JP3720480B2 - 電子部品実装機用装着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電子部品の組立や装着を行なう業界等において用いる電子部品実装機用装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
実装機による電子部品の組立や装着にあっては、電子部品の吸着時や装着時において、ノズル先端および電子部品へ掛かる衝撃を緩和するために、吸着ビット本体に緩衝手段を設けることが知られている。
【0003】
従来の緩衝手段は、例えば、図5(a)に示すように、ヘッドユニットのシャフト50に取り付けた吸着ビット51におけるビット本体52内へ、ノズル53を固着した摺動体54を上下動自在に挿嵌させてあって、ビット本体52内において摺動体54上部との間にダンパースプリング55を設けて、前記した衝撃に対応している。
【0004】
また、摺動体54は、ビット本体52に設けた縦溝ガイド56に、該摺動体54より突設させたピン57を係合させることで、ノズル53の上下動を阻害させることなくその回り止めを行なうもので、ダンパースプリング55のばね圧によって摺動体54がビット本体52の底部に押し付けられることで、その摺動部や係合部に隙間があってもノズル53の妄動は防止される。
【0005】
しかしながら、摺動体54の下面がビット本体52の底部より離隔すると、摺動体54とビット本体52内との摺動隙間による軸線の横振れ発生や、縦溝ガイド56とピン57との横方向の隙間によるノズル53の回転ガタを発生して、ノズル53の電子部品の吸着および装着に大きな位置決め等の精度低下を来す。
【0006】
また、吸着ビットの構造が複雑となって、組み付けた際の精度累積誤差が増大して、シャフトに取り付けたときの精度出しが極めて大変となり、しかも、吸着ビットが高価となる。
【0007】
他の例として、図5(b)に示すように、シャフトに取り付けられるホルダー60内に、上下動可能なスリーブ61を介してノズル62を上下動自在に挿嵌させてある。
【0008】
ノズル62は、スリーブ61肉厚より大径の鋼球63がノズル62の長溝64とホルダー60内の浅凹部65に係合し、かつ、ばね66によりノズル62を常時突出側へ付勢させることで、該ノズル62の保持がなされる。
【0009】
また、このノズル62は、ホルダー60の深凹部67へ鋼球63が係合するまでばね68に抗して持ち上げることで、その上下動が自由となり、ノズル62の交換が可能となる。
【0010】
このものは、鋼球63が浅凹部65に係合し位置するときは、ノズル62は、ばね66の押圧力により位置決めされて横方向や回転方向へのガタを生ずることがない。
【0011】
しかし、電子部品の吸着および装着時には、ノズル62の上方への動きによって、鋼球63は、浅凹部65とノズル62の長溝64との隙間分が移動自由となり、該ノズル62の回転を起こすことがある。
【0012】
また、その構成が、ホルダー60と、スリーブ61と、ノズル62との三重構造となるため、それぞれの摺動隙間分の累積誤差が大きくなって、シャフトに取り付けたときの精度出しが極めて困難となる。
等の様々な問題点を有するものであった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記した問題点を解決するためになされたもので、ノズルシャフトの下側に内部に空洞部を有する受筒を設け、この受筒の下端部にノズル体の保持体を設けて、この保持体へ上下方向に対して、その内部に負圧供給路と連通させた吸引孔を形成させたノズル体を所定ストロークの摺動が可能に挿嵌すると共に、受筒内とノズル体上部とに、該ノズル体を常時下方へ付勢させる弾機を介在させて、保持体においてノズル体の固定手段を設けることにより、ノズル体の脱着性を向上させ、ノズル体の軸横方向および回転方向に生ずるガタを可及的に減少させて、電子部品の保持・装着精度を大幅に向上させることができる電子部品実装機用装着装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するため、本発明に係る電子部品実装機用装着装置は、実装機のヘッドユニットに昇降および回転自在に設けられ、その内部に負圧供給路を有するノズルシャフトの下端に、電子部品吸着用のノズル体を着脱自在に取り付けた電子部品実装機用装着装置にあって、ノズルシャフトの下側に設けられ内部に空洞部を有する受筒と、前記空洞部内に下方から挿入され、前記受筒の下端部に螺着されたノズル保持体と、このノズル保持体の摺動孔内に上下方向に対して所定ストロークの摺動が可能に挿嵌し、その内部に前記負圧供給路と連通させた吸引孔を形成させたノズル体と、このノズル体の上に位置するように前記摺動孔に上下方向に移動自在に嵌合、支持され、前記ノズル体が下降端位置に位置している状態でその上端部がノズル保持体の上端面と所定の隙間をおいて対向する筒状のノズル押えと、このノズル押えと前記ノズル体との間に介装された弾性体と、前記ノズル押えの上端部と前記受筒内との間に弾装され、ノズル保持体に装着された前記ノズル体を前記ノズル押えを介して下方へ付勢する弾機と、前記ノズル保持体に設けられ、前記ノズル体を着脱可能に保持する固定手段とを備えさせ、前記固定手段は、ノズル体の外周部に形成させて少なくともこのノズル体の上下移動ストローク長さを有する係止溝と、ノズル保持体においてノズル体の軸方向に対して直交させて求心状に穿設させた取付孔と、この取付孔内に設けてノズル体の係止溝に係合して前記ノズル体を保持する球体と、この球体の保持力をノズル体軸の求心方向に付勢させるノズル弾機とからなるものである。
【0015】
請求項2に記載した発明に係る電子部品実装機用装着装置は、実装機のヘッドユニットに昇降および回転自在に設けられ、その内部に負圧供給路を有するノズルシャフトの下端に、電子部品吸着用のノズル体を着脱自在に取り付けた電子部品実装機用装着装置にあって、ノズルシャフトの下側に設けられ内部に空洞部を有する受筒と、前記空洞部内に下方から挿入され、前記受筒の下端部に螺着されたノズル保持体と、このノズル保持体の摺動孔内に上下方向に対して所定ストロークの摺動が可能に挿嵌し、その内部に前記負圧供給路と連通させた吸引孔を形成させたノズル体と、このノズル体の上に位置するように前記摺動孔に上下方向に移動自在に嵌合、支持され、前記ノズル体が下降端位置に位置している状態でその上端部がノズル保持体の上端面と所定の隙間をおいて対向する筒状のノズル押えと、このノズル押えと前記ノズル体との間に介装された弾性体と、前記ノズル押えの上端部と前記受筒内との間に弾装され、ノズル保持体に装着された前記ノズル体を前記ノズル押えを介して下方へ付勢する弾機と、前記ノズル保持体に複数組設けられ、前記ノズル体を着脱可能に保持する固定手段とを備えさせ、前記固定手段は、ノズル体の外周部に形成させて少なくともこのノズル体の上下移動ストローク長さを有する複数の係止溝と、ノズル保持体においてノズル体の軸方向に対して直交させて求心状に複数穿設させた取付孔と、これら取付孔内に設けてノズル体の係止溝に係合して前記ノズル体を保持する球体と、これら球体の保持力をノズル体軸の求心方向に付勢させるノズル弾機とからなるものである。
【0018】
【実施例】
次に、本発明に関する電子部品実装機用装着装置の実施の一例を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1においてAは電子部品実装機用装着装置で、実装機のヘッドユニット(図示せず)に昇降および回転自在に設けられ、その内部に負圧供給路sを有するノズルシャフトpの下端に、電子部品吸着用のノズル体3を着脱自在に取り付けあるもので、受筒1と、ノズル保持体2(以下、単に保持体2という)と、ノズル体3と、弾機4と、ノズル体3の固定手段5とにより基本的になる。
【0020】
そして、前記した受筒1は、ノズルシャフトpの下側に取り付けられて、内部に所定の空洞部6を有する。
【0021】
前記した保持体2は、受筒1の下端部へその上部の取付ねじ部7により螺着してあって、後記するノズル体3を保持する。
【0022】
前記したノズル体3は、保持体2の摺動孔8へ上下方向に対して所定ストロークの摺動が可能に挿嵌し、その内部にノズルシャフトpの負圧供給路sと連通させた吸引孔9を形成させてある。
【0023】
前記した弾機4は、受筒1内に装着させたばね受10とノズル体3上部とに、ノズル押え11を介して介在させてあって、該ノズル体3を常時下方へ、すなわち、ノズル体3下端部の突出側へ付勢させるもので、コイルスプリングや板ばねの弾性体、エアー等の流体圧等が利用できるもので、本実施例においてはコイルスプリングを用いた。
【0024】
これにより、ノズル体3による電子部品の吸着や搭載において、該ノズル体3に掛かる上方への力は、容易に吸収できると共に、この力が解除されたときは、直ちに、弾機4がノズル体3を元の位置へ復帰させる。
【0025】
なお、ノズル体3の上端部とノズル押え11の下端部とには、両者3,11間の密着性を向上させて吸引エアーもれ防止を行なったり、上下動の衝撃を緩和させるための弾性体3aが設けられている。
【0027】
前記したノズル体3の固定手段5は、保持体2において設けてノズル体3を着脱自在に固定するもので、係止溝12と、取付孔13と、球体14と、ノズル弾機15とからなる。
【0028】
そして、このうち、係止溝12は、ノズル体3の外周部における軸方向に形成させて、少なくともこのノズル体3の上下移動ストローク長さを有するように設けられ、球体14径の半分以下が容入される深さを有する形状である。
【0029】
また、その断面形状は、円弧状や、逆台形状、V字状等が採用されるものであるが、図2に示すように、球体14の外形円弧と略同形の円弧状に形成することが好ましく、更に、図4(a)に示すように、係止溝12の上端部は、球体14の外形面に見合う円弧状に形成する。
【0030】
また、取付孔13は、保持体2においてノズル体3の軸方向に対して直交させて、かつ、求心状に穿設させてあって、この取付孔13内には、ノズル体3の係止溝12に係合して該ノズル体3を保持する球体14を装着してある。
【0031】
そして、この球体14の外側には、該球体14の保持力をノズル体3軸の求心方向に付勢させるノズル弾機15を連係させてあるもので、取付孔13に螺設させためねじ16へ螺合するばね支持部材17により所定押圧力が掛かるようにしてある。
【0032】
この固定手段5は、図2の各例に示すように、一箇所または複箇所に設けるもので、図2(a)に示すように、ノズル体3に対して一箇所に設けることで、ノズル弾機15の押圧力は求心方向に対してノズル体3の一側へ掛かり、その他側においては保持体2の摺動孔8面へ押圧当接して、ノズル体3の下降端位置はもちろんのこと、上昇したどの位置においてもノズル体3の軸横方向および回転方向のガタがでない。
【0033】
また、図2(b)に示すように、ノズル体3に対して求心方向へ対向的に二箇所に設けることで、ノズル体3の中心に設けた吸引孔9の高い位置精度が得られる。
【0034】
更に、図2(c)に示すように、ノズル体3に対して求心方向へ所定の取付角度α、例えば、120°をなして二箇所に設けることにより、同図において示す矢印の方向に分力が発生し、他側部が保持体2の摺動孔8面へ押圧当接して、ノズル体3外径と摺動孔8内径との間隙によるノズル体3の傾きを抑えることができるもので、係止溝12もこの角度αに対応させた位置に設ける。
【0035】
また、取付角度αを変化させることにより、ノズル体3への押付力が変更できて、外力によるノズル体3傾き発生力に耐える保持力が設定できる。
【0036】
更にまた、図2(d)に示すように、ノズル体3に対して求心方向の三箇所に設けることで、ノズル体3の中心に設けた吸引孔9の360°方向に対して一層の高い位置精度が得られるとともに、ノズル弾機15の一箇所当たりの押圧力を小さくできて、固定手段5の小型化が計れる。
【0037】
なお、図1および図4(a)に示すように、係止溝12の上端部12aを、球体14の外形面に見合う円弧状に形成することで、ノズル体3下端部の位置決めや回転方向での位置決めが安定し、また、電子部品の吸着精度および搭載精度が計れる。
【0038】
すなわち、ノズル体3の軸方向の円弧(R)形状の溝深さによって、係止溝12形状に合う球体14が乗り越えようとする力は、図3に示すグラフにおいて、obdのように抜き力が発生し、図4(b)に示すような、係止溝12の上端部をV形溝に形成した場合の抜き力oacdよりもo点での抜き力が大きいことが判る。
【0039】
したがって、図4(a)および(b)において、球体14のノズル弾機15を同じものを用いた場合には、図4(a)に示す円弧状に係止溝12を形成する方が球体14によるノズル体3の保持力があり、ノズル体3を下方へ付勢させる弾機4の押圧力設定値に巾を持たせることができる。
【0040】
また、抜き限界力も係止溝12の深さを深くすることで、前記した設定値を高く設定できて、回転方向も同様に回転限界力を高く設定できる。
【0041】
前記のように構成される本発明の一実施例装置Aは、以下に述べる作用を奏する。
【0042】
ノズルシャフトpに取り付けられたノズル体3は、その固定手段5における球体14が係止溝12に係合し、かつ、ノズル弾機15により所定押圧力により押し付けられて支持されており、弾機4がノズル体3を下方へ押し付けて、球体14へ係止溝12の上部円弧部を当接させているので、摺動部に間隙を生じていても、ノズル体3の軸方向において横振れを起こしたり、回転方向への移動を起こしたりしない。
【0043】
この状態で、実装機におけるヘッドユニットを操作して、そのノズルシャフトpに取り付けられたノズル体3の吸引孔9からのバキュームにより、供給機(図示せず)の電子部品を吸着する。
【0044】
このとき、ノズル体3の吸着面は電子部品面より下方に降下するが、該ノズル体3は弾機4の押圧力に抗してその過降下分が上昇するので、電子部品やヘッドユニットには悪影響を与えない。
【0045】
また、ノズル体3の上昇時も、ノズル弾機15により押圧される球体14が係止溝12に係合しているので、最降下位置の場合と同様に、ノズル体3の軸方向において横振れを起こしたり、回転方向への移動を起こしたりしない。
【0046】
ノズル体3の交換にあっては、このノズル体3を下方へ引っ張ると、係止溝12上部の円弧部に当接している球体14が、この円弧の上端部12aを乗り越えて、ノズル弾機15の押圧力に抗して取付孔13内に引っ込むので、ノズル体3の下方への移動が自由となって、取り出しが行なえる。
【0047】
また、ノズル体3を保持体2の摺動孔8へ押し込むと、該ノズル体3の上端部が球体14をノズル弾機15の押圧力に抗して取付孔13内に引っ込むので、上方への移動が可能となり、係止溝12に球体14が落ち込むことでその固定がなされる。
【0048】
【発明の効果】
前述したように本発明の電子部品実装機用装着装置は、ノズル体に設けた係止溝にノズル弾機の押圧力が働く球体を係合させることで、ノズル体の軸方向の摺動が可能となると共に、摺動部に間隙を生じていても、ノズル体の軸方向において横振れを起こしたり、回転方向への移動を起こしたりすることがない。
【0049】
そのため、ノズル体の下端部の位置決め精度が向上して、電子部品の搭載にあってその高い精度が得られると共に、構造をシンプルに製作できて、かつ、安価に製品を提供することができる。また、ノズル体とノズル押えとの間に弾性体が介装されているから、ノズル体とノズル押えとの間の密着性を向上させて吸引エアーもれ防止を行なったり、上下動の衝撃を緩和することができる。
等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する電子部品実装機用装着装置の一実施例の概略を示す一部を破断して示す正面図である。
【図2】図1における固定手段部を横断して示す各例の平面図である。
【図3】図1における装置おいて、ノズル体の抜き力−ノズル体の軸方向移動量を示す関係図である。
【図4】図1における球体の係止溝への係合状態を示す説明図である。
【図5】従来の装置によるノズルの取付状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A 電子部品実装機用装着装置
s 負圧供給路
p ノズルシャフト
1 受筒
2 保持体
3 ノズル体
4 弾機
5 固定手段
6 空洞部
9 吸引孔
12 係止溝
13 取付孔
14 球体
15 ノズル弾機

Claims (2)

  1. 実装機のヘッドユニットに昇降および回転自在に設けられ、その内部に負圧供給路を有するノズルシャフトの下端に、電子部品吸着用のノズル体を着脱自在に取り付けた電子部品実装機用装着装置にあって、ノズルシャフトの下側に設けられ内部に空洞部を有する受筒と、前記空洞部内に下方から挿入され、前記受筒の下端部に螺着されたノズル保持体と、このノズル保持体の摺動孔内に上下方向に対して所定ストロークの摺動が可能に挿嵌し、その内部に前記負圧供給路と連通させた吸引孔を形成させたノズル体と、このノズル体の上に位置するように前記摺動孔に上下方向に移動自在に嵌合、支持され、前記ノズル体が下降端位置に位置している状態でその上端部がノズル保持体の上端面と所定の隙間をおいて対向する筒状のノズル押えと、このノズル押えと前記ノズル体との間に介装された弾性体と、前記ノズル押えの上端部と前記受筒内との間に弾装され、ノズル保持体に装着された前記ノズル体を前記ノズル押えを介して下方へ付勢する弾機と、前記ノズル保持体に設けられ、前記ノズル体を着脱可能に保持する固定手段とを備えさせ、前記固定手段は、ノズル体の外周部に形成させて少なくともこのノズル体の上下移動ストローク長さを有する係止溝と、ノズル保持体においてノズル体の軸方向に対して直交させて求心状に穿設させた取付孔と、この取付孔内に設けてノズル体の係止溝に係合して前記ノズル体を保持する球体と、この球体の保持力をノズル体軸の求心方向に付勢させるノズル弾機とからなることを特徴とする電子部品実装機用装着装置。
  2. 実装機のヘッドユニットに昇降および回転自在に設けられ、その内部に負圧供給路を有するノズルシャフトの下端に、電子部品吸着用のノズル体を着脱自在に取り付けた電子部品実装機用装着装置にあって、ノズルシャフトの下側に設けられ内部に空洞部を有する受筒と、前記空洞部内に下方から挿入され、前記受筒の下端部に螺着されたノズル保持体と、このノズル保持体の摺動孔内に上下方向に対して所定ストロークの摺動が可能に挿嵌し、その内部に前記負圧供給路と連通させた吸引孔を形成させたノズル体と、このノズル体の上に位置するように前記摺動孔に上下方向に移動自在に嵌合、支持され、前記ノズル体が下降端位置に位置している状態でその上端部がノズル保持体の上端面と所定の隙間をおいて対向する筒状のノズル押えと、このノズル押えと前記ノズル体との間に介装された弾性体と、前記ノズル押えの上端部と前記受筒内との間に弾装され、ノズル保持体に装着された前記ノズル体を前記ノズル押えを介して下方へ付勢する弾機と、前記ノズル保持体に複数組設けられ、前記ノズル体を着脱可能に保持する固定手段とを備えさせ、前記固定手段は、ノズル体の外周部に形成させて少なくともこのノズル体の上下移動ストローク長さを有する複数の係止溝と、ノズル保持体においてノズル体の軸方向に対して直交させて求心状に複数穿設させた取付孔と、これら取付孔内に設けてノズル体の係止溝に係合して前記ノズル体を保持する球体と、これら球体の保持力をノズル体軸の求心方向に付勢させるノズル弾機とからなることを特徴とする電子部品実装機用装着装置。
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