JP3634786B2 - 旅客飛行機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は旅客飛行機においてハイジャックの抑止力となり且つ旅客飛行機を自爆テロの手段とさせない旅客飛行機に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の旅客飛行においては、操縦室に客室からハイジャック犯が進入したり、操縦室と客室のハイジャック犯が接触したり、操縦室の側で客室の様子が掌握できる構造やシステムであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術においては、ハイジャック犯が乗務員や乗客を人質にして機長等に行く先を指示したり、操縦室への侵入を要求したり、乗務員の操縦室への出入りの機会を捕らえられて乱入したりできる欠点があったし、機長に事態の判断が任されるという欠点があった。このため、2001年9月11日にアメリカにおいて操縦室がハイジャック犯に乗っ取られた旅客飛行機が貿易センタービルに衝突させられる自爆テロを許す結果となった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、ハイジャックの抑止力となるとともに、操縦室を乗っ取っての自爆テロを起こすことの出来ない旅客飛行機を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記並びのそのほかの新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、操縦室と客室を人が行き来できないように仕切ってなるドアを有しない遮音構造の遮蔽壁と、前記操縦室および前記客室あるいはいずれか一方に在るようにされた緊急閉鎖指示手段と、この緊急閉鎖指示手段からの指示があった場合に、前記操縦室に前記客室の人の動き情報が一切伝わらないように機内情報機器を閉鎖する閉鎖制御部と、前記客室側に設けられた管制塔や通信設備を備えた飛行機などの外部通信局との交信を行なうための客室側外部交信手段とを備えてなる旅客飛行機を構成している。
【0007】
また、操縦室と客室を仕切る遮音構造の仕切り壁と、この仕切り壁に設けられた遮音構造のドアと、このドアをロックするドアロック手段と、前記操縦室および前記客室あるいはいずれか一方に在るようにされた、緊急閉鎖指示を行なう緊急閉鎖指示手段と、この緊急閉鎖指示手段からの前記緊急閉鎖指示があった場合に、前記ドアロック手段を作動させて前記ドアを閉めロックさせ且つ前記操縦室に前記客室の人の動き情報が一切伝わらないように機内情報機器を閉鎖する閉鎖制御部と、前記客室側に設けられた管制塔や通信設備を備えた飛行機などの外部通信局との交信を行なうための客室側外部交信手段とを備えてなる旅客飛行機を構成している。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0009】
図1に示す本発明の第1の実施の形態において1は旅客飛行機であり、この飛行機1は操縦室2と客室3を人が行き来できないように仕切ってなるドアを有しない遮音構造の遮蔽壁4と、操縦室2および客室3の両方に設置されたり乗務員が携帯したしたりして在るようにされた緊急閉鎖指示手段5a、5bと、この緊急閉鎖指示手段5a、5bいずれかからの緊急閉鎖指示6があった場合に、操縦室2に客室3の人の動き情報が一切伝わらないように客室の様子を映す映像・音モニター7や機内交信手段8a、8bなどの機内情報機器を閉鎖する閉鎖制御部9と、客室3の全窓に設けられた緊急閉鎖指示6があった場合に閉じ・ロックする窓シャッター10と、客室3側に設けられた管制塔やテロ対策室や軍事通信施設などの外部通信旅客局11との交信を行なうための客室側外部交信手段12とを備えてなっている。
緊急閉鎖指示6による緊急閉鎖が行なわれるとハイジャック犯はの客室側外部交信手段12を介しての外部通信局11との交信・交渉しか出来ない。外部通信局11と操縦室側外部交信手段13で操縦士と外部通信局11は交信ができる。
緊急閉鎖指示6により機内情報機器の閉鎖が行なわれと、「操縦室との交信を行なう手段が全て閉鎖されたこと」「遮音壁、遮音ドアにより操縦室には音は一切伝わらないこと」「機内においてはこれらの閉鎖を解除できる手段がまったくないこと」等を複数か国語で、報知手段14から報知される。
また、機内交信手段8、映像・音モニター7、窓シャッター10などの機内情報機器は外部通信局11により、その閉鎖状態を個別に解除したり再び閉鎖したりすることが可能となっている。
【0010】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図2ないし図5に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。
なお、これらの発明の異なる実施の形態の説明に当たって、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0011】
図2に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、18は旅客飛行機であり、この旅客飛行機18は、操縦室2と客室3を仕切る遮音構造の第1の仕切り壁19と、操縦室2と客室3を仕切る遮音構造の第2の仕切り壁20と、第1の仕切り壁19と第2の仕切り壁20の間に設けられた待機室21と、第1の仕切り壁19に設けられた遮音構造の第1のドア22と、第2の仕切り壁20に設けられた遮音構造の第2のドア23と、第1のドア22のロックを行なう第1のドアロック手段24と、第2のドア23のロックを行なう第2のドアロック手段25と、第1のドア22と第2のドア23のいずれか一方のドアが開き状態においてはもう一方のドアを閉め状態に制御するとともに、ドアの開き・閉め・ロック動作を操縦室側で人為的に制御するようにしてなるドア制御部26と、操縦室2および客室3に在るようにされた、緊急閉鎖指示6を行なう緊急閉鎖指示手段5a、5bと、この緊急閉鎖指示手段5a、5bからの緊急閉鎖指示6があった場合に、第1のドアロック手段24および第2のドアロック手段25を作動させて第1のドア22と第2のドア23を閉め緊急ロックさせ且つ操縦室2に客室3の人の動き情報が一切伝わらないように待機室カメラ27、客室カメラ28からの映像を映すモニター29や操縦室と客室側との交信機器(図示せず)などの機内情報機器を閉鎖する閉鎖制御部30と、旅客飛行機18が着陸した状態を条件にした緊急閉塞状態を解除するための該18外に在る緊急閉鎖解除外部手段31と、客室3側に設けられた外部通信局11との交信を行なうための客室側外部交信手段12とを備えてなっている。
緊急閉鎖指示6により閉鎖したドアのロック状態は、ドア制御部26の制御・指示によっては解除することが出来ない。
【0012】
図3に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、34は旅客飛行機であり、この旅客飛行機34は前記した旅客飛行機18の構成のドア制御部26の機能を外部通信局11が行なうようにし、待機室21に横移動式の二固体からなる防犯シャッター35を設けたものである。防犯シャッター35は緊急閉鎖指示6により該35内に内蔵されたモーター動力(図示せず)により内側に移動して出入り口を完全に閉鎖し、この閉鎖状態は機内からは解除することが出来ないようになっている。
緊急閉鎖指示手段5bは客室乗務員36が携帯している。
【0013】
図4に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、39は旅客飛行機であり、この旅客飛行機39は前記した旅客飛行機18のドア制御部26の機能を外部通信局11が行なうようにし、緊急閉鎖状態にある機内情報機器およびドアの緊急ロック状態等を外部通信局11が無線制御により個別に解除できるとともに閉鎖も個別あるいは一斉に全部できるようにしたものである。40はドア制御部である。
【0014】
図5に示す本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、45は旅客飛行機であり、この旅客飛行機45は前記した旅客飛行機34の構成に加えて、緊急閉鎖指示6があると自動的に作動して外部通信局11に客室の映像および音声を客室側に送信する、隠しテレビカメラ、隠し集音手段、情報送信手段および記録手段からなる隠し情報取得送信手段46と、飛行機本体の外側に緊急閉鎖指示があった場合に緊急点滅する緊急点滅灯47と、第2の仕切り壁20に狙撃窓48a、48bとを設けたものである。
防犯シャッター49は操縦室2側から待機室21内に侵入できる幅となっていて、外部通信局11の制御により開けられた第1のドア22から狙撃銃者が操縦室2から待機室21にし進入して狙撃窓48a、48bからハイジャック犯を狙撃可能としている。
情報取得送信手段46からの情報信号の受信および操縦室との交信を切れ目無く行ない、適切な指示を操縦室に与えるには外部通信局は当該ハイジャックされた旅客飛行機と並飛行する必要通信設備と撃墜能力を有する軍事飛行機であるのがよい。
【0015】
(付記)
本発明は旅客飛行機としているが、この構成は外部通信局を含めた旅客防犯システムの発明でもある。
請求項1〜10いずれか記載の旅客飛行機と外部通信局からなる旅客防犯システム。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)遮蔽壁により操縦室がハイジャック犯が進入することがまったく出来ないので、自爆テロや操縦士の負傷や死亡などによる墜落を起こすことがない旅客飛行機を実現するとともに、ハイジャックが発生した場合に緊急閉鎖指示手段からの指示を行なうことにより、操縦室に客室の人の動き情報が一切伝わらないように機内情報機器を閉鎖するようにしているので、機長を始め操縦室の乗務員は客室の状況に左右されること無く操縦を安全に行なうことができ、ハイジャック犯との交渉は客室に備えられた客室側外部交信手段により管制塔や通信設備を備えた飛行機などの外部通信局により行なわれ、操縦室には一般的にはこの外部通信局から飛行指示がおこなわれるので、ハイジャック犯の要求や状況に応じた最も適切な対応ができるという効果を奏する。
旅客飛行機がこのような構造やシステムのものであることを広く公知とすることにより、自爆テロができない飛行機、ハイジャックしても外部通信局のみとの交信となり主導権が握れないことが理解され、ハイジャックを抑止するという効果を奏する。
また、飛行機の操縦および飛行はハイジャック犯の影響を受けない操縦室により行なわれるので、地上施設の無い安全な空域への移動、外部通信局が飛行機とする場合の外部通信局の並飛行までの時間稼ぎや合流する最も近い飛行ルートの選択などができるという効果を奏する。
【0017】
(2)請求項2はこの仕切り壁に設けられた遮音構造のドアと、操縦室および客室あるいはいずれか一方に在るようにされた、緊急閉鎖指示手段によりハイジャックが発生した場合に緊急閉鎖指示を行なうことによりドアがロックされるとともに、前記(1)と同様に機内情報機器を閉鎖およびハイジャック犯との客室側外部交信手段による外部通信局による交信が行なわれるものであるので前記(1)と同様な効果を奏する。
【0018】
(3)請求項3は前記(2)と同様な効果が得られるとともに、間に待機室を有する第1のドアと第2のドアを設け、第1のドアと第2のドアのいずれか一方のドアが開き状態においてはもう一方のドアを閉め状態に制御するとともに、ドアの開き・閉め・ロック動作を操縦室側で人為的に制御するようにしてなる構成を設けたものであるので、乗務員の操縦室への出入りを狙ってのハイジャック犯等の侵入を許さないという効果を奏する。
【0019】
(4)請求項4は前記(2)、(3)と同様な効果が得られるとともに、ドアの開き・閉め・ロック動作が機内から行なうことが出来ず、管制塔や通信設備を備えた飛行機などの外部通信局からの無線制御により行なわれるようにしてなるものであるので、誤指示や誤作動による閉鎖状態を解除して正常な機内運行を速やかに回復させることができるという効果を奏する。
【0020】
(5)請求項5は前記(2)、(3)と同様な効果が得られるとともに、緊急閉鎖指示によるドアのロック状態および機内情報機器の閉鎖状態が当該機内からは解除不可能な状態にしてなるものであるので、機長は管制塔などの指示に従い旅客飛行機を安全に運行することに専念できるとともに、ハイジャックしても飛行機の運行を支配できる可能性がまったく無いのでハイジャックの強い抑止力となるという効果を奏する。
【0021】
(6)請求項6は前記(2)〜(5)と同様な効果が得られるとともに、防犯シャッターによるより堅固な操縦室と客室との遮蔽を実現するという効果を奏する。
【0022】
(7)請求項7は前記(1)〜(6)と同様な効果が得られるとともに、客室の全窓のシャッターを緊急閉鎖指示があった場合に閉じ・ロックするものであるで、ハイジャック犯は外の様子をみることができず、どこを飛行しているのか、着陸した場所がどこなのか、外の動きはどうなっているのか掌握することが出来ないという効果を奏するともに、飛行機の誘導、ハイジャック犯の拘束への行動など大変有利に進めることが出来るという効果を奏する。また、ハイジャックの抑止力としても機能する。
【0023】
(8)請求項8は(1)〜(7)と同様な効果が得られるとともに、ハイジャック犯に操縦室とは完全に情報も行き来も遮断され解除不可能であること、交信は外部通信局としか出来ないことを速やかに認識させるので、ハイジャック犯の犯行遂行意欲を消失させたり、混乱による無理な要求できなくするという効果を奏する。
【0024】
(9)請求項9は(1)〜(8)と同様な効果が得られるとともに、客室側に設けた隠しテレビカメラや隠し集音手段により客室の様子を外部通信局で掌握できるという効果を奏する。
【0025】
(10)請求項1(1)〜(9)と同様な効果が得られるとともに、緊急閉鎖指示があった場合に飛行機外側の緊急点滅灯が点滅するので、ハイジャックされた飛行機であることを地上などから確認することが出来るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す構成図。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す構成図。
【図5】本発明の第5の実施の形態を示す構成図。
【符号の説明】
1:旅客飛行機、 2:操縦室、
3:客室、 4:遮蔽壁、
5a:緊急閉鎖指示手段、 5b:緊急閉鎖指示手段、
6:緊急閉鎖指示、 7:映像・音モニター、
8a:機内交信手段、 8b:機内交信手段、
9:閉鎖制御部、 10:窓シャッター、
11:外部通信局、 12:客室側外部交信手段、
13:操縦室側外部交信手段、 14:報知手段、
15:カメラ・マイク、 18:旅客飛行機、
19:第1の仕切り壁、 20:第2の仕切り壁、
21:待機室、 22:第1のドア、
23:第2のドア、 24:第1のドアロック手段、
25:第2のドアロック手段、 26:ドア制御部、
27:待機室カメラ、 28:客室カメラ、
29:モニター30:閉鎖制御部、 31:緊急閉鎖解除外部手段、
34:旅客飛行機、 35:防犯シャッター、
36:客室乗務員、 39:旅客飛行機、
40:ドア制御部、 45:旅客飛行機、
46:隠し情報取得送信手段、 47:緊急点滅灯、
48a:狙撃窓、 48b:狙撃窓、
49:防犯シャッター。

Claims (10)

  1. 操縦室と客室を人が行き来できないように仕切ってなるドアを有しない遮音構造の遮蔽壁と、前記操縦室および前記客室あるいはいずれか一方に在るようにされた緊急閉鎖指示手段と、この緊急閉鎖指示手段からの指示があった場合に、前記操縦室に前記客室の人の動き情報が一切伝わらないように機内情報機器を閉鎖する閉鎖制御部と、前記客室側に設けられた管制塔や通信設備を備えた飛行機などの外部通信局との交信を行なうための客室側外部交信手段とを備えてなることを特徴とする旅客飛行機。
  2. 操縦室と客室を仕切る遮音構造の仕切り壁と、この仕切り壁に設けられた遮音構造のドアと、このドアをロックするドアロック手段と、前記操縦室および前記客室あるいはいずれか一方に在るようにされた、緊急閉鎖指示を行なう緊急閉鎖指示手段と、この緊急閉鎖指示手段からの前記緊急閉鎖指示があった場合に、前記ドアロック手段を作動させて前記ドアを閉めロックさせ且つ前記操縦室に前記客室の人の動き情報が一切伝わらないように機内情報機器を閉鎖する閉鎖制御部と、前記客室側に設けられた管制塔や通信設備を備えた飛行機などの外部通信局との交信を行なうための客室側外部交信手段とを備えてなることを特徴とする旅客飛行機。
  3. 操縦室と客室を仕切る遮音構造の第1の仕切り壁と、前記操縦室と前記客室を仕切る遮音構造の第2の仕切り壁と、前記第1の仕切り壁と前記第2の仕切り壁の間に設けられた待機室と、前記第1の仕切り壁に設けられた遮音構造の第1のドアと、前記第2の仕切り壁に設けられた遮音構造の第2のドアと、前記第1のドアのロックを行なう第1のドアロック手段と、前記第2のドアのロックを行なう第2のドアロック手段と、前記第1のドアと前記第2のドアのいずれか一方のドアが開き状態においてはもう一方のドアを閉め状態に制御するとともに、ドアの開き・閉め・ロック動作を操縦室側で人為的に制御するようにしてなるドア制御部と、前記操縦室および前記客室あるいはいずれか一方に在るようにされた、緊急閉鎖指示を行なう緊急閉鎖指示手段と、この緊急閉鎖指示手段からの前記緊急閉鎖指示があった場合に、前記第1のドアロック手段および前記第2のドアロック手段を作動させて前記第1のドアと前記第2のドアを閉めロックさせ且つ前記操縦室に前記客室の人の動き情報が一切伝わらないように機内情報機器を閉鎖する閉鎖制御部と、前記客室側に設けられた管制塔や通信設備を備えた飛行機などの外部通信局との交信を行なうための客室側外部交信手段とを備えてなることを特徴とする旅客飛行機。
  4. ドアの開き・閉め・ロック動作が機内から行なうことが出来ず、管制塔や通信設備を備えた飛行機などの外部通信局からの無線制御により行なわれるようにしてなることを特徴とする請求項2、3いずれか記載の旅客飛行機。
  5. 緊急閉鎖指示によるドアのロック状態および機内情報機器の閉鎖状態が当該機内からは解除不可能な状態にしてなることを特徴とする請求項2、3、4いずれか記載の旅客飛行機。
  6. 操縦室と客室の出入り口を緊急閉鎖指示により塞ぎロックする防犯シャッターを設け、この防犯シャッターを閉め・ロックする防犯シャッター閉め手段を設けてなることを特徴とする請求項2、3、4、5いずれか記載の旅客飛行機。
  7. 客室の全窓にシャッターを設け、緊急閉鎖指示があった場合に前記シャッターを全部を閉じ・ロックする窓シャッター閉め手段を設けてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6いずれか記載の旅客飛行機。
  8. 緊急閉鎖指示によりドアがロックされた場合に、「ドアがロックされたこと」「操縦室との交信を行なう手段が全て閉鎖されたこと」「遮音壁、遮音ドアにより操縦室には音は一切伝わらないこと」「機内においてはこれらのロックや閉鎖を解除できる手段がまったくないこと」等を報知する音声、モニターあるいは音声とモニターの組合せなどの報知手段を客室側に設けてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7いずれか記載の旅客飛行機。
  9. 客室側に隠しテレビカメラおよび隠し集音手段あるいはいずれか一方が設けられ、該隠しテレビカメラや該隠し集音手段からの情報が外部通信局で受信できるようにしてなることを特徴とする請求項項1、2、3、4、5、6、7、8いずれか記載の旅客飛行機。
  10. 飛行機本体の外側に緊急閉鎖指示があった場合に緊急点滅する緊急点滅灯を設けてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9いずれか記載の旅客飛行機。
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