JP3673358B2 - 弧状の溝を製作する方法及びそのための沈めフライス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は弧状の溝、特に弧状のロータ溝を例えばタービンロータを製作する場合に切削により形成もしくは加工する方法並びに装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば蒸気タービンのために設けられる前記形式のタービンロータは、ほぼ円筒形の基体を有し、該基体に複数の円板状の円筒区分が構成されている。これらの円板状の区分は外周に、互いに間隔をおいた複数の溝をタービン羽根を受容するために備えている。これらの溝の側面には溝長手方向に歯が付けられている。したがって溝は横断面で見て、タービン羽根の足の形状接続的な受容と確保とに役立ついわゆるクリスマスツリープロフィールを有している。この場合には長手方向に延びるまっすぐな溝も、傾斜溝も円弧状の溝も公知である。
【0003】
側方から見て円弧形のロータ溝を形成する方法及び装置は専門論文「ゼネレータ及びタービンロータをフライス加工する方法と機械」Ing.(Grad)Siegfried Neumann、特別印刷No.9 Koellmann Maschineu fau GmbH,5602 Langenberg/Rhld.から公知である。円弧溝の形成は円板状の円板区分を有する中間製品から行なわれる。溝の製作にはフライス機械が用いられる。このフライス機械は軸方向に調節可能に支承された工具スピンドルを有している。この場合、工具スピンドルの軸方向は工作物の半径方向とほぼ合致しているかもしくは工作物の半径方向に対してほぼ平行である。工具スピンドルにはいわゆる吊鐘形のフライスが固定されており、この吊鐘形のフライスの工具体は軸方向に突出する縁を有する円形の板の形を有している。前記縁を長手方向に切断して見た輪郭は、切断エッジを保持する切断部材によって規定される。この切断部材は環状形で、粗削フライス加工によって切削使用とする、当初粗く予備成形される溝の輪郭を決定する。前記輪郭は複数の方形から構成され、吊鐘形のフライスの縁に向かって段階的に先細になっている。これはアンダカットを有しておらず、ただあらかじめ粗く輪郭決定された溝を開成する(粗削りする)ためだけに役立つ。
【0004】
溝に形を与えかつ仕上げ加工するためには、円形フライス装置が設けられている。この円形フライス装置はプロフィールシャフトフライスを円弧軌道上の送りで溝に沿って案内する。シャフトフライスは形成しようとする溝側面の形に相応するプロフィールを有している。工作物(タービンロータ)の半径方向に関してプロフィールシャフトフライスはアンダカット部を有している。
【0005】
アンダカット部を形成するために必要な大きなプロフィール深さ及び溝長さと合致する長いフライス距離に基づき、シャフトフライスを用いたフライス加工は長い加工時間を必要とする。これはタービンロータの周囲に沿って分配された溝の数が大きい場合には著しい総加工時間をもたらす。この総加工時間は個々の例では1つの円周における溝のためだけでも明らかに5時間以上になる。必要な機械時間が高いことはタービンロータの製作に際して高い生産コストをもたらす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
これから出発して本発明の課題は成形された弧状の溝を形成するために、加工時間の短縮が可能である方法と装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は請求項1の特徴を有する吊鐘形の沈めフライス並びに請求項15に記載したアンダカットされた弧状の溝を形成する方法により解決された。
【0008】
請求項1による吊鐘形の沈めフライスはリング状の保持体区分を有し、該保持体区分のチップ坐に反転切削チップが保持されている。この場合、反転切削チップで装備された保持体区分はその寸法から、反転切削チップが工作物に接触することなしに、前削りされた溝、すなわち開成された、アンダカットのない溝内へ導入されるように定められている。距離が構成しようとするアンダカットの深さにほぼ相応している短い半径方向の送り運動で、すべてのアンダカット部は同時にかつ最短時間で形成可能である。したがって吊鐘形の沈めフライスは従来の成形フライスを用いたフライス作業に較べてはっきりと短縮された加工時間を可能にする。従来の成形フライス(シャフトフライス)が溝の長さに相応する送り運動で全成形深さをフライス削りしなければならないのに対し、吊鐘形の沈めフライスは同じ材料量を短い、側方の送り運動で切除することができる。吊鐘形の沈めフライスのすべての切刃は工具が1回転するたびに溝側面の全長に亙って案内される。この場合には切削効率は高い。
【0009】
送り運動は吊鐘形のめフライスの直線的な側方運動である。この加工段階では公知技術において必要であったような湾曲した送り運動の入力プログラミングは不要である。
【0010】
吊鐘形の沈めフライスの切刃は個々に反転切削チップに分散させられ、それらの相互のオーバラップは、フライス削りしようとする輪郭を決定する。工具体の保持体区分の外周に沿って反転切削チップを配置する場所が十分に存在することに基づき、反転切削チップで装備された吊鐘形の沈めフライスで比較的に狭い溝をフライス削りすることも可能である。反転切削チップは必要に応じて交換可能であるか又は他の位置で引続き使用可能であるので工具費用に有利な影響が与えられる。これと比較してシャフトフライスとして構成された成形フライスは外周における制限されたスペース関係に基づき、ロータ溝にとって一般的である溝寸法では通常は反転切削チップで装備することはできない。したがって成形されたHSS−フライス(高出力迅速鋼)が使用されていたが、このHSS−フライスは摩滅した場合には全体として研ぎ直しされなければならない。これに対し、本発明の吊鐘形の沈めフライスを使用した場合にはHSS−フライスはアンダカットを付けて前フライス削りされた溝の仕上げ加工に必要である。
【0011】
リング状の保持体区分は、発生する切子を受容し溝から導出するために役立つ切欠き列によって中断されていることができる。リング状の保持体区分において切欠きの間に残っている軸方向に突出する部分は、切削しようとする溝に相応して成形されかつ反転切削チップを受容するためにチップ坐を保持する突起部を形成する。これらの突起部は吊鐘形の沈めフライスを送った場合に主として周方向に負荷されるがある程度は半径方向にも負荷される。寸法は突起の厚さが半径方向では周方向よりも小さいことで前記負荷を考慮している。保持体区分を補助するためには、突起と大きさがほぼ合致する切欠きは個々の突起の間に突起を互いに結合するウエブが残るように成形されている。
【0012】
有利であることは、反転切削チップを保持するための固定手段が、反転切削チップが接線方向に配置されている場合に自由面側から接近可能である、解離可能な固定手段である。これは外周に対して横方向に位置しかつ軸方向との間に鋭角を成す接近方向である。この場合には反転切削チップの場所交換と取り替えは特に簡単に可能である。
【0013】
通常の如く長手中心平面に関して対称的に成形された溝を形成するためには、関連しあう2つの吊鐘形の沈めフライスが設けられており、その1つが反転切削チップをリング状の保持体区分の内周側に保持しかつ他方の吊鐘形の沈めフライスがリング状の保持体区分の外周側に反転切削チップを備えていると有利である。吊鐘形の沈めフライスは原理的には両側に、すなわち、内側と外側との両方に反転切削チップを保持することができるが、関連しあう1つのセットを形成する2つの吊鐘形の沈めフライスに分けることにより、リング状の保持体区分(突起)を十分に厚く保つことができるようになる。これは特に狭い溝を加工する場合に有意義である。突起の半径方向の厚さは成形深さにだけ減少された溝幅よりも小さい。
【0014】
吊鐘形の沈めフライスに配置された反転切削チップはグループを成して突起に沿って配置されている。これによって反転切削チップの列は工具の周方向に対して横方向にかつ工具の軸方向に対してほぼ平行にもしくは鋭角を成して位置している。各突起は列あたり数個(1つから4つ)の反転切削チップを有していると有利である。これにより、個々の突起に作用する力は所定の大きさに保たれる。
【0015】
従属請求項に記載した1列の反転切削チップの切断エッジの配向は、切断力の軸方向に作用する成分に関する力補償をもたらす。切断力が前述の如く少なくとも部分的に補償される結果、これを1つの突起内で補償しかつ工具もしくは工具スピンドルを介して導出させられる必要がなくなる。これは加工精度に良い影響を及ぼす。
【0016】
1つの完全な切刃に所属する反転切削チップは複数の突起に分けられ、全部で例えば2つの完全な切刃だけが構成されるようになっていると有利である。それでも、吊鐘形の沈めフライスの回転あたり2つの完全な切刃が溝の全長に亙って切削案内されるので、高い加工速度が達成される。送り運動は数ミリメートルにしかならない。したがって溝プロフィールを切削するためには1分よりも明らかに短い工程時間しか必要とされない。タービンロータの外周に分配された例えば50の弧状の溝の5時間を越える加工に対し、加工時間を全部で半時間よりも短い時間に短縮することが可能である。実験によれば90%を越える加工時間の節減が達成される。
【0017】
方法に関する他の請求項は吊鐘形沈めフライスとの関連で前述の利点をもたらす。
【0018】
【実施例】
図1にはタービンロータ1が概略的に示されている。このタービンロータ1は軸方向に互いに間隔をおいた複数の円板状の区分2aから2fを有している。区分2bから2eまではまっすぐに構成された溝を有しているが、区分2aと2fは円弧状に湾曲させられた溝3a,3bを備えている。溝3a,3bは横断面で見て図1の下部に別個に概略的に示したクリスマスツリープロフィールを有し、タービン羽根を保持しかつ固定するために役立つ。溝3(3a,3b)は互いに向き合った側面4,5に長手方向に延びるウエブを有し、該ウエブの間に切欠きが規定されている。
【0019】
図1に示された成形された溝3を、当初所望の目標寸法に関し統一的な下寸法で形成するためには図2に概略的に示されたフライス盤7が用いられる。このフライス盤7は軸方向で、すなわちタービンロータ1に向かう方向にかつタービンロータ1から離れる方向に移動可能なスピンドル心押し台8を有している。このスピンドル心押し台8は有利には水平に位置する、回転軸線9を中心として回転可能なフライススピンドル10に吊鐘形の沈めフライス11を保持している。この吊鐘形の沈めフライス11は図3に特別に示してある。
【0020】
吊鐘形の沈めフライス11はほぼ鉢形の工具体12を有し、工具体12はほぼ平らな底13を有し、この底13からはリング状の保持体区分14として構成された縁が軸方向に延びている。この縁は回転軸9に対して同軸に配置されている。
【0021】
保持体区分14には半径方向内方、外方及び軸方向で底13から離れるように開放した切欠き15(15a,15b,15c′″)が周方向で互いに間隔をおいて構成されている。したがって切欠きの間には互いに同じ大きさを有する、底13から離れる方向に軸方向に延びる突起16(16a,16b,16c′″)が構成されている。この場合、隣り合った突起はそれぞれウエブ17を介して互いに結合されている。これらのウエブ17は各切欠き15を半径方向外方へ向かって少なくとも部分的に覆っている。軸方向でのウエブ17の高さは互いに同じ大きさの突起16の高さよりも小さい。
【0022】
突起は半径方向で外側に位置する側で軸方向でアンダカットなしで段付けされて構成されているのに対し、突起はそれぞれ半径方向内側にある側では、図1に示された溝3の側面プロフィールに相応して成形されている。外側にある側は段部18を有し、これらの段部18は区別のために図4ではそれぞれ、アルファベット符号aからdを有している。段部はそれぞれ円筒の周面を描く軸方向の面と円錐外套の上にある傾斜肩部とによって形成されている。段部18は吊鐘形の沈めフライスが溝3の側面4に接触することなく、中心からそれて、アンダカットなしで開放した溝に軸方向で走入され得るように構成されている。
【0023】
突起16は成形された側(内側)にチップ坐19を備えている。このチップ坐19において反転切削チップ21が保持される。内側は形成しようとするアンダカットの数(5)に相応する、個々に軸方向内方へ突出する、周方向に延びるリブ20(20aから20e)を有している。チップ坐19はリブ20に設けられている。この場合、1つの切刃の、周方向で相前後して位置するすべてのリブ20の上では2つのチップ坐が省略されている。この場合、1つの切刃は切断エッジが周方向で相互に投影されて溝側面の輪郭を完全に決定する反転切削チップのグループにより規定されている。
【0024】
反転切削チップは通常は直方体として、すなわち平面図で見て四角形に構成されている。この場合、端末の反転切削チップ21′はこの形とは異なって構成されていることができる。反転切削チップ21,21′は接線方向に配置されている。すなわち反転切削チップ21,21′は支持面がほぼ周方向に位置しているチップ坐19の上に着座させられている。固定ねじ24は反転切削チップ21をその中心開口において貫き、チップ坐19に構成されたねじ孔内にねじ込まれている。
【0025】
図3に示された吊鐘形の沈めフライス11はそれぞれ5つの突起16の上に分割された全部で4つの切刃を有している。これは第1の突起グループ16の反転切削チップ21がそれぞれアクティブな切断エッジで側面5の所望の輪郭を完全に規定することを意味している。この場合には各反転切削チップ21においてはただ1つの切断エッジだけがアクティブである。4つの完全な切刃を有する吊鐘形の沈めフライスは前記の如き突起グループを4つ有している。必要な場合には切刃の数をより大きく又はより小さく決定することもできる。
【0026】
1つの切刃に所属する個々の反転切削チップの位置を示すためには反転切削チップは図4においては周囲に沿って図平面に投影されて示されている。この場合には反転切削チップ21により規定された完全な切刃は全部で5のアンダカットを矢印25により示した軸方向に関して規定している。溝3の側面5におけるアンダカットを構成するため設けられた反転切削チップは端末の反転切削チップを除いてほぼ直方体形に構成されている。この場合、相応のチップ坐19は周方向に位置して半径線(矢印26)に対して統一的に傾斜させられている。相応して固定ねじ24は工具体12の内側から接近可能である。
【0027】
端末の反転切削チップ21′は近似的に3角形である横断面を有している。付加的には内側にある反転切削チップ21″が設けられている。この反転切削チップ21″は溝3の縁を加工するために役立つ。
【0028】
吊鐘形の沈めフライス11の輪郭はその内側においって反転切削チップ21,21′,21″により規定されているのに対し、外周面においては突起16の外側によって規定される。この場合には吊鐘形の沈めフライス11のプロフィールはアンダカットを有していない。突起16によって形成されたリング状の保持体区分14は突起16の長さに亙って軸方向(矢印25)に階段状に先細になっている。この場合、階段状の構成は、吊鐘形の沈めフライス11が反転切削チップで装備された突起16で、図4に破線で示された、あらかじめ製作された溝3内へ、該溝3の側面4,5に接触することなしに走入可能であるように選ばれている。この場合には対応する溝側面5に接触する切刃並びに突起16の外周面と溝側面4との間の間隔27に関して付加的な寸法設定が必要である。この付加的な空間は突起16が軸方向(矢印25)で、溝側面に接することなく溝3内に侵入することを可能にする。
【0029】
外側に反転切削チップ21,21′,21″で装備された完全な吊鐘形の沈めフライス11′は図5に示されている。この吊鐘形の沈めフライス11′の保持体区分14は図5において一点鎖線で記入された、円弧状に湾曲された溝3の長手中心平面28に対して対称的に構成されている。反転切削チップ21,21′,21″並びにチップ先端の構成と配置とに関しては吊鐘形の沈めフライス11(図4)について成した記述が当嵌まる。同様に、図6aから図6eまで並びに図7に裏付けられる吊鐘形の沈めフライス11′の反転切削チップ21,21′,21″の配置についての記述は、内側に配置された反転切削チップ21,21′,21″を有する吊鐘形の沈めフライス11にも当嵌まる。
【0030】
図6が示すように、1つの完全な切刃に所属する反転切削チップ21,21′,21″は全部で5の突起16a,16b,16c,16d,16eの上に分割されている。これらの突起16a,16b,16c,16d,16eは保持体区分14の周方向に連続する突起である。突起16aは全部で4つの切削チップを保持している。これらの切削チップは溝縁を加工するための直方体形の反転切削チップ21″aと、溝縁にもっとも近く位置しているアンダカットを形成もしくは加工するための第1の反転切削チップ211aと、側面4の次の次のアンダカットを形成するための反転切削チップ213aと、溝底にもっとも近く位置するアンダカットを形成するための、横断面で見てほぼ3角形である反転切削チップ21′aである。
【0031】
反転切削チップ211aと反転切削チップ213aとの間の間隔は反転切削チップ213aと反転切削チップ21′aとの間の間隔にほぼ合致している。前述の切削チップの間にはチップ坐も切削チップも配置されていないそれぞれ1つのチップ位置が空いている。
【0032】
回転方向で続く突起16bは図6bに示されている。この突起16bは溝縁を加工するための直方体形の反転切削チップ21″bと溝縁から見て第2のアンダカットと第4のアンダカットを加工するための2つの別の反転切削チップ212b,214bを保持している。この場合にも個々の切削チップの間には1つのチップ位置が明けられており、切削チップの間の間隔は互いにほぼ等しい。
【0033】
さらに反転切削チップ212b,214bは先行する突起16aの反転切削チップ211a,213a,21′aに対し間隙を有していることが判る。
【0034】
これは溝縁から見て第1、第3及び第5の溝を加工するための反転切削チップを保持する次の突起16cに関係しても当嵌まる。隣り合う切削チップの間の間隔は、この突起16cにおいても、次の突起16d(図6d)の場合のように統一的に規定されている。突起16dは3つの反転切削チップ21″d,212d,214dを有している。反転切削チップ21″dは溝縁を加工するために役立つのに対し、反転切削チップ212d,214dは第2と第4のアンダカットを加工するために設けられ、先行する突起16cの反転切削チップ211c,213c,21′cに対し間隔を有している。
【0035】
これは原則的には第1の切欠きへの移行部において溝縁を加工するための1つの反転切削チップ21″eと端末に、ほぼ平らに構成された、溝底を加工するための1つの反転切削チップ215しか保持していない次の突起16eにも当嵌まる。
【0036】
形成しようとするアンダカットに関しては、第1及び第3の突起16a,16cは第1、第3及び第5のアンダカットを加工するのに対し、第2及び第4の突起16b,16dは第2及び第4のアンダカットを加工する。この場合には各アンダカットは互いにオーバラップする2つの切削チップにより構成される。この場合には、先行する反転切削チップ211aは溝底に向かって位置する切断エッジ211Aでアクティブであるのに対し、配属された後行する反転切削チップ211cは溝底から離反する切断エッジ211Cでアクティブである。
【0037】
前記関係は第3のアンダカットのための反転切削チップ213a,213cの場合にはまさに反対である。反転切削チップ213aは溝底から離れて位置している切断エッジ213Aでアクティブであるのに対し、反転切削チップ213cは溝底に向かって位置する切断エッジ213Cでアクティブである。最後に反転切削チップ21′aは底側の切断エッジ21′Aで切削するのに対し、反転切削チップ21′cは溝底から離れる切断エッジ21′Cでアクティブである。これは前述の3つの反転切削チップ211,213,21′のいずれにおいても、各切削チップをわずかに軸方向にずらすことによって達成される。例えば図7において図示した反転切削チップ211a,211c(チップ対211)を参照されたい。両方の反転切削チップ211a,211cはそれらの切断エッジ211A,211Cの重なりを示すために図平面に投影されている。各切削チップの1つの切削エッジだけをそれぞれ用いることは反転切削チップを相互にずらすこと(v)で達成される。投影図では両方の切断エッジ211A,211Cは、アンダカットに最終的に望まれる形Fに対する統一的な下寸法を有する輪郭を規定する。
【0038】
この関係は反転切削チップ213a,213c並びに反転切削チップ21a,21cにも当嵌まる。各突起16a,16cにおいてアクティブな切断エッジがそれぞれ交互に配置されていることに基づき、すなわち切断エッジ211Aが下方へ向けられ、次の切断エッジ213Aが上方へ向けられ、次の切断エッジ21′Aが再び下に向けられていることに基づき、各突起において切削力の軸方向成分がほとんど補償されることになる。これは切削精度に良い影響を及ぼす。1つの突起の隣り合った切削チップの切断エッジの配置に対しては一般的に、これらの切断エッジが半径方向内方又は外方へ開く角度を形成し、この角度の2分割線がほぼ半径方向に向けられていることが当嵌まる。
【0039】
前記の記述は突起16b,16dに当嵌まる。反転切削チップ212b,212dは第4のアンダカットを加工するためのチップ対212を形成する。この場合、切断エッジ212Bは溝底に向かうように配向されてかつ切断エッジ212Dは溝底から離れるように配向されている。反対に切断エッジ214Bは溝底から離れ、切断エッジ214Dは溝底に向かって配向されている。
【0040】
タービンロータ内に弧状の溝3を加工もしくは製作する場合には、前述の吊鐘形の沈めフライス11は次のように使用される。
【0041】
図8のA,Bに示された第1の作業段階においては、図8のAに概略的に示された、自体公知の吊鐘形フライス110が矢印25によって示された軸方向でタービンロータ1の区分2aに向かって動かされる。回転軸線9(図2)を中心として回転する吊鐘形フライス110は鉢形の工具体120のリング状の保持体区分140において、内側にも外側にも反転切削チップを有している。これらの反転切削チップは階段状に先細になったプロフィールを決定する。所望される溝3の深さにほぼ相応する軸方向の送りのあとで、溝3はまず階段状に先細になった、アンダカットのない輪郭で開成される(図8のB参照)。
【0042】
溝3が粗削りフライス過程で粗く開成されたあとで、図9のAに概略化して示した吊鐘形の沈めフライス11′が使用される。この場合には吊鐘形の沈めフライス11′はあらかじめ開成された溝3内へ侵入運動で走入せしめられる。この場合、吊鐘形の沈めフライス11′の回転軸9(図2)はほぼアンダカット深さだけ、形成しようとする弧状の溝3の曲率中心点に対しずらされているので、吊鐘形の沈めフライス11′は壁又は側面に接触することなく溝3へ侵入させられる。侵入運動は矢印312で示されている。この侵入運動は図6のeに示された端末の反転切削チップ215が所望の深さで、からかじめ粗く加工された溝底に突込まれると終了する。
【0043】
前記運動には図9のBに矢印32に示されている送り運動が続く、いまやすべての反転切削チップ21,21′,21″(図5)が相応する溝側面に係合する。この場合にはアンダカット深さに相応する短い送り運動で、図9のBに示された溝形が図7に示された精度で形成される。側面4全体には所望の溝幅に対して一定の下寸法を有するすべてのアンダカット構成される。これに対し、溝底も反転切削チップ21″により形成しようとする溝縁も、必要な形式で、所望の表面質を有する所定寸法に加工される。送り行程が終了すると吊鐘形の沈めフライス11′の回転軸9は、形成しようとする溝の曲率中心点と合致する。したがって吊鐘形の沈めフライス11は溝3の曲率を決定する。
【0044】
送り運動はきわめて短く、吊鐘形の沈めフライス11′が回転するために、吊鐘形の沈めフライス11′の各切刃は溝3の全長に亙って一度案内される。送り運動が短く、溝側面4が溝長さ全体に亙って同時に加工されるためにきわめて短い加工時間が達成される。
【0045】
吊鐘形の沈めフライス11′を溝3から外へ出すためには、吊鐘形の沈めフライス11′は、すべての反転切削チップ21,21′,21″が溝側面4のアンダカットから外へ出るまで溝側面4から半径方向に遠ざけられる。そのあとで吊鐘形の沈めフライス11′は、溝側面4に接触することなく、軸方向で溝3から取出される。
【0046】
吊鐘形の沈めフライス11′を溝3から取り出したあとで、図10のAとBとに示されているように、吊鐘形の沈めフライス11が偏心的に、すなわち溝側面4,5に接触することなく溝3内へ走入させられる。次いで行なわれる、吊鐘形の沈めフライス11の回転軸線9(図2)が平行移動せしめられる、矢印33の方向での半径方向の送り運動に基づく沈め過程により、溝3の溝側面5には図10のBに示された形が与えられる。加工時間及び加工質に関しては前述の記載内容が当嵌まる。
【0047】
あらかじめこれまで加工された溝3は仕上げ加工のための最後の作業段階で、両方の溝側面4,5に同時に係合して溝3に沿って案内される成形フライスで加工される。図7に示した下寸法Uに相当する、わずかでかつ均一に切除される材料厚さに基づき、切削はわずかにしか必要ではなく、大きな送りで移動させることができる。この場合、成形フライスは長いこと正しい寸法を維持することになる。
【0048】
図11には吊鐘形の沈めフライス11″の変化実施例が示されている。この沈めフライス11″と先に述べた吊鐘形の沈めフライス11′,11との相違はチップ坐の構成と該チップ坐に保持された反転切削チップの形状だけである。吊鐘形の沈めフライス11′は沈めフライス11のように、図11において重ねて投影された個々の突起16を有している。唯一の切刃に複数の突起が所属している。この場合、各突起は1つから2つ、最大4つの反転切削チップを保持している。個々にはチップ坐(40,41,42(aからe))までは各切削チップを接線方向に配置するために設けられている。チップ坐は切削力を受け止めるために半径方向に向けられた適当な支持面を有する、周方向に位置する接触面を有している。
【0049】
アンダカットは横断面で見て各アンダカットの形に相応する反転切削チップ210(aからiまで)を用いて形成される。吊鐘形の沈めフライス11,11′の先に記述した実施例で既に述べたように、反転切削チップ210bから210jまでは切断エッジが互いに軸方向(矢印25)にずらされている反転切削チップ対によって形成されている。これはほぼ図7に相応する図12に示されている。図12においては反転切削チップ210bの切断エッジ210Bは溝底から離れて位置している側でかつ反転切削チップ210cの切断エッジ210Cは溝底に向かって位置する側で、それぞれ他の反転切削チップを越えており、ひいてはアクティブである。反転切削チップ210を種々異なる突起と種々異なるアンダカットとに分割することに関しては、図6のaからeまでに関連して成された記述が当嵌まる。
【0050】
特にタービンロータにクリスマスツリー形横断面を有する円弧状のロータ溝を製作するためには、粗く形成された円弧状の溝を開成したあとでこの溝に侵入させられかつ側方に溝側面に向かって接近させられる吊鐘形の沈めフライス11,11′,11″が設けられている。このような吊鐘形の沈めフライスは鉢形の工具体12を有し、この工具体12の底13からは個々の突起16を有するリング状の保持体区分14が延びている。突起16は内側と外側に反転切削チップを保持し、これらの反転切削チップはオーバラップして溝の側面プロフィールを決定する。このような吊鐘形の沈めフライスは従来の成形フライスを用いた加工に必要な時間に較べて著しく短縮された加工時間内で円弧状の溝を加工することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】タービンロータを該タービンロータに形成しようとする弧状の溝と共に示した概略的な側面図。
【図2】前もって開成された弧状の溝を形成するための吊鐘形の沈めフライスを有するフライス加工ユニットを略示されたロータの端面と共に示した図。
【図3】図2の吊鐘形の沈めフライスの斜視図。
【図4】図3の吊鐘形の沈めフライスを概略的な部分縦断面図で、1つの切刃に所属するすべての反転切削チップを軸線と半径線とを含む平面に投影して示した図。
【図5】外周面において成形された吊鐘形の沈めフライスを概略的な縦断面図で、1つの切刃に所属するすべての反転切削チップを図平面に投影して示した図。
【図6】図6のaからeまでは図5の吊鐘形の沈めフライスを、反転切削チップを保持する突起の部分的な略示断面図で示した図。
【図7】図3の吊鐘形の沈めフライスの、溝壁に長手方向の切欠きをフライス削りする2つの協働する反転切削チップが目標寸法に関連して調節される形態を概略的に示した図。
【図8】図8の(A)と(B)は適当に構成されたアンダカットのない吊鐘形の沈めフライスの軸方向送りによって、第1の作業ステップで行なわれる粗輪郭を有する溝の切削を示した概略図。
【図9】図9の(A)と(B)は図5の吊鐘形の沈めフライスを用い第2の作業段階で行なわれる、両方の溝側面の一方の所望される成形を概略的に示した図。
【図10】図10の(A)と(B)は図4の吊鐘形の沈めフライスを用いて行なわれる、向き合った溝側面の成形を概略的に示した図。
【図11】外側において成形された吊鐘形の沈めフライスの選択的な実施例を、完全な切刃に所属する反転切削チップを図平面に投影して概略的に示した図。
【図12】図11に示された吊鐘形の沈めフライスの反転切削チップを、切削しようとする溝プロフィールに関して行なわれる調節を概略的に示した図。
【符号の説明】
1 タービンロータ、 2a,2b,2c,2d,2e,2f 円板状の区分、 3,3a,3b 溝、 4,5 溝側面、 7 フライス盤、 8 スピンドル台、 9 回転軸線、10 フライススピンドル、 11 吊鐘形の沈めフライス、 12 工具体、 13 底、 14 保持体区分、 15 切欠き、16 突起、 17 ウエブ、 18 段部、 19 チップ坐、 20 リブ、 21 反転切削チップ、 24 固定ねじ、 27 間隔、 110 吊鐘形フライス、 120 工具体、 140 保持体区分、 210 反転切削チップ

Claims (20)

  1. 少なくとも区分的に円筒状である工作物(1)に弧状の溝(3)を切削加工する吊鐘形の沈めフライスであって、
    回転軸線(9)に対して同軸的に配置されたリング状の保持体区分(14)を有する工具体(12)と、
    前記保持体区分(14)に構成されかつ反転切削チップ(21,21′,21″)を受容しかつ保持するチップ坐(19)及び固定手段(24)と、
    を備え、
    回転軸線(9)を中心として工具体(12)が回転した場合に、反転切削チップ(21,21′,21″)がそのアクティブな切断エッジで、前記回転軸線(9)の方向に少なくとも1つのアンダカットを有する、前記回転軸線(9)に対して同軸である環状幾何学形を規定することを特徴とする、吊鐘形の沈めフライス。
  2. リング状の保持体区分(14)が互いに間隔を有する一連の切欠き(15)を有し、該切欠き(15)の間に反転切削チップ(21,21′,21″)を保持する突起(16)が構成されている、請求項1記載の吊鐘形の沈めフライス。
  3. リング状の保持体区分(14)が前記切欠き(15)により中断されている、請求項1記載の吊鐘形の沈めフライス。
  4. 前記突起(16)と前記切欠き(15)の大きさがほぼ合致している、請求項2記載の吊鐘形の沈めフライス。
  5. チップ坐(19)が前記突起(16)に構成されている、請求項2記載の吊鐘形の沈めフライス。
  6. チップ坐(19)に、反転切削チップ(21,21′,21″)に対し、自由面側から接近可能な固定手段(24)が配置されている、請求項1記載の吊鐘形の沈めフライス。
  7. 反転切削チップ(21,21′,21″)がもっぱらリング状の保持体区分(14)の外周側に配置されている、請求項1記載の吊鐘形の沈めフライス。
  8. 反転切削チップ(21,21′,21″)がもっぱらリング状の保持体区分(14)の内周側に配置されている、請求項1記載の吊鐘形の沈めフライス。
  9. 請求項8の吊鐘形の沈めフライス(11′)と請求項7の吊鐘形の沈めフライス(11)とから成る、両側にアンダカットを有する溝を切削加工するための吊鐘形の沈めフライスセット。
  10. 反転切削チップの切断エッジにより規定された環状幾何学形が軸方向に波形の付けられたリング面である、請求項1記載の吊鐘形の沈めフライス。
  11. 反転切削チップ(21,21′,21″)が保持体区分(14)にグループを成して、それぞれ回転方向に対して横方向に延びる列で配置されている、請求項1記載の吊鐘形の沈めフライス。
  12. 1つのグループの列を成して配置された少なくとも2つの反転切削チップ(21,21′,21″)が、異なった方向に向けられたアクティブな切削エッジを有している、請求項11記載の吊鐘形の沈めフライス。
  13. 1列に配置された反転切削チップグループに2つの反転切削チップ(211a,213a)が所属し、該反転切削チップ(211a,213a)の切削エッジ(211A,213A)が互いに角度を成しており、この角度の2分割線がほぼ半径方向に位置している、請求項11記載の吊鐘形の沈めフライス。
  14. 相前後して位置する複数列の反転切削チップ(21,21′,21″)が相互に1つの完全な切断エッジを規定している、請求項11記載の吊鐘形の沈めフライス。
  15. 少なくとも区分的に円筒形である工作物の周面に弧状のアンダカットされた溝を形成する方法、特にタービンにロータ溝を形成する方法であって、
    第1の方法段階でロータ溝を、第1の吊鐘形のフライスをその回転軸線の方向に送ってアンダカットなしで開成し、
    第2の方法段階でロータ溝の側面に、適当に成形された少なくとも1つの吊鐘形の沈めフライスを軸方向で溝に侵入させかつ半径方向で溝側面に接近させることで、必要なアンダカットを形成する、弧状の溝を形成する方法。
  16. 溝側面を、第2の方法段階で順次、外側で成形された吊鐘形の沈めフライスと内側で成形された吊鐘形の沈めフライスとで加工する、請求項15記載の方法。
  17. 溝側面に吊鐘形の沈めフライスで、一定の余剰寸法を除いて加工する、請求項15記載の方法。
  18. 溝を仕上げ加工するために、第3の作業ステップで、溝側面形状に相応して成形されたシャフトフライスを溝の長手方向に案内する、請求項15記載の方法。
  19. 溝に沿ってシャフトフライスを送って該シャフトフライスで溝の互いに向き合った側面を同時に加工する、請求項18記載の方法。
  20. 吊鐘形の沈フライスが請求項7と8による吊鐘形の沈めフライスである、請求項16記載の方法。
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