JP3628523B2 - 情報処理装置およびパターン生成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置およびパターン生成プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワードプロセッサ、コンピュータなどの情報処理装置に関し、特に、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成するパターン生成装置を備えた情報処理装置および上記パターン生成装置で使用されるパターン生成プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ワードプロセッサ等の情報処理装置において、特に、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成するパターン生成方法が幾つか提案されている。例えば特開平3−169655号公報には、1つの文字パターンを複数のストロークに分け、各ストローク毎に輪郭近似情報を定義しておき、さらに各ストローク毎にストローク番号とストローク番号に対応した色コードとを付与し、出力や表示の際にカラーイメージメモリにおいて各ストローク毎に輪郭近似情報からストロークの輪郭を復元し、各輪郭内を指定された色コードで塗りつぶすことにより色付けされた文字を生成する『カラー画像出力・表示方式』が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平3−169655号公報に開示された方法では、異なる様々な書体で、色付けした文字を得たい場合、書体毎にすべての文字について各ストローク番号を設定し、色コードを付与しなければならない。また、1度付与した色コードを他の書体を生成する時に利用することはできない。このため、日本語の漢字では約7000文字あまりを、書体毎の文字の各ストロークに色コードを記憶しなければならず、情報量が極めて多くなるという問題点があった。
【0004】
また、ストローク内を幾何学的、且つ複雑に色付けしたい場合に、色コードをストローク番号に付与する上記方法では対応できなかった。
【0005】
本発明は、上記の各問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、記号および絵記号を含む文字の各ストロークを複数の色で色付けしたパターンを生成するのに必要なデータ作成工数およびデータ容量を少なくし、書体毎に様々に色付けした高品位なパターンを容易に生成し得る情報処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、上記の課題を解決するために、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置において、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報とに基づいて所定のデザインで上記構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成することを特徴としている。
【0007】
上記の構成によれば、文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報とに基づいて所定のデザインで上記構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成することで、文字の骨格形状を表わす字体骨格形状情報と、文字を構成する最小限の要素の輪郭形状と骨格形状を書体毎にまとめた要素形状情報とに基づいて、字体骨格形状に合わせて要素形状を変形させて所望のパターンの輪郭を生成することが可能となる。
【0008】
つまり、異なる書体毎にすべての文字(記号、絵記号を含む)パターンをデザインする必要のある従来のフォント開発と比較した場合、書体毎にまとめた要素形状情報をデザインするだけでパターンを生成できるので、より少ない工数で書体を開発でき、かつデータ容量を削減することが可能となる。
【0009】
本発明の情報処理装置は、上記の課題を解決するために、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置において、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報とが予め記憶された情報記憶手段と、上記字体骨格形状情報に合わせて上記要素形状情報を変更する要素形状情報変更手段と、変更した要素形状情報に基づいて所定のデザインで構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成するパターン生成処理手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】
上記の構成によれば、予め情報記憶手段に記憶された字体骨格形状情報と要素形状情報とに基づいて、所望する形態の文字を表示するようにしている。これにより、文字の骨格形状を表わす字体骨格形状情報と、文字を構成する最小限の要素の輪郭形状と骨格形状を書体毎にまとめた要素形状情報とを保持し、字体骨格形状に合わせて要素形状を変形させて所望のパターンの輪郭を生成することが可能となる。
【0011】
つまり、異なる書体毎にすべての文字(記号、絵記号含む)パターンをデザインする必要のある従来のフォント開発と比較した場合、書体毎にまとめた要素形状情報をデザインするだけでパターンを生成できるので、より少ない工数で書体を開発でき、かつデータ容量を削減することが可能となる。
【0012】
本発明の情報処理装置は、上記の課題を解決するために、上記の構成に加えて、情報記憶手段には、字体骨格形状情報として、構成要素に対応する要素形状情報を指示する要素貼付け情報と、上記パターン生成処理手段における描画処理の優先度を指示する要素描画順位情報とが少なくとも記憶されていることを特徴としている。
【0013】
上記の構成によれば、上記の作用に加えて、情報記憶手段に、字体骨格形状情報として、構成要素に対応する要素形状情報を指示する要素貼付け情報と、描画処理の優先度を指示する要素描画順位情報を有しているため、各構成要素間の重ね塗りを容易に制御することが可能であり、パターンのデザインに制約がなく高品位なパターンを生成することができる。
【0014】
本発明の情報処理装置は、上記の課題を解決するために、上記の構成に加えて、情報記憶手段には、要素形状情報として、単一または複数の輪郭情報と、各々の輪郭情報に対応する色指定情報と、上記パターン生成処理手段における輪郭描画処理の優先度を指示する輪郭描画順位情報と、構成要素固有の骨格形状を表す骨格点情報とが少なくとも記憶されていることを特徴としている。
【0015】
上記の構成によれば、上記の作用に加えて、情報記憶手段は、要素形状情報として、単一または複数の輪郭情報と、各々の輪郭情報に対応する色指定情報と、上記パターン生成処理手段における輪郭描画処理の優先度を指示する輪郭描画順位情報と、構成要素固有の骨格形状を表す骨格点情報とが少なくとも記憶されていることにより、複雑な輪郭形状と色彩を表現することが可能であり、かつ各輪郭間の重ね塗りを容易に制御することも可能であるので、パターンのデザインに制約がなく高品位なパターンを生成することができる。
【0016】
本発明の情報処理装置は、上記の課題を解決するために、上記の構成に加えて、色指定情報には、構成要素の輪郭線の色コードと太さとを指定する輪郭線色情報と、構成要素の輪郭内を描画する際の方向と単一または複数の色コードからなる輪郭内色情報とが含まれていることを特徴としている。
【0017】
上記の構成によれば、上記の作用に加えて、色指定情報に、構成要素の輪郭線の色コードと太さとを指定する輪郭線色情報と、構成要素の輪郭内を描画する際の方向と単一または複数の色コードからなる輪郭内色情報とが含まれていることで、1つの輪郭に対し幾何学的なグラデーション等のような模様に色付けしたパターンを描画することが可能であり、高品位な色彩表現を持つパターンを生成することが可能となる。
【0018】
本発明の情報処理装置は、上記の課題を解決するために、上記の構成に加えて、要素形状情報には、骨格形状を表現するためのそれぞれの骨格点を示す座標値と、各骨格点の固有の色情報を示す骨格点色コードとが含まれていることを特徴としている。
【0019】
上記の構成によれば、上記の作用に加えて、要素形状情報に、骨格形状を表現するためのそれぞれの骨格点を示す座標値と、各骨格点の固有の色情報を示す骨格点色コードとが含まれていることで、要素が持つ輪郭内を幾何学的なグラデーション等のような模様に色付けしたパターンを生成することが可能である。
【0020】
また、骨格点色コードは輪郭情報に含まれる色指定情報とは独立した値であり、同一書体での1つの要素情報につき複数の塗りつぶし方法を保持することが可能である為、様々な色付けしたパターンをデータ容量を増やすことなく生成することができる。
【0021】
さらに、各要素情報間の重ね塗りと、1つの要素情報内の複数の輪郭間の重ね塗りが可能である為、パターンのデザインに制約がなく高品位なパターンを生成することができる。
【0022】
そして、輪郭情報が持つ色指定情報に基づいた描画と、骨格点が持つ骨格点色コードに基づいた描画の双方が可能である為、様々な色付けしたパターンをデータ容量を増やすことなく生成することができる。
【0023】
本発明の情報処理装置は、上記の課題を解決するために、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置において、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報と、構成要素の色や模様等のデザインを決定するための描画情報とに基づいて所定のデザインで上記構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成することを特徴としている。
【0024】
上記の構成によれば、文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報と、構成要素の色や模様等のデザインを決定するための描画情報とに基づいて、所定のデザインで描画された構成要素を組み合わせてパターンを生成するようになっているので、文字の骨格形状を表わす字体骨格形状情報と、文字を構成する最小限の要素の輪郭形状と骨格形状を書体毎にまとめた要素形状情報とに基づいて、字体骨格形状に合わせて要素形状を変形させて所望のパターンの輪郭を生成することが可能である。
【0025】
つまり、異なる書体毎にすべての文字(記号、絵記号含む)パターンをデザインする従来のフォント開発と比較した場合、書体毎にまとめた要素形状情報をデザインするだけでパターンを生成できるので、より少ない工数で書体を開発でき、かつデータ容量を削減することが可能となる。
【0026】
しかも、パターン生成する際に、字体骨格形状情報および要素形状情報に加えて、構成要素に対して色付けや模様等の処理を施すための描画情報にも基づいているので、すべてのストロークに対して色情報を付加する必要のある従来のフォント開発と比較した場合、書体毎にまとめた要素形状情報をデザインし、かつ色情報を設定するだけでパターンを生成できるので、より少ない工数で書体を開発でき、かつデータ容量を削減することが可能となる。
【0027】
さらに、構成要素を描画するための描画情報が、他の情報とは独立して記憶されていることにより、この描画情報のみを変更することができる。これにより、使用者が所望する書体や色付け等の模様等のデザインを個別に変更することが可能となるので、描画情報を使用者毎に設定することが可能となる。しかも、新たな書体を開発した場合には、迅速に対応することができる。
【0028】
本発明の情報処理装置は、上記の課題を解決するために、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置において、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報と、構成要素の色や模様等のデザインを決定するための描画情報とが予め記憶された情報記憶手段と、上記字体骨格形状情報に合わせて上記要素形状情報を変更する要素形状情報変更手段と、変更した要素形状情報と上記描画情報とに基づいて構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成するパターン生成処理手段とを備えることを特徴としている。
【0029】
上記の構成によれば、予め情報記憶手段に記憶された字体骨格形状情報と要素形状情報とに基づいて、所望する形態の文字を表示するようにしている。これにより、文字の骨格形状を表わす字体骨格形状と、文字を構成する最小限の要素の輪郭形状と骨格形状を書体毎にまとめた要素形状情報と、構成要素の色や模様等のデザインを決定するための描画情報とを保持し、字体骨格形状に合わせて要素形状を変形させて所望のパターンの輪郭を生成することが可能となる。
【0030】
つまり、異なる書体毎にすべての文字(記号、絵記号含む)パターンをデザインし、かつすべてのストロークに対して色情報を付加する必要のある従来のフォント開発と比較した場合、書体毎にまとめた要素形状情報をデザインし、かつ色情報を設定するだけでパターンを生成できるので、より少ない工数で書体を開発でき、かつデータ容量を削減することが可能となる。
【0031】
上記の描画情報には、上記の構成に加えて、構成要素の描画順位を示す描画順位情報、構成要素の色を指定する色指定情報、構成要素の輪郭の描画順位を示す輪郭描画順位情報、構成要素の骨格点の色を指定する骨格点色情報が含まれている。
【0032】
また、本発明の情報処理装置におけるパターン生成処理は、例えば以下に示すようなパターン生成プログラムを記録した記録媒体を用いることで行われる。
【0033】
本発明のパターン生成プログラムを記録した記録媒体は、上記の課題を解決するために、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置に使用され、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報とに基づいて所定のデザインで描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成するステップを含むことを特徴としている。
【0034】
さらに、本発明の情報処理装置におけるパターン生成処理は、例えば以下に示すようなパターン生成プログラムを記録した記録媒体を用いることで行われる。
【0035】
本発明のパターン生成プログラムを記録した記録媒体は、上記の課題を解決するために、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置に使用され、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報と、構成要素の色や模様等のデザインを決定するための描画情報とに基づいて所定のデザインで上記構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成するステップを含むことを特徴としている。
【0036】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
本発明の一実施の形態について図1ないし図19を用いて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態では、記号、絵記号を含む文字のパターンを生成するためのパターン生成装置を、ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等の文字を入出力するための機能を備えた情報処理装置について説明する。
【0037】
本実施の形態に係る情報処理装置は、図2に示すように、記号、絵記号を含む文字のコード等の文字情報を入力するための入力装置10、文字のパターンを生成するためのパターン生成装置20、生成されたパターンを出力するための出力装置30、パターン生成処理の際に使用される各種処理用のプログラム41および各種処理用のデータ42を記憶した補助記憶装置40とを備えた構成となっている。
【0038】
上記入力装置10によって入力される文字情報は、パターン生成装置20で生成処理の対象となる文字に関する情報であり、具体的には、文字を示す文字コード、その文字の書体を示す書体コード、出力する文字のパターンを塗りつぶす方法を判定する塗りつぶし判定コードである。
【0039】
したがって、上記入力装置10としては、上述の文字情報を入力する装置であれば、何でも良く、キーボードや、マウスや、ペン入力装置等が好適に用いられる。例えば、ある書体に設定されたワードプロセッサのキーボードを用いて上述した文字情報を入力する場合、操作者が所望する文字をキーボードから打てば、該文字の文字コードと書体コードとが同時に入力されることになる。そして、入力した文字に対する塗りつぶし方法を判定するための塗りつぶし判定コードは、ワードプロセッサのメニュー等から選択して該キーボードから入力される。
【0040】
上述のようにして、入力装置10から入力された文字情報は、後述するパターン生成装置20の主メモリ22に一旦格納される。
【0041】
上記パターン生成装置20は、制御手段としてのCPU(central processing unit)21と、データを一時的に格納するための主メモリ22とで構成されている。
【0042】
上記CPU21は、入力装置10、出力装置30、補助記憶装置40および主メモリ22に制御信号(図中点線で示す)を出力すると共に、主メモリ22に対してデータ(図中実線で示す)のやりとりを行うようになっている。一方、主メモリ22は、入力装置10からのデータ、出力装置30に出力するためのデータ、補助記憶装置40に格納された処理用のプログラム等のCPU21での処理に必要なデータを一時的に格納するようになっている。
【0043】
このように、上記CPU21は、該装置全体を制御および監視すると共に、補助記憶装置40に格納されたパターン生成処理用のプログラム41に基づいて処理動作を実行するようになっているので、ワーク用のメモリ(以下、ワークエリアと称する)を有している。
【0044】
したがって、上記パターン生成装置20では、主メモリ22に格納された各種データがCPU21のワークエリアに読み出され、文字のパターン生成処理が実行される。パターン生成装置20にて生成された文字のパターンは、主メモリ22に一旦格納された後、出力装置30に出力される。この出力タイミングは、CPU21によって制御されるものとする。
【0045】
上記出力装置30は、パターン生成装置20における処理結果を出力するための装置であり、例えばプリンタやディスプレイ装置等が使用される。
【0046】
例えば、出力装置30は、後述する補助記憶装置40に記憶されているパターン生成処理用のプログラムとしての描画処理プログラム41cにより生成された色コードからなるデータを、例えばレッド、グリーン、ブルーの3種類の信号に変え、カラー表示できる表示手段が考えられる。
【0047】
また、出力装置30は、描画処理プログラム41cにより生成された色コードからなるデータを、例えばイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4種類の信号に変え、カラー印刷できる印刷手段が考えられる。
【0048】
上記補助記憶装置40には、上述したように、パターン生成装置20で使用されるパターン生成処理に必要な処理用のプログラム41と、上記パターン生成処理に必要な処理用のデータ42とが格納されている。そして、このような補助記憶装置40としては、例えばハードディスク装置や、CD−ROM装置や、MO装置等の主メモリ22とは別の外部記憶装置が用いられる。
【0049】
したがって、補助記憶装置40に使用される記録媒体としては、該補助記憶装置40に着脱可能なハードディスク、CD−ROM、MO等が用いられる。
【0050】
まず、上記処理用のデータ42としては、文字の形状を表す字体骨格形状情報42aと、文字を構成する構成要素の骨格形状と輪郭形状とを表す要素形状情報42bとがあり、それぞれ必要に応じて上記CPU21のワークエリアに読み出される。
【0051】
ここで、文字の輪郭形状を記憶する方法としては、(1)文字の輪郭線を直線近似で表して記憶する方法、(2)文字の輪郭線を直線と円弧で表して記憶する方法、(3)文字の輪郭線を直線と曲線で表して記憶する方法等をあげることができるが、文字品位、データ容量の効率等を考慮した場合、上記(3)の方法が最も文字パターンの生成に適している。この点を考慮して、本実施の形態では、上記(3)の方法で文字の輪郭を記憶しており、このように直線と曲線で記憶した文字の輪郭線のデータが、要素形状情報における輪郭座標データとして要素形状情報42bに記憶されている。
【0052】
また、上記処理用のプログラム41としては、上記字体骨格形状情報42aで示される文字の形状に合わせて、上記要素形状情報42bの骨格点座標と輪郭点座標とを変更するための要素形状情報変更処理プログラム41aと、入力装置10から入力された塗りつぶし判定コードを認識し、色指定情報と骨格点色コードとの何れかに基づいた描画を行うかを判断するための塗りつぶし方法判別処理プログラム41bと、色指定情報または骨格点色コードに基づいて要素形状情報が有する輪郭線、輪郭内部を描画するための描画処理プログラム41cとがあり、それぞれ必要に応じてパターン生成装置20のCPU21のワークエリアに読み込まれて実行される。
【0053】
上記CPU21内のワークエリアは、図1に示すように、プログラムを実行するためのプログラム実行部21aと、該プログラム実行部21aで使用される文字情報を格納するデータ格納部21bとで構成されている。
【0054】
上記プログラム実行部21aは、図1に示すように、図2に示す補助記憶装置40に記憶されている各プログラムが実行されるものであり、要素形状情報変更処理プログラム41aが実行される要素形状情報変更処理部(要素形状情報変更処理手段)23と、塗りつぶし方法判別処理プログラム41bを実行する塗りつぶし方法判別処理部24と、描画処理プログラム41cを実行する描画処理部25からなっている。なお、上記塗りつぶし方法判別処理部24と描画処理部25とでパターン生成処理手段を構成している。
【0055】
また、データ格納部21bは、図1に示すように、図2に示す補助記憶装置40に記憶されている字体骨格形状情報42a、要素形状情報42bとからの情報をそれぞれ格納する情報記憶手段としての字体骨格形状情報記憶部26、要素形状情報記憶部27からなっている。そして、このデータ格納部21bに格納された情報は、必要に応じてプログラム実行部21aに読み出される。
【0056】
ここで、上記補助記憶装置40に記憶されている処理用のデータである字体骨格形状情報42aと要素形状情報42bとについて詳細に説明する。
【0057】
まず、上記字体骨格形状情報42aとしては、図3に示すように、文字/記号/絵記号種を区別するためのコードを示す文字コード200と、1つの文字の字体を構成する要素の数を示す構成要素数201と、各構成要素に対応する要素貼付け情報202と、要素描画順位情報203とが記憶されている。
【0058】
この要素貼付け情報202は、文字の構成要素の数(N個)だけ記憶されており、構成要素に対応する要素形状情報を指示する要素コード204と、構成要素を形成する骨格点数205と、骨格点座標データヘのポインタ206とからなっている。また、要素描画順位情報203は、描画処理の際の優先度を示す描画順位207を含んでいる。
【0059】
要素貼付け情報群と要素描画順位情報群のあとには、骨格点座標データ208が続いて記憶されている。この骨格点座標データ208は、1文字分の骨格点数209のあとに、各構成要素の骨格点座標データ210が記憶された形となっている。この骨格点座標データ210も構成要素数(N個)分だけ記憶されている。
【0060】
図4に、入力装置10から入力された1文字分の字体骨格形状情報42aの幾何情報の例を示す。この例では、文字コード(ここでは、JIS区点コードに準ずる)として、1643番『伊』を指定している。すなわち、図4に示す文字『伊』は、構成要素数がN=7の場合を示している。
【0061】
続いて、要素形状情報42bについて、図5(a)ないし(c)、図6および図7を参照しながら説明する。
【0062】
上記要素形状情報42bは、図5(a)ないし(c)に示すように、要素の種類等を示す要素情報群401と、各要素の輪郭形状を定義する輪郭点情報群402と、骨格形状を定義する骨格点情報群403とを含んでいる。
【0063】
上記要素情報群401には、書体種を区別するコードを示す書体コード404と、その書体に用意された要素の数を示す要素数405とが記憶され、その後に、例えば要素数をM個とすれば、1〜Mまでの各要素情報406が記憶されている。
【0064】
各要素情報406は、要素コード407と、1つの要素情報が持つ輪郭情報の数を示す輪郭情報数408と、単一または複数の輪郭情報409と、単一の骨格情報410とからなっている。
【0065】
1つの輪郭情報409として、輪郭点数411と、輪郭点座標データヘのポインタ412と、色指定情報413と、輪郭描画順位情報414とが記憶されている。ここで、色指定情報413は、図6に示すように、輪郭線太さ量417と、輪郭線色コード418と、描画方向419と、輪郭内色コード420とからなっている。
【0066】
また、骨格情報410として、図5(a)に示すように、骨格点数415と骨格点座標データヘのポインタ416とが記憶されている。
【0067】
要素情報群401に続いて格納されている輪郭点情報群402は、図5(b)に示すように、総輪郭点数421、輪郭点座標データ422を含んでいる。上記輪郭点座標データ422は、図7に示すように、複数の要素形状変更情報423からなっている。
【0068】
また、輪郭点情報群402に続いて格納されている骨格点情報群403は、図5(c)に示すように、総骨格点数424と、複数の骨格点情報425とを含んでいる。上記骨格点情報425は、骨格点座標データ426および骨格点色コード427からなっている。
【0069】
図8は、要素形状情報42bにおける1要素分の幾何情報の例を示してある。この例では、1つの要素に2つの輪郭情報が含まれていることを示している。すなわち、要素500に対して、2つの輪郭情報500a・500bが含まれ、要素501に対して、2つの輪郭情報501a・501bが含まれていることになる。
【0070】
また、図5(b)で示した各輪郭点座標データ422の中には、上述したように、要素形状変更情報423(図7)が含まれている。要素形状変更情報423は、要素コードが等しい要素における、輪郭点と骨格点との対応を示すものであり、各輪郭点が所属する骨格点の番号として記憶されている。
【0071】
1つの構成要素における要素形状変更情報423、すなわち1つの要素に関係する輪郭点と骨格点との対応を図5(a)〜(c)および図9を用いて説明する。図9において、点K0,K1,K2,K3は、要素形状情報42b内の1要素が持つ骨格点を示す。次に、点P0,P1,P2,P3,P4,P5,P6,P7,P8,P9,P10,P11,P12,P13は要素形状情報42b内の1要素が持つ輪郭点を示している。
【0072】
まず、骨格点K0,K1,K2,K3を結ぶ線分を、それぞれK0−K1,K1−K2,K2−K3とする。次に、各輪郭点P0,P1,P2,P3,P4,P5,P6,P7,P8,P9,P10,P11,P12,P13から見て、最短距離で到達できる線分を求め、その線分の始点となる骨格点の番号を、輪郭点が所属する骨格点番号とする。このようにして求めた各骨格点番号を、要素形状変更情報423として要素形状情報42b内に記憶させる。
【0073】
ここで、上記構成のパターン生成装置20の動作について、図10ないし12に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。
【0074】
まず、入力装置10から生成すべき1文字分の文字コードと、書体コードと、塗りつぶし判定コードが入力される(ステップS1)。ここで、入力された文字コード、書体コード、塗りつぶし判定コードは、パターン生成装置20内の主メモリ22の入力バッファに読み込まれる。
【0075】
続いて、CPU21は、補助記憶装置40の処理用のデータ42から指定された文字コードに対応する1文字分の字体骨格形状情報42aと、書体コードに対応する要素形状情報42bを主メモリ22の入力バッファに読み込む(ステップS2)。
【0076】
次に、CPU21は、字体骨格形状情報42a内の各構成要素が持つ描画順位を判別し、描画順位の高い構成要素から以降の処理がなされるよう要素貼付け情報202を並び替える(ステップS3)。
【0077】
次に、CPU21は、要素貼付け情報202を並び替えた後の字体骨格形状情報42aの中から、1構成要素分の要素コード204と、構成要素の骨格点座標データ210を、主メモリ22の入力バッファからCPU21内のワークエリアに取り込む(ステップS4)。
【0078】
次に、CPU21は、ステップS4で取り込んだ要素コード204に対応する1構成要素分の要素情報群401と、輪郭点情報群402と、骨格点情報群403とを主メモリ22の入力バッファからCPU21内のワークエリアに取り込む(ステップS5)。
【0079】
続いて、CPU21は、該CPU21内の要素形状情報変更処理部23において、ステップS4においてCPU21内のワークエリアに取り込んだ字体骨格形状情報42aの中の構成要素の骨格点座標データ210に基づき、ステップS5において取り込んだ要素形状情報42bとしての骨格点情報群403内の各骨格点の座標値を、拡大縮小回転等の手段を用いて、該骨格点座標データ210の値に一致させる。そして、前述の図9にて説明した、要素形状情報42bにおける線分K0−K1,K1−K2,K2−K3の移動に合わせて、要素形状情報42bとしての要素情報群401における輪郭点P0〜P13を移動させる(ステップS6)。
【0080】
ここで、輪郭点の移動を図13を用いて説明する。ここでは、線分K2−K3が線分K2’−K3’に移動した場合について説明する。したがって、要素形状変更情報423により、輪郭点P4とP5とP6が移動の対象となる(輪郭点P4とP6が所属する骨格点の番号がK3であるため)。輪郭点P4とP6の移動時の条件は次の通りである。
【0081】
(1)輪郭点P4とP6から線分K2−K3に降ろした垂線と、線分K2−K3との交点をCP4,CP6とし、点K2−CP4間の線分の長さをD1、点CP4−CP6間の長さをD2、点CP6−K3間の長さをD3とする。そして、長さD1対D2対D3の比率と等しくなるように、線分K2’−K3’上に点CP4’、CP6’を生成する(骨格点K2’は骨格点K2と同じ位置である)。ここで、線分K2’−CP4’の長さをD1’、線分CP4’−CP6’の長さをD2’、線分CP6’−K3’の長さをD3’としておく。
【0082】
(2)線分K2−K3から点P4,P6までの距離をD4,D6とし、(1)で求めた点CP4’、CP6’から線分K2’−K3’に対し垂直方向に距離D4,D6だけ離れたところに点P4とP6の移動後の点P4’、P6’を置く。
【0083】
すなわち、図13において点P4,P6の移動条件とは、(a)長さの比D1:D2:D3=D1’:D2’:D3’、(b)距離D4=D4’かつD6=D6’である。輪郭点P5についても移動条件は同一であるが、図13においては骨格点K3と同一の座標値を持っているため、輪郭点P5の移動後の輪郭点P5’もまた、骨格点K3の移動後の骨格点K3’と同じ位置に移る。上記(a)と(b)の条件を満たす輪郭点移動により、字体骨格形状情報42aに即した、要素形状情報42b内の骨格点座標と輪郭点座標の変更が行える。
【0084】
このようにして要素形状情報42bが変更された後、CPU21は、図10に示すように、塗りつぶし方法判別処理部24において、ステップS1において入力された塗りつぶし判定コードを判別し、要素情報406内の色指定情報413に基づいて塗りつぶしを行うか、または骨格点情報425内の骨格点色コード427に基づいた塗りつぶしを行うかを判定する(ステップS7)。
【0085】
ステップS7において、塗りつぶし判定コードにより指定された塗りつぶし方法が、色指定情報413に基づく方法ならばステップS8に進み、骨格点色コード427に基づく方法ならばステップS9に進む。
【0086】
ステップS8では、CPU21の描画処理部25において、色指定情報413に基づく描画処理が行われる。なお、この色指定情報413に基づく描画処理の詳細については後述する。
【0087】
一方、ステップS9では、CPU21の描画処理部25において、骨格点色コード427に基づく描画処理が行われる。
【0088】
そして、ステップS8あるいはステップS9において、それぞれの描画処理が終了すれば、すなわち1つの要素情報が持つすべての輪郭に対する描画処理が終了すれば、CPU21は、主メモリ22の出力バッファ内の描画信号を出力装置30に転送する(ステップS10)。出力装置30では、描画信号に基づいて、色付けされた文字/記号/絵記号パターンのカラー表示または、カラー印刷を行う。
【0089】
最後に、CPU21は、1文字分の構成要素をすべて処理したか否かを判定する(ステップS11)。ここで、すべての構成要素の処理が終了していると判定すれば、パターン生成装置20におけるすべての描画処理動作を終了する。一方、すべての構成要素の処理が終了していないと判定すれば、ステップS4に移行し、要素貼付け情報202を並び替えた後の字体骨格形状情報42aの中から、1構成要素分の要素コード204と、構成要素の骨格点座標データ208を、主メモリ22の入力バッファからCPU21内のワークエリアに取り込む。
【0090】
ここで、ステップS8における色指定情報413に基づく描画処理について図11のフローチャートを参照しながら以下に説明する。
【0091】
まず、CPU21は、要素情報406内の輪郭描画順位情報414を判別し、描画順位の高い輪郭から以降の処理がなされるよう輪郭情報409を並び替える(ステップS21)。
【0092】
次に、CPU21は、輪郭情報409を並び替えた後の要素情報406の中から、1輪郭分の輪郭情報409と、輪郭点座標データ422を取り出す(ステップS22)。
【0093】
そして、CPU21内の描画処理部25において、ステップS22において取り出した輪郭情報409と、輪郭点座標データ422とから1輪郭分の輪郭線を描画する(ステップS23)。
【0094】
すなわち、描画処理部25では、具体的に、まず輪郭点座標データ422の大きさに最適な格子枠(グリッド)を設定する。例えば、1つの輪郭点を表す輪郭点座標データ422が(X座標、Y座標)から成り立っている場合、それぞれが0から10000までの範囲にあるとき、原点が(0,0)で(10000,10000)を対角上の点とする矩形を設定し、X方向Y方向それぞれを1きざみで区切ることによって得られる10000×10000個の画素からなるグリッドを設定する。
【0095】
次に、描画処理部25では、輪郭点座標データ422が持つ輪郭点を結ぶことにより得られる曲線または線分が通る画素を認識し、色指定情報413内の輪郭線色情報と複数の輪郭内色情報としての輪郭線太さ量417、輪郭線色コード418に基づいて描画信号を生成する。
【0096】
図14を用いて輪郭線の描画処理を説明する。ここでの条件として、輪郭線太さ量417をM、輪郭線色コード418の内容を(RGB系の黒)で指定し、また線分L0は1組の輪郭点LP0とLP1を通る曲線を直線近似した輪郭線の一部であり、点P0は線分L0上にあり、X座標がグリッド上に存在する点とする。
【0097】
まず、長さMでかつ、点Pを通り線分L0に垂直な線分VL0を求める。そして、線分VL0が通る画素の描画信号を(R,G,B)=(0,0,0)とする。
【0098】
次に、点Pから、線分L0上をLP0からLP1の方向へ画素の1/2辺の長さだけX座標を移動させた点P1における垂直線分VL1を求め、VL1が通る描画信号を(R,G,B)=(0,0,0)とする。以上の処理を1つの輪郭が通るすべての点Pnに対して行い、描画信号を主メモリ22の出力バッファに出力する。なお、上記の処理により描画された領域を図14では斜線部分で示している。
【0099】
上記のようにして輪郭線の描画処理が終了すれば、図11に示すように、CPU21の描画処理部25では、続いて、1輪郭分の輪郭内部を描画する(ステップS24)。
【0100】
図15を用いて輪郭内部の描画処理を説明する。ここで、OL0は描画対象の輪郭の輪郭線であり、各輪郭点はステップS23にて説明済みである10000×10000個の画素からなるグリッド上にある。また、描画方向419はベクトル(VX,VY)で指定されており、輪郭内色コード420は3種類、すなわちCC0,CC1,CC2が記憶されているとする。各色コードの内容は、CC0=(RGB系の赤)、CC1=(RGB系の青)、CC2=(RGB系の白)で指定しているとする。
【0101】
まず、描画対象の輪郭が接する外接枠を設定し、外接枠の対角線の交点CP0を求める。そして、VY交点CP0を通り、傾きa=VXの直線L0と該外接枠との交点CP1,CP2を求める。
【0102】
次に、線分CP1−CP2の始点終点および、線分CP1−CP2を(輪郭内色コード420の種類数−1)の数で分割したところに描画基準点を設定する。描画基準点の処理順位は描画方向419に沿った並びで設定する。図15の場合、分割数は2であり描画基準点はCP1,CP0,CP2と同一座標となる。以降、CP0〜CP2を便宜上描画基準点と呼称する。
【0103】
次に、描画基準点と輪郭内の画素を描画信号に変換する。描画基準点は描画方向419に沿った並びで処理する為、まず、描画基準点CP0〜CP2に対応する輪郭内色コード420を割り当てる。図15では各描画基準点の輪郭内色コード420はCC0をCP1,CC1をCP0,CC2をCP2に割り当てる。描画基準点CP1の色コードCC0は(RGB系の赤)である為、CP1の描画信号を(1,0,0)とする。同様にCP0の色コードCC1は(RGB系の青)であるため、CP0の描画信号を(0,0,1)とし、CP2の色コードCC2は(RGB系の白)であるため、CP2の描画信号を(1,1,1)とする。
【0104】
次いで、描画基準点を結ぶ描画基準線分CP1−CP0を求め、描画基準点CP1を通り、線分CP1−CP0に垂直に交わる直線L0を求める。そして、輪郭OL0の内部であり、かつ直線L0が通る画素をCP1と同値の描画信号(1,0,0)で描画する。
【0105】
そして、交点CP1を辺上に持つ画素をG0とし、この画素G0の辺の長さ=1、画素G0の左下点座標(X0,Y0)とすると、画素G0の1/2幅、すなわちX座標=X0+1/2となるところまで、線分CP1−CP0上をCP1からCP0の方向へX座標を移動させた点P1における描画信号の値を求める。描画基準線分CP1−CP0の長さをD0とし、描画基準点CP1から点P1までの距離をD1とする。点P1の描画信号は、描画基準点CP1の描画信号=(1,0,0)、描画基準点CP0の描画信号=(0,0,1)であるため、(R,G,B)=(1−1×D1÷D0,0,1×D1÷D0)となる。そして、点P1を通り、線分CP1−CP0に垂直に交わる直線L1を求め、輪郭OL0の内部であり、かつ直線L1が通る画素を点P1と同値の描画信号(1−1×D1÷D0,0,1×D1÷D0)で描画する。以降、描画基準線分CP1−CP0上および描画基準線分CP0−CP2上を画素の(1辺の長さ÷2)の長さずつX座標を移動させた点Pnにおける描画信号と、直線Lnを求めることにより、輪郭OL0の内部のすべての画素の描画信号を求め、主メモリ22の出力バッファに出力する。なお、上記の処理により描画された領域を図15では斜線部分で示している。
【0106】
以上のようにして色指定情報413による描画処理が施された後、CPU21は、図11に示すように、1つの要素情報406が持つすべての輪郭に対して上述の描画処理を施したか否か判断する(ステップS25)。ここで、全輪郭の処理が済んでいない場合、ステップS22に戻り次の輪郭情報409と輪郭点座標データ422を取り出す。
【0107】
一方、ステップS25において、全輪郭の処理が済んでいる場合には、図10に示すフローチャートのステップS10に移行する。
【0108】
続いて、図10に示すステップS9における骨格点色コードに基づく描画処理について図12のフローチャートを参照しながら以下に説明する。
【0109】
まず、CPU21は、要素形状情報42b内の骨格点色コード427を取り出す(ステップS31)。つまり、CPU21は、要素形状情報42b内の骨格点数415と、骨格点座標データヘのポインタ416とに基づいて、骨格点情報425をワークエリアに取り込む。
【0110】
次に、CPU21は、要素形状情報42bの中から、1輪郭分の輪郭情報409に基づいて、輪郭点座標データ422を取り出す(ステップS32)。
【0111】
そして、CPU21は、輪郭内部の描画を行う(ステップS33)。つまり、CPU21の描画処理部25において、各骨格点が持つ骨格点色コード427と、輪郭点座標データ422とに基づいて輪郭内部を描画する。
【0112】
図16を用いて輪郭内部の描画処理を説明する。骨格点K0が持つ骨格点色コードKCC0=(RGB系の赤)、骨格点K1が持つ骨格点色コードKCC1=(RGB系の緑)、骨格点K2が持つ骨格点色コードKCC2=(RGB系の青)、骨格点K3が持つ骨格点色コードKCC3=(RGB系の白)とする。
【0113】
輪郭OL0とOL1は1つの要素が持つすべての輪郭をあらわしており、各輪郭点は前述の図11に示すフローチャートのステップS23にて説明済みである10000×10000個の画素からなるグリッド上にある。まず、輪郭OL0とOL1からなる描画対象の輪郭が接する外接枠を設定し、骨格点K1とK0を結ぶ直線と外接枠との交点をCP0とし、骨格点K2とK3を結ぶ直線と外接枠との交点をCP1とする。
【0114】
次に、輪郭内部の描画信号値を求める。線分CP0−K1上の点CP0の描画信号は、K0の描画信号=(1,0,0)を用いる。また、線分K2−CP1上の点CP1の描画信号は、K3の描画信号=(0,0,0)とする。交点CP0を通り、線分CP0−K1に垂直に交わる描画用直線L0を求める。そして、輪郭OL0またはOL1の内部であり、かつ描画用直線L0が通る画素をCP0と同値の描画信号(1,0,0)で描画する。交点CP0を辺上に持つ画素をG0、画素G0の辺の長さ=1、画素G0の左下点座標(X0,Y0)とすると、画素G0の1/2幅、すなわちX座標=X0+1/2となるところまで、線分CP0−K1上をCP0から、K1の方向へX座標を移動させた点CP0’を通り、描画用直線L0と同値の傾きを持つ描画用直線L0’を求め、描画用直線L0’が通る画素を描画信号(1,0,0)で描画する。同様に点CP0’から、さらに画素の1/2辺の長さだけX座標を移動させた点CP0”を通り、描画用直線L0と同値の傾きを持つ描画用直線L0”を求め、描画用直線L0”が通る画素を描画信号(1,0,0)で描画する。
【0115】
次に、点CP0”を通る新規の描画用直線L1(傾きb)を求める。以降、点CP0”を便宜上点KP1と呼称する。該描画用直線L0の傾きをaとする。骨格点K1において、線分CP0−K1と線分K1−K2とが成す角をθとする。角θの2等分線をL2とし、直線L2の傾きをcとする。また、線分CP0−K1の長さをD0とし、CP0から点KP1までの距離をD1とする。このとき、点KP0での新規描画用直線L1の傾きbは、次の式(1)により求める。
【0116】
b=a+(c−a)×(D1÷D0) ・・・・・・・・(1)
上記の式(1)によって傾きbを求めた後、点KP1での描画信号値を求める。点KP1の描画信号はCP0の描画信号=(1,0,0)、K1の描画信号=(0,1,0)であるため、(R,G,B)=(1−1×D1÷D0,1×D1÷D0,0)となる。そして、輪郭OL0またはOL1の内部であり、かつ描画用直線L1が通る画素を描画信号(1−1×D1÷D0,1×D1÷D0,0)で描画する。
【0117】
以降、同様の描画処理を繰り返す。すなわち、線分CP0−K1上をCP01からK1の方向へ画素の1/2辺の長さだけX座標を移動させた点KP1’を通り、描画用直線L1と同値の傾きを持つ描画用直線L1’を求め、描画用直線L1’が通る画素を描画信号(1−1×D1÷D0,1×D1÷D0,0)で描画する。
【0118】
そして、さらに画素の1/2辺の長さだけX座標を移動させた点KP1”を通り、描画用直線L1と同値の傾きを持つ描画用直線L1”を求め、描画用直線L1”が通る画素を描画信号(1−1×D1÷D0,1×D1÷D0,0)で描画する。そして、点KP1”を通る新規の描画用直線L2を求める。
【0119】
以降、線分K1−K2上、線分K2−CP1上の点KPnの描画信号値と、点KPnを通る描画用直線Lnを求めつつ、輪郭内部の描画を行い、画素の描画信号を主メモリ22の出力バッファに出力する。但し、線分K2−CP1上の終点CP1を通る描画用直線は、線分CP0−K1上の始点CP0と同様に、線分CP0−K1に対して直角に交わるものとする。なお、上記の処理により描画された領域を図16では斜線部分で示している。
【0120】
以上のように骨格点色コードに基づいて描画処理を行った後、CPU21は、図12に示すように、1要素形状情報の輪郭をすべて処理したか否かを判断する(ステップS34)。
【0121】
ここで、全輪郭の処理が済んでいないと判断された場合、ステップS32に戻り次の輪郭情報409と、輪郭点座標データ422を取り出す。
【0122】
一方、ステップS34において、1つの要素情報406が持つすべての輪郭に対する描画処理が終了していると判断された場合、CPU21は、主メモリ22の出力バッファ内の描画信号を出力装置30に転送するため、図10に示すフローチャートのステップS10に移行する。
【0123】
したがって、上述の核描画処理プロセスによって、例えば文字コード1643で示される『伊』は、図17および図18に示すように、表示手段や印刷手段に出力される。図17で示された『伊』は、色指定情報413に基づいて描画処理されたものの一例を示しており、各構成要素毎にグラデーションが設定された状態となっている。また、図18で示された『伊』は、骨格点色コードに基づいて描画処理されたものの一例を示しており、ストローク(構成要素)の曲がり方に沿った色の変化がつけられた状態となっている。
【0124】
上記の実施の形態1では、構成要素を描画する場合、各色指定情報413や描画順位情報等の描画情報が字体骨格形状情報42a、要素形状情報42bにそれぞれ含まれるように記憶されているが、これに限定されるものではなく、描画情報のみを字体骨格形状情報42a、要素形状情報42bとは別に記憶させても良い。この例について、以下の実施の形態2で説明する。
【0125】
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図19ないし図23に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施の形態1と同じ機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明は省略する。
【0126】
本実施の形態に係る情報処理装置は、前記実施の形態1と同様に、入力装置10、パターン生成装置20、出力装置30、補助記憶装置40を備えた構成となっている。
【0127】
ここで、本実施の形態と前記実施の形態1と異なるのは、図20に示すように、補助記憶装置40において、処理用のデータ42内部に、構成要素を描画するための情報として描画情報42cが新たに加わっていることである。この描画情報42cの内容についての詳細は、後述する。
【0128】
したがって、図19において、データ格納部21bで字体骨格形状情報記憶部26、要素形状情報記憶部27に加えて、描画情報記憶部28が新たに設けられている。
【0129】
上記のように描画情報42cを独立させることにより、実施の形態1で示した字体骨格形状情報42a、要素形状情報42bに含まれていた描画情報は、上記描画情報42cへのポインタ情報に変更されている。
【0130】
すなわち、上記字体骨格形状情報42aは、図21に示すように、図3で示した描画情報となる構成要素の描画順位207の代わりに、描画順位情報を指定するための描画順位データへのポインタ207’が各要素コード204毎に格納されている。
【0131】
また、要素形状情報42bは、図22(a)ないし(c)に示すように、図5(a)に示す要素情報406のうち、色指定情報413の代わりに色指定情報へのポインタ413’が格納され、輪郭描画順位情報414の代わりに輪郭描画順位データへのポインタ414’が格納され、骨格点情報425のうち、骨格点色コード427の代わりに骨格点色コードへのポインタ427’が格納されている。
【0132】
上述した字体骨格形状情報42a、要素形状情報42bに格納されている描画情報に関するポインタによって指定された情報は、図23(a)(b)に示す描画情報42cである。すなわち、上記描画情報42cは、構成要素を描画する際に必要な情報であり、図23(a)に示すように、文字毎に設定された構成要素に付与された描画順位を示す情報であり、図23(b)に示すように、書体毎に設定された構成要素に付与された色指定情報、輪郭描画情報、骨格点色コードを示す情報である。
【0133】
このように、前記実施の形態1とは異なり、構成要素を描画するための描画情報42cを字体骨格形状情報42aや要素形状情報42bに含ませるのではなく、別に記憶させることで、これら各情報を別々の記録媒体に記憶させることが可能となる。
【0134】
これにより、字体骨格形状情報42aや要素形状情報42bの内容を変更することなく、構成要素を描画するための描画情報42cのみを容易に変更することができる。したがって、使用者が所望する書体や色付け等の模様等のデザインを個別に変更することが可能となるので、描画情報42cを使用者毎に設定することが可能となる。しかも、新たな書体を開発した場合には、迅速に対応することができる。
【0135】
以上のように、実施の形態1および2において、本願発明の情報処理装置に搭載されたパターン生成装置の処理に使用されるプログラムおよびデータについては、補助記憶装置40に対して着脱自在な記録媒体に記憶されている。このように、上述のプログラムおよびデータを記憶するための記憶手段として、本体装置である情報処理装置に設けられた補助記憶装置40に着脱自在な記録媒体を用いれば、他の情報処理装置において同一環境を容易に構築することができる。
【0136】
具体的には、図2あるいは図20に記載された補助記憶装置40に記憶されている情報をCD−ROMやMO等の記録媒体に記憶させ、これらの記録媒体を再生するための装置、例えばCD−ROM装置やMO装置等を搭載した情報処理装置で使用すれば良い。
【0137】
このように、パターン生成装置20で必要なプログラムやデータを持ち運び可能な記録媒体に記憶させることによって、プログラムやデータの交換を容易に行うことができる。例えば、データとしての新たな書体を開発した場合等、迅速に対応することができる。
【0138】
したがって、本願発明では、実施の形態1および2で示したように、予め記憶された字体骨格形状情報42aと要素形状情報42bとに基づいて、所望する形態の文字を表示するようにしている。これにより、文字の骨格形状を表わす字体骨格形状情報42aと、文字を構成する最小限の要素の輪郭形状と骨格形状を書体毎にまとめた要素形状情報42bとを保持し、字体骨格形状に合わせて要素形状を変形させて所望のパターンの輪郭を生成することが可能である。
【0139】
つまり、異なる書体毎にすべての文字(記号、絵記号を含む)パターンをデザインし、かつすべてのストロークに対して色情報を付加する必要のある従来のフォント開発と比較した場合、書体毎にまとめた要素形状情報42bをデザインし、かつ色情報を設定するだけでパターンを生成できるので、より少ない工数で書体を開発でき、かつデータ容量を削減することが可能となる。
【0140】
また、上述のように、字体骨格形状情報42aの中に描画処理の優先度を指示する要素描画順位情報を有しているため、各構成要素間の重ね塗りを容易に制御することが可能であり、パターンのデザインに制約がなく高品位なパターンを生成することができる。
【0141】
さらに、上述のように、1つの要素情報406は、複数の輪郭情報409と、各々の輪郭情報409に対応する色指定情報413と、描画の際の優先度を指示する輪郭描画順位情報414を持っている為、複雑な輪郭形状と色彩を表現することが可能であり、かつ各輪郭間の重ね塗りを容易に制御することも可能であるので、パターンのデザインに制約がなく高品位なパターンを生成することができる。
【0142】
しかも、上記の各輪郭情報409内の色指定情報413は、輪郭線色情報と複数の輪郭内色情報を持っている為、1つの輪郭に対し幾何学的な、例えば図17に示すようなグラデーション等のような模様に色付けしたパターンを描画することが可能であり、高品位な色彩表現を持つパターンを生成することが可能となる。
【0143】
また、1つの要素情報406は、骨格情報410内の骨格点に対し、各々固有の骨格点色コード427を持っている為、要素が持つ輪郭内を幾何学的な、例えば図18に示すようなグラデーション等のような模様に色付けしたパターンを生成することが可能である。また、骨格点色コード427は輪郭情報409に含まれる色指定情報413とは独立した値であり、同一書体での1つの要素情報406につき複数の塗りつぶし方法を保持することが可能である為、様々な色付けしたパターンをデータ容量を増やすことなく生成することができる。
【0144】
さらに、本願発明では、各要素情報406間の重ね塗りと、1つの要素情報406内の複数の輪郭間の重ね塗りが可能である為、パターンのデザインに制約がなく高品位なパターンを生成することができる。
【0145】
そして、輪郭情報409が持つ色指定情報413に基づいた描画と、骨格点が持つ骨格点色コード427に基づいた描画の双方が可能である為、様々な色付けしたパターンをデータ容量を増やすことなく生成することができる。
【0146】
【発明の効果】
本発明の情報処理装置は、以上のように、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置において、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報とに基づいて所定のデザインで上記構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成する構成である。
【0147】
それゆえ、文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報とに基づいて所定のデザインで上記構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成することで、文字の骨格形状を表わす字体骨格形状情報と、文字を構成する最小限の要素の輪郭形状と骨格形状を書体毎にまとめた要素形状情報とに基づいて、字体骨格形状に合わせて要素形状を変形させて所望のパターンの輪郭を生成することが可能となる。
【0148】
つまり、異なる書体毎にすべての文字(記号、絵記号を含む)パターンをデザインする必要のある従来のフォント開発と比較した場合、書体毎にまとめた要素形状情報をデザインするだけでパターンを生成できるので、より少ない工数で書体を開発でき、かつデータ容量を削減することができるという効果を奏する。
【0149】
本発明の情報処理装置は、以上のように、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置において、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報とが予め記憶された情報記憶手段と、上記字体骨格形状情報に合わせて上記要素形状情報を変更する要素形状情報変更手段と、変更した要素形状情報に基づいて所定のデザインで構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成するパターン生成処理手段とを備えている構成である。
【0150】
それゆえ、予め情報記憶手段に記憶された字体骨格形状情報と要素形状情報とに基づいて、所望する形態の文字を表示するようにしている。これにより、文字の骨格形状を表わす字体骨格形状情報と、文字を構成する最小限の要素の輪郭形状と骨格形状を書体毎にまとめた要素形状情報とを保持し、字体骨格形状に合わせて要素形状を変形させて所望のパターンの輪郭を生成することが可能となる。
【0151】
つまり、異なる書体毎にすべての文字(記号、絵記号含む)パターンをデザインする必要のある従来のフォント開発と比較した場合、書体毎にまとめた要素形状情報をデザインするだけでパターンを生成できるので、より少ない工数で書体を開発でき、かつデータ容量を削減することができるという効果を奏する。
【0152】
本発明の情報処理装置は、以上のように、上記の構成に加えて、情報記憶手段には、字体骨格形状情報として、構成要素に対応する要素形状情報を指示する要素貼付け情報と、上記パターン生成処理手段における描画処理の優先度を指示する要素描画順位情報とが少なくとも記憶されている構成である。
【0153】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、情報記憶手段に、字体骨格形状情報として、構成要素に対応する要素形状情報を指示する要素貼付け情報と、描画処理の優先度を指示する要素描画順位情報を有しているため、各構成要素間の重ね塗りを容易に制御することが可能であり、パターンのデザインに制約がなく高品位なパターンを生成することができるという効果を奏する。
【0154】
本発明の情報処理装置は、以上のように、上記の構成に加えて、情報記憶手段には、要素形状情報として、単一または複数の輪郭情報と、各々の輪郭情報に対応する色指定情報と、上記パターン生成処理手段における輪郭描画処理の優先度を指示する輪郭描画順位情報と、構成要素固有の骨格形状を表す骨格点情報とが少なくとも記憶されている構成である。
【0155】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、情報記憶手段は、要素形状情報として、単一または複数の輪郭情報と、各々の輪郭情報に対応する色指定情報と、上記パターン生成処理手段における輪郭描画処理の優先度を指示する輪郭描画順位情報と、構成要素固有の骨格形状を表す骨格点情報とが少なくとも記憶されていることにより、複雑な輪郭形状と色彩を表現することが可能であり、かつ各輪郭間の重ね塗りを容易に制御することも可能であるので、パターンのデザインに制約がなく高品位なパターンを生成することができるという効果を奏する。
【0156】
本発明の発明の情報処理装置は、以上のように、上記の構成に加えて、色指定情報には、構成要素の輪郭線の色コードと太さとを指定する輪郭線色情報と、構成要素の輪郭内を描画する際の方向と単一または複数の色コードからなる輪郭内色情報とが含まれている構成である。
【0157】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、色指定情報に、構成要素の輪郭線の色コードと太さとを指定する輪郭線色情報と、構成要素の輪郭内を描画する際の方向と単一または複数の色コードからなる輪郭内色情報とが含まれていることで、1つの輪郭に対し幾何学的なグラデーション等のような模様に色付けしたパターンを描画することが可能であり、高品位な色彩表現を持つパターンを生成することができるという効果を奏する。
【0158】
本発明の情報処理装置は、以上のように、上記の構成に加えて、要素形状情報には、骨格形状を表現するためのそれぞれの骨格点を示す座標値と、各骨格点の固有の色情報を示す骨格点色コードとが含まれている構成である。
【0159】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、要素形状情報に、骨格形状を表現するためのそれぞれの骨格点を示す座標値と、各骨格点の固有の色情報を示す骨格点色コードとが含まれていることで、要素が持つ輪郭内を幾何学的なグラデーション等のような模様に色付けしたパターンを生成することができる。
【0160】
また、骨格点色コードは輪郭情報に含まれる色指定情報とは独立した値であり、同一書体での1つの要素情報につき複数の塗りつぶし方法を保持することが可能である為、様々な色付けしたパターンをデータ容量を増やすことなく生成することができる。
【0161】
さらに、各要素情報間の重ね塗りと、1つの要素情報内の複数の輪郭間の重ね塗りが可能である為、パターンのデザインに制約がなく高品位なパターンを生成することができる。
【0162】
そして、輪郭情報が持つ色指定情報に基づいた描画と、骨格点が持つ骨格点色コードに基づいた描画の双方が可能である為、様々な色付けしたパターンをデータ容量を増やすことなく生成することができるという効果を奏する。
【0163】
本発明の情報処理装置は、以上のように、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置において、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報と、構成要素の色や模様等のデザインを決定するための描画情報とに基づいて所定のデザインで上記構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成する構成である。
【0164】
それゆえ、文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報と、構成要素の色や模様等のデザインを決定するための描画情報とに基づいて、所定のデザインで描画された構成要素を組み合わせてパターンを生成するようになっているので、文字の骨格形状を表わす字体骨格形状情報と、文字を構成する最小限の要素の輪郭形状と骨格形状を書体毎にまとめた要素形状情報とに基づいて、字体骨格形状に合わせて要素形状を変形させて所望のパターンの輪郭を生成することが可能である。
【0165】
つまり、異なる書体毎にすべての文字(記号、絵記号含む)パターンをデザインする従来のフォント開発と比較した場合、書体毎にまとめた要素形状情報をデザインするだけでパターンを生成できるので、より少ない工数で書体を開発でき、かつデータ容量を削減することが可能となる。
【0166】
しかも、パターン生成する際に、字体骨格形状情報および要素形状情報に加えて、構成要素に対して色付けや模様等の処理を施すための描画情報にも基づいているので、すべてのストロークに対して色情報を付加する必要のある従来のフォント開発と比較した場合、書体毎にまとめた要素形状情報をデザインし、かつ色情報を設定するだけでパターンを生成できるので、より少ない工数で書体を開発でき、かつデータ容量を削減することが可能となる。
【0167】
さらに、構成要素を描画するための描画情報が、他の情報とは独立して記憶されていることにより、この描画情報のみを変更することができる。これにより、使用者が所望する書体や色付け等の模様等のデザインを個別に変更することが可能となるので、描画情報を使用者毎に設定することが可能となる。しかも、新たな書体を開発した場合には、迅速に対応することができるという効果を奏する。
【0168】
本発明の情報処理装置は、以上のように、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置において、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報と、構成要素の色や模様等のデザインを決定するための描画情報とが予め記憶された情報記憶手段と、上記字体骨格形状情報に合わせて上記要素形状情報を変更する要素形状情報変更手段と、変更した要素形状情報と上記描画情報とに基づいて所定のデザインで上記構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成するパターン生成処理手段とを備える構成である。
【0169】
それゆえ、予め情報記憶手段に記憶された字体骨格形状情報と要素形状情報と描画情報とに基づいて、所望する形態の文字を表示するようにしている。これにより、文字の骨格形状を表わす字体骨格形状と、文字を構成する最小限の要素の輪郭形状と骨格形状を書体毎にまとめた要素形状情報と、構成要素の色や模様等のデザインを決定するための描画情報とを保持し、字体骨格形状に合わせて要素形状を変形させて所望のパターンの輪郭を生成することが可能となる。
【0170】
つまり、異なる書体毎にすべての文字(記号、絵記号含む)パターンをデザインし、かつすべてのストロークに対して色情報を付加する必要のある従来のフォント開発と比較した場合、書体毎にまとめた要素形状情報をデザインし、かつ色情報を設定するだけでパターンを生成できるので、より少ない工数で書体を開発でき、かつデータ容量を削減することができるという効果を奏する。
【0171】
上記の描画情報には、構成要素の描画順位を示す描画順位情報、構成要素の色を指定する色指定情報、構成要素の輪郭の描画順位を示す輪郭描画順位情報、構成要素の骨格点の色を指定する骨格点色情報が含まれている。
【0172】
また、本発明の情報処理装置におけるパターン生成処理は、以下に示すようなパターン生成プログラムを記録した記録媒体を用いることで行われる。
【0173】
本発明のパターン生成プログラムを記録した記録媒体は、以上のように、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置に使用され、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報とに基づいて所定のデザインで上記構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成するステップを含んでいる。
【0174】
さらに、本発明の情報処理装置におえるパターン生成処理は、以下に示すようなパターン生成プログラムを記録した記録媒体を用いることで行われる。
【0175】
本発明のパターン生成プログラムを記録した記録媒体は、以上のように、記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置に使用され、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報と、構成要素の色や模様等のデザインを決定するための描画情報とに基づいて所定のデザインで上記構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成するステップを含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置において、パターン生成装置内のCPUに処理プログラムを実行した場合の一例を示す説明図である。
【図2】本発明の情報処理装置の一例を示す概略のブロック図である。
【図3】図2に示す情報処理装置に備えられた補助記憶装置に記憶された字体骨格形状情報に含まれる情報の一例を示す説明図である。
【図4】上記字体骨格形状情報の幾何情報の一例を示す説明図である。
【図5】(a)〜(c)は、図2に示す情報処理装置に備えられた補助記憶装置に記憶された要素形状情報に含まれる情報の一例を示す説明図である。
【図6】図2に示す情報処理装置に備えられた補助記憶装置に記憶された要素形状情報の色指定情報に含まれる情報の一例を示す説明図である。
【図7】図2に示す情報処理装置に備えられた補助記憶装置に記憶された要素形状情報の輪郭点座標データに含まれる情報の一例を示す説明図である。
【図8】上記要素形状情報の幾何情報の一例を示す説明図である。
【図9】上記要素形状情報の輪郭点と骨格点との対応を示す説明図である。
【図10】上記情報処理装置におけるパターン生成処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】上記パターン生成処理のうち、色指定情報に基づく描画処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】上記パターン生成処理のうち、骨格点色コードに基づく描画処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】上記要素形状情報の変更時における輪郭点の移動状態を示す説明図である。
【図14】上記情報処理装置におけるパターン生成処理において、色指定情報に基づいた輪郭線描画の説明図である。
【図15】上記情報処理装置におけるパターン生成処理において、色指定情報に基づいた輪郭線描画の説明図である。
【図16】上記情報処理装置におけるパターン生成処理において、骨格点色コードに基づいた輪郭内描画の説明図である。
【図17】上記情報処理装置において、色指定情報に基づいた描画によりパターン生成の一例を示す説明図である。
【図18】上記情報処理装置において、骨格点色コードに基づいた描画によりパターン生成の一例を示す説明図である。
【図19】本発明の情報処理装置において、パターン生成装置内のCPUに処理プログラムを実行した場合の他の例を示す説明図である。
【図20】本発明の情報処理装置の他の例を示す概略のブロック図である。
【図21】図20に示す情報処理装置に備えられた補助記憶装置に記憶された字体骨格形状情報に含まれる情報の一例を示す説明図である。
【図22】(a)〜(c)は、図20に示す情報処理装置に備えられた補助記憶装置に記憶された要素形状情報に含まれる情報の一例を示す説明図である。
【図23】(a)(b)は、図20に示す情報処理装置に備えられた補助記憶装置に記憶された要素形状情報の色指定情報に含まれる情報の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 入力装置
20 パターン生成装置
21 CPU
22 主メモリ
23 要素形状情報変更処理部(要素形状情報変更処理手段)
24 塗りつぶし方法判別処理部(パターン生成処理手段)
25 描画処理部(パターン生成処理手段)
26 字体骨格形状情報記憶部(情報記憶手段)
27 要素形状情報記憶部(情報記憶手段)
30 出力装置
40 補助記憶装置(情報記憶手段)

Claims (5)

  1. 記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置において、
    上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報と、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報とが予め記憶された情報記憶手段と、
    上記字体骨格形状情報に合わせて上記要素形状情報を変更する要素形状情報変更手段と、
    変更した要素形状情報に基づいて所定のデザインで構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成するパターン生成処理手段とを備え、
    上記情報記憶手段には、要素形状情報として、単一または複数の輪郭情報と、各々の輪郭情報に対応する色指定情報と、上記パターン生成処理手段における輪郭描画処理の優先度を指示する輪郭描画順位情報と、構成要素固有の骨格形状を表す骨格点情報とが少なくとも記憶されており、
    上記色指定情報には、構成要素の輪郭線の色コードと太さとを指定する輪郭線色情報と、構成要素の輪郭内を描画する際の方向と単一または複数の色コードからなる輪郭内色情報とが含まれていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記情報記憶手段には、字体骨格形状情報として、構成要素に対応する要素形状情報を指示する要素貼付け情報と、上記パターン生成処理手段における描画処理の優先度を指示する要素描画順位情報とが少なくとも記憶されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 上記要素形状情報には、骨格形状を表現するためのそれぞれの骨格点を示す座標値と、各骨格点の固有の色情報を示す骨格点色コードとが含まれていることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 文字のパターンを塗りつぶす方法を判定するための塗りつぶし判定コードを入力する入力手段をさらに備え、
    上記パターン生成処理手段は、入力された塗りつぶし判定コードに基づいて、上記色指定情報に基づく塗りつぶしを行うか、上記骨格点色コードに基づく塗りつぶしを行うかを判定するとともに、上記色指定情報に基づく塗りつぶしを行うと判定した場合には上記色指定情報に基づいて構成要素を描画し、上記骨格点色コードに基づく塗りつぶしを行うと判定した場合には上記骨格点色コードに基づいて構成要素を描画することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 記号および絵記号を含む文字のパターンを生成する情報処理装置に使用され、
    上記情報処理装置に、上記文字の骨格形状を表した字体骨格形状情報に合わせて、上記文字を構成する構成要素の輪郭形状と骨格形状とを表した要素形状情報を変更する要素形状情報変更処理機能と、変更した要素形状情報に基づいて所定のデザインで構成要素を描画し、描画した構成要素を組み合わせてパターンを生成するパターン生成処理機能とを実現させるパターン生成プログラム、及び、
    上記要素形状情報として、単一または複数の輪郭情報と、各々の輪郭情報に対応する色指定情報と、上記パターン生成処理機能における輪郭描画処理の優先度を指示する輪郭描画順位情報と、構成要素固有の骨格形状を表す骨格点情報と少なくとも含む情報を記録するとともに
    上記色指定情報として、構成要素の輪郭線の色コードと太さとを指定する輪郭線色情報と、構成要素の輪郭内を描画する際の方向と単一または複数の色コードからなる輪郭内色情報とを含む情報を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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