JP3710495B2

JP3710495B2 - Scribing equipment

Info

Publication number: JP3710495B2
Application number: JP13322493A
Authority: JP
Inventors: 治雄若山
Original assignee: Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd
Current assignee: Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd
Priority date: 1993-06-03
Filing date: 1993-06-03
Publication date: 2005-10-26
Anticipated expiration: 2020-10-26
Also published as: JPH06345471A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、カッターホイールをガラス板上で転動させることでガラス板にスクライブラインを刻むスクライブ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ガラス板をスクライブするには、図１に示すように、ガラス板１の縁より少し内側のポイントにカッターヘッド下端部に設けたカッターホイール２を、降下させ、そしてカッターホイール２に対して下向きの所定スクライブ圧を印加した状態で図中右方向に移動させ、カッターホイール２をガラス板１上で転動させることで、ガラス板１をスクライブする。尚、図１のように、ガラス縁より少し内側のポイントからスクライブを開始する動作を“内切り”という。
【０００３】
一方、図２に示すように、カッターホイール２をガラス板１の端より少し外側のポイントにおいて、カッターホイール２の最下端が、ガラス板１の上面よりも僅かに降下にさせ(その降下量を切り込み量という)、そしてカッターホイール２に対して所定のスクライブ圧をかけた状態で水平移動させることでガラス板の縁からスクライブを開始する場合(外切りという)がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この外切りの場合には、カッターホイール２がガラス板１上に乗り上げる際に、ガラス端部と衝突するため、ガラス板の端部が欠けたり、カッターホイール２自身が損傷する恐れがある。
【０００５】
カッターホイールがガラス板へ乗り上げる際に生じる上記不具合を解決するものとして例えば、特公昭６３−５６１７７の「ガラス切断機用切断ヘッド」があるので、その構成および機能を図３を用いて説明する。
【０００６】
スクライブ動作を正常に行っている時は、下端に取付具３を介してカッターホイール２を保持するステム４の上端に位置するピストン５は、シリンダ６内にて、ダクト１９および連結管２４を通じて圧縮空気源２０から供給される圧縮空気により上述したスクライブ圧を受けている。しかしながら、ガラス板１のセット位置がずれていて、降下したカッターホイール２直下にガラス板１が位置していない場合、ピストン５と一体的にカッターホイール２は図２に示したレベルまで降下する。これにより、今までピストン５の側壁で塞がれていた開口１３がピストン５の降下により、シリンダ６内と通じるようになり、その結果、シリンダ６内の圧縮空気が開口１３および圧力ダクト１４を通じて接触器１５に導かれると、この接触器１５から所定の信号が送出されることで、ディストリビュータリレー１８により、圧縮空気源２０からダクト１９への空気供給経路が遮断されると同時に、弁２２により、シリンダ６内の圧縮空気が開口２５および連結管２４を通じて大気に放出される。その結果、ピストン５と共にカッターホイール２は、コイルばね７の復元力によって上昇し、作業者にガラス板１が適正な位置にセットされていないことを知らせ、その時点で作業が中断する。
【０００７】
しかしながら図３の装置は内切り(図１)を対象としたものであり、この装置を図２のように外切りで用いようとしても、カッターホイール２が常に跳ね上がってしまいスクライブを行うことはできない。
【０００８】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、外切りスクライブにおいて、ガラス端部との衝突をなくすことで、ガラス板の端部の欠損及びカッターホイールの損傷を防止したスクライブ装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、カッターホイールをガラス板に対して上下に移動させる上下移動手段と、前記移動手段に取付けられて前記カッターホイールを下方に押圧する押圧手段を備え、
前記カッターホイールをガラス板の端より外側の位置でガラス板の上面よりも所定量だけ下降させてから平行移動させることでガラス板の縁からスクライブするようにした外切りのスクライブ装置において、
カッターホイールを回転自在に装着する保持具を回動自在にスクライブ装置の下端に設け、前記カッターホイールの上昇で前記保持具が回動することによりオフになるスイッチと、
前記スイッチのオフで、圧縮空気源よりの圧縮空気を前記押圧手段に導く通路を形成するディストリビュータリレーとを備え、
前記押圧手段によりスクライブ圧が印加されていない状態の前記カッターホイールが、平行移動してガラス板へ乗り上げる際に上昇して前記スイッチがオフになると、ディストリビュータリレーによって形成された通路を通じて、空気圧縮源よりの圧縮空気を前記押圧手段に導き、前記カッターホイールに対して所定のスクライブ圧を印加することを特徴とする。
【００１０】
【作用】
押圧手段によりスクライブ圧が印加されていない状態のカッターホイールが、平行移動してガラス板へ乗り上げる際に上昇して、前記スイッチがオフになると、ディストリビュータリレーがオフにされ、このオフ動作によって、空気圧縮源よりの圧縮空気を前記押圧手段に導く経路が形成され、これにより、前記カッターホイールに対して所定のスクライブ圧が印加される。
【００１１】
【実施例】
図４および図５に、本発明のスクライブ装置のカッターヘッドＺの一実施例を示している。尚、図３と同一の機能をなす部分については同一の符号を付している。
枠体Ｍに対してエアシリンダ３１の伸縮により昇降自在にケーシングＮが設けられており、このケーシングＮにシリンダ６が固定されている。そのシリンダ６内のピストン５に固定されたステム４の下端部に設けられた取付具３にカッターホイール２が装着されている。但し取付具３の図中右端は、ケーシングＮの下部に固定された留め具３２にピンＸにて回動自在に軸着され、又、取付具３の図中左端は、Ｌ字形状のストッパー３３によって降下しないように係止される。取付具３およびストッパー３３は共に不図示の絶縁部材により、本体Ｍ，Ｎから絶縁され、そして、これらの取付具３およびストッパー３３からはリード線Ｌ１，Ｌ２が引き出されている。自重によりピストン５がシリンダ６内で降下している図４の状態では、リード線Ｌ１，Ｌ２間は、取付具３およびストッパー３３を介して導通状態となっている。又、図４の状態において、カッターホイール２の最下端がガラス板１の上面よりも既述した切り込み量だけ降下するように調整するのが微調節ネジ３４である。
【００１２】
図４に示したカッターヘッドＺをスクライブのために図中右方向に水平移動させた時の状態を図５に示す。この図５では、カッターホイール２のガラス板１への乗り上げに伴い、取付具３はピンＸを支点として時計回転方向に回動することにより、同取付具３の左端がストッパー３３より浮き上がり、その結果、リード線Ｌ１，Ｌ２間の導通がなくなる。これでわかるように、取付具３およびストッパー３３はスイッチＳＷを形成する。従って、このスイッチＳＷを介して電磁駆動タイプのディストリビュータリレー１８をオンオフするようにし、それ故、オンになっている図４のディストリビュータリレー１８の状態で、管路Ｑを通じてシリンダ６内の空気が大気へ放出されるよう、かつ、オフになっている図５のディストリビュータリレー１８の状態で、空気圧縮源２０よりの圧縮空気が管路Ｑを通じてシリンダ６内へ導かれるように構成する。
【００１３】
かかる構成とすることにより、図４の状態にあるカッターホイール２がガラス板１上に乗り上げる時、カッターホイール２はなんら抵抗を受けることなく自由に上昇するため、ガラス板１の縁が欠けたり、カッターホイール２自身が損傷することはない。
【００１４】
一方、図５に示したように、カッターホイール２がガラス板１上に乗り上げれば、既述したようにディストリビュータリレー１８がオフになり、その結果、シリンダ６内に圧縮空気が入り込んでピストン５に作用するため、カッターホイール２には所定のスクライブ圧が加わり、スクライブ可能となる。
【００１５】
上記の実施例ではカッターホイール２の上昇を電気スイッチにより検出したが、機械的に検出したものを本発明の第２の実施例として図６および図７に示している。
４１は前記のディストリビュータリレー１８と同じ機能(即ち、ガラス板への乗り上げ前にはピストン６内の空気を抜き、乗り上げ後にピストン６内へ圧縮空気を導く)をなすものであるが、ここでは、空気圧により作動する空気作動弁を用いている。ところで、カッターホイール２のガラス板１への乗り上げ時の上昇量は僅かなため、これを確実に検出するには、その上昇量を増倍させるためのブースター機構が必要であり、本実施例ではテコの原理を用いたＬ型金具４２を用いている。
【００１６】
しかし、このＬ型金具４２にて上昇量が増倍されたとしても、カッターホイール２の自由な上昇を妨げないためには、そのＬ金具４２が与えることのできる作用力は極めて小さなものに制限され、空気作動弁４１のごときパワー弁を直接駆動することはできない。そこでパワー・ブースター手段として微小の力で作用するマイクロエア弁４３を空気作動弁４１の前段に設けており、図７のごとく、カッターホイール２がガラス板１に乗り上げると、その上昇量がＬ型金具４２によって増倍され、図中左方向に向かう変移量がマイクロエア弁４３に作用することにより、このマイクロエア弁４３は図６の状態から図７の状態に切り替わり、その結果、別途設けた圧縮空気源４４からこのマイクロエア弁４３を介して空気作動弁４１に駆動用として空気が圧送される。これにより、空気作動弁４１も図６の状態(シリンダ６内の空気を管路Ｑを通じて大気へ放出)から図７の状態に切り替わることで、空気圧縮源２０よりの圧縮空気がこの空気作動弁４１を通じてシリンダ６内に導かれ、ピストン５にスクライブ圧を与える。
【００１７】
尚、第２の実施例の変形例として、図６、図７において、マイクロエア弁４３の替わりに、Ｌ金具４２の変移によりスイッチオンするリミットスイッチを設け、このリミットスイッチのスイッチオンにより、図４、図５で示したディストリビュータリレー１８をオンオフするようにしてもよい。
【００１８】
以上の実施例では、カッターホイール２の上昇検知でもってシリンダ６内に圧縮空気を送給するためにブースター手段(図４のディストリビュータリレー１８、図６のＬ金具４２、マイクロエア弁４３および空気作動弁４１が相当する)を必要としたが、カッターホイール２の上昇により、シリンダ６内へ圧縮空気を直接送給する機構を本発明の第３実施例として図８および図９に示している。
【００１９】
図８および図９において、シリンダ６は、上室６Ａ、下室６Ｂとに仕切板６Ｃで仕切られているが、その仕切板６Ｃの中央部には、すり鉢状の開口６Ｄが穿設されている。ピストン５は下室６Ｂに位置し、このピストン５より更に上方に延長されたステム４の頂部には、図８の乗り上げ前の状態でこの開口６Ｄを塞ぐことのできる硬質ゴムによる栓４Ａが設けられている。
【００２０】
従って、図８のガラス板１への乗り上げ前においては、シリンダ６の上室６Ａには、常時開の弁Ｖを介して圧縮空気源２０よりの圧縮空気が供給されるが、栓４Ａが開口６Ｄを塞いでいるため、その圧縮空気は下室６Ｂには供給されず、カッターホイール２には所定のスクライブ圧は印加されない。
【００２１】
この状態から図９に示すようにスクライブのためにカッターホイール２がガラス板１上に乗り上げると、ステム４およびピストン５と共に前記栓４Ａが上昇する。前記開口６Ｄおよびこれに合致している栓４ＡがＶ字状に傾斜しているため、栓４Ａのわずかな上昇であっても、両者６Ｄ、４Ａ間に隙間ができ、この隙間を通じて上室６Ａに満たされていた圧縮空気が下室６Ｂにも供給される結果、ピストン５に作用し、カッターホイール２に所定のスクライブ圧が印加される。
【００２２】
尚、下室６Ｂには、この下室内の空気を常時僅かづつ逃がすために、絞り弁の役目をなす微小の開口６Ｅが設けてある。これを設けた理由は、スクライブ終了後、弁Ｖを閉にした後も、シリンダ６内の圧縮空気がピストン５を押し続けるのを解除するためである。
【００２３】
上記第３実施例では、図８のカッターホイール２の乗り上げ前にも、上室６Ａに充満した圧縮空気が栓４Ａを押下するため、カッターホイール２には微弱ながらも栓４Ａの上面積に比例した圧力が作用していることになる。この圧力を皆無にしたものを本発明の第４実施例として図１０および図１１に示している。
【００２４】
この実施例においてもシリンダ６は仕切板６Ｃにより、上室６Ａ、下室６Ｂに仕切られているが、上室６Ａへの空気流入口６Ｆ(図１１に示す)は、仕切り板６Ｃに形成されている。つまり、上室６Ａに対して下方から空気が流入する。そして、ピストン５より更に上方に延長されたステム４の頂部には、円盤４Ｂが取り付けられており、その円盤４Ｂの下面に形成した突起４Ｃが、乗り上げ前を示す図１０の状態で前記空気流入口６Ｆを上方から塞ぐようになっている。
【００２５】
図１０の円盤４ＢにおけるＡ−Ａラインにおける断面を図１２に示している。この断面図でわかるように円盤４Ｂには大口径の貫通穴４Ｄが４個設けられている。図１３は図１２におけるＢ−Ｂラインでの断面図である。
【００２６】
図１０の状態では空気流入口６Ｆが突起４Ｃで塞がれているため、圧縮空気源２０よりの圧縮空気は上室６Ａに流入できず、よってカッターホイール２には何等圧力は印加されない。しかしながら、図１１で示すように、カッターホイール２がガラス板１上に乗り上げると、これに伴い、円盤４Ｂと共に突起４Ｃが上方に移動することにより、空気流入口６Ｆが開放され、圧縮空気源２０よりの圧縮空気が流入する。この時、円盤４Ｂに貫通穴４Ｄがなければ、円盤４Ｂ自身が上方に持ち上げられることになるが、大きい口径の貫通穴４Ｄがあるために、流入した圧縮空気は上室６Ａに導かれるだけで円盤４Ｂにはなんら力は作用しない。このように上室６Ｂに導かれた圧縮空気は次に下室６Ｂにも流入し、その結果ピストン５を押下してカッターホイール２にスクライブ圧がかかる。
【００２７】
カッターホイール２の僅かな上昇運動を捕えて空気の導入・遮断を直接行うようにした第３および第４実施例においては、その弁機構(図８の栓４Ａ、図１０の突起４Ｃ)の調節が微妙であるということを否めない。そこでこのような弁機構をも排除したものを本発明の第５実施例として図１４、図１５に示している。
【００２８】
ピストン６は一室であるが、その一室の中にピストン５の上部に、別のステム４'とこれと一体のピストン５'が位置している。そして、シリンダ６の側壁に空気流入口６Ｆが設けられており、この空気流入口６Ｆは、乗り上げ前の状態を示す図１４においては、上側のピストン５'の下方部によって塞がれている。又、図１４の状態において、両ピストン５，５'で挟まれるピストン５内の空気を僅かづつ逃すための開口６Ｅを備える。そして、ピストン６の上部にも空気を逃がすための比較的大きな開口６Ｇを備える。
【００２９】
この構成において、カッターホイール２が図１５に示したようにガラス板１上に乗り上げ、ピストン５が上昇すると共に、ステム４'を介してピストン５'も押し上げられ、これにより、前記空気流入口６Ｆが開口状態になると、この空気流入口６Ｆから圧縮空気が流入する。その結果、上側のピストン５'は上方へ押し上げられると同時に、下側のピストン５は下方へ押し下げられ、カッターホイール２に所定のスクライブ圧が印加される。
【００３０】
上記の第５実施例においては、図１４の状態から図１５へ移行するには、上側のピストン５'が少なくとも、空気流入口６Ｆの開口径Ｒと同じ程度に上昇する必要があるが、ピストン５'の僅かな上昇であってもスクライブ状態に移行できるようにしたものを本発明の第６実施例として図１６、図１７に示している。
【００３１】
図１６および図１７において、図１４および図１５と共通する箇所については同一の符号を付している。上側のピストン５'の下部は、斜線で示したように、すり鉢状に傾斜しており、この部分には気密性を高めるために、硬質ゴムが用いられる。その傾斜部の形状に合致するようにしてシリンダ６の内壁に傾斜した突起部６Ｈを有する。その傾斜した突起部６Ｈに空気流入口６Ｆが位置し、図１５の乗り上げ前の状態では、その空気流入口６Ｆは上側のピストン５'の傾斜面で塞がれている。
【００３２】
この構成であれば、図１７に示すように、カッターホイール２がガラス板１に乗り上げた時、その時のカッターホイール２の上昇量が僅かであっても、上側のピストン５'の傾斜面と、突起部６Ｈの傾斜面との間に隙間が形成され、空気流入口６Ｆより流入した圧縮空気が上側のピストン５'の傾斜面全体に作用するため、ピストン５'は上方へ押し上げられ、又、その流入した圧縮空気が下側のピストン５にも作用し、その結果、カッターホイール２に所定のスクライブ圧が印加される。
【００３３】
以上の実施例はカッターホイール２のガラス板１への乗り上げを検出した時点でカッターホイール２に対してスクライブ圧を印加するものであったが、カッターホイール２がガラス板１上に乗り上げた後にスクライブが開始されると同時にカッターホイール２にスクライブ圧を印加させるようにしたものを本発明の第７実施例として図１８および図１９に示している。
【００３４】
同図において、ステム４はピンＸにより、ステム途中で折曲自在となっている。５１は軸受であり、この軸受５１に水平方向に軸５２が挿通自在に挿入されている。この軸５２の右端部において下部のステム４に軸支されている。又、この軸５２が軸受５１から抜き出ないように両端部にストッパー５３，５４が圧入されている。そして、ストッパー５４の右側の軸５２にスプリングＳが設けられることにより、ガラス板１への乗り上げ前を示す図１８においては、カッターホイール２は右方向に押しやられている。
【００３５】
又、前記軸受５１には、軸５２と直交するように形成された二つの貫通穴５５，５６が設けられており、一方、軸５２にも一つの貫通穴５７が形成されており、この貫通穴５７は、図１８の状態で貫通穴５６と合致する。シリンダ６の空気流入口６Ｆより引き出された管路Ｑは途中で二股Ｑ１，Ｑ２に分岐しており、それらの管路線Ｑ１，Ｑ２はそれぞれ前記貫通穴５５，５６の一方の口に連結している。そして貫通穴５５の他方の口には圧縮空気源２０よりの管路が連結されている。
【００３６】
従って、図１８の状態では、シリンダ６内の空気は、管路Ｑ２および、貫通穴５７を通じて貫通状態になっている貫通穴５６を通じて大気へ放出され、貫通穴５５は軸５２によつて遮断状態となっており、従って圧縮空気源２０よりの圧縮空気はシリンダ６へは供給されないので、カッターホイール２は自由に上昇可能である。
【００３７】
さて、スクライブのためにカッターヘッドＺを図中右方向に移動させれば、カッターホイール２はガラス板１上に乗り上げた後、ガラス板１上を転動するが、このとき、カッターホイール２に反作用力が働いて、図１９に示したように、カッターホイール２は前記スプリングＳに抗して図中左方向に移動し、これに伴い軸５２も左方向に移動する結果、貫通穴５５は軸５２の貫通穴５７によって貫通状態となることにより、圧縮空気源２０よりの圧縮空気がシリンダ６内に導かれ、一方、貫通穴５６は軸５２によって遮断状態となることで、シリンダ６内の圧縮空気はそのまま保持されるので、カッターホイール２に所定のスクライブ圧が印加される。
【００３８】
尚、上記のすべての実施例は外切りについてのみ言及したが、本実施例１乃至６については、内切りとしても使用できることは言うまでもない。
【００３９】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、カッターホイールがガラス板上に乗り上げるまで又はそのカッターホイールでスクライブが開始されるまでは、自由に上昇できる機構としたため、カッターホイールの乗り上げる時に、ガラス縁が欠損したり、カッターホイール自身が損傷するといった不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】カッターホイールによる内切りの様子を示した図
【図２】カッターホイールによる外切りの様子を示した図
【図３】内切りを対象とする従来のスクライブ装置の機構図
【図４】本発明の第１実施例を示したガラスカッターの側面図
【図５】図４のスクライブ装置のカッターホイールがガラス板に乗り上げた所を示した側面図
【図６】本発明の第２実施例を示したガラスカッターの側面図
【図７】図６のスクライブ装置のカッターホイールがガラス板に乗り上げた所を示した側面図
【図８】本発明の第３実施例を示したガラスカッターの側面図
【図９】図８のスクライブ装置のカッターホイールがガラス板に乗り上げた所を示した側面図
【図１０】本発明の第４実施例を示したガラスカッターの側面図
【図１１】図１０のスクライブ装置のカッターホイールがガラス板に乗り上げた所を示した側面図
【図１２】図１０のＡ−Ａラインにおける円盤の断面図
【図１３】図１２のＢ−Ｂラインにおける円盤の断面図
【図１４】本発明の第５実施例を示したガラスカッターの側面図
【図１５】図１４のスクライブ装置のカッターホイールがガラス板に乗り上げた所を示した側面図
【図１６】本発明の第６実施例を示したガラスカッターの側面図
【図１７】図１６のスクライブ装置のカッターホイールがガラス板に乗り上げた所を示した側面図
【図１８】本発明の第７実施例を示したガラスカッターの側面図
【図１９】図１８のスクライブ装置のカッターホイールがガラス板に乗り上げた所を示した側面図
【符号の説明】
１ガラス板
２カッターホイール
３取付具
４ステム
４Ａ栓
４Ｂ円盤
４Ｃ突起
４Ｄ貫通穴
５ピストン
６シリンダ
６Ａ上室
６Ｂ下室
６Ｃ仕切板
６Ｄ開口
６Ｅ開口
６Ｆ空気流入口
６Ｇ開口
６Ｈ突起部
１８ディストリビュータリレー
２０圧縮空気源
３１エアシリンダ
３２留め具
３３ストッパー
３４微調節ネジ
４１空気作動弁
４２Ｌ型金具
４３マイクロエア弁
４４圧縮空気源
５１軸受
５２軸
５３ストッパー
５４ストッパー
５５貫通穴
５６貫通穴
５７貫通穴
Ｍ枠体
Ｎケーシング
Ｘピン
Ｌリード線
Ｑ管路
Ｓスプリング
Ｚカッターヘッド[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a scribing apparatus that engraves a scribe line on a glass plate by rolling a cutter wheel on the glass plate.
[0002]
[Prior art]
In order to scribe the glass plate, as shown in FIG. 1, the cutter wheel 2 provided at the lower end of the cutter head is lowered to a point slightly inside the edge of the glass plate 1, and is directed downward with respect to the cutter wheel 2. The glass plate 1 is scribed by moving the cutter wheel 2 on the glass plate 1 while moving the cutter wheel 2 on the glass plate 1 in a state where a predetermined scribe pressure is applied. As shown in FIG. 1, the operation of starting scribing from a point slightly inside the glass edge is called “inner cutting”.
[0003]
On the other hand, as shown in FIG. 2, the lower end of the cutter wheel 2 is slightly lowered from the upper surface of the glass plate 1 at a point slightly outside the end of the glass plate 1 (the amount of lowering is reduced). In some cases, scribing is started from the edge of the glass plate by moving horizontally with a predetermined scribe pressure applied to the cutter wheel 2 (referred to as cutting).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of this outer cutting, when the cutter wheel 2 rides on the glass plate 1 , it collides with the glass end portion, so that the end portion of the glass plate may be chipped or the cutter wheel 2 itself may be damaged. .
[0005]
For example, Japanese Patent Publication No. Sho 63-56177 entitled “Cutting Head for Glass Cutting Machine” is used to solve the above-mentioned problems that occur when the cutter wheel rides on a glass plate.
[0006]
When the scribing operation is normally performed, the piston 5 located at the upper end of the stem 4 holding the cutter wheel 2 via the fixture 3 at the lower end is compressed through the duct 19 and the connecting pipe 24 in the cylinder 6. The scribe pressure described above is received by the compressed air supplied from the air source 20. However, when the setting position of the glass plate 1 is deviated and the glass plate 1 is not located directly below the lowered cutter wheel 2, the cutter wheel 2 is lowered to the level shown in FIG. As a result, the opening 13 that has been blocked by the side wall of the piston 5 until now can communicate with the inside of the cylinder 6 due to the lowering of the piston 5. As a result, the compressed air in the cylinder 6 passes through the opening 13 and the pressure duct 14. When guided to the contactor 15, a predetermined signal is sent from the contactor 15, so that the air supply path from the compressed air source 20 to the duct 19 is interrupted by the distributor relay 18, and at the same time, by the valve 22. The compressed air in the cylinder 6 is released to the atmosphere through the opening 25 and the connecting pipe 24. As a result, the cutter wheel 2 is lifted together with the piston 5 by the restoring force of the coil spring 7 to inform the operator that the glass plate 1 is not set at an appropriate position, and the operation is interrupted at that time.
[0007]
However, the apparatus of FIG. 3 is intended for internal cutting (FIG. 1), and even if this apparatus is used for external cutting as shown in FIG. 2, the cutter wheel 2 always jumps up and cannot be scribed. .
[0008]
The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and in scribe-cutting scribes, the collision with the glass end is eliminated, thereby preventing the end of the glass plate from being damaged and the cutter wheel from being damaged. An object is to provide an apparatus.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention comprises a vertically moving means for moving the cutter wheel up and down with respect to the glass plate, and a pressing means attached to the moving means to press the cutter wheel downward,
In the scribing device for cutting off, the scribing device is adapted to scribe from the edge of the glass plate by moving the cutter wheel downward by a predetermined amount from the upper surface of the glass plate at a position outside the edge of the glass plate,
A switch that rotatably mounts the cutter wheel is provided at the lower end of the scribing device so that the cutter wheel can be rotated, and the switch that is turned off when the cutter wheel is rotated by raising the cutter wheel;
A distributor relay that forms a passage that guides compressed air from a compressed air source to the pressing means when the switch is off;
When the cutter wheel in a state in which no scribe pressure is applied by the pressing means moves parallel and moves onto the glass plate and the switch is turned off, the air compression source passes through the passage formed by the distributor relay. The compressed air is guided to the pressing means, and a predetermined scribe pressure is applied to the cutter wheel .
[0010]
[Action]
When the cutter wheel in a state where the scribe pressure is not applied by the pressing means moves parallel and climbs onto the glass plate, when the switch is turned off, the distributor relay is turned off. A path for guiding the compressed air from the compression source to the pressing means is formed, whereby a predetermined scribe pressure is applied to the cutter wheel.
[0011]
【Example】
4 and 5 show an embodiment of the cutter head Z of the scribing apparatus of the present invention. In addition, the same code | symbol is attached | subjected about the part which performs the same function as FIG.
A casing N is provided so as to be movable up and down by expansion and contraction of the air cylinder 31 with respect to the frame M, and the cylinder 6 is fixed to the casing N. The cutter wheel 2 is attached to a fixture 3 provided at the lower end portion of the stem 4 fixed to the piston 5 in the cylinder 6. However, the right end of the fixture 3 in the drawing is pivotally attached to a fastener 32 fixed to the lower portion of the casing N by a pin X, and the left end of the fixture 3 in the drawing is an L-shaped stopper. It is locked by 33 so as not to descend. Both the fixture 3 and the stopper 33 are insulated from the main bodies M and N by an insulating member (not shown), and lead wires L1 and L2 are drawn from the fixture 3 and the stopper 33. In the state of FIG. 4 in which the piston 5 is lowered in the cylinder 6 by its own weight, the lead wires L1 and L2 are in a conductive state via the fixture 3 and the stopper 33. In the state of FIG. 4, the fine adjustment screw 34 adjusts so that the lowermost end of the cutter wheel 2 is lowered from the upper surface of the glass plate 1 by the cut amount described above.
[0012]
FIG. 5 shows a state when the cutter head Z shown in FIG. 4 is horizontally moved in the right direction in the drawing for scribing. In FIG. 5, as the cutter wheel 2 rides on the glass plate 1, the fixture 3 rotates clockwise with the pin X as a fulcrum, so that the left end of the fixture 3 is lifted from the stopper 33. As a result, conduction between the lead wires L1 and L2 is lost. As can be seen, the fixture 3 and the stopper 33 form a switch SW. Therefore, the electromagnetically driven distributor relay 18 is turned on / off via this switch SW. Therefore, in the state of the distributor relay 18 of FIG. 5 and in the state of the distributor relay 18 of FIG. 5 being turned off, the compressed air from the air compression source 20 is guided into the cylinder 6 through the pipe line Q.
[0013]
By adopting such a configuration, when the cutter wheel 2 in the state of FIG. 4 rides on the glass plate 1, the cutter wheel 2 rises freely without any resistance, so that the edge of the glass plate 1 is chipped, The cutter wheel 2 itself is not damaged.
[0014]
On the other hand, as shown in FIG. 5, when the cutter wheel 2 rides on the glass plate 1, the distributor relay 18 is turned off as described above, and as a result, compressed air enters the cylinder 6 and the piston 5. Therefore, a predetermined scribe pressure is applied to the cutter wheel 2 so that it can be scribed.
[0015]
In the above embodiment, the rise of the cutter wheel 2 is detected by an electric switch, but the mechanical detection is shown in FIGS. 6 and 7 as a second embodiment of the present invention.
41 has the same function as the distributor relay 18 described above (that is, the air in the piston 6 is extracted before riding on the glass plate and the compressed air is led into the piston 6 after riding). An air operated valve that operates by air pressure is used. By the way, since the amount of rise when the cutter wheel 2 rides on the glass plate 1 is small, in order to detect this reliably, a booster mechanism for multiplying the amount of rise is necessary. The L-shaped metal fitting 42 using the lever principle is used.
[0016]
However, even if the lift amount is multiplied by the L-shaped metal fitting 42, in order not to prevent the cutter wheel 2 from being freely lifted, the acting force that the L metal fitting 42 can provide is limited to a very small one. Therefore, the power valve such as the air operated valve 41 cannot be directly driven. Therefore, a micro air valve 43 acting as a power booster means with a minute force is provided in front of the air operating valve 41, and when the cutter wheel 2 rides on the glass plate 1 as shown in FIG. The micro air valve 43 is switched from the state shown in FIG. 6 to the state shown in FIG. 7 as a result of the amount of displacement that is multiplied by the metal fitting 42 and the amount of shift toward the left in the figure acting on the micro air valve 43. Air is pumped from the compressed air source 44 for driving to the air operating valve 41 through the micro air valve 43. Accordingly, the air operating valve 41 is also switched from the state shown in FIG. 6 (air in the cylinder 6 is released to the atmosphere through the pipe Q to the atmosphere) to the state shown in FIG. 41 is led into the cylinder 6 to apply a scribe pressure to the piston 5.
[0017]
As a modification of the second embodiment, in FIG. 6 and FIG. 7, a limit switch that is switched on by shifting the L fitting 42 is provided in place of the micro air valve 43. 4. The distributor relay 18 shown in FIG. 5 may be turned on / off.
[0018]
In the above embodiment, booster means (distributor relay 18 in FIG. 4, L fitting 42 in FIG. 6, micro air valve 43 and air operation) are used to supply compressed air into the cylinder 6 by detecting the rise of the cutter wheel 2. 8 and FIG. 9 show a third embodiment of the present invention as a mechanism for feeding compressed air directly into the cylinder 6 by raising the cutter wheel 2.
[0019]
8 and 9, the cylinder 6 is partitioned into an upper chamber 6A and a lower chamber 6B by a partition plate 6C. A mortar-shaped opening 6D is formed in the center of the partition plate 6C. Yes. The piston 5 is positioned in the lower chamber 6B, and a plug 4A made of hard rubber capable of closing the opening 6D in the state before the ride on shown in FIG. It has been.
[0020]
Therefore, before riding on the glass plate 1 of FIG. 8, the compressed air from the compressed air source 20 is supplied to the upper chamber 6A of the cylinder 6 via the normally open valve V, but the plug 4A is opened. Since 6D is blocked, the compressed air is not supplied to the lower chamber 6B, and a predetermined scribe pressure is not applied to the cutter wheel 2.
[0021]
When the cutter wheel 2 rides on the glass plate 1 for scribing from this state as shown in FIG. 9, the plug 4 A rises together with the stem 4 and the piston 5. Since the opening 6D and the stopper 4A matching the opening 6D are inclined in a V shape, even if the stopper 4A is slightly raised, a gap is formed between the two 6D and 4A, and the upper chamber 6A is passed through this gap. As a result, the compressed air that has been filled in is also supplied to the lower chamber 6 B, so that it acts on the piston 5 and a predetermined scribe pressure is applied to the cutter wheel 2.
[0022]
The lower chamber 6B is provided with a small opening 6E that functions as a throttle valve in order to always release the air in the lower chamber little by little. The reason for providing this is to release the compressed air in the cylinder 6 from continuing to push the piston 5 even after the valve V is closed after the scribing is completed.
[0023]
In the third embodiment, the compressed air filled in the upper chamber 6A depresses the plug 4A before the cutter wheel 2 shown in FIG. 8 is mounted, so the cutter wheel 2 is weak but proportional to the upper area of the plug 4A. The pressure that has been applied is acting. FIGS. 10 and 11 show a fourth embodiment of the present invention in which this pressure is completely eliminated.
[0024]
Also in this embodiment, the cylinder 6 is partitioned into the upper chamber 6A and the lower chamber 6B by the partition plate 6C, but the air inlet 6F (shown in FIG. 11) to the upper chamber 6A is formed in the partition plate 6C. ing. That is, air flows into the upper chamber 6A from below. A disc 4B is attached to the top of the stem 4 that extends further upward than the piston 5, and the protrusion 4C formed on the lower surface of the disc 4B has the air flow in the state shown in FIG. The entrance 6F is closed from above.
[0025]
FIG. 12 shows a cross section taken along the line AA in the disk 4B of FIG. As can be seen from this cross-sectional view, the disk 4B is provided with four large-diameter through holes 4D. 13 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
[0026]
In the state of FIG. 10, since the air inlet 6F is blocked by the protrusion 4C, the compressed air from the compressed air source 20 cannot flow into the upper chamber 6A, and therefore no pressure is applied to the cutter wheel 2. However, as shown in FIG. 11, when the cutter wheel 2 rides on the glass plate 1, the protrusion 4 C moves upward together with the disk 4 B, thereby opening the air inlet 6 F and the compressed air source 20. More compressed air flows in. At this time, if the disk 4B does not have the through hole 4D, the disk 4B itself is lifted upward, but since the through hole 4D has a large diameter, the inflowing compressed air is only guided to the upper chamber 6A. No force acts on the disk 4B. The compressed air thus guided to the upper chamber 6B then flows also into the lower chamber 6B. As a result, the piston 5 is pushed down and a scribe pressure is applied to the cutter wheel 2.
[0027]
In the third and fourth embodiments in which the slight upward movement of the cutter wheel 2 is captured and air is directly introduced and shut off, the valve mechanism (the plug 4A in FIG. 8 and the protrusion 4C in FIG. 10) is adjusted. I cannot deny that is subtle. 14 and 15 show a fifth embodiment of the present invention excluding such a valve mechanism.
[0028]
The piston 6 is a single chamber, and another stem 4 'and a piston 5' integral therewith are located in the upper portion of the piston 5 in the single chamber. And the air inflow port 6F is provided in the side wall of the cylinder 6, and this air inflow port 6F is obstruct | occluded by the lower part of upper piston 5 'in FIG. 14 which shows the state before boarding. Further, in the state of FIG. 14, an opening 6E is provided for letting air in the piston 5 sandwiched between the pistons 5 and 5 ′ little by little. The upper portion of the piston 6 is also provided with a relatively large opening 6G for allowing air to escape.
[0029]
In this configuration, the cutter wheel 2 rides on the glass plate 1 as shown in FIG. 15, the piston 5 rises, and the piston 5 ′ is pushed up through the stem 4 ′, thereby the air inlet 6F. , The compressed air flows from the air inlet 6F. As a result, the upper piston 5 ′ is pushed upward, and at the same time, the lower piston 5 is pushed downward, and a predetermined scribe pressure is applied to the cutter wheel 2.
[0030]
In the fifth embodiment, in order to shift from the state of FIG. 14 to FIG. 15, the upper piston 5 ′ needs to rise at least as much as the opening diameter R of the air inlet 6F. FIG. 16 and FIG. 17 show a sixth embodiment of the present invention in which a transition to the scribe state can be made even with a slight rise of 5 ′.
[0031]
In FIGS. 16 and 17, the same reference numerals are given to portions common to FIGS. 14 and 15. The lower portion of the upper piston 5 'is inclined in a mortar shape as shown by the oblique lines, and hard rubber is used in this portion in order to improve airtightness. A protrusion 6H is formed on the inner wall of the cylinder 6 so as to match the shape of the inclined portion. The air inlet 6F is positioned on the inclined protrusion 6H, and the air inlet 6F is blocked by the inclined surface of the upper piston 5 ′ in the state before riding in FIG.
[0032]
With this configuration, as shown in FIG. 17, when the cutter wheel 2 rides on the glass plate 1, even if the lift amount of the cutter wheel 2 at that time is slight, the inclined surface of the upper piston 5 ′, A gap is formed between the inclined surface of the protrusion 6H, and the compressed air flowing in from the air inlet 6F acts on the entire inclined surface of the upper piston 5 ′, so that the piston 5 ′ is pushed upward, The compressed air that has flowed in also acts on the lower piston 5, and as a result, a predetermined scribe pressure is applied to the cutter wheel 2.
[0033]
In the above embodiment, the scribing pressure is applied to the cutter wheel 2 when it is detected that the cutter wheel 2 rides on the glass plate 1, but the scribing after the cutter wheel 2 rides on the glass plate 1. FIG. 18 and FIG. 19 show a seventh embodiment of the present invention in which a scribe pressure is applied to the cutter wheel 2 at the same time as the operation is started.
[0034]
In the figure, the stem 4 is bent by a pin X in the middle of the stem. Reference numeral 51 denotes a bearing, and a shaft 52 is inserted into the bearing 51 in a horizontal direction so as to be freely inserted. The shaft 52 is pivotally supported by the lower stem 4 at the right end portion. Moreover, stoppers 53 and 54 are press-fitted at both ends so that the shaft 52 is not pulled out from the bearing 51. Then, by providing the spring S on the right shaft 52 of the stopper 54, the cutter wheel 2 is pushed rightward in FIG.
[0035]
The bearing 51 is provided with two through holes 55 and 56 formed so as to be orthogonal to the shaft 52, while the shaft 52 is also formed with one through hole 57. The hole 57 matches the through hole 56 in the state of FIG. The pipe Q drawn out from the air inlet 6F of the cylinder 6 is branched into two branches Q1 and Q2, and these pipe lines Q1 and Q2 are connected to one of the through holes 55 and 56, respectively. Yes. And the other mouth of the through hole 55 is conduit from the compressed air source 20 is connected.
[0036]
Accordingly, in the state of FIG. 18, the air in the cylinder 6 is released to the atmosphere through the pipe line Q 2 and the through hole 56 that is in a through state through the through hole 57, and the through hole 55 is blocked by the shaft 52. Therefore, since the compressed air from the compressed air source 20 is not supplied to the cylinder 6, the cutter wheel 2 can be raised freely.
[0037]
Now, if the cutter head Z is moved rightward in the drawing for scribing, the cutter wheel 2 rolls on the glass plate 1 after riding on the glass plate 1. As shown in FIG. 19, the reaction wheel acts and the cutter wheel 2 moves in the left direction in the figure against the spring S. As a result, the shaft 52 also moves in the left direction. By being in a through state by the through hole 57 of the shaft 52, the compressed air from the compressed air source 20 is guided into the cylinder 6, while the through hole 56 is blocked by the shaft 52, Since the compressed air is held as it is, a predetermined scribe pressure is applied to the cutter wheel 2.
[0038]
In addition, although all the above-mentioned embodiments mentioned only the outer cutting, it goes without saying that the first to sixth embodiments can be used as an inner cutting.
[0039]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is a mechanism that can be freely raised until the cutter wheel rides on the glass plate or until scribing is started with the cutter wheel. And the trouble that the cutter wheel itself is damaged can be prevented.
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1] Diagram showing the state of internal cutting with a cutter wheel [Fig. 2] Diagram showing the state of external cutting with a cutter wheel [Fig. 3] Mechanism diagram of a conventional scribing device for internal cutting [Fig. 4] FIG. 5 is a side view of the glass cutter showing the first embodiment of the present invention. FIG. 5 is a side view of the cutter wheel of the scribing device shown in FIG. 4 on the glass plate. FIG. 6 is a second embodiment of the present invention. FIG. 7 is a side view of the glass cutter showing the example where the cutter wheel of the scribing device of FIG. 6 rides on the glass plate. FIG. 8 is a side view of the glass cutter showing the third embodiment of the invention. Side view [FIG. 9] Side view showing the position of the cutter wheel of the scribing device of FIG. 8 on the glass plate [FIG. 10] Side view of the glass cutter showing the fourth embodiment of the present invention [FIG. 10 sks Side view showing where the cutter wheel of the Eve device has run on the glass plate [FIG. 12] Cross-sectional view of the disk along the line AA in FIG. 10 [FIG. 13] Cross-sectional view of the disk along the line BB in FIG. FIG. 14 is a side view of a glass cutter showing a fifth embodiment of the present invention. FIG. 15 is a side view showing a position where a cutter wheel of the scribing apparatus of FIG. FIG. 17 is a side view of the glass cutter showing the sixth embodiment of the present invention. FIG. 17 is a side view of the scribing device of FIG. Side view of the cutter [FIG. 19] Side view showing the cutter wheel of the scribing device of FIG. 18 riding on the glass plate [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Glass plate 2 Cutter wheel 3 Attaching tool 4 Stem 4A Plug 4B Disk 4C Protrusion 4D Through hole 5 Piston 6 Cylinder 6A Upper chamber 6B Lower chamber 6C Partition plate 6D Opening 6E Opening 6F Air inflow port 6G Opening 6H Protrusion 18 Distributor relay 20 Compressed air source 31 Air cylinder 32 Fastener 33 Stopper 34 Fine adjustment screw 41 Air operated valve 42 L-shaped bracket 43 Micro air valve 44 Compressed air source 51 Bearing 52 Shaft 53 Stopper 54 Stopper 55 Through hole 56 Through hole 57 Through hole M Frame Body N Casing X Pin L Lead wire Q Pipe line S Spring Z Cutter head

Claims

A vertical movement means for moving the cutter wheel up and down with respect to the glass plate, and a pressing means attached to the movement means for pressing the cutter wheel downward;
In the scribing device for cutting off, the scribing device is adapted to scribe from the edge of the glass plate by moving the cutter wheel downward by a predetermined amount from the upper surface of the glass plate at a position outside the edge of the glass plate,
A switch that rotatably mounts the cutter wheel is provided at the lower end of the scribing device so that the cutter wheel can be rotated, and the switch that is turned off when the cutter wheel is rotated by raising the cutter wheel;
A distributor relay that forms a passage that guides compressed air from a compressed air source to the pressing means when the switch is off;
When the cutter wheel in a state in which no scribe pressure is applied by the pressing means moves parallel and moves onto the glass plate and the switch is turned off, the air compression source passes through the passage formed by the distributor relay. The scribing apparatus is characterized in that the compressed air is guided to the pressing means and a predetermined scribe pressure is applied to the cutter wheel.

Using a vertical movement means for moving the cutter wheel up and down relative to the glass plate, and a pressing means that is attached to the movement means and presses the cutter wheel downward,
In the scribing method of cutting off, the scribing wheel is scribed from the edge of the glass plate by moving the cutter wheel by a predetermined amount below the upper surface of the glass plate at a position outside the edge of the glass plate, and then moving in parallel.
When the cutter wheel in a state in which the scribe pressure is not applied by the pressing means is moved parallel to the glass plate, the holder having the cutter wheel mounted rotatably is provided at the lower end of the scribing device. Is detected by a switch that is turned off, and the compressed air from the air compression source is guided to the pressing means through the path formed by the distributor relay that is turned off by turning off the switch, and the cutter wheel A scribing method characterized by applying a predetermined scribing pressure to.