JP3637294B2 - 曝気機 - Google Patents

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  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、曝気機に関し、特に、水中に空気(酸素)を供給する好気運転(曝気運転)と、水中に空気(酸素)を供給しない嫌気運転(攪拌運転)とを、電動機の回転方向を切り替えるだけで、効率的に行うことができるようにした曝気機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、水中に空気を供給する好気運転と、水中に空気を供給しない嫌気運転とを、交互に切り替えて汚水処理を行う場合、汚水処理槽の水面付近に曝気機を設置して、好気運転時には、電動機により回転駆動される回転軸を上昇させて、一方向に回転させることにより、汚水を吸い上げ、噴水のように汚水を周囲に飛散させて汚水の落下により水中に空気を送り込んでエアレーション(曝気)を行い、一方、嫌気運転時には、回転軸を降下させて、逆方向に回転させることにより、汚水中に水流を発生させて攪拌を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の曝気機においては、好気運転と嫌気運転とを切り替える場合、電動機により回転駆動される回転軸の回転方向を切り替えることに加えて、好気運転時には、汚水を吸い上げ、噴水のように汚水を周囲に飛散させ、一方、嫌気運転時には、汚水中に水流を発生させるため、攪拌羽根を取り付けた回転軸を昇降させる昇降機構が必要となり、曝気機の構造が複雑になるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来の曝気機の有する問題点に鑑み、攪拌羽根を取り付けた回転軸を昇降させる昇降機構を設けることなく、電動機の回転方向を切り替えるだけで、水中に空気を供給する好気運転と、水中に空気を供給しない嫌気運転とを、効率的に行うことができるようにした曝気機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の曝気機は、電動機により回転駆動される回転軸に取り付けた攪拌羽根と、前記回転軸の周囲を覆うように配設した筒体とを備えるようにした曝気機において、前記筒体を水面下から水面上方にかけて配設するとともに、前記攪拌羽根を、好気運転時、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げる上部攪拌羽根と、好気運転時、汚水を筒体内に送り込むとともに、嫌気運転時、汚水中に水流を発生させて攪拌を行う下部攪拌羽根とに、分断して配設し、好気運転の起動時には、電動機により回転駆動される回転軸を一方向に回転することにより、筒体の下端より下方の水中に位置するように配設した下部攪拌羽根によって、汚水を筒体内に送り込み、少なくともその大部分が筒体内の水面上に位置するように配設した上部攪拌羽根によって、筒体内に送り込まれた汚水を 吸い上げ、以後継続的に好気運転を行うとともに、嫌気運転時には、回転軸を逆方向に回転することにより、筒体の下端より下方の水中に配設した下部攪拌羽根によって、汚水中に水流を発生させて攪拌を行うようにして、電動機の回転方向を切り替えるだけで、好気運転と嫌気運転とを行うようにし(以下、「基本構成」という。)、上部攪拌羽根の外縁部を、回転軸の回転方向に曲げて形成したことを特徴とする。
【0006】
この曝気機は、回転軸の周囲を覆うように配設した筒体を水面下から水面上方にかけて配設するとともに、攪拌羽根を、好気運転時、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げる上部攪拌羽根と、好気運転時、汚水を筒体内に送り込むとともに、嫌気運転時、汚水中に水流を発生させて攪拌を行う下部攪拌羽根とに、分断して配設するようにしているので、好気運転の起動時には、電動機により回転駆動される回転軸を一方向に回転することにより、下部攪拌羽根によって、汚水を筒体内に送り込み、さらに、上部攪拌羽根によって、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げ、以後継続的に噴水のように汚水を周囲に飛散させて汚水の落下により水中に空気を送り込んでエアレーションによる好気運転を行い、一方、嫌気運転時には、回転軸を逆方向に回転することにより、下部攪拌羽根によって、汚水中に水流を発生させて攪拌を行うようにする。
なお、この嫌気運転時には、上部攪拌羽根は、筒体内で空転することとなり、嫌気運転に悪影響を及ぼすことを防止できる。
そして、上部攪拌羽根の外縁部を、回転軸の回転方向に曲げて形成することにより、羽根外縁部から外に向かう流れの成分がなくなり、羽根と筒体とのギャップを大きくしても羽根外縁部からの漏水が増加しないため、曝気性能を低下させることなく、羽根と筒体間の夾雑物の挟まりを防止することができる。
【0007】
また、同じ基本構成で、回転軸の下端を、下部攪拌羽根より下方へ突出し、かつ下端面を弧面形状とすることができる。
【0008】
これにより、下部攪拌羽根の逆回転時において、槽下部方向から吸い上げられるようになる水流の流れを、下部攪拌羽根より下方に延長された軸の円弧面となった先端により、円滑に下部攪拌羽根へ導かれ、さらに攪拌されつつ上向流とすることができる。
【0009】
また、同じ基本構成で、筒体を支持した下部固定板と、円錐形ガイドの上方に配設した上部固定ガイドとを、長円形断面を有する支柱を介して連接することができる。
【0010】
これにより、下部固定板と上部固定ガイド間の隙間から汚水が飛散する際、支柱が長円形断面であるため、飛散水の抵抗を低く抑えることができるので、飛散距離を長くすることができる。
【0011】
また、支柱の取付角度を調整できるようにすることができる。
【0012】
これにより、汚水を槽の形状に合わせての拡散を、簡単に調整することができる。
【0013】
また、同じ基本構成で、電動機の好気運転の起動時の回転数をそれ以外の運転時の回転数より上げるようにし、好気運転の起動時における上向水流を素早く立ち上げるようにすることができる。
【0014】
これにより、起動時における上向水流を素早く立ち上げ、汚水の拡散飛翔を安定させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の曝気機の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1〜図3に、本発明の曝気機の第1実施例を示す。
図1は、曝気機1を矩形形状の汚水処理槽に設置し、好気運転を行っている状態を、図2は、嫌気運転を行っている状態を、それぞれ示す。
【0017】
ところで、この曝気機1が設置される汚水処理槽Aは、特に限定されるものではないが、汚水処理を行うために汎用されている矩形形状をした所要容量を有するもので、汚水処理槽Aの中央部に曝気機1が設置される。
【0018】
曝気機1は、汚水処理槽Aに架台等を介して固定して設置し、これにより、汚水処理槽A全体の汚水の曝気・攪拌を均一に行えるようにする。
なお、曝気機1を、図4に示す変形実施例に示すように、フロートFにて浮遊状態に支持するようにした場合には、水位変動に対応できるようにバネ18aを付設したワイヤー18等により回転を拘束して設置するようにする。
【0019】
曝気機1には、水面上に配置された回転方向を切り替えることができる電動機11の駆動軸16の下端に、水中の所定深度に達する長さを有する回転軸12を鉛直に接続するようにする。
【0020】
そして、この回転軸12の周囲を、所定の間隔をあけて覆う円筒形状の筒体15を、水面下から水面上方にかけて配設するようにする。
この円筒形状の筒体15の上端は、汚水を周囲に飛散させることができるように、曝気機1の水上部と所定の間隔をあけて配設するとともに、筒体15の下端部は、ストレート又は図示するように漏斗状にやや拡開するように形成するようにする。
【0021】
また、図3に示すように、電動機11と筒体15の間に、電動機11(駆動軸16)と筒体15との軸方向の相対的な位置、すなわち、筒体15の設置位置(水深)を調節する調節機構15aを配設し、これにより、汚水処理槽Aの汚水の水位や好気運転又は嫌気運転に応じて、筒体15の設置位置(水深)を調節することができるようにする。
なお、筒体15の上端から汚水を周囲に飛散させた際に、調節機構15aに汚水に含まれる毛髪等の繊維状物質が絡み付くのを防止するために、調節機構15aを構成する棒状体の外周を図3(D)又は図3(E)に示すような、断面形状を長円形又は流線形に形成したカバー体15bを配設することが望ましい。
【0022】
また、回転軸12には、2種類の攪拌羽根13,14を、好気運転時、筒体15内に送り込まれた汚水を吸い上げるための、少なくともその大部分が筒体15内の水面上に位置する(その全部を筒体15内の水面上に位置するように配設することもできる。)上部攪拌羽根13と、好気運転時、汚水を筒体15内に送り込むとともに、嫌気運転時、汚水中に水流を発生させて攪拌を行うための、筒体15の下端より下方の水中に位置する下部攪拌羽根14とに、分断して配設するとともに、汚水を周囲に飛散させることができるように、その上端部に逆円錐部17を形成するようにしている。
【0023】
この場合、攪拌羽根13,14は、水流を発生することができるものであれば、同じ構造としても、あるいは異なる構造としてもよく、その構造は図示のものに限定されない。
【0024】
そして、攪拌羽根13,14を、好気運転時、筒体15内に送り込まれた汚水を吸い上げるための、少なくともその大部分が筒体15内の水面上に位置する上部攪拌羽根13と、好気運転時、汚水を筒体15内に送り込むとともに、嫌気運転時、汚水中に水流を発生させて攪拌を行うための、筒体15の下端より下方の水中に位置する下部攪拌羽根14とに、分断して配設することにより、両者を異なる構造とすることが容易になる。
【0025】
具体的には、例えば、好気運転時、筒体15内に送り込まれた汚水を吸い上げるための、少なくともその大部分が筒体15内の水面上に位置する上部攪拌羽根13に、螺旋形状に形成した構造のものを採用することにより、好気運転時に、筒体15内に送り込まれた汚水を確実に吸い上げるようにすることができる。
そして、この螺旋形状に形成した構造の上部攪拌羽根13は、軸方向に均一な径の螺旋形状に形成した構造のものを採用することもできるが、特に、図3に詳示するように、上部から下方に向けて径が縮小する螺旋形状に形成した構造のものを採用することにより、好気運転時には、筒体15内に送り込まれた汚水を確実に吸い上げることができるようにしながら、水位変動等があっても確実に嫌気運転に悪影響を及ぼさないようにすることができるものとなる。すなわち、嫌気運転時に、筒体15内の汚水の水位が上昇し、汚水が上部攪拌羽根13に接触しても、この部分の上部攪拌羽根13は小径なため、筒体15内の汚水は主として筒体15の外周方向の力を受け、筒体15内の汚水の上下方向の水位変動を抑制することができ、振動等も比較的小さく、安定した嫌気運転を行うことができる。
【0026】
さらに、図3(C)に示すように、上部から下方に向けて径が縮小する螺旋形状に形成した上部攪拌羽根13の下部の径を、軸方向に所定長さLに亘って一定に形成することにより、この範囲において、汚水処理槽Aの水位変動を吸収し、汚水処理槽Aの水位変動の影響を受けることなく、好気運転時には、筒体15内に送り込まれた汚水を確実に吸い上げることができるとともに、一層確実に嫌気運転に悪影響を及ぼさないようにすることができる。
【0027】
また、好気運転時、汚水を筒体15内に送り込むとともに、嫌気運転時、汚水中に水流を発生させて攪拌を行うための、筒体15の下端より下方の水中に位置する下部攪拌羽根14に、流れが周方向に広がらないような構造のものを採用することにより、水深の大きな汚水処理槽の場合においても、水面近くに位置する攪拌羽根14により、充分な流速を有する底部水流を発生させることができ、また、曝気機1の機長を短くでき、メンテナンスの際に、曝気機1を水面上に容易に吊り上げることができるものとなる。
【0028】
さらに、図5及び図6に示す変形実施例のように、上部攪拌羽根13と下部攪拌羽根14の間に、中間攪拌羽根19a又は中間攪拌羽根19bを配設することができる。
この中間攪拌羽根19a、19bの構造は、特に限定されるものではないが、図5に示すものは、下部攪拌羽根14と相似形状(小形)の中間攪拌羽根19aを下部攪拌羽根14とは逆向きに水中に位置するように配設するように、また、図6に示すものは、ボールねじ状の螺旋形状のリブを形成した中間攪拌羽根19bを水面上と水中に跨って位置するように配設するようにしている。
このように、上部攪拌羽根13と下部攪拌羽根14の間に中間攪拌羽根19a、19bを配設することにより、好気運転時に、中間攪拌羽根19a、19bによって、汚水を筒体15内に円滑に送り込む補助作用を行うようにすることができる。また、これらの中間攪拌羽根19a、19bは、いずれも、小形で回転抵抗が小さいため、嫌気運転時の悪影響を小さく抑えることができる。
【0029】
また、図5及び図6に示す変形実施例においては、汚水を周囲に均等に飛散させることができるように、回転軸12の上端部に逆円錐部17を形成することに加え、筒体15の上端に、上面の中心部が若干窪んだ円錐面に形成したドーナツ状の整流ブロック20を配設するようにしている。
【0030】
次に、この曝気機1の動作について説明する。
まず、好気運転の起動時には、図1に示すように、電動機11により回転駆動される回転軸12を一方向に回転することにより、筒体15の下端より下方の水中に位置する下部攪拌羽根14によって、汚水を筒体15内に送り込み、さらに、少なくともその大部分が筒体15内の水面上に位置する上部攪拌羽根13によって、筒体15内に送り込まれた汚水を吸い上げ、以後継続的に噴水のように汚水を周囲に飛散させて汚水の水滴飛散による空気との接触と汚水の落下による水中への空気の送り込みによりエアレーションによる好気運転を行うことができる。
また、これと併せて、筒体15の下端より下方の水中に位置する下部攪拌羽根14によって、汚水処理槽Aの中心部では、上向きの水流が発生し、これが、汚水処理槽Aに循環水流を発生させて汚水処理槽A全体の攪拌を行うことができる。
なお、回転軸12の回転開始初期は、少なくともその大部分が筒体15内の水面上に位置する上部攪拌羽根13は、筒体15内で空転するが、筒体15の下端より下方の水中に位置する下部攪拌羽根14によって、汚水が筒体15内に送り込まれることによって、筒体15内に汚水で充満すると、攪拌羽根13によって、筒体15内に送り込まれた汚水を吸い上げることができる。
【0031】
一方、嫌気運転時には、図2に示すように、電動機11により回転駆動される回転軸12を逆方向に回転することにより、筒体15の下端より下方の水中に位置する下部攪拌羽根14によって、汚水処理槽Aの中心部では、下向きの水流が発生し、これが、汚水処理槽Aに循環水流を発生させて汚水処理槽A全体の攪拌を行うことができる。
なお、この嫌気運転時には、少なくともその大部分が筒体15内の水面上に位置する上部攪拌羽根13は、筒体15内で空転し、嫌気運転に悪影響を及ぼさない。
【0032】
そして、この曝気機1は、さらに、以下のような利点を有している。
(1)一般的に汚水処理槽内の単位水量当たりに要する動力は、好気運転時の方が、嫌気運転時より大きくなるように設定するのが望ましい。
この曝気機1では、嫌気運転時に、少なくともその大部分が筒体15内の水面上に位置する上部攪拌羽根13が空転するようにされているため、嫌気運転時の動力を好気運転時と比べて小さくできる。
(2)この曝気機1では、水面近くの筒体15の下端より下方の水中に位置する下部攪拌羽根14により、充分な底部水流を発生させることができる。
特に、この曝気機1では、嫌気運転時に、少なくともその大部分が筒体15内の水面上に位置する上部攪拌羽根13が、筒体15内で空転し、エネルギー効率が良好となり、小さな動力で、充分な底部水流を発生させることができる。
(3)この曝気機1では、好気運転時に、少なくともその大部分が筒体15内の水面上の位置と、筒体15の下端より下方の水中の位置とに、分断して配設した2種類の攪拌羽根13,14によって、汚水処理槽Aの底部に水流を発生させ、底部の汚水を上向きに吸い込むことができるため、充分な流速を有する底部水流を発生させるために大きな動力を必要としない。
なお、この時に必要とされる動力は、嫌気運転時よりは大きいが、これは、必要な酸素溶解速度を満たすエアレーションのために必要な動力であるため、底部水流を発生させるために無駄に動力を消費することがない。
(4)好気運転時に、汚水処理槽の底部付近の酸素濃度の低い水を、下部攪拌羽根14によって、汚水を筒体15内に送り込み、さらに、上部攪拌羽根13によって、筒体15内に送り込まれた汚水を吸い上げ、以後継続的に噴水のように汚水を周囲に飛散させて汚水の落下により水中に空気を送り込んで水面でエアレーションを行い、さらに、飛散した汚水の着水圧により壁面近傍にて汚水の押し下げが行われ、矩形形状の汚水処理槽Aの槽底部における汚水の循環を行うことができるので、単位動力当たりの酸素溶解効率(酸素溶解速度効率)を高くすることができる。
【0033】
次に、図7〜図8に、本発明の曝気機の第2実施例を示す。
この実施例において、筒体15内を貫通し、2つの攪拌羽根13,14を上下に分断して備えた回転軸12を、電動機11にて駆動するようにした構成は、第1実施例と同様とし、かつ回転軸12は筒体15の下端より突出した位置で、下部攪拌羽根14より上方位置にてその軸径を変化、例えば、下方側が細くなるようにテーパ段部12aを形成するとともに、この回転軸12の小径軸部12bを下部攪拌羽根14の下端より下方に突出するようにし、かつ下端面を円弧面となるようにする。
【0034】
さらに、筒体15の上方で、上部攪拌羽根13の上方位置になるようにして回転軸12に固着した円錐形ガイド17は、上部固定ガイド板22と対向して近接配置し、かつ該上部固定ガイド板22を下部取付板21に対し所要の隙間をあけて支柱23を介して固定する。
この上部固定ガイド板22の径は、これに上方位置で近接した円錐形ガイド17の径よりも大径とし、これにより円錐形ガイド17の外周面に沿って上昇してきた汚水をスムースに円錐形ガイド17上端より上部固定ガイド板22の下面へと導かれ、さらに外方へと導かれるようにする。
さらに、上部固定ガイド板22は、その外周縁を、支柱23,23間にて切り欠くようにする。この切り込み22aは、飛散水の着水形状を汚水処理槽Aの形状に合わせた矩形にするため、その外形状を円板の外周囲、4箇所に、特に限定されることはないが、例えば、ほぼ90度ごとになるよう、三角形状の切り込み22aを外周縁側から入れて、外形状が変形したクロス形になるよう形成する。この場合、切り込み22aにより形成される4つの突出片22b,22bの長さは、正方形の汚水処理槽に適用するときには、図8に示すように、均等になるようにするが、矩形の汚水処理槽Aに適用する場合には、汚水処理槽Aの形状に合わせて、曝気機1から近い方の汚水処理槽Aの壁面に対向して配設する側の突出片が長く、遠い方の汚水処理槽Aの壁面に対向して配設する側の突出片が短くなるようにする。
この突出片22bの長さの比は、矩形形状の汚水処理槽Aの形状に合うようにする。
【0035】
これにより、汚水処理槽Aの中心に設置された曝気機1から近い方の2面の汚水処理槽Aの壁面への飛散距離が小さく、遠い方の2面の汚水処理槽Aの壁面への飛散距離が大きくなり、汚水の着水形状を矩形にすることができ、飛散水が汚水処理槽Aの壁面へ衝突することなく、すべての壁面近傍に均等に着水させ、この着水圧により壁面近傍にて汚水の押し下げが行われるので、これにより、矩形形状の汚水処理槽Aの槽底部を含むコーナ部における汚水の流速を高めることができ、さらに、汚水処理槽A内での旋回流の発生を抑制することができる。
【0036】
また、上部固定ガイド板22を支持する支柱23は、図7、図8に示すように断面が翼形又は長円形をしており、下部取付板21に設けた整流ブロック20を必要に応じて貫通するようにして下部取付板21に固定される。
支柱23を翼形又は長円形断面とすることにより上部攪拌羽根13、円錐形ガイド17の回転により円錐形ガイド17の外周面に沿って上昇してきた汚水が、下部取付板21と上部固定ガイド板22の隙間より外方向へ飛散する時、この支柱23に一部の汚水が衝突し、その飛散方向が変更されるが、断面が翼形又は長円形断面であるため、この支柱23との衝突によるエネルギーの消失は最低限とすることができる。
【0037】
なお、図8において支柱23は上部固定ガイド板22の中心を通る直角方向の二直線に対し、該直線とある間隔をおいて支柱23の長軸方向が平行するように配置している。この支柱23の取付角を調整することにより曝気機1の外周方向への飛散量を調整できる。
【0038】
さらに、上部固定ガイド板22の下部を大きくし、これにより下部取付板21と上部固定ガイド板22間の隙間より飛散する汚水の飛散量を、該隙間の上部と下部とにおいて変えることにより、汚水の飛散距離を変えて、汚水処理槽A内の水面上に平均した散水が行われるようにする。
また、整流ブロック20の上面にプレート24を配設することができる。これにより、部分的に負荷を与え、汚水の飛散方向及び飛散量を調節する。
また、上部攪拌羽根13、及び上部攪拌羽根14の形状は、図3に示す実施例のようにすることもできるが、これは特に限定されるものではない。
【0039】
また、上部攪拌羽根13の外縁部13aを、図9に示すように、回転軸12の回転方向に曲げて形成することができる。これにより、羽根外縁部から外に向かう流れの成分がなくなり、羽根と筒体とのギャップを大きくしても羽根外縁部からの漏水が増加しないため、曝気性能を低下させることがなくなり、また、羽根と筒体間のギャップが大きく設定できるため、羽根と筒体との間に夾雑物が挟まるなどの筒体内の詰まりを未然に防止することができる。
【0040】
以上、本発明の曝気機について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、各実施例に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
【0041】
【発明の効果】
本発明の曝気機によれば、回転軸の周囲を覆うように配設した筒体を水面下から水面上方にかけて配設するとともに、攪拌羽根を、好気運転時、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げる上部攪拌羽根と、好気運転時、汚水を筒体内に送り込むとともに、嫌気運転時、汚水中に水流を発生させて攪拌を行う下部攪拌羽根とに、分断して配設するようにしているので、好気運転の起動時には、電動機により回転駆動される回転軸を一方向に回転することにより、下部攪拌羽根によって、汚水を筒体内に送り込み、さらに、上部攪拌羽根によって、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げ、以後継続的に噴水のように汚水を周囲に飛散させて汚水の落下により水中に空気を送り込んでエアレーションによる好気運転を行うことができる。この場合、好気運転の定常状態においては、攪拌羽根を複数配設しても、上部攪拌羽根を配設した場合の消費電力とほぼ等しい電力消費量で以て好気運転を行うことができる。
また、一方、嫌気運転時には、回転軸を逆方向に回転することにより、下部攪拌羽根によって、汚水中に水流を発生させて攪拌を行うようにする。
これにより、攪拌羽根を取り付けた回転軸を昇降させる昇降機構を設けることなく、電動機の回転方向を切り替えるだけで、水中に空気を供給する好気運転と、水中に空気を供給しない嫌気運転とを、効率的に行うことができるとともに、曝気機の構造が簡易となり、維持管理が容易で、信頼性の高い曝気機を得ることができる。
そして、攪拌羽根の外縁部を、回転軸の回転方向に曲げて形成することにより、羽根外縁部から外に向かう流れの成分がなくなり、羽根と筒体とのギャップを大きくしても羽根外縁部からの漏水が増加しないため、曝気性能を低下させることなく、羽根と筒体間の夾雑物の挟まりを防止することができる。
【0042】
また、回転軸の下端を、下部攪拌羽根より下方へ突出し、かつ下端面を弧面形状とすることにより、下部攪拌羽根の逆回転時において、槽下部方向から吸い上げられるようになる水流の流れを、下部攪拌羽根より下方に延長された軸の円弧面となった先端により、円滑に下部攪拌羽根へ導かれ、さらに攪拌されつつ上向流とすることができる。
【0043】
また、筒体を支持した下部固定板と、円錐形ガイドの上方に配設した上部固定ガイドとを、長円形断面を有する支柱を介して連接することにより、下部固定板と上部固定ガイド間の隙間から汚水が飛散する際、支柱が長円形断面であるため、飛散水の抵抗を低く抑えることができるので、飛散距離を長くすることができる。
【0044】
また、支柱の取付角度を調整できるようにすることにより、汚水を槽の形状に合わせての拡散を、簡単に調整することができる。
【0045】
また、電動機の好気運転の起動時の回転数をそれ以外の運転時の回転数より上げるようにし、好気運転の起動時における上向水流を素早く立ち上げるようにすることにより、起動時における上向水流を素早く立ち上げ、汚水の拡散飛翔を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の曝気機の第1実施例を示し、好気運転を行っている状態を示す断面図である。
【図2】 同嫌気運転を行っている状態を示す断面図である。
【図3】 曝気機の拡大図である。
【図4】 本発明の曝気機の第1実施例の変形実施例を示す断面図である。
【図5】 本発明の曝気機の第2実施例を示す断面図である。
【図6】 本発明の曝気機の変形実施例を示す断面図である。
【図7】 本発明の曝気機の変形実施例を示す断面図である。
【図8】 図7のX−X線による横断平面図である。
【図9】 上部攪拌羽根の横断平面図である。
【符号の説明】
A 汚水処理槽
F フロート
1 曝気機
11 電動機
12 回転軸
13 上部攪拌羽根
13a 上部攪拌羽根の外縁部
14 下部攪拌羽根
15 筒体
16 駆動軸
17 逆円錐部
18 ワイヤー
19a,19b 中間攪拌羽根
20 整流ブロック
21 下部取付板
22 上部固定ガイド板
23 支柱
24 プレート

Claims (5)

  1. 電動機により回転駆動される回転軸に取り付けた攪拌羽根と、前記回転軸の周囲を覆うように配設した筒体とを備えるようにした曝気機において、前記筒体を水面下から水面上方にかけて配設するとともに、前記攪拌羽根を、好気運転時、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げる上部攪拌羽根と、好気運転時、汚水を筒体内に送り込むとともに、嫌気運転時、汚水中に水流を発生させて攪拌を行う下部攪拌羽根とに、分断して配設し、好気運転の起動時には、電動機により回転駆動される回転軸を一方向に回転することにより、筒体の下端より下方の水中に位置するように配設した下部攪拌羽根によって、汚水を筒体内に送り込み、少なくともその大部分が筒体内の水面上に位置するように配設した上部攪拌羽根によって、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げ、以後継続的に好気運転を行うとともに、嫌気運転時には、回転軸を逆方向に回転することにより、筒体の下端より下方の水中に配設した下部攪拌羽根によって、汚水中に水流を発生させて攪拌を行うようにして、電動機の回転方向を切り替えるだけで、好気運転と嫌気運転とを行うようにし、上部攪拌羽根の外縁部を、回転軸の回転方向に曲げて形成したことを特徴とする曝気機。
  2. 電動機により回転駆動される回転軸に取り付けた攪拌羽根と、前記回転軸の周囲を覆うように配設した筒体とを備えるようにした曝気機において、前記筒体を水面下から水面上方にかけて配設するとともに、前記攪拌羽根を、好気運転時、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げる上部攪拌羽根と、好気運転時、汚水を筒体内に送り込むとともに、嫌気運転時、汚水中に水流を発生させて攪拌を行う下部攪拌羽根とに、分断して配設し、好気運転の起動時には、電動機により回転駆動される回転軸を一方向に回転することにより、筒体の下端より下方の水中に位置するように配設した下部攪拌羽根によって、汚水を筒体内に送り込み、少なくともその大部分が筒体内の水面上に位置するように配設した上部攪拌羽根によって、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げ、以後継続的に好気運転を行うとともに、嫌気運転時には、回転軸を逆方向に回転することにより、筒体の下端より下方の水中に配設した下部攪拌羽根によって、汚水中に水流を発生させて攪拌を行うようにして、電動機の回転方向を切り替えるだけで、好気運転と嫌気運転とを行うようにし、回転軸の下端を、下部攪拌羽根より下方へ突出し、かつ下端面を弧面形状としたことを特徴とする曝気機。
  3. 電動機により回転駆動される回転軸に取り付けた攪拌羽根と、前記回転軸の周囲を覆うように配設した筒体とを備えるようにした曝気機において、前記筒体を水面下から水面上方にかけて配設するとともに、前記攪拌羽根を、好気運転時、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げる上部攪拌羽根と、好気運転時、汚水を筒体内に送り込むとともに、嫌気運転時、汚水中に水流を発生させて攪拌を行う下部攪拌羽根とに、分断して配設し、好気運転の起動時には、電動機により回転駆動される回転軸を一方向に回転することにより、筒体の下端より下方の水中に位置するように配設した下部攪拌羽根によって、汚水を筒体内に送り込み、少なくともその大部分が筒体内の水面上に位置するように配設した上部攪拌羽根によって、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げ、以後継続的に好気運転を行うとともに、嫌気運転時には、回転軸を逆方向に回転することにより、筒体の下端より下方の水中に配設した下部攪拌羽根によって、汚水中に水流を発生させて攪拌を行うようにして、電動機の回転方向を切り替えるだけで、好気運転と嫌気運転とを行うようにし、筒体を支持した下部固定板と、円錐形ガイドの上方に配設した上部固定ガイドとを、長円形断面を有する支柱を介して連接したことを特徴とする曝気機。
  4. 支柱の取付角度を調整できるようにしたことを特徴とする請求項3記載の曝気機。
  5. 電動機により回転駆動される回転軸に取り付けた攪拌羽根と、前記回転軸の周囲を覆うように配設した筒体とを備えるようにした曝気機において、前記筒体を水面下から水面上方にかけて配設するとともに、前記攪拌羽根を、好気運転時、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げる上部攪拌羽根と、好気運転時、汚水を筒体内に送り込むとともに、嫌気運転時、汚水中に水流を発生させて攪拌を行う下部攪拌羽根とに、分断して配設し、好気運転の起動時には、電動機により回転駆動される回転軸を一方向に回転することにより、筒体の下端より下方の水中に位置するように配設した下部攪拌羽根によって、汚水を筒体内に送り込み、少なくともその大部分が筒体内の水面上に位置するように配設した上部攪拌羽根によって、筒体内に送り込まれた汚水を吸い上げ、以後継続的に好気運転を行うとともに、嫌気運転時には、回転軸を逆方向に回転することにより、筒体の下端より下方の水中に配設した下部攪拌羽根によって、汚水中に水流を発生させて攪拌を行うようにして、電動機の回転方向を切り替えるだけで、好気運転と嫌気運転とを行うようにし、電動機の好気運転の起動時の回転数をそれ以外の運転時の回転数より上げるようにし、好気運転の起動時における上向水流を素早く立ち上げるようにしたことを特徴とする曝気機。
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