JP3673676B2 - 食品粉砕装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固形状の食品(例えば、緑茶等の茶葉,コーヒー豆,乾燥野菜等)を粉末状に粉砕するために使用する食品粉砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、固形状の食品、例えば、緑茶等の茶葉,コーヒー豆,乾燥野菜等を粉末状に粉砕するために使用する食品粉砕装置は、例えば、上方を開口して有底筒状等に形成したケーシングと、前記ケーシングの下部に収納した駆動源としての電動機と、前記ケーシングの上部側に取付けた、被粉砕物(粉末状に粉砕する食品)を収容するための椀状の収納容器と、前記収納容器内に突出する電動機の回転子軸の先端部に取付けられて、収納容器内に収容した被粉砕物を回転しながら粉末状に粉砕する粉砕刃体(カッター)と、前記ケーシングの開口部に収納容器の上面を覆うようにして着脱可能に取付けられる蓋体と、ON操作することにより前記電動機を駆動させる操作スイッチとを備えて概略構成されている。
【0003】
そして、被粉砕物を粉砕刃体の回転によって粉末状に粉砕する場合は、収納容器内に所定量の被粉砕物を収容した後、ケーシングの開口部に前記収納容器の上面を覆うようにして蓋体を被着し、この状態で、操作スイッチをON操作して電動機を駆動し、その回転子軸の先端部に取付けた粉砕刃体を回転させることにより、前記収納容器内に収容した被粉砕物を粉末状に粉砕するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記構成の食品粉砕装置においては、蓋体がケーシングに被着されていない状態で操作スイッチがON操作された場合でも、電動機が起動してしまうため、収納容器内に被粉砕物を収容した状態で、蓋体をケーシングに被着する前に、誤って操作スイッチがON操作されると、収納容器内の被粉砕物が粉砕刃体の回転によって、前記収納容器の外側に溢れ出したり、飛び散ったりするという問題があった。
【0005】
また、蓋体をケーシングから取外した状態で、収納容器内やケーシング外周面を清掃しているときに、操作スイッチがON操作された場合には、粉砕刃体の回転によって指等にけがをしたりするおそれがあり、安全上問題があった。
【0006】
更に、前記構成の食品粉砕装置においては、被粉砕物が所望の大きさに粉砕されるまで、操作スイッチのON操作を継続していなければならなかったので、前記被粉砕物の粉砕処理中には、他の作業を行うことができないため、非常に作業効率が悪かった。
【0007】
本発明は、前記種々の問題点に鑑み、ケーシングから蓋体を取外した状態で、操作スイッチがON操作されることにより、電動機が駆動するのを防ぐことが可能で、かつ、効率的に被粉砕物の粉砕処理を行うことが可能な食品粉砕装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上部を開口して中空筒状に形成したケーシングと、前記ケーシングの上部側に取付けられて、粉砕処理を行う被粉砕物を収容する収納容器と、前記収納容器内に収容した被粉砕物を回転しながら粉砕する粉砕刃体と、前記ケーシング内に収容されて、前記粉砕刃体を回転駆動する電動機と、前記ケーシングの開口部に着脱可能に取付けられる蓋体と、前記電動機を駆動させて被粉砕物の粉砕処理を行うための運転スイッチと、被粉砕物の粉砕モードを設定するための設定スイッチと、前記設定スイッチにより設定した粉砕モードを個別に点灯表示する表示手段と、前記運転スイッチ及び設定スイッチのON操作に対応して電動機及び表示手段の動作を制御する制御装置と、前記蓋体がケーシングに取付けられているときにのみONして電動機及び制御装置へ商用電源を供給する保護スイッチ並びに前記蓋体をケーシングに取付ける動作と連動して前記保護スイッチをON操作する押圧ロッドからなる保護手段とを具備して食品粉砕装置を構成し、前記ケーシングの内周面に突設・形成した係止突起を蓋体の外周面に形成した係合部に係合させる動作と連動して、前記蓋体に下向きに突設・形成した押圧突起によって押圧ロッドを押圧して保護スイッチをONさせ、この状態で、設定スイッチにより被粉砕物の粉砕モードを設定した後、運転スイッチがON操作されたときに、前記制御装置は電動機を駆動させるとともに、前記電動機の駆動中は設定スイッチにより設定した粉砕モードに該当する表示手段を点滅表示させ、更に、前記制御装置は設定スイッチにより設定した粉砕モードに対応する粉砕時間が経過した後も、前記電動機が惰性により回転している状態から完全に停止するまでの間、前記表示手段の点滅表示を継続させるように構成したことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の食品粉砕装置において、前記制御装置は、被粉砕物の粉砕処理が終了した後、保護スイッチのOFFにより制御装置への商用電源の供給が一旦停止され、かつ、前記保護スイッチのONにより再度商用電源が供給されるまでの間、設定スイッチによる粉砕モードの設定操作及び運転スイッチのON操作の受付を禁止するように構成したことを特徴とする。
【0014】
本発明は、ケーシングに蓋体を取付ける動作と連動して、前記蓋体の一方の係合部に設けた押圧突起により保護手段の押圧ロッドを押圧して保護スイッチをONさせ、この状態で、設定スイッチによって被粉砕物の粉砕モードを設定した後、運転スイッチをON操作することにより、電動機を駆動して粉砕刃体を回転させるように構成したので、蓋体をケーシングから取外した状態で運転スイッチをON操作しても、電動機の駆動により粉砕刃体が回転することはないため、指等にけがをしたり、収納容器内の被粉砕物が溢れ出したりする等の問題が発生することは全くない。また、設定スイッチによって設定した粉砕モードに対応する時間だけ電動機は回転を続けるので、運転スイッチのON操作を続けることなく、被粉砕物の粉砕処理を行うことが可能となる。更に、設定スイッチによって設定した粉砕モードを個別に表示可能な表示手段を設けたので、前記表示手段を点灯表示することにより、現在どの粉砕モードに設定されているかを、点滅表示することにより、どの粉砕モードで運転中かをそれぞれ一目で視認することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、例えば、緑茶等の茶葉を粉末状に粉砕するお茶挽き機に実施した例について、図1ないし図10により説明する。図1ないし図3において、1は上部を開口して中空筒状に形成した、合成樹脂からなるお茶挽き機Aのケーシングであり、その右端側(図1ないし図3の右側)には把手1aが一体的に形成されており、また、下端面には底板1bがねじ等を用いて締着・固定されている。
【0016】
前記ケーシング1の上部開口部側の内周面には、図3で示すように、その左右方向(図3の左右方向)において一対の係止突起2a,2bが、また、前後方向(図3の上下方向)において一対の補助突起2c,2dが、それぞれ隣り合う突起との間に90°の角度間隔を設けて4ヶ所に突設・形成されている。なお、前記各突起2a〜2dと近接するケーシング1の内周面には、図2,3で示すように、所定の厚さ寸法及び内径寸法で、突壁1cが周設されている。また、前記突壁1cの係止突起2aと対応する部位には、図1,3で示すように、窓孔1dが穿設されている。
【0017】
次に、図2において、3はお茶挽き機Aの駆動源となる電動機であり、前記電動機3は、その回転子軸3aを上方に向けた状態で、下部側のブラケット3bを、ゴム等の弾性材からなる防振部材6を介して、ケーシング1下部に取付けた支持部材4に固定することにより、前記ケーシング1内に起立状態で収納されている。なお、前記支持部材4は、そのL字状の爪状部材4aの先端部を、ケーシング1下部側の内周面に穿設した係止溝1eに係合させることにより、前記ケーシング1の下部側に取付けられている。
【0018】
5は薄板状の金属板を椀状に成形加工することにより形成した、被粉砕物(粉末状に粉砕する茶葉)を収容するための収納容器であり、前記収納容器5は、その開口部側(上部側)の端縁を、ケーシング1の内周面に周設した突壁1cの下端面に当接させるとともに、底面側(下部側)から電動機3の回転子軸3aを該収納容器5内に突出させた状態で、前記底面に電動機3の上部側のブラケット3cを、ゴム等の弾性材からなる防振部材6aを介して当接させることにより、突壁1cと電動機3との間に挟まれた状態で、ケーシング1の上部側において支持される。
【0019】
7は前記ケーシング1の開口部内周面に、前記収納容器5の開口部を閉鎖するようにして、着脱可能に取付けられる蓋体であり、前記蓋体7の外周面には、前記ケーシング1の内周面に突設・形成した係止突起2a,2bが係合する係合部7a,7bと、補助突起2c,2dが係合する係合溝7c,7dとが、それぞれ形成されている。
【0020】
前記係止突起2a,2bが係合する係合部7a,7bは、図4,5で示すように、蓋体7の外周面下端側に周方向に沿って凹設した横長な係合溝8aと、前記係合溝8aとは高さ方向に所定の段差を設けて凹設した係止溝8bと、前記係合溝8aと係止溝8bとを連通可能に接続する連通溝8cとを備え、180°の角度間隔を設けた状態で蓋体7の外周面に形成されている。
【0021】
一方、補助突起2c,2dが係合する係合溝7c,7dは、図1,4で示すように、前記係合部7a,7bとの間に90°の角度間隔を設けた状態で、蓋体7の外周面下端側に周方向に沿って横長に凹設されている。
【0022】
なお、前記係合部7a,7bのうち、係止突起2aが係合する係合部7a(図4の右側)には、図5で示すように、係合溝8aの右端面(図5の右側)と隣接する蓋体7下端面に、押圧突起8dが下向きに突設・形成されている。
【0023】
そして、前記蓋体7は、図7で示すように、ケーシング1内周面の係止突起2a,2bを係合部7a,7bの係合溝8aに係合させ、かつ、補助突起2c,2dを係合溝7c,7dに係合させた状態で、蓋体7を図7の時計方向に回動し、前記係止突起2a,2bを係合溝8aから連通溝8cを通過させて係止溝8bに移動させ、前記係止溝8bに係合させることにより(図8(b)参照)、前記ケーシング1にその上方への抜脱を防いだ状態で取付けられる。
【0024】
次に、図1ないし図3において、9は収納容器5内に突出する電動機3の回転子軸3aの先端部に螺着・固定したアタッチメント、10は収納容器5内に収容される被粉砕物(茶葉)を高速回転しながら粉末状に粉砕する粉砕刃体(カッター)をそれぞれ示し、前記粉砕刃体10は、アタッチメント9を介して電動機3の回転子軸3aに共動回転可能に取付けられ、前記電動機3の駆動により高速回転して、収納容器5内に収容した被粉砕物を粉末状に粉砕する。
【0025】
11はケーシング1の右前面側に設けた操作パネルであり、この操作パネル11には、電動機3を駆動させて被粉砕物(茶葉)の粉砕処理を行うための運転スイッチSW1 と、前記被粉砕物の粉砕モード(粉砕時間)を設定するための設定スイッチSW2 と、前記設定スイッチSW2 によって設定した粉砕モード(本発明においては、「粗挽き」モード,「中挽き」モード,「細挽き」モードという)を個別に表示するための表示手段LED1 〜LED3 がそれぞれ配置されている。
【0026】
次に、図2において、12は蓋体7がケーシング1に取付けられていない状態で、前記操作パネル11の運転スイッチSW1 がON操作されたときに、電動機3が駆動するのを阻止するための保護手段であり、前記保護手段12は、商用電源と後述する制御装置15(図9参照)との間に直列に介挿され、ケーシング1に蓋体7が取付けられたときのみONして、電動機3及び後述する制御装置15へ商用電源を供給する保護スイッチLSと、ケーシング1内の空所に上下動可能に収納され、蓋体7をケーシング1に取付ける動作と連動して前記保護スイッチLSをON操作する押圧ロッド13と、前記押圧ロッド13を常時上方に付勢する圧縮ばね14(図6参照)とを備えて構成されている。
【0027】
前記保護スイッチLSは、図2,6で示すように、ケーシング1の下部側に取付けられた支持部材4に立設した壁体4cに、該壁体4cの前方に向けて突設した挿通軸4d,4dと係止爪4e,4eとを用いて取外し可能に係着されており、また、前記圧縮ばね14は、図6で示すように、前記支持部材4の係止爪4e,4eと近接する位置に立設した円筒状の筒状部4f,4fに収容される。
【0028】
一方、前記押圧ロッド13は、図6で示すように、平板状のロッド本体13aと、前記ロッド本体13aの上端部に鍔部13cを介して形成した円弧状の押圧部13bと、前記ロッド本体13aの下端部に形成した二股状の連結部13dと、前記二股状の連結部13dの各先端部に、鍔部13f,13fを介して突設・形成した支持軸13e,13eと、前記連結部13dの下端部に形成した押圧体13g(図2及び図8(a)参照)とを備えて構成されている。
【0029】
そして、前記押圧ロッド13は、図8(a)で示すように、押圧部13bをケーシング1の突壁1cに穿設した窓孔1dに挿通して、鍔部13cを突壁1cの下端面に当接させるとともに、二股状の連結部13dに設けた支持軸13e,13eを、鍔部13f,13fと支持部材4の筒状部4f,4f底部との間に圧縮ばね14,14を介在させた状態で、前記筒状部4f,4f及び該筒状部4f,4f底部に穿孔した透孔4g,4gにそれぞれ挿通することにより、前記圧縮ばね14,14の付勢力によって常時上方に付勢された状態で、前記ケーシング1の突壁1cと支持部材4との間において、上下動可能に支承される。
【0030】
次に、図9は本発明のお茶挽き機Aの制御装置15を概略的に示すブロック図である。図9において、16は商用電源(AC100V)を図示しない整流回路等によって直流5V電源(電子回路用の定電圧電源)に変換して出力する電源回路であり、前記商用電源とは保護スイッチLS,ヒューズf,ノイズフィルタNFを介して接続されており、前記保護スイッチLSがONされたとき(即ち、蓋体7がケーシング1に取付けられたとき)にのみ、商用電源がヒューズf,ノイズフィルタNFを介して供給され、前記商用電源を直流5V電源に変換して出力する。
【0031】
17はマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)であり、その入力用端子には、ノイズ保護用の入力回路18,直流5V電源低下時のマイコン17リセット用のリセット回路19,クロック信号出力用の発振子20がそれぞれ接続されており、また、出力用端子には、ノイズ保護用の出力回路21,表示手段LED1 〜LED3 がそれぞれ接続されている。なお、前記入力回路18には、運転スイッチSW1 及び設定スイッチSW2 が接続されており、また、出力回路21には、電動機3の駆動回路22(トライアック等)及びサージカット用のスナバ回路23を介して電動機3が接続されている。
【0032】
なお、前記商用電源は、駆動回路22及びスナバ回路23を介して直接電動機3に供給されるとともに、電源回路16において直流5V電源に変換された後、マイコン17,入力回路18,リセット回路19,出力回路21にそれぞれ供給される。
【0033】
次に、図1,3及び図7〜図10を参照しながら、本発明の動作について説明する。はじめに、お茶挽き機Aの図示しない電源プラグをコンセントに接続する。つづいて、図3で示すように、蓋体7をケーシング1の内周面から取外し、かつ、収納容器5内に突出する電動機3の回転子軸3aに、粉砕刃体10をアタッチメント9を介して共動回転可能に取付けた状態で、所定量の被粉砕物(茶葉)を前記収納容器5内に収容する。
【0034】
前記のように収納容器5内に被粉砕物を収容したら、つづいて、図1で示すように、蓋体7をケーシング1の上方から、該ケーシング1の内周面に被着し、図7及び図8(a)で示すように、前記蓋体7の外周面に形成した係合部7a,7bの係合溝8aにケーシング1の内周面に形成した係止突起2a,2bを、また、係合溝7c,7dに補助突起2c,2dをそれぞれ係合させる。
【0035】
なお、このとき、係合部7aの係合溝8a右端部と隣接する位置に設けた押圧突起8dは、図8(a)で示すように、ケーシング1の突壁1cに穿設した窓孔1dから、該ケーシング1内に臨ませた押圧ロッド13の押圧部13bと対応する位置に達していないので、蓋体7下端部とケーシング1の突壁1cとの間には、所定の間隙が形成されている。
【0036】
そして、前記の状態で、蓋体7を時計方向(図7の時計方向及び図8(a)の左方向)に、軽く押圧しながら回動させると、前記係合部7a,7bの係合溝8aに係合している係止突起2a,2bは、図8(b)で示すように(図8(b)には係合部7a及び係止突起2aのみ示す)、前記蓋体7の回動に伴って、連通溝8cを通って係止溝8bの位置まで移動して、前記係止溝8bに係合するとともに、前記係合部7aの係合溝8a右端部と隣接する位置に設けた押圧突起8dは、図8(b)で示すように、押圧ロッド13の押圧部13bと対応する位置まで移動する。
【0037】
このとき、前記係合溝8aと係止溝8bとの間には、高さ方向に所定の段差が設けられているので、係合溝8aに位置する係止突起2a,2bが連通溝8cを通り、前記段差を乗り越えて係止溝8bまで移動することにより、前記蓋体7は下方に押圧され、その下端面をケーシング1の突壁1c上端面に当接させる。
【0038】
この結果、押圧ロッド13の押圧部13bと対応する位置まで移動している押圧突起8dは、図8(b)で示すように、前記押圧部13bを介してロッド本体13aを、圧縮ばね14の付勢力に抗してケーシング1の下方に押圧し、前記ロッド本体13aの下端部に形成した連結部13dの下端面に設けた押圧体13gによって保護スイッチLSをON操作する。
【0039】
前記のように、お茶挽き機Aの図示しない電源プラグをコンセントに差し込んだ状態で(図10のステップS1参照)、収納容器5内に被粉砕物(茶葉)を収容した後、蓋体7をケーシング1に取付けることにより、押圧ロッド13を介して保護スイッチLSがON操作されると(図10のステップS2参照)、商用電源が前記保護スイッチLSを介して制御装置15の電源回路16に供給され、前記電源回路16から変換・出力される直流5V電源が制御装置15のマイコン17に供給され、前記マイコン17に接続した表示手段LED1 〜LED3 が全て点灯する(図10のステップS3参照)。
【0040】
次に、図10のステップS4〜S16を参照しながら、被粉砕物(茶葉)の粉砕モードを設定する動作について説明する。はじめに、設定スイッチSW2 をON操作すると(図10のステップS4参照)、前記操作は入力回路18を介してマイコン17に入力され、この入力を受けて、表示手段LED1 〜LED3 は全て点灯している状態から、「粗挽き」モードを示す表示手段LED1 のみが点灯する(図10のステップS5参照)。粉砕モードを「粗挽き」モードに設定した状態で、運転スイッチSW1 をON操作すると(図10のステップS6参照)、前記操作は入力回路18を介してマイコン17に入力され、この入力を受けて、ステップS7において、例えば、2秒タイマー(「粗挽き」モードにおける粉砕時間)がスタートする。
【0041】
また、粉砕モードが「粗挽き」モードに設定された状態で、運転スイッチSW1 をON操作せず(図10のステップS6参照)、ステップS8において再度設定スイッチSW2 がON操作されると、ステップS9において「中挽き」モードを示す表示手段LED2 が点灯する。粉砕モードを「中挽き」モードに設定した状態で、運転スイッチSW1 をON操作すると(図10のステップS10参照)、ステップS11において、例えば、7秒タイマー(「中挽き」モードにおける粉砕時間)がスタートする。
【0042】
更に、粉砕モードが「中挽き」モードに設定された状態で、運転スイッチSW1 をON操作せず(図10のステップS10参照)、ステップS12において再度設定スイッチSW2 がON操作されると、ステップS13において「細挽き」モードを示す表示手段LED3 が点灯する。粉砕モードを「細挽き」モードに設定した状態で、運転スイッチSW1 をON操作すると(図10のステップS14参照)、ステップS15において、例えば、70秒タイマー(「細挽き」モードにおける粉砕時間)がスタートする。
【0043】
また更に、粉砕モードが「細挽き」モードに設定された状態で、運転スイッチSW1 をON操作せず(図10のステップS14参照)、ステップS16において再度設定スイッチSW2 がON操作されると、ステップS5において「粗挽き」モードを示す表示手段LED1 が再度点灯する。即ち、粉砕モードを「細挽き」モードから「粗挽き」モードに移行する。
【0044】
このように、粉砕モードの設定においては、設定スイッチSW2 を一回ON操作する毎に、粉砕モードを「粗挽き」モード→「中挽き」モード→「細挽き」モード→「粗挽き」モード→・・・と移行させ、希望の粉砕モードとなった時点で運転スイッチSW1 をON操作することにより、事前に設定したそれぞれの粉砕モードにおける粉砕時間に対応するタイマー(2秒,7秒,70秒)をスタートさせるようにしたので、設定スイッチSW2 によって被粉砕物の粉砕モードを設定する前に、運転スイッチSW1 がONされても、電動機3が駆動することは全くない。
【0045】
つづいて、図10のステップS17〜S21を参照しながら、被粉砕物(茶葉)の粉砕処理動作について説明する。図10のステップS7,S11,S15において、設定スイッチSW2 によって設定した粉砕モードに該当するタイマーがスタートすると同時に、マイコン17からは出力回路21を介して駆動回路22に、電動機3を駆動させるための指令信号が出力され、前記駆動回路22は、前記指令信号を受けて、該駆動回路22に供給される商用電源をスナバ回路23を介して電動機3に供給し、前記電動機3を駆動させる(図10のステップS17参照)。
【0046】
前記のように、電動機3を駆動させた後、ステップS18において運転スイッチSW1 がONされているか否かを判断し、運転スイッチSW1 がONされていなければ、ステップS19に進み、設定スイッチSW2 によって設定した粉砕モードに該当する表示手段(即ち、「粗挽き」モードの場合はLED1 、「中挽き」モードの場合はLED2 、「細挽き」モードの場合はLED3 )を点灯状態から点滅状態に移行させる。
【0047】
次に、ステップS20において、設定した粉砕モードに該当するタイマー(「粗挽き」モードの場合は2秒タイマー、「中挽き」モードの場合は7秒タイマー、「細挽き」モードの場合は70秒タイマー)がタイムアップしたか否か(即ち、粉砕処理時間が経過したか否か)を判断する。そして、ステップS20において、該当タイマーがタイムアップしていなければ、ステップS18に移行する。
【0048】
このように、電動機3が駆動した後は、ステップS18において、該当タイマーがタイムアップする前に運転スイッチSW1 がONされるか、あるいは、ステップS20において、該当タイマーがタイムアップするまでは、電動機3の駆動及び該当表示手段(LED1 〜LED3 のうちの1個)の点滅表示を継続する。
【0049】
前記電動機3が駆動することにより、前記電動機3の回転子軸3aにアタッチメント9を介して共動回転可能に取付けた粉砕刃体10は、設定スイッチSW2 によって設定した粉砕モードにおける粉砕時間に対応する時間だけ高速回転し、収納容器5内に収容した被粉砕物(茶葉)を粉末状に粉砕する。
【0050】
そして、ステップS18において、該当タイマーがタイムアップする前に運転スイッチSW1 がONされた場合、あるいは、ステップS20において、該当タイマーがタイムアップした場合は、マイコン17から出力回路21を介して駆動回路22に、電動機3を停止させるための指令信号が出力され、前記駆動回路22は前記指令信号を受けて、電動機3への商用電源の供給を停止し、前記電動機3を停止させる(図10のステップS21参照)。
【0051】
前記商用電源の供給の停止後、電動機3が惰性による回転から停止するまでの間、設定した粉砕モードに該当する表示手段(LED1 〜LED3 のうちの1個)は点滅表示を継続するとともに、前記電動機3が完全に停止したら、表示手段LED1 〜LED3 は全て点灯する(図10ステップS22参照)。なお、前記のように、被粉砕物(茶葉)の粉砕処理終了後、表示手段LED1 〜LED3 が全て点灯している状態で、運転スイッチSW1 及び設定スイッチSW2 をON操作しても、その操作は受け付けられない(図10のステップS23参照)。
【0052】
従って、前記被粉砕物(茶葉)の粉砕処理終了後、再度粉砕処理を行う場合は、蓋体7を図8(b)で示す状態から右方向に回動し、係合部7a,7bの係止溝8bに係止されている係止突起2a,2bを、連通溝8cを通して係合溝8aの位置まで移動させ、この状態で、前記蓋体7をケーシング1から取外し、押圧突起8dによる押圧ロッド13の押圧を解除して、保護スイッチLSを一旦OFFさせるか(図10のステップS24参照)、あるいは、図示しない電源プラグをコンセントから抜くことにより(図10のステップS25参照)、図10のステップS26においてマイコン17をリセットする(表示手段LED1 〜LED3 は全て消灯)。
【0053】
そして、収納容器5内の粉砕された被粉砕物を取り出すか、あるいは、収納容器5内の被粉砕物の粉砕状態を確認する等した後に、再度ケーシング1に蓋体7を取付けることにより、押圧ロッド13を介して保護スイッチLSをONさせ、この状態で、設定スイッチSW2 によって粉砕モードを設定し、かつ、運転スイッチSW1 をON操作することにより、電動機3を駆動して粉砕刃体10を回転させ、被粉砕物を粉砕処理する。以後、被粉砕物の粉砕処理を行う場合は、前記の操作を繰り返し行えばよい。
【0054】
前記のように、本発明においては、蓋体7をケーシング1に取付ける動作、即ち、ケーシング1の内周面に突設・形成した係止突起2a,2bを、蓋体7の外周面に凹設した係合部7a,7bの係止溝8aに係合させる動作と連動して、押圧ロッド13を介して保護スイッチLSをON操作するようにしたので、前記押圧ロッド13は、係止突起2a,2bと係合部7a,7bの係止溝8aとが係合し、蓋体7がケーシング1に確実に取付けられた状態で押圧される結果、お茶挽き機Aの運転中に振動等によって蓋体7がケーシング1から外れて保護スイッチLSのON状態が解除されたり、常時蓋体7をケーシング1側に押圧したままでないと保護スイッチLSのON状態を維持できないということは全くなく、良好に保護スイッチLSのON状態を維持することができる。
【0055】
また、前記のように、ケーシング1に蓋体7を取付けるまでは、保護スイッチLSがONされない、即ち、電動機3及び制御装置15に商用電源が供給されないので、この状態で、運転スイッチSW1 がON操作されても、前記運転スイッチSW1 のON操作は受け付けられず、かつ、電動機3も駆動しないため、ケーシング1から蓋体7を取外した状態で、お茶挽き機Aの清掃等を行っている際に、誤って運転スイッチSW1 が押圧されても、電動機3が駆動して粉砕刃体10が回転をはじめることは全くなく、前記お茶挽き機A本体や収納容器5内の清掃等を安全に行うことができる。
【0056】
更に、設定スイッチSW2 によって被粉砕物の粉砕モード(粉砕時間)を設定するまでは、運転スイッチSW1 のON操作は受け付けられないので、あらかじめ被粉砕物の粉砕モードを設定することにより、被粉砕物を粉砕する間、運転スイッチSW1 を押しつづけなければならないという煩わしさを確実に解消できるとともに、あらかじめ設定した粉砕モードによって被粉砕物が粉砕されるまでの間に、他の作業を行うことができるので、大変利便である。
【0057】
また、お茶挽き機Aの運転中、表示手段LED1 〜LED3 のうち、設定した粉砕モードに該当する表示手段LED1 〜LED3 のみが点滅表示して、お茶挽き機Aが運転中であることを表示するとともに、該当タイマーがタイムアップした後も、電動機3が惰性により回転している状態から停止するまでは、該当表示手段LED1 〜LED3 の点滅表示を続けるように構成したので、お茶挽き機Aの運転状況を容易に視認することができ、しかも、電動機3の惰性回転中にケーシング1から蓋体7を取外すことにより、粉砕刃体10により指等をけがしたり、収納容器5内の被粉砕物が溢れ出したりするという問題を確実に防ぐことが可能となる。
【0058】
更に、一旦被粉砕物の粉砕処理が終了した後は、運転スイッチSW1 及び設定スイッチSW2 の受付を禁止するようにしたので、電動機3の停止直後に運転スイッチSW1 がON操作され、前記電動機3に商用電源が再通電されることにより、電動機3に悪影響を与えるのを良好に防ぐことができる。
【0059】
なお、本発明の実施例においては、緑茶等の茶葉を粉末状に粉砕する例について説明したが、これに限定することなく、コーヒー豆や乾燥野菜等の固形状の食品を粉砕する場合にも使用することができることは勿論である。また、本発明の実施例においては、お茶挽き機Aの図示しない電源プラグをコンセントに接続した後、ケーシング1に蓋体7を取付けるようにした例により説明したが、前記とは逆に、ケーシング1に蓋体7を取付けた後、図示しない電源プラグをコンセントに接続するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、ケーシング内周面に突設・形成した係止突起を、蓋体外周面に凹設した係合部の係止溝に係合させる動作と連動して、前記係合部に下向きに突設・形成した押圧突起によって保護手段の押圧ロッドを押圧し、前記押圧ロッドを介して保護スイッチをON操作するようにしたので、前記押圧ロッドは、蓋体が係止突起及び係合部を利用してケーシングに確実に取付けられた状態で押圧突起により押圧される結果、お茶挽き機の運転中に振動等によって蓋体がケーシングから外れて保護スイッチのON状態が解除されたり、常時蓋体をケーシング側に押圧したままでないと保護スイッチのON状態を維持できなくなるということは全くなく、良好に保護スイッチのON状態を維持することができる。
【0061】
また、ケーシングに蓋体が取付けられていない状態では、商用電源と制御装置との間に介挿した保護スイッチがONされないため、制御装置に商用電源が供給されない、即ち、制御装置のマイコンが動作しないので、ケーシングから蓋体を取外した状態で、お茶挽き機の清掃等を行っている際に、誤って運転スイッチがON操作されても、前記運転スイッチのON操作によって電動機が駆動し、粉砕刃体が回転をはじめることはないため、前記お茶挽き機本体や収納容器内の清掃等を安全に行うことができる。
【0062】
更に、設定スイッチによって設定した粉砕モードを個別に表示可能となした表示手段を設けたので、前記表示手段を点灯表示させることにより、現在どの粉砕モードに設定されているかを、また、点滅表示させることにより、どの粉砕モードで運転中かを一目で視認することができる。しかも、前記設定スイッチによって設定した粉砕モードに該当するタイマーがタイムアップした後、電動機が惰性により回転している状態から停止するまでの間、表示手段の点滅表示を継続させるようにしたので、電動機が惰性により回転している最中にケーシングから蓋体を取外すことにより、粉砕刃体の回転によって指等をけがしたり、収納容器内の被粉砕物が溢れ出したりするという問題を確実に防ぐことが可能となる。
【0063】
また、制御装置は、設定スイッチによって被粉砕物の粉砕モード(粉砕時間)を設定しない限り、運転スイッチのON操作を受け付けないので、あらかじめ被粉砕物の粉砕モードを設定した後、運転スイッチをON操作して電動機を駆動させることにより、お茶挽き機を自動運転させることが可能となり、この結果、従来のように、被粉砕物を粉砕する間、運転スイッチを押し続けなければならないという煩わしさを良好に解決することができるとともに、あらかじめ設定した粉砕モードによって被粉砕物が粉砕されるまでの間に、他の作業を行うことができるので、大変利便である。
【0064】
更に、制御装置は、一旦被粉砕物の粉砕処理が終了した後は、運転スイッチのON操作及び設定スイッチによる粉砕モードの設定操作の受付を禁止するようにしたので、電動機の停止直後に運転スイッチがON操作され、前記電動機に商用電源が再通電されることにより、電動機が急激に始動する等して、電動機に悪影響を与えるのを良好に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品粉砕装置において、蓋体をケーシングから取外した状態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の食品粉砕装置の要部を切り欠いて示す縦断面図である。
【図3】ケーシングから蓋体を取外した状態を示す食品粉砕装置の平面図である。
【図4】蓋体の横断平面図である。
【図5】蓋体とケーシングとを分解して示す斜視図である。
【図6】保護手段を分解して示す斜視図である。
【図7】蓋体をケーシングに取付ける動作を説明するための説明図である。
【図8】保護手段の動作を説明するための説明図であり、(a)は動作前,(b)は動作後をそれぞれ示す。
【図9】食品粉砕装置の制御装置を概略的に示すブロック図である。
【図10】本発明の食品粉砕装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ケーシング
1c 突壁
1d 窓孔
2a,2b 係止突起
3 電動機
4 支持部材
5 収納容器
7a,7b 係合部
8a 係合溝
8b 係止溝
8c 連通溝
10 粉砕刃体
11 操作パネル
12 保護手段
13 押圧ロッド
15 制御装置
A 食品粉砕装置(お茶挽き機)
SW1 運転スイッチ
SW2 設定スイッチ
LS 保護スイッチ
LED1 〜LED3 表示手段
Claims (2)
- 上部を開口して中空筒状に形成したケーシングと、前記ケーシングの上部側に取付けられて、粉砕処理を行う被粉砕物を収容する収納容器と、前記収納容器内に収容した被粉砕物を回転しながら粉砕する粉砕刃体と、前記ケーシング内に収容されて、前記粉砕刃体を回転駆動する電動機と、前記ケーシングの開口部に着脱可能に取付けられる蓋体と、前記電動機を駆動させて被粉砕物の粉砕処理を行うための運転スイッチと、被粉砕物の粉砕モードを設定するための設定スイッチと、前記設定スイッチにより設定した粉砕モードを個別に点灯表示する表示手段と、前記運転スイッチ及び設定スイッチのON操作に対応して電動機及び表示手段の動作を制御する制御装置と、前記蓋体がケーシングに取付けられているときにのみONして電動機及び制御装置へ商用電源を供給する保護スイッチ並びに前記蓋体をケーシングに取付ける動作と連動して前記保護スイッチをON操作する押圧ロッドからなる保護手段とを具備して食品粉砕装置を構成し、前記ケーシングの内周面に突設・形成した係止突起を蓋体の外周面に形成した係合部に係合させる動作と連動して、前記蓋体に下向きに突設・形成した押圧突起によって押圧ロッドを押圧して保護スイッチをONさせ、この状態で、設定スイッチにより被粉砕物の粉砕モードを設定した後、運転スイッチがON操作されたときに、前記制御装置は電動機を駆動させるとともに、前記電動機の駆動中は設定スイッチにより設定した粉砕モードに該当する表示手段を点滅表示させ、更に、前記制御装置は設定スイッチにより設定した粉砕モードに対応する粉砕時間が経過した後も、前記電動機が惰性により回転している状態から完全に停止するまでの間、前記表示手段の点滅表示を継続させるように構成したことを特徴とする食品粉砕装置。
- 前記制御装置は、被粉砕物の粉砕処理が終了した後、保護スイッチのOFFにより制御装置への商用電源の供給が一旦停止され、かつ、前記保護スイッチのONにより再度商用電源が供給されるまでの間、設定スイッチによる粉砕モードの設定操作及び運転スイッチのON操作の受付を禁止するように構成したことを特徴とする請求項1記載の食品粉砕装置。
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