JP3627697B2 - パケットの宛先検索システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パケットを送信すべき宛先を検索する宛先検索システムに関し、特に、宛先検索を高速に行うことを可能とする宛先検索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パケットヘッダに記述された内容からパケットを転送するべき宛先の解決を行うために、宛先検索システムが使用されている(例えば、特開平11−187024号公報、特開2000−244571号公報、特開2000−151709号公報参照。)。
図11は、従来の宛先検索システムの一例を示すブロック図である。
図11において、パケット受信部130は、宛先を決定する必要のあるパケットの受信を行う。パケットバッファ100は、受信したパケットを格納するメモリである。
【0003】
パケット送信部140は、宛先が決定されたパケットの送信、あるいはCPU部150へパケットの転送を行う。アドレス検索処理部110は、パケットバッファ100に格納されたパケットの宛先を解決する処理を行う。アドレス情報記憶部120は、宛先アドレスに対応するパケットの宛先を検索するためのテーブルを格納するメモリである。CPU部150は、プログラムを実行することによってアドレス検索処理部110における例外処理などを行う。
【0004】
図12は、アドレス検索処理部110の内部ブロックを示す。
図12において、ヘッダ抽出・検索法判定部111は、パケットバッファに格納されたパケットからヘッダを抽出し、パケット種別を示す部分から検索法を決定する。
ここで、パケット種別によってアドレスの位置及びサイズ、宛先決定のために必要な情報(アドレス等)の数が異なるため、テーブル検索に使用するアドレスの位置、サイズ、その他の必要な情報の数、抽出位置を決定し、アドレス検索に必要となる情報をどのようにテーブル検索部112に渡すかが予め決められている。このようなアドレス検索に必要な情報を検索法と称し、前記検索法はテーブル検索部112が使用する検索キーに相当する。
【0005】
また、パケット種別としては、例えば、IPv(Internet Protocol version)4、IPv6、MPLS(Multiprotocol Label Switching)等のパケットがある。
テーブル検索部112は、該ヘッダ抽出・検索法判定部111から指定された検索法に応じて、アドレス情報記憶部120に格納された複数のアドレス情報テーブルの中からパケット種別に応じたアドレス情報テーブル121を選択する処理と、選択したアドレス情報テーブル121を用いて宛先を検索する処理を行う。ヘッダ変換部113は、該テーブル検索部112から渡された宛先に応じた編集処理と、パケット送信時に必要とされる編集処理をパケットバッファ100に格納されたパケットに対して行う。
【0006】
図13は、前記宛先検索システムのパケット受信時の動作を示すフローチャートである。
パケットがパケット受信部130において受信されると、該パケット受信部130はパケットをパケットバッファに格納し、アドレス検索指示をアドレス検索処理部110に送出する(ステップ200)。
該アドレス検索処理部110のヘッダ抽出・検索法判定部111は、この指示を受けるとパケットバッファ100からヘッダ部分の抽出を行い、パケット種別を判断する。
この後、ヘッダ抽出・検索法判定部111は、パケット種別とヘッダのアドレス部分をテーブル検索部112に送信する(ステップ210)。
【0007】
テーブル検索部112は、アドレス情報記憶部120に格納された複数のアドレス情報テーブルの中から、渡されたパケット種別に対応するアドレス情報テーブル121を選択した後、前記アドレスを用いてアドレス情報テーブル121を検索し、宛先情報を取得する(ステップ220)。
宛先の検索が完了すると、テーブル検索部112からの宛先情報とヘッダ抽出・検索法判定部111からのヘッダ及びパケット種別情報を取得したヘッダ変換部113は、パケットバッファ100に格納された該パケットのヘッダ部分の宛先情報に応じた編集およびパケット送信時に必要とされるヘッダの更新処理を行った後、パケット送出指示をパケット送信部140に送出する(ステップ230)。
【0008】
該パケット送出指示を受信したパケット送信部140は、前記パケット送出指示に応じた宛先へパケットバッファ100に格納されたパケットを送信する。
アドレス検索処理部110において宛先が解決できないパケットである場合、パケット処理はCPU部150で行う。この場合、CPU部150はパケットバッファ100に格納されたパケットをプログラムされた内容にしたがって処理する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の宛先検索システムの問題点は、二種類のアドレス空間を使い分けるために、図15に示すような内部ヘッダ(カプセル化される側のヘッダ)のアドレスで運用される網と外部ヘッダ(カプセル化する側のヘッダ)のアドレスで運用される網において、内部ヘッダのアドレスで運用される網410、420、430間のパケットを外部ヘッダのアドレスで運用される網を図14(B)に示すようなカプセル化を用いて転送する二段ヘッダ対応パケット交換装置に、従来の宛先検索システムを適用しても高速な宛先解決を行うことができないという点である。
【0010】
その理由は、従来の宛先検索システムにおいては、図14の(A)に示すような宛先解決が必要なヘッダ301が一段のパケット300の処理しか高速な宛先解決処理を行うことができず、図14の(B)に示すようなヘッダが多段、すなわち外部ヘッダ311と内部ヘッダ312が付与されるパケット310に対して要求される図16に示すアドレス検索が複数回必要な処理に対しては、各パケット交換装置415、425、435において、低速となるCPU部において図16に示す処理を行うことになるためである。
【0011】
即ち、図16において、CPU部150は、まず、外部アドレス網からのパケットか否かを判断し(ステップ500)、外部ヘッダアドレス網からのパケットではないと判断した場合、内部ヘッダの内容を検索する(ステップ510)。次に、外部ヘッダアドレス網へ転送必要か否かを判断し(ステップ520)、外部ヘッダアドレス網への転送が不要と判断した場合には内部ヘッダアドレス網へ転送する(ステップ540)。ステップ520において、外部ヘッダアドレス網への転送が必要と判断した場合にはパケットに外部ヘッダを追加して(ステップ530)、外部ヘッダアドレス網へ転送する(ステップ580)。
【0012】
一方、ステップ500において、外部アドレス網からのパケットであると判断した場合には、外部ヘッダの内容を検索する(ステップ550)。次に、内部ヘッダアドレス網へ転送必要か否かを判断し(ステップ560)、内部ヘッダアドレス網への転送が不要と判断した場合には外部ヘッダアドレス網へ転送する(ステップ580)。ステップ560において、外部ヘッダアドレス網への転送が必要と判断した場合にはパケットの外部ヘッダを削除して(ステップ570)、内部ヘッダアドレス網へ転送する(ステップ540)。
【0013】
一般にCPU部150に転送されたパケットの処理は、アドレス検索処理部110で宛先解決処理を行うよりもはるかに処理速度が遅いため、複数のヘッダが付与されたパケットの場合には、迅速な宛先の検索処理が困難という問題がある。
また、内部ヘッダを使用する網や外部ヘッダを使用する網のみならず、他のヘッダを使用する網を利用する場合、即ち、3段以上のヘッダを使用する場合にも前記同様の問題がある。
【0014】
本発明は、カプセル化のように複数のヘッダが付与されたパケットに対しても、高速な宛先検索を可能にすることを課題としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、パケットのヘッダ部に含まれる宛先アドレスに基づいて、前記パケットの宛先アドレスを検索する宛先検索システムにおいて、前記パケットのヘッダ部は、各々宛先アドレスを有する複数段のヘッダを有するように構成されると共に、受信したパケットを記憶するパケット記憶手段と、パケットのアドレス情報を格納したアドレス情報テーブルを記憶すると共に、検索結果に応じた返り値を出力するアドレス情報記憶手段と、前記パケット記憶手段に記憶したパケットのヘッダ情報から検索キーを生成して、前記検索キーに基づいて前記アドレス情報記憶手段の前記アドレス情報テーブルを検索し、前記アドレス情報記憶手段から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、前記パケット記憶手段に記憶したパケットの内部ヘッダ情報から検索キーを生成すると共に、該検索キーに基づいて前記アドレス情報記憶手段の前記アドレス情報テーブルを検索するアドレス検索処理手段とを備えて成ることを特徴とするパケットの宛先検索システムが提供される。
【0016】
アドレス検索処理手段は、パケット記憶手段に記憶したパケットのヘッダ情報から検索キーを生成して、前記検索キーに基づいてアドレス情報記憶手段のアドレス情報テーブルを検索し、前記アドレス情報記憶手段から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、前記パケット記憶手段に記憶したパケットの内部ヘッダ情報から検索キーを生成すると共に、該検索キーに基づいて前記アドレス情報記憶手段の前記アドレス情報テーブルを検索する。
【0017】
ここで、前記アドレス検索処理手段は、アドレス検索指示に応答して前記パケット記憶手段に記憶したパケットのヘッダ情報から検索キーを生成すると共に、内部ヘッダ抽出指示に応答して前記パケット記憶手段に記憶したパケットの内部ヘッダ情報から前記検索キーを生成する検索キー生成手段と、前記検索キーに基づいて、前記アドレス情報記憶手段の前記アドレス情報テーブルを検索すると共に、前記アドレス情報記憶手段から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、前記内部ヘッダ抽出指示を行う検索手段とを備えて成るように構成してもよい。
【0018】
また、本発明によれば、パケットのヘッダ部に含まれる宛先アドレスに基づいて、前記パケットの宛先アドレスを検索する宛先検索システムにおいて、前記パケットのヘッダ部は、各々宛先アドレスを有する複数段のヘッダを有するように構成されると共に、受信したパケットを記憶するパケット記憶手段と、パケットのアドレス情報を格納したアドレス情報テーブルを記憶すると共に、複数段分のヘッダに相当するヘッダデータを検索キーとして検索可能なアドレス情報記憶手段と、複数段分のヘッダに相当するヘッダデータを抽出し、該抽出したヘッダデータを用いて前記アドレス情報記憶手段に記憶したアドレス情報テーブルを検索するアドレス検索処理手段とを備えて成ることを特徴とするパケットの宛先検索システムが提供される。
【0019】
アドレス情報記憶手段は、複数段分のヘッダに相当するヘッダデータを抽出し、該抽出したヘッダデータを用いてアドレス情報記憶手段に記憶したアドレス情報テーブルを検索する。
ここで、前記アドレス検索処理手段は、複数段分のヘッダに相当するヘッダデータを抽出するヘッダデータ抽出手段と、前記ヘッダデータ抽出手段で抽出したヘッダデータを用いて前記アドレス情報記憶手段に記憶したアドレス情報テーブルを検索する検索手段とを備えて成るように構成してもよい。
【0020】
また、本発明によれば、パケットのヘッダ部に含まれる宛先アドレスに基づいて、前記パケットの宛先アドレスを検索する宛先検索システムにおいて、前記パケットのヘッダ部は、各々宛先アドレスを有する複数段のヘッダを有するように構成されると共に、パケットを記憶するパケット記憶手段と、受信したパケットを前記パケット記憶手段に記憶するパケット受信手段と、パケットのアドレス情報を格納したアドレス情報テーブルを記憶すると共に、検索結果に応じた返り値を出力するアドレス情報記憶手段と、前記パケット記憶手段に記憶したパケットに対して付与された抽出位置指定情報に対応する位置のヘッダの情報から検索キーを生成し、前記検索キーに基づいて前記アドレス情報記憶手段の前記アドレス情報テーブルを検索すると共に、前記アドレス情報記憶手段から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、ヘッダの新たな抽出位置指定情報をパケットに付与して前記パケット受信手段に転送するアドレス検索処理手段とを備えて成ることを特徴とするパケットの宛先検索システムが提供される。
【0021】
アドレス検索処理手段は、パケット記憶手段に記憶したパケットに対して付与された抽出位置指定情報に対応する位置のヘッダの情報から検索キーを生成し、前記検索キーに基づいてアドレス情報記憶手段のアドレス情報テーブルを検索すると共に、前記アドレス情報記憶手段から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、ヘッダの新たな抽出位置指定情報をパケットに付与してパケット受信手段に転送する。これにより、新たなヘッダからの検索キーによって検索処理が行われる。
【0022】
ここで、前記アドレス検索処理手段は、パケットに付与された抽出位置指定情報に対応する位置のヘッダの情報から検索キーを生成する検索キー生成手段と、前記検索キーに基づいて前記アドレス情報記憶手段の前記アドレス情報テーブルを検索すると共に、前記アドレス情報記憶手段から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、パケットを帰還させるための帰還処理指示を行う検索手段と、前記検索手段から前記帰還処理指示を受けて、ヘッダの抽出位置指定情報を前記パケットに付与し、該パケットをスイッチを経由して前記パケット受信手段に転送する転送手段とを備えて成るように構成してもよい。
【0023】
また、前記各検索手段は、更に、前記検索結果に応じたヘッダ書き換え情報を出力すると共に、前記ヘッダ書き換え情報に応答して前記パケット記憶手段に記憶したパケットのヘッダを書き換えるヘッダ変換手段を備えて成るように構成してもよい。
また、前記各アドレス検索処理手段の構成全てをハードウェアによって構成することが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態に係る宛先検索システムについて説明する。尚、以下の各実施の形態で使用するパケットは、そのヘッダ部に、各々宛先アドレスを有する複数段のヘッダを有している。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る宛先検索システムのブロック図で、図11と同一機能を有する部分には同一符号を付している。
【0025】
図1において、パケット受信部130は、パケットスイッチから宛先を決定する必要のあるパケットの受信を行うものであり、パケット受信手段を構成している。パケットバッファ100は、パケット受信部130が受信したパケットを格納するメモリであり、パケット記憶手段を構成している。パケット送信部140は、宛先が決定されたパケットをパケットスイッチへ送信するものであり、パケット送信手段を構成している。多段段アドレス検索処理部610はハードウェアによって構成されており、後述する処理を行うことにより、パケットバッファ100に格納したパケットの宛先解決処理を行うものであり、アドレス検索処理手段を構成している。
【0026】
アドレス情報記憶部620は、CAM(Content Addressable Memory)等によって構成され、宛先アドレスに対応するパケットの宛先を検索するためのアドレス情報を記憶したアドレス情報テーブルを格納したメモリであり、アドレス情報記憶手段を構成している。アドレス情報記憶部620には、パケットのヘッダの深度毎に、パケットの宛先検索用のアドレス情報テーブルが複数格納されている。前記アドレス情報テーブルは、パケットの種別毎に設けられており、各パケット種別毎に、ヘッダ深度毎に分けられた複数のアドレス情報テーブルが格納されている。これにより、同一種別のパケットの場合でも、パケットヘッダの深度が異なるアドレス空間を使用して、アドレス情報テーブルを検索することが可能になる。
【0027】
図2は、多段段アドレス検索処理部610の詳細を示すブロック図である。
多段アドレス検索処理部610において、ヘッダ抽出・検索法判定部611は、多段テーブル検索部612からのヘッダ抽出要求によって内部ヘッダ(カプセル化される方のヘッダ)部分の抽出を行う機能が、図12のヘッダ抽出・検索法判定部111の機能に追加されている。
ヘッダ抽出・検索法判定部611は、前記ヘッダ抽出要求に応答して内部ヘッダ部分の抽出を行い、検索法を指示する情報である検索キーを生成して多段テーブル検索部612に与える検索キー生成手段を構成している。
【0028】
多段テーブル検索部612は、アドレス情報テーブルを検索して、アドレス情報テーブルからの返り値に含まれる内部ヘッダ処理指定フラグの値を判断することによってパケットが内部ヘッダを有することを検索結果として取得し、内部ヘッダの抽出をヘッダ抽出・検索法判定部611に指示し、ヘッダ抽出・検索法判定部611から内部ヘッダを渡された場合、内部ヘッダのアドレスによって対応するアドレス情報テーブルを検索し、ヘッダ変換部613に外部ヘッダ(カプセル化する方のヘッダ)を削除する指示を行う機能を有している。
【0029】
また、多段テーブル検索部612は、アドレス情報テーブルの検索の結果、アドレス情報テーブルからの返り値に含まれる外部ヘッダ追加フラグの値を判断することにより、パケットに対して外部ヘッダを付与する必要があるという情報を取得し、外部ヘッダ追加指示と追加すべき外部ヘッダ情報をヘッダ変換部613に転送する機能とを有している。尚、多段テーブル検索部612は検索手段を構成している。
【0030】
ヘッダ変換部613は、図12のヘッダ変換部113の機能に加えて多段テーブル検索部612からの外部ヘッダ削除、追加指示を受けヘッダ削除、追加を行う機能を有する。ヘッダ変換部613はヘッダ変換手段を構成している。
アドレス情報記憶部620は、パケットヘッダの深度毎に且つパケットの種別毎に、パケットの宛先検索用のアドレス情報テーブルを複数格納しており、図2には1つのパケット種別に対応して設けられると共に3種類の深度に対応する3種類のアドレス情報テーブル621〜623を格納した例を示している。例えば、アドレス情報テーブル621は、あるパケット種別の深度が1(1段ヘッダ)の外部アドレス情報テーブルであり又、アドレス情報テーブル622は、アドレス情報テーブル621と同一パケット種別で深度が2(2段ヘッダ)のアドレス情報テーブルであり、又、アドレス情報テーブル623は、アドレス情報テーブル621、621と同一パケット種別で深度が3(3段ヘッダ)のアドレス情報テーブルである。また、アドレス検索情報テーブル621〜623は、多段テーブル検索部612が外部ヘッダ、内部ヘッダのアドレスに対する宛先と外部ヘッダの追加の要否、外部ヘッダ削除の要否を検索可能とするアドレス情報テーブルである。
【0031】
尚、多段テーブル検索部612が検索に使用する検索キーとしては、ヘッダのアドレス情報等があり、多段テーブル検索部612がアドレス情報記憶部620のアドレス情報テーブルを検索することによって得られる返り値としては、送信先情報(宛先方路、宛先MTU等)、ヘッダ処理情報(ヘッダ更新情報、内部ヘッダ処理フラグ、外部ヘッダ追加フラグ、追加用外部ヘッダ情報)がある。
【0032】
図3は、図1、図2の多段アドレス検索処理部610の動作を説明するためのフローチャートである。
本第1の実施の形態は、内部ヘッダの抽出を実現する手段(図2のヘッダ抽出・検索法判定部611)と、内部ヘッダの存在の検知、及び内部ヘッダの検索、ヘッダの追加削除の検索を実現する手段(図2の多段テーブル検索部612)と、ヘッダの追加削除、内部ヘッダの有無を検索ためのデータを格納する手段(図2のアドレス情報記憶部620)とを有することにより、宛先検索システムは、多段のヘッダが使用されるパケットの宛先及びパケットのヘッダの追加、削除を行うことを可能とするものである。以下、図1〜図3を参照して、本第1の実施の形態の動作を詳細に説明する。
【0033】
図3の処理ステップ700で、図1のパケット受信部130は受信したパケットをパケットバッファ100に格納し、図2のヘッダ抽出・検索法判定部611にアドレス検索指示を送信する。
前記アドレス検索指示を受け取ったヘッダ抽出・検索法判定部611は、パケットバッファ100に格納した対応するパケットのヘッダを抽出し、前記ヘッダからパケット種別を判定した後、パケット種別情報、ヘッダ深度(ヘッダの段数)の情報及び検索キーを多段テーブル検索部612へ通知して検索指示を通知する(ステップ710)。ヘッダ抽出・検索法判定部611は、前記ヘッダ深度情報を最初は1として多段テーブル検索部612にアドレス検索指示を通知する。
【0034】
前記通知を受け取った多段テーブル検索部612は、複数のアドレス情報テーブル621〜623の中のパケット種別及びヘッダ深度情報に対応するアドレス情報テーブルを選択し、前記検索キーに基づいて、該選択したアドレス情報テーブルの検索を行い(ステップ720)、返り値に含まれる内部処理ヘッダフラグの値を判別することにより、内部ヘッダ処理が必要か否かを判断する(ステップ730)。尚、前記内部ヘッダ処理とは、内部ヘッダに対して、ヘッダの抽出処理、パケット種別の判定、アドレス情報テーブル検索(ステップ760、710、720)という一連の処理を意味している。
【0035】
内部処理が必要か否かの判断は、各段のヘッダの情報には、最終段のヘッダのみが最終段のヘッダである旨の情報を含むようにし、あるいは、最終段以外のヘッダには最終段のヘッダでない旨の情報を含むようにしておくことにより、多段テーブル検索部612が検索した際に、アドレス情報記憶部620から最手段のヘッダでない旨の返り値、即ち、内部ヘッダ処理が必要である旨の返り値を多段テーブル検索部612に返すよう構成する等の方法を採用することにより行うことができる。
【0036】
ステップ730において多段テーブル検索部612は、内部ヘッダ処理が必要と判断した場合、前記検索に用いたヘッダ深度に1を加えた新たなヘッド深度(この場合はヘッダ深度が2)の情報とともに内部ヘッダ抽出指示をヘッダ抽出・検索法判定部611に送信する(ステップ760)。
ヘッダ抽出・検索法判定部611は、前記ヘッダ深度情報及び前記内部ヘッダ抽出指示を受け取り、前記ヘッダ深度情報に対応する深度のヘッダを抽出し、前記ヘッダ深度情報、パケット種別及び検索キーとともにアドレス検索指示を多段テーブル検索部612に送信する。
【0037】
前記通知を受け取った多段テーブル検索部612は、複数のアドレス情報テーブル621〜623の中のパケット種別及びヘッダ深度情報(この場合はヘッダ深度が2)に対応するアドレス情報テーブルを選択し、前記検索キーに基づいて、該選択したアドレス情報テーブルの検索を行い(ステップ720)、この検索の結果、内部ヘッダ処理が必要か否かを判断する(ステップ730)。以下、全ての段のヘッダに対してステップ710、720、730、760の処理を繰り返す。
【0038】
ステップ730において、多段テーブル検索部612は、内部ヘッダの処理が必要でないと判断した場合、検索結果から外部ヘッダ追加処理が必要であるか否かを判断する(ステップ740)。多段テーブル検索部612は、アドレス情報テーブルからの返り値に含まれる外部ヘッダ追加フラグの値を判定することによって外部ヘッダの追加処理が必要であると判断した場合には、外部ヘッダ追加指示及び追加すべき外部ヘッダ情報をヘッダ変換部613に送信し(ステップ770)、ヘッダ変換部613は、外部ヘッダの追加、宛先に応じたヘッダ変更(例えば、宛先用の下位レイヤヘッダ追加処理)、ヘッダ更新処理(例えば、ループ防止カウンタの減算やそれに伴うチェックサム更新)を行いパケット送出指示をパケット送信部140に送信する(ステップ750)。
【0039】
ステップ740において、多段テーブル検索部612は、外部ヘッダ追加処理が必要ないと判定した場合には、検索した結果をヘッダ変換部613に送信する。この場合、ステップ720、730、760での検索により宛先が検索されるので、多段テーブル検索部612は、外部ヘッダ削除要求と宛先情報をヘッダ変換部613に送信する。
これを受信したヘッダ変換部613は、ヘッダの書き換え処理を行った後、パケット送出指示をパケット送信部140に送信する(ステップ750)。
【0040】
以上のように、本第1の実施の形態に係るパケットの宛先検索システムは、特に、多段アドレス検索処理部610が、アドレス検索指示に応答してパケットバッファ100に記憶したパケットのヘッダ情報から検索キーを生成すると共に、内部ヘッダ抽出指示に応答してパケットバッファ100に記憶したパケットの内部ヘッダ情報から前記検索キーを生成するヘッダ抽出・検索法判定部611と、前記検索キーに基づいて、アドレス情報記憶部620のアドレス情報テーブル621〜623を検索すると共に、アドレス情報記憶部620から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、内部ヘッダ抽出指示を行う多段テーブル検索部612とを備えて成ることを特徴としている。
したがって、ヘッダ部に複数のヘッダを有するパケットを受信した場合でも、ハードウェア構成された多段アドレス検索処理部610によって宛先検索処理が行われるため、CPUを用いてパケットを処理する必要がなくなり、多段ヘッダを有したパケットの転送処理が高速化される。
【0041】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る宛先検索システムのブロック図で、図1と同一機能を有する部分には同一符号を付している。
図4において、パケット受信部130は、パケットスイッチから宛先を決定する必要のあるパケットの受信を行う。パケットバッファ100は、パケット受信部130が受信したパケットを格納するメモリである。パケット送信部140は、宛先が決定されたパケットをパケットスイッチへ送信する。多段段アドレス一括検索処理部810はハードウェアによって構成されており、後述する処理を行うことにより、パケットバッファ100に格納されたパケットの宛先解決処理を行う。アドレス情報記憶部820は、宛先アドレスに対応するパケットの宛先を検索するためのテーブルを格納するメモリである。
【0042】
図5は、多段アドレス一括検索処理部810の内部ブロック構成を示したものである。
多段アドレス一括検索処理部810において、多段ヘッダ抽出・検索法判定部811は、所定の複数段分のヘッダを一括してパケットから抽出する機能が、図12に示すヘッダ抽出・検索法判定部111の機能に追加されている。
多段テーブル一括検索部812は、所定の複数段分のヘッダを多段アドレス情報テーブルから検索し、外部ヘッダの削除、追加と宛先を検索し、ヘッダ変換部813に指示を送る機能を有する。
ヘッダ変換部813は、前記第1の実施の形態におけるヘッダ変換部613と同じ機能を有している。
【0043】
アドレス情報記憶部820は、外部ヘッダ、内部ヘッダのアドレスに対する宛先と外部ヘッダの追加の要否、外部ヘッダ削除の要否を、所定の複数段分のヘッダを検索キーとして検索することが可能な多段アドレス情報テーブル821、822を有する。また、アドレス情報記憶部820は、パケットの種別毎に、パケットの宛先検索用のアドレス情報テーブル821、822を複数格納している。
尚、パケットバッファ100はパケット記憶手段を構成し、アドレス情報記憶部820はアドレス情報記憶手段を構成し、多段アドレス一括検索処理部はアドレス検索処理手段を構成し、ヘッダ抽出・検索法判定部811はヘッダデータ検出手段を構成し、多段テーブル検索部812は検索手段を構成し、ヘッダ変換部813はヘッダ変換手段を構成している。
【0044】
図6は、アドレス情報テーブル821、822に格納されたアドレス検索エントリを示す図である。
多段テーブル検索部812は、抽出した複数段分のヘッダのアドレスを検索キーとして、図6のアドレス検索エントリの最長一致エントリを該当エントリと判断する処理を行う。
本第2の実施の形態における特徴は、複数段分のヘッダに相当するデータを抽出する手段(図5の多段ヘッダ抽出・検索法判定部811)と、複数段分のヘッダを用いてヘッダの追加削除、テーブルを用いた宛先検索を行う手段(図5の多段テーブル一括検索部812)と、複数段分のヘッダに相当するデータを検索キーとしてヘッダの追加削除、宛先の検索を行うためのデータを格納する手段(図5のアドレス情報記憶部820)とを有している点である。
【0045】
図7は、図4、図5の多段アドレス一括検索処理部810の動作を説明するためのフローチャートである。
図11に示した宛先検索システムとの違いは、処理ステップ910において複数段分のパケットヘッダの有無に関わらず、ヘッダ抽出・検索法判定部811が複数段分に相当する所定ヘッダ長のデータをパケットから一括して抽出してパケット種別や検索キーをパケット種別とともに多段テーブル検索部812に送信する点と、ステップ920において多段テーブル検索部812が複数段分のヘッダを検索キーとして検索し、外部ヘッダの追加、削除、追加外部ヘッダデータをヘッダ変換部813に送信する点である。ヘッダ変換部813における処理は前記第1の実施の形態と同じである。
【0046】
前記処理を図4〜図7に沿って説明すると、図7の処理ステップ900で、図4のパケット受信部130は受信したパケットをパケットバッファ100に格納し、図5の多段ヘッダ抽出・検索法判定部811にアドレス検索指示を送信する。
前記アドレス検索指示を受け取ったヘッダ抽出・検索法判定部811は、複数段分のパケットヘッダの有無に関わらず、ヘッダ部の中から予め定めた所定ビット数分を、パケットバッファ100に格納したパケットから一括して抽出し、パケット種別を判別して、検索キーをパケット種別とともに多段テーブル検索部812に送信する(ステップ910)。
【0047】
多段テーブル検索部812は複数段分のヘッダを検索キーとして、パケット種別に応じた多段アドレス情報テーブルから、宛先アドレス情報及びヘッダ処理情報(外部ヘッダの追加、削除、追加外部ヘッダデータ)検索する(ステップ920)。このとき、多段テーブル検索部812は、抽出した所定ビット数分のヘッダのアドレスを検索キーとして、図6のアドレス検索エントリの最長一致エントリを該当エントリと判断する処理を行う。多段テーブル検索部812は、前記検索処理後、多段アドレス情報テーブルからの返り値に含まれる外部ヘッダ追加フラグ等の値を判定して、外部ヘッダの追加、削除等のヘッダ書き換え情報をヘッダ変換部813に送信する(ステップ920)。
【0048】
次に、ヘッダ変換部813は、送信先ヘッダの書き換え処理を行った後、パケット送信部140に対してパケット送信指示を行う(ステップ930)。
以上のように、第2の実施の形態に係る宛先検索システムは、特に、多段アドレス一括検索処理部810が、複数段分のヘッダに相当するヘッダデータを抽出するヘッダ抽出・検索法判定部811と、ヘッダ抽出・検索法判定部811で抽出したヘッダデータを用いてアドレス情報記憶部820に記憶したアドレス情報テーブル821、822を検索する多段テーブル検索部812とを備えて成ることを特徴としているので、多段ヘッダを有するパケットを受信した場合でも、CPUを用いてパケットを処理する必要がなくなり、多段ヘッダを有するパケットの転送処理が高速化される。
【0049】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図8は、本発明の第3の実施の形態に係る宛先検索システムのブロック図で、図1と同一機能を有する部分には同一符号を付している。
本第3の実施の形態に係る宛先検索システムは、図8に示すように、前記図11の宛先検索システムのブロック図におけるアドレス検索処理部110がハードウェア構成の帰還型アドレス検索処理部1010に置換されており又、パケット受信部130とパケット送信部140の間に、パケット送信部140からパケット受信部130へパケットを転送するためのスイッチ1050が追加された構成となっている。
【0050】
図9は、帰還型アドレス検索処理部1010の内部ブロック構成を示したものである。
帰還型アドレス検索処理部1010において、選択的ヘッダ抽出・検索法判定部1011は、指定段ヘッダの処理指示フラグの有無によってパケットから抽出するデータ部分を選択する機能を有し、テーブル検索部1012は、内部ヘッダの有無、外部ヘッダの追加削除処理の要否をアドレス情報記憶部1020に記憶したアドレス情報テーブル1021、1022から検索する機能を有する。
【0051】
ヘッダ変換・帰還指定部1013は、図12のヘッダ変換部113の機能に加えてテーブル検索部1012からの外部ヘッダ削除、追加指示を受け、パケットからヘッダ追加、削除を行う機能と、指定段ヘッダの処理指示フラグをパケットに追加し、パケット送信部140からスイッチ1050を介してパケット受信部130へパケットを送信する機能が追加されている。
アドレス情報記憶部1020は、外部ヘッダ、内部ヘッダのアドレスに対する宛先と外部ヘッダの追加の要否および指定段処理指示フラグ、外部ヘッダ削除の要否を検索可能とする複数のアドレス情報テーブルを有している。各アドレス情報テーブルはパケットの種別毎に設けられている。図9には、同一パケット種別に対応する複数のアドレス情報テーブル1021、1022を示している。
【0052】
本第3の実施の形態は、パケットに付与された抽出位置指定によって抽出するヘッダを抽出する部分を変更することを可能とするヘッダ抽出手段(図9の選択的ヘッダ抽出・検索法判定部1011)と、テーブル検索の結果によってヘッダの抽出位置およびヘッダの追加削除、宛先を検索する手段(図9のテーブル検索部1012)と、ヘッダの抽出位置をパケットに付与し、パケットをスイッチを経由して再び自分に転送する手段(図9のヘッダ変換・帰還指定部1013)と、ヘッダの追加削除、宛先、ヘッダの抽出位置を検索するためのデータを格納する手段(図9のアドレス情報記憶部1020)とを有する点に特徴を有している。
尚、パケットバッファ100はパケット記憶手段を構成し、アドレス情報記憶部1020はアドレス情報記憶手段を構成し、帰還型アドレス検索処理部1010はアドレス検索処理手段を構成し、選択的ヘッダ抽出・検索法判定部1011は検索キー生成手段を構成し、テーブル検索部1012は検索手段を構成し、ヘッダ変換・帰還指定部1013は転送手段及びヘッダ変換手段を構成している。
【0053】
図10は、図8、図9の帰還型アドレス検索処理部1010の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図8〜図10を参照して、本第3の実施の形態に係る宛先検索システムの動作を詳細に説明する。
図10において、パケット受信部130は、パケットスイッチから受信した受信パケットをパケットバッファに格納し、帰還型アドレス検索処理部1010にアドレス検索指示を送信する(ステップ1100)。
【0054】
該アドレス検索指示を受けた帰還型アドレス検索処理部1010の選択的ヘッダ抽出・検索法判定部1011は、多段ヘッダの処理段を指定するフラグである指定段処理指示フラグの有無を確認し、無い場合は一段目ヘッダを、ある場合には指定段フラグで指定された段のヘッダをパケットバッファ100から抽出し、パケット種別とともにテーブル検索部1012に検索キーを送信する(ステップ1110)。尚、指定段フラグは宛先検索システム内の全パケットに対して装置内ヘッダを追加し、該ヘッダ内に格納されるものである。
次に、テーブル検索部1012は、受信した検索キーに基づいて、パケット種別に対応するアドレス検索テーブル1021、1022を検索する(ステップ1120)。
【0055】
テーブル検索部1012は、アドレス検索テーブル1021、1022からの返り値に含まれる内部ヘッダ処理フラグの値を判定することによって内部ヘッダ処理指示があるかの判定を行い(ステップ1130)、内部ヘッダ処理指示があった場合には帰還処理指示をヘッダ変換・帰還指定部1013に送信する(ステップ1160)。内部処理が必要か否かの判断は、各段のヘッダの情報に、最終段のヘッダのみが最終段のヘッダである旨の情報を含むようにし、あるいは、最終段以外のヘッダには最終段のヘッダでない旨の情報を含むようにしておくことにより、テーブル検索部1012が検索した際に、アドレス情報記憶部1020から最手段のヘッダでない旨の内部ヘッダ処理フラグを返り値として返す、即ち、内部ヘッダ処理が必要である旨を示す内部ヘッダ処理フラグを返り値としてテーブル検索部1012に返すよう構成する等の方法を採用することによって行うことができる。
【0056】
該帰還処理指示を受け取ったヘッダ変換・帰還指定部1013は、指定段処理指示フラグをパケットに追加し、パケットをパケット受信部130に転送する指示をパケット送信部140に送信する(ステップ1150)。
処理ステップ1130において、テーブル検索部1012は、内部ヘッダ処理指示がないと判断した場合には、アドレス検索テーブル1021、1022の返り値に含まれる外部ヘッダ追加フラグの値を判定することによって外部ヘッダ追加の要否を判定し(ステップ1140)、外部ヘッダの追加処理が必要な場合、外部ヘッダ追加の指示をヘッダ変換・帰還指定部1013に送信する(ステップ1170)。
【0057】
該外部ヘッダ追加指示を受け取るとヘッダ変換・帰還指定部1013は、外部ヘッダを追加し、パケット更新処理を行うことによってヘッダ部を書き換えた後、パケット送信指示をパケット送信部140に送信する(ステップ1150)。
処理ステップ1140で、外部ヘッダの追加が不要の場合、検索結果として得られた情報をヘッダ変換・帰還指定部1013に送信し、これを受信したヘッダ変換・帰還指定部1013は、宛先に応じたヘッダ変換とパケット更新処理を行うことによってヘッダを書き換えた後、パケット送信指示をパケット送信部140に送信する(ステップ1150)。
【0058】
以上のように、第3の実施の形態に係る宛先検索システムは、特に、帰還型アドレス検索処理部1010が、パケットに付与された抽出位置指定情報に対応する位置のヘッダの情報から検索キーを生成する選択的ヘッダ抽出・検索法判定部1011と、前記検索キーに基づいてアドレス情報記憶部1020のアドレス情報テーブル1021、1022を検索すると共に、アドレス情報記憶部1020から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、パケットを帰還させるための帰還処理指示を行うテーブル検索部1012と、テーブル検索部1012から前記帰還処理指示を受けて、ヘッダの抽出位置指定情報を前記パケットに付与し、該パケットをスイッチ1050を経由してパケット受信部130に転送するヘッダ変換・帰還指定部1013とを備えて成ることを特徴としている。
【0059】
したがって、多段ヘッダを有したパケットを受信した場合でも、CPUを用いてパケットを処理する必要がなくなるため、多段ヘッダを有したパケットの転送処理が高速化される。
また、前記第1、第2の実施の形態ではパケットの保留時間が1段ヘッダの場合でも多段ヘッダの場合でも同じ時間となるのに対して、本第3の実施の形態の場合には、1段ヘッダのパケットの場合には帰還処理を実施することなく宛先に転送することができるため、1段ヘッダパケットの伝送品質の向上が実現できるという効果を奏する。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、カプセル化のように複数のヘッダが付与された多段ヘッダのパケットに対しても、高速な宛先検索が可能になる。
また、特に請求項5、6記載の発明によれば、1段ヘッダのパケットの場合には帰還処理を実施することなく宛先に転送することができるため、1段ヘッダパケットの伝送品質の向上が実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る宛先検索システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に使用する多段アドレス検索処理部の内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る宛先検索システムの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に使用する多段アドレス一括検索処理部の内部構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に使用する多段アドレス情報テーブルの内容を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る宛先検索システムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に使用する帰還型アドレス検索処理部の内部構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】従来の宛先検索システムの構成を示すブロック図である。
【図12】図1のアドレス検索処理部の内部構成を示すブロック図である。
【図13】従来の宛先検索システムの処理のフローチャートである。
【図14】1段ヘッダ及び2段ヘッダのパケットの説明図である。
【図15】1段ヘッダが使用される網の例を示した説明図である。
【図16】従来の宛先検索システムにおける2段ヘッダ処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100・・・パケット記憶手段を構成するパケットバッファ
130・・・パケット受信手段を構成するパケット受信部
140・・・パケット送信手段を構成するパケット送信部
610・・・アドレス検索処理手段を構成する多段アドレス検索処理部
611・・・検索キー生成手段を構成するヘッダ抽出・検索法判定部
612・・・検索手段を構成する多段テーブル検索部
613、813・・・ヘッダ変換手段を構成するヘッダ変換部
620、820、1020・・・アドレス情報記憶手段を構成するアドレス情報記憶部
810・・・アドレス検索処理手段を構成する多段アドレス一括検索処理部
811・・・ヘッダデータ抽出手段を構成するヘッダ抽出・検索法判定部
812・・・検索手段を構成する多段テーブル検索部
1010・・・アドレス検索処理手段を構成する帰還型アドレス検索処理部
1011・・・検索キー生成手段を構成する選択的ヘッダ抽出・検索法判定部
1012・・・検索手段を構成するテーブル検索部
1013・・・転送手段及びヘッダ変換手段を構成するヘッダ変換・帰還指定部
1050・・・スイッチ
Claims (8)
- パケットのヘッダ部に含まれる宛先アドレスに基づいて、前記パケットの宛先アドレスを検索する宛先検索システムにおいて、
前記パケットのヘッダ部は、各々宛先アドレスを有する複数段のヘッダを有するように構成されると共に、
受信したパケットを記憶するパケット記憶手段と、
パケットのアドレス情報を格納したアドレス情報テーブルを記憶すると共に、検索結果に応じた返り値を出力するアドレス情報記憶手段と、
前記パケット記憶手段に記憶したパケットのヘッダ情報から検索キーを生成して、前記検索キーに基づいて前記アドレス情報記憶手段の前記アドレス情報テーブルを検索し、前記アドレス情報記憶手段から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、前記パケット記憶手段に記憶したパケットの内部ヘッダ情報から検索キーを生成すると共に、該検索キーに基づいて前記アドレス情報記憶手段の前記アドレス情報テーブルを検索するアドレス検索処理手段とを備えて成ることを特徴とするパケットの宛先検索システム。 - 前記アドレス検索処理手段は、
アドレス検索指示に応答して前記パケット記憶手段に記憶したパケットのヘッダ情報から検索キーを生成すると共に、内部ヘッダ抽出指示に応答して前記パケット記憶手段に記憶したパケットの内部ヘッダ情報から前記検索キーを生成する検索キー生成手段と、
前記検索キーに基づいて、前記アドレス情報記憶手段の前記アドレス情報テーブルを検索すると共に、前記アドレス情報記憶手段から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、前記内部ヘッダ抽出指示を行う検索手段とを備えて成ることを特徴とする請求項1記載のパケットのアドレス検索システム。 - パケットのヘッダ部に含まれる宛先アドレスに基づいて、前記パケットの宛先アドレスを検索する宛先検索システムにおいて、
前記パケットのヘッダ部は、各々宛先アドレスを有する複数段のヘッダを有するように構成されると共に、
受信したパケットを記憶するパケット記憶手段と、
パケットのアドレス情報を格納したアドレス情報テーブルを記憶すると共に、複数段分のヘッダに相当するヘッダデータを検索キーとして検索可能なアドレス情報記憶手段と、
複数段分のヘッダに相当するヘッダデータを抽出し、該抽出したヘッダデータを用いて前記アドレス情報記憶手段に記憶したアドレス情報テーブルを検索するアドレス検索処理手段とを備えて成ることを特徴とするパケットの宛先検索システム。 - 前記アドレス検索処理手段は、
複数段分のヘッダに相当するヘッダデータを抽出するヘッダデータ抽出手段と、前記ヘッダデータ抽出手段で抽出したヘッダデータを用いて前記アドレス情報記憶手段に記憶したアドレス情報テーブルを検索する検索手段とを備えて成ることを特徴とする請求項3記載のパケットの宛先検索システム。 - パケットのヘッダ部に含まれる宛先アドレスに基づいて、前記パケットの宛先アドレスを検索する宛先検索システムにおいて、
前記パケットのヘッダ部は、各々宛先アドレスを有する複数段のヘッダを有するように構成されると共に、
パケットを記憶するパケット記憶手段と、
受信したパケットを前記パケット記憶手段に記憶するパケット受信手段と、
パケットのアドレス情報を格納したアドレス情報テーブルを記憶すると共に、検索結果に応じた返り値を出力するアドレス情報記憶手段と、
前記パケット記憶手段に記憶したパケットに対して付与された抽出位置指定情報に対応する位置のヘッダの情報から検索キーを生成し、前記検索キーに基づいて前記アドレス情報記憶手段の前記アドレス情報テーブルを検索すると共に、前記アドレス情報記憶手段から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、ヘッダの新たな抽出位置指定情報をパケットに付与して前記パケット受信手段に転送するアドレス検索処理手段とを備えて成ることを特徴とするパケットの宛先検索システム。 - 前記アドレス検索処理手段は、
パケットに付与された抽出位置指定情報に対応する位置のヘッダの情報から検索キーを生成する検索キー生成手段と、
前記検索キーに基づいて前記アドレス情報記憶手段の前記アドレス情報テーブルを検索すると共に、前記アドレス情報記憶手段から内部ヘッダを有する旨の返り値を受けて、パケットを帰還させるための帰還処理指示を行う検索手段と、
前記検索手段から前記帰還処理指示を受けて、ヘッダの抽出位置指定情報を前記パケットに付与し、該パケットをスイッチを経由して前記パケット受信手段に転送する転送手段とを備えて成ることを特徴とする請求項5記載のパケットの宛先検索システム。 - 前記検索手段は、更に、前記検索結果に応じたヘッダ書き換え情報を出力すると共に、前記ヘッダ書き換え情報に応答して前記パケット記憶手段に記憶したパケットのヘッダを書き換えるヘッダ変換手段を備えて成ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のパケットのアドレス検索システム。
- 前記アドレス検索処理手段はハードウェアによって構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載のパケットのアドレス検索システム。
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