JP3657813B2 - 食品粉砕装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固形状の食品(例えば、茶葉,乾燥野菜,コーヒー豆等)を粉末状に粉砕するために使用する食品粉砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、固形状の食品、例えば、茶葉,乾燥野菜,コーヒー豆等を粉末状に粉砕するために使用する食品粉砕装置は、例えば、被粉砕物(粉末状に粉砕する食品)を収容するための収容室と、前記収容室内に駆動軸を突出させた電動機等の駆動源と、前記駆動軸の先端部に取付けられて収容室内の被粉砕物を回転しながら粉末状に粉砕する粉砕刃体(カッター)とを備えて概略構成されている。
【0003】
そして、被粉砕物を粉砕刃体の回転によって粉末状に粉砕する場合は、収容室内に被粉砕物を収容した状態で、操作スイッチを操作(投入)して前記電動機等の駆動源を駆動し、その駆動軸の先端部に取付けた粉砕刃体を回転させることにより、前記被粉砕物を粉末状に粉砕する。
【0004】
前記粉砕刃体は、粉砕する食品の種類に応じて刃の形状を変更したり(粉砕刃体の交換)、収容室内及び粉砕刃体自体の清掃(特に、粉砕する食品の種類を変更する場合には、異なる食品の粉末等が混在するのを防ぐ目的で行う)を迅速・容易に行ったりできるように、前記駆動軸に対して取外し可能に取付けられる構造であることが望ましい。
【0005】
そして、前記駆動軸の先端部に粉砕刃体を取外し可能に取付ける構造としては、例えば、図7(a)で示すように、駆動軸101の先端部にねじ部101aを形成し、前記駆動軸101の段部101bに粉砕刃体102を当接させた状態で、前記ねじ部101aにナット103を螺着することにより、駆動軸101に粉砕刃体102を抜脱不能に取付けたり、図7(b)で示すように、駆動軸111の先端部に形成したねじ部111aに粉砕刃体112のボス部112aを螺着することによって、駆動軸111に粉砕刃体112を取付けたりする構造が採用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような粉砕刃体の取付け構造においては、粉砕刃体の交換や、収容室内及び粉砕刃体自体の清掃等を行う都度、駆動軸のねじ部にナット、あるいは、ボス部を螺合させたり、前記螺合を解除したりしなければならなかったので、前記粉砕刃体の駆動軸への取付け・取外し作業には多大な手間と時間がかかり、極めて面倒であった。
【0007】
また、前記粉砕刃体の駆動軸への取付け・取外し作業に際しては、駆動軸のねじ部とナットとを螺合させたり、前記螺合を解除したりするために、スパナ等の工具を必要としたり、粉砕刃体の取付け・取外し時に駆動軸が回転するのを阻止して、作業を迅速に行えるようにするために、何らかの手段(駆動軸の後端側をドライバー等が嵌合可能な形状に加工する等)を講じたりする必要があった。
【0008】
更に、前記駆動軸に形成したねじ部は、一般に、駆動軸の回転中にナット、あるいは、ボス部との締付が強まる方向に螺設されている、即ち、ナット、あるいは、ボス部との締付が緩まないように構成されていることが多く、食品粉砕装置の使用後に、駆動軸から粉砕刃体を取外す(ねじ部とナット、あるいは、ボス部との螺合を解除する)場合には、前記粉砕刃体が駆動軸に強固に締着・固定されているため、相当な力を必要とすることはもとより、粉砕刃体に近接してナット等の取付け・取外しを行っていたので、手,指等を怪我するおそれがあり、作業は安全上問題があった。
【0009】
本発明は、前記種々の問題点に鑑み、工具等を特別に用いることなく、迅速・容易に粉砕刃体を駆動軸に対して取付けたり、取外したりすることが可能な食品粉砕装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の課題を解決するために、収容室内に収容した被粉砕物を回転しながら粉砕する粉砕刃体と、前記粉砕刃体を回転駆動する駆動源とを備えた食品粉砕装置において、前記駆動源の駆動軸には複数の係止突起を突設したアタッチメントを取付けるとともに、前記アタッチメントを介して駆動軸に共動回転可能に、かつ、取外し可能に取付けられる粉砕刃体のボス部には、前記アタッチメント本体が嵌挿される嵌挿孔と、アタッチメントの複数の係止突起が挿通する複数の挿通孔と、ボス部の上端面に前記挿通孔の位置から駆動軸に回転方向に向かって所定の角度範囲で、かつ、所定の深さ寸法で、前記挿通孔と連続して凹設した係合溝と、更に、食品粉砕装置を反転させたときに前記収容室を覆うようにして取付けられる蓋体と当接することで粉砕刃体がアタッチメントから抜脱するのを阻止可能な長さに設定してボス部の上端面に形成したつまみとを設けたことを特徴とする。
【0014】
本発明は、電動機の駆動軸に取付けたアタッチメントの係止突起を粉砕刃体のボス部に形成した挿通孔に挿通し、かつ、前記ボス部に挿通孔と連続して形成した係合溝に係合させることにより、前記粉砕刃体を、工具等を使用したり、特別に力を必要としたりすることなく、ほぼ1動作で、前記アタッチメントを介して電動機の駆動軸に、迅速・容易に取付けることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、例えば、緑茶等の茶葉を粉末状に粉砕するお茶挽き機に実施した例について、図1ないし図6により説明する。図1において、1はお茶挽き機のケーシングであり、その上部には、被粉砕物(粉末状に粉砕する茶葉)を収容する椀状で金属製の収容室2が設けられている。3は前記収容室2の開口部を覆うようにしてケーシング1の内周面に取外し可能に嵌着される蓋体である。3aは前記蓋体3の収容室2と対向する面に膨出形成した膨出部である。
【0016】
4はお茶挽き機の駆動源となる電動機で、前記収容室2下部のケーシング1内に防振・防音対策を施した状態で設置されている。4aは前記電動機4の駆動軸で、収容室2の底部を貫通して該収容室2内に突出しており、前記収容室2内に突出する先端部には、アタッチメント5が取付けられている。6は前記収容室2内に収容される被粉砕物(茶葉)を高速回転しながら粉末状に粉砕するための粉砕刃体を示し、前記アタッチメント5を介して駆動軸4aに共動回転可能に取付けられる。
【0017】
つづいて、図2を参照しながら、前記アタッチメント5の構成について説明する。前記アタッチメント5は、駆動軸4aの先端部に形成したねじ部4bと螺合する金属製のナット5aをインサート成形して、断面形状を逆T字状となした合成樹脂製の円筒部5bと、前記円筒部5bの上端側に所定の長さ寸法で、互いに相反する方向(図2の左右方向)に向けて突設した一対の係止突起5c,5cとを備えて構成されている。
【0018】
次に、図3を参照しながら、前記アタッチメント5を介して駆動軸4aに共動回転可能に取付けられる粉砕刃体6の構成について説明する。前記粉砕刃体6は、両端部を互いに相反する方向(図3(b)の上下方向)に曲成して形成した金属製のカッターブレード6aと、前記カッターブレード6aの中央部に形成した合成樹脂製のボス部6bとを備えて構成されている。
【0019】
前記ボス部6bには、前記アタッチメント5の円筒部5bが嵌挿される嵌挿孔7、前記アタッチメント5の一対の係止突起5c,5cが挿通する挿通孔8,8、前記挿通孔8,8を通ってボス部6b上端面側に突出する係止突起5c,5cが係合する係合溝9,9がそれぞれ次のように形成されている。
【0020】
即ち、前記嵌挿孔7は、前記ボス部6bの中央部に、その上下方向(図3(c)の上下方向)に沿って、前記アタッチメント5の円筒部5bの外径寸法より僅かに径大となして穿孔されている。
【0021】
また、前記挿通孔8,8は、前記嵌挿孔7と連通可能に、180°の角度間隔を保ち、かつ、図3(a)の左右方向に向かって所定の深さ寸法(係止突起5c,5cより僅かに大きめの寸法)で、ボス部6bの上下方向(図3(c)の上下方向)に沿って穿設されている。
【0022】
更に、前記係合溝9,9は、ボス部6bの上端面を、前記挿通孔8,8の位置から例えば、駆動軸4aの回転方向(本発明においては図3(a)の反時計方向)に向かって、所定の角度範囲で、かつ、所定の深さ寸法(図3(b)の上下方向)で凹設することによって、図3(c),(d)で示すように、前記挿通孔8,8と連続して形成されている。
【0023】
なお、図3において、11は嵌挿孔7の上方においてその前後方向(図3(c)の左右方向)を橋絡する円弧状の橋絡部であり、その上部にはつまみ11aが突設されている。前記つまみ11aは、その長さ寸法を、ケーシング1を反転させたときに、蓋体3の膨出部3aと当接することにより、粉砕刃体6がアタッチメント5から抜脱するのを阻止できる長さに設定する。
【0024】
次に、図4ないし図6を参照しながら、前記粉砕刃体6をアタッチメント5に取付ける場合について説明する。はじめに、図4で示すように、収容室2内に突出する駆動軸4a先端部に螺着したアタッチメント5の上方から、粉砕刃体6を、そのボス部6bに穿孔した嵌挿孔7と前記アタッチメント5の円筒部5b、並びに、前記嵌挿孔7と連通可能に形成した挿通孔8,8と前記円筒部5bに突設した係止突起5c,5cとをそれぞれ位置合わせした状態で、前記アタッチメント5に被着する。
【0025】
この結果、図5で示すように、前記アタッチメント5の円筒部5bは、粉砕刃体6のボス部6bに穿孔した嵌挿孔7を貫通し、かつ、円筒部5bに突設した係止突起5c,5cは、前記ボス部6bに形成した挿通孔8,8を通って、それぞれボス部6bの上端面側に突出する。
【0026】
つづいて、前記のようにアタッチメント5の係止突起5c,5cをボス部6bの上端面側に突出させた状態で、粉砕刃体6を図5に矢印で示す時計方向に回動し、前記係止突起5c,5cを図6(a),(b)で示すように、粉砕刃体6のボス部6b上端面に凹設した係合溝9,9に係合させ、前記係合溝9,9の挿通孔8,8と反対側に位置する端面9a,9aと当接させる。
【0027】
これにより、前記粉砕刃体6は、図6(a),(c)で示すように、前記係合溝9,9下側に位置する係止段部10,10を、アタッチメント5の係止突起5c,5cと当接させることによって、アタッチメント5の上方に抜脱するのを防いだ状態で、前記アタッチメント5に取外し可能に取付けることができる。
【0028】
次に、収容室2内に収容した被粉砕物(茶葉)を、粉砕刃体6を回転させて粉末状に粉砕する場合は、前記のようにして粉砕刃体6をアタッチメント5に取付けた後、収容室2内に被粉砕物(茶葉)を収容し、図1で示す如く、前記収容室2の開口部を覆うようにして蓋体3をケーシング1の内周面に被着する。
【0029】
つづいて、図示しない操作スイッチを操作(投入)して電動機4を駆動し、その駆動軸4a先端部に螺着したアタッチメント5を、図6(a),(b)における反時計方向に回転させることにより、前記アタッチメント5を介して駆動軸4aに共動回転可能に取付けた粉砕刃体6を高速回転させ、収容室2内の被粉砕物(茶葉)を前記粉砕刃体6のカッターブレード6aにより、粉末状に粉砕する。
【0030】
この時、前記駆動軸4aは、電動機4の駆動により、その先端部に螺着したアタッチメント5を図6(a),(b)における反時計方向に回転する結果、前記アタッチメント5の係止突起5c,5cは、粉砕刃体6のボス部6bに形成した係合溝9,9の端面9a,9aと当接した状態で、前記駆動軸4aの回転を粉砕刃体6に伝達し、前記粉砕刃体6を良好に回転させることができる。
【0031】
次に、前記粉砕刃体6をアタッチメント5から取外す場合は、つまみ11aを摘んだ状態で、粉砕刃体6を図6(a),(b)の反時計方向に回動して、アタッチメント5の係止突起5c,5cと、粉砕刃体6のボス部6bの係合溝9,9との係合を解除する。
【0032】
この後、前記係止突起5c,5cとボス部6bの挿通孔8,8とを合致させた状態で、粉砕刃体6を上方に持ち上げて、そのボス部6bの嵌挿孔7から円筒部5bを、挿通孔8,8から係止突起5c,5cを、それぞれ引き抜くことによって、前記粉砕刃体6をアタッチメント5から取外す。
【0033】
前記のように、本発明においては、電動機4の駆動軸4aに、アタッチメント5を介して粉砕刃体6を共動回転可能に、かつ、取外し可能に取付けるようにしたので、前記粉砕刃体6の駆動軸4aへの取付け・取外し作業は、工具等を特別に使用することなく、ほぼ1動作で、迅速・容易に行うことができる。
【0034】
従って、収容室2内や粉砕刃体6自体の清掃等も円滑に行うことができるので、例えば、粉砕する茶葉を変更する場合には、前記収容室2内に残存したり、粉砕刃体6自体(特にカッターブレード6aの裏面等)に付着したりしている粉末状の茶葉を良好に除去することが可能となり、この結果、異なる種類の茶葉が混合する等の問題を確実に防ぐことができる。
【0035】
また、アタッチメント5の係止突起5c,5cを係合溝9,9に係合し、前記係止突起5c,5cと、前記係合溝9,9下側に位置する係止段部10,10とを当接させることにより、前記粉砕刃体6はアタッチメント5に対して上方への抜脱を防いだ状態で取付けることができる。
【0036】
更に、前記粉砕刃体6をアタッチメント5から取外す場合は、係止突起5c,5cと係合溝9,9との係合を解除し、前記係止突起5c,5cを挿通孔8,8と合致させた状態で、粉砕刃体6をアタッチメント5の上方に引き抜くことにより、特別に力を必要とすることなく、容易に取外すことができる。
【0037】
また、前記係止突起5c,5cが係合する係合溝9,9を、ボス部6bの上端面に凹設したことにより、粉砕刃体6のアタッチメント5への取付け・取外しに際しては、上面から視認しながら係止突起5c,5cと挿通孔8,8との位置合わせや、係止突起5c,5cと係合溝9,9との係合及び係合解除を行うことができるので、大変利便である。
【0038】
なお、本発明においては、アタッチメント5の係止突起5c,5cと、粉砕刃体6のボス部6bの係合溝9,9とを係合させ、前記係止突起5c,5cを係合溝9,9の端面9a,9aに当接させた状態で、電動機4を駆動して、茶葉を粉末状に粉砕するようにした例により説明したが、これに限定されるものではなく、図5で示すように、係止突起5c,5cを挿通孔8,8に挿通してボス部6bの上方に位置させた状態で電動機4を駆動するようにしてもよい。
【0039】
即ち、図5で示す状態で、電動機4を駆動して、その駆動軸4aに螺着したアタッチメント5を図5の反時計方向に回転させることにより、前記アタッチメント5の係止突起5c,5cを、係合溝9,9に係合してその端面9a,9aと当接させ、この状態で、粉砕刃体6に前記アタッチメント5を介して駆動軸4aの回転を伝達し、前記粉砕刃体6と駆動軸4aとを共動回転させるようにしても、同様の効果を得ることができる。
【0040】
なお、本発明は、緑茶等の茶葉を粉末状に粉砕する例について説明したが、これに限定することなく、乾燥野菜やコーヒー豆等の固形状の食品を粉砕する場合にも使用することができることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、電動機の駆動軸に取付けたアタッチメントを介して、粉砕刃体を前記駆動軸に共動回転可能に、かつ、取外し可能に取付けるようにしたので、前記粉砕刃体の駆動軸への取付け・取外し作業は、工具やナット、ねじ部材等を使用することなく、ほぼ1動作で、迅速・容易に行うことができる。また、前記粉砕刃体は、そのボス部上端面に形成したつまみを持って操作することにより、狭隘な収容室内においても、粉砕刃体をアタッチメントに係合したり、前記粉砕刃体とアタッチメントとの係合を解除したりする作業を迅速・容易に、しかも、前記粉砕刃体によって手や指等に怪我をすることなく行うことができる。
【0042】
また、前記粉砕刃体がアタッチメントに取外し可能に取付けられるように構成されていても、前記粉砕刃体は、アタッチメントの係止突起を、粉砕刃体のボス部に形成した係合溝に係合させ、その端面に当接させることにより、駆動軸の回転が確実に伝達されて回転するとともに、前記係止突起を係合溝に係合させ、前記係止突起と係合溝下側に位置する係止段部とを当接させることにより、アタッチメントに上方への抜脱を防いだ状態で取付けることができるので、前記回転動作中にアタッチメントから抜脱するようなことは全くない。
【0043】
更に、前記粉砕刃体をアタッチメントから取外す場合は、アタッチメントの係止突起と粉砕刃体のボス部に形成した係合溝との係合を解除し、前記係止突起をボス部に形成した挿通孔と合致させることにより、特別に力を必要とすることなく、かつ、駆動軸の回転を阻止するための手段を特別に講じることなく、簡易に取外すことが可能となる。
【0044】
また、係止突起が係合する係合溝を、粉砕刃体のボス部上端面に、挿通孔と連続して凹設したことにより、係止突起と挿通孔の位置や、係止突起と係合溝との係合状態を上方から視認しながら、粉砕刃体のアタッチメントへの取付け・取外し作業が行えるので、大変利便である。
【0045】
更に、粉砕刃体は、ケーシングを反転させたときに、そのつまみが蓋体の膨出部に当接することにより、アタッチメントから抜脱するのを確実に防ぐことができるので、蓋体をケーシングから取外すときに、粉砕刃体がアタッチメントから外れた状態となっていたり、傾斜した状態となっていたりすることによって、手や指等に怪我をするという問題を確実に回避することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品粉砕装置の要部断面図である。
【図2】アタッチメントの縦断面図である。
【図3】(a)は粉砕刃体の平面図、(b)は粉砕刃体の縦断正面図、(c)は粉砕刃体の縦断側面図、(d)は粉砕刃体の要部を切り欠いて示す斜視図である。
【図4】粉砕刃体をアタッチメントに取付ける動作を説明するための説明図である。
【図5】粉砕刃体をアタッチメントに被着した状態を示す斜視図である。
【図6】粉砕刃体をアタッチメントに取付けた状態を示す図で、(a)は要部を切り欠いて示す斜視図、(b)は平面図、(c)は縦断正面図である。
【図7】(a),(b)はそれぞれ従来の粉砕刃体を駆動軸に取付ける動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
2 収容室
4 電動機
4a 駆動軸
5 アタッチメント
5b 円筒部
5c 係止突起
6 粉砕刃体
6a カッターブレード
6b ボス部
7 嵌挿孔
8 挿通孔
9 係合溝
10 係止段部
11a つまみ
Claims (1)
- 収容室内に収容した被粉砕物を回転しながら粉砕する粉砕刃体と、前記粉砕刃体を回転駆動する駆動源とを備えた食品粉砕装置において、前記駆動源の駆動軸には複数の係止突起を突設したアタッチメントを取付けるとともに、前記アタッチメントを介して駆動軸に共動回転可能に、かつ、取外し可能に取付けられる粉砕刃体のボス部には、前記アタッチメント本体が嵌挿される嵌挿孔と、アタッチメントの複数の係止突起が挿通する複数の挿通孔と、ボス部の上端面に前記挿通孔の位置から駆動軸に回転方向に向かって所定の角度範囲で、かつ、所定の深さ寸法で、前記挿通孔と連続して凹設した係合溝と、更に、食品粉砕装置を反転させたときに前記収容室を覆うようにして取付けられる蓋体と当接することで粉砕刃体がアタッチメントから抜脱するのを阻止可能な長さに設定してボス部の上端面に形成したつまみとを設けたことを特徴とする食品粉砕装置。
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CN104707695A (zh) * | 2015-02-12 | 2015-06-17 | 天津市弘亚润滑粉制造有限公司 | 一种粉碎机 |
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JP2000325242A (ja) | 2000-11-28 |
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