JP3736297B2 - 振動型リニアアクチュエータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は可動子に往復振動を行わせる振動型リニアアクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
往復式電気かみそりの駆動源として、近年、振動型リニアアクチュエータが用いられているが、これは電磁石からなるステータと、永久磁石を備える可動子と、可動子を往復動自在に支持するとともにステータが結合固定されるシャーシとで構成されて、電磁石のコイルへの交番電流の供給によって可動子に往復振動を行わせるものであり、電気かみそりにおける内刃は上記可動子に装着されることで、外刃に対する往復動を行う。
【0003】
この時、二つの可動子を平行並列に並べて両可動子を逆位相で駆動することで各可動子の駆動に対する反作用が互いに打ち消されるようにしたものが提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、可動子が平行並列に並んでいることから、各可動子の重心は振動型リニアアクチュエータ全体の重心から可動子の振動方向と直交する方向においてずれたところに位置しており、これが原因で生じる振動まで消すことができない。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは小型で且つ不要振動が少ない振動型リニアアクチュエータを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、電磁石または永久磁石からなるステータと、永久磁石または電磁石を備える可動子と、可動子を往復動自在に支持するとともにステータが結合固定されるシャーシとからなり、電磁石のコイルへの電流供給によって可動子に往復振動を行わせる振動型リニアアクチュエータにおいて、被往復駆動部材に連結される駆動子を夫々備えている二つの可動子が平行並列に配されているとともに、各可動子は夫々他方の可動子の上方にその駆動子を位置させて、駆動子を含む各可動子の重心を可動子の振動方向と直交し且つ両可動子が並ぶ方向において同じ位置としていることに特徴を有している。各可動子の振動方向と直交する方向における重心位置のずれを駆動子の配置位置を他方の可動子上とすることで解消したものである。
【0007】
この場合、一方の可動子はその振動方向中央に連結部を介して駆動子が連結され、他方の可動子はその振動方向中心を対称軸とする門型の連結部を介して駆動子が連結されるようにすることで、可動子の振動駆動に影響を与えることなく重心をずらすことができる。
【0008】
そして、一方の可動子は可動子の振動方向に平行であるとともに駆動子側へ伸びた補強部を備えているものとしたり、該補強部が、他方の駆動子の門型の連結部の下方に小間隔を介して位置して門型の連結部の撓み量を制限しているものを好適に用いることができる。門型の連結部における駆動子につながる中央部を上方に凸となった凸形状としておくのも好ましい。
【0009】
そして、両可動子の往復振動を逆位相に規制するリンクを備えるものにおいては、各可動子のシャーシとの連結部分よりも下方に伸びる部分に上記リンクとの連結部を備えるものとするのが好ましい。
【0010】
一方の可動子の連結部内に補強材を埋め込むと、重心位置の調整を補強材によって容易に行うことができる。
【0011】
この補強材はピンであったり、駆動子が備える駆動ピンと一体に形成されていたり、可動子が備えるバックヨークと一体に形成されていてもよい。
【0012】
板ばねからなるとともに上端がシャーシに連結されている連結部材の下端に各可動子が連結されてシャーシに対して吊り下げ支持されているものでは、可動子の幅より大きい幅を有する連結部材を用いて、可動子が無い方向に連結部材をオフセットして配置しておくとよい。
【0013】
連結部材の可動子との連結部分における幅は、連結部材のシャーシとの連結部分における幅より小さくしていてもよく、また連結部材の可動子との連結部分における幅が、連結部材のシャーシとの連結部分における幅と略同一であってもよい。
【0014】
連結部材における可動子との連結部には成形品であるとともに連結部材の幅より大な幅を有している支持部材を装着して該支持部材を可動子に連結したり、連結部材における可動子との連結部に連結部材を貫通する穴を設けて該部分に一体成形で支持部材を装着し、該支持部材を可動子に連結したりするとよく、支持部材が可動子と略同一幅内において可動子の振動方向に凸となった突部、特に支持部材の外周よりも小さい突部を備えたものとするのも好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、図2〜図5に示す振動型リニアアクチュエータは、往復式電気かみそりの駆動源として用いられるもので、図5に示すように、板金部品として形成されたシャーシ1と、このシャーシ1に結合固定されるステータ2と、シャーシ1に板ばねである連結部材4,4を介して吊り下げ支持される2つの可動子3a,3b、2つの可動子3a,3b間に架設される2つのコイルばね5,5、そして両可動子3a,3bを逆位相で振動させるために両可動子3a,3b間を連結しているリンク6とからなるもので、ここではステータ2が電磁石として構成され、可動子3a,3bが夫々永久磁石31,31を備えて、ステータ2のコイル26,26に交番電流を流すことで、両可動子3a,3bを逆位相で往復振動させるものとなっている。
【0016】
上記連結部材4はその上端が基台40を介してシャーシ1に固定されているとともに各下端の支持部材41が上記可動子3a,3bの両端外面下部に連結されることによって、両可動子3a,3bを吊り下げ支持しているもので、可動子3a,3bを往復振動させる方向にだけばね性を発揮する板ばねからなる該連結部材4は、平行並列に並んでいる両可動子3a,3bの往復動を可能としている。
【0017】
各可動子3a,3bは、バックヨーク32を備えた樹脂成形品として形成されているもので、バックヨーク32の下面に永久磁石31が接着固定されている。また、電気かみそりの内刃が連結される駆動子33a,33bが各可動子3a,3bから上方に向けて突設されているのであるが、可動子3aの駆動子33aは可動子3aの振動方向中央から後方に向けて突出する連結部34を介して設けられ、可動子3bの駆動子33bは可動子3bの両端から前方に向けて突出する門型の連結部35を介して設けられている。
【0018】
2つのコイルばね5,5は可動子3aの連結部34の両側面と可動子3bの門型連結部35の両側内面との間に架設される。また、リンク6はシャーシ1に設けた軸19によって中央が軸支されるとともに両端の軸60,60を可動子3a,3bに連結することで、両可動子3a,3bの往復振動が逆位相でなされるように両可動子3a,3bの動きを規制する。
【0019】
ステータ2は磁性材料の焼結体や磁性材料の鉄板を積層したステータコア20における2つの鉄心部21,21に夫々コイルボビン25,25を介してコイル26,26を巻回した電磁石であり、可動子3に設けた永久磁石31と磁気ギャップを隔てて面対向する。このステータ2のシャーシ1への固定は、シャーシ1の両側部の下端面である結合部10に、ステータコア20の鉄心部21,21の両脇に設けた段部23を当接させて位置決めした状態でこの部分を溶接等の手段で固着することで行われている。図中27は巻線26の引き出し端子であり、2つのコイル26,26は単一の巻線が両コイルボビン25,25をまたぐように巻回されていることから、引き出し端子27の総数は2つだけとなっている。
【0020】
さて、平行並列に配設される二つの可動子3a,3bを備えて、両可動子3a,3bは逆位相で駆動されるのであるが、前述のように、可動子3aは図6に示すように後方側に延びる連結部34を介して駆動子33aが一体に設けられたものであり、可動子3bは図7に示すようにその振動方向中心を対称軸とする門型で前方側に延びる連結部35を介して駆動子33bが一体に連結されており、両可動子3a,3bは、シャーシ1への組み付けに際して、図1及び図8に示すように、門型の連結部35の中を連結部34を通して組み立てられて、可動子3aの上方に駆動子33bが位置し、可動子3bの上方に駆動子33aが位置するものであり、このためにこれら可動子3a、3bの振動方向と直交する前後方向における各重心Ga,Gbは、図9に示すように、両可動子3a,3bが並ぶ前後方向中央部に位置するものとなっている。
【0021】
両重心Ga,Gbを結ぶ直線が可動子3a,3bの往復振動方向と平行となるものであり、このために駆動時に図9中のθ方向への力が生じてしまうのを抑えることができるものである。なお、可動子3a,3bの往復振動方向においても重心Ga,Gbの位置を一致させることで、不要振動をさらに抑制することができるのはもちろんである。
【0022】
可動子3aの上端部に他方の可動子3bの門型の連結部35の下方に小間隔を介して位置する補強部37(図6及び図8参照)を設けているのは、門型の連結部35の撓み量を制限するためであり、駆動子33bに鉛直下向きの力が生じた際に、門型の転結部35の下面を支えて、連結部35の破損を防ぐ。また、上記補強部37は、可動子3aの振動方向に平行で且つ上方に伸びる壁として形成されていることから、駆動子3aが振動方向に力を受けた時に駆動子3a及び連結部34が変形しないように振動方向に対しての支えの働きをする。この結果、連結部34の肉厚を増大させることなく可動子3abの剛性を高くすることができ、全体としての振動方向の小型化を図ることができる。
【0023】
可動子3bにおける門型の連結部35の中央下面に凹部を設けて38を設けて、駆動子33bにつながる中央部を上方に凸となった凸形状としているのは、連結部35を撓みやすくして駆動子33bに鉛直下方向きの力が加わった際の応力を緩和し、これによって連結部35が破損しにくくなるようにしているためである。なお、上記補強部37が存在するために撓み過ぎて破損することはない。
【0024】
また、可動子3aの連結部34内には図1及び図10に示すように補強材36を埋め込んでいるが、該補強材36は連結部34の補強を行うだけでなく、可動子3aの重心位置の調整のための重りとしても機能しており、補強材36の形状変更により、重心位置の調整を容易に行うことができる。
【0025】
また、補強材36は、図11に示すように、バックヨーク32に連結しておくことで、連結部34の補強の役割をより確実に果たすものとなる。なお、補強材36は図12に示すようにピン形状とすることで、補強材36にかかるコストを低減させることができる。図13に示すように、補強材36をバックヨーク32と一体に形成したり、図14に示すように、駆動子33aが備える駆動ピン39と一体に形成してもよい。いずれの場合も部品数の削減及び工程削減を図ることができる。
【0026】
ところで、板ばねからなるとともにシャーシ4から可動子3a,3bを吊り下げ支持している連結部材4であるが、これは図3に示すように、その幅を可動子3a,3bの幅よりも広いものとするとともに、可動子3a,3bが無い方向にオフセットして配置しておくと、可動子3a,3bの間隔を小さく保ったまま、剛性の高い連結部材4を使用することができる。
【0027】
連結部材4の可動子3a,3bとの連結部分における幅は、連結部材4のシャーシ1との連結部分における幅と略同一とするのが、体積効率と連結部材4の剛性とのバランスの確保の点で好ましい。連結部材4の剛性を最大限に保ちながら、振動型リニアアクチュエータ全体としての小型化に最も適した形状を連結部材4が備えるものとなる。
【0028】
なお、連結部材4の可動子3a,3bとの連結部分における幅は、図22に示すように連結部材4のシャーシ1との連結部分における幅より小さくしていてもよい。連結部材4のシャーシ1との連結部分における幅を可動子3a,3bの幅より大きくしている分だけ剛性を高くすることができる。
【0029】
連結部材4と可動子3a,3bとの連結は、図15及び図16に示すように、可動子3a,3bの外側面に角型の係合穴300を設け、連結部材4の下端に成形品である支持部材41を装着して、該支持部材41の角軸部を上記係合穴300に嵌め込んで溶着固定することで行っているのであるが、この時、支持部材41には、図19に示すように、連結部材4と同幅のものよりも、図17に示すように、連結部材4よりも幅が広いものを用いるのが連結部材4への取付強度を高くすることができる点で好ましい。特に、図18に示すように、連結部材4の貫通穴を設けておき、この部分に支持部材41を一体成形することで、連結部材4から支持部材41が外れてしまうようなことがないものを得ることができる。
【0030】
さらに支持部材41の外面側には、図20に示すように、可動子の振動方向に凸となった突部411を設けておくと、可動子3a,3bへの支持部材41の溶着固定ために突部411を押圧して超音波を印加する時、突部411を通じて溶着部に加圧力が集中するために、超音波溶着の強度ばらつきを抑えることができる。
【0031】
突部411は、図21に示すように、支持部材41の外周よりも小さいものである方が好ましい。溶着時に突部411の外周にバリが発生しても支持部材41の外周までバリがはみ出すことはなく、この結果、支持部材41と他部品との干渉による騒音発生を防ぐことができる。
【0032】
図16中の穴301は、前記リンク6の軸60を受ける部材を配設するためのものであり、可動子3a、3bにおける支持部材41との連結点よりも下方に伸ばした部分において上記リンク6との連結を行うようにしているのは、可動子3a,3bの振動方向における寸法を小さくするためである。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、電磁石または永久磁石からなるステータと、永久磁石または電磁石を備える可動子と、可動子を往復動自在に支持するとともにステータが結合固定されるシャーシとからなり、電磁石のコイルへの電流供給によって可動子に往復振動を行わせる振動型リニアアクチュエータにおいて、被往復駆動部材に連結される駆動子を夫々備えている二つの可動子が平行並列に配されているとともに、各可動子は夫々他方の可動子の上方にその駆動子を位置させて、駆動子を含む各可動子の重心を可動子の振動方向と直交し且つ両可動子が並ぶ方向において同じ位置としているために、各可動子の重心位置可動子の振動方向と直交する方向にずれたところにあることに起因する不要振動を無くすことができる。
【0034】
この場合、一方の可動子はその振動方向中央に連結部を介して駆動子が連結され、他方の可動子はその振動方向中心を対称軸とする門型の連結部を介して駆動子が連結されるようにすることで、可動子の振動駆動に影響を与えることなく重心をずらすことができる。
【0035】
そして、一方の可動子は可動子の振動方向に平行であるとともに駆動子側へ伸びた補強部を備えているものとすることで、この可動子の剛性を高くすることできて安定した振動特性を得ることができる。
【0036】
また、上記補強部が、他方の駆動子の門型の連結部の下方に小間隔を介して位置して門型の連結部の撓み量を制限していると、落下などの衝撃に対して強固なものを得ることができる。
【0037】
門型の連結部における駆動子につながる中央部を上方に凸となった凸形状としておけば、門型の連結部への応力集中を避けることができて、落下などの衝撃に対して破損しにくいものを得ることができる。
【0038】
そして、両可動子の往復振動を逆位相に規制するリンクを備えるものにおいては、各可動子のシャーシとの連結部分よりも下方に伸びる部分に上記リンクとの連結部を備えるものとすると、振動方向における全体寸法を小さく保つことができる。
【0039】
一方の可動子の連結部内に補強材を埋め込むと、可動子の剛性確保に加えて、補強材の位置や形状により重心位置の調整を容易に行うことができる。
【0040】
補強材としてピンを用いる場合には、補強材にかかるコストを低減させることができ、駆動子が備える駆動ピンと一体に形成されたものとしたり、可動子が備えるバックヨークと一体に形成されたものとすれば、部品点数の削減及び組立工数の削減を図ることができる。
【0041】
板ばねからなるとともに上端がシャーシに連結されている連結部材の下端に各可動子が連結されてシャーシに対して吊り下げ支持されているものでは、可動子の幅より大きい幅を有する連結部材を用いて、可動子が無い方向に連結部材をオフセットして配置しておくと、可動子間の間隔を小さく保ったままで、連結部材の剛性を高めることができる。
【0042】
連結部材の可動子との連結部分における幅は、連結部材のシャーシとの連結部分における幅より小さくしておけば、下部寸法を小さくすることができる。
【0043】
また連結部材の可動子との連結部分における幅が、連結部材のシャーシとの連結部分における幅と略同一である場合には、全体の小型化の点と、連結部材の剛性の確保との2点においてバランスの良いものを得ることができる。
【0044】
連結部材における可動子との連結部には成形品であるとともに連結部材の幅より大な幅を有している支持部材を装着して該支持部材を可動子に連結しておけば、連結部材と可動部との連結部の強度を高めることができ、落下などの衝撃に対する信頼性の高いものを得ることができる。
【0045】
連結部材における可動子との連結部に連結部材を貫通する穴を設けて該部分に一体成形で支持部材を装着し、該支持部材を可動子に連結すれば、より高い強度のものを得ることができる。
【0046】
支持部材が可動子と略同一幅内において可動子の振動方向に凸となった突部、を備えておれば、超音波溶着で支持部材と可動子とを固着する時、超音波溶着部への圧力と超音波付加とを確実に行うことができて安定した結合力を得ることができる。
【0047】
特に突部を支持部材の外周よりも小さいものとしておくと、超音波溶着時に突部外周に生ずるバリが支持部材と他部材との干渉の原因となってしまうことを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様の一例における可動子の組み合わせ状態における断面図である。
【図2】同上の全体構成を示す正面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の斜視図である。
【図5】同上の分解斜視図である。
【図6】 (a)(b)は同上の一方の可動子の正面図及び右側面図である。
【図7】 (a)(b)は同上の他方の可動子の正面図及び右側面図である。
【図8】 (a)(b)は同上の両可動子の組み合わせ状態における正面図及び右側面図である。
【図9】同上の両可動子の組み合わせ状態における平面図である。
【図10】同上の一方の可動子の断面図である。
【図11】同上の補強材の斜視図である。
【図12】同上の補強材の他例の斜視図である。
【図13】同上の補強材の更に他例の斜視図である。
【図14】一方の可動子の他例の断面図である。
【図15】可動子と連結部材との連結部分を示す斜視図である。
【図16】同上の可動子の部分断面図である。
【図17】 (a)(b)は連結部材と支持部材の側面図及び正面図である。
【図18】 (a)(b)は連結部材と支持部材の他例の断面図及び正面図である。
【図19】 (a)(b)は連結部材と支持部材のさらに他例の側面図及び正面図である。
【図20】 (a)(b)は可動子と連結部材との連結部の側面図及び正面図である。
【図21】 (a)(b)は可動子と連結部材との連結部の他例の側面図及び正面図である。
【図22】別の例の側面図である。
【符号の説明】
3a 可動子
3b 可動子
33a 駆動子
33b 駆動子

Claims (17)

  1. 電磁石または永久磁石からなるステータと、永久磁石または電磁石を備える可動子と、可動子を往復動自在に支持するとともにステータが結合固定されるシャーシとからなり、電磁石のコイルへの電流供給によって可動子に往復振動を行わせる振動型リニアアクチュエータにおいて、被往復駆動部材に連結される駆動子を夫々備えている二つの可動子が平行並列に配されているとともに、各可動子は夫々他方の可動子の上方にその駆動子を位置させて、駆動子を含む各可動子の重心を可動子の振動方向と直交し且つ両可動子が並ぶ方向において同じ位置としていることを特徴とする振動型リニアアクチュエータ。
  2. 一方の可動子はその振動方向中央に連結部を介して駆動子が連結されており、他方の可動子はその振動方向中心を対称軸とする門型の連結部を介して駆動子が連結されていることを特徴とする請求項1記載の振動型リニアアクチュエータ。
  3. 一方の可動子は可動子の振動方向に平行であるとともに駆動子側へ伸びた補強部を備えていることを特徴とする請求項2記載の振動型リニアアクチュエータ。
  4. 補強部は、他方の駆動子の門型の連結部の下方に小間隔を介して位置して門型の連結部の撓み量を制限していることを特徴とする請求項3記載の振動型リニアアクチュエータ。
  5. 門型の連結部は駆動子につながる中央部が上方に凸となった凸形状となっていることを特徴とする請求項2記載の振動型リニアアクチュエータ。
  6. 各可動子はシャーシとの連結部分よりも下方に伸びる部分に、両可動子の往復振動を逆位相に規制するリンクとの連結部を備えていることを特徴とする請求項1記載の振動型リニアアクチュエータ。
  7. 一方の可動子の連結部内には補強材が埋め込まれていることを特徴とする請求項1記載の振動型リニアアクチュエータ。
  8. 補強材はピンであることを特徴とする請求項7記載の振動型リニアアクチュエータ。
  9. 補強材は駆動子が備える駆動ピンと一体に形成されていることを特徴とする請求項7記載の振動型リニアアクチュエータ。
  10. 補強材は可動子が備えるバックヨークと一体に形成されていることを特徴とする請求項7記載の振動型リニアアクチュエータ。
  11. 各可動子は板ばねからなるとともに上端がシャーシに連結されている連結部材の下端に連結されてシャーシに対して吊り下げ支持されており、可動子の幅より大きい幅を有する上記連結部材は可動子が無い方向にオフセットされて配置されていることを特徴とする請求項1記載の振動型リニアアクチュエータ。
  12. 連結部材の可動子との連結部分における幅が、連結部材のシャーシとの連結部分における幅より小さくなっていることを特徴とする請求項11記載の振動型リニアアクチュエータ。
  13. 連結部材の可動子との連結部分における幅が、連結部材のシャーシとの連結部分における幅と略同一であることを特徴とする請求項11記載の振動型リニアアクチュエータ。
  14. 連結部材における可動子との連結部には成形品であるとともに連結部材の幅より大な幅を有している支持部材が装着されて該支持部材が可動子に連結されていることを特徴とする請求項11記載の記載の振動型リニアアクチュエータ。
  15. 連結部材における可動子との連結部には連結部材を貫通する穴が設けられているとともに該部分に一体成形された支持部材が装着されており、該支持部材が可動子に連結されていることを特徴とする請求項11記載の記載の振動型リニアアクチュエータ。
  16. 支持部材は可動子と略同一幅内において可動子の振動方向に凸となった突部を備えていることを特徴とする請求項11記載の振動型リニアアクチュエータ。
  17. 突部は支持部材の外周よりも小さいものであることを特徴とする請求項16記載の振動型リニアアクチュエータ。
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