JP3737939B2 - ディスク・ドライブ装置およびハード・ディスク・ドライブ - Google Patents

ディスク・ドライブ装置およびハード・ディスク・ドライブ Download PDF

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータのデータ記憶手段として用いられるディスク・ドライブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータのデータ記憶手段として最も一般的なハード・ディスク・ドライブ(以下、HDD)は、単数または複数の磁気ディスクを同軸上に配置し、それをスピンドル・モータで駆動する構造を有している。データの読み出し、書き込みは、前記磁気ディスクに対向して設けた磁気ヘッドにより行なわれ、この磁気ヘッドはアクチュエータ、一般的にはボイス・コイル・モータ(以下、VCM)により駆動される。前記磁気ディスク、磁気ヘッドおよびアクチュエータは、エンクロージャ・ケースと呼ばれる筐体に収納されている。HDDにおける主要な技術課題としては、磁気ディスク1枚あたりの記憶容量を向上すること、および磁気ディスクに記憶されているデータの読み出し、磁気ディスクへのデータの書き込みの速度を向上すること、が掲げられる。後者については、磁気ヘッドが磁気ディスク上の必要なトラックに移動するシーク時間を短縮することによって、データの読み出し、書き込み速度を向上することができる。磁気ヘッドは前述のようにVCMにより駆動されているため、このVCMの性能をアップすることによりシーク速度を速くすることが可能である。VCMの性能をアップするためには、VCMを構成する永久磁石をより磁気特性の強いものにするか、またはその厚みを厚くして、ボイス・コイルに印加される磁界を大きくすればよい。しかし、永久磁石の磁気特性の向上も限界に近づいている。また、小スペース化が求められるHDDにおいて永久磁石の厚みを現状以上にするには限界がある。
【0003】
また、磁気ディスクの回転速度を速くすることによりデータの読み出し、書き込み速度を向上することができる。しかし、磁気ディスクの回転速度を速くすると、磁気ヘッドのフラッタを増大させてしまう。フラッタとは、磁気ディスクが回転することによって発生する空気の流れによって、磁気ヘッドが磁気ディスクの径方向に振れる現象をいう。フラッタが生ずると磁気ディスクと磁気ヘッドとの相対的な位置関係不必要に変動させるため、フラッタ量の増大はデータの読み出し、書き込みの精度に悪影響を及ぼす。つまり、データ書き込み時に本来データを書き込むべきトラックとは異なるトラックに対してデータを書き込んでしまう、あるいはデータ読み出し時に本来データを読み出すべきトラックとは異なるトラックからデータを読み出してしまうということが想定される。特に、磁気ディスクの高容量化のために記憶密度を向上させると、この傾向は顕著となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
3.5インチの磁気ディスクの回転速度は当初7200rpmであったが、10000rpmの高回転速度が採用され、さらには10000rpmを超える高回転速度のHDDが開発されている。磁気ディスク間に発生する空気流の速度(流速)が速いほどフラッタは顕著となる。一方、磁気ディスクの回転速度が速いほど磁気ディスク間に発生する空気流の流速は早くなる。したがって、HDDの磁気ディスクを高回転速度化すると、フラッタによるデータの読み出し、書き込み精度の問題は顕著になる。フラッタは、データの読み出し、書き込み精度の問題の他に、HDDの製造精度上においても考慮すべき事項である。HDDは磁気ディスクを複数枚搭載する場合がほとんどであり、その場合に各磁気ディスク間で生ずるフラッタに差異があれば、それを考慮した設計を行なう必要がある。したがって、設計上の観点からすると、フラッタが生じたとしても、各磁気ディスク間のフラッタ量が均等であることが望ましい。
【0005】
本発明は以上の観点より、高回転速度のHDDにおいて、磁気ディスク回転時に磁気ディスク近傍に生ずる空気流の流速を低減することができ、ひいてはフラッタの発生を抑制することのできるディスク・ドライブ装置の提供を課題とする。また本発明は、複数枚の磁気ディスクを備えたHDDにおいて、各磁気ディスク間の空気流の流速を均等にすることのできるディスク・ドライブ装置の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、HDDの磁気ディスク間の空気流の流速を測定した。その結果、以下のことを知見した。なお、このHDDは6枚の磁気ディスクを搭載しており、スピンドル・モータに最も近い位置に配置された磁気ディスクをディスク1とし、その上に位置する磁気ディスクをディスク2、以下同様に最上位に位置する磁気ディスクをディスク6と呼ぶことにする。
ディスク1とディスク2の間における流速、ディスク2とディスク3の間の流速等、各磁気ディスク間の流速は不均等であり、かつ相当の差異がある。
ディスク3とディスク4の間の流速が最も速い。つまり、6枚の磁気ディスクのうち軸方向中央部に位置する2枚のディスク間の流速が最も速い。以下、ディスク4とディスク5の間の流速、ディスク2とディスク3の間の流速、ディスク5とディスク6の間の流速、ディスク1とディスク2の間の流速、の順に流速が遅くなる。
ディスク4とディスク5の間の流速およびディスク2とディスク3の間の流速を比較すると、ディスク4とディスク5の間の流速のほうが大きい。また、ディスク5とディスク6の間の流速およびディスク1とディスク2の間の流速を比較すると、ディスク5とディスク6の間の流速のほうが速い。
【0007】
本発明者は以上の知見を得た後に、フラッタを測定した。その結果、フラッタの大きさは、各磁気ディスク間の流速にほゞ比例することを確認した。そして、ディスク3とディスク4、つまり軸方向中央部の2枚の磁気ディスクを取り除いた状態でフラッタを測定したところ、フラッタは大きさが激減することを確認した。このことは、2枚のディスク間の間隔を大きくすることにより、流速が低減しフラッタを抑制することができることを示している。また、複数枚の磁気ディスクを搭載するHDDにおいて、各磁気ディスク間の間隔を適宜調整することにより、各磁気ディスク間の流速を均等化し、ひいてはフラッタの大きさを各磁気ディスク間において均一にできることも示唆している。
【0008】
本発明は以上の知見に基づきなされたものであり、データを記憶するディスク状記憶媒体を回転駆動するモータと、複数枚の前記ディスク状記憶媒体を前記モータ側から所定の間隔を隔てて順次同軸上に配置したディスク・アセンブリと、前記ディスク状記憶媒体に対向して配置されかつデータの記憶再生を行なうヘッドと、を備えたディスク・ドライブ装置であって、複数の前記ディスク状記憶媒体のうち、軸方向の中央部に位置するディスク状記憶媒体同士の間隔が、他のディスク状記憶媒体同士の間隔よりも大きく設定されていることを特徴とするディスク・ドライブ装置である。本発明のディスク・ドライブ装置は、軸方向の中央部に位置するディスク状記憶媒体同士の間隔を、他のディスク状記憶媒体同士の間隔よりも大きく設定したので、当該間隔における空気流の流速を低減することができる。したがって、当該間隔におけるフラッタを抑制することができる。具体的には、本発明のディスク・ドライブ装置は、データを記憶するディスク状記憶媒体を回転駆動するモータと、複数枚の前記ディスク状記憶媒体を前記モータ側から所定の間隔を隔てて順次同軸上に配置したディスク・アセンブリを備えたディスク・ドライブ装置であって、前記ディスク・アセンブリは、前記ディスク状記憶媒体を2n( n は3以上の自然数)枚配置し、前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、j枚目とj+1枚目の間隔をD とすると、
1≦j≦2n−1
< j+1 (1≦j≦n−1)及びD >D j+1 (n≦j≦2n−2)
の関係を満たす。特にディスク状記憶媒体を6枚で構成した本発明のディスク・ドライブ装置は、データを記憶するディスク状記憶媒体を回転駆動するモータと、複数枚の前記ディスク状記憶媒体を前記モータ側から所定の間隔を隔てて順次同軸上に配置したディスク・アセンブリを備えたディスク・ドライブ装置であって、前記ディスク・アセンブリは、前記ディスク状記憶媒体を6枚配置し、前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、3枚目のディスク状記憶媒体と4枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG1、3枚目のディスク状記憶媒体と2枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG2、2枚目のディスク状記憶媒体と1枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG4とすると、G1>G2>G4の関係を満足し、かつ、前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、4枚目のディスク状記憶媒体と5枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG3、5枚目のディスク状記憶媒体と6枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG5とすると、G1>G3>G5の関係を満足する。また、具体的には、本発明のディスク・ドライブ装置は、データを記憶するディスク状記憶媒体を回転駆動するモータと、複数枚の前記ディスク状記憶媒体を前記モータ側から所定の間隔を隔てて順次同軸上に配置したディスク・アセンブリを備えたディスク・ドライブ装置であって、前記ディスク・アセンブリは、前記ディスク状記憶媒体を2n+1( n は2以上の自然数)枚配置し、前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、j枚目とj+1枚目の間隔をD とすると、
1≦j≦2n
< j+1 (1≦j≦n−1)及びD >D j+1 (n+1≦j≦2n−1)
の関係を満たす。特にディスク状記憶媒体を5枚で構成した本発明のディスク・ドライブ装置は、データを記憶するディスク状記憶媒体を回転駆動するモータと、複数枚の前記ディスク状記憶媒体を前記モータ側から所定の間隔を隔てて順次同軸上に配置したディスク・アセンブリを備えたディスク・ドライブ装置であって、 前記ディスク・アセンブリは、前記ディスク状記憶媒体を5枚配置し、前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、2枚目のディスク状記憶媒体と3枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG1、1枚目のディスク状記憶媒体と2枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG3とすると、G1>G3の関係を満足し、かつ、前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、3枚目のディスク状記憶媒体と4枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG2、4枚目のディスク状記憶媒体と5枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG4とすると、G2>G4の関係を満足する。従って、中央のディスク状記憶媒体同士の間隔が、他のディスク状記憶媒体同士の間隔よりも大きく設定されているディスク・アセンブリとすることができる。
【0009】
のディスク・アセンブリは、軸方向の中央部の間隔が他の間隔に比べて大きく設定されている。したがって、軸方向の中央部の間隔に生ずる空気流の流速を低減することができる。しかも、軸方向の中央部から遠ざかるにつれてディスク状記憶媒体同士の間隔が狭く設定されている。この設定は、ディスク状記憶媒体を均等間隔に配置した場合の空気流の流速の大小関係と反比例の関係にある。ここで、ディスク状記憶媒体同士の間隔が広くなれば空気流の流速は遅くなり、狭ければ空気流の流速は速くなる。したがって、各ディスク状記憶媒体同士の間隔における空気流の流速を均等にすることが可能となる。
【0010】
また、磁気ディスク間同士の間隔に生ずる空気流の流速を、フラッタによるデータの書き込み、読み出しに障害を与えない範囲に抑えることができる。また、本発明のHDDは、低回転速度のHDDにももちろん適用することができるが、定格回転速度が10000rpm以上の高回転速度のHDDに適用することが望ましい。
【0011】
(削除)
【0012】
(削除)
【0013】
【発明の実施の形態】
(本発明の参考例)以下図面を参照しつつ本発明の参考例について説明する。図1は本参考例によるHDD10の分解斜視図である。なお、本参考例によるHDD10はフォーム・ファクタが3.5インチであり、定格回転速度が10000rpmである。図1に示すように、HDD10は、底浅箱型のアルミニウム合金製のベース12の開放上部がトップ・カバー14で封止されて筐体、つまりエンクロージャケース16をなす。このエンクロージャケース16は、矩形な薄箱状とされておりコンピュータ内またはキーボード内に水平に配置可能である。SUS430製のトップ・カバー14はベース12に矩形枠状のシール部材(図示せず)を介して、ビス止めされて、エンクロージャケース16内が気密化されている。このエンクロージャケース16内には、ベース12の中央からやや端寄りにハブイン構造のスピンドル・モータ18が設けられている。このスピンドル・モータ18のハブ20の上面には、ガラス基板またはアルミニウム基板からなる磁気ディスク22a,22b,22cおよび22dがトップ・クランプ28で固定装着され、スピンドル・モータ18で回転駆動される。スピンドル・モータ18のスピンドル19の上端部はトップ・カバー14に対して図示しないボルトにより固定される。したがって、スピンドル19は両端支持構造をなす。
【0014】
磁気ディスク22a,22b,22cおよび22dは、データを記憶するディスク状の記憶媒体である。データの記憶は、ガラス基板上に形成された磁性薄膜(図示せず)になされる。図2に示すように、磁気ディスク22a,22b,22cおよび22dのうち隣接する磁気ディスク同士の間にはスペーサ24a,24b,24cが介在している。このスペーサ24a,24bおよび24cは、磁気ディスク同士の間隔を規制するための部材である。本参考例では、スピンドル・モータ18から最も遠い位置に配置されるスペーサ24aおよびスピンドル・モータ18から最も近い位置に配置されるスペーサ24cの厚さを2mm、軸方向の中央に配置されるスペーサ24bの厚さを3mmとした。したがって、磁気ディスク22bと磁気ディスク22cの間隔が3mm、磁気ディスク22aと磁気ディスク22bの間隔および磁気ディスク22cと磁気ディスク22dの間隔が2mmとなる。つまり、軸方向の中央に位置する磁気ディスク同士の間隔が、他の磁気ディスク同士の間隔よりも大きく設定されている。
【0015】
また、エンクロージャケース16内には、アクチュエータ30が設けられている。このアクチュエータ30には一端部に磁気ヘッド32が配置され、中間部がピボット34を介してベース12上に支持される。したがって、アクチュエータ30は、ピボット34回りに回転自在とされる。アクチュエータ30の他端部にはVCM(ボイス・コイル・モータ)用コイル36が設けられ、このVCM用コイル36と共働すべくエンクロージャケース16内に設けられるVCM44によって、アクチュエータ30が回動される。ベース12外面(下面)には、回路基板としての図示しないカードが取り付けられ、このカードはベース12の外面を覆うような大きさの矩形とされる。前記カードと上記スピンドル・モータ18との間ではモータ駆動用の電力、信号等の入出力が行なわれ、カードとアクチュエータ30との間ではVCM用コイル36への動力や磁気ヘッド32の読み取り等のための電力、信号の入出力が行なわれる。このカードとアクチュエータ30との間での入出力は、フレキシブルケーブル(FPC)38を介して行なわれる。本参考例のHDD10は、ヘッド・ロード・アンロード型と称されるHDDである。このヘッド・ロード・アンロード型HDD10は非動作時にランプ・ブロック40にアクチュエータ30を保持させることにより、磁気ヘッド32を磁気ディスク表面に接触させずに退避位置にアンロードするものである。動作時にはアクチュエータ30が駆動することにより磁気ヘッド32は磁気ディスク上に位置することとなる。
【0016】
以上のHDD10を用いて、隣接する磁気ディスク同士の間隔における流速を測定した。その結果を図3に示す。また、磁気ディスク同士の間隔をすべて2mmにした以外は本参考例と同様のHDDを用いて同様に流速を測定した。その結果を図4に示す。図3および図4において、磁気ディスク22aおよびスピンドル・モータ18から構成されるディスク・アセンブリを模式的に記述し、そこに流速をグラフとして示している。そのなお、磁気ディスク22a,22b,22cおよび22dの基板を1.0mmtのガラス基板で構成し、半径40mmの地点における周方向の流速を求めた。また、磁気ディスクの回転速度は10000rpmである。
【0017】
図4に示すように、磁気ディスク同士の間隔が均等な従来のHDDでは、磁気ディスク22bと磁気ディスク22cの間隔における流速が最も大きいことがわかる。磁気ディスク22aと磁気ディスク22bの間隔における流速と磁気ディスク22cと磁気ディスク22dの間隔における流速はほぼ同等であるが、前者のほうが若干大きい。磁気ディスク22bと磁気ディスク22cの間隔における流速では、フラッタが問題となるおそれがある。一方、図3に示すように、本参考例によるHDD10によれば、磁気ディスク22aと磁気ディスク22bの間隔、磁気ディスク22bと磁気ディスク22cの間隔および磁気ディスク22cと磁気ディスク22dの間隔における流速はほぼ均等ということができる。しかも、その流速は、従来のHDDにおける磁気ディスク22bと磁気ディスク22cの間隔における流速よりも相当小さい値である。したがって、本参考例によるHDD10によれば、フラッタの問題は回避することができる。
【0018】
また、図3および図4に示したグラフより、以下のことが考察できる。隣接する磁気ディスク同士の間隔が均等である場合には、各磁気ディスク同士の間隔における空気流の流速は不均等となる。ところが、不均等な空気流の流速に基づいて各磁気ディスク同士の間隔を不均等に設定することにより、各磁気ディスク同士の間隔における空気流の流速を均等にすることができる。つまり、磁気ディスク同士の間隔を調整することにより、当該間隔における空気流の流速を均等にすることが可能となる。スピンドル19の軸方向の中央に位置する磁気ディスク同士の間隔における流速が最も大きくなるが、当該間隔を他に比べて大きくすることにより流速を低減することができる。前述のようにスピンドル19は、両端支持構造をなしているから、その支持位置からの距離に応じて磁気ディスク同士の間隔を定めることにより、各磁気ディスク間の間隔における空気流の流速を調整することができるのである。もちろん、この調整とは、2点の支持位置の中間部における磁気ディスク同士の間隔を他の部分の間隔に比べて大きくすることを基本的な思想となることは言うまでもない。
【0019】
次に、本参考例によるHDD10を用いてフラッタ量を測定した。その結果を図5のグラフに示す。なお、図5において、高さ方向の軸は磁気ヘッド32の振れ幅(フラッタ量)、奥行き方向の軸が振動周波数を示している。また、図5において、0〜7の番号はHDD10に搭載される8つの磁気ヘッド32を区別しており、0がスピンドル・モータ18側、つまり最下位に位置する磁気ヘッド32を示し、7は最上位に位置する磁気ヘッド32を示している。図5に示すように、磁気ヘッド32の振れ幅は3nm以下であり、データの読み出し、書き込みの精度に悪影響を及ぼさないことが確認された。
【0020】
(第の実施形態)以下本発明の第の実施形態について図面を参照しつつ説明する。第の実施形態は6枚の磁気ディスク122a,122b,122c,122d,122eおよび122fを搭載したHDD100についての例であるが、磁気ディスクを6枚搭載する以外は参考例によるHDD10と同様の構成を有していることから、具体的な構造を示すことは省略する。第の実施形態によるHDD100について、参考例と同様に磁気ディスク間の空気流の流速を測定した。なお、隣接する磁気ディスク同士の間隔はすべて1.85mmで均等であり、磁気ディスクの定格回転速度を10000rpmとした。その結果を図6に示す。図6は、図3および図4と同様に、磁気ディスクおよびスピンドル・モータ118とからなるディスク・アセンブリを模式化した図である。
【0021】
図6に示すように、磁気ディスク122cと磁気ディスク122dとの間隔における流速が最も大きいことがわかる。そして、磁気ディスク122bと磁気ディスク122cとの間隔、磁気ディスク122dと磁気ディスク122eとの間隔、磁気ディスク122aと磁気ディスク122bとの間隔および磁気ディスク122eと磁気ディスク122fとの間隔の順に流速が小さくなる。この傾向は図4に示した磁気ディスクを4枚搭載したHDD10と同様である。つまり、磁気ディスクの間隔が均等である場合には、各磁気ディスク同士の間隔における空気流の流速は不均等であり、かつスピンドル119の軸方向の中央に位置する磁気ディスク同士の間隔における流速が最も大きくなる。図6に示すスピンドル・モータ118を基準にして捉えると、スピンドル・モータ118に最も近い位置および最も遠い位置に配置される磁気ディスク同士の間隔における流速が最も小さく、その中間地点に位置する磁気ディスク同士の間隔における流速が最も大きくなる。また、スピンドル119の支持位置からの距離によって、磁気ディスク同士の間隔における流速が異なることになる。
【0022】
次に、HDD100について参考例と同様にしてフラッタを測定した。また、HDD100の磁気ディスク122cおよび122dを取り除いた状態でフラッタを測定した。磁気ディスク122cおよび122dを取り除いたHDD100のディスク・アセンブリの概略構成を図7に示すが、磁気ディスク122bと磁気ディスク122eとの間隔が広くなったことになる。なお、磁気ディスク122cおよび122dを取り除いたことに伴い、対応する磁気ヘッドも除去した。フラッタの測定結果を図8および図9に示す。なお、図8は6枚の磁気ディスクを搭載したHDD100の測定結果、図9図7に示した6枚のうち真中の2枚の磁気ディスクを取り除いたHDD100の測定結果を示している。図8に示すように、3〜8の磁気ヘッドのフラッタ量が大きいことがわかる。これら磁気ヘッドは空気流の流速が大きい間隔に配置されており、流速と磁気ヘッドのフラッタ量とに相関関係があることがこの結果から分かる。図9に示すように、磁気ディスク122dおよび122cを取り除いたHDD100はフラッタ量は6枚の磁気ディスクを搭載するHDD100より小さくなることが分かる。磁気ディスク122dおよび122cを取り除いたHDD100は、前述のように磁気ディスク122bと磁気ディスク122eとの間隔が広くなっている。フラッタが小さくなったのは、当該間隔が広くなったためと推察される。
【0023】
図7は、本来6枚の磁気ディスクのうち、スピンドル119の軸方向中間にある磁気ディスク122cおよび122dを取り除くことにより磁気ディスク122bと磁気ディスク122eとの間隔を大きくしている。しかし、本実施の形態において、6枚の磁気ディスクをそのまま存続させつつ間隔を不均等にすることができることは言うまでもない。その例を図10に基づき説明する。図10は、スピンドル・モータ118のスピンドル119に磁気ディスク122a〜122fを装着することにより構成されたディスク・アセンブリの半断面図である。図10に示すように、このディスク・アセンブリは、隣接する磁気ディスク同士の間隔を以下のように設定してある。
磁気ディスク122cと122dの間隔(以下、間隔G1)・・・3.0mm
磁気ディスク122bと122cの間隔(以下、間隔G2)・・・2.0mm
磁気ディスク122dと122eの間隔(以下、間隔G3)・・・2.0mm
磁気ディスク122aと122bの間隔(以下、間隔G4)・・・1.85mm
磁気ディスク122eと122fの間隔(以下、間隔G5)・・・1.85mm
ここで、磁気ディスク122a〜122fをスピンドル・モータ118から最も近い位置に配置された磁気ディスク122aから数えて何枚目にあるかをm(m=6)を用いて表現すると以下の通りである。
磁気ディスク122a…(m−4)/2
磁気ディスク122b…(m−2)/2
磁気ディスク122c…m/2
磁気ディスク122d…(m+2)/2
磁気ディスク122e…(m+4)/2
磁気ディスク122f…(m+6)/2
したがって、間隔G1〜G5とmによる表現とを対応すると以下の通りである。
m/2枚目と(m+2)/2枚目の間隔…G1
m/2枚目と(m−2)/2枚目の間隔…G2
(m+2)/2枚目と(m+4)/2枚目の間隔…G3
(m−2)/2枚目と(m−4)/2枚目の間隔…G4
(m+4)/2枚目と(m+6)/2枚目の間隔…G5
以上より、m/2枚目の磁気ディスク122cと(m+2)/2枚目の磁気ディスク122dの間隔G1は、他の磁気ディスク同士の間隔よりも大きく設定してあり、また、以下の関係が成立する。
間隔G1>間隔G2>間隔G4,間隔G1>間隔G3>間隔G5
以上ではm=6について説明したが、mが6以上の偶数の場合は、同様の関係になるように磁気ディスク同士の間隔を設定することができる。なお、磁気ディスク同士の間隔はスペーサ124の厚さにより規制されるから、上記関係はスペース124の厚さについても同様に当てはめることができる。つまり、間隔G1に配置されるスペーサ124の厚さをt1とし、他の間隔G2〜G5に配置されるスペーサ124の厚さをt2とすると、t1>t2となる。
【0024】
図10に示した例では、間隔G2=間隔G3、間隔G4=間隔G5としたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、図11に示すように以下の間隔とすることもできる。
間隔G1…3.0mm,間隔G2…2.15mm,間隔G3…2.0mm
間隔G4…1.85mm,間隔G5…1.75mm
この間隔G1〜G5の値は、図6で示した各間隔における空気流の流速に基づいて設定されているということができる。つまり、均等間隔で配置された場合の流速の大小に応じて間隔G1〜G5の値を定めている。このように間隔G1〜G5を設定することにより、各間隔における流速を均等にすることが可能となる。そうすると、各間隔において生ずる磁気ヘッドのフラッタを均等にすることが可能となる。
【0025】
(第の実施形態)以上の参考例および第1の実施形態においては、磁気ディスクを偶数枚搭載するHDD10,100について説明したが、ここでは奇数枚の磁気ディスクを搭載するHDD200について説明する。第の実施形態は5枚の磁気ディスクを搭載したHDD200についての例であるが、磁気ディスク222a,222b,222c,222dおよび222eを5枚搭載する以外は参考例によるHDD10と同様の構成を有しているから、具体的な構造を示すことは省略する。図12は第の実施形態によるHDD200の要部半断面図である。図12に示すように、第の実施形態は、5枚の磁気ディスク222a〜222eをスピンドル・モータ218のスピンドル219に装着することにより構成されるディスク・アセンブリを有している。そして、隣接する磁気ディスク同士の間隔を以下のように設定している。
磁気ディスク222aと222bの間隔(以下、間隔G13)・・・2.0mm
磁気ディスク222bと222cの間隔(以下、間隔G11)・・・3.0mm
磁気ディスク222cと222dの間隔(以下、間隔G12)・・・3.0mm
磁気ディスク222dと222eの間隔(以下、間隔G14)・・・2.0mm
ここで、第の実施形態と同様に、磁気ディスク222a〜222eをスピンドル・モータ218から最も近い位置に配置された磁気ディスク122aから数えて何枚目にあるかをn(n=5)を用いて表現すると以下の通りである。
磁気ディスク222a…(n−3)/2
磁気ディスク222b…(n−1)/2
磁気ディスク222c…(n+1)/2
磁気ディスク222d…(n+3)/2
磁気ディスク222e…(n+5)/2
【0026】
したがって、間隔G11〜G14とnによる表現とを対応すると以下の通りである。
(n−3)/2枚目と(n−1)/2枚目の間隔…G13
(n−1)/2枚目と(n+1)/2枚目の間隔…G11
(n+1)/2枚目と(n+3)/2枚目の間隔…G12
(n+3)/2枚目と(n+5)/2枚目の間隔…G14
よって、第の実施形態では、(n−1)/2枚目と(n+1)/2枚目の間隔および(n+1)/2枚目と(n+3)/2枚目の間隔を、他の磁気ディスク同士の間隔よりも大きく設定しているということができる。第の実施形態は、磁気ディテスク222を5枚搭載したHDD200の例について説明したが、(n−1)/2枚目と(n+1)/2枚目の間隔および(n+1)/2枚目と(n+3)/2枚目の間隔を、他の磁気ディスク同士の間隔よりも大きく設定するという事項は、7枚以上の奇数枚の磁気ディスクを搭載するHDD200についても同様に設定できることは容易に理解できる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば高回転速度のHDDにおいて、磁気ディスク回転時に磁気ディスク近傍に生ずる空気流の流速を低減することができ、ひいてはフラッタの発生を抑制することのできるディスク・ドライブ装置を提供する。また本発明は、複数枚の磁気ディスクを備えたHDDにおいて、各磁気ディスク間の空気流の流速を均一化することのできるディスク・ドライブ装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 4枚の磁気ディスクを搭載したHDD10の分解斜視図である。
【図2】 HDD10の断面図である。
【図3】 HDD10の各磁気ディスク間の空気流の流速を測定した結果を示すグラフである。
【図4】 4枚の磁気ディスクを均等間隔に配置した従来のHDDの各磁気ディスク間の空気流の速度を測定した結果を示すグラフである。
【図5】 HDD10を用いて測定したフラッタ量を示すグラフである。
【図6】 6枚の磁気ディスクを搭載したHDD100の磁気ディスク間の空気流の速度を測定した結果を示すグラフである。
【図7】 HDD100から真中の2枚の磁気ディスクを取り除いた状態を示す図である。
【図8】 HDD100のフラッタを測定した結果を示すグラフである。
【図9】 HDD100から真中の2枚の磁気ディスクを取り除いた状態でフラッタを測定した結果を示すグラフである。
【図10】 HDD100において推奨される磁気ディスク間の間隔を示す図である。
【図11】 HDD100において推奨される磁気ディスク間の間隔を示す図である。
【図12】 5枚の磁気ディスクを搭載したHDD200において推奨される磁気ディスク間の間隔を示す図である。
【符号の説明】
10,100,200…HDD、12…ベース、14…トップ・カバー、16…エンクロージャケース、18,118,218…スピンドル・モータ、19,119,219…スピンドル、20…ハブ、22a,22b,22c,22d,122a,122b,122c,122d,122e,122f,222a,222b,222c,222d,222e…磁気ディスク、24a,24b,24c…スペーサ、28…トップ・クランプ、30…アクチュエータ、32…磁気ヘッド、34…ピボット、36…VCM(ボイス・コイル・モータ)用コイル、38…フレキシブルケーブル(FPC)、40…ランプ・ブロック、44…VCM

Claims (5)

  1. データを記憶するディスク状記憶媒体を回転駆動するモータと、
    複数枚の前記ディスク状記憶媒体を前記モータ側から所定の間隔を隔てて順次同軸上に配置したディスク・アセンブリを備えたディスク・ドライブ装置であって、
    前記ディスク・アセンブリは、前記ディスク状記憶媒体を2n(nは3以上の自然数)枚配置し、
    前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、j枚目とj+1枚目の間隔をDとすると、
    1≦j≦2n−1
    <Dj+1(1≦j≦n−1)及びD>Dj+1 (n≦j≦2n−2)
    の関係を満たすことを特徴とするディスク・ドライブ装置。
  2. データを記憶するディスク状記憶媒体を回転駆動するモータと、
    複数枚の前記ディスク状記憶媒体を前記モータ側から所定の間隔を隔てて順次同軸上に配置したディスク・アセンブリを備えたディスク・ドライブ装置であって、
    前記ディスク・アセンブリは、前記ディスク状記憶媒体を6枚配置し、前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、枚目のディスク状記憶媒体と枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG1、枚目のディスク状記憶媒体と枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG2、枚目のディスク状記憶媒体と枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG4とすると、G1>G2>G4の関係を満足し、かつ、前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、枚目のディスク状記憶媒体と枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG3、枚目のディスク状記憶媒体と枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG5とすると、G1>G3>G5の関係を満足することを特徴とするディスク・ドライブ装置。
  3. データを記憶するディスク状記憶媒体を回転駆動するモータと、
    複数枚の前記ディスク状記憶媒体を前記モータ側から所定の間隔を隔てて順次同軸上に配置したディスク・アセンブリを備えたディスク・ドライブ装置であって、
    前記ディスク・アセンブリは、前記ディスク状記憶媒体を2n+1(nは2以上の自然数)枚配置し、
    前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、j枚目とj+1枚目の間隔をDとすると、
    1≦j≦2n
    <Dj+1(1≦j≦n−1)及びD>Dj+1 (n+1≦j≦2n−1)
    の関係を満たすことを特徴とするディスク・ドライブ装置。
  4. データを記憶するディスク状記憶媒体を回転駆動するモータと、
    複数枚の前記ディスク状記憶媒体を前記モータ側から所定の間隔を隔てて順次同軸上に配置したディスク・アセンブリを備えたディスク・ドライブ装置であって、
    前記ディスク・アセンブリは、前記ディスク状記憶媒体を5枚配置し、前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、枚目のディスク状記憶媒体と枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG1、枚目のディスク状記憶媒体と枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG3とすると、G1>G3の関係を満足し、かつ、前記モータに最も近い位置に配置されたディスク状記憶媒体から数えて、枚目のディスク状記憶媒体と枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG2、枚目のディスク状記憶媒体と枚目のディスク状記憶媒体との間隔をG4とすると、G2>G4の関係を満足することを特徴とするディスク・ドライブ装置。
  5. 前記ディスク状記憶媒体の定格回転速度が10000rpm以上であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のディスク・ドライブ装置。
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