JP3630720B2 - 全流−バイパス複合型フィルタ - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ガソリンエンジン及びディーゼルエンジンのような内燃エンジン、及び流体の濾過を必要とするこうしたエンジンと関連した装置用の流体濾過エレメント及びシステムに関する。更に詳細には、本発明は、全流濾過(full flow filtration)及びバイパス濾過(bypass filtration)の両方を使用した潤滑油の濾過に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃エンジンは、一般的には、潤滑油を清浄にするために二種類の濾過を使用する。これらの二種類の濾過は、一般的には、全流濾過及びバイパス濾過と呼ばれる。全流濾過に用いる全流フィルタエレメントは、オイルをエンジン区画室へ供給する前に、調整済みオイルポンプ吐出量の90%乃至100%を受入れてこれを(比較的大まかに)濾過する。バイパス濾過に用いるバイパスフィルタは、代表的には、ポンプ吐出量の5%乃至10%を受入れ、一般に、オイルを「超清浄」にする上で有効である。多くの最新型のエンジン(ガソリンエンジン及びディーゼルエンジン)では、全流フィルタが使用されている。大型エンジン(特にディーゼルエンジン)には全流フィルタの他にバイパスフィルタが設けられていることが多い。従来、エンジンでは、全流−バイパス複合型濾過(combined full flow and bypass filtration)が三つの方法のうちの一つの方法で行われた。
【0003】
全流−バイパス複合型濾過を行うための一つの方法は、全流フィルタエレメント及びバイパスフィルタエレメントを別々の容器に置き、バイパスフィルタに強制的に流すための積極的な手段を備えた別々の個々の流れ回路を構成することである。全流−バイパス複合型濾過を行うための第2の方法は、全流フィルタエレメント及びバイパスフィルタエレメントを同じ容器に置き、別々の個々の流れ回路及びバイパスフィルタに強制的に流すための積極的な手段を設けることである。第3の方法は、全流フィルタエレメント及びバイパスフィルタエレメントを同じ単一の容器に置くことを必要とするが、流れ回路を一つしか持たず、バイパスフィルタエレメントに強制的に流すための積極的な手段を備えていない。
【0004】
本発明は、全流−バイパス複合型濾過を同じ単一の容器内で行うことのできる設計を提供する。この設計は、単一のエンジンオイル流れ回路を備え、バイパスフィルタを通る流れをつくりだす積極的な手段を有する。本発明では、この「積極的な手段」は、以下に説明するように、駆動(吸引)力である。
【0005】
本発明の重要な特徴は、全流−バイパス複合型フィルタと関連してノズルを使用することである。狭幅のスロートノズルがフィルタ出口に挿入され、即ちフィルタ出口と組み合わされており、このノズルは、高速流れ領域及び低圧領域の両方を形成するのに全流流体を使用する。バイパスフィルタ出口は、ノズルスロート(低圧領域)に配置され、本発明について所望の流れをつくりだすのはこの配置の正確さ及び性質である。
【0006】
全流フィルタエレメント及びバイパスフィルタエレメントは共通の入口を有し、そのため、上流圧力ゾーンが共通である。しかしながら、バイパス出口は、その出口が低圧領域と一致するようにノズルに配置されている。このため、バイパスフィルタエレメントは、全流フィルタエレメントよりも下流圧力が低い。バイパスフィルタエレメントの前後の差圧が全流フィルタエレメントの前後の差圧よりも大きいため、本発明のノズル設計を使用しない同様の濾過装置と比べて多くの流れがバイパスフィルタエレメントを通って引き出される。ノズル及びバイパスフィルタ出口の設計及び寸法を変化させることによってバイパスフィルタを通る所望の流量を変化させることができる。
【0007】
本発明の設計により、バイパスオイル及び全流オイルを分離するために使用される従来の第2流れ回路がなくなる。このように流れ回路をなくすことによってエンジンの内部及び外部の両方の配管を大幅に減少させ、これによって、費用を劇的に減少させる。本発明により、従来は油溜めに戻されたバイパスオイル流れを、清浄な加圧オイルを必要とするエンジン区画室に直接供給する。この設計の一つの経済上の利点は、付随する動力損失を減少させるということである(本発明では、バイパス濾過を行うためにオイルを圧送する必要がないということは明らかである)。第2の経済上の利点は、本発明では、潤滑された構成要素にバイパスオイルが直接的に供給されるという点で(バイパスオイルは油溜めに戻らない)、エンジンに供給されるオイルが従来技術のシステムで得られるよりも清浄であるということである。これは、エンジンの磨耗を少なくし、エンジンの寿命を長くする結果をもたらす。
【0008】
本発明の別の利点は、従来は全流濾過だけを使用していたエンジンにバイパス濾過を加える比較的費用のかからない手段を提供することである。本発明以前には、新たな流れ回路をエンジンの内部又は外部に加える必要がある強制駆動式/引込み式バイパスが用いられてきた。これは、更に、エンジンが付随的なバイパス流れを可能にするポンプ出力の余裕を持つことを必要とする。バイパス回路をエンジンの内部に加える場合にはエンジンの変更に大きな費用がかかるため、本発明がこのような大幅な改善をもたらす理由が明らかである。バイパス回路をエンジンの外部に加える場合でも、これには、取り付け空間を必要とする他に別のフィルタ容器及び費用のかかる配管が必要となる。上述のように、本発明は、追加の配管又は追加の流れ回路のいずれをも付加することなくバイパス濾過を可能にする。
【0009】
本発明のアイデアと或る程度関連していると考えることのできるオイルフィルタ設計を持つ幾つかの特許がある。以下に列挙する特許は、従来のオイルフィルタ設計の例であり、本発明を詳細に論じる前にこれらの特許の考えを適宜に分析する。
【0010】
上掲の表において、カントーニに賦与された米国特許及び欧州特許は同じ発明であり、従って、これらの文献は重複していると考えることができる。同様に、英国特許の文献はイタリア特許の文献と同じであり、これらの二つの文献もまた重複している。更に、英国の文献は、イタリアの文献の適当な翻訳であると指摘される。
【0011】
上掲の文献、特に英国の文献(860,871)を更に詳細に見ていくと、開示の装置は、バイパスチューブの外径と全流エレメントの出口との間に環状領域を形成することによって全流エレメントを横切る拘束を高めることが特許請求の範囲に記載されているということに着目されたい。全流エレメントを横切って形成された拘束はバイパスエレメントの外側に影響し、従って、拘束の大きいバイパス濾材を通して追加の流体を圧送する。フィルタ前後の圧力降下を人工的に増大させると、フィルタの有効寿命が短くなる。拘束が増大するため、多くの問題点が生じ、かくして、この設計は、特に本発明と関連していると考えられるわけではないが、その価値及び利点において本発明に及ぶものではない。このシステムにバイパス弁が設けられている場合には、圧力降下の増大によりフィルタの早期バイパスが起こり、その結果、汚染された流体がエンジンに送られることとなる。バイパス弁がない場合には、拘束の増大によりエンジンへの流体流れが減少し、その結果、エンジンを破損することになる。更に、圧力降下が増大すると、ポンプから失われる動力がこれに付随して増大する。この動力の損失は、システムの効率を低下させ、従って望ましくない。本発明では、全流フィルタエレメント前後の圧力差はどのようなかたちであっても大きく増大することはない。その代わりに、本発明の設計は、バイパスフィルタエレメントを通してオイルを吸い込む吸引効果をつくりだすのに減圧ゾーンを使用する。
【0012】
更に、上掲の英国の文献には、バイパス濾材の出口に低圧領域を形成するのに截頭円錐形のノズルを使用することが特許請求されている。この文献では、截頭円錐形のノズルの外側の周りの主流れにより、バイパスフィルタエレメント内部に減圧を生じる。ノズルの周りの流れを膨張させることは低圧領域を形成する上で最も効率的な方法ではない。本発明は、全ての流出オイルをノズルを通して圧送し、従って速度を高め、低圧領域を形成する。エネルギの損失を少なくして速度の上昇を高める上でベンチュリノズルが優れている。この設計により、流出流を最大に使用してバイパスフィルタエレメントの出口に低圧領域を形成できる。
【0013】
カントーニ、ワダ、及びケネディに賦与された特許には、バイパス濾材を通る流れをつくりだすのにノズルを使用することが開示されている。しかしながら、これらの設計の各々は、ノズルの壁内へのバイパスフィルタエレメントの出口を提供する。オイルを壁内へ流出させることによって、流れは存在する壁力に打ち勝たねばならない。開示の発明は、バイパスフィルタエレメントの出口を流れの中心内に直接位置決めすることによってノズルの使用の効率を高める。上文中で言及した壁力により、速度は流れの中心で最大になり、従って圧力が最小になる。これにより、速度のプロフィール(velocity profile)を最大に使用できる。更に、出口を流れの中心に挿入することによって、ノズルの壁を通して流出させる場合に可能であるよりも大きな断面積を与えることができる。面積の増大により、バイパスフィルタエレメントを通る流れを大きくすることができる。従って、本発明は、従来提案された設計のいずれよりも効率が高く、上掲の特許のいずれからも想到できないし明らかでない。
【0014】
本発明は、内燃エンジン用のオイルの濾過に関して詳述するが、本発明の教示は、空気を含むどのような種類の流体にも実際上適用できるということは強調されなければならない。更に、本願中に開示したバイパスフィルタエレメントは、変形例では、特別の「バイパス」流を必要とせずに有用な化学物質をオイル又は他の流体に導入する、化学的処理が施されたエレメントであってもよい。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、改良された全流−バイパス複合型フィルタを提供することである。
【0016】
本発明の関連した目的及び利点は、オイルフィルタに関してなされる以下の説明から明らかになる。
【0017】
【課題を解決するための手段】
内燃エンジンのオイルを濾過するための、本発明の一実施例による全流−バイパス複合型オイルフィルタは、フィルタ本体と、このフィルタ本体に組み立てられる、流れ入口及び流れ出口を備えたフィルタヘッドであって、フィルタヘッド及びフィルタ本体からなる組み立て済みの組み合わせが流れ入口から流れ出口までフィルタ本体を通る流路を形成する、フィルタヘッドと、フィルタ本体内に配置され、流路内に位置決めされた全流フィルタエレメントと、フィルタ本体内に配置され、流路内に位置決めされ、出口開口部を含む出口流れ導管を持つバイパスフィルタエレメントと、流路内に位置決めされた流れノズルとを有し、このノズルは、全流フィルタエレメント及びバイパスフィルタエレメントを通過して流れ出口に到るオイルの流れがこのノズルを通過するように両フィルタエレメントに対して配置され、この流れノズルは、低圧領域をつくりだすするように構成され、出口流れ導管の出口開口部は、低圧領域内に位置決めされている。
【0018】
【実施例】
次に、本発明の原理の理解を促す目的のため、添付図面に示す実施例を参照し、特定の用語を使用してこれを説明する。しかしながら、これによって本発明の範囲を限定しようとするものではなく、本発明と関連した分野の当業者は、例示の装置の変形及び変更、及び本発明の原理の、本願に例示した用途とは異なる用途を容易に思いつくであろう。
【0019】
図1を参照すると、この図には、全流−バイパス複合型オイルフィルタ20の全断面が正面図で示してある。オイルフィルタ20は、全体に円筒形のフィルタヘッド21、全体に円筒形のフィルタ本体22、全流フィルタエレメント23、及びバイパスフィルタエレメント24を含む。各フィルタエレメントは、全体に円筒形であり且つ中空であり、外径入口側及び内径出口側を各々有する。バイパスフィルタエレメント24は、ノズル26内に上方に同心に延びる出口導管25に繋がっており、且つこれと協働する。ノズル26は、全体に円筒形の外壁面及び狭幅のスロート29を含む内部形状を有する。バイパスフィルタエレメント24は、全体に円筒形のその開放した中央部24aを通る全ての流出流が出口導管25内に案内されるように設計されている。
【0020】
四つの主要なベルヌーイ障害型ノズル設計があるが、ノズル26の内部形状の設計には、ベンチュリノズル型が使用されてきた。他の三つの主要な形式には、(a)薄いプレートオリフィス、(b)長半径ノズル、及び(c)ドールノズルがある。
【0021】
オイルの流れは、雌ねじを備えた入口孔30を介して入り、上プレート32に設けられた半径方向に間隔を隔てられた一連の円形開口部31及び外隙間領域33及び34を介してフィルタエレメント23及び24の外側を取り囲む。フィルタエレメント23を通って流れるオイルは、フィルタエレメント23の円筒形の内壁36が構成する円筒形内部空所35内に通過する。この濾過済みのオイルの流出流は、全部がノズル26を通り、ノズルから雌ねじを備えた出口孔37を通る。
【0022】
図1に示すように、ノズル26の狭幅のスロート29は軸線方向(半径方向)に対称であり、ノズル26に対して同心である。ノズル26は、全体に円筒形のフィルタエレメント23及び24、フィルタヘッド21、フィルタ本体22、及び出口導管25に関して同心であり、これらは互いにほぼ同心である。出口導管25の上開放端40は、ノズル26の狭幅のスロート29内に位置決めされ、最小内径の位置と一致する。ノズル26は、フィルタエレメント23を通るオイルの全流を使用して高速流領域及び低圧領域をつくりだす。出口導管25の開放端40は、低圧領域に配置されている。二つのフィルタエレメント23及び24は共通の入口孔30を有し、そのため、上流圧力ゾーンが共通である。しかしながら、狭幅のスロート29内での出口導管25の配置により、バイパスフィルタエレメント24は下流圧力が全流フィルタエレメント23よりも低い。フィルタエレメント24の前後の圧力差は、フィルタエレメント23の前後の圧力差よりも大きく、そのため、本発明のノズル設計を持たない同様のフィルタについて存在するよりも多くのオイルがバイパスフィルタエレメント24を通って引き出される。バイパスフィルタエレメントを通るオイルの流量は、ノズル26、狭幅のスロート29、及び出口導管25の設計及び寸法によって、所望の値に変化させることができ且つ制御することができる。
【0023】
図1の設計では、ノズル26は、フィルタヘッド21の、一体に組み立てられた部分である。バイパスフィルタエレメントの出口導管25は、フィルタ本体内に配置され、フィルタヘッドのフィルタ本体への組み立て後、出口導管25はノズルの狭幅のスロート内に位置決めされる。出口導管25及びノズル26は、図1では別体の構成要素であるけれども、これらは、最適の性能を確保する作用ユニットとして特定的に設計されている。
【0024】
バイパスフィルタエレメント24を実際のフィルタエレメントとして説明したけれども、処理用化学薬品の供給源としてつくられていてもよいということは理解されよう。処理されるべき流体がこの化学的に処理されたエレメントを全て同様に通過する場合には、このエレメントは、流体を一つ又はそれ以上の化学添加剤を加えることによって大きく処理し、実際に機械的濾過によって処理することが少ない。更に、フィルタ20を通過する流体は、この流体がオイルであろうと他の流体であろうと、濾過によって塵埃等が除去されるか或いは一つ又はそれ以上の化学添加剤を加えることによって「処理」されるということは理解されるべきである。
【0025】
図2は、フィルタヘッド21を取り外した図1のフィルタ本体の細部を示す。図1のフィルタヘッド21は、同様に図3に別に示してある。フィルタ本体22の雌ねじを備えたスリーブ41は、フィルタヘッド21の雄ねじを備えたスリーブ42を螺合により受入れるように設計され且つ構成されている。この組立体を完成すると、環状シール43が環状チャンネル44内に上方にぴったりと嵌まる。
【0026】
図4を参照すると、本発明による別の二フィルタエレメントオイルフィルタ 45が示してある。このオイルフィルタは、オイルフィルタ20と実際上同じ方法で作動し且つ機能するけれども、一つの大きな相違点がある。図4の設計では、ノズル46は、フィルタヘッド48の部分でなく、フィルタ本体及び全流フィルタエレメント47の部分として組み込まれている。二つのフィルタエレメントの前後の上流圧力及び下流圧力における重要な差は、出口導管50の出口端49をノズルスロート51に対して固定的に位置決めすることによって維持される。図5は、フィルタヘッド48の設計をフィルタ45の残りの構成要素とは別体の構成要素として詳細に示す。図6は、フィルタ本体52の設計をフィルタヘッド48とは別体の構成要素として詳細に示す。フィルタヘッド48及びフィルタ本体52は、フィルタ本体のスリーブ52aをフィルタヘッドのスリーブ48aと螺合させることによって組み立てられる。環状シール52bが環状チャンネル48b内に上方にぴったりと嵌まる。
【0027】
図7を参照すると、本発明による別のオイルフィルタ55が示してある。図7の設計では、ノズル57の部分56がフィルタ本体58に組み込んであり、この部分と対をなす部分59がフィルタヘッド60に組み込んである。バイパス出口導管61及びノズルスロート62の相対的な位置は、フィルタヘッド60のフィルタ本体58上への螺合組み立てに伴って固定される。図7のフィルタ組立体は、オイルフィルタ45並びにオイルフィルタ20と実際上同じ方法で作動し且つ機能する。フィルタヘッド60を図8に別に示し、フィルタ本体58を図9に別に示す。図9では、雌ねじを備えた中央孔63がノズル部分56と同心に且つこのノズル部分の真上に配置されている。図8では、雄ねじを備えたスリーブ64がノズル部分59を受け入れてこれを取り囲んでいる。スリーブ64及びノズル部分59は、単一の一体のユニットとして鋳造されているのがよい。スリーブ64と孔63との螺合により、ノズル57が完成され且つ形成され、オイルフィルタ55の組み立てが完了される。
【0028】
次に図10を参照すると、この図には、ノズル設計が異なっていることを除き、主に図4の設計のフィルタヘッド及びフィルタ本体に基づいて設計されたオイルフィルタ70が図示してある。図10では、ノズル71は、フィルタ本体73内にこのフィルタ本体の部分として全流フィルタエレメント72の上部と嵌合している。ノズル71は、エレメント72の全体に円筒形の中空内部74内に下方に延び、このエレメントと同心であるように配置されている。ノズル71は、縮径スロート75を有し、ノズルの最も下の部分(入口)76には、一体の中心決め装置77が設けられている。
【0029】
ノズル入口に組み込まれた中心決め装置77は、バイパス出口導管78を受入れる。この導管78は、棚部分80に形成された孔79内に上方に嵌まる。中心決め装置77は、ノズル71の低圧領域内での出口導管の同心の中心決め及び長手方向位置決めを制御する。
【0030】
図11Aを参照すると、本発明による別のヘッド設計85が示してある。中心決め装置87を有するヘッド85は、図2のオイルフィルタ本体と関連して使用するのがよく、この場合には、中心決め装置87(孔88及び棚部分89)がノズルの入口に加えられる。図11Bは、中心決め装置87の構造を詳細に示す、図11Aに示すフィルタヘッド85の底面図である。
【0031】
図10に示す実施例の変形例である図12の実施例では、中心決め装置77がなくしてあり、バイパス出口導管90をオイルフィルタ92のノズル91の一体の延長部にする。バイパス出口導管90とノズル91とを組み合わせて単一の一体の構成要素にすることによって、導管90の出口93の位置及びノズルの低圧領域94の位置を最適にする。更に、この特定の設計により、部品点数を減らすことができ、オイルフィルタ92の設計及び組み立てを簡単にする。この特定の構成は、図4、図7、及び図10のフィルタヘッド及びフィルタ本体の形体で使用できる。
【0032】
図4、図7、図10、及び図12の構造に対する別の実施例は、全流フィルタエレメント98のナットプレート(図12に参照番号96で示す)と端プレート(図12に参照番号97で示す)との間の界面に液密シール面を形成するように、図12のノズル91のようなノズルを、特にその半径方向フランジ(図12に参照番号95で示す)を形成することである。このシール機能は、オイルがフィルタ92の濾材を通らずにオイルフィルタ92の入口から出口まで通過することのないようにするための機能である。必要なシールをノズルの部分として組み込むことによる利点は、別体のシール要素が不要であるということである。
【0033】
図12の一体のバイパス出口導管に対する別の変形例は、図13Aに示すように、この導管をフィルタヘッドの永久的で且つ一体の部分にすることである。図13Aでは、フィルタヘッド100は、ノズル101及びこのノズルの一体の部分であるバイパス導管102を含む。図13Bは、図13Aのフィルタヘッド97の底面図である。
【0034】
本発明を添付図面に図示し且つ以上の記載中に詳細に説明したが、これは例示であって特徴を限定するものではないと考えられるべきであり、単に好ましい実施例を図示し且つ説明したものであり、本発明の精神の範疇の全ての変形及び変更を保護するのが所望であるということは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例による全流−バイパス複合型フィルタの側断面図である。
【図2】図1のオイルフィルタのフィルタ本体の側断面図である。
【図3】図1のオイルフィルタのフィルタヘッドの側断面図である。
【図4】本発明の代表的な実施例による全流−バイパス複合型フィルタの側断面図である。
【図5】図4のオイルフィルタのフィルタヘッドの側断面図である。
【図6】図4のオイルフィルタのフィルタ本体の側断面図である。
【図7】本発明の代表的な実施例による全流−バイパス複合型フィルタの側断面図である。
【図8】図7のオイルフィルタのフィルタヘッドの側断面図である。
【図9】図7のオイルフィルタのフィルタ本体の側断面図である。
【図10】本発明の代表的な実施例による全流−バイパス複合型フィルタの側断面図である。
【図11】図11Aは、本発明による図2のフィルタ本体で使用するのに適したフィルタヘッドの側断面であり、図11Bは、図11Aに示したフィルタヘッドの底面図である。
【図12】本発明の代表的な実施例による全流−バイパス複合型フィルタの正断面図である。
【図13】図13Aは、本発明による変形例のフィルタヘッド設計の側断面であり、図13Bは、図13Aに示したフィルタヘッドの底面図である。
【符号の説明】
20 全流−バイパス複合型オイルフィルタ
21 フィルタヘッド
22 フィルタ本体
23 全流フィルタエレメント(第1エレメント)
24 バイパスフィルタエレメント(第2エレメント)
25 出口導管(出口流れ導管)
26 ノズル(ベンチュリノズル型の流れノズル)
29 スロート
30 入口孔(流れ入口)
32 上プレート
37 出口孔(流れ出口)
40 上開放端(出口開口部)
41、42 スリーブ
Claims (18)
- フィルタ本体(22)と、
流れ入口(30)と流れ出口(37)を備え、かつ、前記フィルタ本体に組付けられることにより前記フィルタ本体を通って前記流れ入口から前記流れ出口まで延在する流路を形成する、フィルタヘッド(21)と、
前記フィルタ本体内に配置され、かつ、前記流路内に位置決めされた、全流フィルタエレメント(23)と、
出口開口部(40)を有する出口流れ導管(25)を備え、かつ、前記流路内に位置決めされて前記フィルタ本体(22)内に配置された、バイパスフィルタエレメント(24)と、
前記流路内に配置された、ベンチュリノズル型の流れノズル(26)と
を備え、
前記全流フィルタエレメント(23)を通って前記流れ出口(37)に至るオイルの流れが前記流れノズル(26)を通過するようにするとともに、前記流れノズル(26)内に形成された低圧領域内に前記出口流れ導管(25)の前記出口開口部(40)が配置されるように、前記流れノズル(26)を前記全流フィルタエレメント(23)及び前記バイパスフィルタエレメント(24)に対して配置した、流動物質用の全流−バイパス複合型フィルタ。 - 前記流れノズルは前記フィルタヘッドの一部分である、請求項1に記載のフィルタ。
- 前記流れノズルは前記出口流れ導管用の中心位置決め装置を含む、請求項2に記載のフィルタ。
- 前記流動物質はオイルである、請求項3に記載のフィルタ。
- 前記流れノズル及び前記出口流れ導管は単一の一体部材で構成されている、請求項2に記載のフィルタ。
- 前記流れノズルは前記フィルタ本体の一部分である、請求項1に記載のフィルタ。
- 前記流れノズルは二つの部分からなるように形成され、これらの部分のうちの一方の部分は前記フィルタヘッドの一部分であり、他方の部分は前記フィルタ本体の一部分である、請求項1に記載のフィルタ。
- 前記流れノズルは前記フィルタヘッドの一部分である、請求項1に記載のフィルタ。
- 前記流れノズルには、流体流れが前記全流フィルタエレメントを通過することなく前記流れ入口と前記流れ出口との間を流れないように設計されたシールフランジが一体的に設けられている、請求項1に記載のフィルタ。
- フィルタ本体(22)と、
前記フィルタ本体に組み付けられたフィルタヘッド(21)と、
外径入口側及び内径出口側を有し、かつ、前記フィルタ本体内に配置された、全体として円筒形をなす全流フィルタエレメント(23)と、
外径入口側及び内径出口側を有し、かつ、前記フィルタ本体(22)内に配置された、全体として円筒形をなすバイパスフィルタエレメント(24)であって、該バイパスフィルタエレメントを通り抜けて流出する流体の流れを受け入れかつ案内するように、前記外径入口側と流体的に連通した出口流れ導管(25)を有する、前記バイパスフィルタエレメント(24)と、
前記全流フィルタエレメント(23)の前記内径出口側の略中央に配置された、ベンチュリノズル型の流れノズル(26)と
を備え、
前記全流フィルタエレメント(23)を通って流出する流体の流れが前記流れノズル(26)を通るとともに、前記出口流れ導管(25)は、前記流れノズル(26)の内部に形成された低圧領域内に配置されるようにした、流体用の全流−バイパス複合型フィルタ。 - 前記流れノズルは前記フィルタヘッドの一部分である、請求項10に記載のフィルタ。
- 前記流れノズルは前記出口流れ導管用の中心位置決め装置を備える、請求項11に記載のフィルタ。
- 前記流れノズル及び前記出口流れ導管は単一の一体的部材で構成されている、請求項11に記載のフィルタ。
- 前記流れノズルは前記フィルタ本体の一部分である、請求項10に記載のフィルタ。
- 前記流れノズルは二つの部分からなるように形成され、これらの部分のうちの一方の部分は前記フィルタヘッドの一部分であり、他方の部分は前記フィルタ本体の一部分である、請求項10に記載のフィルタ。
- 前記流体フィルタが濾過する流体はオイルである、請求項10に記載のフィルタ。
- 前記流れノズルには、前記フィルタヘッド内への流体流れが前記全流フィルタエレメントを最初に通過することなく前記フィルタヘッドから流出しないように設計されたシールフランジが、一体的に形成された、請求項10に記載のフィルタ。
- フィルタ本体(22)と、
流れ入口(30)と流れ出口(37)を備え、かつ、前記フィルタ本体に組付けられることにより前記フィルタ本体を通って前記流れ入口から前記流れ出口まで延在する流路を形成する、フィルタヘッド(21)と、
前記流路内に位置決めされ、かつ、前記フィルタ本体内に配置された、前記流動物質を処理するための第1エレメント(23)と、
出口開口部(40)を有する出口流れ導管(25)を備え、かつ、前記流路内に位置決めされて前記フィルタ本体内に配置された、第2エレメント(24)と、
前記流路内に配置された、ベンチュリノズル型の流れノズル(26)と
を備え、
前記第1及び第2エレメント(23、24)を通過して前記流れ出口(37)に到る流体の流れが前記流れノズル(26)を通過するとともに、前記流れノズル(26)内に形成された低圧領域内に出口流れ導管(25)の前記出口開口部(40)が配置されるように、前記流れノズル(26)を前記第1及び第2エレメント(23、24)に対して配置した、流動物質用の全流−バイパス複合型フィルタ。
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