JP3667291B2

JP3667291B2 - Topical skin preparation

Info

Publication number: JP3667291B2
Application number: JP2002063104A
Authority: JP
Inventors: 泰之山本
Original assignee: Noevir Co Ltd
Current assignee: Noevir Co Ltd
Priority date: 2002-03-08
Filing date: 2002-03-08
Publication date: 2005-07-06
Anticipated expiration: 2022-03-08
Also published as: JP2003261434A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の植物抽出物を併用して含有して成り、皮膚になじみやすく、高い皮膚保湿効果，美肌効果及び肌荒れ改善効果を発揮し得る皮膚外用剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、薬用植物をはじめとする多種類の植物の抽出物が皮膚外用剤に用いられてきた（フレグランスジャーナル，臨時増刊第１号，１９７９年、同誌，臨時増刊第６号，１９８６年等）。近年、自然志向及び動物愛護による植物志向の高まりを受けて、ますます植物抽出物に有効成分を求める傾向が高まっている。
【０００３】
しかし植物の抽出物は、それぞれが多様な作用を有するものの、総じてその作用はさほど強くないことが多く、皮膚外用剤において、期待する作用効果の生じる量の植物抽出物を含有させると、好ましくない着色や着臭が見られたり、製剤安定性の低下が見られたりすることがあった。複数の植物抽出物を併用して作用効果の増強を図る試みもなされてはいるが、皮膚の生理機能には種々の因子が複雑に関与するため、皮膚の状態を十分に向上させることは困難である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明においては、皮膚の生理機能を十分に向上させることにより、高い皮膚保湿効果，美肌効果及び肌荒れ改善効果を発揮することができ、且つ皮膚とのなじみもよく、製剤安定性及び安全性に優れる皮膚外用剤を得ることを目的とした。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するべく種々検討した結果、特定の植物より選択した１種又は２種以上と、特定の植物及び菌類の抽出物を組み合わせて含有させることにより、良好な結果が得られることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【０００６】
すなわち、本発明においては、
１．フキタンポポ，メリロートから選択される１種又は２種の植物抽出物と、ナツメ抽出物
２．フキタンポポ，メリロートから選択される１種又は２種の植物抽出物と、オウレン抽出物
３．メリロート抽出物と、コガネヤナギ抽出物
４．メリロート抽出物と、ブクリョウタケ抽出物
５．メリロート抽出物と、キハダ抽出物
６．フキタンポポ，メリロートから選択される１種又は２種の植物抽出物と、ウコン抽出物
７．フキタンポポ，メリロートから選択される１種又は２種の植物抽出物と、ショウガ抽出物
８．メリロート抽出物と、ウイキョウ抽出物
をそれぞれ組み合わせて保湿，肌荒れ改善用皮膚外用剤に配合する。
【０００７】
【発明の実施の形態】
本発明において用いる植物及び菌類について説明する。
【００１１】
本発明において用いるフキタンポポ（Tussilago farfara L.）はキク科（Compositae）に属する多年草で、葉，茎，花，根等の各部位及び全草を用いることができるが、葉又は花を用いることが好ましい。
【００２６】
本発明において用いるメリロート（Melilotuis officinalis L.）は、マメ科（Leguminosae）に属する越年草で、葉，茎，花，果実等の各部位及び全草を用いることができるが、葉，茎などの地上部位を用いることが好ましい。
【００３２】
本発明において用いるナツメ（Ziziphus jujuba Mill.）は、クロウメモドキ科（Rhamnaceae）に属する高木で、葉，枝，幹，樹皮，根，花，果実等の各部位を用いることができるが、果実を用いることが好ましい。また、ナツメの果実を乾燥させたものは、「タイソウ」と呼ばれる生薬であり、かかる生薬を用いることもできる。
【００３３】
本発明において用いるオウレン（Coptis japonica (Thunb.) Makino）は、キンポウゲ科（Ranunculaceae）に属する多年草で、葉，茎，花，果実，根等の各部位及び全草を用いることができるが、根を用いることが好ましい。また、オウレンの根茎は、「オウレン」と呼ばれる生薬であり、かかる生薬を用いることもできる。
【００４３】
本発明において用いるウコン（Curcuma domestica Valet.）は、ショウガ科（Zingiberaceae）に属する多年草で、葉，茎，花，果実，根等の各部位及び全草を用いることができるが、根茎を用いることが好ましい。また、ウコンの根茎を乾燥させたものは「ウコン」と呼ばれる生薬の一種であり、かかる生薬を用いることもできる。
【００４６】
本発明において用いるショウガ（Zingiber officinale Rosc.）は、ショウガ科（Zingiberaceae）に属する多年草で、葉，茎，花，果実，根等の各部位及び全草を用いることができるが、根茎を用いることが好ましい。また、ショウガの根茎を乾燥させたものは「ショウキョウ」と呼ばれる生薬の一種であり、かかる生薬を用いることもできる。
【００５４】
本発明において用いるウイキョウ（Foeniculum vulgare Miller）は、セリ科（Umbelliferae）に属する多年草で、葉，茎，根，花，果実等の各部位及び全草を用いることができるが、果実を用いることが好ましい。ウイキョウの果実を乾燥させたものは、「ウイキョウ」と呼ばれる生薬の一種であり、かかる生薬を用いることもできる。
【００５６】
続いて本発明において用いる植物及び菌類抽出物の抽出方法について述べる。
【００５７】
本発明において、上記各植物及び菌類は生のまま抽出に供してもよいが、抽出効率を考えると、細切，乾燥，粉砕等の処理を行った後に抽出を行うことが好ましい。抽出は、抽出溶媒に浸漬して行う。抽出効率を上げるため撹拌を行ったり、抽出溶媒中でホモジナイズしてもよい。抽出温度としては、５℃程度から抽出溶媒の沸点以下の温度とするのが適切である。抽出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度によっても異なるが、４時間〜１４日間程度とするのが適切である。
【００５８】
抽出溶媒としては、水の他、メタノール，エタノール，プロパノール，イソプロパノール等の低級アルコール、1,3-ブチレングリコール，プロピレングリコール，ジプロピレングリコール，グリセリン等の多価アルコール、エチルエーテル，プロピルエーテル等のエーテル類、酢酸エチル，酢酸ブチル等のエステル類、アセトン，エチルメチルケトン等のケトン類などの極性有機溶媒を用いることができ、これらより１種又は２種以上を選択して用いる。また、生理食塩水，リン酸緩衝液，リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。
【００５９】
上記植物及び菌類の上記溶媒による抽出物は、そのままでも本発明に係る皮膚外用剤に含有させることができるが、濃縮，乾固したものを水や極性溶媒に再度溶解したり、或いはそれらの皮膚生理機能向上作用を損なわない範囲で脱色，脱臭，脱塩等の精製処理を行ったり、カラムクロマトグラフィーによる分画処理を行った後に用いてもよい。また保存のため、精製処理の後凍結乾燥し、用時に溶媒に溶解して用いることもできる。また、リポソーム等のベシクルやマイクロカプセル等に内包させて用いることもできる。
【００６０】
本発明における上述の植物及び菌類抽出物の皮膚外用剤への配合量としては、好ましくは０．００００１〜５重量％、特に０．０００１〜１重量％の範囲である。この範囲であれば、特定の植物及び菌類抽出物を組み合わせて配合した場合、製剤及び製剤中の植物及び菌類抽出物の経時安定性に影響を及ぼすことが無く、より高い効果を発揮させることができる。
【００６１】
本発明に係る皮膚外用剤は、ローション剤，乳剤，ゲル剤，クリーム剤，軟膏剤，粉末剤，顆粒剤等、種々の剤型で提供することができる。また、化粧水，乳液，クリーム，美容液，パック等の皮膚化粧料、メイクアップベースローション，メイクアップベースクリーム等の下地化粧料、乳液状，油性，固形状等の各剤型のファンデーション，アイカラー，チークカラー等のメイクアップ化粧料、クレンジングクリーム，クレンジングローション，クレンジングフォーム，洗顔石鹸，ボディシャンプー等の皮膚洗浄料、ヘアーシャンプー，ヘアーリンス，ヘアートリートメント等の毛髪用化粧料等としても提供することができる。
【００６２】
なお本発明に係る皮膚外用剤には、上記植物及び菌類の抽出物の他に、油性成分，界面活性剤，保湿剤，顔料，紫外線吸収剤，抗酸化剤，香料，防菌防黴剤等の一般的な医薬品及び化粧料用原料や、皮膚細胞賦活剤，抗炎症剤，美白剤等の生理活性成分をも含有させることができる。
【００６３】
【実施例】
さらに本発明の特徴について、実施例により詳細に説明する。まず、本発明において用いる植物の各抽出物の調製例について以下に示す。
【００６４】
［調製例１〜４９］
表１に示した植物及び菌類各２００ｇを乾燥，粉砕し、５０容量％エタノール水溶液各１リットル中にて２０℃で３日間撹拌抽出した後、ろ過してろ液を回収し、調製例１〜調製例４９に係る植物抽出物を得た。
【００６５】
【表１】

【００６６】
次に製造例１〜製造例４８に示した植物及び菌類の抽出物を用いた皮膚外用剤の実施例を示す。
【００６７】
［実施例１〜６２，比較例１〜４９］美容液

製法：(1)〜(7)の油相成分を混合し、加熱溶解して７５℃とする。一方(8)〜(10)の水相成分を混合，溶解して７５℃に加熱する。次いで、この水相成分に前記油相成分を添加して予備乳化した後ホモミキサーで均一に乳化し、冷却後４０℃にて(11)及び(12)を添加，混合する。
【００６８】
【表２】

【００６９】
【表３】

【００７０】
【表４】

【００７１】
上記本発明の実施例１〜実施例６２及び比較例１〜比較例４９について、肌荒れ改善効果を検討した。２５〜５０才の健常人１０名を一群として、実験的な荒れ肌を誘起する前の肌状態をマイクロスコープで撮影し、表５に示した基準によりそのスコアを求めた。実験的な荒れ肌は、上腕内側部をエーテル、アセトン（１：１容量比）混液にて処理することにより誘起した。さらにその後は７日間にわたって毎日朝と夜の２回被験美容液を塗布し、荒れ肌誘起の１日後及び７日後に前記と同様肌状態のスコアを求めた。同時に、荒れ肌誘起の１日後及び７日後に塗布部位角質層の水分量の測定を行った。角質層水分量は、皮膚表面コンダクタンスの測定値（μムーオ）により示した。結果を表６〜表９に示す。
【００７２】
【表５】

【００７３】
【表６】

【００７４】
【表７】

【００７５】
【表８】

【００７６】
【表９】

【００７７】
表６〜表９に示したとおり、本発明の実施例１〜実施例６２にかかる、特定の植物及び菌類の抽出物を併用して配合した美容液を皮膚に適用することにより、肌荒れ改善効果を示し、角質層水分量が上昇することが明らかになった。これに対し、植物及び菌類の抽出物を単独、若しくは全く配合していない比較例１〜比較例４９においては、肌荒れ改善及び角質層水分量の増加傾向は認められるものの、その効果は実施例より明らかに低いものであった。
【００７８】
さらに、各群のパネラーに、被験美容液の皮膚へのなじみやすさを評価させた。また使用試験期間中に、試料を使用した際に皮膚刺激感を感じたり、紅斑や発疹等の異常があったかどうかについて聞き取り調査を行った。皮膚へのなじみやすさと、皮膚刺激感及び皮膚異常の有無については、表１０に示す評価基準に従って点数化させ、１０名の平均値を算出した。これらの結果は表１１及び表１２にまとめて示した。
【００７９】
【表１０】

【００８０】
【表１１】

【００８１】
【表１２】

【００８２】
表１１及び表１２において、本発明の実施例１〜実施例６２使用群は、いずれについても皮膚とのなじみが良好であるとの評価が得られた。また今回使用試験に供した各試料については、表１１に示すように問題となる皮膚刺激感や皮膚異常は認められていなかった。
【００８３】
［実施例６３］クレンジングマッサージクリーム
(１)精製水２２．２０(重量％)
(２)1,3-ブチレングリコール７．００
(３)ショ糖脂肪酸エステル３．００
(４)N-ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム１．００
(５)カルボキシビニルポリマー(１重量％水溶液) １５．００
(６)L-アルギニン(１０重量％水溶液) １．５０
(７)パラオキシ安息香酸エステル０．１０
(８)スクワラン４４．００
(９)ベヘニルアルコール１．５０
(10)親油型モノステアリン酸グリセリン１．５０
(11)ステアリン酸１．００
(12)トリイソステアリン酸グリセリル１．００
(13)硬化油０．５０
(14)香料０．１０
(15)製造例４(フキタンポポ) ０．１０
(16)製造例２０(メリロート) ０．１０
(17)製造例１１(オノニス) ０．１０
(18)製造例２７(オウレン) ０．１０
(19)製造例３５(カシア) ０．１０
(20)製造例３７(ウコン) ０．１０
製法：(８)〜(13)の油相成分を混合，加熱溶解して７０℃とする。一方(１)〜(７)の水相成分を混合，溶解して７０℃に加熱する。この水相成分に前記油相を徐々に添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化し、冷却して４０℃にて(14)〜(20)を添加，混合する。
【００８４】
［実施例６４］拭取り用化粧水
(１)精製水８６．６４(重量％)
(２)エタノール８．００
(３)グリセリン４．００
(４)モノラウリン酸ポリグリセリル０．７０
(５)クエン酸ナトリウム０．０５
(６)クエン酸０．０１
(７)ショ糖脂肪酸エステル０．０４
(８)パラオキシ安息香酸エステル０．０１
(９)香料０．０５
(10)製造例２(パセリ) ０．１０
(11)製造例１７(サボンソウ) ０．１０
(12)製造例２７(オウレン) ０．１０
(13)製造例２９(トウキ) ０．１０
(14)製造例４（フキタンポポ）０．１０
製法：(１)に(２)〜(14)の成分を順次添加して、混合，溶解，均一化する。
【００８５】
［実施例６５］洗顔フォーム
(１)ミリスチン酸２４．３０(重量％)
(２)パルミチン酸３．６５
(３)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン３．００
(４)精製水３８．００
(５)グリセリン１７．００
(６)水酸化カリウム７．７５
(７)ジグリセリン３．００
(８)1,3-ブチレングリコール１．００
(９)N-ステアロイル-L-グルタミン酸二ナトリウム１．００
(10)モノラウリン酸ポリグリセリル０．５０
(11)パラオキシ安息香酸エステル０．１０
(12)製造例１２(オトギリソウ) ０．１０
(13)製造例２(パセリ) ０．１０
(14)製造例５(アルテア) ０．１０
(15)製造例２７(オウレン) ０．１０
(16)製造例２９(トウキ) ０．１０
(17)製造例４（フキタンポポ）０．１０
(18)香料０．１０
製法：(１)〜(３)の油相成分を混合，加熱溶解して７０℃とする。一方(４)〜(11)の水相成分を混合，溶解して７０℃に加熱する。この水相成分に前記油相を徐々に添加してケン化した後、冷却して４０℃にて(12)〜(18)を添加，混合する。
【００８６】
［実施例６６］クレンジングクリーム
(１)精製水１０．８０(重量％)
(２)グリセリン１５．８０
(３)ショ糖脂肪酸エステル５．００
(４)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル３．００
(５)1,3-ブチレングリコール１．００
(６)パラオキシ安息香酸メチル０．０２
(７)スクワラン３２．００
(８)トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル１８．５５
(９)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール９．３０
(10)ステアリン酸１．００
(11)ホホバ油１．００
(12)ミツロウ１．００
(13)混合脂肪酸トリグリセリド１．００
(14)香料０．１０
(15)製造例１３(ゲンノショウコ) ０．１０
(16)製造例５(アルテア) ０．１０
(17)製造例１１(オノニス) ０．１０
(18)製造例２７(オウレン) ０．１０
(19)製造例３５(カシア) ０．１０
(20)製造例３７(ウコン) ０．１０
(21)製造例４（フキタンポポ）０．１０
製法：(７)〜(13)の油相成分を混合，加熱溶解して７０℃とする。一方(１)〜(６)の水相成分を混合，溶解して７０℃に加熱する。この水相成分に前記油相を徐々に添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化し、冷却して４０℃にて(14)〜(21)を添加，混合する。
【００８７】
［実施例６７］洗顔料
(１)精製水３７．３０(重量％)
(２)グリセリン１７．００
(３)水酸化カリウム７．７５
(４)ジグリセリン３．００
(５)1,3-ブチレングリコール１．００
(６)パラオキシ安息香酸メチル０．１０
(７)ミリスチン酸２４．３０
(８)パルミチン酸３．６５
(９)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン３．００
(10)マルチトールヒドロキシアルキルエーテル１．００
(11)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
(３０重量％水溶液) １．００
(12)香料０．３０
(13)製造例１２(オトギリソウ) ０．１０
(14)製造例２(パセリ) ０．１０
(15)製造例５(アルテア) ０．１０
(16)製造例２７(オウレン) ０．１０
(17)製造例２９(トウキ) ０．１０
(18)製造例４（フキタンポポ）０．１０
製法：(７)〜(11)の油相成分を混合，加熱溶解して７０℃とする。一方(１)〜(６)の水相成分を混合，溶解して７０℃に加熱する。この水相成分に前記油相を徐々に添加してケン化した後、冷却して４０℃にて(12)〜(18)を添加，混合する。
【００８８】
［実施例６８］化粧水
(１)精製水８７．９８(重量％)
(２)エタノール１０．００
(３)グリセリン１．５０
(４)クエン酸ナトリウム０．０９
(５)クエン酸０．０２
(６)パラオキシ安息香酸メチル０．０５
(７)ショ糖脂肪酸エステル０．０４
(８)香料０．０２
(９)製造例１(トウキンセンカ) ０．０５
(10)製造例９(セイヨウニワトコ) ０．０５
(11)製造例２６(ナツメ) ０．０５
(12)製造例３３(ガンビールノキ) ０．０５
(13)製造例３６(キハダ) ０．０５
(14)製造例２０（メリロート）０．０５
製法：(１)に(２)〜(14)の成分を順次添加して、混合，溶解，均一化する。
【００８９】
［実施例６９］乳液
(１)精製水８５．５０(重量％)
(２)グリセリン３．６０
(３)カルボキシビニルポリマー０．１０
(４)N-ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム０．２４
(５)パラオキシ安息香酸メチル０．１０
(６)1,3-ブチレングリコール０．０１
(７)N-ステアロイル-L-グルタミン酸二ナトリウム０．０１
(８)キサンタンガム０．０１
(９)ポリアクリル酸ナトリウム０．０１
(10)L-アルギニン０．２４
(11)スクワラン３．２４
(12)ステアリン酸０．７２
(13)セタノール０．６０
(14)ミツロウ０．４８
(15)親油型モノステアリン酸グリセリン０．４８
(16)ホホバ油０．１０
(17)混合脂肪酸トリグリセリド０．１０
(18)ベヘニルアルコール０．０１
(19)エタノール４．００
(20)香料０．０５
(21)製造例５(アルテア) ０．０５
(22)製造例１１(オノニス) ０．０５
(23)製造例２６(ナツメ) ０．０５
(24)製造例２８(シャクヤク) ０．０５
(25)製造例３４(ブクリョウタケ) ０．０５
(26)製造例３６(キハダ) ０．０５
(27)製造例４(フキタンポポ) ０．０５
(28)製造例２０(メリロート) ０．０５
製法：(11)〜(18)の油相成分を混合，加熱溶解して７０℃とする。一方(１)〜(10)の水相成分を混合，溶解して７０℃に加熱する。この水相成分に前記油相を徐々に添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化し、冷却して４０℃にて(19)〜(28)を添加，混合する。
【００９０】
［実施例７０］水中油乳化型クリーム
(１)精製水６３．５７(重量％)
(２)1,3-ブチレングリコール１０．００
(３)N-ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム０．４０
(４)ショ糖脂肪酸エステル０．４０
(５)L-アルギニン０．１３
(６)パラオキシ安息香酸メチル０．１０
(７)ミリスチン酸オクチルドデシル７．００
(８)グリセリン５．００
(９)スクワラン４．００
(10)親油型モノステアリン酸グリセリン３．５０
(11)ミツロウ３．００
(12)ステアリン酸１．００
(13)ベヘニルアルコール１．００
(14)パルミチン酸０．５０
(15)製造例４(フキタンポポ) ０．１０
(16)製造例２２(ユキノシタ) ０．１０
(17)製造例３０(センキュウ) ０．１０
(18)製造例３３(ガンビールノキ) ０．１０
製法：(７)〜(14)の油相成分を混合，加熱溶解して７０℃とする。一方(１)〜(６)の水相成分を混合，溶解して７０℃に加熱する。この水相成分に前記油相を徐々に添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化し、冷却して４０℃にて(15)〜(18)を添加，混合する。
【００９１】
［実施例７１］パック
(１)精製水６７．９７(重量％)
(２)ポリビニルアルコール１２．５０
(３)エタノール１０．００
(４)グリセリン５．００
(５)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン０．１０
(６)ポリエチレングリコール(平均分子量１５４０) ３．００
(７)モノラウリン酸ソルビタン０．３０
(８)香料０．２５
(９)ショ糖脂肪酸エステル０．０５
(10)パラオキシ安息香酸メチル０．０２
(11)水素添加大豆リン脂質０．０１
(12)製造例１(トウキンセンカ) ０．２０
(13)製造例４(フキタンポポ) ０．２０
(14)製造例２６(ナツメ) ０．２０
(15)製造例２８(シャクヤク) ０．２０
製法：(１)に(２)〜(15)の成分を順次添加して、混合，溶解，均一化する。
【００９２】
なお本発明の各実施例については、２５℃で６カ月間保存した場合に、着色、着臭、内容成分の凝集，析出又は沈着、相分離といった状態の変化は全く認められなかった。
【００９３】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明により、高い皮膚保湿効果，美肌効果及び肌荒れ改善効果を有し、且つ皮膚とのなじみがよく、製剤安定性及び安全性に優れる皮膚外用剤を得ることができた。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an external preparation for skin, comprising a combination of a plurality of plant extracts, easily adaptable to the skin, and capable of exhibiting a high skin moisturizing effect, skin beautifying effect and rough skin improving effect.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, extracts of many kinds of plants including medicinal plants have been used for external preparations of the skin (Fragrance Journal, Extra Number 1, Extra 1979, the same magazine, Extra Special No. 6, 1986, etc.) . In recent years, there has been an increasing tendency to seek active ingredients in plant extracts in response to an increase in plant orientation due to nature and animal welfare.
[0003]
However, although plant extracts each have a variety of actions, the actions are generally not so strong, and it is not preferable to add a plant extract in an amount that produces the expected action and effect in a topical skin preparation. In some cases, coloring or odor was observed, or the stability of the preparation was decreased. Although attempts have been made to enhance the action and effect by using multiple plant extracts, it is difficult to improve the skin condition sufficiently because various factors are involved in the physiological functions of the skin. It is.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, in the present invention, by sufficiently improving the physiological function of the skin, a high skin moisturizing effect, a beautiful skin effect and a rough skin improving effect can be exhibited, and the familiarity with the skin is good, and the stability and safety of the preparation. The object was to obtain a skin external preparation excellent in skin resistance.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of various studies to solve the above problems, it is possible to obtain good results by including one or more selected from a specific plant in combination with extracts of specific plants and fungi. As a result, the present invention has been completed.
[0006]
That is, in the present invention,
1. 1. One or two plant extracts selected from dandelion and merirot, and jujube extract 2. one or two plant extracts selected from dandelion and merirot; 3. Merirot extract and Scotch willow extract 4. Merirot extract and Bakuryotake extract 5. Merrilot extract and yellowfin extract 6. one or two plant extracts selected from dandelion, merirot, and turmeric extract 7. One or two plant extracts selected from dandelion and merirot, and ginger extract Merirot extract and fennel extract are combined and blended into a skin preparation for moisturizing and roughening skin.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Plants and fungi used in the present invention will be described.
[0011]
The dandelion ( Tussilago farfara L.) used in the present invention is a perennial plant belonging to the Compositae family, and each part such as leaves, stems, flowers, roots and whole plants can be used, but leaves or flowers can be used. preferable.
[0026]
Melilotuis officinalis L. used in the present invention is a perennial plant belonging to the Leguminosae family ( Leguminosae ), and each plant such as leaves, stems, flowers, fruits and whole plants can be used, but leaves, stems, etc. It is preferable to use the above-mentioned ground part.
[0032]
The jujuba mill ( Ziziphus jujuba Mill.) Used in the present invention is a high tree belonging to the family Rhamnaceae ( Rhamnaceae ), and each part such as a leaf, a branch, a trunk, a bark, a root, a flower, and a fruit can be used, but a fruit is used. It is preferable. Moreover, what dried the fruit of a jujube is a crude drug called "Taisou", and such a crude drug can also be used.
[0033]
The auren ( Coptis japonica (Thunb.) Makino) used in the present invention is a perennial plant belonging to the family Ranunculaceae , and can use parts of the leaves, stems, flowers, fruits, roots, etc. and whole plants. Is preferably used. Moreover, the rhizome of auren is a crude drug called “Ouren”, and such a crude drug can also be used.
[0043]
Turmeric ( Curcuma domestica Valet.) Used in the present invention is a perennial plant belonging to the family Zingiberaceae , and can use various parts such as leaves, stems, flowers, fruits, roots and whole plants, but use rhizomes. Is preferred. Further, dried turmeric rhizomes are a kind of herbal medicine called “turmeric”, and such herbal medicine can also be used.
[0046]
The ginger ( Zingiber officinale Rosc.) Used in the present invention is a perennial plant belonging to the family Gingidae ( Zingiberaceae ), and each part of the leaves, stems, flowers, fruits, roots and the like and whole plants can be used. Is preferred. Also, dried ginger rhizomes are a kind of herbal medicine called “shokyo”, and such herbal medicine can also be used.
[0054]
The fennel ( Foeniculum vulgare Miller) used in the present invention is a perennial plant belonging to the family Umbelliferae , and each part of the leaves, stems, roots, flowers, fruits, etc. and whole plants can be used, but fruits can be used. preferable. What dried the fruit of a fennel is a kind of crude drug called a "fennel", and such a crude drug can also be used.
[0056]
Subsequently, a method for extracting plant and fungal extracts used in the present invention will be described.
[0057]
In the present invention, the above plants and fungi may be subjected to extraction as they are, but considering the extraction efficiency, it is preferable to perform extraction after processing such as shredding, drying, and pulverization. Extraction is performed by immersing in an extraction solvent. In order to increase the extraction efficiency, stirring may be performed, or homogenization may be performed in an extraction solvent. The extraction temperature is suitably about 5 ° C. to the boiling point of the extraction solvent. The extraction time varies depending on the type of extraction solvent and the extraction temperature, but is suitably about 4 hours to 14 days.
[0058]
Extraction solvents include water, lower alcohols such as methanol, ethanol, propanol, and isopropanol, polyhydric alcohols such as 1,3-butylene glycol, propylene glycol, dipropylene glycol, and glycerin, and ethers such as ethyl ether and propyl ether. , Polar organic solvents such as esters such as ethyl acetate and butyl acetate, and ketones such as acetone and ethyl methyl ketone can be used, and one or more of these are selected and used. Further, physiological saline, phosphate buffer, phosphate buffered saline, or the like may be used.
[0059]
Extracts of the above-mentioned plants and fungi with the above solvent can be contained in the external preparation for skin according to the present invention as they are, but the concentrated and dried solids are dissolved again in water or a polar solvent, or their skin It may be used after performing purification treatment such as decolorization, deodorization, desalting, etc. within the range not impairing the physiological function improving effect, or performing fractionation treatment by column chromatography. For storage, it can be freeze-dried after purification and dissolved in a solvent before use. It can also be used by encapsulating in vesicles such as liposomes or microcapsules.
[0060]
In the present invention, the amount of the plant and fungal extract to be added to the external preparation for skin is preferably 0.00001 to 5% by weight, particularly 0.0001 to 1% by weight. Within this range, when a specific plant and fungal extract is combined and blended, there is no effect on the temporal stability of the preparation and the plant and fungal extract in the preparation, and a higher effect can be exhibited. it can.
[0061]
The external preparation for skin according to the present invention can be provided in various dosage forms such as lotions, emulsions, gels, creams, ointments, powders, granules and the like. In addition, skin cosmetics such as lotion, milky lotion, cream, beauty essence, packs, foundation cosmetics such as makeup base lotion and makeup base cream, foundations for each dosage form such as emulsion, oily, solid, etc. Also provided as makeup cosmetics such as color and cheek color, cleansing cream, cleansing lotion, cleansing foam, cleansing foam, facial soap, body shampoo and other skin cleansers, hair shampoo, hair rinse, hair treatment and other cosmetics for hair. be able to.
[0062]
In addition, the skin external preparation according to the present invention includes oily components, surfactants, moisturizers, pigments, ultraviolet absorbers, antioxidants, fragrances, antifungal and antifungal agents, etc. in addition to the plant and fungal extracts. In addition, raw materials for general pharmaceuticals and cosmetics, and physiologically active ingredients such as skin cell activators, anti-inflammatory agents, and whitening agents can also be contained.
[0063]
【Example】
Further, the features of the present invention will be described in detail with reference to examples. First, preparation examples of plant extracts used in the present invention are shown below.
[0064]
[Preparation Examples 1 to 49]
200 g of each of the plants and fungi shown in Table 1 were dried and pulverized, and after stirring and extraction at 20 ° C. for 3 days in 1 liter of 50% by volume ethanol aqueous solution, the filtrate was recovered by filtration, and Preparation Examples 1 to A plant extract according to Example 49 was obtained.
[0065]
[Table 1]

[0066]
Next, examples of the external preparation for skin using the extracts of plants and fungi shown in Production Examples 1 to 48 are shown.
[0067]
[Examples 1 to 62, Comparative Examples 1 to 49] Essence

Production method: The oil phase components (1) to (7) are mixed and dissolved by heating to 75 ° C. On the other hand, the water phase components (8) to (10) are mixed, dissolved, and heated to 75 ° C. Next, the oil phase component is added to the aqueous phase component and pre-emulsified, and then uniformly emulsified with a homomixer. After cooling, (11) and (12) are added and mixed at 40 ° C.
[0068]
[Table 2]

[0069]
[Table 3]

[0070]
[Table 4]

[0071]
With respect to Examples 1 to 62 and Comparative Examples 1 to 49 of the present invention, the effect of improving skin roughness was examined. A group of 10 healthy people aged 25 to 50 years old was photographed with a microscope for the skin condition before inducing experimental rough skin, and the score was determined according to the criteria shown in Table 5. Experimental rough skin was induced by treating the inner side of the upper arm with a mixture of ether and acetone (1: 1 volume ratio). Thereafter, the test serum was applied twice a day in the morning and night every day for 7 days, and the score of the skin condition was determined in the same manner as described above 1 day and 7 days after the induction of rough skin. At the same time, the moisture content of the stratum corneum applied site was measured 1 day and 7 days after the induction of rough skin. The stratum corneum moisture content was shown by the measured value (μ muo) of skin surface conductance. The results are shown in Tables 6-9.
[0072]
[Table 5]

[0073]
[Table 6]

[0074]
[Table 7]

[0075]
[Table 8]

[0076]
[Table 9]

[0077]
As shown in Tables 6 to 9, by applying to the skin a cosmetic liquid formulated with a specific plant and fungal extract according to Examples 1 to 62 of the present invention, the effect of improving rough skin It was revealed that the stratum corneum water content increased. On the other hand, in Comparative Examples 1 to 49 in which extracts of plants and fungi were singly or not blended at all, improvement in skin roughness and an increase in the amount of water in the stratum corneum were observed, but the effect was more than in the examples It was clearly low.
[0078]
Further, each group of panelists was asked to evaluate the familiarity of the test serum with the skin. In addition, during the use test period, an interview survey was conducted to determine whether skin irritation was felt when the sample was used, and whether there were abnormalities such as erythema and rash. The familiarity with the skin, the feeling of skin irritation and the presence or absence of skin abnormality were scored according to the evaluation criteria shown in Table 10, and the average value of 10 persons was calculated. These results are summarized in Tables 11 and 12.
[0079]
[Table 10]

[0080]
[Table 11]

[0081]
[Table 12]

[0082]
In Tables 11 and 12, the use groups of Examples 1 to 62 of the present invention were evaluated to be well-familiar with the skin. Moreover, about each sample used for this use test, as shown in Table 11, the skin irritation and skin abnormality which became a problem were not recognized.
[0083]
[Example 63] Cleansing massage cream
(1) Purified water 22.20 (wt%)
(2) 1,3-butylene glycol 7.00
(3) Sucrose fatty acid ester 3.00
(4) Sodium N-stearoyl-L-glutamate 1.00
(5) Carboxyvinyl polymer (1 wt% aqueous solution) 15.00
(6) L-arginine (10% by weight aqueous solution) 1.50
(7) Paraoxybenzoic acid ester 0.10
(8) Squalane 44.00
(9) Behenyl alcohol 1.50
(10) Lipophilic glyceryl monostearate 1.50
(11) Stearic acid 1.00
(12) Glyceryl triisostearate 1.00
(13) Hardened oil 0.50
(14) Fragrance 0.10
(15) Production Example 4 (Fukidan Popo) 0.10
(16) Production Example 20 (Merirot) 0.10
(17) Production Example 11 (Ononis) 0.10
(18) Production Example 27 (Ourene) 0.10
(19) Production Example 35 (Cassia) 0.10
(20) Production Example 37 (turmeric) 0.10
Production method: The oil phase components (8) to (13) are mixed and dissolved by heating to 70 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (1) to (7) are mixed, dissolved, and heated to 70 ° C. The oil phase is gradually added to the aqueous phase component and pre-emulsified, and then uniformly emulsified with a homomixer, cooled, and (14) to (20) are added and mixed at 40 ° C.
[0084]
[Example 64] Lotion for wiping
(1) Purified water 86.64 (wt%)
(2) Ethanol 8.00
(3) Glycerin 4.00
(4) Polyglyceryl monolaurate 0.70
(5) Sodium citrate 0.05
(6) Citric acid 0.01
(7) Sucrose fatty acid ester 0.04
(8) Paraoxybenzoic acid ester 0.01
(9) Fragrance 0.05
(10) Production Example 2 (parsley) 0.10
(11) Production Example 17 (soap) 0.10
(12) Production Example 27 (Ourene) 0.10
(13) Production Example 29 (Toki) 0.10
(14) Production Example 4 (Fukidan Popo) 0.10
Production method: Components (2) to (14) are sequentially added to (1) to mix, dissolve and homogenize.
[0085]
[Example 65] Face-wash form
(1) Myristic acid 24.30 (wt%)
(2) Palmitic acid 3.65
(3) Self-emulsifying glyceryl monostearate 3.00
(4) Purified water 38.00
(5) Glycerin 17.00
(6) Potassium hydroxide 7.75
(7) Diglycerin 3.00
(8) 1,3-butylene glycol 1.00
(9) N-stearoyl-L-glutamate disodium 1.00
(10) Polyglyceryl monolaurate 0.50
(11) Paraoxybenzoic acid ester 0.10
(12) Production Example 12 (Hypericum) 0.10
(13) Production Example 2 (parsley) 0.10
(14) Production Example 5 (Altea) 0.10
(15) Production Example 27 (Ourene) 0.10
(16) Production Example 29 (Toki) 0.10
(17) Production Example 4 (Fukidan Popo) 0.10
(18) Perfume 0.10
Production method: The oil phase components (1) to (3) are mixed and dissolved by heating to 70 ° C. On the other hand, the water phase components (4) to (11) are mixed, dissolved, and heated to 70 ° C. The oil phase is gradually added to the aqueous phase component to saponify it, and then cooled and (12) to (18) are added and mixed at 40 ° C.
[0086]
[Example 66] Cleansing cream
(1) Purified water 10.80 (wt%)
(2) Glycerin 15.80
(3) Sucrose fatty acid ester 5.00
(4) Polyoxyethylene glyceryl isostearate 3.00
(5) 1,3-butylene glycol 1.00
(6) Methyl paraoxybenzoate 0.02
(7) Squalane 32.00
(8) Glyceryl tri-2-ethylhexanoate 18.55
(9) Neopentyl glycol dicaprate 9.30
(10) Stearic acid 1.00
(11) Jojoba oil 1.00
(12) Beeslow 1.00
(13) Mixed fatty acid triglyceride 1.00
(14) Fragrance 0.10
(15) Production Example 13 (Genko) 0.10
(16) Production Example 5 (Altea) 0.10
(17) Production Example 11 (Ononis) 0.10
(18) Production Example 27 (Ourene) 0.10
(19) Production Example 35 (Cassia) 0.10
(20) Production Example 37 (turmeric) 0.10
(21) Production Example 4 (Fukidan Popo) 0.10
Production method: The oil phase components (7) to (13) are mixed and dissolved by heating to 70 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (1) to (6) are mixed and dissolved and heated to 70 ° C. The oil phase is gradually added to the aqueous phase component and pre-emulsified, and then uniformly emulsified with a homomixer, cooled, and (14) to (21) are added and mixed at 40 ° C.
[0087]
[Example 67] Face wash
(1) Purified water 37.30 (% by weight)
(2) Glycerin 17.00
(3) Potassium hydroxide 7.75
(4) Diglycerin 3.00
(5) 1,3-butylene glycol 1.00
(6) Methyl paraoxybenzoate 0.10
(7) Myristic acid 24.30
(8) Palmitic acid 3.65
(9) Self-emulsifying glyceryl monostearate 3.00
(10) Maltitol hydroxyalkyl ether 1.00
(11) Palm oil fatty acid amidopropyl betaine solution
(30% by weight aqueous solution) 1.00
(12) Fragrance 0.30
(13) Production Example 12 (Hypericum) 0.10
(14) Production Example 2 (parsley) 0.10
(15) Production Example 5 (Altea) 0.10
(16) Production Example 27 (Ourene) 0.10
(17) Production Example 29 (Toki) 0.10
(18) Production Example 4 (Fukidan Popo) 0.10
Production method: The oil phase components (7) to (11) are mixed and dissolved by heating to 70 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (1) to (6) are mixed and dissolved and heated to 70 ° C. The oil phase is gradually added to the aqueous phase component to saponify it, and then cooled and (12) to (18) are added and mixed at 40 ° C.
[0088]
[Example 68] Lotion
(1) Purified water 87.98 (wt%)
(2) Ethanol 10.00
(3) Glycerin 1.50
(4) Sodium citrate 0.09
(5) Citric acid 0.02
(6) Methyl paraoxybenzoate 0.05
(7) Sucrose fatty acid ester 0.04
(8) Perfume 0.02
(9) Production Example 1 (Tokin-Senka) 0.05
(10) Production Example 9 (Elderberry) 0.05
(11) Production Example 26 (jujube) 0.05
(12) Production Example 33 (Ganbeer) 0.05
(13) Production Example 36 (yellowfin) 0.05
(14) Production Example 20 (Merirot) 0.05
Production method: Components (2) to (14) are sequentially added to (1) to mix, dissolve and homogenize.
[0089]
[Example 69] Emulsion
(1) Purified water 85.50 (wt%)
(2) Glycerin 3.60
(3) Carboxyvinyl polymer 0.10
(4) Sodium N-stearoyl-L-glutamate 0.24
(5) Methyl paraoxybenzoate 0.10
(6) 1,3-butylene glycol 0.01
(7) N-stearoyl-L-glutamate disodium 0.01
(8) Xanthan gum 0.01
(9) Sodium polyacrylate 0.01
(10) L-Arginine 0.24
(11) Squalane 3.24
(12) Stearic acid 0.72
(13) Cetanol 0.60
(14) Beeswax 0.48
(15) Lipophilic glyceryl monostearate 0.48
(16) Jojoba oil 0.10
(17) Mixed fatty acid triglyceride 0.10
(18) Behenyl alcohol 0.01
(19) Ethanol 4.00
(20) Fragrance 0.05
(21) Production Example 5 (Altea) 0.05
(22) Production Example 11 (Ononis) 0.05
(23) Production Example 26 (jujube) 0.05
(24) Production Example 28 (Peonies) 0.05
(25) Production Example 34 (Burikuritake) 0.05
(26) Production Example 36 (yellowfin) 0.05
(27) Production Example 4 (Fukidan Popo) 0.05
(28) Production Example 20 (Merirot) 0.05
Production method: The oil phase components (11) to (18) are mixed and dissolved by heating to 70 ° C. On the other hand, the water phase components (1) to (10) are mixed and dissolved and heated to 70 ° C. The oil phase is gradually added to this aqueous phase component and pre-emulsified, and then uniformly emulsified with a homomixer, cooled, and (19) to (28) are added and mixed at 40 ° C.
[0090]
[Example 70] Oil-in-water emulsified cream
(1) Purified water 63.57 (wt%)
(2) 1,3-butylene glycol 10.00
(3) Sodium N-stearoyl-L-glutamate 0.40
(4) Sucrose fatty acid ester 0.40
(5) L-arginine 0.13
(6) Methyl paraoxybenzoate 0.10
(7) Octyldodecyl myristate 7.00
(8) Glycerin 5.00
(9) Squalane 4.00
(10) Lipophilic glyceryl monostearate 3.50
(11) Beeslow 3.00
(12) Stearic acid 1.00
(13) Behenyl alcohol 1.00
(14) Palmitic acid 0.50
(15) Production Example 4 (Fukidan Popo) 0.10
(16) Production Example 22 (Yukinoshita) 0.10
(17) Production Example 30 (Senkyu) 0.10
(18) Production Example 33 (Ganbeer) 0.10
Production method: The oil phase components (7) to (14) are mixed and dissolved by heating to 70 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (1) to (6) are mixed and dissolved and heated to 70 ° C. The oil phase is gradually added to the aqueous phase component and pre-emulsified, and then uniformly emulsified with a homomixer, cooled, and (15) to (18) are added and mixed at 40 ° C.
[0091]
[Example 71] Pack
(1) Purified water 67.97 (wt%)
(2) Polyvinyl alcohol 12.50
(3) Ethanol 10.00
(4) Glycerin 5.00
(5) Tri (capryl / capric acid) glycerin 0.10
(6) Polyethylene glycol (average molecular weight 1540) 3.00
(7) Sorbitan monolaurate 0.30
(8) Fragrance 0.25
(9) Sucrose fatty acid ester 0.05
(10) Methyl paraoxybenzoate 0.02
(11) Hydrogenated soybean phospholipid 0.01
(12) Production Example 1 (Tokin-Senka) 0.20
(13) Production Example 4 (Fukidan Popo) 0.20
(14) Production Example 26 (jujube) 0.20
(15) Production Example 28 (Peonies) 0.20
Production method: Components (2) to (15) are sequentially added to (1) to mix, dissolve and homogenize.
[0092]
In each example of the present invention, no change in state such as coloring, odor, aggregation, precipitation or deposition of content components, or phase separation was observed when stored at 25 ° C. for 6 months.
[0093]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is possible to obtain a skin external preparation having a high skin moisturizing effect, a beautifying skin effect, and a rough skin improving effect, being well-familiar with the skin, and having excellent formulation stability and safety. It was.

Claims

A skin external preparation for improving moisturizing and rough skin, comprising a combination of one or two plant extracts selected from Fukitan popo and merirot and jujube extract.

A skin external preparation for moisturizing and improving rough skin, comprising a combination of one or two plant extracts selected from fukidan popo and merirot and an aurene extract.

A topical skin preparation for moisturizing and improving rough skin, using a combination of Merirot extract and Kogane willow extract.

A skin external preparation for moisturizing and improving rough skin, comprising a combination of Merirot extract and Bukuryotake extract.

A skin external preparation for improving moisturizing and rough skin, using a combination of Merirot extract and yellowfin extract.

A skin external preparation for improving moisturizing and rough skin, comprising one or two plant extracts selected from FUJITAN POPO and MELIROT together with a turmeric extract.

A skin external preparation for improving moisture and moisturizing skin using a combination of Merirot extract and ginger extract.

A skin external preparation for improving moisturizing and rough skin, comprising a combination of Merirot extract and fennel extract.