JP3630012B2 - 自動作図機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、作図情報に基づいてXY方向へ移動するペンアームを有する自動作図機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、作図情報を入力するキーボードを備えた本体と、この本体内にX方向に移動可能に設けられたXキャリッジと、このXキャリッジにY方向に移動可能に設けられたYキャリッジと、先端部にペンが保持されその先端部側が上下動可能にYキャリッジに設けられたペンアームと、前記作図情報に基づいてXYキャリッジをXY方向へ移動制御する制御装置とを備えた自動作図機が知られている。
【0003】
かかる自動作図機は、図9に示すように、本体1にスケール2が設けられており、このスケール2によって用紙Sの作図開始位置を決め、この位置を入力することによってその位置から作図していくようになっている。また、用紙Sは本体1の底部の四隅に設けた脚部(図示せず)によって押さえている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような自動作図機にあっては、用紙S1が小さい場合、前記脚部によって押さえることができず、このため、ペンアーム3がXY方向へ移動すると、その移動とともに用紙S1も移動してしまい、適正な作図が行えなくなってしまうという問題があった。
【0005】
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、小さい用紙であっても適正に作図することのできる自動作図機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、紙面に対してXY方向に移動可能に本体の前に突設されるペンアームと、本体の前に設けられ作図範囲を示す開口を有するスケールとを備えた自動作図機であって、
前記スケールの下面に粘着性部材を貼付けたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、紙面に対してXY方向に移動可能に本体の前に突設されるペンアームと、本体の前に設けられ作図範囲を示す開口を有するスケールとを備えた自動作図機であって、
前記スケールの下面に粘着性部材を植設したことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、紙面に対してXY方向に移動可能に本体の前に突設されるペンアームと、本体の前に設けられ作図範囲を示す開口を有するスケールとを備えた自動作図機であって、
前記本体の下面に前記スケールの作図範囲のX方向に対応した長さを有する粘着性部材を貼付けたことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、前記本体の下面に前記スケールの作図範囲のX方向に対応した長さを有する粘着性部材を貼付けたことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、前記開口の周縁に前記粘着性部材を植設または貼付したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る自動作図機の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1ないし図3は自動作図機10を示したものであり、11は本体で、この本体11の上面11Aには作図情報を入力する複数の操作キー12が設けられた操作部13と、入力した作図情報を表示する表示部14とが設けられている。
【0012】
本体11の前端面11Bの下側には透明なスケール15が設けられており、その上側には、左右方向に延びた開口16が形成されている。この開口16からペンアーム17が前方に突出しており、ペンアーム17の先端部17aにはペン装着部18が形成されている。ペンアーム17は本体11内に備えた図示しないXキャリッジおよびYキャリッジによってX軸方向(左右方向)およびY軸方向(前後方向)に移動するようになっている。
【0013】
本体11の底面11Cには四隅に4つの脚部18,18,18,18が設けられ、本体11の底面11Bの前部側には、左右方向に延びた用紙押さえ部材19が貼り付けられている。
【0014】
スケール15は、矩形の板体であって、その中央部に長方形状の開口20が形成されている。このスケール15の下面15Aには、ほぼ全面にわたって用紙押さえ部材21が貼り付けられている。また、脚部18の下面18Aと用紙押さえ部材19,21の下面19A,21Aは面一となっている。
【0015】
本体11の底面11C及びスケール15の下面15Aに各貼り付けられる用紙押さえ部材19,21は、例えば、ゴム、ウレタン、塩ビ等の透明な粘着性部材によって構成される。
【0016】
次に、上記実施の形態の自動作図機10の作用について説明する。
【0017】
小さい用紙Hに文字等を作図する場合、まず、机等の平坦面に用紙Hを置き、本体11をこの平坦面の上に載置してスケール15及び本体11の底面11Cの前部を用紙Hの上に重ねる。そして、本体に入力された作図情報に基づいてペンアームをXY方向に移動させることにより、用紙H上に作図させる。このとき、スケール15の下面15A及び本体11の底面11Cの用紙押さえ部材19,21が紙面Hに当接しているので、作図中にペンアーム17がXY方向に移動しても、用紙Hは用紙押さえ部材19,21の粘着力によって、ペンに伴って移動してしまうことが防止され、小さい用紙Hであっても適正に作図することができる。
(実施の形態2)
図4は、自動作図機30を示したものである。この自動作図機30のスケール31は、X方向に延びるベース部32とこのベース部32の両先端からY方向に延びるサイド部33,34とを有している。このベース部32とサイド部33,34とに囲まれるエリアは、ペンアーム17の作図範囲を示す開口となる。このスケール31の下面31Aには、粘着性部材からなる用紙押さえ部材35を貼り付けている。他の点は上記自動作図機10と略同じに構成されているので、自動作図機10と同一部分には同じ番号を付し、その説明を省略する。
【0018】
このように、自動作図機30においては、本体11の底面11C及びスケール31の下面31Aに粘着性部材からなる用紙押さえ部材19,35を貼り付けたので、用紙Hが小さくても、用紙Hは用紙押さえ部材19,35の粘着力によって、ペンに移動に伴って移動してしまうことが防止され、小さい用紙Hであっても適正に作図することができる。
(実施の形態3)
図5は、自動作図機40を示したものである。この自動作図機40のスケール41の下面41Aには、用紙押さえ部材42が開口43の周縁に沿って1重に、また、図6に示すように、スケール41の下面41Aから一部分が突出するようにして植設されている。他の点は上記自動作図機10と略同じに構成されているので、自動作図機10と同一部分には同じ番号を付し、その説明を省略する。
【0019】
図7,図8には、自動作図機40に備えられるスケールの他の例を示している。
【0020】
図7に示すスケール51は、開口52の周縁に沿ってドット状に用紙押さえ部材53を植設させたものである。
【0021】
図8に示すスケール61は、開口62の周縁に沿って波線状に用紙押さえ部材63を植設させたものである。
【0022】
さらに、自動作図機40に備えられるスケールとしては、図7、図8に示すものの他、口43の周縁に沿って2重の直線状に、または格子状に、または放射状に等用紙押さえ部材を植設したものであってもよい。
【0023】
このように、自動作図機40においては、本体11の底面11Bに粘着性部材からなる用紙押さえ部材19を貼り付けるとともに、スケール41の下面41Aには、粘着性部材からなる用紙押さえ部材44を植設させているので、自動作図機10と同様に、ペンアーム17がXY方向に移動しても、用紙Hは粘着性部材の粘着力によって、ペンに伴って移動してしまうことが防止され、小さい用紙Hであっても適正に作図することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、紙面に対してXY方向に移動可能に本体の前に突設されるペンアームと、本体の前に設けられ作図範囲を示す開口を有するスケールとを備えた自動作図機であって、前記スケールの下面に粘着性部材を貼付けたので、ペンアームがXY方向に移動しても、スケールの下面に貼り付けられた粘着性部材の粘着力によって、紙面がペンに伴って移動してしまうことが防止され、紙面が小さい場合であっても適正に作図することができる。
【0025】
請求項2の発明によれば、紙面に対してXY方向に移動可能に本体の前に突設されるペンアームと、本体の前に設けられ作図範囲を示す開口を有するスケールとを備えた自動作図機であって、前記スケールの下面に粘着性部材を植設したので、ペンアームがXY方向に移動しても、スケールの下面に植設した粘着性部材の粘着力によって、紙面がペンに伴って移動してしまうことが防止され、紙面が小さい場合であっても適正に作図することができる。
【0026】
請求項3の発明によれば、紙面に対してXY方向に移動可能に本体の前に突設されるペンアームと、本体の前に設けられ作図範囲を示す開口を有するスケールとを備えた自動作図機であって、前記本体の下面に前記スケールの作図範囲のX方向に対応した長さを有する粘着性部材を貼付けたので、ペンアームがXY方向に移動しても、本体の下面に貼り付けた粘着性部材の粘着力によって、紙面がペンに伴って移動してしまうことが防止され、紙面が小さい場合であっても適正に作図することができる。
【0027】
請求項4の発明によれば、前記本体の下面に前記スケールの作図範囲のX方向に対応した長さを有する粘着性部材を貼付けたので、紙面の移動を防止する効果がさらに高くなる。
【0028】
請求項5の発明によれば、前記開口の周縁に前記粘着性部材を植設または貼付したので、紙面の移動を防止する効果がさらに高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動作図機を示した平面図である。
【図2】図1に示す自動作図機の底面図である。
【図3】図1に示す自動作図機の正面図である。
【図4】この発明の実施の形態2の自動作図機を示す底面図である。
【図5】この発明の実施の形態3の自動作図機を示す底面図である。
【図6】図5のA−A線に沿う断面図である。
【図7】この発明の実施の形態3の自動作図機に備えられるスケールの他の例を示す底面図である。
【図8】この発明の実施の形態3の自動作図機に備えられるスケールの他の例を示す底面図である。
【図9】従来の自動作図機を示す平面図である。
【符号の説明】
11 本体
11A 前端面
11C 底面
15 スケール
15A 下面
17 ペンアーム
19 用紙押さえ部材
20 開口
21 用紙押さえ部材

Claims (5)

  1. 紙面に対してXY方向に移動可能に本体の前に突設されるペンアームと、本体の前に設けられ作図範囲を示す開口を有するスケールとを備えた自動作図機であって、
    前記スケールの下面に粘着性部材を貼付けたことを特徴とする自動作図機。
  2. 紙面に対してXY方向に移動可能に本体の前に突設されるペンアームと、本体の前に設けられ作図範囲を示す開口を有するスケールとを備えた自動作図機であって、
    前記スケールの下面に粘着性部材を植設したことを特徴とする自動作図機。
  3. 紙面に対してXY方向に移動可能に本体の前に突設されるペンアームと、本体の前に設けられ作図範囲を示す開口を有するスケールとを備えた自動作図機であって、
    前記本体の下面に前記スケールの作図範囲のX方向に対応した長さを有する粘着性部材を貼付けたことを特徴とする自動作図機。
  4. 前記本体の下面に前記スケールの作図範囲のX方向に対応した長さを有する粘着性部材を貼付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の自動作図機。
  5. 前記開口の周縁に前記粘着性部材を植設または貼付したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自動作図機。
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