JP3642631B2 - 使い捨てエプロン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、襟ぐり部を有する本体部と、該本体部の左右両側部から延設された1対の係止片とを有し、1対の該係止片を介して装着される使い捨てエプロンに関し、更に詳しくは、よだれや食事時の食べこぼしによる衣服や身体の汚れを良好に防止できる使い捨てエプロンに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、襟ぐり部を有する本体部と、該本体部の左右両側部から延設された1対の係止片とを有する使い捨てエプロンはよく知られている。この様な使い捨てエプロンは、係止片どうしを肩部後方において結合させたり、係止片をそれぞれ装着者の肩部後方において衣服に固定させる等して、本体部の襟ぐり部を装着者の首元に配置して装着する。この様な使い捨てエプロンは、乳幼児等のよだれや食事時の食べこぼしによる衣服の汚れを回避するために使用される。
【0003】
しかし、上述の使い捨てエプロンは、保管や持ち歩きに便利なように、偏平形状に形成されているため、襟ぐり部が装着者の首回りにうまくフィットし難く、よだれや飲食物が口の回りから首を伝ってそのまま衣服の裏側に入り込んでしまい、衣服が裏側から汚れてしまう問題点がある。
上述の問題点を解消するために、従来より、本体部の襟ぐり部に舌状片を延設し、この舌状片を装着者側に折曲させ、本体部と舌状片との間に衣服を挟んで装着する技術が提案されている。この使い捨てエプロンでは、舌状片によって、装着者の衣服の襟ぐりの裏側が飲食物等により汚れるのが回避される。しかし、このような使い捨てエプロンにおいても、やはり使い捨てエプロンの襟ぐり部は装着者の首回りにフィットし難く、よだれや飲食物が装着者の胸元まで入り込んで装着者の身体が汚れたり、また胸元深くにおいて衣服が汚れる場合がある。
【0004】
従って、本発明の目的は、よだれや食事時の食べこぼしによる衣服や身体の汚れを良好に防止できる使い捨てエプロンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、襟ぐり部を有する本体部と、該本体部の左右両側部から延設された1対の係止片とを有し、1対の該係止片を介して装着される使い捨てエプロンにおいて、上記本体部の上記襟ぐり部に、所定深さの切り込みが所定間隔をおいて複数設けられて、複数の首部当接片が形成されており、上記本体部は、下側の縁端部が幅方向中央から折り重ねられ該下側の縁端部どうしで固着されており、上記本体部の下方部分が、装着時の前方側となる方向に迫り出したポケット部を形成することを特徴とする使い捨てエプロンを提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の使い捨てエプロンの実施形態を図面を参照しながら具体的に説明する。本発明の一実施形態としての使い捨てエプロン20について説明する前に、参考形態としての使い捨てエプロン10について説明する。尚、本参考形態の使い捨てエプロン10は、乳幼児の食事用の使い捨てエプロンである。
【0007】
図1は、参考形態の使い捨てエプロンにおいて折曲片を展開させた状態を示す展開平面図、図2は図1の使い捨てエプロンにおいて折曲片を折曲させた状態を示す裏面図、図3は図1の使い捨てエプロンにおいて折曲片を折曲させた状態を示す断面図、図4は図1の使い捨てエプロンを装着した状態を示す図である。
【0008】
使い捨てエプロン10は、襟ぐり部11aを有する本体部11と、該本体部11の左右両側部から延設された1対の係止片12,12とを有しており、1対の該係止片12,12を介して装着されるようになしてある。
【0009】
使い捨てエプロン10では、図1及び図2に示すように、上記本体部11の上記襟ぐり部11aに、所定深さの切り込み13が所定間隔をおいて複数設けられて、複数の首部当接片14が形成されている。
【0010】
使い捨てエプロン10では、図2及び図3に示すように、上記本体部11の襟ぐり部11aの前面部11bには、該本体部11に連設され、該本体部11との連設部において折曲される折曲片15が設けられており、上記前面部11bと上記折曲片15とに亘って上記切り込み13が設けられている。
また、使い捨てエプロン10は、1対の上記係止片12,12を相互に係合させて装着するようになしてある。
【0011】
使い捨てエプロン10は、親水性層及び非透水性層の2層状に形成されたシートから形成されている。
上記親水性層は、パルプ、レーヨン、コットン、またはコットンと合成繊維の混合材等を用いて形成することができる。上記非透水性層は、PETやPE等を用いて形成することができる。この非透水性層は、透湿性を有することが好ましい。
【0012】
そして、このシートの一縁端部近傍に該一縁端部と逆側の開いた開ループ状切り込み51を入れ、且つ該開ループ状切り込み51と上記一縁端部とを結ぶ直線状の分割切り込み52を入れることにより、該開ループ状切り込み51の外側に一対の上記係止片12,12及び襟ぐり部11aの側部11c,11cが形成されている。また、上記開ループ状切り込み51の内側を結ぶ直線状の切り落とし切り込み53を入れて該切り落とし切り込み53と上記開ループ状切り込み51に囲まれた部分を切り落とすことにより、上記開ループ状切り込み51の内側に、折曲片15が形成されている。そして、この折曲片15が親水性層側に折曲重合され、襟ぐり部11aの上記前面部11bが形成されている。
【0013】
一対の上記係止片12,12のうち一方の係止片12の縁端部には面状ファスナーのオス部材16が配設され、他方の係止片12の縁端部には面状ファスナーのメス部材17が上記オス部材16に係合可能に配設されており、これらオス部材16とメス部材17とを係合させることにより係止片12,12どうしが結合され、係止片12,12と本体部11の襟ぐり部11aとが装着者の首回りに配置されるようになっている。
【0014】
上記切り込み13は、本体部11の襟ぐり部11a全体に形成されている。この切り込み13は、襟ぐり部11aの左右の側部11c,11cにおいては、首回りに配置される周縁11dから0.5〜3cmの深さに、0.5〜3cmの間隔をおいて形成されている。襟ぐり部11aの前面部11b及び折曲片15においては、該前面部11bと折曲片15とに亘るように、襟ぐり部11aと折曲片15との連設部から襟ぐり部11aの前面部11bと折曲片15の両方にそれぞれ0.5〜3cmの深さに、0.5〜3cmの間隔をおいて形成されており、折曲片15を折曲させ襟ぐり部11aの前面部11bに重ねると、前面部11bに形成された切り込み13と折曲片15に形成された切り込み13とが重なるようになっている。
【0015】
上記首部当接片14は、上記切り込み13が設けらることにより、該切り込み13どうしの間に形成されている。この首部当接片14は、襟ぐり部11aの前面部11bにおいては、上記襟ぐり部11aと折曲片15とから形成されており、前面部11b以外の襟ぐり部11aの左右の側部11c,11cにおいては、襟ぐり部11aのみから形成されている。
【0016】
また、使い捨てエプロン10では、本体部11の下側縁端部に、ポケット部18が該本体部11と一体に形成されている。このポケット部18は、図3に示すように、本体部11の下側縁端部から延設された延設片60を非透水性層側を内側にして上方に折曲させた後一旦下方に向けて折曲させて左右に亘る折り込み部18aを形成させた後再び上方に折り返し、本体部11及びこの延設片60の互いに対向する非透水性層どうしを左右両側縁部において接着することにより形成されている。そして、このポケット部18は、上記折り込み部18aを広げることにより、図4に示すように、底部に平面視略楕円形状のマチ18bが形成されるようになっている。
更に、本体部11の左右両側部の長手方向略中央部には補助粘着テープ19,19が連設されている。この補助粘着テープ19,19は粘着面が本体部11の親水性層側となるように配置されており、本体部11の左右両側部の親水性層側表面には、補助粘着テープ19,19の粘着面を剥離可能に粘着可能な剥離部が設けられている。
これら以外の構成については従来の公知技術と同じである。
【0017】
上述の構成を有する本参考形態の使い捨てエプロン10は、未使用時には、補助粘着テープ19,19は折曲され、その粘着面が剥離部に粘着されている。
そして、使用に際して、非透水性層を外側に、親水性層側を装着者側にして本体部11を装着者の胸前に配置し、折曲片15と本体部11との間に衣服を挟み、係止片12,12を装着者の背中側に回してオス部材16とメス部材17を係合させ、補助粘着テープ19,19を剥離部から剥離して装着者に粘着させて装着する。この状態では、首部当接片14は装着者の首回りに沿って立体的に当接される。また、ポケット部18の折り込み部18aを広げてマチ18bを設けておく。
【0018】
この様に、本参考形態の使い捨てエプロン10によると、本体部11の襟ぐり部11aに切り込み13が設けられて複数の首部当接片14が形成され、首部当接片14が装着者の首回りに沿って立体的に当接配置されるので、使い捨てエプロン10と装着者の首回りとの間に隙間が生じず、よだれや飲食物が首回りから装着者の胸元に入り込むのを回避することができる。
参考形態の使い捨てエプロン10によると、襟ぐり部11aの前面部11bに折曲片15が連設されており、衣類の襟ぐりに折曲片15が裏側から面接されるので、衣類の襟ぐりが裏側から汚れるのを回避することができる。
参考形態の使い捨てエプロン10によると、装着時にポケット部18の底部にマチ18bを設けて立体的且つ大容量とすることができるので、ポケット部18によってよだれや飲食物を確実に受け止めることが可能である。
【0019】
参考形態の使い捨てエプロン10によると、1枚のシートから容易な製造が可能である。
参考形態の使い捨てエプロン10によると、未使用時に偏平形状に折り畳んでおくことが可能であり、保管や持ち運びが容易である。
参考形態の使い捨てエプロン10によると、外側が非透水性層により形成されているので、よだれや飲食物が浸透することがなく、衣服が汚れるのを確実に回避することができる。
参考形態の使い捨てエプロン10によると、係止片12,12どうしの結合が、面状ファスナーのオス部材16とメス部材17とを係合させることによりなされるので、ひも等よりも簡単な操作で、粘着テープのように髪の毛等に付着してしまうおそれのない、スムーズな装着が可能である。
参考形態の使い捨てエプロン10によると、補助粘着テープ19,19によって本体部11の左右両側部が装着者に固定されるので、装着中に本体部11がずれることがなく、よだれや飲食物がポケット部18によってより確実に受け止められる。
【0020】
次に、本発明の使い捨てエプロンの実施形態を図面を参照しながら具体的に説明する。尚、本実施形態において図1乃至図4に示す使い捨てエプロン10と同一の部材に関しては同一の符号を付し、説明は省略する。
【0021】
図5は、本発明の使い捨てエプロンの実施形態を示す平面図、図6は図5の使い捨てエプロンを装着使用可能にした状態の斜視図である。
【0022】
本実施形態の使い捨てエプロン20では、図5に示すように、開ループ状切り込み51の内側に切り落とし切り込み53は設けられておらず、開ループ状切り込み51の内側全体が折曲片25となっている。
また、本体部21は下方部分がやや先細に形成されており、下側縁端部21eが親水性層を内側にして幅方向中央から折り重ねられ該下側縁端部21eどうしで固着されており、延設片は設けられていない。
更に、本体部21の左右両側部の長手方向略中央部には補助粘着テープは設けられていない。
本実施形態においてこれら以外の構成は上述した参考形態の使い捨てエプロン10と同じである。
【0023】
上述の構成を有する本実施形態の使い捨てエプロン20は、本体部21の下方部分を非透水性層が内側となるように反転させると、図6に示すように、上記下方部分がしゃくれ上がり、装着時の前方側となる方向に迫り出したポケット部28が形成される。そしてこの状態で、係止片12,12を装着者の背中側に回してオス部材16とメス部材17を係合させ、首部当接片14を装着者の首回りに当接させて着用する。
【0024】
この様に、本実施形態の使い捨てエプロン20によると、首部当接片14が装着者の首回りに沿って立体的に当接配置されるので、使い捨てエプロン20と装着者の首回りとの間に隙間が生じず、よだれや飲食物が首回りから装着者の胸元に入り込むのを回避することができる。
本実施形態の使い捨てエプロン20によると、襟ぐり部11aの前面部11bに折曲片25が連設されており、衣類の襟ぐりに折曲片25が裏側から面接されるので、衣類の襟ぐりが裏側から汚れるのを回避することができる。
本実施形態の使い捨てエプロン20によると、装着者の前方側に迫り出し、容量の大きなポケット部28が形成されるので、このポケット部28によってよだれや飲食物を確実に受け止めることが可能である。
【0025】
本実施形態の使い捨てエプロン20によると、1枚のシートから容易な製造が可能である。
本実施形態の使い捨てエプロン20によると、未使用時に偏平形状に折り畳んでおくことが可能であり、保管や持ち運びが容易である。
本実施形態の使い捨てエプロン20によると、外側が非透水性層により形成されているので、よだれや飲食物が浸透することがなく、衣服が汚れるのを確実に回避することができる。
本実施形態の使い捨てエプロン20によると、係止片12,12どうしの結合が、面状ファスナーのオス部材16とメス部材17とを係合させることによりなされるので、ひも等よりも簡単な操作で、粘着テープのように髪の毛等に付着してしまうおそれのない、スムーズな装着が可能である。
【0026】
次に、他の参考形態としての使い捨てエプロン30について図面を参照しながら具体的に説明する。尚、本参考形態において図1乃至図4に示す上述した使い捨てエプロン10と同一の部材に関しては同一の符号を付し、説明は省略する。
【0027】
図7は、他の参考形態としての使い捨てエプロン30を示す平面図である。
【0028】
参考形態の使い捨てエプロン30では、図7に示すように、折曲片は設けられておらず、切り込み13が、本体部11の襟ぐり部11aの縁部全体に設けられ、首部当接片14は襟ぐり部11aのみから形成されている。
また、係止片32,32は本体部11から該本体部11の長手方向に向けて短く延設形成されており、係止片32,32の縁端部どうしは隣接していない。
そして、係止片32,32には、面状ファスナーのオス部材やメス部材は設けられておらず、それぞれの自由端部の非透水性層側に粘着テープ36,36が連設されている。この粘着テープ36,36は、粘着面が使い捨てエプロン30の本体部11の親水性層側となるように配置されており、係止片32,32の縁端部の親水性層側表面には、粘着テープ36,36の粘着面を剥離可能に粘着可能な剥離部が設けられている。
更に、本体部11の左右両側部の長手方向略中央部には補助粘着テープは設けられていない。
使い捨てエプロン30においてこれら以外の構成は上述の使い捨てエプロン10と同じである。
【0029】
上述の構成を有する本参考形態の使い捨てエプロン30は、未使用時には、粘着テープ36,36は折曲され、その粘着面が剥離部に粘着されている。
そして、使用に際して、粘着テープ36,36の粘着面を剥離部から剥離して図7中に破線で示す如く伸展させ、この状態のまま、粘着テープ36,36の粘着面を装着者の肩部後方において衣類に粘着させることにより、係止片32,32を装着者の肩部後方に固定して、使い捨てエプロン30を装着する。
【0030】
参考形態の使い捨てエプロン30によると、首部当接片14が装着者の首回りに沿って立体的に当接配置されるので、使い捨てエプロン30と装着者の首回りとの間に隙間が生じず、よだれや飲食物が首回りから装着者の胸元に入り込むのを回避することができる。
参考形態の使い捨てエプロン30によると、装着時にポケット部18の底部にマチ18bを設けて立体的且つ大容量とすることができるので、ポケット部18によってよだれや飲食物を確実に受け止めることが可能である。
参考形態の使い捨てエプロン30によると、1枚のシートから容易な製造が可能である。
参考形態の使い捨てエプロン30によると、未使用時に偏平形状に折り畳んでおくことが可能であり、保管や持ち運びが容易である。
参考形態の使い捨てエプロン30によると、外側が非透水性層により形成されているので、よだれや飲食物が浸透することがなく、衣服が汚れるのを確実に回避することができる。
【0031】
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、各部材の具体的な形状、寸法等は、適宜変更可能である。
例えば、本発明の使い捨てエプロンの材料となるシートは、上述の各使い捨てエプロン10,20,30の如く親水性層と非透水性層の2層状に形成されていることが好ましいが、非透水性層のみから形成することもできる。
上記切り込み13は、襟ぐり部11a全体に設けられていることが好ましいが、一部にのみ設けることもできる。またこの切り込み13は、上述の各使い捨てエプロン10,20,30の如く、周縁11dから0.5〜3cmの深さに、0.5〜3cmの間隔をおいて形成するのが、乳幼児に装着させて首部当接片14を首回りに良好にフィットさせ、よだれや飲食物が胸元へ入り込むのを確実に防ぐためには好ましいが、この大きさに限定されるものではない。
上記係止片12,12,32,32は、上述の各使い捨てエプロン10,20,30の如く本体部11,21と一体に形成されていなくてもよい。
【0032】
上記係止片12,12,32,32を介して使い捨てエプロンを装着する手法は、上記の使い捨てエプロン10及び20の如く、面状ファスナーによるものが好ましいが、上記の使い捨てエプロン30の如く粘着テープ36,36を衣服に粘着させたり、粘着テープを被粘着テープに粘着させたり、帯状又は紐状の係止片どうしを結ぶ等の手法を採用することもできる。
上記補助粘着テープ19,19に代えて、本体部11,21の長手方向略中央部において左右両側部から紐を連設し、この紐を背中で結んで装着状態の固定を補助させるようにしてもよい。
また、係止片12,12,32,32の形状、折曲片15の有無及び形状、係止片12,12,32,32どうしの結合又は係止片12,12,32,32の衣服への止着の手段(面状ファスナーのオス部材16とメス部材17や、粘着テープ36,36)、ポケット部18,28の形状、補助粘着テープ19,19の有無等は各使い捨てエプロン10,20,30において相互に交換可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の使い捨てエプロンによれば、よだれや食事時の食べこぼしによる衣服や身体の汚れを良好に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考形態の使い捨てエプロン示す展開平面図である。
【図2】図1の使い捨てエプロンにおいて折曲片を折曲させた状態を示す裏面図である。
【図3】図1の使い捨てエプロンにおいて折曲片を折曲させた状態を示す断面図である。
【図4】図1の使い捨てエプロンを装着した状態を示す図である。
【図5】 本発明の使い捨てエプロンの実施形態を示す平面図である。
【図6】図5の使い捨てエプロンを装着使用可能にした状態の斜視図である。
【図7】 他の参考形態の使い捨てエプロンを示す平面図である。
【符号の説明】
10 使い捨てエプロン
11 本体部
11a 襟ぐり部
11b 前面部
11c 側部
11d 周縁
12 係止片
13 切り込み
14 首部当接片
15 折曲片
16 オス部材
17 メス部材
18 ポケット部
18a 折り込み部
18b マチ
19 補助粘着テープ
20 使い捨てエプロン
21 本体部
21e 下側縁端部
25 折曲片
28 ポケット部
30 使い捨てエプロン
32 係止片
36 粘着テープ
51 開ループ状切り込み
52 分割切り込み
53 切り落とし切り込み
60 延設片

Claims (4)

  1. 襟ぐり部を有する本体部と、該本体部の左右両側部から延設された1対の係止片とを有し、1対の該係止片を介して装着される使い捨てエプロンにおいて
    上記本体部の上記襟ぐり部に、所定深さの切り込みが所定間隔をおいて複数設けられて、複数の首部当接片が形成されており、
    上記本体部は、下側の縁端部が幅方向中央から折り重ねられ該下側の縁端部どうしで固着されており、上記本体部の下方部分が、装着時の前方側となる方向に迫り出したポケット部を形成することを特徴とする使い捨てエプロン。
  2. 上記本体部の上記襟ぐり部の前面部には、該本体部に連設され、該本体部との連設部において折曲された折曲片が設けられており、上記切り込みが、上記前面部と上記折曲片とに亘って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエプロン。
  3. 1対の上記係止片を相互に係合させて装着するようになしてあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の使い捨てエプロン。
  4. 1対の上記係止片を装着者の肩部後方に配置固定して装着するようになしてあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の使い捨てエプロン。
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