JP3712459B2

JP3712459B2 - Method for measuring swing behavior of golf club head

Info

Publication number: JP3712459B2
Application number: JP02711896A
Authority: JP
Inventors: 紀生松本
Original assignee: Fujikura Rubber Ltd
Current assignee: Fujikura Composites Inc
Priority date: 1996-02-14
Filing date: 1996-02-14
Publication date: 2005-11-02
Anticipated expiration: 2016-02-14
Also published as: JPH09215807A

Description

【０００１】
【技術分野】
本発明は、ゴルフクラブヘッドのスイング中の挙動を測定する方法に関する。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】
ゴルフゴルフクラブの性質や性能の評価には、実際にスイングしたときの挙動を観察し、研究することが不可欠である。このため既に、ゴルフクラブヘッドをスイングしたとき、所定時間（例えば５００ｍｓ）間隔で連続ストロボ撮影し、その連続撮影画像を画面上に重ねて表示してゴルフクラブヘッドの挙動を測定するシステムが実用化されている。しかし、従来のシステムは、スイングのアウトサイドイン、インサイドアウト等の判定、ヘッドスピード等の単純なデータを得ることに限られており、より詳細な挙動を知るには不十分であった。
【０００３】
【発明の目的】
本発明は、ゴルフクラブヘッドのスイング中の挙動、例えば、ヘッドの複数部分のインパクト前後のヘッドスピード、フェイス角の変化、ロフト角の変化、インパクト時にヘッドフェースのどの位置にボールが当ったか、その当った部分のヘッドスピード、平面と側面におけるヘッド軌道を測定することができる方法を得ることを目的とする。
【０００４】
【発明の概要】
本発明は、その一態様によると、クラブシャフトを理想飛球線方向と直角におき、かつ該クラブシャフトの先端に固定されているヘッドの固有のリアルロフト角が正確に出るように構えたとき、クラブシャフトの軸線を通り飛球方向と直交する平面を想定するステップ；この平面がヘッドの上面を切る線上に直線を描き、この直線に直交する平行な３本の平行線を描いて、平面参照ポイントとして、ヒール、センタ、トウの３点を形成するステップ；上記平面がヘッドの側面を切る線上に直線を描き、この直線に直交する平行な３本の平行線を描いて、側面参照ポイントとして、上、中、下の３点を形成するステップ；このゴルフクラブヘッドをスイングしたときの挙動を側面と平面から連続ストロボ撮影してその各ストロボ撮影画像を重ねて画面上に表示するステップ；および上記各ストロボ撮影画像における上記３点の平面参照ポイントと３点の側面参照ポイントの位置情報を画像入力手段を操作して入力し、ＣＰＵにより各ストロボ撮影画像間における上記６点の挙動を検出して、該ゴルフクラブヘッドの挙動を解析するステップ；を有することを特徴としている。
【０００５】
この方法はさらに、さらにクラブヘッドの固有のリアルロフト角を入力するステップを有することが望ましく、このリアルロフト角情報と各ストロボ撮影画像におけるゴルフクラブヘッドの側面の３点の位置情報とからそれぞれの時点における変動ロフト角を検出することができる。さらに各ストロボ撮影画像から求めた変動ロフト角から、スイング中の変動ロフト角の変化を検出することができる。
【０００６】
同様に、クラブヘッドの固有の基準フェイス角を入力するステップを有することが望ましく、この基準フェイス角情報と各ストロボ撮影画像におけるゴルフクラブヘッドの上面の３点の位置情報とからそれぞれの時点における変動フェイス角を検出することができる。さらに、各ストロボ撮影画像から求めた変動ロフト角から、スイング中の変動ロフト角の変化を検出することができる。
【０００７】
本発明方法によれば、各ストロボ撮影画像におけるゴルフクラブヘッドの上面の３点の位置の変化からトウ側、中心、ヒール側のそれぞれのヘッドスピードを検出することができる。
【０００８】
本発明方法ではさらに、画面上に打突前のボールの上面の中心原点座標を入力するステップと、ストロボ撮影画像から、ボール打突時のボールの上面中心とヘッドの上面中心との位置のズレを検出するステップを備えることが好ましい。
【０００９】
本発明方法ではさらに、側面画像を利用するため、画面上に打突前のボールの側面の中心原点座標を入力するステップと、ストロボ撮影画像から、ボール打突時のボールの側面中心とヘッドの側面中心との位置のズレを検出するステップとを備えることが好ましい。
【００１０】
本発明は、別の態様によると、ゴルフクラブヘッドをスイングしたときの挙動を所定時間間隔で連続ストロボ撮影し、各ストロボ撮影画像を画面上に重ねて表示してゴルフクラブヘッドの挙動を測定するシステムにおいて、クラブシャフトを理想飛球線方向と直角におき、かつ該クラブシャフトの先端に固定されているヘッドの固有のリアルロフト角が正確に出るように構えたとき、クラブシャフトの軸線を通り飛球方向と直交する平面を想定するステップ；この平面がヘッドの上面を切る線上に直線を描き、この直線に直交する平行な３本の平行線を描いて、平面参照ポイントとして、ヒール、センタ、トウの３点を形成するステップ；上記平面がヘッドの側面を切る線上に直線を描き、この直線に直交する平行な３本の平行線を描いて、側面参照ポイントとして、上、中、下の３点を形成するステップ；画面上に、打突前のボールの平面と側面の中心原点座標を入力するステップ；ゴルフクラブヘッドにボールが当る直前または直後のストロボ撮影画面上に、上記６点の参照ポイントの位置を入力するステップ；およびボールの中心原点座標と、上記６点の参照ポイントの位置とから、クラブヘッドのフェース上のボール打突位置を表示するステップ；を有することを特徴としている。
【００１１】
この態様では、ヘッドがボールに当る前のストロボ撮影画像と、当った後のストロボ撮影画像とにおけるそれぞれの参照ポイントの位置データと、ストロボ撮影時間間隔データとからボールが当った場所のヘッドスピードを演算するステップを備えることができる。
【００１２】
【発明の実施形態】
以下図面を用いて本発明によるスイング挙動の測定方法を説明する。図１、図２は、ゴルフクラブヘッド（以下ヘッド）１０に付す参照ポイントの例を示している。いま、クラブシャフト１１を理想飛球線方向と直角におき、かつその固有のリアルロフト角が正確に出るように構えたとき、クラブシャフト１１の軸線１１ｘを通り飛球方向と直交する平面を想定する。この平面がヘッド１０の上面と側面を切る線上に、それぞれ直線１２、１３を描き、さらに、この直線１２、１３に直交する平行な３本の平行線１２ａ、１２ｂ、１２ｃ、同１３ａ、１３ｂ、１３ｃを描いて、平面参照ポイントとして、P_H（ヒール）、P_C（センタ）、P_T（トウ）を形成し、側面参照ポイントとして、S_U（上）、S_C（中心）、S_D（下）を形成する。この参照ポイントP_Cの平面正射影とS_Cの側面正射影のフェイス面１０ａ上での交点は、フェイス面１０ａのスイートスポットと大略一致させる。
【００１３】
これらの合計６点の参照ポイントを以上のように設定すると、ヘッド１０のフェイス面１０ａが直線１２に対してなす角αを基準フェイス角として設定することができ、直線１３に対してなす角βを、リアルロフト角とすることができる。この基準フェイス角αとリアルロフト角βは、各ヘッド１０に固有の値である。これらの参照ポイントは、ヘッド１０に直接描いてもよいが、Ｅ字状にしたテープ体を、被測定ヘッド１０に張り付けることで形成することができる。勿論、単なるスポットとして描いてもよいが、直線の交点として描くと、画面上でみやすいという利点がある。
【００１４】
次に、図５、図６は、このヘッド１０によってヒットするボール２０に描く３本の周線２１の例を示している。この周線２１は、ボール２０の最大径部に、互いに直交する関係で描いたもので、ティー２２上に置くときには、平面からみて一つの十字線部２１ｘが中心に位置し、側面からみて別の十字線部２１ｙが中心に位置し、かつ十字線を構成する一対の周線２１の一方が飛球方向（略水平方向）に向くようにセットされる。図１２にクラブヘッド１０とボール２０の斜視図を示した。
【００１５】
図３は、連続赤外ストロボ撮影装置を概念的に示す。ティー２２の側部には、水平ＴＶカメラ（撮像装置）３０Ｈと赤外ストロボ連続発光器３１が位置し、上部には、垂直ＴＶカメラ（撮像装置）３０Ｖが位置している。赤外ストロボ連続発光器３１は、調整可能な所定の正確な時間間隔（例えば２００〜６００ｍｓ）で赤外光を連続発光するもので、水平ＴＶカメラ３０Ｈと垂直ＴＶカメラ３０Ｖは赤外光に感度を持っている。ＴＶカメラ３０Ｈ、３０Ｖは、例えば赤外ストロボ連続発光器３１の最初の発光に同期してバルブ状態で撮像を開始し、所定時間後に終了する。あるいはストロボ発光に同期して発光数だけ撮像し、その画像をパソコンで重ねる。具体的な撮像方法は問うものではないが、いずれにしても、スイング中に赤外ストロボ連続発光器３１を連続発光させると、その発光時の複数のストロボ撮影画像が重ねられて、図４に模式的に示すディスプレイ３３の画面上に表示される。
【００１６】
図４では、画面の上半分に平面画像を、下半分に側面画像を分割表示している。図４と図１０は、信号の処理系統を示しており、水平ＴＶカメラ３０Ｈと垂直ＴＶカメラ３０Ｖからの画像信号は、画像入力手段３４を介してＣＰＵ３５に入力される。ＣＰＵ３５には、キーボード３６とマウス（画面入力手段）３７が接続されており、ディスプレイ３３は、画像入出力手段３８を介してディスプレイ３３に接続されている。キーボード３６は、測定日時、温度、湿度、被測定クラブに固有の基準フェイス角α、リアルロフト角β等の固有値を入力するために用いられる。マウス３７は、画面上のポインタ３７ａを移動させ、クリックすることで、ディスプレイ３３の画面で接触した点の画面上での位置情報をＣＰＵ３５に与える。図１１は、ポインタ３７ａの例を示すもので、十字線の中心を空間３７ｂとしている。このポインタ３７ａは、空間３７ｂを参照ポイントに合致させることができるので、参照ポイントの位置を正確に入力することができる。マウスの代わりにライトペン等を用いてもよい。
【００１７】
上記構成を備えた装置によって、本発明方法は次のようにしてスイング挙動を測定する。まず、ディスプレイ３３の画面上で、スケール設定をする。スケール設定は、実際のある既知のポイント間隔をマウス３７で入力し、画面上での長さに変換する設定である。このスケール設定は、水平ＴＶカメラ３０Ｈと垂直ＴＶカメラ３０Ｖが別々のカメラであるから、原則として平面画像と側面画像のそれぞれにおいて行なう。次に、ティー２２上に置いたボール２０の平面中心（十字線部）２１ｘと、側面中心（十字線部２１ｙ）の位置を入力し、両者の交点を原点とするＸＹ座標系を構成する。この原点座標のうち側面中心は、ボール２０の径が既知であるから、ティー２２の高さを予め入力しておくことで、設定することが可能である。また、平面中心も、ティー２２の位置を固定すれば、ティー２２の位置から入力することができる。さらに、キーボード３６を介して、被測定ヘッド１０の基準フェイス角α、リアルロフト角βを含む所要データを入力する。
【００１８】
以上の初期設定の後、クラブシャフト１１を持つゴルファーが実際にスイングし、ボール２０をヒットする。この打突の前後において、赤外ストロボ連続発光器３１を駆動し、水平ＴＶカメラ３０Ｈと垂直ＴＶカメラ３０Ｖを動作させて撮像すると、ディスプレイ３３に、図７および図８に模式的に示す連続ストロボ撮影画像が得られる。この実施例では、打突の前に２回、後に３回のストロボ発光が生じるように赤外ストロボ連続発光器３１のトリガータイミングと発光間隔を設定している。ボールヒット前後のクラブヘッドの挙動を正確に知るためには、このように画面上に最低５回のストロボ発光画像が重畳表示されるようにすることが望ましい。図７、図８においては、早い画像から順に、ヘッド１０、平面参照ポイントP_H、P_C、P_T、および側面参照ポイントS_U、S_C、S_Dにそれぞれ、１ないし５のサフィックスを付している。
【００１９】
次に、ディスプレイ３３上において、これらの平面参照ポイントと側面参照ポイントの位置情報をマウス３７を介して入力する。この位置情報により、スイングのどの時点で各参照ポイントがどこに位置していたかが分かる。各ストロボ撮影画像の撮影間隔は、一定（例えば５００ｍｓ）であるから、各参照ポイントが、この一定時間内に移動した距離を求めれば、その各参照ポイントの速度を求めることができる。すなわち、ヘッド１０の各移動区間（ストロボ撮影画面）間のトウ、センタ、ヒール、上、中心、下の各ヘッドスピード、ボール２０を打突する前後のこれら各点のヘッドスピードの変化を求めることができる。さらに、各参照ポイントの位置情報から、直線１２と１３の傾斜が分かるから、被測定ヘッド１０に固有の基準フェイス角α、リアルロフト角βを加味して、各スイング位置での変動ロフト角と変動フェイス角、および変動ロフト角と変動フェイス角の変化の様子を知ることができる。スイング中にフェイス面が水平面となす角度を変動ロフト角とし、垂直面となす角度を変動フェイス角とする。
また、平面参照ポイントと側面参照ポイントとの変動位置データから、平面と側面のヘッド１０の移動軌跡（軌道）を数値化して得ることができる。
【００２０】
さらに、ボール２０の位置が原点座標として入力されているから、ボール２０をヒットする前と後のヘッド１０のストロボ撮影画像を用いることにより、フェイス面１０ａのボールが当った位置を検出することもできる。このためには、ボールに当る直前と直後の各１回のヘッド１０のストロボ撮影画像による位置データを用い、この両画像の間では、各参照ポイントが直線または特定の曲線で移動すると仮定する。そうすれば、その仮想直線または曲線に沿って移動したヘッド１０のフェイス面１０ａ上のどこに、ボール２０が当接したかを知ることができる。図９は、ボール２０の中心（原点）と、ボール２０が当ったフェイス面１０ａ上の位置３９の表示例を示している。さらに、このボールが当った部分のフェイス面１０ａのヘッドスピードも演算することができる。この演算は、例えば、平面では、トウとヒールの移動速度が分かるから、この移動速度を当った部分のトウとヒールからの距離に応じて比例配分すればよい。側面についても、同様の計算により求めることができる。
【００２１】
【発明の効果】
本発明のスイング挙動の測定方法によれば、ゴルフクラブヘッドの挙動、例えば、ヘッドの複数部分のインパクト前後のヘッドスピード、フェイス角の変化、ロフト角の変化、インパクト時にヘッドフェースのどの位置にボールが当ったか、その当った部分のヘッドスピード、平面と側面のヘッド軌道を測定することができる。これらのデータは、ゴルファーの問題点の発見は勿論、ボール挙動の測定と合わせ、ゴルフクラブの試作、設計、シュミレーションゴルフ等に利用することができる。より具体的には、スイングロボットにより、クラブシャフトを変えながら同一のスイングでスイングさせたときの打突位置の変化、同一ロットのクラブシャフトを同一のスイングでスイングさせたときの打突位置の変化等を検出することにより、シャフトの性質、製造のばらつき等をチェックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるスイング挙動の測定方法に用いるクラブヘッドの平面参照ポイントの例を示す平面図である。
【図２】同側面参照ポイントの例を示す側面図である。
【図３】スイングの連続ストロボ撮影装置の概念図である。
【図４】本発明方法を実施するためのハード構成の接続例を示す図である。
【図５】ティー上にセットしたボールの側面図である。
【図６】同平面図である。
【図７】平面参照ポイントによる処理例を示す図である。
【図８】側面参照ポイントによる処理例を示す図である。
【図９】クラブフェースのどこにボールが当ったかを表示するディスプレイの例を示す図である。
【図１０】本発明方法の処理手順を示すブロック図である。
【図１１】参照ポイントの位置を画面上で入力するためのポインタの具体例を示す図である。
【図１２】参照ポイントを付したクラブヘッドと、周線を付したボールの斜視図である。
【符号の説明】
平面参照ポイント P_H P_C P_T
側面参照ポイント S_H S_C S_D
１０ヘッド
１１クラブシャフト
２０ボール
２１周線
２２ティー
３０Ｈ３０ＶＴＶカメラ（撮像装置）
３１赤外ストロボ連続発光器
３３ディスプレイ
３４画像入力手段
３５ＣＰＵ
３６キーボード
３７マウス（画面入力手段）
３７ａポインタ
３８画像入出力手段[0001]
【Technical field】
The present invention relates to a method for measuring the behavior of a golf club head during a swing.
[0002]
[Prior art and its problems]
In order to evaluate the properties and performance of golf golf clubs, it is essential to observe and study the behavior when actually swinging. For this reason, when a golf club head has already been swung, a system that measures the behavior of a golf club head by taking continuous flash photography at predetermined time intervals (for example, 500 ms) and displaying the continuously shot images on a screen is put into practical use. Has been. However, the conventional system is limited to obtaining simple data such as determination of outside-in / out of the swing, inside-out, etc., head speed, etc., and is insufficient to know more detailed behavior.
[0003]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention relates to the behavior of a golf club head during a swing, for example, the head speed before and after impact of a plurality of parts of the head, the change of the face angle, the change of the loft angle, the position on the head face at the time of impact, It is an object of the present invention to obtain a method capable of measuring the head speed of the hit portion and the head trajectory on the flat surface and the side surface.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION
According to one aspect of the present invention, when the club shaft is placed at a right angle to the ideal flying ball direction and the head is fixed so that the inherent real loft angle of the head fixed to the tip of the club shaft is accurately obtained. Step of assuming a plane that passes through the axis of the club shaft and is orthogonal to the flying ball direction; this plane draws a straight line on the line that cuts the top surface of the head, and draws three parallel lines that are orthogonal to the straight line. Step of forming three points of heel, center, and toe as reference points; draw a straight line on the line where the plane cuts the side of the head, draw three parallel lines orthogonal to the straight line, and refer to the side reference point as, on, in, step to form a three-point below; overlapping the respective flash captured image behavior when swinging the golf club head continuously flash photography from the side and plane Step displayed on the screen; the and the positional information of the side surface reference point of the plane reference points and 3 points of the three points in each flash photography image input by operating the image input unit, between each strobe photographing image by the CPU And detecting the behavior of the six points to analyze the behavior of the golf club head.
[0005]
Preferably, the method further includes the step of inputting a specific real loft angle of the club head. From the real loft angle information and the position information of the three points on the side surface of the golf club head in each stroboscopic image, The fluctuating loft angle at the time can be detected. Furthermore, it is possible to detect a change in the varying loft angle during the swing from the varying loft angle obtained from each strobe image.
[0006]
Similarly, it is desirable to have a step of inputting a specific reference face angle of the club head, and a change at each time point from the reference face angle information and position information of three points on the top surface of the golf club head in each stroboscopic image. The face angle can be detected. Furthermore, a change in the varying loft angle during the swing can be detected from the varying loft angle obtained from each strobe image.
[0007]
According to the method of the present invention, the head speeds on the toe side, the center, and the heel side can be detected from changes in the positions of three points on the top surface of the golf club head in each strobe image.
[0008]
In the method of the present invention, the step of inputting the center origin coordinate of the upper surface of the ball before hitting on the screen and the deviation of the position between the upper surface center of the ball and the upper surface of the head at the time of the ball hit from the strobe image. Preferably, the method includes a step of detecting.
[0009]
Further, in the method of the present invention, in order to use the side image, the step of inputting the center origin coordinate of the side surface of the ball before hitting on the screen, and the center of the side surface of the ball at the time of hitting the ball and the head It is preferable to include a step of detecting a positional deviation from the center of the side surface.
[0010]
According to another aspect of the present invention, the behavior of the golf club head is measured by continuously shooting the behavior of the golf club head when the golf club head is swung at a predetermined time interval and displaying each strobe photographed image on the screen. In the system, when the club shaft is placed at a right angle to the ideal flying ball direction and the head is fixed so that the inherent real loft angle of the head fixed to the tip of the club shaft is accurately obtained, it passes through the axis of the club shaft. Assuming a plane orthogonal to the flying ball direction; draw a straight line on a line that cuts the upper surface of the head, draw three parallel lines perpendicular to the straight line, and use the heel, center as a plane reference point A step of forming three points on the tow; a straight line is drawn on a line where the plane cuts the side surface of the head, and three parallel lines perpendicular to the straight line are drawn; As a surface reference point, on, in, step to form a three-point below; on the screen, step inputs the center origin coordinate of the plane and side of the ball striking突前; immediately before or after the ball strikes a golf club head A step of inputting the positions of the six reference points on the strobe shooting screen; and the ball hitting position on the face of the club head from the coordinates of the center origin of the ball and the positions of the six reference points. A step of displaying.
[0011]
In this aspect, the head speed of the place where the ball hit is determined from the position data of each reference point in the strobe shot image before the head hits the ball, the strobe shot image after hitting, and the strobe shooting time interval data. A step of calculating can be provided.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a method for measuring swing behavior according to the present invention will be described with reference to the drawings. 1 and 2 show examples of reference points attached to a golf club head (hereinafter referred to as a head) 10. Now, when the club shaft 11 is placed at a right angle to the ideal flying ball direction and its specific real loft angle is accurately set, a plane passing through the axis 11x of the club shaft 11 and orthogonal to the flying ball direction is assumed. To do. This plane draws straight lines 12 and 13 on the line that cuts the upper surface and side surfaces of the head 10, respectively, and furthermore, three parallel parallel lines 12a, 12b, 12c, 13a, 13b orthogonal to the straight lines 12, 13 13c is drawn to form P _H (heel), P _C (center), and P _T (toe) as plane reference points, and S _U (upper), S _C (center), and S _D as side reference points. (Bottom) is formed. The intersection point on the face surface 10a of the plane orthographic projection of the reference point P _C and the side projection of S _C is approximately matched with the sweet spot of the face surface 10a.
[0013]
When these six reference points are set as described above, an angle α formed by the face surface 10a of the head 10 with respect to the straight line 12 can be set as a reference face angle, and an angle β formed with respect to the straight line 13 is set. Can be a real loft angle. The reference face angle α and the real loft angle β are values specific to each head 10. These reference points may be drawn directly on the head 10, but can be formed by attaching an E-shaped tape body to the head 10 to be measured. Of course, it may be drawn as a simple spot, but drawing it as an intersection of straight lines has the advantage of being easy to see on the screen.
[0014]
Next, FIGS. 5 and 6 show an example of three peripheral lines 21 drawn on the ball 20 hit by the head 10. The circumferential line 21 is drawn on the maximum diameter portion of the ball 20 so as to be orthogonal to each other. When placed on the tee 22, one cross-line portion 21 x is located at the center when viewed from the plane, and is separated from the side surface. The cross line portion 21y is positioned at the center, and one of the pair of peripheral lines 21 constituting the cross line is set to face the flying ball direction (substantially horizontal direction). FIG. 12 is a perspective view of the club head 10 and the ball 20.
[0015]
FIG. 3 conceptually shows a continuous infrared strobe photographing apparatus. A horizontal TV camera (imaging device) 30H and an infrared strobe continuous light emitter 31 are located on the side of the tee 22, and a vertical TV camera (imaging device) 30V is located on the top. The infrared strobe continuous light emitter 31 continuously emits infrared light at a predetermined and precise adjustable time interval (for example, 200 to 600 ms). The horizontal TV camera 30H and the vertical TV camera 30V are sensitive to infrared light. have. For example, the TV cameras 30H and 30V start imaging in a bulb state in synchronization with the first light emission of the infrared strobe continuous light emitter 31, and end after a predetermined time. Alternatively, the number of flashes is taken in synchronization with the flash emission, and the images are superimposed on a personal computer. The specific imaging method is not questioned, but in any case, if the infrared strobe continuous light emitter 31 is caused to emit light continuously during the swing, a plurality of strobe shot images at the time of the light emission are superimposed. It is displayed on the screen of the display 33 schematically shown.
[0016]
In FIG. 4, a flat image is displayed in the upper half of the screen and a side image is displayed in the lower half. 4 and 10 show signal processing systems. Image signals from the horizontal TV camera 30H and the vertical TV camera 30V are input to the CPU 35 via the image input means 34. FIG. A keyboard 36 and a mouse (screen input means) 37 are connected to the CPU 35, and the display 33 is connected to the display 33 via an image input / output means 38. The keyboard 36 is used to input eigenvalues such as measurement date / time, temperature, humidity, reference face angle α and real loft angle β specific to the club to be measured. The mouse 37 moves the pointer 37a on the screen and clicks to give the CPU 35 position information on the screen of the point touched on the screen of the display 33. FIG. 11 shows an example of the pointer 37a, and the center of the crosshair is a space 37b. Since the pointer 37a can match the space 37b with the reference point, the position of the reference point can be accurately input. A light pen or the like may be used instead of the mouse.
[0017]
With the apparatus having the above configuration, the method of the present invention measures the swing behavior as follows. First, the scale is set on the screen of the display 33. The scale setting is a setting in which an actual known point interval is input with the mouse 37 and converted into a length on the screen. Since the horizontal TV camera 30H and the vertical TV camera 30V are separate cameras, the scale is set for each of the planar image and the side image in principle. Next, the positions of the plane center (cross line portion) 21x and the side surface center (cross line portion 21y) of the ball 20 placed on the tee 22 are input, and an XY coordinate system having the intersection point of the two as the origin is configured. Since the diameter of the ball 20 is known, the center of the side surface among the origin coordinates can be set by inputting the height of the tee 22 in advance. Also, the center of the plane can be input from the position of the tee 22 if the position of the tee 22 is fixed. Further, necessary data including the reference face angle α and the real loft angle β of the head 10 to be measured is input via the keyboard 36.
[0018]
After the above initial setting, the golfer having the club shaft 11 actually swings and hits the ball 20. Before and after the impact, when the infrared strobe continuous light emitter 31 is driven and the horizontal TV camera 30H and the vertical TV camera 30V are operated to pick up an image, the continuous strobe shown schematically in FIGS. A captured image is obtained. In this embodiment, the trigger timing and the light emission interval of the infrared strobe continuous light emitter 31 are set so that the strobe light is emitted twice before the impact and three times later. In order to accurately know the behavior of the club head before and after the ball hit, it is desirable that the strobe light emission image is superimposed and displayed at least five times on the screen. 7 and FIG. 8, suffixes 1 to 5 are added to the head 10, the plane reference points P _H , P _C , P _T and the side reference points S _U , S _C , _SD , respectively, in order from the earliest image. are doing.
[0019]
Next, the position information of these plane reference points and side reference points is input via the mouse 37 on the display 33. From this position information, it is possible to know at which point in the swing each reference point was located. Since the shooting interval of each strobe image is constant (for example, 500 ms), the speed of each reference point can be obtained by calculating the distance that each reference point has moved within this fixed time. That is, tow, center, heel, upper, center, and lower head speeds during each movement section (strobe shooting screen) of the head 10 and changes in head speeds at these points before and after hitting the ball 20 are obtained. Can do. Further, since the inclinations of the straight lines 12 and 13 can be found from the position information of each reference point, the fluctuation loft angle at each swing position can be calculated by taking into account the reference face angle α and the real loft angle β inherent to the head 10 to be measured. It is possible to know the change face angle and the change of the change loft angle and the change face angle. The angle between the face surface and the horizontal plane during the swing is defined as the variable loft angle, and the angle formed with the vertical surface is defined as the variable face angle.
Further, the movement trajectory (trajectory) of the head 10 on the plane and the side surface can be obtained by quantifying from the fluctuation position data of the plane reference point and the side surface reference point.
[0020]
Further, since the position of the ball 20 is input as the origin coordinates, the position of the face 10a hitting the ball can be detected by using the stroboscopic images of the head 10 before and after hitting the ball 20. it can. For this purpose, it is assumed that the position data based on the stroboscopic image of each head 10 immediately before and immediately after hitting the ball is used, and each reference point moves along a straight line or a specific curve between the two images. Then, it can be known where on the face surface 10a of the head 10 moved along the virtual straight line or curve the ball 20 has come into contact. FIG. 9 shows a display example of the center (origin) of the ball 20 and the position 39 on the face surface 10a where the ball 20 hits. Furthermore, the head speed of the face surface 10a of the portion hit by the ball can also be calculated. For example, since the movement speed of the toe and the heel can be known on a plane, this calculation may be proportionally distributed according to the distance from the toe and the heel of the hit portion. The side surface can be obtained by the same calculation.
[0021]
【The invention's effect】
According to the method for measuring swing behavior of the present invention, the behavior of a golf club head, for example, head speed before and after impact of multiple portions of the head, change in face angle, change in loft angle, ball position on the head face at the time of impact. It is possible to measure the head speed of the hit portion, the head trajectory of the flat surface and the side surface. These data can be used for golf club prototyping, design, simulation golf, etc., as well as finding golfer problems, as well as measuring ball behavior. More specifically, the impact position changes when the swing robot swings with the same swing while changing the club shaft, and the impact position changes when the same lot of club shafts are swung with the same swing. By detecting the above, it is possible to check the properties of the shaft, manufacturing variations, and the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing an example of a plane reference point of a club head used in a method for measuring swing behavior according to the present invention.
FIG. 2 is a side view showing an example of the same side reference point.
FIG. 3 is a conceptual diagram of a swing continuous strobe photographing device.
FIG. 4 is a diagram showing a connection example of a hardware configuration for carrying out the method of the present invention.
FIG. 5 is a side view of a ball set on a tee.
FIG. 6 is a plan view of the same.
FIG. 7 is a diagram illustrating a processing example using a plane reference point;
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of processing by a side reference point.
FIG. 9 is a diagram showing an example of a display that displays where on the club face a ball has hit.
FIG. 10 is a block diagram showing a processing procedure of the method of the present invention.
FIG. 11 is a diagram showing a specific example of a pointer for inputting the position of a reference point on the screen.
FIG. 12 is a perspective view of a club head with a reference point and a ball with a circumference.
[Explanation of symbols]
Plane reference point P _H P _C P _T
Side reference point S _H S _C S _D
10 Head 11 Club shaft 20 Ball 21 Circumference line 22 Tee 30H 30V TV camera (imaging device)
31 Infrared strobe continuous light emitter 33 Display 34 Image input means 35 CPU
36 Keyboard 37 Mouse (Screen input means)
37a Pointer 38 Image input / output means

Claims

When the club shaft is placed at a right angle to the ideal flying ball direction, and the real loft angle specific to the head fixed to the tip of the club shaft is accurately set, it passes through the axis of the club shaft and the flying ball direction. Assuming orthogonal planes;
Drawing a straight line on a line that cuts the upper surface of the head and drawing three parallel lines orthogonal to the straight line to form three points of heel, center, and toe as plane reference points;
A step of drawing a straight line on a line that cuts the side surface of the head and drawing three parallel lines perpendicular to the straight line to form upper, middle, and lower three points as side reference points;
A step of continuously strobe photographing the behavior when swinging the golf club head from the side and the plane, and displaying each strobe photographed image on the screen by superimposing; and the three plane reference points in each strobe photographed image; The step of inputting the position information of the three side reference points by operating the image input means, detecting the behavior of the six points between the respective strobe images by the CPU, and analyzing the behavior of the golf club head;
A method for measuring the swing behavior of a golf club head, comprising:

The swing behavior measuring method according to claim 1, further comprising a step of inputting a specific real loft angle of the club head, and the three side reference points of the golf club head in the real loft angle information and each strobe image. Swing behavior measurement method for detecting a fluctuating loft angle at each time point from the position information of each.

2. The swing behavior measuring method according to claim 1, further comprising the step of inputting a specific reference face angle of the club head, and the three reference plane points of the golf club head in each strobe photographed image. The swing behavior measurement method of a golf club head which detects the change face angle in each time from the position information of each.

3. The swing behavior measuring method according to claim 2, wherein a change in the varying loft angle during the swing is detected from the varying loft angle obtained from each strobe image.

2. The swing behavior measurement method according to claim 1, wherein the head speed on each of the toe side, the center, and the heel side is detected from a change in position of the three plane reference points of the golf club head in each stroboscopic image. Method.

The swing behavior measuring method according to claim 1, further comprising: inputting a center origin coordinate of a plane of the ball before hitting on the screen; and a center of the plane of the ball at the time of hitting the ball and the head from the strobe image. A method for measuring a swing behavior, comprising: detecting a shift in position with respect to a plane center.

2. The swing behavior measuring method according to claim 1, further comprising: inputting a center origin coordinate of a side surface of the ball before hitting on the screen; and a center of the side surface of the ball at the time of hitting the ball and the head from the strobe image. And a step of detecting a deviation of the position from the center of the side surface.

In a system for measuring the behavior of a golf club head by continuously strobe photographing the behavior when a golf club head is swung at predetermined time intervals and displaying each strobe photographed image on the screen,
When the club shaft is placed at a right angle to the ideal flying ball direction and the head is fixed so that the inherent real loft angle of the head fixed to the tip of the club shaft is accurately obtained, the flying ball direction passes through the axis of the club shaft. Assuming a plane orthogonal to
Drawing a straight line on a line that cuts the upper surface of the head and drawing three parallel lines orthogonal to the straight line to form three points of heel, center, and toe as plane reference points;
A step of drawing a straight line on a line that cuts the side surface of the head and drawing three parallel lines perpendicular to the straight line to form upper, middle, and lower three points as side reference points;
Entering the center origin coordinates of the plane and side of the ball before hitting on the screen;
Inputting the positions of the six reference points on the strobe shooting screen immediately before or immediately after the ball hits the golf club head; and the coordinates of the center origin of the ball and the positions of the six reference points. Displaying the ball hitting position on the face of the club head;
Method for measuring swing behavior of golf club head having

9. The swing behavior measuring method according to claim 8, wherein the ball is obtained from the position data of each reference point in the strobe photographed image before the head hits the ball, the strobe photographed image after hitting, and the strobe photographing time interval data. A swing behavior measuring method further comprising: calculating a head speed of the hit location.