、対象リソースに対するジョブの割当て可能状況に対し、前記制約情報事例記憶部に格納された制約情報事例のうち、該制約情報事例の出現回数、および該制約情報事例の逆の意味を持つ制約情報事例の出現回数により算出された評価値が予め定められた基準値を超えるものを取り出し、その事例に基づいてジョブの割当て可能状況を変更して利用者に表示し、その適用が適切であると利用者が判断した場合に、該適用結果を前記ジョブ選択装置に出力するジョブ誘導装置を備えるようにしたものである。
【0011】
また、対象ジョブに対するリソースの割当て可能状況に対し、前記制約情報事例記憶部に格納された制約情報事例のうち、該制約情報事例の出現回数、および該制約情報事例の逆の意味を持つ制約情報事例の出現回数により算出された評価値が予め定められた基準値を超えるものを取り出し、その事例に基づいてリソースの割当て可能状況を変更して利用者に表示し、その適用が適切であると利用者が判断した場合に、該適用結果を前記リソース選択装置に出力するリソース誘導装置を備えるようにしたものである。
【0012】
また、対象リソースに対するジョブの割当て可能状況に対し、前記制約情報事例記憶部に格納された制約情報事例のうち、該制約情報事例の出現回数、および該制約情報事例の逆の意味を持つ制約情報事例の出現回数により算出された評価値が予め定められた基準値を超えるものを取り出し、その事例に基づいてジョブの割当て可能状況を変更して利用者に表示し、その適用が適切であると利用者が判断した場合に、該適用結果を前記ジョブ選択装置に出力するジョブ誘導装置を備えるようにしたものである。
【0013】
また、利用者が入力したリソースの属性情報をもとに前記制約情報事例記憶部から関連性の高い制約情報事例を検索して表示し、利用者に適切な制約情報事例を選択させた後、入力されたリソース情報をリソース記憶部に出力するとともに、該制約情報事例を前記制約情報記憶部に出力するリソース登録装置を備えるようにしたものである。
【0014】
また、利用者が入力したジョブの属性情報をもとに前記制約情報事例記憶部から関連性の高い制約情報事例を検索して表示し、利用者に適切な制約情報事例を選択させた後、入力されたジョブ情報をジョブ記憶部に出力するとともに、該制約情報事例を前記制約情報記憶部に出力するジョブ登録装置を備えるようにしたものである。
【0015】
この発明に係るジョブ・リソース割当て学習装置は、リソース割り当てを必要とするジョブを格納したジョブ記憶部と、該ジョブ記憶部からジョブを選択するジョブ選択装置と、リソースを格納したリソース記憶部と、該リソース記憶部からリソースを選択するリソース選択装置と、ジョブとリソースの割当てに関する制約情報事例を格納した制約情報記憶部と、ジョブとリソースの割当て決定を行う割当て決定装置と、前記リソース選択装置が選択したリソースと前記ジョブ選択装置が選択した該当ジョブとが割当て可能かどうかを前記制約情報記憶部の制約情報事例を参照して、リソース割当て可能状況として表示し、前記リソース割当て可能状況に関し、利用者から「割当て可能」または「割当て不可」への変更を受付け、利用者が変更したときは前記リソース割当て可能状況の編集理由を解析し、解析した編集理由を利用者に表示し、利用者が適切であると判断した該編集理由を該当ジョブおよび該当リソースとの組み合わせとともに、第1の制約情報事例として関連付けるリソース指定装置と、前記リソース指定装置が関連付けた前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部に追加格納する制約情報登録装置と、を備え、前記割当て決定装置は、前記リソース指定装置により編集されたリソース割当て可能状況によりジョブとリソースとの割当てを行うことを特徴とするものである。
【0016】
この発明に係るジョブ・リソース割当て学習装置は、リソース割り当てを必要とするジョブを格納したジョブ記憶部と、該ジョブ記憶部からジョブを選択するジョブ選択装置と、リソースを格納したリソース記憶部と、該リソース記憶部からリソースを選択するリソース選択装置と、ジョブとリソースの割当てに関する制約条件を格納した制約情報記憶部と、前記制約条件に基づいてジョブとリソースの割当て決定を行う割当て決定装置と、利用者が適切であると判断した編集理由と、解析対象となったジョブとリソースとを制約情報事例として格納した制約情報事例記憶部と、前記リソース選択装置が選択したリソースと前記ジョブ選択装置が選択した該当ジョブとが割当て可能かどうかを前記制約情報記憶部の制約条件を参照して、リソース割当て可能状況として表示し、前記リソース割当て可能状況に関し、利用者から「割当て可能」または「割当て不可」への変更を受付け、利用者が変更したときは前記リソース割当て可能状況の編集理由を解析し、解析した編集理由を利用者に表示し、利用者が適切であると判断した該編集理由を該当ジョブおよび該当リソースとの組み合わせとともに、第1の制約情報事例として、前記制約情報事例記憶部に格納するリソース指定装置と、前記制約情報事例記憶部に記憶された第1の制約情報事例、および第1の制約情報事例と逆の意味を持つ第2の制約情報事例の、出現回数または拒絶回数により、算出された評価値が予め定められた基準値を超えるときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部へ格納する是非を利用者に問い合わせ、利用者から是の回答を受け付けたときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部に追加格納し、さらに前記第1の制約情報事例の出現回数を加算し、また利用者から非の回答を受け付けたときは、前記第1の制約情報事例の拒絶回数を加算する制約情報登録装置と、を備え、前記割当て決定装置は、前記リソース指定装置により編集されたリソース割当て可能状況によりジョブとリソースとの割当てを行うことを特徴とするものである。
【0017】
また、前記リソース指定装置は、編集理由を解析するとき、該当のジョブおよび、「割当て可能」または「割当て不可」に変更したリソースに関し、予め登録されている属性の組み合わせに基づき、複数の編集理由を利用者に表示することを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1から実施の形態13を通して構成される本発明の全体構成を記載したシステム構成図である。
図において、1乃至7の符号を付した要素は図85で述べた従来例と同等の構成要素を示す。従って、符号8乃至16までが新規な構成要素であり、これらについては以降の各実施の形態を通して順次説明して行く。
また、制約情報としては、「ジョブとリソース間の関係」として例えば、「作業Aには、資格の高い作業者を割り当てる、作業Aは、月末に作業を行なう、作業者が2人必要な工事には、資格の高い作業者と低い作業者を割り当てる」等があり、「ジョブとジョブの関係」としては例えば、「作業Aの直後に作業Bを行なう」等があるが、ここでは、実施の形態全体を通しての説明として、ジョブとリソース間の関係が「作業Aには、資格の高い作業者を割り当てる」というようにジョブと作業者が1対1の関係である場合に、これを学習するケースを例にとって述べていく。
【0020】
まず、実施の形態1では、ジョブとリソースの割当て可能状況を利用者に編集してもらい、その編集理由を解析し、事例として記憶しておき、その事例を流用することによって、利用者が容易に、より適切な制約条件を登録することができるジョブ・リソース割当て学習装置について、図2乃至図18に基づいて説明する.
図2は、本発明の実施の形態1に係わるジョブ・リソース割当て学習装置におけるシステム構成図である。
図において、8はリソース指定装置であり、対象ジョブに対してリソース選択装置4がリソース記憶部3から取り出したリソース列を入力とし、そのリソース列を利用者に表示し、割当て可能状況を編集してもらい、その結果をリソース選択装置4に出力する。このとき、割当て可能状況を編集された(割当て可能から割当て不可に変更された、あるいは、割当て不可から割当て可能に変更された)リソースに対して、編集理由を解析し、適切な編集理由を制約情報事例として制約情報事例記憶部10に格納する。
10は制約情報事例記憶部であり、リソース指定装置8が解析した編集理由のうち、利用者が適切であると判定した編集理由と、解析対象になった具体的ジョブと具体的リソースが制約情報事例として格納されている。
11は制約情報登録装置であり、制約情報事例記憶部10に格納された制約情報事例のうち、確定的であると判断された制約情報事例を取り出し、制約情報記憶部5に格納されている制約条件を記述した形式に変換して格納する。
その他の符号を付したものは、従来と同等の構成要素であることを示す。
図3は、図2に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。
また、図4は、図2の構成要素中のリソース指定装置8の動作を示すフローチャートである。
さらに、図5は、図2の構成要素中の制約情報登録装置11の動作を示すフローチャートである。
【0021】
次に、実施形態1におけるシステム全体の動作について図2、図3に基づいて説明する。
図2のジョブ選択装置2は、まず図3のステップS11の動作を行なう。即ち、ジョブ記憶部1からジョブを選択し、割当て決定装置6へ渡す。割当て決定装置6はリソース選択装置4に対して、該当ジョブに割当て可能なリソース列を要求し、ステップS12において、リソース選択装置4はリソース記憶部3からリソース列を取り出す。ステップS13では、リソース指定装置8が、リソース選択装置4が取り出したリソース列と該当ジョブが割当て可能か否かを制約情報記憶部5の制約情報を参照して、該当ジョブに対するリソース割当て可能状況として利用者に表示する.
この時、利用者は、「割当て可能」を「割当て不可」に、あるいは逆に、「割当て不可」を「割当て可能」に編集することができる。ここで、利用者が編集した場合には、ステップS14,S15が動作する。
ステップS14では、リソース指定装置8は割当て可能状況の編集理由を解析して利用者に表示し、利用者が適切であると判断した編集理由を該当ジョブと該当リソースの組合せと共に、制約情報事例として制約情報事例記憶部10に格納する。さらに、ステップS15の動作として、制約情報登録装置11は、格納された制約情報事例が確定的であるかどうかを判定し、もし、その制約情報事例が確定的であれば、制約情報記憶部5に格納しても良いか否かを利用者に問い合わせ、利用者が格納しても良いと判断した場合は、制約情報記憶部5への格納形式に変換して追加格納する。
一方、利用者によってリソース指定装置8で編集された割当て可能状況は、リソース列としてリソース選択装置4に戻され、ステップS16において、割当て決定装置6によってジョブとリソースが割り当てられる。これらの操作を繰り返して、すべてのジョブにリソースを割り当てていく。
なお、図3のステップS13が図4のステップS111,S112,S113に相当し、また図3のステップS14が図4のステップS114,S115,S116,S117に相当する。
また、図3のステップS15の詳細が図5である。
【0022】
次に、リソース指定装置8の動作について、図4と図6乃至図13を用いて、具体的に説明する。
図6は、ジョブ選択装置2がジョブ記憶部1から選択した該当ジョブのジョブ情報である。
図7は、このジョブに対して、割当て可能なリソースのリソース情報である。リソース指定装置8は、図4のステップS111において、これらのジョブ情報とリソース情報に対して、制約情報記憶部5に格納されている制約情報の中から該当する制約を適用して、割当て可能か否かを判定する。
ステップS112において、該当ジョブとリソースの割当て可能状況を図8のように表示する。このとき、割当て欄が「○」になっているリソースは「割当て可能」、「×」になっているリソースは「割当て不可」である。ステップS113において、この割当て欄を利用者が「○」から「×」(すなわち、「割当て不可」に変更)、あるいは、「×」から「○」(すなわち、「割当て可能」に変更)に編集することができる。ここで、利用者が割当て可能状況を編集した場合、ステップS114において、図6、図7の情報を用いて、編集理由を解析する。例えば、図8中の「作業者D」の割当て欄を「○」から「×」に変更した場合、「作業者D」のリソース情報を用いて、リソースを特徴づけている属性である「名前」、「資格」、「経験」の属性値から「作業者D」を抽象化し、属性間の組合せから図9のように4種類の抽象化を行なう。
続いて、「ジョブA」のジョブ情報を用いて、ジョブを特徴づけている属性である「対象」、「種別」、「内容」の属性値から「ジョブA」を抽象化して、ステップS115において、属性間の組合せから、図10のような28種類の編集理由の可能性を表示する。 ステップS116において、利用者に適切な編集理由を選択してもらう。選択に当たっては、選択欄が「×」になっている編集理由を「○」あるいは「△」に変更する。「○」は、利用者の意図と一致していることを表し、一つしか選択できない。一方、「△」は、利用者の意図と一致しているとはいえないが、近いと思われることを表し、複数選択可能とする。例えば、16番目の「対象がビルAで種別が工事の作業に対して、資格がB級で経験が浅い作業者を割り当てない」を選択した場合、ステップS117において、図11の制約情報事例を制約情報事例記憶部10に格納する。新規格納の場合は、出現回数を「1」、拒絶回数をともに「0」とし、具体例に、ジョブAと作業者Dのペアを追記する。さらに、選択が「○」の場合は、確定受容回数を「1」、試行受容回数を「0」とし、「△」の場合は、逆に、確定受容回数を「0」、試行受容回数を「1」とする。 また、すでに同じ事例があった場合には、出現回数を1増やし、具体例に、ジョブAと作業者Dのペアを追記する。さらに、選択が「○」の場合は、確定受容回数を1増やし、「△」の場合は、逆に、試行受容回数を1増やす。
【0023】
次に、抽象化について詳細を述べる。ジョブやリソースに付加されている属性に着目して抽象化を行なうが、どの属性を用いるか、どのような組合せにするかを制約情報事例記憶部10に初期設定で定義しておく。さらに、どのような属性の組合せの抽象化がよく選択されているかという頻度も格納しておく。
編集理由の可能性を表示する際には、この頻度の高い抽象化事象が上位に来るように利用者に提示される。
図12に示すように、例えば、作業者に「名前」、「資格」、「経験」の属性が付加されている場合、7個の組合せがあるが、初期設定時に組合せ欄を「×」にして、抽象化を抑制することによって、4個の組合せが生成される。
同様にして、図13のようにジョブに「対象」、「種別」、「内容」の属性が付加されている場合、7個の組合せがあるが、この例では初期設定時に組合せ欄を「×」に指定したものがないため、そのまま7個の組合せが生成される。
また、ジョブと作業者の組合せも同様に図14のように定義される。
さらに、頻度欄の初期値は「0」であり、編集理由選択時に、「○」、「△」いづれかを選択した場合には、該当する頻度欄の頻度が1増やされる。
【0024】
次に、制約情報登録装置11の動作について、図5と図11、図15乃至図18に基づいて、具体的に説明する。
制約情報登録装置11は、図5のステップS121において、制約情報事例記憶部10に更新された制約情報事例とは逆の意味を持つ制約情報事例を検索する。例えば、図11の内容とは逆の意味を持つ制約情報事例は、図15のように割当て欄が「×」ではなく「○」になっている事例である。このとき、それぞれの出現回数、確定受容回数、試行受容回数、拒絶回数を参照し、定義された評価式にその値を埋め込み、評価値を求める。この評価式に対して、定義された基準値を越えた場合は、ステップS122で図16のように利用者に表示を行ない、利用者に登録の是非を問い合わせる。
ステップS122において、利用者が登録してよいと判断した場合は、ステップS123において、制約情報記憶部5に格納されている制約情報の中で、登録する制約と矛盾する制約情報を検索して矛盾しない表現に変更する。例えば、図11の制約情報事例と矛盾する制約は、図17で示すような内容のものであり、条件分岐を追加して登録する制約情報と矛盾しない論理式図18を生成する。
ステップS124において、この論理式を格納形式に合う形に変換して制約情報記憶部5へ格納する。
一方、ステップS122において、利用者が登録しないと答えた場合には、ステップS126において、該当する制約情報事例の拒絶回数を1増やす。
【0025】
実施の形態2.
次に、本発明の第2の実施形態について、図19乃至図27に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当て可能状況を利用者に編集してもらい、その編集理由を解析し、事例として記憶しておき、その事例を流用することによって、利用者が容易に、より適切な制約条件を登録することができるジョブ・リソース割当て学習装置について説明する。
図19は、実施の形態2におけるジョブ・リソース割当て装置のシステム構成図である。図において、13はジョブ指定装置であり、対象リソースに対してジョブ選択装置2がジョブ記憶部1から取り出したジョブ列を入力とし、そのジョブ列を利用者に表示し、割当て可能状況を編集してもらった後、その結果をジョブ選択装置2に出力する。このとき、(割当て可能から割当て不可に変更されたか、割当て不可から割当て可能に変更されたかして)割当て可能状況が編集されたジョブに対して、その編集理由を解析し、適切な編集理由を制約情報事例記憶部10に格納する。
なお、符号10,11は、実施の形態1と同等の構成要素を示し、また、符号1乃至7までは、従来と同等の構成要素であることを示す。
図20は、図19に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。
図21は、図19の構成要素中のジョブ指定装置13の動作を示すフローチャートである。
【0026】
次に、実施形態2におけるシステム全体の動作について図19、図20に基づいて説明する。
リソース選択装置4は、まず図20のステップS21の動作を行なう。
即ち、リソース記憶部3からリソースを選択して割当て決定装置6へ渡す。割当て決定装置6はジョブ選択装置2に対して、該当リソースに割当て可能なジョブ列を要求し、ステップS22で、ジョブ選択装置2はジョブ記憶部1からジョブ列を取り出す。
ステップS23では、ジョブ指定装置13が、ジョブ選択装置2が取り出したジョブ列と該当リソースが割当て可能かどうかを制約情報記憶部5の制約情報を参照して、該当リソースに対するジョブ割当て可能状況を利用者に表示する. 利用者は、「割当て可能」を「割当て不可」に、あるいは逆に、「割当て不可」を「割当て可能」に編集することができる。ここで利用者が編集処理を行った場合には、ステップS24,S25へ移行する。
ステップS24において、ジョブ指定装置13は、割当て可能状況の編集理由を解析して利用者に表示し、利用者が適切であると判断した編集理由を該当ジョブと該当リソースの組合せとともに、制約情報事例として、制約情報事例記憶部10に格納する。さらに、ステップS25では、制約情報登録装置11は、格納された制約情報事例が確定的であるかどうかを判定し、もし、その制約情報事例が確定的であれば利用者に制約情報記憶部5に格納しても良いか否かを問い合わせ、利用者が格納の許可を与えた場合には、制約情報記憶部5への格納形式に変換して追加格納する。
一方、ジョブ指定装置13において、利用者により編集された割当て可能状況は、ジョブ列としてジョブ選択装置2に戻され、ステップS26のように、割当て決定装置6によってジョブとリソースが割り当てられる。これらの操作を繰り返すことにより、全てのリソースにジョブを割り当てていく。
なお、図20のステップS23が、図21のステップS211,S212,S213に相当し、また図20のステップ24が図21のステップS214,S215,S216,S217に相当する。
また、図20のステップS25の詳細が図5のフローチャートに相当する。
【0027】
次に、ジョブ指定装置13の動作について、図21乃至図27を用いて具体的に説明する。
図22は、リソース選択装置4がリソース記憶部3から選択した該当リソースのリソース情報である。
図23は、このリソースに対して、割当て可能なジョブのジョブ情報である。ジョブ指定装置13は、図21のステップS211において、これらのジョブ情報とリソース情報に対して、制約情報記憶部5に格納されている制約情報の中から該当する制約を適用して、割当て可能か否かを判定する。
ステップS212において、該当リソースとジョブの割当て可能状況を図24のように表示する。このとき、割当て欄が「○」になっているジョブは「割当て可能」、「×」になっているジョブは「割当て不可」である。ステップS213において、この割当て欄を利用者は「○」から「×」(すなわち、「割当て不可」に変更)、あるいは、「×」から「○」(すなわち、「割当て可能」に変更)に編集することができる。
ここで、利用者が割当て可能状況を編集した場合、ステップS214において、図22、図23の情報を用いて編集理由を解析する。例えば、図24中の「ジョブD」の割当て欄を「○」から「×」に変更した場合、「ジョブD」のジョブ情報を用いて、ジョブを特徴づけている属性である「対象」、「種別」、 「内容」の属性値から「ジョブD」を抽象化し、属性間の組合せから図25に示すように7種類の抽象化を行なう。続いて、「作業者D」のリソース情報を用いて、リソースを特徴づけている属性である「名前」、「資格」、「経験」の属性値から「作業者D」を抽象化し、ステップS215において、属性間の組合せから図26に示すような28種類の編集理由の可能性を表示する。
ステップS216において、利用者に適切な編集理由を選択してもらう。選択する際は、選択欄が「×」になっている編集理由を「○」あるいは「△」にする。「○」は、利用者の意図と一致していることを表し、一つしか選択できない。一方、「△」は、利用者の意図と一致しているとはいえないが近いと思われることを表し、複数選択可能とする。
例えば、8番目の「種別が故障修理の作業に対して、資格がB級で経験が浅い作業者を割り当てない」を選択した場合、ステップS217において、図27の制約情報事例を制約情報事例記憶部10に格納する。新規格納の場合は、出現回数を「1」、拒絶回数をともに「0」とし、具体例に、ジョブDと作業者Dのペアを追記する。さらに、選択が「○」の場合は、確定受容回数を「1」、試行受容回数を「0」とし、「△」の場合は、逆に、確定受容回数を「0」、試行受容回数を「1」とする。すでに同じ事例があった場合は、出現回数を1増やし、具体例に、ジョブDと作業者Dのペアを追記する。さらに、選択が「○」の場合は、確定受容回数を1増やし、「△」の場合は、逆に、試行受容回数を1増やす。
【0028】
抽象化の詳細に関しては、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0029】
制約情報登録装置11の動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0030】
実施の形態3.
次に、本発明の第3の実施の形態について、図28乃至図36に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当て状況を利用者に編集してもらい、その結果を解析し事例として記憶しておき、その事例を流用することによって、利用者が容易に、より適切な制約条件を登録することができるジョブ・リソース割当て学習装置について説明を行なう。
図28は、実施形態3におけるジョブリソース割り当て学習装置のシステム構成を示す図である。図において、9は割当て指定装置であり、割当て決定装置6が割り当てたジョブとリソースの組合せを入力として利用者に表示し、割り当て結果を編集してもらい、その結果を割当て決定装置6へ出力する。このとき、割当てが不可と判定されたジョブとリソースの組合せと、編集されたジョブとリソースの組合せが現在格納されている制約条件の下では割当てが不可であるものに対しては、編集理由を解析し、適切な編集理由を制約情報事例記憶部10に格納する。
符号10,11は、実施の形態1と同等の構成要素であり、また、その他の符号1乃至7を付したものは、従来と同等の構成要素であることを示す。
図29は、図28に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。
図30は、図28の構成要素中の割当て指定装置9の動作を示すフローチャートである。
【0031】
次に、実施形態3におけるシステム全体の動作について図28、図29を用いて説明する。
図28のジョブ選択装置2、リソース選択装置4、割当て決定装置6は、ステップS31の動作を行なう。即ち、割当て決定装置6は、制約情報記憶部5に格納された制約条件を満たすようにして、ジョブ選択装置2がジョブ記憶部1より選択したジョブに対して、リソース選択装置4がリソース記憶部3よりリソースを選択して割り当てていく。割当てが完了した段階で、ステップS32において、割当て指定装置9は、割当て決定装置6が割り当てたジョブとリソースの組合せをジョブ・リソース割当て状況として利用者に表示する。利用者は、ジョブとリソースの組合せを編集することができる。
ここで、利用者が何らかの編集を行なった場合には、ステップS33,S34の動作が行なわれる。ステップS33の動作として、割当て指定装置9は、割当て状況の編集理由を解析して利用者に表示し、利用者が適切であると判断した編集理由を該当ジョブと該当リソースの組合せと共に、制約情報事例として制約情報事例記憶部10に格納する。
さらに、ステップS34において、制約情報登録装置11は格納された制約情報事例が確定的であるかどうかを判定して、もし、その制約情報事例が確定的であれば、利用者に制約情報記憶部5に格納しても良いか否かを問い合わせ、利用者が格納しても良いと判断した場合は、制約情報記憶部5への格納形式に変換して追加格納する。一方、この編集による割当てが未だ完了していない状態の場合には、ステップS31に戻り、再度、ジョブ・リソース割当てを行なう。
図29のステップS32が、図30のステップS311,S312に相当する。
図29のステップS33が、図30のステップS313,S314,S315,S316に相当する。
また、図29のステップS34の詳細が図5である。
【0032】
次に、割当て指定装置9の動作について、図30乃至図36を用いて具体的に説明する。
図31は、ジョブ記憶部1に格納されたジョブのジョブ情報である。
図32は、このジョブに対してリソース記憶部3に格納された割当て可能なリソースのリソース情報である。
割当て指定装置9は、図30のステップS311において、リソースとジョブの割当て状況を図33のように表示する。ステップS312において、この割当てを利用者が必要に応じて編集する。ここで、利用者が割当て状況を編集した場合、ステップS313において、図31、図32のジョブ及びリソース情報を用いて編集理由を解析する。
例えば、図33中の「ジョブD」の割当てを「作業者C」から「作業者D」に変更したとき、「ジョブD」と「作業者D」の割当てが制約情報記憶部5の制約情報を満たさない場合には「ジョブD」のジョブ情報を用いて、「対象」、「種別」、「内容」を抽象化して、図34に示すような7種類の抽象化を行なう。
つづいて、作業者Dのリソース情報を用いて、「名前」、「資格」、「経験」を抽象化して、ステップS314で図35のような28種類の編集理由の可能性を表示する。
ステップS315において、利用者に適切な編集理由を選択してもらう。選択の際は、選択欄が「×」になっている編集理由を「○」あるいは「△」にする。「○」は、利用者の意図と一致していることを表し、一つしか選択できない。
一方、「△」は、利用者の意図と一致しているとはいえないが、近いと思われることを表し、複数選択可能とする。例えば、5番目の「種別が故障修理の作業に対して、作業者Dを割り当る」を選択した場合、ステップS316において、図36に示すような制約情報事例を制約情報事例記憶部10に格納する。
新規格納の場合は、出現回数を「1」、拒絶回数をともに「0」とし、具体例に、ジョブDと作業者Dのペアを追記する。さらに、選択が「○」の場合は、確定受容回数を「1」、試行受容回数を「0」とし、「△」の場合は、逆に、確定受容回数を「0」、試行受容回数を「1」とする。すでに同じ事例があった場合は、出現回数を1増やし、具体例に、ジョブDと作業者Dのペアを追記する。さらに、選択が「○」の場合は、確定受容回数を1増やし、「△」の場合は、逆に、試行受容回数を1増やす。
【0033】
抽象化の詳細に関しては、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0034】
制約情報登録装置11の動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0035】
実施の形態4.
次に、本発明の第4の実施の形態について、図37乃至図44に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当て可能状況を利用者に編集してもらい、その結果を解析し事例として記憶しておき、新たにジョブとリソースを割り当てるとき、関連性の高い事例を表示して利用者が容易により適切な割当てを決定することができるジョブ・リソース割当て学習装置について説明を行なう。図37は実施形態4におけるジョブリソース割り当て学習装置のシステム構成を示す図である。図において、12はリソース誘導装置であり、対象ジョブに対してリソース選択装置4がリソース記憶部3から取り出したリソース列を入力とし、制約情報事例記憶部10に格納された制約情報事例のうち、かなり確定的であると判断されたものをとり出してその事例に基づいてリソース列を変更した結果を利用者に表示し、その適用結果が適切であると利用者が判断した場合はリソース選択装置4に出力する。
尚、符号8,10,11を付したものは、実施の形態1と同等の構成要素であることを、また、符号1乃至〜7を付したものは、従来と同等の構成要素であることを示す。
図38は、図37に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。
図39は、図37の構成要素中のリソース誘導装置12の動作を示すフローチャートである。
【0036】
次に、実施形態4におけるシステム全体の動作について図37、図38を用いて説明する。
図37のジョブ選択装置2は、まず図38のステップS41の動作を行なう。即ち、ジョブ記憶部1からジョブを選択し、割当て決定装置6へ渡す。割当て決定装置6はリソース選択装置4に対して、該当ジョブに割当て可能なリソース列を要求し、ステップS42においてリソース選択装置4はリソース記憶部3からリソース列を取り出す。
ステップS43において、リソース誘導装置12はリソース選択装置4が取り出したリソース列と該当ジョブの割当てが可能かどうかを利用者に判断させるために、制約情報記憶部5の制約情報を参照するだけでなく制約情報事例記憶部10に格納されている事例のうち、かなり確定的なものを適用して該当ジョブに対するリソース割当て可能状況とその根拠を表示する.
利用者は、その適用表示結果に対して確定受容、試行受容、あるいは拒絶を選択することができる。ここで、「確定受容」は、利用者の意図と一致している場合、「試行受容」は、利用者の意図と一致しているとはいえないが近いと思われる場合に、また「拒絶」は、利用者の意図と一致していない場合に、それぞれ選択する。
ステップS44で、その適用に対する利用者の回答を制約情報事例記憶部10に格納する。適用できる事例があった場合はステップS47が動作する(この動作は後述する)。一方、適用できる事例がなかった場合には、ステップS45でリソース指定装置8がリソース選択装置4が取り出したリソース列と該当ジョブに割当てが可能かどうかを制約情報記憶部5の制約情報を参照して、該当ジョブに対するリソース割当て可能状況を利用者に表示する.
利用者は、「割当て可能」を「割当て不可」に、あるいは逆に、「割当て不可」を「割当て可能」に編集することができる。ここで、利用者が編集した場合にはステップS46、S47が動作する。ステップS46で、リソース指定装置8は割当て可能状況の編集理由を解析して利用者に表示し、利用者が適切であると判断した編集理由を該当ジョブと該当リソースの組合せとともに、制約情報事例として制約情報事例記憶部10に格納する。
さらに、ステップS47において、制約情報登録装置11は、格納された制約情報事例が確定的であるかどうかを判定して、もし、その制約情報事例が確定的であれば、利用者に制約情報記憶部5に格納しても良いか否かを問い合わせ、利用者が格納しても良いと判断した場合は、制約情報記憶部5への格納形式に変換して追加格納する。
一方、リソース指定装置8、リソース誘導装置12で利用者によって編集された割当て可能状況はリソース列としてリソース選択装置4に戻され、ステップS48において割当て決定装置6によりジョブとリソースが割り当てられる。
これらの操作を繰り返すことにより、すべてのジョブにリソースを割り当てていく。
なお、図38のステップS43が図39のステップS411,S412,S413,S414,S415に相当し、図38のステップS44が図39のステップS416に相当する。
また、図38のステップS45が図4のステップS111、S112、S113に相当し、図38のステップS46が図4のステップS114,S115,S116,S117に相当する.
また、図38のステップS47の詳細が図5である。
【0037】
次に、リソース誘導装置12の動作について、図39乃至図44を用いて具体的に説明する。
図40は、ジョブ選択装置2がジョブ記憶部1から選択した該当ジョブのジョブ情報である。
図41は、このジョブに対するリソースの割当て可能状況である。
リソース誘導装置12は、図39のステップS411において、これらのジョブ情報とリソース情報に対して制約情報記憶部5に格納されている制約情報の中から該当する制約を適用して、割当て可能か、不可かを判定する。
ステップS412において、制約情報事例記憶部10に格納されている制約情報事例に対して、出現回数、確定受容回数、試行受容回数、拒絶回数によって定義された評価式を適用して、ある基準値を越えたものを検索する。もし、基準値を越えたものが存在した場合は、ステップS413において、この制約情報事例を適用して割当て可能状況を更新する。例えば、図42の制約事例情報が検索された場合、図41の割り当て可能状況は図43のようになる。
ステップS414において、更新された割当て可能状況と適用した制約情報事例を図44のように誘導メッセージとして利用者に表示し、ステップS415で利用者は、この適用が適切であるか否かを判断する。ステップS416では、利用者の判断結果を制約情報事例記憶部10に格納する。もし、適切でないと判断された場合は、適用された制約情報事例の拒絶回数を1増やす。一方、適切であると判断された場合は、適用された制約情報事例の出現回数と拒絶回数を1増やし、最後に、該当ジョブに対するリソース割当て可能状況を出力する。
【0038】
リソース指定装置8と制約情報登録装置11の動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0039】
実施の形態5.
次に、本発明の第5の実施の形態について、図45乃至図52に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当て可能状況を利用者に編集してもらい、その結果を解析して事例として記憶しておき、新たにジョブとリソースを割り当てるとき、関連性の高い事例を表示して、利用者が容易により適切な割当てを決定することができるジョブ・リソース割当て学習装置について説明を行なう。
図45は実施形態5におけるジョブリソース割当て学習装置のシステム構成を示す図である。図において、14はジョブ誘導装置であり、対象リソースに対して、ジョブ選択装置2がジョブ記憶部1から取り出したジョブ列を入力とし、制約情報事例記憶部10に格納された制約情報事例のうち、かなり確定的であると判断されたものをとり出し、その事例に基づいてジョブ列を変更した結果を利用者に表示し、利用者がその適用が適切であると判断した場合には適用結果をジョブ選択装置2に出力する。
符号10,11,13を付したものは、実施の形態2と同等の構成要素であり、また、符号1乃至7を付したものは従来と同等の構成要素である。
図46は、図45に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。
図47は、図45の構成要素中のジョブ誘導装置14の動作を示すフローチャートである。
【0040】
次に、実施形態5におけるシステム全体の動作について図45、図46を用いて説明する。
図45のリソース選択装置4は、まず図46のステップS51の動作を行なう。即ち、リソース記憶部3からリソースを選択して割当て決定装置6へ渡す。
割当て決定装置6はジョブ選択装置2に対して該当リソース割当て可能なジョブ列を要求し、ステップS52で、ジョブ選択装置2はジョブ記憶部1からジョブ列を取り出す。
ステップS53において、ジョブ誘導装置14はジョブ選択装置2が取り出したジョブ列と該当リソースが割当て可能か否かを利用者に判断させるために、制約情報記憶部5の制約情報を参照するだけでなく、制約情報事例記憶部10に格納されている事例のうち、かなり確定的なものを適用して該当リソースに対するジョブ割当て可能状況とその根拠を表示する.
利用者は、その適用の確定受容、試行受容、あるいは拒絶を選択することができる。「確定受容」は、利用者の意図と一致している場合、「試行受容」は、利用者の意図と一致しているとはいえないが近いと思われる場合に、「拒絶」は、利用者の意図と一致しない場合に、それぞれ選択する。
ステップS54で、その適用に対する利用者の回答を制約情報事例記憶部10に格納する。適用できる事例があった場合には、ステップS57が動作する(この動作は後述する)。一方、適用できる事例がなかった場合は、ステップS55において、ジョブ指定装置13が、ジョブ選択装置2が取り出したジョブ列と該当リソースに割当てが可能かどうかを制約情報記憶部5の制約情報を参照して、該当リソースに対するジョブ割当て可能状況を利用者に表示する.利用者は、「割当て可能」を「割当て不可」に、あるいは逆に、「割当て不可」を「割当て可能」に編集することができる。ここで、利用者が編集した場合にはステップS56、S57が動作する。
ステップS56において、ジョブ指定装置13は割当て可能状況の編集理由を解析して利用者に表示し、利用者が適切であると判断した編集理由を該当ジョブと該当リソースの組合せと共に制約情報事例として、制約情報事例記憶部10に格納する。
さらに、ステップS57において、制約情報登録装置11は、格納された制約情報事例が確定的であるかどうかを判定し、もし、その制約情報事例が確定的であれば、利用者に制約情報記憶部5に格納しても良いか否かを問い合わせ、利用者が格納しても良いと判断した場合は、制約情報記憶部5への格納形式に変換して追加格納する。
一方、ジョブ指定装置13、ジョブ誘導装置14で利用者によって編集された割当て可能状況はジョブ列としてジョブ選択装置2に戻され、ステップS58のように、割当て決定装置6によってジョブとリソースが割り当てられる。
これらの操作を繰り返すことにより、すべてのジョブにリソースを割り当てていく。
なお、図46のステップS53が図47のステップS511,S512,S513,S514,S515に相当し、図46のステップS54が図47のステップS516に相当する。また、図46のステップS55,S56の詳細が図21である。図46のステップS55が図21のステップS211,S212,S213に相当する。
図46のステップS56が図21のステップS214,S215,S216,S217に相当する。
また、図46のステップS57の詳細が図5である。
【0041】
次に、ジョブ誘導装置14の動作について、図47乃至図52を用いて具体的に説明する。
図48は、リソース選択装置4がリソース記憶部3から選択した該当リソースのリソース情報である。
図49は、このリソースに対するジョブの割当て可能状況である。
ジョブ誘導装置14は、図47のステップS511において、これらのジョブ情報とリソース情報に対して、制約情報記憶部5に格納されている制約情報の中から該当する制約を適用して割当て可能か否かを判定する。
ステップS512で、制約情報事例記憶部10に格納されている制約情報事例に対して、出現回数、確定受容回数、試行受容回数、拒絶回数によって定義された評価式を適用して、ある基準値を越えたものを検索する。もし、基準値を越えたものが存在した場合には、ステップS513において、この制約情報事例を適用して割当て可能状況を更新する。例えば、図50の制約事例情報が検索された場合、図49は図51のようになる。
ステップS514において、更新された割当て可能状況と適用した制約情報事例を図52のように誘導メッセージとして利用者に表示する。ステップS515において、利用者は、この適用が適切であるか否かを判断し、ステップS516で、利用者の判断を制約情報事例記憶部10に格納する。もし、適切でないと判断された場合は、適用された制約情報事例の拒絶回数を1増やす。一方、適切であると判断された場合は、適用された制約情報事例の出現回数と拒絶回数を1増やす。
最後に、該当ジョブに対するリソース割当て可能状況を出力する。
【0042】
ジョブ指定装置13と制約情報登録装置11の動作は、実施例2と同様であるため、説明を省略する。
【0043】
実施の形態6.
次に、本発明の第6の実施の形態について、図53、図54に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当て状況を利用者に編集してもらい、その結果を解析して事例として記憶しておき、新たにジョブとリソースを割り当てるときに関連性の高い事例を表示して、利用者が容易により適切な割当てを決定することができるジョブ・リソース割当て学習装置について説明を行なう。
図53は実施形態6におけるジョブリソース割り当て学習装置のシステム構成を示す図である。図において、符号9,10,11は、実施の形態3と同等の構成要素であり、符号12を付したものは実施の形態4と同等の構成要素であることを示す。
また、その他の符号1乃至7を付したものは、従来と同等の構成要素である。図54は、図53に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。
図39は、図53の構成要素中のリソース誘導装置12の動作のフローを示すフローチャートである。
図30は、図53の構成要素中の割当て指定装置9の動作を示すフローチャートである。
図5は、図53の構成要素中の制約情報登録装置11の動作を示すフローチャートである。
【0044】
次に、動作について図53、図54を用いて説明する。
図53のジョブ選択装置2は、まず図54のステップS61の動作を行なう。
即ち、ジョブ記憶部1からジョブを選択して割当て決定装置6へ渡す。割当て決定装置6はリソース選択装置4に対して該当ジョブに割当て可能なリソース列を要求し、ステップS62において、リソース選択装置4はリソース記憶部3からリソース列を取り出す。
ステップS63では、リソース誘導装置12はリソース選択装置4が取り出したリソース列が該当ジョブに割当て可能か否かを利用者に判断させるために制約情報記憶部5の制約情報を参照するだけでなく、制約情報事例記憶部10に格納されている事例のうち、かなり確定的なものを適用して、該当ジョブに対するリソース割当て可能状況とその根拠を表示する.
利用者は、その適用内容に対して確定受容、試行受容、あるいは拒絶を行うことができる。ここで、「確定受容」は、利用者の意図と一致している場合、「試行受容」は、利用者の意図と一致しているとはいえないが、近いと思われる場合に、また「拒絶」は、利用者の意図と一致していない場合に、それぞれ選択する。
その適用結果に対する利用者の回答を、ステップS64で制約情報事例記憶部10に格納する。さらに、ステップS65では、制約情報登録装置11は格納された制約情報事例が確定的であるかどうかを判定し、もし、その制約情報事例が確定的であれば利用者に対して制約情報記憶部5に格納しても良いか否かを問い合わせ、利用者が格納しても良いと判断した場合は、制約情報記憶部5への格納形式に変換して追加格納する。
一方、リソース誘導装置12で利用者によって編集された割当て可能状況は、リソース列としてリソース選択装置4に戻され、ステップS66において、割当て決定装置6によってジョブとリソースが割り当てられる。
これらの操作を繰り返して、すべてのジョブにリソースを割り当てていく。割当てが完了した段階で、ステップS67で、割当て指定装置9は割当てられたジョブとリソースの組合せをジョブ・リソース割当て状況として利用者に表示する。
利用者は、ジョブとリソースの組合せを編集することができる。このとき、利用者が何らかの編集を行なった場合、ステップS68において、割当て指定装置9は割り当て状況の編集理由を解析して利用者に表示し、利用者が適切であると判断した編集理由を該当ジョブと該当リソースの組合せと共に、制約情報事例として制約情報事例記憶部10に格納する。
さらに、ステップS69では、制約情報登録装置11は格納された制約情報事例が確定的であるかどうかを判定し、もし、その制約情報事例が確定的であれば、利用者に制約情報記憶部5に格納しても良いか否かを問い合わせ、利用者が格納しても良いと判断した場合には、制約情報記憶部5への格納形式に変換して、追加格納する。一方、この編集による割当てが完了していない状態の場合には、ステップS61に戻り、再度、ジョブ・リソース割当てを行なう。
なお、図54のステップS63が図39のS411,S412,S413,S414,S415に相当し、図54のステップS64が図39のS416に相当する。
また、図54のステップS67,S68の詳細が図30である。図54のステップS67が図30のS311,S312に相当し、図54のステップS68が図30のS313,S314,S315,S316に相当する。
また、図54のステップS65,S69の詳細が図5である。
【0045】
割当て指定装置9と制約情報登録装置11の動作は、実施の形態3と同様であるため、説明を省略する。また、リソース誘導装置12の動作は、実施の形態4と同様であるため、説明を省略する。
【0046】
実施の形態7.
次に、本発明の第7の実施の形態について、図55、図56に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当てを利用者に編集してもらい、その結果を解析して事例として記憶しておき、新たにジョブとリソースを割り当てるとき、関連性の高い事例を表示して、利用者が容易により適切な割当てを決定することができるジョブ・リソース割当て学習装置の説明を行なう。
図55は、実施の形態7におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。図において、符号9,10,11は、実施の形態3と同等の構成要素であり、符号14は実施の形態5と同等の構成要素である。
また、符号1乃至7を付したものは、従来と同等の構成要素である。
図56は、図55に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。
図47は、図55の構成要素中のジョブ誘導装置14の動作を示すフローチャートである。図30は、図55の構成要素中の割当て指定装置9の動作を示すフローチャートである。図5は、図55の構成要素中の制約情報登録装置11の動作を示すフローチャートである。
【0047】
次に、動作について図55、図56を用いて説明する。
図55のリソース選択装置4は、まず図56のステップS71の動作を行なう。即ち、リソース記憶部3からリソースを選択して割当て決定装置6へ渡す。
割当て決定装置6はジョブ選択装置2に対して、該当リソースに割当て可能なジョブ列を要求し、ジョブ選択装置2はステップS72においてジョブ記憶部1からジョブ列を取り出す。
ステップS73では、ジョブ誘導装置14が、ジョブ選択装置2が取り出したジョブ列と該当リソースが割当てが可能かどうかを制約情報記憶部5の制約情報を参照するだけでなく、制約情報事例記憶部10に格納されている事例のうち、かなり確定的なものを適用して該当リソースに対するジョブ割当て可能状況とその根拠を利用者に表示する.
利用者は、その適用を確定受容、試行受容、あるいは拒絶することができる。
「確定受容」は利用者の意図と一致している場合に、「試行受容」は利用者の意図と一致しているとはいえないが近いと思われる場合に、「拒絶」は利用者の意図と一致していない場合に、それぞれ選択する。
ステップS74において、その適用に対する利用者の回答を制約情報事例記憶部10に格納する。さらに、ステップS75では、制約情報登録装置11は格納された制約情報事例が確定的であるかどうかを判定し、もし、その制約情報事例が確定的であれば、利用者に制約情報記憶部5に格納しても良いかを問い合わせ、利用者が格納しても良いと判断した場合には制約情報記憶部5への格納形式に変換して追加格納する。
一方、ジョブ誘導装置14で利用者によって編集された割当て可能状況は、ジョブ列としてジョブ選択装置2に戻され、ステップS76において割当て決定装置6によりジョブとリソースが割り当てられる。これらの操作を繰り返すことにより、全てのジョブにリソースを割り当てていく。
割当てが完了した段階で、ステップS77において、割当て指定装置9は割り当てられたジョブとリソースの組合せをジョブ・リソース割当て状況として利用者に表示する。ここで、利用者は、ジョブとリソースの組合せを編集することができる。このとき、利用者が何らかの編集を行なった場合には、ステップS78で、割当て指定装置9は割当て状況の編集理由を解析して利用者に表示し、利用者が適切であると判断した編集理由を該当ジョブと該当リソースの組合せとともに制約情報事例として制約情報事例記憶部10に格納する。
さらに、ステップS79において、制約情報登録装置11は格納された制約情報事例が確定的であるかどうかを判定し、もし、その制約情報事例が確定的であれば、利用者に制約情報記憶部5に格納しても良いか否かを問い合わせ、利用者が格納しても良いと判断した場合には、制約情報記憶部5への格納形式に変換して追加格納する。
一方、この編集による割当てが完了していない状態の場合には、ステップS71に戻り、再度、ジョブ・リソース割当てを行なう。
なお、図56のステップS73が図47のS511,S512,S513,S514,S515に相当し、図56のステップS74が図47のS516に相当する。
また、図56のステップS77,S78の詳細が図30である.さらに、図56のステップS77が図30のステップS311,S312に相当し、図56のステップS78が図30のステップS313,S314,S315,S316に相当する。また、図56のステップS75,S79の詳細が図5である。
【0048】
割当て指定装置9と制約情報登録装置11の動作は、実施の形態3と同様であるため、説明を省略する。また、ジョブ誘導装置14の動作は、実施の形態5と同様であるため、説明を省略する。
【0049】
実施の形態8.
次に、本発明の第8の実施の形態について、図57乃至図66に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当てを利用者に編集してもらい、その編集理由を解析して事例として記憶しておき、新たに利用者がリソースを登録するとき、関連性の高い事例を表示して、利用者が容易に適切な制約条件を設定することができるジョブ・リソース割当て学習装置の説明を行なう。
図57は、実施の形態8におけるジョブ・リソース割当て装置のシステム構成図である。図において、16はリソース登録装置であり、利用者が入力したリソースの属性情報をリソース記憶部3に格納する。このとき、対象リソースの属性情報をもとに制約情報事例記憶部10から関連性の高い制約情報事例を検索して表示し、利用者に適切なものを選択してもらい、その結果を制約情報記憶部5に出力する。
符号8,10,11は実施の形態1と同等の構成要素であり、また、符号1乃至7を付したものは従来と同等の構成要素である。
図58は、図57に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。図3は、図57の構成要素中におけるリソース登録装置16以外の要素の動作を示すフローチャートである。
図59は、図57の構成要素中のリソース登録装置16の動作を示すフローチャートである。
【0050】
次に、実施形態8におけるシステム全体の動作について図57、図58を用いて説明する。
実施の形態1と同様にして、図57のリソース登録装置16以外の装置が図58のステップS81の動作を行なう。ジョブ記憶部1とリソース記憶部3にそれぞれ格納されているジョブとリソースを繰り返し割り当てて行く過程で、制約情報事例記憶部10に制約情報事例が蓄積されていく。
その後で、利用者がリソース登録装置16にリソース情報を入力すると、ステップS82において、リソース登録装置16は利用者が入力したリソース情報と関連性が高い制約情報事例を制約情報事例記憶部10から検索し、利用者に表示する。利用者が入力する必要があると判断した場合は、制約情報記憶部5に登録する。
なお、図58のステップS81の詳細が図3である。また、図58のステップS82の詳細が図59である。
【0051】
ステップS81において、ジョブとリソースの割当て中に、制約情報事例が蓄積されていく際の動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0052】
次に、リソース登録装置16の動作について、図59乃至図66を用いて具体的に説明する。
リソース登録装置16は、図59のステップS811において、利用者からリソース情報を入力し、ステップS812において、リソース記憶部3に格納する。ステップS813において、このリソース情報に適合する可能性がある制約情報を制約情報記憶部5から検索してくる。
図60が入力されたリソース情報、図61が格納されている制約情報(実際には論理式で格納されているが、説明を容易にするために、ここでは表形式で表現する)を示しており、ここで制約情報の資格、経験とリソース情報の資格、経験を参照すると、適合する可能性がある制約情報は資格が一致した図62のようになる。
ステップS814において、同様に、このリソース情報に適合する可能性がある制約情報事例を制約情報記憶部5から検索してくる。
図60が入力されたリソース情報、図63が格納されている制約情報事例とすると、制約情報事例の資格、経験とリソース情報の資格、経験を参照すると、適合する可能性がある制約事例情報は、資格と経験が一致した図64のようになる。
ステップS815において、検索された制約情報とは意味が矛盾する制約情報事例が存在する場合は、表形式の制約情報事例を文に変換して利用者に表示する。このとき、制約情報事例は、出現回数、確定受容回数、試行受容回数、拒絶回数から構成される評価式の値が高いものの順に表示する。図62の制約情報では、「資格がC級の作業者には、工事を割り当てることができない」が、図64の制約情報事例では、「資格がC級で経験が普通の作業者に、ビルDとビルHの工事を割り当てた」ため、両者の意味が矛盾するので、図64の制約情報事例は図65のように表示される。
ステップS816において、利用者が入力する必要があると判断した制約情報が存在した場合には、ステップS817において、表形式の制約情報事例を論理式に変換して、制約情報記憶部5に登録する。図65の選択欄を「×」から「○」にすることで、その制約情報事例を選択したことになる。図65の2番目の制約情報を選択した場合は、図61のうち、種別が工事である1,4,9番目の制約情報を参照して図66の論理式が格納される。
【0053】
実施の形態9.
次に、本発明の第9の実施の形態について、図67乃至図76に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当て可能状況を利用者に編集してもらい、その編集理由を解析して事例として記憶しておき、新たに利用者がジョブを登録するとき、関連性の高い事例を表示して利用者が容易に適切な制約条件を設定することができるジョブ・リソース割当て学習装置の説明を行なう。
図67は、実施の形態9におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。図において、15はジョブ登録装置であり、利用者が入力したジョブの属性情報をジョブ記憶部1に格納する。このとき、対象ジョブの属性情報をもとに、制約情報事例記憶部10から関連性の高い制約情報事例を検索して表示し、利用者に適切なものを選択してもらい、その結果を制約情報記憶部5に出力する。
符号8,10,11を付したものは、実施の形態1と同等の構成要素であり、また、符号1乃至7を付したものは、従来と同等の構成要素を示す。
図68は、図67に示すジョブ・リソース割当て学習装置のフローを示すフローチャートである。図3は、図67の構成要素中におけるジョブ登録装置15以外の要素の動作を示すフローチャートである。図69は、図67の構成要素中のジョブ登録装置15の動作を示すフローチャートである。
【0054】
次に、実施形態9におけるシステム全体の動作について図67、図68を用いて説明する。
実施の形態1と同様にして、図67のジョブ登録装置15以外の装置は、図68のステップS91の動作を行なう。ジョブ記憶部1とリソース記憶部3にそれぞれ格納されているジョブとリソースを繰り返し割り当てる過程で、制約情報事例記憶部10に制約情報事例が蓄積されていく。その後で、利用者がリソース登録装置16にリソース情報を入力すると、ステップS92において、ジョブ登録装置15は利用者が入力したジョブ情報と関連性が高い制約情報事例を制約情報事例記憶部10から検索して利用者に表示する。利用者が入力する必要があると判断した場合は、制約情報記憶部5に登録する。
なお、図68のステップS91の詳細が図3である。また、図68のステップS92の詳細が図69である。
【0055】
ステップS91において、ジョブとリソースの割当て中に、制約情報事例が蓄積されていく際の動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0056】
次に、ジョブ登録装置15の動作について、図69乃至図76を用いて具体的に説明する。
ジョブ登録装置15は、図69のステップS911において、利用者からジョブ情報を入力し、ステップS912においてジョブ記憶部1に格納する。
ステップS913において、このジョブ情報に適合する可能性がある制約情報を制約情報記憶部5から検索してくる。図70が入力されたジョブ情報、図71が格納されている制約情報(論理式で格納されているが、説明を容易にするため、ここでは、表形式で表現する)を示しており、ここで制約情報の対象、種別、内容とジョブ情報の対象、種別、内容を参照すると、適合する可能性がある制約情報は種別が一致した図72のようになる。
ステップS914において、同様に、このジョブ情報に適合する可能性がある制約情報事例を制約情報記憶部10から検索してくる。図70が入力されたジョブ情報、図73が格納されている制約情報事例とすると、制約情報事例の対象、種別、内容とジョブ情報の対象、種別、内容を参照することで、適合する可能性がある制約事例情報は、対象、種別が一致した図74のようになる。
ステップS915において、検索された制約情報とは意味が矛盾する制約情報事例が存在する場合は、表形式の制約情報事例を文に変換して、利用者に表示する。このとき、制約情報事例は、出現回数、確定受容回数、試行受容回数、拒絶回数から構成される評価式の値が高い順に表示される。
図72の制約情報では、「資格がB級の作業者に工事を割り当ててよい」が、図74の制約情報事例では、「資格がB級で経験が浅い作業者に、ビルAの工事を割り当てなかった」ために両者の意味が矛盾しているので、図74の制約情報事例は図75のように表示される。
ステップS916において、利用者が入力の必要があると判断した制約情報が存在した場合は、ステップS917において、表形式の制約情報事例を論理式に変換して制約情報記憶部5に登録する。
図75の選択欄を「×」から「○」にすることで、その制約情報事例を選択したことになる。図75の1番目の制約情報を選択した場合は、図71のうち、種別が工事である1,4,9番目の制約情報を参照して図76の論理式が格納される。
【0057】
実施の形態10.
次に、本発明の第10の実施の形態について、図77、図78に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当て可能状況を利用者に編集してもらい、その編集理由を解析して事例として記憶しておき、新たに利用者がリソースを登録するときに関連性の高い事例を表示して、利用者が容易に適切な制約条件を設定することができるジョブ・リソース割当て学習装置の説明について説明を行なう。
図77は、実施の形態10におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。図において、符号10,11,13を付したものは、実施の形態2と同等の構成要素であり、16は実施の形態8と同等の構成要素である。
また、その他の符号1乃至7までは、従来と同等の構成要素であることを示す。
図78は、図77に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。図20は、図77中の構成要素においてリソース登録装置16以外の動作を示すフローチャートである。図59は、図77の構成要素中のリソース登録装置16の動作を示すフローチャートである。
【0058】
次に、動作について図77、図78を用いて説明する。
実施の形態2と同様に、図77のリソース登録装置16以外の装置が、図78のステップS101の動作を行なう。繰り返し、ジョブ記憶部1とリソース記憶部3にそれぞれ格納されているジョブとリソースを割り当てる過程で、制約情報事例記憶部10に制約情報事例が蓄積されていく。
その後、利用者がリソース登録装置16にリソース情報を入力すると、ステップS102において、リソース登録装置16が利用者が入力したリソース情報と関連性が高い制約情報事例を制約情報事例記憶部10から検索し、利用者に表示する。利用者が入力する必要があると判断した場合は、制約情報記憶部5に登録する。
なお、図78のステップS101の詳細が図20である。また、図78のステップS102の詳細が図59である。
【0059】
ステップS101において、ジョブとリソースの割当て中に、制約情報事例が蓄積されていく際の動作は、実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。
【0060】
ステップS102において、蓄積された制約情報事例を用いて、リソース登録時に制約情報を追加する際の動作は、実施の形態9と同様であるため、説明を省略する。
【0061】
実施の形態11.
次に、本発明の第11の実施の形態について、図79、図80に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当て可能状況を利用者に編集してもらい、その編集理由を解析して事例として記憶しておき、新たに利用者がジョブを登録するとき、関連性の高い事例を表示して、利用者が容易に適切な制約条件を設定することができるジョブ・リソース割当て学習装置について説明を行なう。
図79は、実施の形態11におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。図において、符号10,11,13を付したものは、実施の形態2と同等の構成要素であり、符号15は、実施の形態9と同等の構成要素である。 また、その他の符号1乃至7は、従来と同等の構成要素であることを示す。
図80は、図79に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。図20は、図79の構成要素中におけるジョブ登録装置15以外の動作を示すフローチャートである。図69は、図79の構成要素におけるジョブ登録装置15の動作を示すフローチャートである。
【0062】
次に、動作について図79、図80を用いて説明する。
実施の形態2と同様にして、図79のジョブ登録装置15以外の装置が、図80のステップS111の動作を行なう。ジョブ記憶部1とリソース記憶部3にそれぞれ格納されているジョブとリソースを繰り返し割り当てる過程で、制約情報事例記憶部10に制約情報事例が蓄積されていく。その後、利用者がジョブ登録装置15にジョブ情報を入力すると、ステップS112において、ジョブ登録装置15が利用者が入力したジョブ情報と関連性が高い制約情報事例を制約情報事例記憶部10から検索して利用者に表示する。利用者が入力する必要があると判断した場合は、制約情報記憶部5に登録する。
なお、図80のステップS111の詳細が図20である。また、図80のステップS112の詳細が図69である。
【0063】
ステップS111において、ジョブとリソースの割当て中に、制約情報事例が蓄積されていく際の動作は、実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。
【0064】
ステップS112において、蓄積された制約情報事例を用いて、ジョブ登録時に制約情報を追加する際の動作は、実施の形態9と同様であるため、説明を省略する。
【0065】
実施の形態12.
次に、本発明の第12の実施の形態について、図81、図82に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当て可能状況を利用者に編集してもらい、その編集理由を解析して事例として記憶しておき、新たに利用者がリソースを登録するときに関連性の高い事例を表示して利用者が容易に適切な制約条件を設定することができるジョブ・リソース割当て学習装置について説明を行なう。
図81は、実施の形態12におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。図において、符号9,10,11を付したものは、実施の形態3と同等の構成要素であり、16は実施の形態8と同等の構成要素である。また、その他の符号1乃至7を付したものは、従来と同等の構成要素であることを示す。
図82は、図81に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。図29は、図81の構成要素中におけるリソース登録装置16以外の動作を示すフローチャートである。図59は、図81の構成要素中のリソース登録装置16の動作を示すフローチャートである。
【0066】
次に、動作について、図81、図82を用いて説明する。
実施の形態3と同様にして、図81におけるリソース登録装置16以外の装置が、図82のステップS121の動作を行なう。、ジョブ記憶部1とリソース記憶部3にそれぞれ格納されているジョブとリソースを繰り返し割り当てる過程を通して、制約情報事例記憶部10に制約情報事例が蓄積されていく。
その後、利用者がリソース登録装置16にリソース情報を入力すると、ステップS122において、リソース登録装置16が利用者が入力したリソース情報と関連性が高い制約情報事例を制約情報事例記憶部10から検索して利用者に表示する。利用者が入力する必要があると判断した場合は、制約情報記憶部5に登録する。
なお、図82のステップS121の詳細が図29である。また、図82のステップS122の詳細が図59である。
【0067】
ステップS121において、ジョブとリソースの割当て中に、制約情報事例が蓄積されていく際の動作は、実施の形態3と同様であるため、説明を省略する。
【0068】
ステップS122において、蓄積された制約情報事例を用いて、ジョブ登録時に制約情報を追加する際の動作は、実施の形態8と同様であるため、説明を省略する。
【0069】
実施の形態13.
次に、本発明の第13の実施の形態について、図83、図84に基づいて説明する.
本実施の形態では、ジョブとリソースの割当てを利用者に編集してもらい、その編集理由を解析して事例として記憶しておき、新たに利用者がジョブを登録するときに関連性の高い事例を表示して、利用者が容易に適切な制約条件を設定することができるジョブ・リソース割当て学習装置について説明を行なう。
図83は、実施の形態13におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。図において、符号9,10,11を付したものは、実施の形態3と同等の構成要素であり、符号15は、実施の形態9と同等の構成要素であることを示す。また、その他の符号1乃至7を付したものは、従来と同等の構成要素であることを示す。
図84は、図83に示すジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。図29は、図83の構成要素中のジョブ登録装置15以外の動作を示すフローチャートである。図69は、図83の構成要素中におけるジョブ登録装置15の動作を示すフローチャートである。
【0070】
次に、動作について図83、図84を用いて説明する。
実施の形態3と同様にして、図83のジョブ登録装置15以外の装置は図84のステップS131の動作を行なう。ジョブ記憶部1とリソース記憶部3にそれぞれ格納されているジョブとリソースを繰り返し割り当てる過程を通じて、制約情報事例記憶部10に制約情報事例が蓄積されていく。その後、利用者がジョブ登録装置15にジョブ情報を入力すると、ステップS132において、ジョブ登録装置15が利用者が入力したジョブ情報と関連性が高い制約情報事例を制約情報事例記憶部10から検索し、利用者に表示する。利用者が入力する必要があると判断した場合は、制約情報記憶部5に登録する。
なお、図84のステップS131の詳細が図29である。また、図84のステップS132の詳細が図69である。
【0071】
ステップS131において、ジョブとリソースの割当て中に、制約情報事例が蓄積されていく際の動作は、実施の形態3と同様であるため、説明を省略する。
【0072】
ステップS132において、蓄積された制約情報事例を用いて、ジョブ登録時に制約情報を追加する際の動作は、実施の形態9と同様であるため、説明を省略する。
【0073】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0074】
計画立案時に、過去に使用した関連性の高い編集操作の理由を参照できるようにしたので、無駄な試行錯誤を繰り返す頻度が減少するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のジョブ・リソース割当て装置の全体構成図である。
【図2】 この発明の第1の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図3】 この発明の第1の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明を構成するリソース指定装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明を構成する制約情報登録装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の第1の実施の形態におけるジョブ情報を示す図である.
【図7】 この発明の第1の実施の形態におけるリソース情報を示す図である.
【図8】 この発明の第1の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て可能状況の表示例を示す図である.
【図9】 この発明の第1の実施の形態におけるリソース抽象化例を示す図である.
【図10】 この発明の第1の実施の形態における編集理由の表示例を示す図である.
【図11】 この発明の第1の実施の形態における制約情報事例を示す図である.
【図12】 この発明の第1の実施の形態における作業者の抽象化設定例を示す図である.
【図13】 この発明の第1の実施の形態におけるジョブの抽象化設定例を示す図である.
【図14】 この発明の第1の実施の形態におけるジョブと作業者の抽象化設定例を示す図である.
【図15】 この発明の第1の実施の形態における制約情報と逆の意味を有する制約情報事例を示す図である.
【図16】 この発明の第1の実施の形態における制約情報の登録問い合わせ例を示す図である.
【図17】 この発明の第1の実施の形態における矛盾する論理式の例を示す図である.
【図18】 この発明の第1の実施の形態において生成された論理式の例を示す図である.
【図19】 この発明の第2の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図20】 この発明の第2の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図21】 この発明を構成するジョブ指定装置の動作を示すフローチャートである。
【図22】 この発明の第2の実施の形態におけるリソース情報を示す図である.
【図23】 この発明の第2の実施の形態におけるジョブ情報を示す図である.
【図24】 この発明の第2の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て可能状況の表示例を示す図である.
【図25】 この発明の第2の実施の形態におけるジョブ抽象化例を示す図である.
【図26】 この発明の第2の実施の形態における編集理由の表示例を示す図である.
【図27】 この発明の第2の実施の形態における制約情報事例の格納例を示す図である.
【図28】 この発明の第3の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図29】 この発明の第3の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図30】 この発明を構成する割り当て指定装置の動作を示すフローチャートである。
【図31】 この発明の第3の実施の形態におけるジョブ情報の例を示す図である。
【図32】 この発明の第3の実施の形態におけるリソース情報の例を示す図である。
【図33】 この発明の第3の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て状況を示す図である。
【図34】 この発明の第3の実施の形態におけるジョブ抽象化の例を示す図である。
【図35】 この発明の第3の実施の形態における編集理由の表示例を示す図である。
【図36】 この発明の第3の実施の形態における制約情報事例の格納例を示す図である。
【図37】 この発明の第4の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図38】 この発明の第4の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図39】 この発明を構成するリソース誘導装置の動作を示すフローチャートである。
【図40】 この発明の第4の実施の形態におけるジョブ情報の例を示す図である。
【図41】 この発明の第4の実施の形態における事例適用前の割り当て可能状況を示す図である。
【図42】 この発明の第4の実施の形態における検索された制約情報事例を示す図である。
【図43】 この発明の第4の実施の形態における事例適用後の割り当て可能状況を示す図である。
【図44】 この発明の第4の実施の形態における誘導メッセージの表示例を示す図である.
【図45】 この発明の第5の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図46】 この発明の第5の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図47】 この発明を構成するジョブ誘導装置の動作を示すフローチャートである。
【図48】 この発明の第5の実施の形態におけるリソース情報の例を示す図である。
【図49】 この発明の第5の実施の形態における事例適用前の割り当て可能状況を示す図である。
【図50】 この発明の第5の実施の形態における検索された制約情報事例を示す図である。
【図51】 この発明の第5の実施の形態における事例適用後の割り当て可能状況を示す図である。
【図52】 この発明の第5の実施の形態における誘導メッセージの表示例を示す図である.
【図53】 この発明の第6の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図54】 この発明の第6の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図55】 この発明の第7の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図56】 この発明の第7の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図57】 この発明の第8の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図58】 この発明の第8の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図59】 この発明を構成するリソース登録装置の動作を示すフローチャートである。
【図60】 この発明の第8の実施の形態におけるリソース情報の例を示す図である。
【図61】 この発明の第8の実施の形態における格納されている制約情報を示す図である。
【図62】 この発明の第8の実施の形態における関連する制約情報を示す図である。
【図63】 この発明の第8の実施の形態における格納されている制約情報事例を示す図である。
【図64】 この発明の第8の実施の形態における関連する制約情報事例を示す図である。
【図65】 この発明の第8の実施の形態における関連する制約情報事例の表示例を示す図である。
【図66】 この発明の第8の実施の形態における格納される制約情報を示す図である。
【図67】 この発明の第9の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図68】 この発明の第9の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図69】 この発明を構成するジョブ登録装置の動作を示すフローチャートである。
【図70】 この発明の第9の実施の形態において登録するジョブ情報を示す図である。
【図71】 この発明の第9の実施の形態における格納されている制約情報を示す図である。
【図72】 この発明の第9の実施の形態における関連する制約情報を示す図である。
【図73】 この発明の第9の実施の形態における格納されている制約情報事例を示す図である。
【図74】 この発明の第9の実施の形態における関連する制約情報事例を示す図である。
【図75】 この発明の第9の実施の形態における関連する制約情報事例の表示例を示す図である。
【図76】 この発明の第9の実施の形態における格納される制約情報を示す図である。
【図77】 この発明の第10の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図78】 この発明の第10の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図79】 この発明の第11の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図80】 この発明の第11の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図81】 この発明の第12の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図82】 この発明の第12の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図83】 この発明の第13の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置のシステム構成図である。
【図84】 この発明の第13の実施の形態におけるジョブ・リソース割当て学習装置の動作を示すフローチャートである.
【図85】 来のジョブ・リソース割当て装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ジョブ記憶部
2 ジョブ選択装置
3 リソース記憶部
4 リソース選択装置
5 制約情報記憶部
6 割当て決定装置
7 割当て状況格納装置
8 リソース指定装置
9 割当て指定装置
10 制約情報事例記憶部
11 制約情報登録装置
12 リソース誘導装置
13 ジョブ指定装置
14 ジョブ誘導装置
15 ジョブ登録装置
16 リソース登録装置

Claims (12)

  1. リソース割り当てを必要とするジョブを格納したジョブ記憶部と、該ジョブ記憶部からジョブを選択するジョブ選択装置と、リソースを格納したリソース記憶部と、該リソース記憶部からリソースを選択するリソース選択装置と、ジョブとリソースの割当てに関する制約条件を格納した制約情報記憶部と、前記制約条件に基づいてジョブとリソースの割当て決定を行う割当て決定装置と、
    利用者が適切であると判断した編集理由と、解析対象となったジョブとリソースとを制約情報事例として格納した制約情報事例記憶部と、
    前記リソース選択装置が選択したリソースと前記ジョブ選択装置が選択した該当ジョブとが割当て可能かどうかを前記制約情報記憶部の制約条件を参照して、リソース割当て可能状況として表示し、前記リソース割当て可能状況に関し、利用者から「割当て可能」または「割当て不可」への変更を受付け、利用者が変更したときは前記リソース割当て可能状況の編集理由を解析し、解析した編集理由を利用者に表示し、利用者が適切であると判断した該編集理由を該当ジョブおよび該当リソースとの組み合わせとともに、第1の制約情報事例として、前記制約情報事例記憶部に格納するリソース指定装置と、
    前記制約情報事例記憶部に記憶された第1の制約情報事例の出現回数、および第1の制約情報事例と逆の意味を持つ第2の制約情報事例の出現回数により、算出された評価値が予め定められた基準値を超えるときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部へ格納する是非を利用者に問い合わせ、利用者から是の回答を受け付けたときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部に追加格納し、さらに前記第1の制約情報事例の出現回数を加算する制約情報登録装置と、
    を備え、前記割当て決定装置は、前記リソース指定装置により編集されたリソース割当て可能状況によりジョブとリソースとの割当てを行うことを特徴とするジョブ・リソース割当て学習装置。
  2. リソース割当てを必要とするジョブを格納したジョブ記憶部と、該ジョブ記憶部からジョブを選択するジョブ選択装置と、リソースを格納したリソース記憶部と、該リソース記憶部からリソースを選択するリソース選択装置と、ジョブとリソースの割当てに関する制約条件を格納した制約情報記憶部と、前記制約条件に基づいてジョブとリソースの割当て決定を行う割当て決定装置を有するジョブ・リソース割当て装置と、
    利用者が適切であると判断した編集理由と、解析対象となったジョブとリソースとを制約情報事例として格納した制約情報事例記憶部と、
    前記リソース選択装置が選択したリソースと前記ジョブ選択装置が選択した該当ジョブとが割当て可能かどうかを前記制約情報記憶部の制約条件を参照して、ジョブ割当て可能状況として表示し、前記ジョブ割当て可能状況に関し、利用者から「割当て可能」または「割当て不可」への変更を受付け、利用者が変更したときは前記ジョブ割当て可能状況の編集理由を解析し、解析した編集理由を利用者に表示し、利用者が適切であると判断した該編集理由を該当ジョブおよび該当リソースとの組み合わせとともに、第1の制約情報事例として、前記制約情報事例記憶部に格納するジョブ指定装置と、
    前記制約情報事例記憶部に記憶された第1の制約情報事例の出現回数、および第1の制約情報事例と逆の意味を持つ第2の制約情報事例の出現回数により、算出された評価値が予め定められた基準値を超えるときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部へ格納する是非を利用者に問い合わせ、利用者から是の回答を受け付けたときは、前記制約情報記憶部に追加格納し、さらに前記第1の制約情報事例の出現回数を加算する制約情報登録装置と、
    を備え、前記割当て決定装置は、前記ジョブ指定装置により編集されたジョブ割当て可能状況によりジョブとリソースとの割当てを行うことを特徴とするジョブ・リソース割当て学習装置。
  3. リソース割り当てを必要とするジョブを格納したジョブ記憶部と、該ジョブ記憶部からジョブを選択するジョブ選択装置と、リソースを格納したリソース記憶部と、該リソース記憶部からリソースを選択するリソース選択装置と、ジョブとリソースの割当てに関する制約条件を格納した制約情報記憶部と、前記制約条件に基づいてジョブとリソースの割当て決定を行う割当て決定装置と、
    前記割当て決定装置が割当てたジョブとリソースの割当て状況を表示し、利用者が割当て結果を編集した後その編集理由を推定し、適切な編集理由を第1の制約情報事例として制約情報事例記憶部に出力する割当て指定装置と、
    前記制約情報事例を次回以降のジョブ・リソース割当処理時における参照用事例として記憶する制約情報事例記憶部と、
    前記制約情報事例記憶部に記憶された第1の制約情報事例の出現回数、および第1の制約情報事例と逆の意味を持つ第2の制約情報事例の出現回数により、算出された評価値が予め定められた基準値を超えるときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部に格納する是非を利用者に問い合わせ、利用者から是の回答を受け付けたときは、前記制約情報記憶部に追加格納し、さらに前記第1の制約情報事例の出現回数を加算する制約情報登録装置と、
    を備えたことを特徴とするジョブ・リソース割当て学習装置。
  4. 対象ジョブに対するリソースの割当て可能状況に対し、前記制約情報事例記憶部に格納された制約情報事例のうち、該制約情報事例の出現回数、および該制約情報事例の逆の意味を持つ制約情報事例の出現回数により算出された評価値が予め定められた基準値を超えるものを取り出し、その事例に基づいてリソースの割当て可能状況を変更して利用者に表示し、その適用が適切であると利用者が判断した場合に、該適用結果を前記リソース選択装置に出力するリソース誘導装置を備えたこと、を特徴とする請求項1記載のジョブ・リソース割当て学習装置。
  5. 対象リソースに対するジョブの割当て可能状況に対し、前記制約情報事例記憶部に格納された制約情報事例のうち、該制約情報事例の出現回数、および該制約情報事例の逆の意味を持つ制約情報事例の出現回数により算出された評価値が予め定められた基準値を超えるものを取り出し、その事例に基づいてジョブの割当て可能状況を変更して利用者に表示し、その適用が適切であると利用者が判断した場合に、該適用結果を前記ジョブ選択装置に出力するジョブ誘導装置を備えたこと、を特徴とする請求項2記載のジョブ・リソース割当て学習装置。
  6. 対象ジョブに対するリソースの割当て可能状況に対し、前記制約情報事例記憶部に格納された制約情報事例のうち、該制約情報事例の出現回数、および該制約情報事例の逆の意味を持つ制約情報事例の出現回数により算出された評価値が予め定められた基準値を超えるものを取り出し、その事例に基づいてリソースの割当て可能状況を変更して利用者に表示し、その適用が適切であると利用者が判断した場合に、該適用結果を前記リソース選択装置に出力するリソース誘導装置を備えたこと、を特徴とする請求項3記載のジョブ・リソース割当て学習装置。
  7. 対象リソースに対するジョブの割当て可能状況に対し、前記制約情報事例記憶部に格納された制約情報事例のうち、該制約情報事例の出現回数、および該制約情報事例の逆の意味を持つ制約情報事例の出現回数により算出された評価値が予め定められた基準値を超えるものを取り出し、その事例に基づいてジョブの割当て可能状況を変更して利用者に表示し、その適用が適切であると利用者が判断した場合に、該適用結果を前記ジョブ選択装置に出力するジョブ誘導装置を備えたこと、を特徴とする請求項3記載のジョブ・リソース割当て学習装置。
  8. 利用者が入力したリソースの属性情報をもとに前記制約情報事例記憶部から関連性の高い制約情報事例を検索して表示し、利用者に適切な制約情報事例を選択させた後、入力されたリソース情報をリソース記憶部に出力するとともに、該制約情報事例を前記制約情報記憶部に出力するリソース登録装置を備えたこと、を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のジョブ・リソース割当て学習装置。
  9. 利用者が入力したジョブの属性情報をもとに前記制約情報事例記憶部から関連性の高い制約情報事例を検索して表示し、利用者に適切な制約情報事例を選択させた後、入力されたジョブ情報をジョブ記憶部に出力するとともに、該制約情報事例を前記制約情報記憶部に出力するジョブ登録装置を備えたこと、を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のジョブ・リソース割当て学習装置。
  10. リソース割り当てを必要とするジョブを格納したジョブ記憶部と、該ジョブ記憶部からジョブを選択するジョブ選択装置と、リソースを格納したリソース記憶部と、該リソース記憶部からリソースを選択するリソース選択装置と、ジョブとリソースの割当てに関する制約情報事例を格納した制約情報記憶部と、ジョブとリソースの割当て決定を行う割当て決定装置と、
    前記リソース選択装置が選択したリソースと前記ジョブ選択装置が選択した該当ジョブとが割当て可能かどうかを前記制約情報記憶部の制約情報事例を参照して、リソース割当て可能状況として表示し、前記リソース割当て可能状況に関し、利用者から「割当て可能」または「割当て不可」への変更を受付け、利用者が変更したときは前記リソース割当て可能状況の編集理由を解析し、解析した編集理由を利用者に表示し、利用者が適切であると判断した該編集理由を該当ジョブおよび該当リソースとの組み合わせとともに、第1の制約情報事例として関連付けるリソース指定装置と、
    前記リソース指定装置が関連付けた前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部に追加格納する制約情報登録装置と、
    を備え、前記割当て決定装置は、前記リソース指定装置により編集されたリソース割当て可能状況によりジョブとリソースとの割当てを行うことを特徴とするジョブ・リソース割当て学習装置。
  11. リソース割り当てを必要とするジョブを格納したジョブ記憶部と、該ジョブ記憶部からジョブを選択するジョブ選択装置と、リソースを格納したリソース記憶部と、該リソース記憶部からリソースを選択するリソース選択装置と、ジョブとリソースの割当てに関する制約条件を格納した制約情報記憶部と、前記制約条件に基づいてジョブとリソースの割当て決定を行う割当て決定装置と、
    利用者が適切であると判断した編集理由と、解析対象となったジョブとリソースとを制約情報事例として格納した制約情報事例記憶部と、
    前記リソース選択装置が選択したリソースと前記ジョブ選択装置が選択した該当ジョブとが割当て可能かどうかを前記制約情報記憶部の制約条件を参照して、リソース割当て可能状況として表示し、前記リソース割当て可能状況に関し、利用者から「割当て可能」または「割当て不可」への変更を受付け、利用者が変更したときは前記リソース割当て可能状況の編集理由を解析し、解析した編集理由を利用者に表示し、利用者が適切であると判断した該編集理由を該当ジョブおよび該当リソースとの組み合わせとともに、第1の制約情報事例として、前記制約情報事例記憶部に格納するリソース指定装置と、
    前記制約情報事例記憶部に記憶された第1の制約情報事例、および第1の制約情報事例と逆の意味を持つ第2の制約情報事例の、出現回数または拒絶回数により、算出された評価値が予め定められた基準値を超えるときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部へ格納する是非を利用者に問い合わせ、利用者から是の回答を受け付けたときは、前記第1の制約情報事例を前記制約情報記憶部に追加格納し、さらに前記第1の制約情報事例の出現回数を加算し、また利用者から非の回答を受け付けたときは、前記第1の制約情報事例の拒絶回数を加算する制約情報登録装置と、
    を備え、前記割当て決定装置は、前記リソース指定装置により編集されたリソース割当て可能状況によりジョブとリソースとの割当てを行うことを特徴とするジョブ・リソース割当て学習装置。
  12. 前記リソース指定装置は、編集理由を解析するとき、該当のジョブおよび、「割当て可能」または「割当て不可」に変更したリソースに関し、予め登録されている属性の組み合わせに基づき、複数の編集理由を利用者に表示することを特徴とする請求項1,2,4,5,10または11のいずれかに記載のジョブ・リソース割当て学習装置。
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