JP3660161B2 - パック用シート - Google Patents

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JP3660161B2
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龍夫 須藤
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数枚を積層して収納される紙または不織布等のシート体からなるパック用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
天気のよい日に人が炎天下に居ると、太陽光線に含まれる紫外線を肌に受ける。その影響で肌が焼けて、赤く火照った軽い火傷の状態になることがある。肌の火照りを押さえるために、化粧水などを十分に肌に塗布させておくと効果的である。また、冬など空気が乾燥した状態の際には、肌が乾燥し、化粧をする時に、化粧ののりが悪くなることある。そこで、就寝前などに肌に潤いを持たせるために、化粧水を塗布する。化粧水の湿潤作用等を効果的に得るためには、化粧水を十分に肌に接触させておく必要がある。
【0003】
そこで、化粧水などを含浸させたパック用シートを顔や腕などにかぶせて顔の肌の手入れを行う方法が知られている。このパック用シートは、紙または不織布等の吸水性の高いシート体を素材とする。使用部位に応じて、その部位を覆うのに適当な形状に加工する。例えば、顔面用には、顔全体が覆える直径200〜300mmの円形のシートに目、鼻及び口があたる部分を切り欠いた形状に形成したものを使用する。腕や肩用には、一辺が100mm前後の四角形に形成したものを使用する。
【0004】
図5は従来のパック用シートである顔面用のパック用シート41を示す図である。パック用シート41は、吸水性の高い紙をほぼ円形に切り取って構成されている。パック用シート41において、目、鼻及び口に接触する部分に切欠42a〜42cを形成し、目及び鼻に接触する部分に、切り込み43a,43bを形成する。切欠42a〜42cおよび切り込み43a,43bは、化粧水等を含浸したパック用シート41を顔にかぶせた際に、視界を完全に塞ぐことがなく、また、自由に呼吸できるようにするために形成されている。パック用シート41の周囲には、複数の切り込み44を形成している。この切り込み44は、平面状のパック用シート41を複数の曲面によって構成される顔の肌に密着させるためのものである。
【0005】
顔面用のパック用シート41のように広い範囲を覆うパック用シートに、拡げた状態で化粧水などの液体を含浸させるより、折り畳んだり圧縮して小型化した方が、全体に均一に含浸させやすい。また、運搬時も小型化したパック用シートだと、大量に運搬できて扱いやすい。そこで、単体での形状が収納する容器や袋より大きい場合は、折り畳み、複数枚を積層して容器や袋に収納する。パック用シートを折り畳んだ後に、圧縮して容器や袋に収納することもある。また、単体での形状が収納する容器や袋より小さい場合は、折り畳まずにそのまま複数枚を積層して収納する。以下に、収納方法の具体例を示す。
【0006】
(1) 使用者がパック用シートに化粧水などの液体を含浸させて使う場合。
パック用シートが収納する容器や袋より大きい場合、単品を所定の回数折り畳み、収納する容器や袋とほぼ同じサイズか、それより小さいサイズにし、複数枚積層して容器や袋に収納する。また、パック用シートが収納する容器や袋より小さい場合、折り畳まずに複数枚積層して容器や袋に収納する。
【0007】
図6は、顔面用のパック用シート41の折り畳み例を示す図である。図6(A)〜(C)中において破線で示す位置で折り、図6(D)に示すサイズにして容器や袋に収納する。
【0008】
図7(A)は、肩や腕用の正方形のパック用シート51を積層した図である。図7(B)はまぶた用の雲形のパック用シート61を積層した図である。どちらも収納する容器や袋より小さいので、折り畳まずにそのままの状態で、パック用シートの各辺や周縁がずれないように一致させて、複数枚積層して容器や袋に収納する。
【0009】
使用者は、容器や袋からパック用シートを取り出し化粧水などを含浸させて、折り畳んだパック用シート41の場合は拡げて使用する。また、折り畳んでいないパックシート51または61の場合は、積層したパック用シートを1枚ずつ取り外して使用する。
【0010】
(2) 使用者が化粧水などの液体が含浸させてあるパック用シートを使う場合。
パック用シートが収納する袋より大きい場合、単品を所定の回数折り畳み、収納する袋とほぼ同じサイズか、それより小さいサイズにする。例えば、顔面用のパック用シートを、図6(D)に示した形状に折り畳む。また、パック用シートが収納する袋より小さい場合は、折り畳まない。そして、パック用シートを複数枚積層するか、または一枚だけで、化粧水などの液体を含浸させて、アルミ製などの袋に収納して密封する。さらに、パック用シートを収納した袋を、一枚または複数枚単位で、容器や袋に収納する。
【0011】
使用者は、袋からパック用シートを取り出し、折り畳んであるパック用シートの場合は拡げて使用する。また、折り畳んでいないパックシートの場合は、積層してあれば、一枚ずつ取り外して使用する。一枚が袋に収納されているのならば、そのまま使用する。
【0012】
(3) 使用者が圧縮加工したパック用シートに化粧水などの液体を含浸させて使う場合。
顔面用のパック用シートを例に挙げて説明する。パック用シートを直径約15〜20mm、高さ約5〜10mm程度の円柱状に圧縮加工する。この圧縮加工の方法の例を、図8に示す。
【0013】
図8は、顔面用のパック用シート41を折り畳んだ後に圧縮する方法を示す図である。以下に手順を示す。
(a) 吸水性の高い紙である用紙34(図8(A))を複数枚重ねる。
(b) 型抜き加工によりパック用シート41が取り外せるように用紙34を切断する(図8(B))。
(c) 用紙34から切り取られたパック用シート41を図8(C)〜(F)中において破線で示す位置で折る。
(d) 図8(G)中の矢印で示す方向に円柱状に巻き取る。
(e) 図8(H)中の矢印で示す方向に圧縮する。
(f) 図8(I)に示す直径約10〜20mm、高さ約5〜10mmの円柱状に成形する。
【0014】
なお、図8(G)の巻き取り時に巻き終り部分を折り返しておくことにより、パック用シート41を拡げ始めるべき部分を容易に見出すことができる。圧縮加工されたパック用シート41は、特許第2790170号公報に示されたローションマスク販売用ケースや他の形状の容器などに収納する。
【0015】
使用者は、
(a) 図8(I)に示す圧縮状態のパック用シート41に化粧水などの液体を含浸させる。
(b) パック用シート41は、半径方向及び高さ方向に膨張する。
(c) 図8(H)に示した圧縮前の状態に復元する。
(d) 円柱状に巻き取ったパック用シート41を拡げる。
(e) 図8に示す(G)の状態から(F)→(E)→(D)→(C)の手順でパック用シート41を拡げていく。
(f) 拡げたパック用シートを、顔にかぶせて使用する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来の単品のパック用シートを所定の回数折り畳み、積層部を形成したパック用シートや複数枚積層したパック用シートは、紙または不織布等のシート体が積層しているため、特に化粧水などの液体が含浸させてあると、積層しているパック用シートは密着する。そのため、パック用シートの端部から容易に剥がしたり、拡げたりすることができず、パック用シートの端部以外の部分を無理に拡げようとしてパック用シートを破ってしまう等の問題があった。
【0017】
図9は、パック用シートを少しずつずらして積層部を形成する方法を示す図である。図9に示す方法は、図7(A)に示した積層方法を改良した方法である。図9において、正方形のパック用シート71aの一辺全域で所定の幅を持つ端部72aにおいては、下部のパック用シート71bと積層していないが、その他の部分においては、積層して密着している。他のパック用シート71b〜71dにおいても、同様の状態で積層している。そのため、端部72aを指でつまんでパック用シート71aをめくるように剥がすと、パック用シート71aを取り外すことができる。したがって、図7(A)に示した積層したパック用シート51より、パック用シートを取り外しやすい。しかし、端部72aを指でつまんだ時に、パック用シート71aの端部72a以外では、パック用シート71bと密着しているため、パック用シート71aを簡単に取り外すことができない。つまり、積載方法を変更するだけでは、簡単にパック用シートを取り外すことは、難しい。
【0018】
この発明の目的は、積層した状態のパック用シートから1枚取り外す際や、折り畳んだパック用シートを拡げる際に、その端部を容易に見つけることができ、破損を生じることなく確実に使用することができるパック用シートを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
【0020】
(1) 人体の所定部位を覆う形状に形成したシート体であって所定の形状に一回以上折り畳んで収納されパック用シートにおいて、
最初に折り畳んだ際の積層した周縁部のそれぞれにおける互いに異なる位置に延出部を形成したことを特徴とする。
【0025】
この構成においては、延出部は、最初に折り畳まれるとともに最後に拡げられる積層した周縁のそれぞれの互いに重ならない位置に形成している。したがって、パック用シートを最後に拡げる際に、1枚のシートの一部が他の部分に密着して拡げにくいが、2つの延出部のそれぞれを左右の手の指でつまめば、密着した部分を、簡単に拡げることができ、延出部以外の部分を引張ってパック用シートを破損してしまうことを確実に防止することができる。
【0026】
(2) (1) のパック用シートにおいて、1回以上折り畳んだ状態で液体を含浸する吸水性シート体であることを特徴とする。
【0027】
この構成においては、化粧水などの液体を含浸して折り畳まれたシート体の周縁に延出部が形成される。したがって、液体を含浸することによって密着性を増したパック用シートにおいて、それぞれの延出部を左右の手の指でつまんで引張ることにより、容易に拡げられる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1はパック用シートを示す図である。このパック用シートは、複数枚を積層した状態で、化粧水などの液体を含浸させて包装容器、または包装袋に収納される。図1(A)に、肩や腕用の正方形のパック用シート1a〜1dの積層状態を示す。図1(B)に、まぶた用の雲形のパック用シート11a、11bの積層状態を示す。図1(A)、(B)に示したパック用シート1a〜1d、11a、11bは、図7に示したパック用シート51、61にそれぞれ延出部を形成したものである。
【0029】
図1(A)において、パック用シート1a〜1dのそれぞれの一辺における互いに異なる位置に、それぞれ延出部2a〜2dを形成している。パック用シート1a〜1dは、延出部2a〜2dを同方向に向けて、それぞれ各辺がずれないように一致させて積層されている。パック用シート1a〜1dをこのように積層した際に、延出部2a〜2dは、パック用シート1a〜1dのそれぞれの辺において互いに異なる位置に形成されているため、互いに重なることがない。
【0030】
一枚のパック用シート1aを使用する場合、使用者は、以下の手順で行う。
【0031】
(a) 容器や袋からパック用シート1a〜1dを取り出す。
(b) パック用シート1bの延出部2bを一方の手で持つ。
(c) パック用シート1aの延出部2aを他方の手の指でつまんで引き上げて、パック用シート1aを取り外す。
(d) パック用シート1aを人体の所定部位に密着させる。
積層されている他のパック用シート1b、1cを使用する場合も、上記の手順を行えば良い。
【0032】
図1(B)において、パック用シート11a、11bの周縁における互いに異なる位置に、それぞれ延出部12a、12bを形成している。パック用シート11a、11bは、互いに周縁がずれないように一致させて積層している。パック用シート11a、11bをこのように積層した際に、延出部12a、12bは、パック用シート11a、11bのそれぞれの周縁において互いに異なる位置に形成されているため、互いに重なることがない。
【0033】
パック用シート11a、11bを使用する場合、使用者は、以下の手順で行う。
(a) 容器や袋からパック用シート11a・11bを取り出す。
(b) パック用シート11bの延出部12bを一方の手で持つ。
(c) パック用シート11aの延出部12aを他方の手の指でつまんで引き上げて、パック用シート11aを剥がす。
(d) パック用シート11a・12aをまぶたに密着させる。
【0034】
上記のように、従来化粧水などの液体を含浸させると、積層して互いに対向した面は密着するため剥がしにくいが、パック用シートの周縁に延出部を形成し、対向して積層するパック用シートのそれぞれの延出部を指でつまむと、簡単にパック用シートを取り外すことができる。
【0035】
なお、パック用シートが容器や袋に入った状態の時に、化粧水などの液体が含浸されていない場合は、パック用シート1a〜1d、または、11a・11b全てに液体を含浸させてからパック用シート1aまたは11aを取り外しても、パック用シート1aまたは11aを取り外してからパック用シート1a、または11a・11bに液体を含浸させてもどちらでも良い。
【0036】
また、図1(A)に示した正方形のパック用シート1a〜1dでは、それぞれ異なる位置に延出部を形成したが、パック用シートが、円や正多角形などの点対称な形状の場合、対称点を中心にして周縁に形成した延出部を少しずつずらして積層すれば、延出部は互いに重なることはない。したがって、点対称な図形の場合は、延出部をそれぞれ異なる位置に形成しなくても、延出部が互いに重ならないように複数枚のパック用シートを積層することができる。
【0037】
また、図1(B)に示したパック用シート11a・11bを、接続部を介して互いに連結した状態で2枚1組として型抜き加工してもよい。このように2枚1組として型抜き加工されたパック用シート11a・11bを接続部で折り畳むことにより、互いの延出部12a・12bが重ならない状態で、2枚のパック用シート11a・11bを積層する作業を容易に行うことができる。また、製造時に誤って3枚以上をセットにすることがない。パック用シート11a・11bの間の接続部は、製造時に切り離して容器や袋に収納するか、または、使用時に切り離しても良い。
【0038】
図2は、別のパック用シートを示す図である。このパック用シートは、2回折り畳んだ状態で化粧水などの液体を含浸させて梱包袋に収納される。正方形のパック用シート21の3辺の角部付近に、延出部22〜24が形成されている。延出部22および延出部23は、パック用シート21の互いに直交する辺のそれぞれにおける一端に接して形成されている。延出部24は、延出部22が形成されている辺と平行な辺において一端から離れた位置に形成されている。したがって、パック用シート21を図2(A)および(B)に示す破線部分で2回折り畳んだ際に、延出部22〜24は、互いに重なることがない。そして、パック用シート21を、周縁部の互いに異なる位置から延出部22〜24が延出した状態で、容器または袋に収納する。
【0039】
パック用シート21を使用する場合は、以下の手順で行う。
(a) 図2(C)に示す状態のパック用シート21を容器や袋から取り出す。
(b) 図2(C)に示すパック用シート21の延出部22を一方の手の指でつまみ、延出部23を他方の手の指でつまんでパック用シート21を拡げて、図2(B)の状態にする。
(c) 延出部22を一方の手の指でつまみ、延出部24を他方の手の指でつまんでパック用シート21を拡げて、図2(A)の状態にする。
(d) パック用シート21を人体の所定の部位に密着させる。
上記のように、少なくとも一回以上折り畳んだ際に重ならないような位置に延出部を形成すると、簡単にパック用シートを拡げることができる。
【0040】
なお、パック用シート21が容器や袋に入った状態の時に、化粧水などの液体が含浸されていない場合は、液体を含浸させてからパック用シート21を拡げても、パック用シート21を拡げてから液体を含浸させても、どちらでも良い。
【0041】
図3は、この発明の実施形態に係るパック用シートとその折り畳み方法を示す図である。この実施形態に係るパック用シートは、所定の回数折り畳んだ状態で化粧水などの液体を含浸させて梱包袋に収納するか、または、所定の回数折り畳んだ後に圧縮して、容器や袋に収納する。パック用シート31は、図5に示した従来の顔面用のパック用シート41の周縁に延出部32・33を形成したものである。図3(C)に示すパック用シート31において、破線35で折り畳み、図3(D)に示すように半円部36、37が対向して積層した際に、周縁に形成した延出部32・33は、互いに重ならない位置に形成されている。
【0042】
顔面用パック用シート31の折り畳み・圧縮方法の手順を以下に示す。
(a) 吸水性の高い紙である用紙34(図3(A))を複数枚重ねる。
(b) 型抜き加工によりパック用シート31が取り外せるように用紙34を切断する(図3(B))。
(c) 用紙34から切り取られたパック用シート31を図3(C)〜(E)中において破線で示す位置で折り、図3(F)の状態まで折り畳む。アルミ製などの袋に入れて収納する場合は、図3(F)の状態で袋に収納する。
【0043】
圧縮する場合は、さらに以下の手順を行う。
(d) 図3(G)中の矢印で示す方向に円柱状に巻き取る。
(e) 図3(H)中の矢印で示す方向に圧縮する。
(f) 図3(I)に示す直径約10〜20mm、高さ約5〜10mmの円柱状に成形する。
ここで、図3(G)の巻き取り時に巻き終り部分を折り返しておくことにより、パック用シート31を拡げ始めるべき部分を容易に見出すことができる。圧縮加工されたパック用シート31は、特許第2790170号公報に示されたローションマスク販売用ケースや他の形状の容器などに収納する。
【0044】
折り畳んで、化粧水などの液体を含浸させてあるパック用シート31を使用する場合は、以下の手順を行う。
(a) 収納している袋から、図3(F)に示す折り畳まれたパック用シート31を取り出す。
(b) 図3(F)の状態から(E)→(D)の手順でパック用シート31を拡げていく。
(c) 図3(D)において、延出部32を一方の手で持ち、延出部33を他方の手で持ち、パック用シート31を拡げる。
(d) 化粧水を含浸したパック用シート31を、顔面にかぶせる。
【0045】
圧縮してあるパック用シート31を使用する場合は、以下の手順で拡げる。
(a) 容器や袋から図3(I)に示す圧縮状態のパック用シート31を取り出す。
(b) 圧縮状態のパック用シート31に化粧水などの液体を含浸させる。
(c) パック用シート31は、半径方向及び高さ方向に膨張する。
(d) 図3(H)に示した圧縮前の状態に復元する。
(e) 円柱形状のパック用シート31の巻き取り時に、巻き終りを折り返した部分を指でつまんで拡げる。
(f) 図3(G)の状態から(F)の状態に拡げる。
(g) 図3(F)の状態から(E)→(D)の手順でパック用シート31を拡げていく。
(h) 図3(D)において、延出部32を一方の手で持ち、延出部33を他方の手で持ち、パック用シート31を拡げる。
(i) 化粧水を含浸したパック用シート31を、顔面にかぶせる。
【0046】
ここで、同図(E)〜(G)の状態では、パック用シート31の周縁部の一部には、折曲部が袋状になっている部分があるため、容易に折曲部を指でつまんで拡げることができる。同図(D)の状態では、パック用シート31の周縁部において、積層して互いに対向した半円部36、37の端部は、含浸した液体によって互いに密着している。そのため、従来は拡げにくかったが、延出部32・33のそれぞれを左右の手の指でつまんで拡げれば簡単に同図(C)の状態に拡げることができる。
【0047】
上記のように、延出部を、最初に折り畳まれるとともに最後に拡げられる積層した周縁のそれぞれの互いに異なる位置に形成されているので、最初に折り畳んで、密着して積層しているパック用シートは、2つの延出部のそれぞれを左右の手の指でつまめば容易に拡げることができる。
【0048】
図3(B)において、従来、用紙11から型抜き加工によりパック用シート31を切り取った残りの部分である枠38は廃棄処理をしていたが、パック用シート31に延出部32・33を形成しても、枠12の廃棄する部分が減るだけで材料が更に必要になるわけではないので、コストが上昇することはない。
【0049】
なお、パック用シートの周縁に形成する延出部の形状は、指でつまみやすい形状であれば良く、図1〜3に示した半楕円形状や四角形状などに限るものではない。また、図1〜3に示したパック用シートの周縁部に形成したそれぞれの延出部の形成位置は、図に示した位置に限るものではない。また、形成する延出部の個数は、図に示した個数に限るものではない。
【0050】
また、パック用シートの周縁に形成した複数の延出部に、記号や番号を印刷する方法、着色する方法、および延出部の形状をそれぞれ異なる形状にする方法などを用いることにより、複数回折り畳んであるパック用シートを拡げる際の手順が、簡単に把握できて、パック用シートを容易に拡げられるようにすることができる。
【0051】
図4は、パック用シートの周縁に形成する複数の延出部をそれぞれ異なる形状にした例を示す図である。図4に示したパック用シート21aは、図2に示したパック用シート21に延出部25を追加し、延出部23の形状を変更して延出部23aにしたものである。このパック用シート21aは、2回折り畳んだ状態で化粧水などの液体を含浸させて梱包袋に収納される。正方形のパック用シート21の各辺の角部付近に、延出部22、23a、24、25が形成されている。延出部22、24の形状は四角形に、延出部23a、25の形状は三角形に形成されている。延出部22および延出部23aは、パック用シート21の互いに直交する辺のそれぞれにおける一端に接して形成されている。また、延出部24は、延出部22が形成されている辺と平行な辺において一端から離れた位置に形成されている。さらに、延出部25は、延出部23aが形成されている辺と平行な辺において一端から離れた位置に形成されている。したがって、パック用シート21aを図2(A)および(B)に示す破線部分で2回折り畳んだ際に、延出部22、23a、24、25は、互いに重なることがなく、パック用シート21aは、周縁部の互いに異なる位置から延出部22、23a、24、25が延出した状態で、容器または袋に収納する。
【0052】
パック用シート21aを使用する場合は、以下の手順で拡げる。
(a) 図4(C)に示すパック用シート21aを容器や袋から取り出す。
(b) 図4(C)に示すパック用シート21aの延出部25を一方の手の指でつまみ、延出部23aを他方の手の指でつまんでパック用シート21aを拡げて、42(B)の状態にする。
(c) 延出部22を一方の手の指でつまみ、延出部24を他方の手の指でつまんでパック用シート21aを拡げて、図2(A)の状態にする。
(d) パック用シート21aを使用したい体の部位に密着させる。
【0053】
上記のように、パック用シートの周縁に形成した複数の延出部の形状をそれぞれ異なる形状にすると、複数回、折り畳んであるパック用シートを拡げる手順が簡単に把握できて、パック用シートを容易に拡げられるようにすることができる。
【0054】
【発明の効果】
この発明によれば、以下の効果が得られる。
【0057】
(1) 延出部を、最初に折り畳まれるとともに最後に拡げられる積層した周縁のそれぞれの互いに重ならない位置に形成することにより、パック用シートを最後に拡げる際に、1枚のシートの一部が他の部分に密着して拡げにくいが、2つの延出部を左右の手の指でつまめば、密着した部分を、簡単に拡げることができ、延出部以外の部分を引張ってパック用シートを破損してしまうことを確実に防止することができる。
【0058】
(2) 化粧水などの液体を含浸して折り畳まれたシート体の周縁に延出部を形成することにより、液体を含浸することによって密着性を増したパック用シートが、それぞれの延出部を左右の手の指でつまんで引張ることにより、容易に拡ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ック用シートを示す図である。
【図2】別のパック用シートを示す図である。
【図3】この発明の実施形態に係るパック用シートとその圧縮方法を示す図である。
【図4】パック用シートの周縁に形成する複数の延出部をそれぞれ異なる形状にした例を示す図である。
【図5】従来のパック用シートである顔面用のパック用シートを示す図である。
【図6】従来のパック用シートである顔面用のパック用シートの折り畳み方法を示す図である。
【図7】従来のパック用シートである腕・肩用のパック用シートとまぶた用のパック用シートの積層方法を示す図である。
【図8】従来のパック用シートである顔面用のパック用シートの圧縮方法を示す図である。
【図9】従来のパック用シートである腕・肩用のパック用シートの別の積層方法を示す図である。
【符号の説明】
1a〜1d、11a、11b、21、21a、31、41、51、61、71a〜71e−パック用シート
2a〜2d、12a〜12b、22〜24、23a、25、32、33−延出部
34−用紙
35−破線
36、37−半円部
38−枠
42a〜42c−切欠
43a,43b、44−切り込み
72〜72d−端部

Claims (2)

  1. 人体の所定部位を覆う形状に形成したシート体であって所定の形状に一回以上折り畳んで収納されパック用シートにおいて、
    最初に折り畳んだ際の積層した周縁部のそれぞれにおける互いに異なる位置に延出部を形成したことを特徴とするパック用シート。
  2. 1回以上折り畳んだ状態で液体を含浸する吸水性シート体であることを特徴とする請求項1に記載のパック用シート。
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