JP3623155B2

JP3623155B2 - Vehicle seat reversing operation structure

Info

Publication number: JP3623155B2
Application number: JP2000203364A
Authority: JP
Inventors: 和雄戎本
Original assignee: Daihatsu Motor Co Ltd
Current assignee: Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date: 2000-07-05
Filing date: 2000-07-05
Publication date: 2005-02-23
Anticipated expiration: 2020-07-05
Also published as: JP2002019505A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートを、その支軸周りに使用位置と格納位置とに亘って反転揺動可能に装備した車両のシート反転操作構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、上記のような車両のシート反転操作構造としては、例えば特開平６−３２０９９３号公報で開示されているように、シートを反転揺動可能に支持する支軸に、シートを使用位置から反転途中の起立位置に向けて揺動付勢する捻りコイルバネを外嵌装着し、その付勢力を、シートを使用位置から反転途中の起立位置に向けて起立揺動操作する際のアシスト力として利用することで、シートを使用位置から格納位置に向けて反転揺動操作する際の操作性の向上を図るようにしたものや、この公報のものとは逆に、シートを格納位置から起立位置に向けて揺動付勢する捻りコイルバネを前記支軸に外嵌装着し、その付勢力を、シートを格納位置から反転途中の起立位置に向けて起立揺動操作する際のアシスト力として利用することで、シートを格納位置から使用位置に向けて反転揺動操作する際の操作性の向上を図るようにしたものがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術によると、捻りコイルバネの付勢力をアシスト力として利用できる方向にシートを反転揺動させる場合には、その付勢力によって、シートをその重量に抗して起立揺動させる際に要する労力を軽減できることから、シートを反転揺動操作する際の操作性の向上を図れるものの、捻りコイルバネの付勢力をアシスト力として利用できない方向にシートを反転揺動させる場合には、シートをその重量に抗して起立揺動させる際に要する労力を軽減することができないことから、その方向にシートを反転揺動操作する際の操作性の向上を図る上において改善の余地があった。
【０００４】
又、上記の従来技術によると、シートを反転揺動可能に支持するための必要な支持強度が得られるように軸径が設定される支軸に捻りコイルバネを外嵌支持させることから、捻りコイルバネのコイル径が、必要支持強度に応じて設定される支軸の軸径に左右されるようになり、それによって、そのコイル径をシートの重量や重心位置などから決定される適切なアシスト力を得るために本来必要なコイル径に設定することが困難になっており、もって、シートを反転揺動操作する際の操作性の向上を更に図る上において改善の余地があった。
【０００５】
更に、上記の従来技術によると、シートの支軸に捻りコイルバネを外嵌装着することから、支軸の長さによって捻りコイルバネの長さが制約されるようになっており、そのために、捻りコイルバネの巻き数を多くして耐久性の向上を図るといったことが行い難くなっていた。
【０００６】
本発明の目的は、シートを使用位置と格納位置とに亘って反転揺動操作する際の操作性の向上を、捻りコイルバネの耐久性の向上を図りながら、その操作方向に関係なく効果的に図れるようにすることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
［構成］
上記目的を達成するため、本発明のうちの請求項１記載の発明では、シートを、その支軸周りに使用位置と格納位置とに亘って反転揺動可能に装備した車両のシート反転操作構造において、
シートの使用位置への揺動操作に伴ってシートを格納位置に向けて揺動付勢する付勢力を蓄積し、シートの格納位置への揺動操作に伴ってシートを使用位置に向けて揺動付勢する付勢力を蓄積する蓄力機構を備えており、
平面視でシートクッションの外周部から内方側に位置するように、支軸及び支軸とは別体の予備軸をシートクッションの下側に備え、予備軸を支軸と同軸状に固定状態で配置して、予備軸に捻りコイルバネを外嵌する。シートの揺動操作域のうちの使用位置側の第１操作域では、捻りコイルバネの一端部が予備軸に固定された第２ストッパで受け止め支持される固定部となり、捻りコイルバネの他端部がクッションフレームに固定された第１可動片で操作される被操作部となるように、シートの揺動操作域のうちの格納位置側の第２操作域では、捻りコイルバネの一端部がクッションフレームに固定された第２可動片で操作される被操作部となり、捻りコイルバネの他端部が予備軸に固定された第１ストッパで受け止め支持される固定部となるようにして、蓄力機構を構成している。
【０００８】
［作用］
上記請求項１記載の発明によると、シートを使用位置から格納位置に向けて反転揺動操作する際には、シートの使用位置への揺動操作に伴って蓄力機構に蓄積された付勢力を、シートをその重量に抗して使用位置から反転途中の起立位置に向けて起立揺動操作する際のアシスト力として利用することができ、逆に、シートを格納位置から使用位置に向けて反転揺動操作する際には、シートの格納位置への揺動操作に伴って蓄力機構に蓄積された付勢力を、シートをその重量に抗して格納位置から反転途中の起立位置に向けて起立揺動操作する際のアシスト力として利用することができ、その結果、シートを使用位置と格納位置とに亘って反転揺動操作する際には、その操作方向に関係なくその操作に要する労力を軽減できるようになる。
【０００９】
又、支軸とは別体の予備軸に捻りコイルバネを外嵌支持させることから、先に、シートの重量や重心位置などから決定される適切なアシスト力が得られるように捻りコイルバネのコイル径を設定し、必要となる耐久性から決定される巻き数が得られるように捻りコイルバネの長さを設定した後に、その捻りコイルバネを外嵌支持する予備軸の軸径や長さを設定することができ、その軸径や長さによって捻りコイルバネのコイル径や長さが左右される不都合がないことから、装備するシートに対してより適合したアシスト力や所望の耐久性を確実に得られるようになる。
【００１０】
蓄力機構をシートの横外側方に配設した場合に発生する、蓄力機構の分だけシートの左右幅が不必要に狭くなる、蓄力機構を覆うガーニッシュが別途必要になる、及び、捻りコイルバネの長さが制約される、などの不都合の招来を回避できるようになり、もって、捻りコイルバネの耐久性の向上を図りながら、座り心地の向上並びに構成の簡素化を図れるようになる。
【００１１】
捻りコイルバネは使用位置側の第１操作域においては、その一端部が第２ストッパにて受け止め支持されるとともに他端部がシートの揺動操作に連動することで、シートを格納位置に向けて揺動付勢する付勢力を蓄積し、逆に格納位置側の第２操作域においては、その他端部が第１ストッパにて受け止め支持されるとともに一端部がシートの揺動操作に連動することで、シートを使用位置に向けて揺動付勢する付勢力を蓄積するようになる。
【００１２】
つまり、シートの操作域に応じて、単一の捻りコイルバネに、シートを格納位置に向けて揺動付勢する付勢力と、シートを使用位置に向けて揺動付勢する付勢力とを蓄積することができるので、それぞれ専用の捻りコイルバネを設けることによる構成の複雑化や製造コストの高騰などを回避できるようになる。
【００１３】
［効果］
従って、シートの支軸とは別体で同軸心上の予備軸に捻りコイルバネを外嵌装着することで、捻りコイルバネのコイル径や長さを必要となるアシスト力や耐久性が得られる大きさに任意に設定することができ、それによって、シートの使用位置と格納位置とに亘る反転揺動操作をその操作方向に関係なく快適に行えるようになることから、捻りコイルバネの耐久性の向上を図りながら、シートを使用位置と格納位置とに亘って反転揺動操作する際の操作性の向上をその操作方向に関係なく効果的に図れるようになった。
【００１４】
捻りコイルバネの両端部の形状に工夫を凝らすことで蓄力機構を合理的に配設することができ、その結果、捻りコイルバネの耐久性の向上を図りながら、座り心地の向上並びに構成の簡素化を図れるようになった。
【００１５】
シートを使用位置と格納位置とに亘って反転揺動操作する際の操作性の向上をその操作方向に関係なく効果的に図れるようにしながらも、構成の簡素化並びに製造コストの削減を図れるようになった。
【００１６】
【発明の実施の形態】
図１には乗用車の車室１が示されており、この車室１は、その前部にドライバー用とパッセンジャー用の２つのセパレート型のシート２を左右に並設するとともに、それらの後方にベンチ型のシート３をリヤシートとして配設することで居室１Ａが形成され、その居室１Ａの後方に荷室１Ｂが連通形成されている。
【００１７】
図１〜３に示すように、リヤシート３は、シートクッション４の後部にリクライニング機構５を介して左右一対のシートバック６を連結することで、着座部位ごとに独立したシートバック６の所望位置へのリクライニング操作と前倒し位置への折り畳み操作とを行えるように構成されている。シートクッション４は、そのクッションフレーム７の前端部の左右に装備された連結ブラケット８が、車体のフロア９から延設された左右一対の前レッグ１０に左右向きの支軸１１を介して連結されており、これによって、リヤシート３を、シートクッション４への着座が可能な使用位置Ｐ１と、前後のシート２，３間に位置するフロア部分を利用して形成された格納部９Ａに格納される格納位置Ｐ２とに亘って、支軸１１周りに反転揺動させることができるようになっている。
【００１８】
尚、図２に示す符号１２は、フロア９に埋設したロック機構１３との係合でリヤシート３を使用位置Ｐ１にて固定するようにシートクッション４の後部底面から延設されたストライカである。
【００１９】
以上の構成から、使用位置Ｐ１で固定されているリヤシート３のシートバック６を前倒し位置まで折り畳み（図２の（イ）参照）、リヤシート３を使用位置Ｐ１にて固定するストライカ１２とロック機構１３との係合を解除して、リヤシート３を使用位置Ｐ１から格納位置Ｐ２に向けて反転揺動させることにより（図２の（ロ）及び（ハ）参照）、リヤシート３が着座可能に配設されていた居室１Ａの一部を荷室１Ｂに利用できるようになっている。
【００２０】
図３に示すように、リヤシート３には、リヤシート３の使用位置Ｐ１への揺動操作に伴ってリヤシート３を格納位置Ｐ２に向けて揺動付勢する付勢力を蓄積し、リヤシート３の格納位置Ｐ２への揺動操作に伴ってリヤシート３を使用位置Ｐ１に向けて揺動付勢する付勢力を蓄積する左右一対の蓄力機構Ａが装備されており、これによって、リヤシート３を使用位置Ｐ１から格納位置Ｐ２に向けて反転揺動操作する際には、リヤシート３の使用位置Ｐ１への揺動操作に伴って蓄力機構Ａに蓄積された付勢力を、リヤシート３をその重量に抗して使用位置Ｐ１から反転途中の起立位置Ｐ０に向けて起立揺動操作する際のアシスト力として利用することができ、逆に、リヤシート３を格納位置Ｐ２から使用位置Ｐ１に向けて反転揺動操作する際には、リヤシート３の格納位置Ｐ２への揺動操作に伴って蓄力機構Ａに蓄積された付勢力を、リヤシート３をその重量に抗して格納位置Ｐ２から起立位置Ｐ０に向けて起立揺動操作する際のアシスト力として利用することができるようになっている（図２参照）。
【００２１】
つまり、リヤシート３を使用位置Ｐ１と格納位置Ｐ２とに亘って反転揺動操作する際には、その操作方向に関係なくその操作に要する労力を軽減できるようになっており、もって、リヤシート３を反転揺動操作する際の操作性の向上を図れるようになっている。
【００２２】
図３〜５に示すように、左右の蓄力機構Ａは、クッションフレーム７と対応する左右いずれかの前レッグ１０との間に配設されており、以下、その構成について詳述する。
【００２３】
図３〜６に示すように、左右の各前レッグ１０の内側壁１０Ａには、支軸１１と同軸心Ｘ上に配設される左右向きの予備軸１４をリヤシート３の内方に向けて延出する状態で固定装備した支持ブラケット１５がボルト連結されている。各予備軸１４には、左右の両端部１６Ａ，１６Ｂが予備軸１４に沿う状態で予備軸１４の長手方向に延出する直線起こし形状に形成された捻りコイルバネ１６が外嵌装着されるとともに、捻りコイルバネ１６の左端部１６Ａを予備軸１４の前部にて下方から受け止め支持する第１ストッパ１７と、捻りコイルバネ１６の右端部１６Ｂを予備軸１４の前部にて上方から受け止め支持する第２ストッパ１８とが固定装備されている。
【００２４】
一方、クッションフレーム７の前端部には、リヤシート３の反転揺動操作に伴ってリヤシート３と支軸１１周りに一体揺動する左右一対の第１可動片１９と第２可動片２０、及び、予備軸１４に対して相対揺動可能な状態で対応する予備軸１４の内端部を支持する左右一対の支持アーム２１が装備されている。左右の第１可動片１９は、リヤシート３の揺動操作域ａのうちの使用位置Ｐ１と起立位置Ｐ０とに亘る使用位置Ｐ１側の第１操作域ａ１においてリヤシート３が揺動操作されるのに伴って、対応する捻りコイルバネ１６の左端部１６Ａを支軸１１周りに操作するように、又、左右の第２可動片２０は、リヤシート３の揺動操作域ａのうちの格納位置Ｐ２と起立位置Ｐ０とに亘る格納位置Ｐ２側の第２操作域ａ２においてリヤシート３が揺動操作されるのに伴って、対応する捻りコイルバネ１６の右端部１６Ｂを支軸１１周りに操作するように配置設定されている。
【００２５】
以上の構成により、各捻りコイルバネ１６は、図２の（イ）に示すようにリヤシート３を使用位置Ｐ１に位置させた状態では、図４、図５及び図６の（イ）に示すように、その右端部１６Ｂが車体側となる予備軸１４の第２ストッパ１８によってリヤシート３の起立位置Ｐ０に対応する基準位置ｐ０で受け止め支持され、かつ、左端部１６Ａがリヤシート３側の第１可動片１９によってリヤシート３の使用位置Ｐ１に対応する第１操作位置ｐ１まで操作された捻り状態に切り換えられ、図２の（ロ）に示すようにリヤシート３を起立位置Ｐ０に位置させた状態では、図６の（ロ）に示すように、その左端部１６Ａが予備軸１４の第１ストッパ１７によって基準位置ｐ０で受け止め支持され、かつ、右端部１６Ｂが予備軸１４の第２ストッパ１８によって基準位置ｐ０で受け止め支持された捻り解除状態に切り換えられ、図２の（ハ）に示すようにリヤシート３を格納位置Ｐ２に位置させた状態では、図６の（ハ）に示すように、その左端部１６Ａが予備軸１４の第１ストッパ１７によって基準位置ｐ０で受け止め支持され、かつ、右端部１６Ｂがリヤシート３側の第２可動片２０によってリヤシート３の格納位置Ｐ２に対応する第２操作位置ｐ２まで操作された捻り状態に切り換えられるようになっている。
【００２６】
つまり、予備軸１４、捻りコイルバネ１６、第１ストッパ１７、第２ストッパ１８、第１可動片１９及び第２可動片２０などによって左右の各蓄力機構Ａが構成されている。
【００２７】
この構成から左右の各蓄力機構Ａは、リヤシート３を使用位置Ｐ１側の第１操作域ａ１において揺動操作する場合には、各捻りコイルバネ１６の右端部１６Ｂが予備軸１３の第２ストッパ１８で受け止め支持される固定部となり、左端部１６Ａがリヤシート３側の第１可動片１９で操作される被操作部となることで、左右の各捻りコイルバネ１６にリヤシート３を格納位置Ｐ２に向けて揺動付勢する付勢力を蓄積する状態に切り換わり、又、リヤシート３を格納位置Ｐ２側の第２操作域ａ２において揺動操作する場合には、各捻りコイルバネ１６の左端部１６Ａが予備軸１３の第１ストッパ１７で受け止め支持される固定部となり、右端部１６Ｂがリヤシート３側の第２可動片２０で操作される被操作部となることで、左右の各捻りコイルバネ１６にリヤシート３を使用位置Ｐ１に向けて揺動付勢する付勢力を蓄積する状態に切り換わるようになっており、その結果、リヤシート３を使用位置Ｐ１に向けて揺動付勢する付勢力を蓄積する専用の捻りコイルバネと、リヤシート３を格納位置Ｐ２に向けて揺動付勢する付勢力を蓄積する専用の捻りコイルバネとを左右の各蓄力機構Ａに装備する場合に比較して、構成の簡素化並びに製造コストの削減を図れるようになっている。
【００２８】
各捻りコイルバネ１６の両端部１６Ａ，１６Ｂを、予備軸１４に沿う状態で予備軸１４の長手方向に延出する直線起こし形状に形成したことによって、例えば、その両端部１６Ａ，１６Ｂを予備軸１４と直交する方向に延出する場合に比較して、各捻りコイルバネ１６の高さ寸法を小さくすることができて、蓄力機構Ａの高さ方向での嵩張りを抑制できるようになることから、リヤシート３の位置が高くなる不都合を招くことなく蓄力機構Ａをリヤシート３の下に配設できるようになっており、その結果、例えば、蓄力機構Ａをリヤシート３の左右の外側方に配設した場合に発生する、蓄力機構Ａの分だけリヤシート３の左右幅が不必要に狭くなる、蓄力機構Ａを覆うガーニッシュが別途必要になる、及び、捻りコイルバネ１６の長さが制約されて捻りコイルバネ１６の耐久性などの面に悪影響を及ぼす、などの不都合の招来を回避できるようになっている。
【００２９】
ちなみに、各支軸１１には、リヤシート３を反転揺動可能に支持するために必要な支持強度が得られる軸径を有する丸棒材が採用され、各捻りコイルバネ１６には、リヤシート３の重量などに応じた適切なアシスト力が得られるコイル径を有するとともに、耐久性の面から必要となる巻き数が得られる長さのものが採用され、各予備軸１４には、捻りコイルバネ１６を支持する上で好適な軸径及び長さを有するパイプ材が採用されている。
【００３０】
［別実施形態］
以下、本発明の別実施形態を列記する。
（１）反転揺動操作されるシート３としてはセパレート型のものであってもよい。
（２）反転揺動操作されるシート３に単一の蓄力機構Ａを装備するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】乗用車の車室を示す要部の縦断側面図
【図２】（イ）シートを使用位置に操作した状態を示す要部の縦断側面図
（ロ）シートを起立位置に操作した状態を示す要部の縦断側面図
（ハ）シートを格納位置に操作した状態を示す要部の縦断側面図
【図３】蓄力機構の構成を示すシートの一部切り欠き平面図
【図４】蓄力機構の構成を示す要部の正面図
【図５】蓄力機構の構成を示す要部の斜視図
【図６】（イ）シート使用位置での蓄力機構の蓄力状態を示す要部の縦断側面図
（ロ）シート起立位置での蓄力機構の蓄力状態を示す要部の縦断側面図
（ハ）シート格納位置での蓄力機構の蓄力状態を示す要部の縦断側面図
【符号の説明】
３シート
４シートクッション
７クッションフレーム
１１支軸
１４予備軸
１６捻りコイルバネ
１６Ａ両端部
１６Ｂ両端部
１７第１ストッパ
１８第２ストッパ
１９第１可動片
２０第２可動片
Ａ蓄力機構
Ｐ１使用位置
Ｐ２格納位置
Ｘ軸心
ａ揺動操作域
ａ１第１操作域
ａ２第２操作域[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seat reversing operation structure for a vehicle in which a seat is provided so as to be able to be reversed and swung around a support shaft between a use position and a retracted position.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a vehicle seat reversing operation structure as described above, for example, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-320993, a seat is reversed from a use position on a support shaft that supports the seat so as to be able to be reversed and swung. A torsion coil spring that swings and urges toward a standing position in the middle is externally fitted, and the urging force is used as an assist force when the seat is swung from the use position toward the standing position that is in the middle of reversal. Therefore, contrary to what is intended to improve the operability when the sheet is reversed and swung from the use position toward the storage position, or contrary to that of this publication, the sheet is directed from the storage position to the standing position. The torsion coil spring that swings and urges is attached to the support shaft, and the urging force is used as an assisting force when the seat is erected and swung from the retracted position toward the standing position in the middle of reversal. , Sheet Towards the use position from the storage position there is those to improve the operability enhancement of the time of inversion pivoted.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the above-described prior art, when the sheet is reversed and swung in a direction in which the urging force of the torsion coil spring can be used as an assist force, the urging force causes the sheet to stand up and swing against its weight. However, when the sheet is reversed and swung in a direction where the biasing force of the torsion coil spring cannot be used as an assist force, the sheet can be swung. Since it is not possible to reduce the labor required for standing and swinging against the weight, there is room for improvement in improving the operability when the sheet is reversed and swung in that direction.
[0004]
In addition, according to the above-described prior art, the torsion coil spring is externally supported by the support shaft whose shaft diameter is set so as to obtain the necessary support strength for supporting the seat so as to be able to be reversed and swung. The coil diameter depends on the shaft diameter of the support shaft that is set according to the required support strength, so that the coil diameter has an appropriate assist force that is determined from the weight of the seat, the position of the center of gravity, etc. Therefore, it is difficult to set the coil diameter which is originally necessary for obtaining the sheet, and there is room for improvement in further improving the operability when the sheet is reversed and swung.
[0005]
Furthermore, according to the prior art described above, since the mounting fitted to the torsion coil spring to the seat of the support shaft, being adapted to the length of the torsion coil spring is restricted by the length of the support shaft, in order that, the torsion coil spring It has become difficult to increase the number of windings to improve durability.
[0006]
The object of the present invention is to improve the operability when the seat is reversed and swung between the use position and the storage position, effectively improving the durability of the torsion coil spring, regardless of the operation direction. It is to be able to plan.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
[Constitution]
In order to achieve the above object, in the invention according to claim 1 of the present invention, a seat reversing operation structure for a vehicle equipped with a seat so as to be able to be reversibly swung around a support shaft between a use position and a retracted position. In
The urging force that urges the sheet toward the storage position is accumulated along with the swing operation to the use position of the sheet, and the sheet is moved toward the use position according to the swing operation to the storage position of the sheet. It is equipped with a power storage mechanism that accumulates the urging force that moves dynamically,
A spare shaft separate from the support shaft and the support shaft is provided on the lower side of the seat cushion so that it is located inward from the outer periphery of the seat cushion in plan view, and the reserve shaft is fixed coaxially with the support shaft. And a torsion coil spring is externally fitted to the spare shaft. In the first operation region on the use position side of the swinging operation region of the seat, one end portion of the torsion coil spring is a fixed portion that is received and supported by a second stopper fixed to the spare shaft, and the other end portion of the torsion coil spring is In the second operation area on the storage position side of the swinging operation area of the seat, one end of the torsion coil spring is attached to the cushion frame so that the operated part is operated by the first movable piece fixed to the cushion frame. The power storage mechanism is configured so that it becomes an operated part that is operated by the fixed second movable piece, and the other end of the torsion coil spring is a fixed part that is received and supported by the first stopper fixed to the spare shaft. doing.
[0008]
[Action]
According to the first aspect of the present invention, when the sheet is reversely swung from the use position toward the storage position, the urging force accumulated in the force accumulation mechanism with the swinging operation of the sheet to the use position. Can be used as an assisting force when the seat is swung up from the use position to the standing position in the middle of reversal against its weight, and conversely, the seat is directed from the storage position to the use position. When performing the reverse swing operation, the biasing force accumulated in the power storage mechanism with the swing operation of the sheet to the storage position is directed from the storage position to the standing position in the middle of the reverse operation against the weight of the sheet. As a result, when the seat is reversed and swung between the use position and the storage position, the operation is required regardless of the operation direction. It will be possible to reduce the labor.
[0009]
In addition, since the torsion coil spring is externally supported by a separate auxiliary shaft from the support shaft, the coil diameter of the torsion coil spring is obtained so that an appropriate assist force determined from the weight of the seat, the position of the center of gravity, etc. can be obtained first. After setting the length of the torsion coil spring so that the number of turns determined from the required durability is obtained, the shaft diameter and length of the spare shaft that externally supports the torsion coil spring are set. Since there is no inconvenience that the coil diameter and length of the torsion coil spring are affected by the shaft diameter and length, it is possible to reliably obtain more suitable assist force and desired durability for the seat to be equipped. become.
[0010]
When the energy storage mechanism is arranged laterally outside the seat, the left and right widths of the sheet are unnecessarily narrowed by the amount of the energy storage mechanism, a separate garnish is required to cover the energy storage mechanism, and twisting This makes it possible to avoid inconveniences such as restriction of the length of the coil spring, thereby improving the sitting comfort and simplifying the configuration while improving the durability of the torsion coil spring.
[0011]
In the first operating area on the use position side, the torsion coil spring has its one end received and supported by the second stopper, and the other end linked to the swinging operation of the sheet so that the seat is directed to the storage position. The urging force for oscillating and energizing is accumulated. Conversely, in the second operation area on the storage position side, the other end is received and supported by the first stopper, and one end is interlocked with the oscillating operation of the sheet. Thus, an urging force for oscillating and urging the sheet toward the use position is accumulated.
[0012]
In other words, depending on the operating range of the seat, a single torsion coil spring accumulates a biasing force that biases the seat toward the storage position and a biasing force that biases the seat toward the use position. Therefore, it is possible to avoid complication of the configuration and increase in manufacturing cost due to the provision of a dedicated torsion coil spring.
[0013]
[effect]
Therefore, it is possible to obtain assist force and durability that require the coil diameter and length of the torsion coil spring by externally mounting the torsion coil spring on the auxiliary shaft on the same axis as a separate body from the seat support shaft. Therefore, it is possible to comfortably perform the reversing and swinging operation between the use position and the storage position of the seat regardless of the operation direction, thereby improving the durability of the torsion coil spring. As shown, the operability when the sheet is reversed and swung between the use position and the storage position can be effectively improved regardless of the operation direction.
[0014]
The power storage mechanism can be rationally arranged by devising the shape of both ends of the torsion coil spring. As a result, while improving the durability of the torsion coil spring, the sitting comfort is improved and the configuration is simplified. It came to be able to plan.
[0015]
While improving the operability when the seat is reversed and swung between the use position and the storage position, it is possible to effectively improve the operation regardless of the operation direction, the structure can be simplified and the manufacturing cost can be reduced. Became.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a passenger compartment 1, which has two separate seats 2 for drivers and passengers arranged side by side at the front, and behind them. A living room 1A is formed by arranging the bench-type seat 3 as a rear seat, and a cargo room 1B is formed in communication with the rear of the living room 1A.
[0017]
As shown in FIGS. 1 to 3, the rear seat 3 connects a pair of left and right seat backs 6 to the rear portion of the seat cushion 4 via a reclining mechanism 5, thereby bringing the rear seat 3 to a desired position of the independent seat back 6 for each seating site. The reclining operation and the folding operation to the forward position are configured. In the seat cushion 4, connecting brackets 8 provided on the left and right of the front end portion of the cushion frame 7 are connected to a pair of left and right front legs 10 extending from the floor 9 of the vehicle body via left and right support shafts 11. Thus, the rear seat 3 is stored in a storage portion 9A formed by using a use position P1 at which the rear seat 3 can be seated on the seat cushion 4 and a floor portion positioned between the front and rear seats 2, 3. It can be reversed and swung around the support shaft 11 over the storage position P2.
[0018]
2 is a striker extending from the rear bottom surface of the seat cushion 4 so as to fix the rear seat 3 at the use position P1 by engagement with a lock mechanism 13 embedded in the floor 9.
[0019]
From the above configuration, the seat back 6 of the rear seat 3 fixed at the use position P1 is folded to the forward position (see FIG. 2A), and the striker 12 and the lock mechanism 13 for fixing the rear seat 3 at the use position P1. to release the engagement with, (see FIG. 2 (b) and (c)) by reversing swing toward the rear seat 3 from the use position P1 to the retracted position P2, arranged to be seated rear seat 3 Part of the living room 1A that has been used can be used for the luggage room 1B.
[0020]
As shown in FIG. 3, the rear seat 3 stores an urging force that urges the rear seat 3 to swing toward the storage position P <b> 2 as the rear seat 3 swings to the use position P <b> 1. A pair of left and right force accumulation mechanisms A that accumulate urging force that oscillates and urges the rear seat 3 toward the use position P1 in accordance with the swinging operation to the position P2 are provided. When the reverse swing operation is performed from P1 toward the storage position P2, the urging force accumulated in the power storage mechanism A with the swing operation of the rear seat 3 to the use position P1 is resisted against the weight of the rear seat 3. Thus, the rear seat 3 can be used as an assisting force when performing an upright swing operation from the use position P1 to the upright position P0 in the middle of the reverse operation. When operating The urging force accumulated in the force accumulation mechanism A with the swinging operation of the rear seat 3 to the retracted position P2 is erected and swung from the retracted position P2 to the standing position P0 against the weight of the rear seat 3. It can be used as an assisting force at the time (see FIG. 2).
[0021]
That is, when the rear seat 3 is reversely swung between the use position P1 and the storage position P2, the labor required for the operation can be reduced regardless of the operation direction. It is possible to improve the operability when performing the reverse swing operation.
[0022]
As shown in FIGS. 3 to 5, the left and right force accumulation mechanisms A are disposed between the cushion frame 7 and the corresponding left or right front leg 10, and the configuration thereof will be described in detail below.
[0023]
As shown in FIGS. 3 to 6, left and right auxiliary shafts 14 disposed on the coaxial center X with the support shaft 11 are directed to the inner side of the rear seat 3 on the inner wall 10 </ b> A of the left and right front legs 10. A support bracket 15 fixedly mounted in an extended state is bolted. Each of the spare shafts 14 is externally fitted with a torsion coil spring 16 formed in a straight raising shape in which the left and right end portions 16A and 16B extend in the longitudinal direction of the spare shaft 14 in a state along the spare shaft 14. A first stopper 17 that receives and supports the left end portion 16A of the torsion coil spring 16 from below at the front portion of the auxiliary shaft 14, and a second stopper that receives and supports the right end portion 16B of the torsion coil spring 16 from above at the front portion of the auxiliary shaft 14. A stopper 18 is fixedly equipped.
[0024]
On the other hand, at the front end portion of the cushion frame 7, a pair of left and right first movable pieces 19 and second movable pieces 20 that integrally swing around the rear seat 3 and the support shaft 11 in accordance with the reverse swing operation of the rear seat 3, and A pair of left and right support arms 21 that support the corresponding inner end of the auxiliary shaft 14 in a state of being able to swing relative to the auxiliary shaft 14 are provided. The left and right first movable pieces 19 are operated by swinging the rear seat 3 in the first operation area a1 on the use position P1 side between the use position P1 and the standing position P0 in the swing operation area a of the rear seat 3. Accordingly, the left end 16A of the corresponding torsion coil spring 16 is operated around the support shaft 11, and the left and right second movable pieces 20 are connected to the storage position P2 in the swing operation area a of the rear seat 3. Arranged to operate the right end 16B of the corresponding torsion coil spring 16 about the support shaft 11 as the rear seat 3 is swung in the second operation area a2 on the storage position P2 side extending to the standing position P0. Is set.
[0025]
With the above-described configuration, each torsion coil spring 16 is as shown in FIG. 4, FIG. 5 and FIG. 6 (A) when the rear seat 3 is located at the use position P1 as shown in FIG. The right end portion 16B is received and supported at the reference position p0 corresponding to the standing position P0 of the rear seat 3 by the second stopper 18 of the spare shaft 14 on the vehicle body side, and the left end portion 16A is the first movable piece on the rear seat 3 side. 19 is switched to the twisted state operated to the first operating position p1 corresponding to the use position P1 of the rear seat 3, and the rear seat 3 is positioned at the standing position P0 as shown in FIG. 6 (B), the left end portion 16A is received and supported at the reference position p0 by the first stopper 17 of the auxiliary shaft 14, and the right end portion 16B is the second stopper 1 of the auxiliary shaft 14. In the state where the rear seat 3 is positioned at the retracted position P2 as shown in FIG. 2C, as shown in FIG. The left end portion 16A is received and supported at the reference position p0 by the first stopper 17 of the auxiliary shaft 14, and the right end portion 16B is a second operation corresponding to the storage position P2 of the rear seat 3 by the second movable piece 20 on the rear seat 3 side. It is possible to switch to the twisted state operated to the position p2.
[0026]
In other words, the preliminary shaft 14, torsion coil spring 16, the first stopper 17, second stopper 18, the force accumulating mechanism A of the left and right by the first movable piece 1 9及 beauty second movable piece 2 0, etc. are configured.
[0027]
With this configuration, each of the left and right energy storage mechanisms A allows the right end portion 16B of each torsion coil spring 16 to be the second stopper of the auxiliary shaft 13 when the rear seat 3 is swung in the first operation area a1 on the use position P1 side. The left end portion 16A becomes an operated portion that is operated by the first movable piece 19 on the rear seat 3 side so that the rear seat 3 is directed to the left and right torsion coil springs 16 toward the storage position P2. When the rear seat 3 is operated to swing in the second operation area a2 on the storage position P2 side, the left end portion 16A of each torsion coil spring 16 is spared. The left and right twist coil bars are formed as fixed portions that are received and supported by the first stopper 17 of the shaft 13 and the right end portion 16B is an operated portion that is operated by the second movable piece 20 on the rear seat 3 side. 16 is switched to a state of accumulating an urging force for urging and urging the rear seat 3 toward the use position P1, and as a result, an urging force for urging and energizing the rear seat 3 toward the use position P1. Compared to the case where each of the right and left energy storage mechanisms A is equipped with a dedicated torsion coil spring that accumulates the force and a dedicated torsion coil spring that accumulates a biasing force that swings and urges the rear seat 3 toward the storage position P2. Simplification of the configuration and reduction of manufacturing costs can be achieved.
[0028]
By forming both end portions 16A, 16B of each torsion coil spring 16 into a straight raised shape extending in the longitudinal direction of the auxiliary shaft 14 along the auxiliary shaft 14, for example, the both end portions 16A, 16B are formed on the auxiliary shaft 14. Since the height dimension of each torsion coil spring 16 can be reduced and the bulkiness in the height direction of the force accumulation mechanism A can be suppressed as compared with the case of extending in the direction orthogonal to the direction. The power storage mechanism A can be disposed under the rear seat 3 without causing the inconvenience of the position of the rear seat 3 being increased. As a result, for example, the power storage mechanism A is disposed on the left and right outer sides of the rear seat 3. The left and right widths of the rear seat 3 are unnecessarily narrowed by the amount of the power storage mechanism A that occurs when the power storage mechanism A is disposed, and a separate garnish that covers the power storage mechanism A is required, and the length of the torsion coil spring 16 is limited. It is in adversely affecting the terms of the durability of the torsion coil spring 16, so that the can be avoided Shorai disadvantages such.
[0029]
Incidentally, each support shaft 11 employs a round bar material having a shaft diameter capable of obtaining a supporting strength necessary for supporting the rear seat 3 so as to be able to swing in a reverse manner, and each torsion coil spring 16 has a weight of the rear seat 3. The coil diameter is such that an appropriate assisting force can be obtained according to the length of the coil, and the length is such that the required number of turns can be obtained from the viewpoint of durability, and the torsion coil spring 16 is supported on each spare shaft 14 Therefore, a pipe material having a suitable shaft diameter and length is employed.
[0030]
[Another embodiment]
Hereinafter, other embodiments of the present invention will be listed.
(1) The sheet 3 to be operated in reverse swing may be a separate type.
(2) A single power storage mechanism A may be provided on the sheet 3 that is operated to rotate and rotate .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal side view of a main part showing a passenger compartment of a passenger car. FIG. 2 is a vertical side view of the main part showing a state in which the seat is operated to a use position. Fig. 3 is a partially cut-away plan view of the sheet showing the configuration of the energy storage mechanism. Fig. 4 Front view of the main part showing the configuration of the power storage mechanism [FIG. 5] Perspective view of the main part showing the configuration of the power storage mechanism [FIG. 6] (A) Key points showing the power storage state of the power storage mechanism at the seat use position (B) Longitudinal side view of the main part showing the power storage state of the power storage mechanism at the seat standing position (c) Vertical side view of the main part showing the power storage state of the power storage mechanism at the seat storage position Figure [Explanation of symbols]
3 sheets
4 Seat cushion
7 Cushion frame 11 Support shaft 14 Preliminary shaft 16 Torsion coil spring 16A Both ends 16B Both ends 17 First stopper 18 Second stopper 19 First movable piece 20 Second movable piece A Power storage mechanism P1 Usage position P2 Storage position X Axis center a Swing operation area a1 First operation area a2 Second operation area

Claims

In the seat reversing operation structure of the vehicle equipped with the seat so as to be able to be reversed and swung around the support shaft between the use position and the storage position,
The urging force that oscillates and urges the sheet toward the storage position accompanies the swing operation to the use position of the sheet, and the sheet is directed to the use position along with the swing operation to the storage position of the sheet. It has a power storage mechanism that accumulates the biasing force that swings and
A spare shaft separate from the support shaft and the support shaft is provided below the seat cushion so as to be located inward from the outer periphery of the seat cushion in plan view, and the spare shaft is coaxial with the support shaft. Place in a fixed state, and externally fit a torsion coil spring to the spare shaft,
In the first operation region on the use position side of the swinging operation region of the seat, one end of the torsion coil spring is a fixed portion that is received and supported by a second stopper fixed to a spare shaft. In order for the end part to be an operated part operated by the first movable piece fixed to the cushion frame,
In the second operation area on the storage position side in the swing operation area of the seat, one end of the torsion coil spring becomes an operated part operated by a second movable piece fixed to a cushion frame, and the torsion coil spring A vehicle seat reversing operation structure in which the power storage mechanism is configured such that the other end portion is a fixed portion that is received and supported by a first stopper fixed to a spare shaft .