JP3665824B2 - 側壁体 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一面部がコンクリート面で他面部が内装下地材で構成された側壁体であり、この側壁体を用いることによって、建造物の外装部がコンクリート造で、内部が内装下地材面で両面一体であるので内外装同時に形成し得る側壁体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より建造物の内外装は、建てられた内外の各柱に例えば先ず外装下地材を取付けしてこの下地材に外装材を取付け、その内部に下地材を取付けてこの下地材に内装下地材を取付け、更に建造物の内部は各柱間に内装の下地材を取付けて、その両面部に各々内装下地材を施す工事を行っていた。特に鉄骨造の場合は、この鉄骨を覆う工事を行ってからその表面に外装工事をして内部に下地材を施す工事をしているのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この様に建造物の内外装工事の施行は、柱の建方を行ってから、この柱の内外部に各下地材を取付けて、これに内外装壁材を施行するので、多くの労力と時間を費やすなどの問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この様な欠点を解消したもので、建てられた各柱間に側壁体を所定数を連接し螺着して梁、土台上に固着すれば、コンクリート造の外装壁部と内装下地材が同時に造成されるので、手数と時間を要する内装下地材施行の作業が省けて、即仕上げの内装を施す事が出来る側壁体を提供するのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る側壁体は、上記の如く従来の建方を根本的に変えたもので、その要旨は、形成された枠体の内面部に内装下地材を螺着するとともに発泡コンクリートを打設して一 体化した側壁体を提供する事で問題の解決を図ったものである。
【0006】
【作用】
以上の構成により本発明における側壁体は、その側体の形状、大小及薄・厚寸方のもの及一部開口部を切欠したものなどを設け、その枠体の内部に内装下地体を螺着して枠体を製作して、該枠体の裏部より内装下地体の骨組内にかけて発泡コンクリートを打設して、外装壁用と内装壁用の側壁体を供給し得て、各種の建造物を提供出来る様にしたものである。
【0007】
本発明は、土台に縦設した入隅の柱に側壁体を取付け、又玄関及開口部の柱及間柱の各柱に継止片を有する継止板を各々取付けて、入隅、開口部及間柱の各柱間に所定の側壁体の側枠を継止板の側枠に各々衝合して各係合した孔口をそれぞれ螺着して更に上下部の側枠を梁及土台にそれぞれ螺着或は釘打ちして、外装壁面がコンクリート造にして、内部が柱とともに、内装下地材が備えられて、各室が提供出来る、建造物の実現を可能とするものである。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図に基いて説明する。
図Iは、側壁体を用いて建方を行った本発明の一実施図、図2の、ABCDEFは各側壁体の上面図、図3は、側壁体Iの正面図、図4及図5は、側壁体If、Iaに柱を取忖魯チした状態を示した断面平面図、図6は、側壁体Iを側壁体Ifに螺着して取付けした状態を示した一部断面正面図である。
【0009】
本発明の側壁体Iは、断面U状の側枠2を、開口部を正面に向けて設けて、角枠状に枠体3を取付けて形成し、該枠体3の両側枠2の外側面部に各側枠2及係止板10、10aとその各側部を螺着する孔口16を各々芽説し、上下部の側枠2に梁19及土台21に螺着或は釘打ちする孔口を芽説し、その上部の側枠2の端部に梁19に当接する抑止板8を固定し、下部の側枠2に土台21に当接する抑止板8を固定し形成して、この枠体3の内部に、木製の桟木4で格子状に縦横に設けて適当の間隔巾寸法の骨組5を備えて形成した内装下地体6をはめこんで螺着して、枠体3と内装下地体6の各裏面上部に適当の厚巾を保有して、この裏面部及び抑止板8より内装下地体6の骨組5内にかけて、発泡コンクリート7を打設して、この枠体3と内装下地体6及発泡コンクリート7を一体化して側壁体I、Ia、Ib、Ig、Ic、Ie、Ifなどを構成する。
【0010】
この際、側壁体1は、枠体の形状、大小及コンクリート打設の外面の厚み寸法などを種々の仕様に調整して各種製造して、外装用及内装用の側壁体として設けることが出来る。
【0011】
そして内装用の側壁体1d、1eは、側壁体1を上記の如く調整したものを小型化したもので、側壁体eは側壁体1dと同形状のものにして、一側枠2の角部に少しく板を突出して係止板10bを設けて形成する。
【0012】
更に側壁体1aは、枠体3の一側枠2の端部に後述する柱9の表面中心部位まで臨む寸法に同じくした抑止板10を取付けて形成し、側壁体1bは枠体3の一側枠2の端部に後述する柱9の表面全巾の寸法に同じくした抑止板10aを取付けて形成して、尚各側壁体1、1a、1bと同形状のものにしてその一部を切欠して窓口、開口部を設けて側壁体1cを形成して、各抑止板10、10aの上面部につづけて発泡コンクリート7を打設して構成する。
【0013】
又、本発明は、側壁体1aを間柱に取付けするには、この柱9に取付けする継
Figure 0003665824
に、側壁体1aの側枠2の孔口に係合する孔口を各々穿設して、平面部の中央辺を板の厚み寸法に図5で示す如く縦長に凹まかせるとともにその両端部に任意数
Figure 0003665824
縦止片23をその両端折曲部を脱着可能に挿込んで構成して、柱9の一面部に継止板22の折曲内面部を当接して、各継止片23で柱9を抱きかかえる様に当接するとともにその両側面部を螺着或は釘打ちして固着して構成して、側壁体1aの上端部の側枠2を梁19に、下端部の側枠に土台21にその各惻枠2に穿設された孔口より各螺着或は釘打ちして建てる、尚この縦止板22は外端用の柱に取付けるものである。
【0014】
Figure 0003665824
けてその上端及下端部に、側枠2を開口部を折曲内方で横向きにしてその角部を折曲部に沿って各々取付けて、更にこの側枠2の他角上下の折曲部に梁19及び土台21に当接する抑止板8をそれぞれ突設して、広板11の折曲部の両側面の内端部に螺13をその螺先を折曲内部に突出させてそれぞれ任意数取付けて、縦
Figure 0003665824
の側枠2の孔口に係合する孔口を穿設するとともに他側面部に孔口を穿設して、
Figure 0003665824
釘孔口を穿設して、継止板15及継止片17の側板を重ね合せて係合した各孔口に螺13を挿通して断面コ字状になる様にして両側端面部にそれぞれ脱着可能に螺着して枠体12を形成して、その折曲外面部に発泡コンクリート7を打設して側壁体1fを構成する。
【0015】
こうして、側壁体1fを入隅用の柱に取付けるには、柱9の角部に側壁体1fの折曲内角部に当接するとともに、その柱9の両側端面部に抑止片17を当接して孔口に螺13を挿通しておいて釘孔口より釘打して各々固着して、次に各継止板15の孔口に螺13を挿通して継止片17に重ね合せて螺着して柱9を抱合す様に固着し構成して、側壁体1fの上端部の側枠2を梁19に、下端部の側枠2を土台21に螺着或は固着してこの側壁体1fを建てる。
【0016】
更に、玄関、開口部などを生成する本柱である柱9に、側壁体1bを取付けす
Figure 0003665824
側壁体1bの側枠2の孔口に係合する孔口を穿設するとともに、その折曲部寄り
Figure 0003665824
に折曲してその折曲側面部に孔口を穿設して形成した継止片17aを脱着可能に挿込んで設けて構成して、継止板24を柱9に当接するとともに、継止板24の先端部が開口部を生成する柱9の側面部より突出しないように当てて、継止片17aを柱9の他側面部の角 部に各当接して、その孔口より柱9にそれぞれ釘打ちして継止板24を固定して構成して、玄関又開口部にそれぞれ建てる。尚、この継止板24は外装用の柱9に取付けるものである。
【0017】
尚25は切欠、26は基礎、27は敷居、28は溝、29は仕上げの内装部の一部を示したものである。
【0018】
以上の構成になる、側壁体1、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、において、建方をする一実施例を説明する、先ず基礎26土に布設した土台21に所定数の各柱9を建て梁19を取付けて、入隅部の柱9に、該柱9の外角部に側壁体1fの内角部を当接して柱9を抱持する様にするとともに、当接した柱9の対角部に継止片17の孔口に螺を挿通してそれぞれ当接して釘打ちして柱9を固着して、この継止片17に継止板15を断面コ字状なるように各々重ねて螺着して、側壁体1fの下端部の側枠2の抑止板8を土台21の外側に当接するとともに側枠2を土台21上に螺着或は釘打ちして、上端部の側壁2を抑止板8を梁19の外惻に当接して梁19に各々螺着或は釘打ちして固着して、各入隅部の柱9を建てる。
【0019】
次に間柱の各柱9に、継止板22の折曲内面部を当接して、各継止片23で柱9を抱きかかえる様にして当接するとともに各々螺着或は釘打ちして継止板22を固着して、各間柱の柱9を建てる。
【0020】
つづいて、玄関及開口部で生成する柱9の一面角に、継止板24を当接してその先端が他面部より突出しない様にして継止片17aとともに重ね合せ取揃えて、各継止片17aを柱9の角部に当接するとともにそれぞれ螺着或は釘打ちしてこの継止板24を固着して、各柱9を建てて玄関、開口部を生成する。
【0021】
こうして、上記の様に各柱9が建たれば、側壁体Iをコンクリート7面を外方部に向けて、例えば入隅部の側壁体Ifに各側枠2を各衝当するとともに各係合した孔口に螺13を挿通して各々螺着して、下端部の抑止板8を土台21に当接するとともに側枠2を螺着或は釘打ちして、上端部の抑止板8を梁19に当接するとともに側枠2を螺着或は釘打ちして固着して、つづいて側壁体Ifの両側部に螺着した側壁体Iに両端部より所定数の側壁体Iを各々当接して係合した側枠2の孔口を各々螺着し連接して、間柱の柱9に当れば、側壁体Iaの係止板10を、柱9に取付けてある継止板22の表面部に当接して臨ませるとともにこの継止板22の側枠2に側壁体Iの側枠2を衝当して係合した孔口を各螺着して、側壁体Iaの下端部の側枠2を土台21に、上端部の側枠2を梁19に各々螺着或は釘打ちしてこの側壁体を固着して一外装壁面部を構成する。
【0022】
つづけて、一側面部に側壁体1aを螺着取付けた間柱の柱9の他側面部に、更に一個の側壁休1aをその係止板10部の側面部を、すでにその取付けしてある側壁体1aの係止板10の側面部に、係止板10上のコンクリートとともに衝当して継止板22上に当接して、各係合した該継止板22と側壁板1aの孔口に螺をそれぞれ挿通して螺着して側壁体1aの下端部の側枠2及上端の側枠2を梁19及土台21にそれぞれ螺着し釘打ちしてこの側壁体1aを固着して、つづけて側壁体1に所定の側壁体1を各々連接螺着して開口部の柱9に当れば、側壁体1dの係止板10aを柱9に取付けてある継止板24の表面上に臨ませ当接するとともに係合した継止板24と側壁体1bの各孔口に螺を挿通して螺着して、下端の側枠2を土台2に、上端部の側枠2を梁19に螺着或は釘打ちして側壁体を各々固着すれば開口部の一側壁部が構成される。
【0023】
而して所定の各柱9に所定の側壁体1、1a、1b、1gを連接して螺着するとともに対向して設けた側壁体1bの柱で開口部を生成して外装壁面部が構成されると、建造物の外 装壁面部がコンクリート造で内面部が内装下地材が備えられて一体に設けられて達成できる。
【0024】
次に、建造物内の内装の造成を、先ず側壁体1eをその側枠2の一端部に突出してある係止板10bを、2本の各側壁体1aに抱きかかえられてある柱9の内面中央部に切込まれてある溝28に挿入して、側枠2の孔口より該柱9に螺着或は釘打ちするとともに下端部の側枠2を敷居27に螺着或は釘打ちして上端の側枠2を梁19に螺着或は釘打ちして固着する。つづいてこの側壁体1eに側壁体1dを所定数順次当接して各係合した側枠2の孔口を各々螺着して連接して開口部を生成するものでもある間柱の柱9に当たれば、一枚手前の側壁体1dの連接を一時その一枚分間隔をおいて、側壁体1eをその一端部に突出してある係止板10bを柱9の内側面中央の溝28に挿入して側枠2の孔口より柱9に螺着或は釘打ちして固着して、該側壁体1bとその一枚分間隔をおいてある空間部に側壁体1eを嵌め込んで各係合して側枠2の孔口を螺着してこの側壁体1a、1eを固着して建てる。
【0025】
更に、上記の各側壁体1aに抱きかかえられてある柱9の溝に、側壁体1eをその一端側部に突出してある係止板10bを挿入して、側枠2を柱に螺着或は釘打ちするとともに上下端部の各側枠2を梁19及敷居27に螺着或は釘打ちして固着し、つづいて隣接した側壁体1eに上記と同定数の側壁体1e、1dを上記9間柱の柱9と並行してある柱9に各々連接し固定すれば、該柱9と上記の柱9間で開口部を生成して一室の部屋を達成する。
【0026】
こうして、設計に基づいて外装用の各側壁体1、1a、1b、1c、1d、1e及内装用の側壁体1d、1eを用いて上記の様に建てれば、コンクリート造の外装壁面及内装部の一面部がコンクリート造で所定の各室、部屋をそれぞれ構成、生成し得て、所望するところの建造物を構成することが出来る。
【0027】
以上の構成になる外装側面部及屋内の内装下地面部の建方が成れば、この外装壁面及内装下地面部に、任意の壁材及内装材料を使用して、仕上の内装は直ちに容易に施工し得る事が出来て、従来の手間を要する工事に比して速やか進行して事後の工事が有効のものにして、一つの建造物の内外装工事を達成できるのである。
【0028】
【発明の効果】
このように本発明は、建造物の外装部が発泡コンクリート造の上に、内部も一面部が発泡コンクリート造の内装であるために、強度も大きく安全であり且冷暖房、断熱の効果が大きく向上出来て経済的である。
【0029】
更に本発明は、上記の如く外部が発泡コンクリート造であるので、結露が生じる事がなく、内部を木材を主として建方を行えば、居住性にも優れ快適な環境を生んで健康的である。
【0030】
上記の様に、本発明は、柱を建て梁を設けると直ちに側壁体が容易で簡単に而も迅速に建造物の建方が出来るので、この建方がすめば即外壁面が施工し得て構成されるとともに、建造物の内部の内装下地面が備えられてあるので、下地工事にかける手間が省けて、その時間的、経済的及健康的に多大の効果がある特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る建付要部の一実施例を示した一部断面平面図である。
【図2】 A,B,C,D,E,Fは各種側壁体の平面図である。
【図3】 本発明の側壁体1の一実施を示した正面図である。
【図4】 本発明の側壁体1fの一部断面拡大平面図である。
【図5】 同じく本発明の側壁体1aの一部断面拡大平面図である。
【図6】 本発明に係る構築状態の一実施例を示した一部断面正面図である。
【符号の説明】
I 1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g・・・側壁体
2 ・・・側枠
3・・・・枠体
4・・・・桟木
5・・・・骨組
6・・・・内装下地体
7・・・・コンクリート
8、8a・抑止板
9・・・・柱
10、10a、10b・・・係止板
11・・・広板
12・・・枠体
13・・・
14・・・狭板
15・・・継止板
16・・・孔口
17、17a・・・継止片
18・・・ナット
19・・・梁
20・・・釘
21・・・土台
22・・・継止板
23・・・継止片
24・・・継止板
25・・・切欠
26・・・基礎
27・・・敷居
28・・・溝
29・・・仕上げの内装部

Claims (2)

  1. 断面U状の側枠(2)を各々開口部を前面に向け固着し角枠状の枠体(3)を形成し、該枠体(3)の両側枠(2)及これに掛渡した上下部の側枠(2)の外側面部に孔口を穿設し、この上下部の側枠(2)に梁(19)及土台(21)の各外側に当接する抑止板(8)を各々固定し、枠体(3)に格子状の骨組(5)を備えた内装下地体(6)をはめこみ螺着し、この枠体(3)の底裏部より骨組(5)にかけて、発泡コンクリート(7)を打設して、枠体(3)と内装下地体(6)及発泡コンクリート(7)を構造的に一体化されて成ることを特徴とする側壁体。
  2. Figure 0003665824
    部に側枠(2)を開口部を折曲向方にして各々取付するとともに更にその側枠(2)に梁(19)及土台(21)に当接する抑止板(8)を各々固定して、枠体(I
    Figure 0003665824
    折曲して孔口を有する継止板(15)及孔口を有する継止片(17)を断面コ字状なる様に重ね合せにして脱着可能に各々螺着して、枠体(12)の折曲外面部に発泡コンクリート(7)を打設してなることを特徴とする側壁体。
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