JP3648732B2 - ディスク装置および非常時のディスク取り出し方法 - Google Patents

ディスク装置および非常時のディスク取り出し方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、光ディスク等を少なくとも再生する機能を有するディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CD−ROM等の光ディスクを再生するディスク装置が本願出願人により出願されている(実願平5−69414)。図6および図7は、それぞれ、この出願に係るディスク装置の構造を示す分解斜視図および平面図である。
【0003】
これらの図に示すように、ディスク装置1Bは、装置本体2と該装置本体2に対し、前後方向(水平方向)に移動し、出し入れされるディスクトレイ4とから構成されている。
【0004】
装置本体2は、底板11と、該底板11の上部に設けられたメイン回路基板組立体12と、該メイン回路基板組立体12の上部に設けられた機構組立体13と、該機構組立体13の上側を覆うケース14とから構成されている。ケース14は、天板部14aを有しその下面(内面)には、ディスククランパ38が後述するターンテーブル26と同軸的に回転可能に設置されている。
【0005】
ケース14の前板部14eには、前記ディスクトレイ4が通る開口141eが形成されている。この前板部14eには、同様の開口16aを有するフロントベゼル16が取り付けられている。
【0006】
機構組立体13は、略器形状のシャーシ20を有し、該シャーシ20には、機構ユニット22と上下動機構30とが設けられている。機構ユニット22は、シャーシ20の底部20aに形成された凹部21の中央部付近に収まるように配設されており、また上下動機構30は、凹部21の前方に収まるように配設されている。
【0007】
機構ユニット22は、ベース23を有し、該ベース23には、ターンテーブル回転用のスピンドルモータ25と、ターンテーブル26と、光学ヘッド27と、該光学ヘッド27と、光学ヘッド移動機構28とが設けられている。
【0008】
ベース23は、その後方(装置本体2の奥部側)端部が弾性体(ゴム等)からなるインシュレータ29aを介して、シャーシ20に支持されており、該インシュレータ29aの設置箇所を中心にゴムの弾性変形の範囲であらゆる方向に変位可能になっている。
【0009】
上下動機構30は、シャーシ20上の前方側部に設けられたモータ31と、該モータ31の回転を減速して伝える減速機構32と、該減速機構32を介して回転させられるカムホイール(昇降ギヤ部材)33と、該カムホイール33の回転に伴って変位(回動)するベース昇降部材35とから構成されている。
【0010】
減速機構32は、モータ31の回転軸先端に固定されたほぼ円錐台状のローラ32aと、上部にローラ32aの外周円錐面と密着する笠状のゴムシートを有するホイール32bと、該ホイール32bの下部に設けられたピニオンギヤ(図示せず)に噛合する大ギヤ32cと、大ギヤ32cの上部に同軸で固定された小ギヤ32dとで構成されている。
【0011】
カムホイール33は、前記減速機構32の小ギヤ32dと噛合する下側ギヤ33aと、ディスクトレイ4の裏面(下面)に前後方向に沿って形成されたラックギヤ(図示せず)と噛合する上側ギヤ33bとを有している。また、両ギヤ33a、33b間の軸部外周には、円周方向に沿ってカム溝34が形成されている。このカム溝34は、下側ギヤ33a側に位置する下側カム溝と、上側ギヤ33b側に位置する上側カム溝と、両カム溝を連結する傾斜カム溝とで構成されている。
【0012】
一方、ベース昇降部材35は、図7に示すように、カムホイール33とベース23との間に位置している。このベース昇降部材35は、ほぼ平行に配置された一対のアーム35a、35bとそれらの端部同士を連結する連結部35cと、その両端部に突出形成された軸35d、35eとを有し、軸35d、35eを中心に回動するように支持されている。
【0013】
また、このベース昇降部材35には、アーム35a、35bの延出側と反対側に、カムホイール33のカム溝34に係合する突起状のフォロアー36が突出形成されている。フォロアー36が前記上側カム溝と係合している状態では、アーム35a、35bは、軸35d、35eを中心として下側に回動した位置にあり、一方カムホイール33の回転に伴ってフォロアー36が前記傾斜カム溝を経て前記下側カム溝に係合すると、アーム35a、35bは、軸35d、35eを中心として上側に回動した位置へ移動する。
【0014】
以上のように構成されたベース昇降部材35のアーム35a、35bには、ベース23の前方両側部に形成された連結部に取り付けられたインシュレータ29b、29cがそれぞれ連結されている。そのため、ベース23は、カムホイール33の回転に伴うベース昇降部材35のアーム35a、35bの上下動に伴い、装置本体2の奥部側にあるインシュレータ29aの位置を中心として、その前方部分が上側位置と下側位置との間で上下動する。
【0015】
ディスクトレイ4は、光ディスク3を載置する浅い凹状のディスク載置部4aを有し、その裏面に、カムホイール33の上側ギヤ33bと噛合するラックギヤ(図示せず)が形成されている。従って、ディスクトレイ4は、カムホイール33の回転に伴い、シャーシ20に対し前後方向に、ディスクの装填位置とディスクの排出位置との間を移動する。
【0016】
ディスク装置1Bの非使用時には、ディスクトレイ4は、装置本体2内に収納された状態(ディスク装填位置)にある。この状態でイジェクト操作を行うと、モータ31が所定方向に回転し、減速機構32を介してカムホイール33が図7中反時計回りに回転する。このカムホイール33の回転により、ディスクトレイ4は、前方へ移動し、開口141e、16aを通過して、装置本体2から外側に突出した位置(ディスク排出位置)まで移動する。
【0017】
この状態で、ディスク3をディスクトレイ4のディスク載置部4aに載置し、ローディング操作を行うと、モータ31が前記と逆方向に回転し、減速機構32を介してカムホイール33が図7中時計回りに回転(逆回転)する。これに伴い、ディスクトレイ4が後方へ移動し、開口141e、16aを通過して、前記ディスク装填位置まで移動する。これにより、ディスクトレイ4上に位置決めされた状態で載置された光ディスク3も、装置本体2内のディスク装填位置へ搬送される。
【0018】
また、前記カムホイール33の逆回転が開始されると、ベース昇降部材35のフォロアー36が前記上側カム溝に沿って移動し、ディスク3の中心がターンテーブル26のセンタハブ部26aに接近したとき、該フォロアー36が前記傾斜カム溝を経て下側カム溝へ移動する。これにより、フォロアー36が下方へ変位し、ベース昇降部材35が軸35d、35eを中心に回動し、アーム35a、35bが下側位置から上側位置に移動する。このアーム35a、35bの移動に伴い、各アームに連結されたインシュレータ29b、29cを介して、ベース23の前方部分がインシュレータ29aの位置を中心として回動し、下側位置から上側位置へ持ち上げられ、ほぼ水平状態となる。
【0019】
これにより、ターンテーブル26のセンタハブ部26aが光ディスク3の中心孔3aに嵌合し、光ディスク3の中心部分を支持するとともに、ディスククランパ38がターンテーブル26に磁気的に吸着され、ディスククランパ38とターンテーブル26との間に光ディスク3が挟持される。
【0020】
イジェクト操作を行うと、ディスク装置1Bの各機構が上述したローディング時とは逆の順序でかつ逆方向に作動し、ディスク3は、クランプが解除され、ディスクトレイ4に載って排出される。
【0021】
さて、このようなディスク装置1Bにおいては、光ディスク3の装填・排出は、モータ31を駆動源とするディスクトレイ4の移動により行っているが、停電等により各モータ等の装置各部の駆動が停止した時、特に、光ディスク3を回転駆動し再生を行っている最中に停電が生じ、光ディスク3の回転が停止した時には、ディスクトレイ4を移動して光ディスク3を排出することができなくなる。そのために、手動でディスクトレイ4を移動し、光ディスク3を排出し得る非常排出機構40が設けられている。
【0022】
この非常排出機構40は、図7に示すように、シャーシ20の前方部分に回転可能に支持された軸41と、該軸41の一端に固定されたほぼ円錐台状のローラ42と、軸41を装置前方側へ付勢する板バネ43とで構成されている。
【0023】
通常は、板バネ43の付勢力により軸41が装置前方側へ移動し、軸41の他端が装置の前面に突出するとともに、ローラ42は、前記ホイール32bと非接触の状態にある。なお、軸41の前方側突出端には、ドライバー(図示せず)が挿入される一文字状の溝が形成されている。
【0024】
ドライバーを用い、板バネ43の付勢力に抗して軸41を押し込むと、これに伴ってローラ42が後方へ移動し、その外周円錐面がホイール32bの上部のゴムシート(円錐面)に圧着される。この状態を維持しつつ、ドライバーにより軸41を所定方向に手動で回転すると、ホイール32bが図2中反時計回りに回転し、カムホイール33が同方向回転し、前記と同様にディスクトレイ4が前方へ移動し、トレイ上の光ディスク3を排出することができる。
【0025】
しかしながら、このような非常排出機構40においては、ドライバーで軸41を押し込みつつそれを回転する操作が必要であるが、この操作がし難いという問題がある。
【0026】
さらに、非常排出機構40は、常時使用されるものではないにもかかわらず、それを設置するためのスペースを確保しなければならず、装置の大型化、構造の複雑化を招くとともに、部品点数の増大およびそれによる製造コストの上昇を招くという問題がある。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ディスクの排出操作が簡単であり、また、装置の構成を簡素化し、非常排出機構に関する部品点数の減少を図ることができるディスク装置を提供することにある。
【0028】
また、本発明の他の目的は、非常時におけるディスクの排出操作が簡単なディスク装置および非常時のディスク取り出し方法を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のディスク装置は、ディスクを再生するヘッドをディスクの半径方向に移動可能に設けた機構ユニットと、該機構ユニットの少なくとも一端部を上下動させる上下動機構と、該上下動機構の上下動に連動してディスクの装填位置とディスクの排出位置とを移動するディスクトレイとを有し、前記上下動機構は、駆動源と、該駆動源の駆動により回転するカムホイールと、該カムホイールの回転に伴って変位するフォロアーとを有し、前記カムホイールに、装置外部より挿入される操作部材の端部が係合し得る係合部を設け、前記操作部材を操作することにより前記カムホイールを手動で回転することができるよう構成したことを特徴とする。
【0030】
また、好ましくは、前記係合部は、前記操作部材の端部を係合部に係合して前記カムホイールを回転させ、その回転により前記ディスクトレイを前記排出位置側へ移動することができる位置に設けることができる。
【0031】
さらに好ましくは、前記係合部を、前記カムホイールの外周部に沿って所定間隔をおいて複数形成することができる。
【0032】
さらに好ましくは、前記係合部を、前記フォロアーの移動を妨げない位置に立設された板片で構成することができる。
【0033】
さらに好ましくは、前記係合部は、前記操作部材の端部と係合する部分に凹部を有してもよい。
【0034】
さらに好ましくは、ディスク装置の前面側に、前記操作部材が挿通される孔を有することができる。
【0035】
また、本発明の非常時のディスク取り出し方法は、ギアを有するカムホイールをモータにより回転駆動し、前記ギアに噛合するラックギアを有するディスクトレイをディスクの装填位置とディスクの排出位置との間で移動させるようにしたディスク装置において、前記ディスクトレイが前記装填位置またはその近傍にある時に前記モータの不作動が生じた場合に、前記ディスク装置の前記カムホイールに近い所定箇所に形成された孔から操作部材を挿入して前記カムホイールを手動で直接回転させることにより、前記ディスクトレイを前記排出位置側へ移動させることを特徴とする。
【0036】
【作用】
本発明のディスク装置は、光ディスクのようなディスクを再生するヘッドをディスクの半径方向に移動可能に設けた機構ユニットと、該機構ユニットの一端部を上下動させる上下動機構と、該上下動機構の上下動に連動してディスクの装填位置とディスクの排出位置との間を移動するディスクトレイとを有しており、さらに、前記上下動機構は、駆動源と、該駆動源の駆動により回転するカムホイールと、該カムホイールの回転に伴って変位するフォロアーとを有している。また、前記カムホイールには、操作部材の端部が係合し得る係合部が1または2箇所以上に設けられている。
【0037】
ディスク装置内でディスクが回転し、再生がなされている時に、例えば停電が生じ、ディスクの回転が停止した場合には、次のようにしてディスクを取り出す。
【0038】
ディスク装置の外部、特に前方より棒状の操作部材を挿入し、その端部をカムホイールの係合部に係合した状態で、操作部材を押圧操作してカムホイールを所定方向に手動で回転する。これにより、前記上下動機構が作動し、前記機構ユニットの一端部が下降するとともに、ディスクトレイが前方へ移動する。ディスク装置の前面よりディスクトレイが突出したら、この突出部分を手で把持して引き出すことにより、ディスクトレイを前記排出位置へ強制的に移動させる。その後、ディスクトレイ上からディスクを取り出す。
【0039】
【実施例】
以下、本発明のディスク装置および該装置による非常時のディスク取り出し方法を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0040】
図1は、本発明のディスク装置の実施例を示す分解斜視図、図2は、図1に示すディスク装置の平面図、図3は、図1に示すディスク装置におけるカムホイールの構成を示す斜視図、図4は、図1に示すディスク装置におけるディスクトレイの裏面の構成を示す底面図である。
【0041】
図1に示すように、本発明のディスク装置1Aは、CD−ROM等の光ディスク3を再生する装置であって、主に、装置本体2と、該装置本体2に対し、前後方向(水平方向)に移動し、出し入れされる光ディスク3載置、搬送用のディスクトレイ4とから構成されている。
【0042】
装置本体2は、底板11と、該底板11の上部に設けられたメイン回路基板組立体12と、該メイン回路基板組立体12の上部に設けられた機構組立体13と、該機構組立体13の上側を覆うケース14とから構成されている。
【0043】
ケース14は、天板部14aと、左右の側板部14b、14cと、背板部14dと、前板部14eとを有する。天板部14aの下面(内面)には、ディスククランパ38が後述するターンテーブル26と同軸的に回転可能に設置されている。
【0044】
前板部14eには、前記ディスクトレイ4が通る細幅の開口141eが形成されている。この前板部14eには、スポンジ製等のクッション材よりなる枠15を介してフロントベゼル16が取り付けられている。フロントベゼル16にも、前記ディスクトレイ4が出し入れされる細幅の開口16aが形成されている。
【0045】
機構組立体13は、略器形状のシャーシ20を有している。このシャーシ20は、長方形の略板状の底部20aと、該底部20aの左右および後方縁部に沿ってコ字状に立設された壁部20bとから構成されている。シャーシ20のフロントベゼル16側には、壁部は形成されておらず、開放された状態になっており、ケース14に組み込まれた際に、前記開口141eが位置するようになっている。
【0046】
このシャーシ20には、機構ユニット22と上下動機構30とが設けられている。このうち、機構ユニット22は、シャーシ20の底部20aに形成された凹部21の中央部付近に収まるように配設されており、また上下動機構30は、凹部21の前方に収まるように配設されている。
【0047】
機構ユニット22は、ベース23を有し、該ベース23には、ターンテーブル回転用のスピンドルモータ25と、該スピンドルモータ25の回転軸に固定されたターンテーブル26と、光学ヘッド(アクチュエータを含む)27と、該光学ヘッド27を光ディスク3の半径方向に移動する光学ヘッド移動機構28とが設けられている。ターンテーブル26は、ディスククランパ38を吸着し得る永久磁石を備えている。
【0048】
光学ヘッド移動機構28は、正転/逆転可能なモータ28aと、該モータ28aの駆動により回転するリードスクリュー28bと、モータ28aの回転を減速してリードスクリュー28bへ伝達する減速歯車列28cと、リードスクリュー28bの螺旋状溝に係合する係合部材28dを備えたスライダ28eと、該スライダ28eの移動方向を規制するガイド棒28gと、光学ヘッド27を搭載し、スライダ28eと一体的に形成された載置台28fとで構成されている。リードスクリュー28bおよびガイド棒28gは、それぞれ、その長手方向がディスク装置1Aの前後方向となるように配置されている。
【0049】
このような光学ヘッド移動機構28においては、リードスクリュー28bの螺旋状溝に係合部材28dが係合していることから、モータ28aの駆動によりリードスクリュー28bが所定方向に回転すると、スライダ28eがガイド棒28gに沿ってディスク装置1Aの前後方向に移動し、これにより、載置台28f上に搭載された光学ヘッド27が、装填位置にあるディスクトレイ4上に載置された光ディスク3の半径方向に移動する。
【0050】
ベース23は、その後方(装置本体2の奥部側)端部が弾性体(ゴム等)からなるインシュレータ29aを介して、シャーシ20に支持されており、該インシュレータ29aの設置箇所を中心にゴムの弾性変形の範囲であらゆる方向に変位可能になっている。
【0051】
上下動機構30は、シャーシ20上の前方側部に設けられた正転/逆転可能なモータ(駆動源)31と、該モータ31の回転を減速して伝える減速機構32と、該減速機構32を介して回転させられるカムホイール(昇降ギヤ部材)33と、該カムホイール33の回転に伴って変位(回動)するベース昇降部材35とから構成されている。
【0052】
減速機構32は、モータ31の回転軸先端に固定されたほぼ円錐台状のローラ32aと、上部にローラ32aの外周円錐面と密着する笠状のゴムシートを有するホイール32bと、該ホイール32bの下部に設けられたピニオンギヤ(図示せず)に噛合する大ギヤ32cと、大ギヤ32cの上部に同軸で固定された小ギヤ32dとで構成されている。モータ31の回転は、この減速機構32により所定の減速比で減速されてカムホイール33に伝達される。
【0053】
カムホイール33は、各種プラスチックで構成されており、前記減速機構32の小ギヤ32dと噛合する下側ギヤ33aと、ディスクトレイ4の裏面(下面)に前後方向に沿って形成されたラックギヤ4bと噛合する上側ギヤ33bとを有している。また、両ギヤ33a、33b間の軸部外周には、円周方向に沿ってカム溝34が形成されている。このカム溝34は、両ギヤ33a、33bの中間に形成されたフランジ331と下側ギヤ33aとの間に形成された下側カム溝34aと、フランジ331と上側ギヤ33bとの間に形成された上側カム溝34bと、両カム溝34a、34bを連結する傾斜カム溝34cとで構成されている。この場合、上側カム溝34bは、カムホイール33のほぼ全周に渡って形成されており、下側カム溝34aは、カムホイール33の中心角が10〜45°程度の角度範囲で形成されている。
【0054】
一方、ベース昇降部材35は、図2に示されているように、カムホイール33とベース23との間に位置している。このベース昇降部材35は、ほぼ平行に配置された一対のアーム35a、35bとそれらの端部同士を連結する連結部35cとを一体的に形成してなるもので、全体として略C字状をなしている。連結部35cの両端部には、それぞれ、軸35d、35eが突出形成されており、これらの軸35d、35eは、シャーシ20に回動可能に支持されている。そのため、このベース昇降部材35は、軸35d、35eを中心に回動し、これに伴ってアーム35a、35bも軸35d、35eを中心に回動する。
【0055】
また、このベース昇降部材35には、アーム35a、35bの延出側と反対側に、カムホイール33のカム溝34に係合する突起状のフォロアー(従動部材)36が突出形成されている。図3に示すように、フォロアー36の先端には、球体361が形成され、該球体361がカム溝34内に挿入され、カムホイール33の回転に伴って、カム溝34内を摺動する。
【0056】
フォロアー36が上側カム溝34bと係合している状態では、アーム35a、35bは、軸35d、35eを中心として下側に回動した位置にあり、一方カムホイール33の回転に伴ってフォロアー36が傾斜カム溝34cを経て下側カム溝34aに係合すると、アーム35a、35bは、軸35d、35eを中心として上側に回動した位置へ移動する。
【0057】
以上のように構成されたベース昇降部材35のアーム35a、35bには、ベース23の前方両側部に形成された連結部に取り付けられたインシュレータ29b、29cがそれぞれ連結されている。そのため、ベース23は、カムホイール33の回転に伴うベース昇降部材35のアーム35a、35bの上下動に伴い、装置本体2の奥部側にあるインシュレータ29aの位置を中心として、その前方部分が上側位置と下側位置との間で上下動する。
【0058】
なお、ディスク装置1Aは、ベース23が3個のインシュレータ29a、29b、29cを介してシャーシ20に支持された構造となっているので、シャーシ20からベース23に伝わる振動の影響を極力少なくすることができる。
【0059】
ディスクトレイ4は、図1に示すように、浅い凹状のディスク載置部4aを有しており、光ディスク3は、該ディスク載置部4a上に載置され、所望に位置規制された状態で搬送される。
【0060】
図4に示すように、ディスクトレイ4の裏面には、カムホイール33の上側ギヤ33bと噛合するラックギヤ4bが形成されている。これにより、ディスクトレイ4は、カムホイール33の回転に伴い、シャーシ20に対し前後方向に、ディスクの装填位置とディスクの排出位置との間を移動する。そして、光ディスク3のローディング操作では、カムホイール33が図2中時計回りに回転し、それによりディスクトレイ4が後方に移動し、ディスク3が装置本体2内に運び込まれる。
【0061】
次に、ディスク装置1Aの作用について説明する。
【0062】
ディスク装置1Aの非使用時には、ディスクトレイ4は、装置本体2内に収納された状態(ディスク装填位置)にある。この状態でイジェクト操作を行うと、モータ31が所定方向に回転し、減速機構32を介してカムホイール33が図2中反時計回りに回転する。このカムホイール33の回転により、上側ギヤ33bとディスクトレイ4の裏面のラックギヤ4bとが噛合していることから、ディスクトレイ4は、前方へ移動し、開口141e、16aを通過して、装置本体2から外側に突出した位置(ディスク排出位置)まで移動する。
【0063】
この状態で、ディスク3をディスクトレイ4のディスク載置部4aに載置し、ローディング操作を行うと、モータ31が前記と逆方向に回転し、減速機構32を介してカムホイール33が図2中時計回りに回転(逆回転)する。これに伴い、ディスクトレイ4が後方へ移動し、開口141e、16aを通過して、前記ディスク装填位置まで移動する。これにより、ディスクトレイ4上に位置決めされた状態で載置された光ディスク3も、装置本体2内のディスク装填位置へ搬送される。
【0064】
また、前記カムホイール33の逆回転が開始されると、前記ベース昇降部材35のフォロアー36が上側カム溝34bに沿って移動し、光ディスク3の中心がターンテーブル26のセンタハブ部26aに接近したとき、該フォロアー36が傾斜カム溝34cを下り、下側カム溝34aへ移動する。これにより、フォロアー36が下方へ変位し、ベース昇降部材35が軸35d、35eを中心に回動し、アーム35a、35bが下側位置から上側位置に移動する。このアーム35a、35bの移動に伴い、各アームに連結されたインシュレータ29b、29cを介して、ベース23の前方部分がインシュレータ29aの位置を中心として回動し、下側位置から上側位置へ持ち上げられ、ほぼ水平状態となる。
【0065】
これにより、ターンテーブル26のセンタハブ部26aが光ディスク3の中心孔3aに嵌合し、ターンテーブル26がディスク3の中心部分を支持して持ち上げる。また、ケース14の天板部14aの下面に回転可能に支持されたディスククランパ38がターンテーブル26に磁気的に吸着され、ディスククランパ38とターンテーブル26との間に光ディスク3が挟持される。
【0066】
以上のようにして光ディスク3がディスク装填位置に装着されると、続いてスピンドルモータ25が作動し、光ディスク3が一定の速度で回転する。また、光学ヘッド27は、光学ヘッド移動機構28により所定の位置に移動され、トラッキグ制御およびフォーカス制御がなされつつ光ディスク3の記録面に対し投光・受光を行って、光ディスク3に記録された情報を再生する。
【0067】
イジェクト操作を行うと、ディスク装置1Aの各機構が上述したローディング時とは逆の順序でかつ逆方向に作動し、ディスク3は、クランプが解除され、ディスクトレイ4に載って排出される。
【0068】
さて、このようなディスク装置1Aにおいては、光ディスク3の装填・排出は、モータ31を駆動源とするディスクトレイ4の移動により行っているが、停電等により、モータ25、28a、31等の装置各部の駆動が停止した時(以下「非常時」という)、特に、光ディスク3を回転駆動し再生を行っている最中に停電が生じ、光ディスク3の回転が停止した時には、ディスクトレイ4を移動して光ディスク3を排出することができなくなる。そのために、ディスク装置1Aは、手動でディスクトレイ4を前方へ移動し、光ディスク3を排出し得る非常排出機構を有している。
【0069】
本実施例のディスク装置1Aにおける非常排出機構50は、前記カムホイール33に設けられている。すなわち、図3に示すように、カムホイール33の外周部であって、フランジ331と下側ギヤ33aとの間に複数(本実施例では3つ)の板片(突部)51、52、53が立設されている。各板片51、52、53は、カムホイール33を装置外部より手動で回転操作するための棒状の操作部材54の先端部が係合し得る係合部を構成するものである。
【0070】
板片51、52、53は、部品点数の増大を防止するために好ましくはカムホイール33と一体的に形成されており、その設置位置は、操作部材54の先端で板片51、52、53を押圧してカムホイール33を図2中反時計回りに回転させ、ディスクトレイ4を装置前方側(前記排出位置側)へ移動することができる位置とされている。
【0071】
また、板片51、52、53は、フォロアー36のカムホイール33に対する移動を妨げない位置、すなわち、カム溝34と交差しない位置に設けられている。
【0072】
板片51、52、53の設置間隔は、特に限定されないが、カムホイール33の中心角が45〜90°程度、特に50〜70°程度の角度をなすような間隔で設置されているのが好ましい。これにより、非常時にディスクトレイ4がどのような位置で停止した場合でも、カムホイール33を回転させ、ディスクトレイ4を排出することができる。
【0073】
また、各板片51、52、53は、それぞれ、操作部材54の先端と当接する側が凹面となるように所望に湾曲または屈曲している。すなわち、操作部材54の先端と係合する部分が、湾曲凹面等の凹部で構成されている。これにより、操作部材54の先端の係合がより確実になされ、カムホイール33へ回転力をロスなく付与することができる。
【0074】
図5に示すように、操作部材54としては、例えば金属で構成されるピン54aと、このピン54aの基端側に固着された把手54bとで構成されたものを用いることができる。ピン54aの長さLは、後述する孔55にピン54aを挿入し、その先端が板片51、52、53に当接してカムホイール33を回転するのに十分な長さとされる。
【0075】
ディスク装置1Aの前面側、すなわち、フロントベゼル16には、操作部材54のピン54aを挿通するための孔55が形成されている。
【0076】
次に、以上のような非常排出機構50の作用(ディスク取り出し方法)について説明する。
【0077】
例えば、光ディスク3の再生中に停電が生じ、ディスクトレイ4がディスクの装填位置(装置の最も奥部)またはその近傍で停止した場合には、図2および図3に示すように、孔55より操作部材54のピン54aを装置内部へ挿入し、その先端を板片51に係合し、図2中矢印方向へ押圧する。これにより、カムホイール33が図2中反時計回りに回転し、機構ユニット22が下降する(ディスクトレイ4が移動可能な位置へ逃げる)とともに、ディスクトレイ4が所定距離前方へ移動する。
【0078】
カムホイール33がある程度回転すると、ディスクトレイ4の前方側端部が開口16aから突出するので、この突出部分を手で把持して手前に引き出すことにより、ディスクトレイ4を前記排出位置へ強制的に移動させる。これにより、ディスクトレイ4上に載置された光ディスク3を取り出すことが可能となる。
【0079】
また、上記手でディスクトレイ4を引き出す方法の他、次のような方法も可能である。
【0080】
操作部材54による前記板片51の押圧の後、操作部材54を一旦前方へ引き、その先端を次の板片52に係合し、再び押圧する。これにより、カムホイール33がさらに図2中反時計回りに回転し、ディスクトレイ4は、さらに前方へ移動する。同様にして、操作部材54により次の板片53を押圧し、カムホイール33をさらに同方向回転させると、ディスクトレイ4は、ディスク排出位置まで移動する。これにより、ディスクトレイ4に載置された光ディスク3を取り出すことが可能となる。
【0081】
また、ディスクトレイ4がディスクの装填位置と排出位置との中間で停止した場合には、孔55より操作部材54のピン54aを装置内部へ挿入し、前記と同様に、操作部材54の先端で板片53を押圧してディスクトレイ4をディスク排出位置へ移動するか、または、板片52および53を順次押圧してディスクトレイ4をディスク排出位置へ移動する。これにより、ディスクトレイ4上に載置された光ディスク3を取り出すことが可能となる。
【0082】
このように、複数の板片51〜53をカムホイール33の外周部に沿って所定間隔をおいて配置したことにより、非常時におけるディスクトレイ4の停止位置にかかわらず、ディスクトレイ4をディスク排出位置まで移動し、光ディスク3を取り出すことができる。
【0083】
なお、本発明において、板片等の係合部の設置は、図示のごとき3箇所に限らず、1箇所、2箇所または4箇所以上でもよい。また、係合部は、板状のものに限らず、操作部材の先端が係合し得るものであれば、いかなるものでもよい。
【0084】
以上、本発明のディスク装置を図示の実施例について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、カムホイール33に設けられる係合部は、操作部材の先端が該係合部に例えば引っ掛かるように係合し、操作部材を前方へ引くことによりカムホイール33が回転してディスクトレイ4が排出されるような構成のものであってもよい。
【0085】
また、本発明のディスク装置は、光ディスク3を再生または記録・再生するものに限らず、磁気ディスク、光磁気ディスク等を再生または記録・再生する装置に適用することもできる。
【0086】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、カムホイールに設けられた係合部が非常排出機構として機能するため、従来のような独立した非常排出機構を別途設ける必要がなく、よって、装置の構成が簡素化され、部品点数の減少を図ることができ、製造コストを低減することができる。
【0087】
特に、板片等の係合部をカムホイールと一体成形により形成することにより、非常排出機構を構成するディスク装置側の独立した部品が不要となり、上記効果がより一層顕著となるとともに、その製造も容易である。
【0088】
また、本発明によれば、装置内からのディスクの排出、特に、ディスクの再生中に停電等が生じてその回転が停止した場合におけるディスクの取り出しを、簡単な操作で、しかも確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すディスク装置の平面図である。
【図3】図1に示すディスク装置におけるカムホイールの構成を示す斜視図である。
【図4】図1に示すディスク装置におけるディスクトレイの裏面の構成を示す底面図である。
【図5】操作部材の構成例を示す平面図である。
【図6】ディスク装置の比較例を示す分解斜視図である。
【図7】図6に示すディスク装置の平面図である。
【符号の説明】
1A、1B ディスク装置
2 装置本体
3 光ディスク
3a 中心孔
4 ディスクトレイ
4a ディスク載置部
4b ラックギヤ
11 底板
12 メイン回路基板組立体
13 機構組立体
14 ケース
14a 天板部
14b、14c 側板部
14d 背板部
14e 前板部
141e 開口
15 枠
16 フロントベゼル
16a 開口
20 シャーシ
20a 底部
20b 壁部
21 凹部
22 機構ユニット
23 ベース
25 スピンドルモータ
26 ターンテーブル
27 光学ヘッド
28 光学ヘッド移動機構
28a モータ
28b リードスクリュー
28c 減速歯車列
28d 係合部材
28e スライダ
28f 載置台
28g ガイド棒
29a、29b、29c インシュレータ
30 上下動機構
31 モータ
32 減速機構
32a ローラ
32b ホイール
32c 大ギヤ
32d 小ギヤ
33 カムホイール
331 フランジ
34a 下側カム溝
34b 上側カム溝
34c 傾斜カム溝
35 ベース昇降部材
35a、35b アーム
35c 連結部
35d、35e 軸
36 フォロアー
361 球体
38 ディスククランパ
40 非常排出機構
41 軸
42 ローラ
43 板バネ
50 非常排出機構
51、52、53 板片
54 操作部材
54a ピン
54b 把手
55 孔

Claims (7)

  1. ディスクを再生するヘッドをディスクの半径方向に移動可能に設けた機構ユニットと、該機構ユニットの少なくとも一端部を上下動させる上下動機構と、該上下動機構の上下動に連動してディスクの装填位置とディスクの排出位置とを移動するディスクトレイとを有し、
    前記上下動機構は、駆動源と、該駆動源の駆動により回転するカムホイールと、該カムホイールの回転に伴って変位するフォロアーとを有し、
    前記カムホイールに、装置外部より挿入される操作部材の端部が係合し得る係合部を設け、前記操作部材を操作することにより前記カムホイールを手動で回転することができるよう構成したことを特徴とするディスク装置。
  2. 前記係合部は、前記操作部材の端部を係合部に係合して前記カムホイールを回転させ、その回転により前記ディスクトレイを前記排出位置側へ移動することができる位置に設けられている請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記係合部が、前記カムホイールの外周部に沿って所定間隔をおいて複数形成されている請求項1または2に記載のディスク装置。
  4. 前記係合部は、前記フォロアーの移動を妨げない位置に立設された板片で構成されている請求項1ないし3のいずれかに記載のディスク装置。
  5. 前記係合部は、前記操作部材の端部と係合する部分に凹部を有している請求項1ないし4のいずれかに記載のディスク装置。
  6. ディスク装置の前面側に、前記操作部材が挿通される孔を有する請求項1ないし5のいずれかに記載のディスク装置。
  7. ギアを有するカムホイールをモータにより回転駆動し、前記ギアに噛合するラックギアを有するディスクトレイをディスクの装填位置とディスクの排出位置との間で移動させるようにしたディスク装置において、前記ディスクトレイが前記装填位置またはその近傍にある時に前記モータの不作動が生じた場合に、前記ディスク装置の前記カムホイールに近い所定箇所に形成された孔から操作部材を挿入して前記カムホイールを手動で直接回転させることにより、前記ディスクトレイを前記排出位置側へ移動させることを特徴とする非常時のディスク取り出し方法。
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