JP3688681B2 - 駐車装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば多段式立体駐車設備などに使用される横行パレットを有する駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多段式立体駐車設備は、パレット上の車両を下層階から上層階あるいは上層階から下層階に移動させるための昇降機構と、パレットを水平方向に移動させるための横行機構などを備えている。横行機構は、水平方向に延びるレールと、パレットをレールに沿って移動させるモータなどを有している。(例えば下記特許文献1,2参照)。
【0003】
特許文献1の横行機構は、台車(横行パレット)の四隅に配置されたローラのうち2個のローラを、台車の前後方向(台車の長手方向)に延びる駆動軸によって連結し、この駆動軸をモータによって回転させることにより、台車がレール上を走行するようになっている。また、この駆動軸にスプロケットあるいはピニオンを取付け、走行用チェーンあるいはラックに噛合わせることによって、走行中に台車のローラがレール上を滑ることを防いでいる。
【0004】
特許文献2では、横行パレットの四隅の一箇所に駆動ユニットを設け、この駆動ユニットの駆動軸上に位置するスプロケットと床側に固定されるチェーンとにより、横行パレットを駆動するように構成されている。この場合、1個の駆動車輪のみをモータによって回転させるため、駆動軸を短くすることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−4260号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平11−36640号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の台車(横行パレット)は、図11に示す従来の横行パレット1と同様に、一対のレール2,3に転接する駆動輪4,5が駆動軸6によって連結されている。この駆動軸6が車両の入庫方向に沿って横行パレット1の長手方向に延びているため、駆動軸6がきわめて長くしかも重量が大である。このため横行パレット1が重くかつ製造コストが高くなる要因となり、しかも駆動軸6の長手方向中間部が撓みやすいため、駆動軸6を支持する軸受に大きな荷重が加わる。このため異音が発生したり、軸受の寿命が短くなるなどの問題がある。
【0008】
特許文献2の横行パレットは、モータによって駆動される1個の駆動車輪のみが一方のレールに転接する。このため、駆動車輪および従動車輪が鍔付き車輪の場合に、鍔付き車輪の配置いかんによっては、各鍔付き車輪の鍔部がそれぞれのレールの側面に接することにより異音が発生したり、鍔付き車輪の摩耗が大きいなどの問題が生じる。また、レールの平行度を高精度に施工しないと、鍔付き車輪の鍔部がレールの側面に強く接することがあり、異音が生じやすい。
【0009】
従ってこの発明の目的は、横行パレットがレール上を円滑に走行でき、異音の発生が抑制され、しかも施工が容易な駐車装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の駐車装置は、互いに平行に配設され水平方向に延びる一対のレールと、車両を乗せるパレット部を有し前記レール上を前記車両の幅方向に移動する横行パレットとを具備し、前記横行パレットは、前記一対のレールのうちの一方のレールに転接する1つの鍔付き駆動輪と、前記鍔付き駆動輪を回転させるモータと、前記鍔付き駆動輪と同じ側の前記一方のレールに転接する1つの鍔付き従動輪と、前記一対のレールのうちの他方のレールに転接する第1および第2の鍔無し従動輪とを具備している。
【0011】
この発明の好ましい形態では、前記一方のレールの長手方向に沿って配設された滑り防止部材と、前記モータによって前記鍔付き駆動輪と一体に回転しかつ前記滑り防止部材と係合した状態で該滑り防止部材の長手方向に転動する滑り防止転動体とを具備している。
【0012】
さらにこの発明の好ましい形態では、前記鍔付き駆動輪の直径と、前記滑り防止転動体のピッチ円の直径とを僅かに異ならせることにより、前記横行パレットが移動する際に前記鍔付き駆動輪と前記滑り防止転動体とに周速度差をもたせている。
【0013】
前記滑り防止部材の一例はチェーンであり、前記滑り防止転動体がスプロケットである。あるいは、前記滑り防止部材がラックであり、前記滑り防止転動体が該ラックに噛合うギヤであってもよい。また、前記滑り防止部材が摩擦路であり、前記滑り防止転動体が該摩擦路に転接する摩擦車であってもよい。
【0014】
この発明の好ましい形態では、前記滑り防止部材の一端がレールを支持する支持構造物に固定され、該滑り防止部材の他端が該滑り防止部材に張力を与えるテンション機構を介して前記支持構造物に固定され、該滑り防止部材の長手方向中間部が前記支持構造物に固定せずにフリーな状態としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
図7に示す多段立体駐車設備において、地上最上段のパレットP1と地下最下段のパレットP2は、それぞれ昇降機能のみを有しているが、地上1階のパレットPは横行機能を有し、それ以外の中間階のパレットPは昇降機能と横行機能とを有している。これら横行可能なパレットPを、この明細書では横行パレットと称している。
【0016】
図1は横行パレットPを備えた駐車装置10を示している。この駐車装置10は、互いに平行に配設され水平方向に延びる一対のレール11,12と、自動車等の車両13を乗せるパレット部14を有する横行パレットP等を備えている。レール11,12は、梁あるいは床等の支持構造物15,16上に設置されている。
【0017】
横行パレットPは、一対のレール11,12のうちの一方のレール11に転接する鍔付き駆動輪20(図2に示す)と、鍔付き駆動輪20を回転させるモータ21と、該レール11に転接する鍔付き従動輪22(図3,図4に示す)と、他方のレール12に転接する第1および第2の鍔無し従動輪23,24(図5,図6に示す)を備えている。
【0018】
図2に示すように鍔付き駆動輪20は、レール11を挟んでレール11の両側面と向かい合う一対の鍔部30,31を備えている。これら鍔部30,31によって、鍔付き駆動輪20のレール11に対する幅方向の位置が規制される。
【0019】
図4に示すように鍔付き従動輪22もレール11を挟んでレール11の両側面と向かい合う一対の鍔部32,33を備えている。これら鍔部32,33によって、鍔付き従動輪22のレール11に対する幅方向の位置が規制される。
【0020】
図5(A)(B)に示す2つの例では、入庫方向に関して入口側に位置するレール11上に、鍔付き駆動輪20と鍔付き従動輪22を配置し、入口から遠い側に位置するレール12上に、鍔無し従動輪23,24を配置している。この場合、鍔付き駆動輪20と鍔付き従動輪22の位置関係は、図5(A)(B)のいずれであってもよい。
【0021】
図6(A)(B)に示す2つの例では、入庫方向に関して入口側に位置するレール11上に、鍔無し従動輪23,24を配置し、入口から遠い側に位置するレール12上に、鍔付き駆動輪20と鍔付き従動輪22を配置している。この場合も、鍔付き駆動輪20と鍔付き従動輪22の位置関係は、図6(A)(B)のいずれであってもよい。
【0022】
このように、一対のレール11,12のうちのいずれか一方のレールに鍔付き駆動輪20と鍔付き従動輪22を転接させ、他方のレールに鍔無し従動輪23,24を転接させている。これにより、横行パレットPがレール11,12から脱輪することが防止される。
【0023】
また、横行パレットPの四隅のうちの一箇所に設けた鍔付き駆動輪20によって横行パレットPが駆動される際に、横行パレットPのねじれ(ツイスト)が抑制され、1個の鍔付き従動輪20によって横行パレットPを円滑に走行させることが可能となる。
【0024】
これら鍔付き駆動輪20と鍔付き従動輪22とによって、一方のレールに対する幅方向の位置決めがなされるが、鍔無し従動輪23,24は他方のレールに対して幅方向の位置が規制されていない状態となる。このため、レール11,12の平行度が多少悪くても、鍔付き駆動輪20の鍔部30,31とレール11との間、あるいは鍔付き従動輪22の鍔部32,33とレール11との間に過剰な摩擦力が発生することを回避でき、横行パレットPを円滑に移動させることができる。
【0025】
図2に示すように鍔付き駆動輪20の軸40は、パレット部14に設けられた軸受41によって回転自在に支持されている。モータ21の出力軸42に駆動側スプロケット43が取付けられている。軸40に被動側スプロケット44が取付けられている。
【0026】
これらスプロケット43,44間にチェーン等の巻掛け伝動部材45が設けられている。スプロケット43,44と巻掛け伝動部材45等によって、モータ21の回転力を鍔付き駆動輪20に伝達するための動力伝達機構46が構成されている。
【0027】
一方のレール11の側面に沿って滑り防止部材50が配設されている。滑り防止部材50はレール11の長手方向に延びている。滑り防止部材50の一例はチェーンである。
【0028】
図3に示すように、滑り防止部材50の一端50aが支持構造物15に固定されている。滑り防止部材50の他端50bは、滑り防止部材50に張力を与えるテンション機構51を介して支持構造物15に固定されている。この滑り防止部材50は、支持構造物15の上面15aに、支承部材55を介して支持されている。
【0029】
支承部材55の高さに応じて、支持構造物15から滑り防止部材50までの距離H(図2に示す)を所望の寸法に設定することができる。支承部材55の幅W1は、滑り防止部材50の幅W2よりも十分に狭くしている。
【0030】
滑り防止部材50の両端50a,50b以外の長手方向中間部は、支承部材55の上に置かれているだけである。すなわち、滑り防止部材50の長手方向中間部は支持構造物15や支承部材55に固定されることなくフリーの状態である。従って滑り防止部材50は、支持構造物15に対して幅W2方向にある程度移動することができる。
【0031】
前記軸40に、鍔付き駆動輪20と一体に回転する滑り防止転動体60が取付けられている。滑り防止転動体60の一例はスプロケットである。この滑り防止転動体60はモータ21によって鍔付き駆動輪20と一体に回転し、滑り防止部材(例えばチェーン)50と係合した状態で、滑り防止部材50の長手方向に転動するようになっている。
【0032】
図2に示すように鍔付き駆動輪20のレール11との接触箇所の直径をD1とした場合、滑り防止転動体60のピッチ円の直径D2を、D1と僅かに異ならせている。例えばD1をD2よりも数%(例えば0.1〜2%程度)大きくしている。あるいは、D1をD2よりも数%(例えば0.1〜2%程度)小さくしている。
【0033】
こうすることにより、鍔付き駆動輪20のレール11に対する接触箇所の周長と、滑り防止転動体60の滑り防止部材50に対する接触箇所(ピッチ円)の周長とが僅かに異なるため、鍔付き駆動輪20と滑り防止転動体60が一体に回転する際に、鍔付き駆動輪20と滑り防止転動体60との間に僅かに周速度差が生じる。
【0034】
以上説明した軸40と、軸受41と、スプロケット44と、鍔付き駆動輪20と、滑り防止部材60などによって、長尺な駆動軸を必要としないコンパクトで軽量な駆動輪ユニット65が構成される。
【0035】
次に、前記駐車装置10の作用について説明する。
モータ21が回転すると、動力伝達機構46を介して被動側スプロケット44が回転することにより、鍔付き駆動輪20が回転するとともに、滑り防止転動体60も回転する。鍔付き駆動輪20が回転することにより、横行パレットPがレール11,12上を移動する。
【0036】
横行パレットPが移動すると、滑り防止転動体60が滑り防止部材50に係合した状態を保ちながら横行パレットPの移動方向に転動する。このため、鍔付き駆動輪20がレール11上をスリップすることが防止され、レール11上に氷雪や落ち葉等の滑りやすいものがあっても、横行パレットPを確実に移動させることができる。
【0037】
また横行パレットPが移動する際の鍔付き駆動輪20の周速度と、滑り防止転動体60の周速度との間に僅かに差をもたせているため、横行パレットPが移動する際の横行慣性による速度脈動、いわゆる「がた運動」が抑制され、横行パレットPを円滑に移動させることができる。
【0038】
また、滑り防止部材50の下面が支承部材55上に拘束されることなく支持されているため、例えば滑り防止部材50にチェーンが用いられた場合に、チェーンのリンクプレート間に侵入した異物を下方に排出することが容易となり、万一、異物が滑り防止部材50に挟まっても、異物の除去作業を容易に行なうことができる。
【0039】
滑り防止部材50は、その両端50a,50b間にテンションをかけた状態で支持構造物15に両端50a,50bが固定され、滑り防止部材50の長さ方向中間部がフリーな状態となっているため、滑り防止部材50のメンテナンス時になどに、清掃、注油、点検作業などを容易に行なうことができる。
【0040】
また、横行パレットPが移動することに伴い、滑り防止部材50と噛合っている滑り防止転動体60が横行パレットPと同じ方向に移動してゆくため、レール11と滑り防止部材50との平行度が多少悪くても、レール11と滑り防止部材50との間の距離Lがほぼ一定に保たれる。
【0041】
すなわちレール11と滑り防止部材50との間の距離Lが自動調芯されつつ、横行パレットPが移動することになる。このため、レール11と滑り防止部材50との平行度の精度がさほど要求されることなく、レール11と滑り防止部材50を設置する際の工事を容易に行なうことができる。
【0042】
なお図9に示すように、滑り防止部材50の他の例として摩擦路70を採用し、滑り防止転動体60としてゴムタイヤ等の摩擦車71を用いてもよい。この場合には、摩擦車71の外周面が摩擦路70に転接することになる。
【0043】
摩擦車71の中心から摩擦車71と摩擦路70との接触箇所までの距離D2´を、鍔付き駆動輪20の中心からレール11までの距離よりも小さくすることにより、横行パレットPが移動する際に鍔付き駆動輪20の周速度と摩擦車71の周速度との間に数%(例えば0.1〜2%程度)の周速度差をもたせるとよい。
【0044】
なお、滑り防止部材50にラックを用い、滑り防止転動体60にギヤ(ピニオン)を用いてもよい。
【0045】
また図10に示すように、滑り防止部材50を支持構造物15の上面15aに直接乗せるようにしてもよい。この場合も、滑り防止部材50の長さ方向中間部が支持構造物15によって拘束されることなくフリーな状態で支持されるため、滑り防止部材50の下部から異物を排出しやすく、メンテナンスも容易である。
【0046】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、互いに平行に配設され水平方向に延びる一対のレールと、車両を乗せるパレット部を有し前記一対のレール上を前記車両の幅方向に移動する横行パレットとを具備し、前記横行パレットは、前記一対のレールのうちの一方のレールに転接する1つの鍔付き駆動輪と、前記鍔付き駆動輪を回転させるモータと、前記鍔付き駆動輪と同じ側の前記一方のレールに転接する1つの鍔付き従動輪と、前記一対のレールのうちの他方のレールに転接する第1および第2の鍔無し従動輪とを備えていることにより、横行パレットの四隅の一箇所に配置される1個の鍔付き駆動輪によって、横行パレットを円滑に走行させることができ、レールの平行度の影響を少なくすることができる。
【0047】
請求項2に記載した発明によれば、一方のレールに沿って配設された滑り防止部材と、この滑り防止部材に係合する滑り防止転動体を備えていることにより、鍔付き駆動輪がレール上をスリップすることがなくなり、悪条件下でも横行パレットを円滑に走行させることができる。
【0048】
請求項3に記載した発明によれば、鍔付き駆動輪の周長と滑り防止転動体のピッチ円の周長とを僅かに異ならせたことにより、横行パレットの横行慣性による速度脈動を抑え、横行パレットをさらに円滑に走行させることができる。
【0049】
請求項4,5,6に記載した発明によれば、チェーンとスプロケット、またはラックとギヤ、あるいは摩擦路と摩擦車を用いることにより、鍔付き駆動輪とレールとの間に滑りが生じることを防止でき、横行パレットを確実に走行させることができる。
【0050】
請求項7に記載した発明によれば、滑り防止部材にテンションを与えた状態で滑り防止部材の両端を支持し、滑り防止部材の長手方向中間部を拘束しないことにより、レールと滑り防止部材との平行度が多少悪くても横行パレットを問題なく走行させることができ、レールと滑り防止部材との平行度が緩和されることにより、施工が容易となる。また、滑り防止部材に入り込んだ異物を容易に排出でき、滑り防止部材のメンテナンスが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す駐車装置の側面図。
【図2】 図1に示された駐車装置の鍔付き駆動輪付近を拡大して示す側面図。
【図3】 図1に示された駐車装置の正面図。
【図4】 図1に示された駐車装置の鍔付き従動輪付近を拡大して示す側面図。
【図5】 (A)(B)はそれぞれ図1に示された駐車装置の駆動輪と従動輪の配置例を示す平面図。
【図6】 (A)(B)はそれぞれ図1に示された駐車装置の駆動輪と従動輪の他の配置例を示す平面図。
【図7】 多段式立体駐車設備を模式的に示す断面図。
【図8】 図1に示された駐車装置の滑り止め部材と滑り止め転動体の一部の正面図。
【図9】 滑り止め部材と滑り止め転動体の他の例を示す正面図。
【図10】 本発明の他の実施形態を示す駐車装置の鍔付き駆動輪付近を拡大して示す側面図。
【図11】 従来の駐車装置の一部を示す平面図。
【符号の説明】
P…横行パレット
10…駐車装置
11,12…レール
14…パレット部
20…鍔付き駆動輪
21…モータ
22…鍔付き従動輪
23…第1の鍔無し従動輪
24…第2の鍔無し従動輪
50…滑り防止部材
60…滑り防止転動体
Claims (7)
- 互いに平行に配設され水平方向に延びる一対のレールと、
車両を乗せるパレット部を有し前記一対のレール上を前記車両の幅方向に移動する横行パレットとを具備し、
前記横行パレットは、
前記一対のレールのうちの一方のレールに転接する1つの鍔付き駆動輪と、
前記鍔付き駆動輪を回転させるモータと、
前記鍔付き駆動輪と同じ側の前記一方のレールに転接する1つの鍔付き従動輪と、
前記一対のレールのうちの他方のレールに転接する第1および第2の鍔無し従動輪と、
を具備したことを特徴とする駐車装置。 - 前記一方のレールの長手方向に沿って配設された滑り防止部材と、
前記モータによって前記鍔付き駆動輪と一体に回転しかつ前記滑り防止部材と係合した状態で該滑り防止部材の長手方向に転動する滑り防止転動体と、
を具備したことを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。 - 前記鍔付き駆動輪の直径と、前記滑り防止転動体のピッチ円の直径とを僅かに異ならせることにより、前記横行パレットが移動する際に前記鍔付き駆動輪と前記滑り防止転動体とに周速度差をもたせたことを特徴とする請求項2に記載の駐車装置。
- 前記滑り防止部材がチェーンであり、前記滑り防止転動体が該チェーンに噛合うスプロケットであることを特徴とする請求項2または3に記載の駐車装置。
- 前記滑り防止部材がラックであり、前記滑り防止転動体が該ラックに噛合うギヤであることを特徴とする請求項2または3に記載の駐車装置。
- 前記滑り防止部材が摩擦路であり、前記滑り防止転動体が該摩擦路に転接する摩擦車であることを特徴とする請求項2または3に記載の駐車装置。
- 前記滑り防止部材の一端が支持構造物に固定され、該滑り防止部材の他端が該滑り防止部材に張力を与えるテンション機構を介して前記支持構造物に固定され、該滑り防止部材の長手方向中間部が前記支持構造物に固定されていないことを特徴とする請求項2に記載の駐車装置。
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