JP3596485B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機の制御等をなす基板の取付けに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機は、よく知られているように、主要構成部品を示す図8、遊技機の裏面を示す図9を参照して説明する。
この遊技機は、前面枠6を回動具6a、6bを介して外枠1に開閉可能に取付け、その前面枠6に裏枠3を組み付けた後に、機構板2を裏枠3に開閉可能に組み付けてあり、その裏枠3に遊技盤4が着脱自在に取付けてある。
一方、前面枠6の前側にガラス枠7を取付け、この前面枠6に開閉自在に取りつけの前板(図示略)に遊技球を貯留し、且つ遊技球を発射位置に供給する上皿8を固定し、上皿8の下に下皿9を前面枠6に取り付けて、発射装置5a及び操作ハンドル5を取り付けて完了する。
【0003】
又、前記遊技盤4の表面には、よく知られているように、ほぼ中央に図柄表示器15が配置してあると共に、各所に普通入賞口や前記図柄表示器の図柄を変動させる始動口等が配設されている。
そして、前記始動口に遊技球が入賞すると前記図柄表示器15に図柄変動を開始する信号や、普通入賞口に入賞すると賞品球を排出するために払出制御基板11にその旨の信号を出力する主制御基板(図示略)を格納の制御箱21が、前記機構板2の裏面に取り付けてあるし、図柄表示器15の裏面に付設のカバー体13には大当たり等の信号を取り出す情報出力端子が設置してあると共に、そのカバー体13の下には前記払出制御基板11が配置してある。
又、遊技機の裏面右上には電源基板16が配置してあり、その左側には賞品球(遊技球)の貯留槽17、それに連結の流下樋18と賞品球の払出装置20が配置してあると共に、前記制御箱21の右下には前記各入賞口からの入賞球を1球毎排出する賞品球排出装置19が設置してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように、遊技機の裏面には種々の部品が配置され、特に、遊技内容の多様化に伴い出力端子数が増加すると共に、それらの基板が大型化している。そのため、例えば、前記払出制御基板11はカバー体13の下で他の機器の上に重ねた状態で取り付ける必要が生じている。
そこで、本発明は、基板の取付けについて言及し、遊技機の裏面を有効に利用できる遊技機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の遊技機は、遊技機の外枠の内側に、外枠(10)を構成する平板(10a、10b)と平行に基板を装着可能な基板溝(30)が形成してあると共に、基板溝(30)の上下端には装着溝(30a、30b)が形成してある。
また、基板溝(30)内には、前記装着溝(30a、30b)に装着した基板を覆うことが可能で回動自在のカバー体(50)が取り付けてある。そして、このカバー体(50)には、装着溝(30a、30b)に装着の基板と、係止可能な係止爪(52)が形成してあるので、簡便な構成で基板の保護を図ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
本発明の実施の形態を、遊技機を構成する主部品を示す図1、基板(本実施の形態では払出制御基板11)の取付けを示す図2、構成部品の姿態等を示す図3を参照して説明する。尚、従来と同じ部品には同じ符号を附す。
この遊技機(パチンコ機)は、前面枠6を回動具6a、6bを介して外枠10に開閉可能に取付け、その前面枠6に裏枠3を組み付けた後に、機構板2を裏枠3に開閉可能に組み付けてあり、その裏枠3に遊技盤4が着脱自在に取付けてある。
一方、前面枠6の前側にガラス枠7を取付け、この前面枠6に開閉自在に取りつけの前板(図示略)に遊技球を貯留し、且つ遊技球を発射位置に供給する上皿8を固定し、上皿8の下に下皿9を前面枠6に取り付けて、発射装置5a及び操作ハンドル5を取り付けて完了する。
【0007】
外枠10は、縦平板10aと横平板10bを組み合せて形成し、その縦平板10aの内側には、図2に示すように、前面枠6の方向から後ろ側に向けて、払出制御基板11を平旦に装着可能、即ち、平板10a(10b)と平行に装着可能に、基板溝30が形成してある。
尚、この基板溝30は、払出制御基板11の基台12の大きさに合わせて形成してあると共に、深さは回動可能な裏枠3に邪魔にならないように形成するが、払出制御基板11に被せるカバー体13を取り付けたとき、外枠10の厚みと同じ程度となるのが望ましい。
【0008】
平板状の払出制御基板11には、CPU、RAMや、その制御ソフトを記憶のROM等の制御素子が搭載されていると共に、主制御基板等と信号の授受を行う接続端子11aが設けてある。尚、この払出制御基板11は、遊技盤を交換しても同様な制御を行うので交換する必要がない。
又、払出制御基板11の基台12には、その払出制御基板11のビス孔31aに対向してビス孔31bが穿設してあると共に、基板溝30には基台12の端部12aを嵌合装着する装着溝30a、30bが形成してある。尚、この装着溝30a、30bの詳細は図4を参照のこと。
このため、払出制御基板11は基台12にビス止めし、基台12は装着溝30a、30bに装着して外枠10に固定する。
尚、装着溝30a、30bを形成しない場合には、払出制御基板11は基台12を介して外枠10にビスで固定する。
【0009】
又、図3は、合成樹脂(透明又は不透明)のカバー体13と、払出制御基板11がビスを介して基台12に固定した姿態と、そのカバー体13を払出制御基板11に装着した姿態である。そして、前記払出制御基板11の右端には接続端子11aが設けてあり、その接続端子11aを除いて覆うことが可能に、開口部34を形成の合成樹脂で製作のカバー体13が、弾性作用によって、払出制御基板11に嵌合装着して、素子等を保護する。
【0010】
以上によって、払出制御基板11は、外枠10の内側に形成の基板溝30に横平板10bと平行に基台12とカバー体13を介して装着され、且つ、望ましくは、カバー体13を装着した状態で、外枠10の厚みとほぼ同じであると、従来の外枠と同じ姿態になる。
そのため、外枠10の内側に装着された払出制御基板11は、突出が僅かな状態(或いは突出がない状態)であるため、他の部品に邪魔にならず、且つ、遊技盤を交換しても再使用できる利益が生ずるし、払出制御基板11を遊技盤の裏面に設置する必要がないので、遊技盤の裏面の有効利用ができる。
【0011】
尚、払出制御基板11の基板溝30への取付けは、基台12を介さずに取り付けてもよいし、カバー体13も必ずしも必要でないことはいうまでもない。
又、払出制御基板11の取付け位置は、外枠10の縦平板10aの他、横平板10bに取り付けてもよいし、他の部品の邪魔にならない限り、基板溝30を形成する必要はないので、直接、外枠10の内側に払出制御基板11を、或いは基台12を介して取り付けてもよい。
【0012】
(第2の実施の形態)
本実施の形態を全体斜視図を示す図4、構成部品を示す図5、A〜A断面で払出制御基板11の装着前を示す図6(A)、払出制御基板の装着後を示す図6(B)を参照して説明すると、外枠10の縦平板10aの内側には、前記第1実施の形態と同様に基板溝30が形成してある。又、この基板溝30には、払出制御基板11を嵌合装着可能な装着溝30a、30bが形成してあって、その払出制御基板11は、装着溝30a、30bに装着することによって固定可能にしてある。
【0013】
又、払出制御基板11を外枠の縦平板10aと平行に装着したとき、払出制御基板11の保護を図るために、接続端子11aを覆わない大きさの合成樹脂(透明又は不透明)のカバー体50が開閉自在に取り付けてある。
この開閉機構は、カバー体50の後両端部には回動孔51aを形成し、それらの回動孔51aに対応する基板溝30に軸棒51を立設して形成してある。そして、カバー体50の装脱着は弾性体の弾性作用によって簡便に行うことができると共に、装着することによって開閉可能となる。
【0014】
又、このカバー体50の前端部には係止爪52が形成してあって、カバー体50を閉鎖したとき、図6(B)に示すように、前記払出制御基板11に係止してカバー体50の閉鎖状態を維持し、一方、合成樹脂の弾性作用によって係止爪52を離脱して、カバー体50を開けることが可能になっている。
この様に、係止爪52は払出制御基板11に係止するので、払出制御基板11を装着溝30aに装着して固定可能に形成するのが望ましい。
又、このカバー体50は、前記払出制御基板の接続端子11aを除く姿態に形成してあり、カバー体50を閉鎖した状態でケーブルの接続が可能になっている。
【0015】
以上のように、払出制御基板11を装着溝30a、30bに装着すると、その払出制御基板11は固定されると共に、更に、カバー体50を閉鎖することによって、係止爪52を介してカバー体50が閉鎖状態を維持可能である。
従って、払出制御基板11は、カバー体50で保護された状態で、外枠の内側に形成の基板溝30に装着されるので、簡便な構成で、払出制御基板11の保護を図ることができると共に、他の部品に邪魔にならず、且つ、遊技盤を交換しても再使用できる利益が生ずるし、払出制御基板11を遊技盤の裏面に設置する必要がないので、遊技盤の裏面の有効利用ができる。
尚、基板溝30は、縦平板10aの他、横平板10bに形成してもよいことはいうまでもないし、払出制御基板11及び他の部品の配置によって、基板溝30を形成することなく取り付けてもよい。
【0016】
また、図7は他の構成のカバー体50であって、このカバー体50は前記接続端子11aを覆うことが可能な大きさである。そのために、このカバー体50には、接続端子11a用の開口部53が形成してある。
この様に、カバー体50(13)は払出制御基板11全体を覆うように形成してもよいが、この場合、接続端子11a用の開口部34を形成する必要があり、何れを選定するかは用途によって決定することはいうまでもない。
【0017】
前記各実施の形態では基板として払出制御基板11について説明したが、電源基板16(図9参照)や枠ランプ等を制御するランプ制御基板(図示略)や遊技を制御する主制御基板(図示略)等、でき得れば、遊技盤4を交換しても再利用可能な各種の基板等や高価な制御基板を外枠10の内側に取り付けることが望ましい。
又、基板溝30を複数個設けるか、基板溝30に複数の基板を取り付けることによって、更に、遊技機の裏面を有効に利用することができると共に、遊技盤4等を交換しても、それらの基板が再利用できることによって、資源の有効利用を図ることができるし、再度取り付ける手間暇を省略できる。
尚、図柄表示器15に図柄変動を開始する信号や、普通入賞口に入賞すると賞品球を排出するために払出制御基板11にその旨の信号を出力する主制御基板(図示略)を外枠に1枚で装着できないときには、複数枚で構成して、外枠に装着することは有意義である。
【0018】
【発明の効果】
請求項1の遊技機は、基板溝(30)内に装着溝(30a、30b)に装着した基板を覆うことが可能で回動自在のカバー体(50)が取り付けてあると共に、このカバー体(50)には、装着溝(30a、30b)に装着の基板と係止可能な係止爪(52)が形成してあるので、簡便な構成で基板の保護を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機を構成する主部品を示す図である。
【図2】第1の実施の形態における基板の取付けを示す図である。
【図3】第1の実施の形態におけるカバー体、基板と基台の姿態図、及び、基板を取り付けた全体図である。
【図4】第2の実施の形態における基板の取付けを示す図である。
【図5】第2の実施の形態におけるカバー体、基板と基台の姿態図、及び、基板を取り付けた全体図である。
【図6】(A)は基板の装着前のA〜A断面図、(B)は基板を装着後のA〜A断面図である。
【図7】他のカバー体を用いたときの構成部品図である。
【図8】従来の遊技機を構成する主要部品図である。
【図9】従来の遊技機の裏面図である。
【符号の説明】
10 外枠
11 払出制御基板
12 基台
13 カバー体
30 基板溝
30a、30b 装着溝
50 カバー体
52 係止爪
Claims (1)
- 遊技機の外枠の内側に、外枠を構成する平板と平行に、基板を装着可能な基板溝(30)を形成すると共に、前記基板溝(30)の上下端に装着溝(30a、30b)を形成し、
前記装着溝(30a、30b)に装着の基板を覆うことが可能で回動自在のカバー体(50)を基板溝(30)内に設け、前記カバー体(50)には前記装着溝(30a、30b)に装着した基板と係止可能な係止爪(52)が形成されていることを特徴とする遊技機。
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