JP3592502B2 - Paper post-processing equipment - Google Patents

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JP3592502B2
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【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に適用される用紙後処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
画像形成装置によって画像形成されて排出された用紙の後処理を行う用紙後処理装置が知られている。用紙後処理装置による用紙の後処理には、用紙を所定枚数毎に仕分けするスタック処理や、用紙を所定枚数毎に綴じるステープル処理等がある。スタック処理やステープル処理された用紙は、排紙トレイに積載されるが、排紙トレイ上において、積載された用紙のあふれや、用紙の整列の乱れを防止するために、排紙トレイ上の用紙積載状態、例えば、用紙の満杯状態を検出する満杯検出手段が排紙トレイに設けられている。
【０００３】
この満杯検出手段に関する技術が特開平５−５８５４５号公報に開示されている。この公報によれば、排紙装置が、排紙トレイ上の用紙の積載高さが予め定められた設定高さ以上になったことを検出して満杯を検出する満杯検出手段と、排紙トレイ上の用紙の積載高さが設定高さよりも十分低い積載高さに減少したことを検出して満杯解除を検出する満杯解除手段とを備えており、この満杯検出手段と満杯解除手段とによって、満杯と満杯解除との各検出を行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
排紙トレイへの排紙直後の用紙は、熱等により排紙トレイ上で湾曲する場合があるので、排紙トレイの満杯を検出して用紙後処理装置を直ちに停止させた場合、用紙後処理装置が停止してしばらくすると、積載された用紙が自重で沈み込んで用紙の湾曲がなくなり、排紙トレイの満杯が解除され、再度、用紙の積載が可能になる。そこで、再度、用紙の排紙を開始すると、また、排紙トレイの満杯が検出され用紙後処理装置が停止するという動作が数回繰り返されることになり、使用上、不便である。
【０００５】
また、ネットワークプリンタ等で大量に排紙する場合には、通常、オペレータが用紙後処理装置から離れた位置で用紙の出力を行うことが多いために、排紙トレイの満杯により用紙後処理装置が繰り返し停止することは不便であり、改善が望まれている。
【０００６】
上述の公報に記載された技術では、排紙トレイの満杯と満杯解除とをそれぞれ検出しているが、排紙トレイの満杯が検出された場合には、用紙後処理装置を停止させている。よって、排紙トレイの満杯状態に応じて、用紙後処理装置の作動／停止が繰り返されることになる。また、上述の構成では、満杯と満杯解除との各検出を行うために、満杯検出手段及び満杯解除手段が必要であり、例えば、二つのセンサが必要となり、構成が複雑になるとともに、コストがかかるという問題点もある。
【０００７】
よって、本発明の目的は、用紙排出時の満杯検出による頻繁な装置停止を防止できる用紙後処理装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の発明は、画像形成装置から排出された用紙をステイプル処理するステイプル手段と、このステイプル手段で処理された用紙束を排紙ローラに搬送する第１の搬送手段と、第１の搬送手段とは別の、上記排紙ローラに用紙を搬送する第２の搬送手段と、上記排紙ローラから排紙される用紙束と用紙を積載する排紙トレイと、上記排紙トレイでの積載状態が満杯であるかどうかを判断する満杯判断手段と、上記ステイプル手段または上記ステイプル手段以外の処理手段のいずれか一方を選択する選択手段とを有する用紙後処理装置であって、上記満杯判断手段が、上記ステイプル手段の作動が選択されている場合において、上記排紙トレイの満杯が検出された時点から、所定部数の上記ステイプル処理が終了するまで上記ステイプル手段の作動と排紙動作を続行させ、その後、ステイプル処理動作及び排紙動作を停止させ、上記処理手段の作動が選択されている場合において、上記排紙トレイの満杯が検出された時点から、ステイプル処理以外の用紙後処理と排紙動作を所定時間の間続行させ、その後、ステイプル処理以外の用紙後処理動作及び排紙動作を停止させることを特徴とする構成である。
【０００９】
請求項２記載の発明は、請求項１記載の用紙後処理装置において、上記処理手段の作動が選択されている場合、満杯判断手段が、所定時間の長さを画像形成装置の処理速度に応じて調節する。
【００１０】
請求項３記載の発明は、請求項１記載の用紙後処理装置において、上記処理手段の作動が選択されている場合、満杯判断手段が、所定時間の長さを用紙のサイズに応じて調節する。
【００１１】
請求項４記載の発明は、請求項１，２または３記載の用紙後処理装置において、上記排紙トレイへの積載量に応じて上記排紙トレイを上下動する上下駆動手段を有する構成である。
【００１４】
【発明の実施の形態】
まず、本発明が適用される用紙後処理装置について説明する。図１において、符号１は、画像形成装置としての複写機を、符号２は、複写機１の側部に装着される用紙後処理装置をそれぞれ示す。用紙後処理装置２の内部には、複写機１からの用紙を排紙トレイ３へ直接搬送する搬送路４と、複写機１からの用紙を綴じて、すなわち、ステイプル処理して排紙トレイ３へ排出するステイプル手段としてのステイプルユニット５と、複写機１からの用紙の表裏を反転する反転搬送路６とがそれぞれ設けられている。
【００１５】
搬送路４の用紙搬入口は、複写機１の用紙排出口に接続されている。搬送路４の途中部分からは反転搬送路６が分岐しており、この分岐部には、複写機１からの用紙の搬送方向を搬送路４または反転搬送路６のうちいずれか一方に切り換える切換爪７が設けられている。
【００１６】
搬送路４には、用紙の通過を検出する用紙センサ１０、複写機１から用紙を受け取る一対の搬入ローラ１１、切換爪７、用紙を搬送する一対の搬送ローラ１２、及び用紙を搬送路４から排紙トレイ３に排出する一対の排出ローラ１３がその上流側から下流側に向かって順にそれぞれ配設されている。排出ローラ１３は、駆動ローラ１３ａとこれに従動回転する従動ローラ１３ｂとから構成されている。従動ローラ１３ｂは、軸１４を中心として搖動可能に支持されている排紙ガイド部１５に回転自在に支持されており、排紙ガイド部１５と共に軸１４を中心として搖動可能となっている。すなわち、従動ローラ１３ｂは、駆動ローラ１３ａに対して自重で加圧された状態で駆動ローラ１３ａに接触している。
【００１７】
搬送路４の用紙排出口の近傍には、一端が排紙トレイ３に積載された用紙の上面に接触し、支軸１７に搖動自在に支持されている紙面レバー１８と、この紙面レバー１８の他端を検出する紙面センサ１９とがそれぞれ設けられている。紙面レバー１８と紙面センサ１９との検出値に基づいて、排紙トレイ３上に積載された用紙の上面が常に排出ローラ１３に対して一定の位置になるように、排紙トレイ３の高さを調整する。
【００１８】
反転搬送路６は、複写機１からの用紙をステイプルユニット５に搬送する第１の反転搬送路６ａと、用紙をその表裏を反転して搬送路４に搬送する第２の反転搬送路６ｂとから構成されている。第１の反転搬送路６ａには、反転ガイド２０と用紙を搬送する一対の搬送ローラ２１とがそれぞれ配設されている。搬送ローラ２１は、ブラシ状の駆動ローラ２１ａとこれに従動回転する従動ローラ２１ｂとから構成されている。駆動ローラ２１ａは、正逆回転可能であり、ステイプル処理を行うときには、正回転して用紙をステイプルユニット５に搬送し、反転処理を行うときには、一旦、正回転して用紙の一部をステイプルユニット５に引き込んだ後、逆回転して用紙の後端から搬送路４に搬送する。なお、符号２２は、反転処理時の用紙搬送時期を検出するための、用紙の後端を検出する用紙センサを示す。
【００１９】
排紙トレイ３は、この排紙トレイ３を用紙排紙方向に直交する方向に移動可能に支持するシフト方向ガイド部材２５を介してベース２６に支持されている。ベース２６は、このベース２６を用紙後処理装置２の上下方向に移動可能に支持する上下方向ガイド部材２７を介して用紙後処理装置２に支持されている。上下方向ガイド部材２７は、用紙後処理装置２の上下方向に延在するガイドレール２８に支持されている。ガイドレール２８の下端部近傍には、ベース２６の下降限界を検出する下限センサ２９が設けられている。
【００２０】
シフト方向ガイド部材２５及び上下方向ガイド部材２７には、これらを駆動するシフト駆動手段４５及び上下駆動手段４６（図３参照）がそれぞれ設けられている。これらの駆動手段の駆動によって、排紙トレイ３は、用紙後処理装置２の上下方向及び用紙排紙方向に直交する方向にそれぞれ移動される。
【００２１】
上述の紙面センサ１９と下限センサ２９によって、満杯検出手段が構成されており、下限センサ２９と紙面センサ１９が共にオンしたときに、排紙トレイ３上の用紙の積載状態が満杯であると判断する。
【００２２】
図１，２に示すように、ステイプルユニット５は、複写機１からの用紙を載置するステイプルトレイ３０と、用紙幅方向、すなわち、用紙の搬送方向に直交する方向における用紙揃えを行うジョガーフェンス３１及び基準フェンス３２と、用紙の一部を綴じてステイプル処理するステイプル３３と、綴じられて束状になった用紙（以下、用紙束という）を排紙トレイ３に搬送するための排紙爪３４と、排紙爪３４が固定されており、この排紙爪３４を駆動する排紙ベルト３５とから主に構成されている。
【００２３】
排紙ベルト３５の表面近傍には、排紙爪３３の位置を検出する排紙爪センサ３６が配設されている。用紙のサイズが異なる場合には、この排紙爪センサ３６の出力に基づいて、用紙の後端位置が常に一定になるように、排紙爪３３の位置を調節する。
【００２４】
次に、用紙後処理装置２の動作について簡単に説明する。用紙後処理装置２による用紙の後処理には、複写機１からの用紙を排紙トレイ３へ直接排出するソート・スタック処理と、複写機１からの用紙を綴じて排紙トレイ３へ排出するステイプル処理と、複写機１からの用紙の表裏を反転して排紙トレイ３へ排出する反転処理との三つの処理がある。この処理の選択は、後述する選択手段４７に行われる。
【００２５】
まず、ソート・スタック処理について説明する。このソート・スタック処理が選択されると、切換爪７が図１中、実線で示す位置となり、複写機１から排紙された用紙は、搬送路４を搬送され、排出ローラ１３によって排紙トレイ３に排出される。複写機１からの用紙が排紙トレイ３に順次排出されると、紙面レバー１８が上昇し、すなわち、図中、矢印Ａの向きに揺動し、これを紙面センサ１９が検出する。そして、上下駆動手段４６の駆動により、用紙の上面が常に一定の位置になるように排紙トレイ３は下降され、常に適切な高さに保たれる。また、排紙トレイ２上に積載された用紙枚数が所定枚数に達する毎に、シフト駆動手段４５の駆動により、排紙トレイ３を用紙排紙方向に直交する方向に移動して、用紙の仕分けを行う。
【００２６】
次に、ステイプル処理について説明する。このステイプル処理が選択されると、切換爪７は、図１中、二点鎖線で示す位置となり、複写機１から排紙された用紙は、第１の反転搬送路６ａに案内され、ステイプルユニット５に搬送される。このとき、切換爪７の先端は、反転ガイド２０に軽接触している状態であるが、用紙は、切換爪７を押し退けるように搬送される。排紙爪３４は、排紙爪センサ３６による出力値に基づいて、用紙の後端が搬送ローラ２１に対して常に一定位置になるように、排紙ベルト３５の駆動によってステイプルトレイ３０における搬送経路上を移動される。
【００２７】
排紙爪３４に用紙の先端が当接すると同時に、用紙の後端部は、駆動ローラ２１ａにより、ステイプルトレイ３０に向けて押し付けられた状態でステイプルトレイ３０にスタックされる。さらに、用紙は、ジョガーフェンス３１により基準フェンス３２に向かって寄せ動作が行われ、搬送方向に直交する方向において揃えられる。したがって、用紙は、基準フェンス３２及び排紙爪３４にそれぞれ当接した状態で、ステイプルトレイ３０にスタックされる。用紙がステイプルトレイ３０に搬送される毎に同様の動作が繰り返され、用紙は揃えられた状態でスタックされて、用紙束となる。
【００２８】
ステイプルトレイ３０に綴じられる用紙が全てスタックされると、ステイプル３３により用紙束に綴じ動作が行われ、排紙爪３４によって排出ローラ１３に向かって搬送される。続いて、用紙束は、排出ローラ１３により、排紙トレイ３に排出され、排紙トレイ３上に積載される。この用紙束は、予め設定された所定部数に達するまで、排紙トレイ３に順次積載される。そして、ソート・スタック処理の場合と同様に、用紙束の上面が常に一定の位置になるように排紙トレイ３が下降される。
【００２９】
次に、反転処理について説明する。この反転処理が選択されると、切換爪７は、ステイプル処理の場合と同様に、図１中、二点鎖線で示す位置となり、複写機１から排紙された用紙は、第１の反転搬送路６ａに案内されるとともに、第１の反転搬送路６ａを搬送される。このとき、切換爪７の先端は、反転ガイド２０に軽接触している状態であるが、用紙は、切換爪７を押し退けるように第１の反転搬送路６ａを搬送される。
【００３０】
用紙センサ２２により用紙の後端が切換爪７を通過したことが検出されると、搬送ローラ２１が逆回転し、用紙の後端は、第２の反転搬送路６ｂに向けて搬送される。この用紙のスイッチバックにより、用紙の裏表が反転される。用紙は、第２の反転搬送路６ｂから搬送路４に戻り、この搬送路４を搬送され、排出ローラ１３により排紙トレイ３に排出される。排紙トレイ３は、用紙が積載されると、ソート・スタック処理の場合と同様に、上下移動及びシフト移動される。なお、反転処理時には、排紙爪３４は、第１の反転搬送路６ａに搬送された用紙の先端と干渉しない位置に退避している。
【００３１】
以下、本発明の第１の実施形態を図面を参照して説明する。
図３に示すように、上述の用紙後処理装置１の制御手段、例えば、ＣＰＵ５０の入力側には各種センサ１０，２２，３６及び用紙の後処理方法を選択する選択手段４７が、その出力側には各種駆動部９，１１，１２，１３，２１，３３，３４等がそれぞれ接続されている。選択手段４７は、図示しない操作パネル上に設けられており、ソート・スタック処理、ステイプル処理、反転処理のうちからいずれかの処理を選択するスイッチから構成されている。また、ＣＰＵ５０は、複写機１との間で、ソート・スタック処理時の仕分け枚数、ステイプル処理時の綴じ部数、コピー枚数、用紙サイズ、処理速度等の信号の連絡をしている。
【００３２】
紙面センサ１９と下限センサ２９とにより、満杯検出手段５１が構成されており、満杯検出手段５１による出力は、満杯判断手段５２を介してＣＰＵ５０に入力される。満杯判断手段５２は、排紙トレイ３上の用紙の積載量に応じて排紙トレイ３を下降させるためのトレイ下降用タイマ５３と、満杯検出手段５１により排紙トレイ３の満杯が検出されたとき、この満杯検出のＣＰＵ５０への出力を所定時間Ｔａ遅延させる満杯遅延タイマ５４とから構成されている。
【００３３】
トレイ下降用タイマ５３は、排紙トレイ３を下降させる時期を判断するタイマであり、排紙トレイ３上に所定量の用紙が積載されて、紙面センサ１９のオン状態が所定時間Ｔｂ続くと、排紙トレイ３を下降させる信号をＣＰＵ５０に出力する。ここで、所定時間Ｔｂについて説明する。排紙動作中は、用紙の排紙トレイ３への排出毎に、用紙の先端が紙面レバー１８を上昇して紙面センサ１９をオンさせるが、その後、紙面レバー１８が下降して紙面センサ１９がオフする。ところが、排紙トレイ３上に用紙が積載されて、その積載量が所定量に達すると、紙面レバー１８が下降した後も、紙面センサ１９がオン状態を維持するので、このオン状態の維持、すなわち、紙面センサ１９のオン状態が所定時間続いた場合を検出することによって、排紙トレイ３上の用紙積載量が所定量に達したことを判断している。
【００３４】
したがって、所定時間Ｔｂは、排紙トレイ３上の用紙積載量を検出するしきい値であり、また、用紙の積載量に応じて排紙トレイ３を下降させるためのしきい値でもある。この所定時間Ｔｂは、通常、２〜３秒に設定されており、本実施形態では、略２秒に設定されている。この所定時間Ｔｂを適宜設定することによって、排紙トレイ３上から用紙があふれる前に、排紙トレイ３を下降させることができる。
【００３５】
満杯遅延タイマ５４は、満杯検出された時点からカウントアップ、すなわち、計時を開始し、所定時間Ｔａ、例えば、２０〜３０秒後に、満杯検出の信号をＣＰＵ５０に出力する。本実施形態では、第１の満杯遅延タイマ６３ａによるカウントアップ時間、すなわち、所定時間Ｔａは、略２５秒に設定されている。
【００３６】
満杯遅延タイマ５４による遅延時間、すなわち、所定時間Ｔａについて詳細に説明する。用紙の排紙トレイ３への積載時に、熱等により用紙の端部が湾曲して、積載されている紙面の間に隙間が発生している場合には、排紙トレイ３の満杯が検出された後、時間が経過するにつれて、排紙トレイ３上に積載された用紙が自重で沈み込むので、用紙積載高さが沈み込みの分だけ低くなり、満杯が解除される。そこで、この沈み込みにより、再度、積載が可能となるので、用紙積載時に、排紙トレイ３の満杯が検出されても、用紙が沈み込む量だけ予め積載する。満杯検出後に用紙の沈み込む量を積載するために、満杯検出後に所定時間Ｔａの間積載を続行する。したがって、所定時間Ｔａは、満杯検出後に、沈み込む量だけ予め積載するための時間であり、満杯検出信号の出力を遅延させるためのものである。
【００３７】
次に、ソート・スタック処理または反転処理が選択された場合における用紙積載時及び排紙トレイ満杯状態時の排紙トレイ３の動作について図４，５に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップＡ１において、排紙トレイ３に用紙が排出されて積載される。ステップＡ２では、紙面センサ１９がオンしているかどうか、すなわち、排紙トレイ３上に所定量の用紙が積載されているかどうかを検出する。紙面センサ１９がオンしていれば、ステップＡ４に進み、オンしていなければステップＡ３に進む。例えば、用紙積載高さが略１０ｍｍに達すると、紙面センサ１９がオンするように設定した場合には、用紙積載高さが略１０ｍｍに達したときにステップＡ４に進む。用紙積載高さが略１０ｍｍに達していなければステップＡ３に進み、ステップＡ３では、トレイ下降用タイマ５３の計時カウンタをリセットする。
【００３８】
ステップＡ４では、トレイ下降用タイマ５３による計時を開始し、ステップＡ５に進む。続いて、ステップＡ５では、トレイ下降用タイマ５３による計時時間Ｔ１が、所定時間Ｔｂに達したかどうかを判定する。すなわち、Ｔｂ≦Ｔ１を満たしたかどうかを判定する。計時時間Ｔ１が所定時間Ｔｂに達した場合にはステップＡ６に進み、計時時間Ｔ１が所定時間Ｔｂに達していない場合にはステップＡ２に戻る。
【００３９】
ステップＡ６では、トレイ下降用タイマ５３の計時カウンタをリセットして、ステップＡ７に進み、このステップＡ７では、排紙トレイ３を予め設定された一定量下降させて、ステップＡ８に進む。このとき、例えば、上下駆動手段４６により排紙トレイ３を１０ｍｍ下降する。
【００４０】
ステップＡ８では、下限センサ２９がオンしているかどうか、すなわち、排紙トレイ３がガイドレール２８の下端まで下降したかどうかを検出する。下限センサ２９がオンしていれば、ステップＡ９に進み、オンしていなければステップＡ１に戻る。
【００４１】
ステップＡ９において、紙面センサ１９と下限センサ２９とが共にオンしているので、排紙トレイ３の満杯状態が検出されるが、このときの満杯状態は、用紙が湾曲している状態を含んでいる。ところで、排紙トレイ３の満杯を検知したときには、排紙トレイ３上に積載されている一番上の用紙面と排出ローラ１３との間には、隙間があるために、この満杯検出後も用紙の排出は可能である。例えば、この隙間の間隔が略１０ｍｍであるとすると、この間隔分は用紙排出可能である。よって、この満杯状態が検出された時点で、直ちに用紙後処理装置１の作動を停止させなくても、多少の用紙排出を続行することができる。用紙排出を続行すると共にステップＡ１０に進む。
【００４２】
ステップＡ１０では、満杯遅延タイマ５４による計時を開始し、ステップＡ１１に進む。続いて、ステップＡ１１では、満杯遅延タイマ５４による計時時間Ｔ２が、所定時間Ｔａに達したかどうかを判定する。すなわち、Ｔａ≦Ｔ２を満たしたかどうかを判定する。計時時間Ｔ２が所定時間Ｔａに達した場合にはステップＡ１２に進み、計時時間Ｔ２が所定時間Ｔａに達していない場合にはステップＡ１に戻る。ステップＡ１２では、満杯遅延タイマ５４の計時カウンタをリセットするとともに、用紙後処理装置１の作動を停止して、一連の制御を終了する。
【００４３】
したがって、排紙トレイ満杯による用紙後処理装置２の停止を所定時間Ｔａ遅らすことによって、排紙トレイ満杯による用紙後処理装置２の停止回数が低減されて、用紙後処理装置２の頻繁な停止を防止でき、適正な排紙トレイ満杯を検出できる。特に、用紙後処理装置２から離れた場所から用紙の出力を行う場合には、排紙トレイ満杯による用紙後処理装置２の停止回数が低減されるので、使い勝手を向上できる。また、従来、満杯検出のために用いられていた紙面センサ１９と下限センサ２９を使用しており、別途、センサを追加する必要もないので、簡素な構成で済み、低コストである。
【００４４】
なお、本実施形態では、満杯検出後の用紙積載量を時間で制御しているが、これは、単位時間当たりの用紙積載量に基づいて所定時間Ｔａを設定している。そこで、満杯検出後の用紙積載量を時間に代えて枚数で制御してもよい。枚数で制御した方がより正確に積載量を制御できる。
【００４５】
次に、本発明の第２の実施形態について図６，７を参照して説明する。これらの図において、図３〜５に示す部材と同様の部材は、図３〜５で用いた符号と同一符号を付すにとどめてその説明を省略し、相違する点について説明する。
用紙後処理装置２を処理速度が異なる複写機１に接続する場合があり、この場合には、単位時間当たりの用紙排出量が異なっており、複写機１の処理速度に応じて、満杯検出信号のＣＰＵ５０への出力の遅延時間を設定する必要がある。
【００４６】
図６に示すように、ＣＰＵ５０には、用紙後処理装置２が接続される複写機の処理速度を入力する処理速度入力手段６０と、満杯判断手段６１とが接続されている。処理速度入力手段６０は、図示しない操作パネルに設けられており、複数の選択スイッチから構成されている。本実施形態では、複写機１の処理速度が３０ＣＰＭまたは６０ＣＰＭである二通りに対応しており、３０ＣＰＭの場合にはスイッチ６０ａを、６０ＣＰＭの場合にはスイッチ６０ｂをそれぞれ押すことによって、複写機１の処理速度を入力することが可能となっている。なお、ＣＰＭとは、毎分当たりのコピー枚数を示す単位であり、３０ＣＰＭとは、１分当たりに３０枚のコピーを行うという意味である。
【００４７】
満杯判断手段６１は、排紙トレイ３上の用紙の積載量に応じて排紙トレイ３を下降させるためのトレイ下降用タイマ６２と、満杯検出時に、複写機１の処理速度に応じて、この満杯検出のＣＰＵ５０への出力を所定時間遅延させる満杯遅延タイマ６３とから構成されている。満杯遅延タイマ６３は、複写機１の処理速度が３０ＣＰＭであり、かつ、満杯検出されたとき、満杯検出のＣＰＵ５０への出力を所定時間Ｔｃ遅延させる第１の満杯遅延タイマ６３ａと、複写機１の処理速度が６０ＣＰＭであり、かつ、満杯検出されたとき、満杯検出のＣＰＵ５０への出力を所定時間Ｔｄ遅延させる第２の満杯遅延タイマ６３ｂとから構成されている。
【００４８】
第１の満杯遅延タイマ６３ａは、満杯検出された時点からカウントアップ、すなわち、計時を開始し、所定時間Ｔｃ、例えば、５０〜６０秒後に、満杯検出の信号をＣＰＵ５０に出力する。第２の満杯遅延タイマ６３ｂは、満杯検出された時点からカウントアップ、すなわち、計時を開始し、所定時間Ｔｄ、例えば、２０〜３０秒後に、満杯検出の信号をＣＰＵ５０に出力する。本実施形態では、第１の満杯遅延タイマ６３ａによるカウントアップ時間、すなわち、所定時間Ｔｃが略５５秒に、第２の満杯遅延タイマ６３ｂによるカウントアップ時間、すなわち、所定時間Ｔｄが略２５秒にそれぞれ設定されている。なお、図６において、他の入力部材や他の出力部材は、図３に示すものと同様なのでその図示を省略する。
【００４９】
次に、ソート・スタック処理または反転処理が選択された場合における用紙積載時及び排紙トレイ満杯状態時の排紙トレイ３の動作について図７に示すフローチャートを参照して説明する。なお、同図において、ステップＢ１〜Ｂ９までは、図４に示すステップＡ１〜Ａ９と同様の制御内容なので、その図示及び説明を省略する。
【００５０】
ステップＢ１０では、複写機１の処理速度を判定する。すなわち、処理速度入力手段６０からの入力を判定する。このとき、スイッチ６０ａが押されていれば、複写機１の処理速度が３０ＣＰＭであると判断して、ステップＢ１１に進み、スイッチ６０ｂが押されていれば、複写機１の処理速度が６０ＣＰＭであると判断して、ステップＢ１４に進む。
【００５１】
ステップＢ１１では、第１の満杯遅延タイマ６３ａによる計時を開始し、ステップＢ１２に進む。続いて、ステップＢ１２では、第１の満杯遅延タイマ６３ａによる計時時間Ｔ３が、所定時間Ｔｃに達したかどうかを判定する。すなわち、Ｔｃ≦Ｔ３を満たしたかどうかを判定する。計時時間Ｔ３が所定時間Ｔｃに達した場合にはステップＢ１３に進み、計時時間Ｔ３が所定時間Ｔｃに達していない場合にはステップＢ１に戻る。ステップＢ１３では、第１の満杯遅延タイマ６３ａの計時カウンタをリセットするとともに、用紙後処理装置１の作動を停止して、一連の制御を終了する。
【００５２】
一方、ステップＢ１４，１５，１６では、ステップＢ１１，１２，１３と同様の制御をそれぞれ行う。第２の満杯遅延タイマ６３ｂによる計時を開始し、第２の満杯遅延タイマ６３ｂによる計時時間Ｔ４が、所定時間Ｔｄに達したかどうかを判定する、すなわち、Ｔｄ≦Ｔ４について判定する。計時時間Ｔ４が所定時間Ｔｄに達している場合には、第２の満杯遅延タイマ６３ｂの計時カウンタをリセットするとともに、用紙後処理装置１の作動を停止し、計時時間Ｔ４が所定時間Ｔｄに達していない場合にはステップＢ１に戻る。
【００５３】
なお、本実施形態では、複写機１の処理速度の入力条件を二通りとしたが、これに限定されずに、複写機１の処理速度の入力条件を複数用意してもよい。また、複写機１の処理速度の入力条件を可変設定可能として、所定時間もこれに対応して可変設定としてもよい。
【００５４】
したがって、複写機１の処理速度が異なる場合には、この処理速度に応じて所定時間Ｔｃ，Ｔｄを選択することによって、一つの用紙後処理装置２で、処理速度が異なる複数の複写機１に対応することができる。よって、処理速度が異なる複数の複写機１に対して用紙後処理装置２の頻繁な停止を防止でき、用紙後処理装置２の汎用性を向上できる。
【００５５】
さらに、第２の実施形態の変形形態について、図８，９を参照して説明する。これらの図において、図６，７に示す部材と同様の部材は、図６，７で用いた符号と同一符号を付すにとどめてその説明を省略し、相違する点について説明する。第２の実施形態では、複写機１の処理速度が異なる場合について説明したが、本実施形態では、画像が形成される用紙のサイズが異なる場合について説明する。用紙サイズが異なる場合でも、単位時間当たりの用紙排出量が異なるので、用紙サイズに応じて、満杯検出信号のＣＰＵ５０への出力の遅延時間を設定する必要がある。
【００５６】
図８に示すように、ＣＰＵ５０には、複写機１において画像が形成される用紙のサイズを入力する用紙サイズ入力手段６４が接続されている。用紙サイズ入力手段６４は、図示しない操作パネルに設けられており、複数の選択スイッチから構成されている。本実施形態では、用紙のサイズを用紙排出方向における用紙の長さで区分しており、Ａ４サイズの用紙の短手側の長さをＬとすると、用紙排出方向における用紙の長さがＬ未満である場合、または、その方向における用紙の長さがＬ以上である場合の二通りに対応しており、Ｌ未満の場合にはスイッチ６４ａを、Ｌ以上の場合にはスイッチ６４ｂをそれぞれ押すことによって、用紙サイズを入力することが可能となっている。
【００５７】
満杯判断手段６１は、トレイ下降用タイマ６２と、用紙サイズに応じてこの満杯検出のＣＰＵ５０への出力を所定時間遅延させる満杯遅延タイマ６５とから構成されている。満杯遅延タイマ６５は、用紙の排紙方向の長さがＬ未満の場合であり、かつ、満杯検出されたとき、満杯検出のＣＰＵ５０への出力を所定時間Ｔｅ遅延させる第３の満杯遅延タイマ６５ａと、用紙の排紙方向の長さがＬ以上の場合であり、かつ、満杯検出されたとき、満杯検出のＣＰＵ５０への出力を所定時間Ｔｆ遅延させる第４の満杯遅延タイマ６５ｂとから構成されている。
【００５８】
第３の満杯遅延タイマ６５ａは、満杯検出された時点からカウントアップ、すなわち、計時を開始し、所定時間Ｔｅ、例えば、２０〜３０秒後に、満杯検出の信号をＣＰＵ５０に出力する。第４の満杯遅延タイマ６５ｂは、満杯検出された時点からカウントアップ、すなわち、計時を開始し、所定時間Ｔｆ、例えば、５０〜６０秒後に、満杯検出の信号をＣＰＵ５０に出力する。本実施形態では、第３の満杯遅延タイマ６５ａによるカウントアップ時間、すなわち、所定時間Ｔｅが略２５秒に、第４の満杯遅延タイマ６５ｂによるカウントアップ時間、すなわち、所定時間Ｔｆが略５５秒にそれぞれ設定されている。なお、図８において、他の入力部材や他の出力部材は、図３に示すものと同様なのでその図示を省略する。
【００５９】
次に、ソート・スタック処理または反転処理が選択された場合における用紙積載時及び排紙トレイ満杯状態時の排紙トレイ３の動作について図９に示すフローチャートを参照して説明する。なお、同図において、ステップＣ１〜Ｃ９までは、図４に示すステップＡ１〜Ａ９と同様の制御内容なので、その図示及び説明を省略する。
【００６０】
ステップＣ１０では、複写機１において画像が形成される用紙のサイズ（用紙排出方向における用紙の長さ）を判定する。すなわち、用紙サイズ入力手段６４からの入力を判定する。このとき、スイッチ６４ａが押されていれば、用紙排出方向における用紙の長さがＬ未満であると判断して、ステップＣ１１に進み、スイッチ６４ｂが押されていれば、用紙排出方向における用紙の長さがＬ以上であると判断して、ステップＣ１４に進む。
【００６１】
ステップＣ１１では、第３の満杯遅延タイマ６５ａによる計時を開始し、ステップＣ１２に進む。続いて、ステップＣ１２では、第３の満杯遅延タイマ６５ａによる計時時間Ｔ５が、所定時間Ｔｅに達したかどうかを判定する。すなわち、Ｔｅ≦Ｔ５を満たしたかどうかを判定する。計時時間Ｔ５が所定時間Ｔｅに達した場合にはステップＣ１３に進み、計時時間Ｔ５が所定時間Ｔｅに達していない場合にはステップＣ１に戻る。ステップＣ１３では、第３の満杯遅延タイマ６５ａの計時カウンタをリセットするとともに、用紙後処理装置１の作動を停止して、一連の制御を終了する。
【００６２】
一方、ステップＣ１４，１５，１６では、ステップＣ１１，１２，１３と同様の制御をそれぞれ行う。第４の満杯遅延タイマ６５ｂによる計時を開始し、第４の満杯遅延タイマ６５ｂによる計時時間Ｔ６が、所定時間Ｔｆに達しているかどうかを判定し、すなわち、Ｔｆ≦Ｔ６について判定し、計時時間Ｔ６が所定時間Ｔｆに達している場合には、第４の満杯遅延タイマ６５ｂの計時カウンタをリセットするとともに、用紙後処理装置１の作動を停止し、計時時間Ｔ６が所定時間Ｔｆに達していない場合にはステップＣ１に戻る。
したがって、用紙サイズが異なる場合には、この用紙サイズに応じて所定時間Ｔｅ，Ｔｆを選択することによって、一つの用紙後処理装置２で、用紙サイズが異なる場合に対応することができる。よって、用紙サイズが異なる場合に対しても用紙後処理装置２の頻繁な停止を防止でき、用紙後処理装置２の汎用性を向上できる。
【００６３】
なお、本実施形態では、用紙サイズの入力条件を二通りとしたが、これに限定されず、用紙サイズの入力条件を複数用意してもよい。用紙サイズの入力条件を複数用意した場合には、これに対応する所定時間も複数用意する。また、用紙サイズを用紙排出方向の長さで区分けしたが、用紙サイズと搬送される向きとにより、用紙サイズの入力条件を設定してもよい。
【００６４】
さらに、本発明の第３の実施形態について図１０，１１を参照して説明する。図１０において、他の入力部材や他の出力部材は、図３に示すものと同様なのでその図示を省略し、相違する点について説明する。第１，２の実施形態では、ソート・スタック処理または反転処理が選択された場合における排紙トレイ満杯時の動作について説明したが、本実施形態では、ステイプル処理が選択された場合における排紙トレイ満杯時の排紙トレイ３の動作について説明する。
【００６５】
図１０に示すように、ＣＰＵ５０には、満杯検出時にこの満杯検出信号をＣＰＵ５０に出力する時期を調節する満杯判断手段７０が接続されている。満杯判断手段７０は、排紙トレイ３上の用紙束の積載量に応じて排紙トレイ３を下降させるためのトレイ下降用タイマ７１と、ステイプルされた部数を計数するステイプル部数計数カウンタ７２と、排紙トレイ３の満杯が検出された時点から、満杯検出信号をＣＰＵ５０に出力するまでの間に、排紙トレイ３に排出される用紙束の部数を設定するステイプル部数設定カウンタ７３とから構成されている。
【００６６】
ステイプル部数計数カウンタ７２は、ステイプルユニット５と排出ローラ１３との間に設けられ、用紙束の通過を検出する用紙束センサと、この用紙束センサに接続されている計数カウンタとから構成されており、用紙束がステイプルユニット５から排出ローラ１３に排出される毎に、用紙束の部数を計数する。
【００６７】
ステイプル部数設定カウンタ７３は、用紙後処理装置２の制御部の一部に設けられている。ステイプル部数設定カウンタ７３は、満杯を検出してから排紙トレイ３に積載する用紙束の部数を設定するものであり、この部数は、排紙トレイ３上に積載された用紙束が自重で沈み込む積載高さ分の用紙束と略同じ部数に相当する。ステイプル部数設定カウンタ７３による設定部数は、４〜５部に設定されており、本実施形態では、４部に設定されている。
【００６８】
以下、満杯検出時の満杯判断手段７０による制御を図１１に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップＤ１において、用紙後処理装置２がステイプル処理を行うかどうかを判定する。すなわち、選択手段４７によりステイプル処理が選択されたかどうかを判定する。ステイプル処理が選択されていなければ、ステップＤ２に進み、このステップＤ２において、用紙後処理装置２がステイプル処理以外の処理、すなわち、ソート・スタック処理または反転処理を行う。この場合には、図４，５に示すフローチャートや、図７または図９に示すフローチャートの制御内容を実行する。
【００６９】
一方、ステイプル処理が選択されていれば、ステップＤ３に進み、ステップＤ３では、ステイプルされた用紙束を排紙トレイ３に排出し、用紙束を排紙トレイ３上に順次積載して、ステップＤ４に進み、ステップＤ４では、紙面センサ１９がオンしているかどうか、すなわち、排紙トレイ３上に所定量の用紙束が積載されているかどうかを検出する。紙面センサ１９がオンしていれば、ステップＤ６に進む。オンしていなければステップＤ５に進み、ステップＤ５において、トレイ下降用タイマ７１の計時カウンタをリセットする。
【００７０】
ステップＤ６では、トレイ下降用タイマ７１による計時を開始し、ステップＤ７に進む。続いて、ステップＤ７では、トレイ下降用タイマ７１による計時時間Ｔ１と、排紙トレイ３を下降させるための、予め設定されている所定時間Ｔｂとを比較し、計時時間Ｔ１が所定時間Ｔｂに達したかどうかを判定する。すなわち、Ｔｂ≦Ｔ１を満たしたかどうかを判定する。計時時間Ｔ１が所定時間Ｔｂに達した場合にはステップＤ８に進み、計時時間Ｔ１が所定時間Ｔｂに達していない場合にはステップＤ４に戻る。
【００７１】
ステップＤ８では、トレイ下降用タイマ７１の計時カウンタをリセットして、ステップＤ９に進み、このステップＤ９では、排紙トレイ３を予め設定された一定量下降させて、ステップＤ１０に進む。このとき、例えば、上下駆動手段４６により排紙トレイ３を１０ｍｍ下降させる。
【００７２】
ステップＤ１０では、下限センサ２９がオンしているかどうか、すなわち、排紙トレイ３がガイドレール２８の下端まで下降したかどうかを検出する。下限センサ２９がオンしていれば、ステップＤ１１に進み、オンしていなければステップＤ３に戻る。
【００７３】
ステップＤ１１において、紙面センサ１９と下限センサ２９とが共にオンしているので、排紙トレイ３の満杯状態が検出されるが、このときの満杯状態は、用紙束が湾曲している状態を含んでいるので、この状態からさらに、時間経過につれて、排紙トレイ３上に積載された用紙束が自重で沈み込むの分だけ、積載が可能である。そこで、満杯検出の信号のＣＰＵ５０への出力を一時的に待機し、用紙束排出を続行すると共にステップＤ１２に進む。
【００７４】
ステップＤ１２では、ステイプル部数計数カウンタ７２による用紙束の計数を開始し、ステップＤ１３に進む。続いて、ステップＤ１３では、ステイプル部数計数カウンタ７２による計数部数Ｐ１と、ステイプル部数設定カウンタ７３による設定部数Ｐａ、例えば、４部とを比較し、計数部数Ｐ１が設定部数Ｐａに達したかどうかを判定する。すなわち、Ｐａ≦Ｐ１を満たしたかどうかを判定する。計数部数Ｐ１が設定部数Ｐａに達した場合にはステップＤ１４に進み、計数部数Ｐ１が設定部数Ｐａに達していない場合にはステップＤ３に戻る。ステップＤ１４では、ステイプル部数計数カウンタ７２の計数カウンタをリセットするとともに、用紙後処理装置１の作動を停止して、一連の制御を終了する。
【００７５】
このように、ステイプル処理を行っている場合において、排紙トレイ３の満杯を検出しても、用紙束が自重で沈み込む分を予め見越して、用紙束の積載を続行するので、用紙後処理装置２の頻繁な停止を防止でき、適正な排紙トレイ満杯を検出できる。また、ステイプル処理においては、用紙後処理装置２の内部でステイプルを行っているので、ステイプル処理にかかる時間にバラツキがあり、用紙束が自重で沈み込む分を時間で設定することが困難であるが、その沈み込む分を用紙束の部数で設定することによって、確実に満杯検知による用紙後処理装置２の停止の回数を低減できる。
【００７６】
さらに、本発明の第４の実施形態について図１２，１３を参照して説明する。図１２において、他の入力部材や他の出力部材は、図３に示すものと同様なのでその図示を省略し、相違する点について説明する。本実施形態では、用紙束が自重で沈み込む分を用紙の枚数で設定している。以下、図面を参照して詳細に説明する。
【００７７】
図１２に示すように、ＣＰＵ５０には、満杯検出時にこの満杯検出信号をＣＰＵ５０に出力する時期を調節する満杯判断手段８０が接続されている。満杯判断手段８０は、排紙トレイ３上の用紙の積載量に応じて排紙トレイ３を下降させるためのトレイ下降用タイマ８１と、複写機１から排出される用紙の枚数を計数する枚数計数カウンタ８２と、用紙積載開始から満杯までの間に、排紙トレイ３に積載される用紙の枚数を予め設定する枚数設定カウンタ８３とから構成されている。
【００７８】
枚数計数カウンタ８２は、ソート・スタック処理及び反転処理を行う場合に用紙の枚数を計数する第１のカウンタと、ステイプル処理を行う場合に用紙の枚数を計数する第２のカウンタとから構成されている。第１のカウンタは、紙面センサ１９による用紙検出に基づいて用紙枚数を、第２のカウンタは、用紙センサ２２による用紙検出に基づいて用紙枚数をそれぞれ計数する。
【００７９】
枚数設定カウンタ８３は、用紙後処理装置２の制御部の一部に設けられている。枚数設定カウンタ８３は、満杯を検出してから排紙トレイ３に積載する用紙の枚数を設定するものであり、この枚数は、排紙トレイ３上に積載された用紙が自重で沈み込む積載高さ分の用紙と略同じ枚数に相当する。枚数設定カウンタ８３による設定枚数は、２０〜３０枚に設定されており、本実施形態では、略２５枚に設定されている。
【００８０】
以下、満杯検出時の満杯判断手段８０による制御を図１３に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップＥ１において、用紙後処理装置２によりステイプル処理を行うかどうかを判定する。すなわち、選択手段４７によりステイプル処理が選択されたかどうかを判定する。ステイプル処理が選択されていなければ、ステップＥ２に進み、用紙後処理装置２によりステイプル処理以外の処理、すなわち、ソート・スタック処理または反転処理を行う。
【００８１】
ステップＥ２では、排紙トレイ３に用紙が排出されて積載される。ステップＥ３では、枚数計数カウンタ８２の第１のカウンタによる用紙枚数の計数を開始し、ステップＥ４に進む。続いて、ステップＥ４では、紙面センサ１９がオンしているかどうか、すなわち、排紙トレイ３上に所定量の用紙が積載されているかどうかを検出する。紙面センサ１９がオンしていれば、ステップＥ６に進む。オンしていなければステップＥ５に進み、ステップＥ５において、トレイ下降用タイマ８１の計時カウンタ及び枚数計数カウンタ８２をそれぞれリセットする。なお、ステップＥ６からステップＥ９までの制御内容は、図１１に示すフローチャートのステップＤ６からステップＤ９と同様の制御内容なので、その説明を省略する。
【００８２】
ステップＥ１０では、下限センサ２９がオンしているかどうか、すなわち、排紙トレイ３がガイドレール２８の下端まで下降したかどうかを検出する。下限センサ２９がオンしていれば、ステップＥ１１に進み、オンしていなければステップＥ５に戻る。
【００８３】
ステップＥ１１において、紙面センサ１９と下限センサ２９とが共にオンしているので、排紙トレイ３の満杯状態が検出されるが、このときの満杯状態は、用紙が湾曲している状態を含んでいるので、この状態からさらに、時間経過につれて、排紙トレイ３上に積載された用紙が自重で沈み込むの分だけ、積載が可能である。そこで、満杯検出の信号のＣＰＵ５０への出力を一時的に待機し、用紙排出を続行すると共にステップＥ１２に進む。
【００８４】
ステップＥ１２では、ステップＥ３で計数を開始した枚数計数カウンタ８２による計数枚数Ｓ１と、枚数設定カウンタ８３による設定枚数Ｓａ、例えば、略２５枚とを比較し、計数枚数Ｓ１が設定枚数Ｓａに達したかどうかを判定する。すなわち、Ｓａ≦Ｓ１を満たしたかどうかを判定する。計数枚数Ｓ１が設定枚数Ｓａに達した場合にはステップＥ１３に進み、計数枚数Ｓ１が設定枚数Ｓａに達していない場合にはステップＥ１に戻る。ステップＥ１３では、枚数計数カウンタ８２の計数カウンタをリセットするとともに、用紙後処理装置１の作動を停止して、一連の制御を終了する。
【００８５】
一方、ステップＥ１において、ステイプル処理が選択されていれば、ステップＥ１４に進み、ステップＥ１４では、切換爪７を切り換えて、複写機１からの用紙をステイプルユニット５に搬送して、ステップＥ１５に進み、ステップＥ１５では、枚数計数カウンタ８２の第２のカウンタによる用紙枚数の計数を開始するとともに、ステイプルユニット５に搬送された用紙が、ステイプルトレイ３０に順次積載されて、ステップＥ１６に進む。
【００８６】
ステップＥ１６では、ステイプルトレイ３０上に予め設定された所定枚数の用紙が積載されて、ステイプル３３により綴じ処理が行われたかどうかを判定する。綴じ処理が正常に行われた場合にはステップＥ１７に進み、綴じ処理が行われなかった場合にはステップＥ１に戻る。
【００８７】
ステップＥ１７では、ステイプルされた用紙束を排紙トレイ３に排出し、この用紙束を排紙トレイ３上に順次積載して、ステップＥ１８に進む。続いて、ステップＥ１８では、ステップＥ４の制御内容と同様に、紙面センサ１９のオン／オフを検出し、紙面センサ１９がオンしていれば、ステップＥ２０に進む。また、オンしていなければステップＥ１９に進み、ステップＥ１９において、トレイ下降用タイマ８１の計時カウンタ及び枚数計数カウンタ８２をそれぞれリセットする。
【００８８】
ステップＥ２０では、ステップＥ６の制御内容と同様に、トレイ下降用タイマ８１による計時を開始し、ステップＥ２１に進む。続いて、ステップＥ２１では、ステップＥ７の制御内容と同様に、トレイ下降用タイマ８１による計時時間Ｔ１と、排紙トレイ３を下降させるための所定時間Ｔｂとを比較し、Ｔｂ≦Ｔ１を満たしたかどうかを判定する。計時時間Ｔ１が所定時間Ｔｂに達した場合にはステップＥ８に進み、計時時間Ｔ１が所定時間Ｔｂに達していない場合にはステップＥ１８に戻る。
【００８９】
排紙トレイ３への用紙積載量を用紙枚数で管理することによって、複写機１の処理速度が異なる場合や、用紙サイズが異なる場合や、ステイプル処理を行う場合に応じて、用紙の沈み込み分の管理条件を変える必要がなくなる。したがって、用紙後処理装置２の各種の設定が簡素になり、操作性を向上できる。また、積載途中で満杯が検出されても、排紙トレイ３に積載される用紙枚数が設定枚数Ｓａに達するまで、用紙または用紙束の積載を続行させるので、用紙後処理装置２の頻繁な停止を防止できる。さらに、満杯検出後に、排紙トレイ３上には、排紙トレイ３上における用紙の沈み込みを考慮した枚数の用紙が積載され、この後、用紙後処理装置の動作が停止されるので、積載された用紙の沈み込みにより積載高さが低くなっても、正常な満杯検出高さまで用紙を積載でき、適正な排紙トレイ満杯を検出できる。
【００９０】
なお、本実施形態では、用紙の枚数を計数するカウンタとして、ソート・スタック処理及び反転処理を行う場合に使用する第１のカウンタと、ステイプル処理を行う場合に使用する第２のカウンタとを用いたが、用紙センサ１０による用紙検出に基づいて用紙枚数を計数することにより、一つのカウンタで各処理における用紙枚数を計数することができる。
【００９１】
以上説明した実施形態では、本発明の用紙後処理装置を複写機に適用した例について説明したが、本発明の用紙後処理装置をプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に適用してもよいことは勿論である。
【００９２】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１の発明によれば、排紙トレイの満杯が検出された時点から、用紙が排紙トレイに少なくとも所定時間の間積載され、この後、用紙後処理装置の動作が停止されるので、積載された用紙の沈み込みにより積載高さが低くなっても、この用紙の沈み込みを考慮した適正な排紙トレイ満杯を検出できる。また、排紙トレイ満杯による用紙後処理装置の停止回数が低減されて、用紙後処理装置の頻繁な停止を防止できる。特に、用紙後処理装置から離れた場所から用紙の出力を行う場合には、排紙トレイ満杯による用紙後処理装置の停止回数が低減されるので、使い勝手を向上できる。また、満杯判断手段による制御を行うためには、満杯検出手段を使用しており、別途、センサ等を追加する必要もないので、簡素な構成で済み、低コストである。
また、請求項１の発明によれば、ステイプル処理を行っている場合において、排紙トレイの満杯が検出された時点から、少なくとも所定部数の用紙束の積載を続行させ、その後、用紙後処理装置の動作を停止させるので、排紙トレイに積載された用紙束が自重で沈み込む分を予め見越して、排紙トレイに積載することができ、適正量の用紙束の積載を行うことができる。また、用紙束が自重で沈み込む分を用紙束の部数で設定することによって、ステイプル処理時間にバラツキがあっても、確実に満杯検知による用紙後処理装置の停止の回数を低減できる。
【００９３】
請求項２の発明によれば、排紙トレイの満杯検出後に用紙を積載する所定時間の長さを画像形成装置の処理速度に応じて調節しているので、処理速度が異なる複数の画像形成装置に対応することができ、処理速度が異なる複数の画像形成装置に対して用紙後処理装置の頻繁な停止を防止でき、用紙後処理装置の汎用性を向上できる。
【００９４】
請求項３の発明によれば、排紙トレイの満杯検出後に用紙を積載する所定時間の長さを用紙のサイズに応じて調節しているので、用紙サイズが異なる場合でも対応することができ、用紙サイズが異なる場合に対して用紙後処理装置の頻繁な停止を防止でき、用紙後処理装置の汎用性を向上できる。
【００９５】
請求項４の発明によれば、排紙トレイへの積載量に応じて上下動する排紙トレイに適用することによって、排紙トレイに大量に用紙を積載する場合でも、排紙トレイ満杯による用紙後処理装置の停止回数が大幅に低減されて、用紙後処理装置の頻繁な停止を防止でき、使い勝手を向上できる。特に、用紙を大量に排紙トレイに積載する場合には、用紙の沈み込みによる積載高さの変化が著しいが、この用紙の沈み込みの変化に対応して適正な排紙トレイ満杯を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】用紙後処理装置の概略構成図である。
【図２】ステープルユニットの正面図である。
【図３】用紙後処理装置の制御部の概略ブロック図である。
【図４】排紙トレイ満杯時の排紙トレイの制御を説明するフローチャートである。
【図５】排紙トレイ満杯時の排紙トレイの制御を説明するフローチャートである。
【図６】第２の実施形態における用紙後処理装置の制御部の要部を示すブロック図である。
【図７】第２の実施形態における排紙トレイ満杯時の排紙トレイの制御を説明するフローチャートである。
【図８】第２の実施形態の変形形態における用紙後処理装置の制御部の要部を示すブロック図である。
【図９】第２の実施形態の変形形態における排紙トレイ満杯時の排紙トレイの制御を説明するフローチャートである。
【図１０】第３の実施形態における用紙後処理装置の制御部の要部を示すブロック図である。
【図１１】第３の実施形態における排紙トレイ満杯時の排紙トレイの制御を説明するフローチャートである。
【図１２】第４の実施形態における用紙後処理装置の制御部の要部を示すブロック図である。
【図１３】第４の実施形態における排紙トレイ満杯時の排紙トレイの制御を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
１ 複写機（画像形成装置）
２ 用紙後処理装置
３ 排紙トレイ
５ ステイプルユニット
４６ 上下駆動手段
４７ 選択手段
５０ ＣＰＵ
５１ 満杯検出手段
５２ 満杯判断手段
５３ トレイ下降用タイマ
５４ 満杯遅延タイマ
６０ 処理速度入力手段
６４ 用紙サイズ入力手段
７２ ステイプル部数計数カウンタ
７３ ステイプル部数設定カウンタ
８２ 枚数計数カウンタ
８３ 枚数設定カウンタ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a sheet post-processing apparatus applied to an image forming apparatus such as a printer, a copying machine, a facsimile, and the like.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art There is known a sheet post-processing apparatus that performs post-processing of a sheet on which an image is formed and discharged by an image forming apparatus. The post-processing of the sheet by the sheet post-processing apparatus includes a stacking process of sorting the sheets by a predetermined number of sheets, a stapling process of binding the sheets by a predetermined number of sheets, and the like. Stacked and stapled sheets are stacked on the output tray.To prevent the stacked sheets from overflowing and disturbing the alignment of the sheets on the output tray, Fullness detecting means for detecting a stacked state, for example, a full state of paper, is provided in the paper discharge tray.
[0003]
A technique relating to this full detecting means is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-58545. According to this publication, a paper discharge device detects that a stacking height of sheets on a paper discharge tray is equal to or higher than a predetermined set height and detects fullness, and a paper discharge tray. Full release means for detecting that the loading height of the upper sheet has been reduced to a loading height sufficiently lower than the set height and detecting full release, and the full detection means and full release means, Each detection of full and full is detected.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The paper immediately after being discharged to the paper output tray may be curved on the paper output tray due to heat or the like.Therefore, when the paper output tray is detected to be full and the paper post-processing device is immediately stopped, the paper post-processing is performed. Some time after the apparatus stops, the loaded paper sinks under its own weight, the curvature of the paper disappears, the fullness of the paper discharge tray is released, and the paper can be loaded again. Therefore, when the discharge of the paper is started again, the operation of detecting the fullness of the discharge tray and stopping the paper post-processing device is repeated several times, which is inconvenient in use.
[0005]
Also, when a large amount of paper is discharged by a network printer or the like, the operator often outputs the paper at a position away from the paper post-processing device. It is inconvenient to stop repeatedly, and improvement is desired.
[0006]
In the technology described in the above-mentioned publication, the full state and the release of the full state of the discharge tray are respectively detected. However, when the full state of the discharge tray is detected, the sheet post-processing device is stopped. Therefore, the operation / stop of the sheet post-processing device is repeated according to the full state of the sheet discharge tray. Further, in the above-described configuration, in order to detect each of the full state and the full state release, the full state detection unit and the full state release unit are required. For example, two sensors are required, which complicates the configuration and reduces the cost. There is also a problem that this is the case.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION It is therefore an object of the present invention to provide a sheet post-processing apparatus that can prevent frequent stoppages of the apparatus due to detection of a full state when a sheet is discharged.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 isPictureStaple the paper ejected from the image forming deviceStaple means, This stapleBy meansThe processed paper bundleA first conveying unit that conveys the sheet to the sheet discharging roller, a second conveying unit that conveys the sheet to the sheet discharging roller different from the first conveying unit, and a sheet bundle that is discharged from the sheet discharging roller And an output tray for loading paperFull judgment means for judging whether or not the stacking state of the discharge tray is full; andOther than the above stapling meansSelection means for selecting one of the processing means.Paper post-processing device,In the case where the full judgment means has selected the operation of the staple means, the operation of the staple means is continued until the predetermined number of copies of the staple processing is completed from the time when the discharge tray is full.And paper ejection operationAnd thenStapleprocessingOperation and paper ejectionWhen the operation is stopped and the operation of the processing means is selected, from the point in time when the discharge tray is detected to be full,Paper post-processing other than staple processing and paper discharge operationFor a predetermined time, and thenOther than staple processingPaper post-processingOperation and paper ejectionThis is a configuration characterized by stopping the operation.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the sheet post-processing apparatus according to the first aspect,When the operation of the above processing means is selected,The fullness determining means adjusts the length of the predetermined time according to the processing speed of the image forming apparatus.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the paper post-processing apparatus according to the first aspect,When the operation of the above processing means is selected,The fullness determining means adjusts the length of the predetermined time according to the size of the sheet.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the sheet post-processing apparatus according to the first, second or third aspect,A vertical drive unit for vertically moving the discharge tray according to the amount of paper loaded on the discharge tray;Configuration.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
First, a sheet post-processing apparatus to which the present invention is applied will be described. In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a copying machine as an image forming apparatus, and reference numeral 2 denotes a sheet post-processing apparatus mounted on a side of the copying machine 1. Inside the paper post-processing apparatus 2, a transport path 4 for directly transporting the paper from the copying machine 1 to the paper output tray 3, and binding the paper from the copying machine 1, that is, stapling, that is, the paper output tray 3 A staple unit 5 as staple means for discharging paper to the printer and a reversing conveyance path 6 for reversing the front and back of the sheet from the copying machine 1 are provided.
[0015]
The paper entrance of the transport path 4 is connected to the paper exit of the copying machine 1. A reversing conveyance path 6 branches from an intermediate portion of the conveyance path 4, and the branching section switches the conveyance direction of the sheet from the copying machine 1 to either the conveyance path 4 or the reversing conveyance path 6. A claw 7 is provided.
[0016]
The transport path 4 includes a paper sensor 10 for detecting the passage of the paper, a pair of carry-in rollers 11 for receiving the paper from the copying machine 1, a switching claw 7, a pair of transport rollers 12 for transporting the paper, and a paper from the transport path 4. A pair of discharge rollers 13 for discharging to the discharge tray 3 are arranged in order from the upstream side to the downstream side. The discharge roller 13 includes a driving roller 13a and a driven roller 13b that is driven to rotate. The driven roller 13b is rotatably supported by a paper ejection guide portion 15 that is swingably supported about a shaft 14, and is swingable about the shaft 14 together with the paper ejection guide portion 15. That is, the driven roller 13b is in contact with the drive roller 13a in a state where the driven roller 13b is pressed by its own weight.
[0017]
In the vicinity of the paper discharge port of the conveyance path 4, one end of the paper lever 18 is in contact with the upper surface of the paper stacked on the paper discharge tray 3, and is swingably supported by a support shaft 17. A paper surface sensor 19 for detecting the other end is provided. The height of the paper discharge tray 3 is set so that the upper surface of the paper stacked on the paper discharge tray 3 is always at a fixed position with respect to the discharge roller 13 based on the detection values of the paper surface lever 18 and the paper surface sensor 19. To adjust.
[0018]
The reverse transport path 6 includes a first reverse transport path 6a that transports the sheet from the copying machine 1 to the staple unit 5, and a second reverse transport path 6b that reverses the sheet and transports the sheet to the transport path 4. It is composed of A reversing guide 20 and a pair of transport rollers 21 for transporting a sheet are disposed in the first reverse transport path 6a. The transport roller 21 includes a brush-like drive roller 21a and a driven roller 21b that is driven to rotate. The drive roller 21a is rotatable in the normal and reverse directions. When the staple process is performed, the drive roller 21a rotates forward to convey the sheet to the staple unit 5, and when the reversal process is performed, the drive roller 21a once rotates forward to partially remove the sheet. 5, the paper is rotated in the reverse direction and conveyed from the rear end of the paper to the conveyance path 4. Reference numeral 22 denotes a sheet sensor for detecting the trailing edge of the sheet for detecting the sheet conveyance timing during the reversing process.
[0019]
The paper discharge tray 3 is supported by a base 26 via a shift direction guide member 25 that supports the paper discharge tray 3 movably in a direction perpendicular to the paper discharge direction. The base 26 is supported by the sheet post-processing device 2 via a vertical guide member 27 that supports the base 26 movably in the vertical direction of the sheet post-processing device 2. The vertical guide member 27 is supported by a guide rail 28 that extends in the vertical direction of the sheet post-processing device 2. Near the lower end of the guide rail 28, a lower limit sensor 29 for detecting a lower limit of the base 26 is provided.
[0020]
The shift direction guide member 25 and the vertical direction guide member 27 are provided with a shift drive unit 45 and a vertical drive unit 46 (see FIG. 3) for driving them. By driving these driving means, the paper discharge tray 3 is moved in the vertical direction of the paper post-processing device 2 and in the direction perpendicular to the paper discharge direction.
[0021]
The above-mentioned paper surface sensor 19 and the lower limit sensor 29 constitute a fullness detecting means. When both the lower limit sensor 29 and the paper surface sensor 19 are turned on, it is determined that the stacked state of the paper on the discharge tray 3 is full. I do.
[0022]
As shown in FIGS. 1 and 2, the staple unit 5 includes a staple tray 30 on which sheets from the copying machine 1 are placed and a jogger fence for aligning sheets in a sheet width direction, that is, a direction orthogonal to the sheet conveyance direction. 31, a reference fence 32, a staple 33 for binding a part of the paper and performing a stapling process, and a paper discharge claw for transporting the bound paper in a bundle (hereinafter referred to as a paper bundle) to the paper discharge tray 3. A paper discharge claw 34 is fixed, and is mainly constituted by a paper discharge belt 35 for driving the paper discharge claw 34.
[0023]
A paper discharge claw sensor 36 that detects the position of the paper discharge claw 33 is provided near the surface of the paper discharge belt 35. If the paper size is different, the position of the paper discharge claw 33 is adjusted based on the output of the paper discharge claw sensor 36 so that the rear end position of the paper is always constant.
[0024]
Next, the operation of the sheet post-processing device 2 will be briefly described. In the post-processing of the sheet by the sheet post-processing device 2, the sort / stack processing for directly discharging the sheet from the copying machine 1 to the discharge tray 3, and the binding of the sheet from the copying machine 1 to the discharge tray 3 are performed. There are three kinds of processing: stapling processing and reversing processing of reversing the front and back of the sheet from the copying machine 1 and discharging the sheet to the discharge tray 3. The selection of this processing is performed by the selection means 47 described later.
[0025]
First, the sort / stack processing will be described. When this sort / stack processing is selected, the switching pawl 7 is at the position shown by the solid line in FIG. 1, and the paper discharged from the copying machine 1 is transported through the transport path 4 and is discharged by the discharge roller 13 to the discharge tray. It is discharged to 3. When the paper from the copying machine 1 is sequentially discharged to the paper discharge tray 3, the paper surface lever 18 rises, that is, swings in the direction of arrow A in the figure, and the paper surface sensor 19 detects this. The discharge tray 3 is lowered by the driving of the vertical drive means 46 so that the upper surface of the paper is always at a constant position, and is always maintained at an appropriate height. Further, every time the number of sheets stacked on the discharge tray 2 reaches a predetermined number, the shift driving unit 45 drives the discharge tray 3 in a direction orthogonal to the sheet discharge direction to sort the sheets. I do.
[0026]
Next, stapling processing will be described. When this stapling process is selected, the switching claw 7 is located at a position shown by a two-dot chain line in FIG. 1, and the sheet discharged from the copying machine 1 is guided to the first reverse conveying path 6a, and the stapling unit 5. At this time, the tip of the switching claw 7 is in a state of light contact with the reversing guide 20, but the sheet is conveyed so as to push the switching claw 7 away. The paper discharge claw 34 is driven by the paper discharge belt 35 based on the output value of the paper discharge claw sensor 36 so that the rear end of the paper is always at a fixed position with respect to the conveyance roller 21. Moved up.
[0027]
At the same time that the leading end of the sheet abuts on the sheet discharge claw 34, the rear end of the sheet is stacked on the staple tray 30 while being pressed against the staple tray 30 by the drive roller 21a. Further, the sheet is moved toward the reference fence 32 by the jogger fence 31 and is aligned in a direction orthogonal to the transport direction. Therefore, the sheets are stacked on the staple tray 30 in a state where the sheets are in contact with the reference fence 32 and the sheet discharge claws 34, respectively. The same operation is repeated each time the sheet is conveyed to the staple tray 30, and the sheets are stacked in an aligned state to form a sheet bundle.
[0028]
When all the sheets bound on the staple tray 30 are stacked, a binding operation is performed on the sheet bundle by the staple 33, and the sheet bundle is conveyed toward the discharge roller 13 by the sheet discharge claw 34. Subsequently, the sheet bundle is discharged to the discharge tray 3 by the discharge rollers 13 and stacked on the discharge tray 3. The sheet bundle is sequentially stacked on the sheet discharge tray 3 until a predetermined number of copies is reached. Then, as in the case of the sort / stack process, the sheet discharge tray 3 is lowered so that the upper surface of the sheet bundle is always at a fixed position.
[0029]
Next, the inversion process will be described. When this reversing process is selected, the switching claw 7 is at the position shown by the two-dot chain line in FIG. 1 as in the case of the staple process, and the sheet discharged from the copying machine 1 While being guided to the path 6a, it is transported along the first reverse transport path 6a. At this time, the leading end of the switching claw 7 is in light contact with the reversing guide 20, but the sheet is conveyed through the first reversing conveyance path 6a so as to push the switching claw 7 away.
[0030]
When the paper sensor 22 detects that the rear end of the paper has passed the switching claw 7, the transport roller 21 rotates in the reverse direction, and the rear end of the paper is transported toward the second reverse transport path 6b. By the switchback of the sheet, the front and back of the sheet are reversed. The sheet returns from the second reverse conveyance path 6 b to the conveyance path 4, is conveyed along the conveyance path 4, and is discharged to the discharge tray 3 by the discharge rollers 13. When the sheets are stacked, the discharge tray 3 is moved up and down and shifted as in the case of the sort / stack process. At the time of the reversing process, the sheet discharge claw 34 is retracted to a position where it does not interfere with the leading edge of the sheet conveyed to the first reversing conveyance path 6a.
[0031]
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 3, the control means of the above-described paper post-processing apparatus 1, for example, the input side of the CPU 50 includes various sensors 10, 22, and 36 and a selection means 47 for selecting a paper post-processing method. Are connected to various drive units 9, 11, 12, 13, 21, 33, and 34, respectively. The selection means 47 is provided on an operation panel (not shown), and includes a switch for selecting any one of sort / stack processing, stapling processing, and inversion processing. Further, the CPU 50 communicates signals such as the number of sheets sorted during the stack / stack processing, the number of sheets to be bound at the time of the stapling processing, the number of copies, the sheet size, and the processing speed with the copying machine 1.
[0032]
The paper surface sensor 19 and the lower limit sensor 29 constitute a fullness detecting means 51, and the output of the fullness detecting means 51 is input to the CPU 50 via the fullness determining means 52. The fullness judging means 52 detects a fullness of the discharge tray 3 by the tray lowering timer 53 for lowering the discharge tray 3 according to the stacking amount of sheets on the discharge tray 3 and the fullness detecting means 51. At this time, a full delay timer 54 is provided for delaying the output of the full detection to the CPU 50 by a predetermined time Ta.
[0033]
The tray lowering timer 53 is a timer for determining when to lower the paper discharge tray 3, and when a predetermined amount of paper is stacked on the paper discharge tray 3 and the ON state of the paper surface sensor 19 continues for a predetermined time Tb. A signal for lowering the discharge tray 3 is output to the CPU 50. Here, the predetermined time Tb will be described. During the paper ejection operation, each time the paper is ejected to the paper ejection tray 3, the leading edge of the paper raises the paper surface lever 18 to turn on the paper surface sensor 19, and thereafter, the paper surface lever 18 is lowered and the paper surface sensor 19 is turned on. Turn off. However, when sheets are stacked on the sheet discharge tray 3 and the stacking amount reaches a predetermined amount, the sheet surface sensor 19 is kept on even after the paper surface lever 18 is lowered. That is, by detecting that the ON state of the paper surface sensor 19 has continued for a predetermined time, it is determined that the amount of paper loaded on the paper discharge tray 3 has reached the predetermined amount.
[0034]
Therefore, the predetermined time Tb is a threshold value for detecting the amount of stacked paper on the discharge tray 3 and a threshold value for lowering the discharge tray 3 in accordance with the amount of stacked paper. The predetermined time Tb is usually set to 2 to 3 seconds, and is set to approximately 2 seconds in the present embodiment. By appropriately setting the predetermined time Tb, the discharge tray 3 can be lowered before the sheet overflows from the discharge tray 3.
[0035]
The full delay timer 54 starts counting up, that is, starts counting from the time when the full state is detected, and outputs a full state detection signal to the CPU 50 after a predetermined time Ta, for example, 20 to 30 seconds. In the present embodiment, the count-up time by the first full delay timer 63a, that is, the predetermined time Ta is set to approximately 25 seconds.
[0036]
The delay time of the full delay timer 54, that is, the predetermined time Ta will be described in detail. When the end of the sheet is bent by heat or the like when a sheet is stacked on the sheet discharge tray 3 and a gap is generated between the stacked sheets, it is detected that the sheet discharge tray 3 is full. Thereafter, as time elapses, the paper stacked on the paper discharge tray 3 sinks under its own weight, so that the paper stacking height decreases by the amount of the sink and the fullness is released. Therefore, since the sheet can be stacked again due to the sinking, even if the paper discharge tray 3 is detected to be full at the time of stacking the sheets, the sheets are stacked in advance by the amount by which the sheets sink. After the full state is detected, the stacking is continued for a predetermined time Ta after the full state is detected, in order to stack the amount of submerged paper. Therefore, the predetermined time Ta is a time for loading beforehand by the amount of sinking after the full detection, and is for delaying the output of the full detection signal.
[0037]
Next, the operation of the discharge tray 3 when the sheets are stacked and when the discharge tray is full when the sort / stack processing or the reverse processing is selected will be described with reference to flowcharts shown in FIGS.
In step A1, the sheets are discharged onto the discharge tray 3 and stacked. In step A2, it is detected whether or not the paper surface sensor 19 is turned on, that is, whether or not a predetermined amount of paper is stacked on the paper discharge tray 3. If the paper surface sensor 19 is on, the process proceeds to step A4, and if not, the process proceeds to step A3. For example, if the paper surface sensor 19 is set to be turned on when the paper stacking height reaches approximately 10 mm, the process proceeds to step A4 when the paper stacking height reaches approximately 10 mm. If the paper stacking height has not reached approximately 10 mm, the process proceeds to step A3, where the time counter of the tray lowering timer 53 is reset.
[0038]
In step A4, time measurement by the tray lowering timer 53 is started, and the process proceeds to step A5. Subsequently, in step A5, it is determined whether the time T1 measured by the tray lowering timer 53 has reached a predetermined time Tb. That is, it is determined whether or not Tb ≦ T1 is satisfied. If the time T1 has reached the predetermined time Tb, the process proceeds to step A6. If the time T1 has not reached the predetermined time Tb, the process returns to step A2.
[0039]
In step A6, the time counter of the tray lowering timer 53 is reset, and the process proceeds to step A7. In this step A7, the sheet discharge tray 3 is lowered by a predetermined amount, and the process proceeds to step A8. At this time, for example, the paper ejection tray 3 is moved down by 10 mm by the vertical drive unit 46.
[0040]
In step A8, it is detected whether or not the lower limit sensor 29 is ON, that is, whether or not the discharge tray 3 has been lowered to the lower end of the guide rail 28. If the lower limit sensor 29 is on, the process proceeds to step A9, and if not, the process returns to step A1.
[0041]
In step A9, since both the paper surface sensor 19 and the lower limit sensor 29 are on, the full state of the discharge tray 3 is detected. The full state at this time includes the state where the paper is curved. I have. By the way, when the discharge tray 3 is detected to be full, there is a gap between the top surface of the paper stacked on the discharge tray 3 and the discharge roller 13. Paper can be ejected. For example, assuming that the interval between the gaps is approximately 10 mm, the sheet can be discharged for the interval. Therefore, when the full state is detected, some paper discharge can be continued without stopping the operation of the paper post-processing apparatus 1 immediately. The paper discharge is continued and the process proceeds to step A10.
[0042]
In step A10, time counting by the full delay timer 54 is started, and the process proceeds to step A11. Subsequently, in step A11, it is determined whether or not the time T2 measured by the full delay timer 54 has reached a predetermined time Ta. That is, it is determined whether or not Ta ≦ T2 is satisfied. If the time T2 has reached the predetermined time Ta, the process proceeds to step A12. If the time T2 has not reached the predetermined time Ta, the process returns to step A1. In step A12, the time counter of the full delay timer 54 is reset, the operation of the sheet post-processing device 1 is stopped, and a series of controls is ended.
[0043]
Accordingly, by delaying the stop of the sheet post-processing device 2 due to the discharge tray being full by the predetermined time Ta, the number of times the sheet post-processing device 2 is stopped due to the discharge tray being full is reduced, and the frequent stop of the sheet post-processing device 2 is reduced. It is possible to detect that the discharge tray is full. In particular, when the paper is output from a place distant from the paper post-processing device 2, the number of times the paper post-processing device 2 is stopped due to a full discharge tray is reduced, so that usability can be improved. Further, since the paper surface sensor 19 and the lower limit sensor 29 which have been conventionally used for the full state detection are used, there is no need to separately add a sensor, so that the configuration is simple and the cost is low.
[0044]
In the present embodiment, the sheet stacking amount after the detection of the full state is controlled by time, but the predetermined time Ta is set based on the sheet stacking amount per unit time. Therefore, the sheet stacking amount after the full detection may be controlled by the number of sheets instead of the time. When the number of sheets is controlled, the load amount can be controlled more accurately.
[0045]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In these drawings, the same members as those shown in FIGS. 3 to 5 are denoted by the same reference numerals as those used in FIGS. 3 to 5, and the description thereof will be omitted, and different points will be described.
In some cases, the sheet post-processing apparatus 2 is connected to the copying machine 1 having a different processing speed. In this case, the amount of discharged paper per unit time is different. It is necessary to set a delay time of the output to the CPU 50 of the above.
[0046]
As shown in FIG. 6, the CPU 50 is connected to a processing speed input unit 60 for inputting a processing speed of a copying machine to which the sheet post-processing apparatus 2 is connected, and a fullness judging unit 61. The processing speed input unit 60 is provided on an operation panel (not shown), and includes a plurality of selection switches. In this embodiment, the processing speed of the copying machine 1 corresponds to the two types of 30 CPM or 60 CPM. By pressing the switch 60 a for 30 CPM and pressing the switch 60 b for 60 CPM, respectively, Can be input. Note that CPM is a unit indicating the number of copies per minute, and 30 CPM means that 30 copies are made per minute.
[0047]
The fullness judging means 61 includes a tray lowering timer 62 for lowering the paper output tray 3 in accordance with the amount of sheets loaded on the paper output tray 3, and a timer 62 for lowering the paper output tray 3 according to the processing speed of the copying machine 1 when fullness is detected. A full delay timer 63 delays the output of the full detection to the CPU 50 for a predetermined time. The full delay timer 63 includes a first full delay timer 63a that delays the output of the full detection to the CPU 50 for a predetermined time Tc when the processing speed of the copying machine 1 is 30 CPM and full detection is performed. Has a processing speed of 60 CPM, and when a full state is detected, a second full delay timer 63b for delaying the output of the full state detection to the CPU 50 by a predetermined time Td.
[0048]
The first full delay timer 63a starts counting up, that is, starts counting from the time when the full state is detected, and outputs a full state detection signal to the CPU 50 after a predetermined time Tc, for example, 50 to 60 seconds. The second full delay timer 63b counts up from the time when the full state is detected, that is, starts counting time, and outputs a full state detection signal to the CPU 50 after a predetermined time Td, for example, 20 to 30 seconds. In the present embodiment, the count-up time by the first full delay timer 63a, that is, the predetermined time Tc is approximately 55 seconds, and the count-up time by the second full delay timer 63b, that is, the predetermined time Td is approximately 25 seconds. Each is set. In FIG. 6, other input members and other output members are the same as those shown in FIG.
[0049]
Next, the operation of the output tray 3 when the sheets are stacked and when the output tray is full when the sort / stack process or the reverse process is selected will be described with reference to the flowchart shown in FIG. In FIG. 7, steps B1 to B9 have the same control contents as steps A1 to A9 shown in FIG.
[0050]
In step B10, the processing speed of the copying machine 1 is determined. That is, the input from the processing speed input means 60 is determined. At this time, if the switch 60a is pressed, it is determined that the processing speed of the copying machine 1 is 30 CPM, and the process proceeds to step B11. If the switch 60b is pressed, the processing speed of the copying machine 1 is 60 CPM. If it is determined that there is, the process proceeds to step B14.
[0051]
In step B11, the first full delay timer 63a starts counting time, and proceeds to step B12. Subsequently, in step B12, it is determined whether the time T3 measured by the first full delay timer 63a has reached a predetermined time Tc. That is, it is determined whether or not Tc ≦ T3 is satisfied. If the time T3 has reached the predetermined time Tc, the process proceeds to step B13. If the time T3 has not reached the predetermined time Tc, the process returns to step B1. In step B13, the time counter of the first full delay timer 63a is reset, the operation of the sheet post-processing device 1 is stopped, and a series of controls is ended.
[0052]
On the other hand, in steps B14, 15, 16 the same control as in steps B11, 12, 13 is performed, respectively. The time counting by the second full delay timer 63b is started, and it is determined whether the time T4 measured by the second full delay timer 63b has reached a predetermined time Td, that is, it is determined that Td ≦ T4. When the time T4 has reached the predetermined time Td, the time counter of the second full delay timer 63b is reset and the operation of the sheet post-processing device 1 is stopped, and the time T4 reaches the predetermined time Td. If not, the process returns to step B1.
[0053]
In the present embodiment, the input conditions of the processing speed of the copying machine 1 are two types. However, the present invention is not limited to this, and a plurality of input conditions of the processing speed of the copying machine 1 may be prepared. Further, the input condition of the processing speed of the copying machine 1 may be variably set, and the predetermined time may be variably set accordingly.
[0054]
Therefore, when the processing speeds of the copying machines 1 are different, the predetermined times Tc and Td are selected in accordance with the processing speeds, so that one sheet post-processing device 2 can be used for a plurality of copying machines 1 having different processing speeds. Can respond. Therefore, frequent stoppage of the sheet post-processing device 2 for a plurality of copying machines 1 having different processing speeds can be prevented, and the versatility of the sheet post-processing device 2 can be improved.
[0055]
Further, a modification of the second embodiment will be described with reference to FIGS. In these drawings, the same members as those shown in FIGS. 6 and 7 are denoted by the same reference numerals as those used in FIGS. 6 and 7, and the description thereof will be omitted, and different points will be described. In the second embodiment, the case where the processing speed of the copying machine 1 is different has been described, but in the present embodiment, the case where the size of paper on which an image is formed is different will be described. Even when the paper size is different, the paper discharge amount per unit time is different. Therefore, it is necessary to set a delay time for outputting the full detection signal to the CPU 50 according to the paper size.
[0056]
As shown in FIG. 8, the CPU 50 is connected to a paper size input unit 64 for inputting a size of a paper on which an image is formed in the copying machine 1. The paper size input means 64 is provided on an operation panel (not shown) and includes a plurality of selection switches. In the present embodiment, the size of the paper is divided by the length of the paper in the paper discharge direction. If the length of the short side of the A4 size paper is L, the length of the paper in the paper discharge direction is less than L. , Or when the length of the paper in that direction is L or more, the switch 64a is pressed when it is less than L, and the switch 64b is pressed when it is L or more. Allows the user to input the paper size.
[0057]
The fullness judging means 61 comprises a tray lowering timer 62 and a fullness delay timer 65 for delaying the output of the fullness detection to the CPU 50 for a predetermined time according to the sheet size. The full delay timer 65a is used when the length of the sheet in the sheet discharging direction is less than L, and when a full state is detected, a third full delay timer 65a for delaying the output of the full state detection to the CPU 50 by a predetermined time Te. And a fourth full delay timer 65b for delaying the output of the full detection to the CPU 50 by a predetermined time Tf when the length of the sheet in the sheet discharging direction is L or more and the full state is detected. ing.
[0058]
The third full delay timer 65a starts counting up, that is, starts timing from the time when the full state is detected, and outputs a full state detection signal to the CPU 50 after a predetermined time Te, for example, 20 to 30 seconds. The fourth full delay timer 65b starts counting up, that is, starts timing from the time when the full state is detected, and outputs a full state detection signal to the CPU 50 after a predetermined time Tf, for example, 50 to 60 seconds. In the present embodiment, the count-up time by the third full delay timer 65a, that is, the predetermined time Te is approximately 25 seconds, and the count-up time by the fourth full delay timer 65b, that is, the predetermined time Tf is approximately 55 seconds. Each is set. In FIG. 8, other input members and other output members are the same as those shown in FIG.
[0059]
Next, the operation of the output tray 3 when the sheets are stacked and the output tray is full when the sort / stack process or the reverse process is selected will be described with reference to the flowchart shown in FIG. In FIG. 7, steps C1 to C9 have the same control contents as steps A1 to A9 shown in FIG.
[0060]
In Step C10, the size of the sheet on which the image is formed in the copying machine 1 (the length of the sheet in the sheet discharging direction) is determined. That is, the input from the paper size input unit 64 is determined. At this time, if the switch 64a is pressed, it is determined that the length of the paper in the paper discharge direction is less than L, and the process proceeds to Step C11. If the switch 64b is pressed, the paper is discharged in the paper discharge direction. It is determined that the length is L or more, and the process proceeds to step C14.
[0061]
In step C11, the third full delay timer 65a starts counting time, and the process proceeds to step C12. Subsequently, in step C12, it is determined whether the time T5 measured by the third full delay timer 65a has reached a predetermined time Te. That is, it is determined whether or not Te ≦ T5 is satisfied. If the time T5 has reached the predetermined time Te, the process proceeds to step C13. If the time T5 has not reached the predetermined time Te, the process returns to step C1. In step C13, the time counter of the third full delay timer 65a is reset, the operation of the sheet post-processing device 1 is stopped, and a series of controls is ended.
[0062]
On the other hand, in steps C14, 15, and 16, the same control as in steps C11, 12, and 13 is performed, respectively. The time counting by the fourth full delay timer 65b is started, and it is determined whether or not the time T6 measured by the fourth full delay timer 65b has reached a predetermined time Tf, that is, it is determined that Tf ≦ T6, and the time T6 is determined. When the time has reached the predetermined time Tf, the timer of the fourth full delay timer 65b is reset, the operation of the sheet post-processing device 1 is stopped, and the time T6 has not reached the predetermined time Tf. Returns to step C1.
Therefore, when the paper sizes are different, by selecting the predetermined times Te and Tf according to the paper size, one paper post-processing apparatus 2 can cope with the case where the paper sizes are different. Therefore, frequent stoppage of the sheet post-processing apparatus 2 can be prevented even when the sheet sizes are different, and the versatility of the sheet post-processing apparatus 2 can be improved.
[0063]
In the present embodiment, the input conditions of the paper size are two types. However, the present invention is not limited to this, and a plurality of input conditions of the paper size may be prepared. When a plurality of paper size input conditions are prepared, a plurality of predetermined times corresponding to the conditions are also prepared. Although the paper size is classified according to the length in the paper discharge direction, input conditions for the paper size may be set according to the paper size and the direction in which the paper is conveyed.
[0064]
Further, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In FIG. 10, other input members and other output members are the same as those shown in FIG. 3, so that illustration thereof is omitted, and different points will be described. In the first and second embodiments, the operation when the discharge tray is full when the sort / stack processing or the reverse processing is selected has been described. In the present embodiment, however, the discharge tray when the staple processing is selected is described. The operation of the discharge tray 3 when it is full will be described.
[0065]
As shown in FIG. 10, the CPU 50 is connected to a fullness judging means 70 for adjusting the timing of outputting the fullness detection signal to the CPU 50 when the fullness is detected. The fullness judging means 70 includes a tray lowering timer 71 for lowering the discharge tray 3 in accordance with the stacked amount of the sheet bundle on the discharge tray 3, a staple copy number counter 72 for counting the number of stapled copies, A staple copy number setting counter 73 for setting the number of copies of the sheet bundle to be discharged to the discharge tray 3 from the time when the discharge tray 3 is detected to be full to the time when a full detection signal is output to the CPU 50; ing.
[0066]
The staple copy number counter 72 is provided between the staple unit 5 and the discharge roller 13 and includes a sheet bundle sensor for detecting passage of a sheet bundle, and a count counter connected to the sheet bundle sensor. Each time the sheet bundle is discharged from the staple unit 5 to the discharge roller 13, the number of sheets in the sheet bundle is counted.
[0067]
The staple copy number setting counter 73 is provided in a part of the control unit of the sheet post-processing apparatus 2. The staple copy number setting counter 73 sets the number of paper bundles to be stacked on the paper discharge tray 3 after detecting the fullness. The number of staples is set by the weight of the paper bundle stacked on the paper discharge tray 3. This corresponds to substantially the same number of copies as the stack of sheets corresponding to the stacking height to be loaded. The number of copies set by the staple copy number setting counter 73 is set to 4 to 5 copies, and is set to 4 copies in the present embodiment.
[0068]
Hereinafter, the control by the full judgment means 70 at the time of full detection will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
In step D1, it is determined whether the sheet post-processing apparatus 2 performs staple processing. That is, it is determined whether or not the staple processing is selected by the selection unit 47. If the staple process has not been selected, the process proceeds to step D2, where the sheet post-processing device 2 performs a process other than the staple process, that is, a sort / stack process or a reverse process. In this case, the control contents of the flowcharts shown in FIGS. 4 and 5 and the flowcharts shown in FIGS. 7 and 9 are executed.
[0069]
On the other hand, if the stapling process is selected, the process proceeds to step D3. In step D3, the stapled sheet bundle is discharged to the discharge tray 3, the sheet bundle is sequentially stacked on the discharge tray 3, and the process proceeds to step D4. In step D4, it is detected whether or not the sheet surface sensor 19 is turned on, that is, whether or not a predetermined amount of sheet bundle is stacked on the sheet discharge tray 3. If the paper surface sensor 19 is on, the process proceeds to step D6. If it is not turned on, the process proceeds to step D5, where the time counter of the tray lowering timer 71 is reset.
[0070]
In step D6, time measurement by the tray lowering timer 71 is started, and the process proceeds to step D7. Subsequently, in step D7, the time T1 measured by the tray lowering timer 71 is compared with a predetermined time Tb for lowering the discharge tray 3, and the time T1 reaches the predetermined time Tb. It is determined whether or not it has been done. That is, it is determined whether or not Tb ≦ T1 is satisfied. When the time T1 has reached the predetermined time Tb, the process proceeds to step D8, and when the time T1 has not reached the predetermined time Tb, the process returns to step D4.
[0071]
In step D8, the clock counter of the tray lowering timer 71 is reset, and the process proceeds to step D9. In step D9, the sheet discharge tray 3 is lowered by a predetermined amount, and the process proceeds to step D10. At this time, for example, the paper ejection tray 3 is lowered by 10 mm by the vertical drive unit 46.
[0072]
In step D10, it is detected whether or not the lower limit sensor 29 is ON, that is, whether or not the discharge tray 3 has been lowered to the lower end of the guide rail. If the lower limit sensor 29 is on, the process proceeds to step D11; otherwise, the process returns to step D3.
[0073]
In step D11, since both the paper surface sensor 19 and the lower limit sensor 29 are turned on, the full state of the discharge tray 3 is detected. The full state at this time includes the state where the sheet bundle is curved. Therefore, the stacking can be performed by the amount that the bundle of sheets stacked on the sheet discharge tray 3 sinks by its own weight as time elapses from this state. Therefore, the CPU 50 temporarily waits for the output of a full detection signal to the CPU 50, continues discharging the sheet bundle, and proceeds to step D12.
[0074]
In step D12, counting of the sheet bundle by the staple copy number counter 72 is started, and the process proceeds to step D13. Then, in step D13, the number of copies P1 by the staple copy number counter 72 is compared with the number of copies Pa set by the staple copy number setting counter 73, for example, 4 copies, and it is determined whether or not the count P1 has reached the set number of copies Pa. judge. That is, it is determined whether Pa ≦ P1 is satisfied. If the number of copies P1 has reached the set number Pa, the process proceeds to step D14. If the number of copies P1 has not reached the set number Pa, the process returns to step D3. In step D14, the count counter of the staple copy number counter 72 is reset, the operation of the sheet post-processing apparatus 1 is stopped, and a series of controls is ended.
[0075]
As described above, in the case where the staple process is performed, even if the discharge tray 3 is detected to be full, the stacking of the sheet bundle is continued in anticipation of the sinking of the sheet bundle by its own weight, so that the sheet post-processing Frequent stoppage of the apparatus 2 can be prevented, and an appropriate discharge tray full state can be detected. In the stapling process, since the stapling is performed inside the sheet post-processing device 2, the time required for the stapling process varies, and it is difficult to set the amount of time the sheet bundle sinks by its own weight. However, the number of stoppages of the sheet post-processing device 2 due to the detection of the full state can be reliably reduced by setting the sinking amount by the number of sheets of the sheet bundle.
[0076]
Further, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In FIG. 12, other input members and other output members are the same as those shown in FIG. 3, so that illustration thereof is omitted, and different points will be described. In the present embodiment, the amount by which the sheet bundle sinks under its own weight is set by the number of sheets. Hereinafter, this will be described in detail with reference to the drawings.
[0077]
As shown in FIG. 12, the CPU 50 is connected to a fullness judging means 80 for adjusting the timing of outputting the fullness detection signal to the CPU 50 when the fullness is detected. The fullness judging means 80 includes a tray lowering timer 81 for lowering the paper output tray 3 in accordance with the amount of paper loaded on the paper output tray 3, and a number counting device for counting the number of papers output from the copying machine 1. It is composed of a counter 82 and a sheet number setting counter 83 for presetting the number of sheets to be stacked on the sheet discharge tray 3 from the start of sheet stacking to the full state.
[0078]
The sheet number counter 82 includes a first counter for counting the number of sheets when performing the sort / stack processing and the reversing processing, and a second counter for counting the number of sheets when performing the staple processing. I have. The first counter counts the number of sheets based on sheet detection by the sheet sensor 19, and the second counter counts the number of sheets based on sheet detection by the sheet sensor 22.
[0079]
The sheet number setting counter 83 is provided in a part of the control unit of the sheet post-processing device 2. The number-of-sheets setting counter 83 sets the number of sheets to be stacked on the discharge tray 3 after detecting the fullness. The number of sheets is determined by the stacking height at which the sheets stacked on the discharge tray 3 sink by their own weight. This is equivalent to approximately the same number of sheets as the amount of paper. The number of sheets set by the number-of-sheets setting counter 83 is set to 20 to 30 sheets, and is set to about 25 in this embodiment.
[0080]
Hereinafter, control by the fullness judging means 80 at the time of fullness detection will be described with reference to a flowchart shown in FIG.
In step E1, it is determined whether or not to perform staple processing by the sheet post-processing apparatus 2. That is, it is determined whether or not the staple processing is selected by the selection unit 47. If the staple process has not been selected, the process proceeds to step E2, where the sheet post-processing device 2 performs a process other than the staple process, that is, a sort / stack process or a reverse process.
[0081]
In step E2, the sheets are discharged onto the discharge tray 3 and stacked. In step E3, counting of the number of sheets by the first counter of the sheet number counter 82 is started, and the process proceeds to step E4. Subsequently, in step E4, it is detected whether or not the paper surface sensor 19 is turned on, that is, whether or not a predetermined amount of paper is stacked on the paper discharge tray 3. If the paper surface sensor 19 is on, the process proceeds to step E6. If the switch is not turned on, the process proceeds to step E5, and in step E5, the time counter and the sheet number counter 82 of the tray lowering timer 81 are reset. Note that the control contents from step E6 to step E9 are the same as the control contents from step D6 to step D9 in the flowchart shown in FIG. 11, and therefore description thereof will be omitted.
[0082]
In step E10, it is detected whether or not the lower limit sensor 29 is ON, that is, whether or not the discharge tray 3 has been lowered to the lower end of the guide rail 28. If the lower limit sensor 29 is on, the process proceeds to step E11; otherwise, the process returns to step E5.
[0083]
In step E11, since both the paper surface sensor 19 and the lower limit sensor 29 are on, the full state of the paper discharge tray 3 is detected. The full state at this time includes the state where the paper is curved. Therefore, as time elapses from this state, the sheets stacked on the sheet discharge tray 3 can be stacked by the amount of sinking under their own weight. Therefore, the CPU temporarily waits for a full detection signal to be output to the CPU 50, continues discharging the paper, and proceeds to step E12.
[0084]
In step E12, the number S1 counted by the number counter 82 started counting in step E3 is compared with the number Sa set by the number setting counter 83, for example, approximately 25, and the counted number S1 reaches the set number Sa. Is determined. That is, it is determined whether or not Sa ≦ S1 is satisfied. If the counted number S1 has reached the set number Sa, the process proceeds to step E13. If the counted number S1 has not reached the set number Sa, the process returns to step E1. In step E13, the count counter of the sheet count counter 82 is reset, the operation of the sheet post-processing device 1 is stopped, and a series of controls is ended.
[0085]
On the other hand, if the stapling process is selected in step E1, the process proceeds to step E14. In step E14, the switching claw 7 is switched to convey the sheet from the copying machine 1 to the staple unit 5, and the process proceeds to step E15. In step E15, counting of the number of sheets by the second counter of the sheet number counter 82 is started, and the sheets transported to the staple unit 5 are sequentially stacked on the staple tray 30, and the process proceeds to step E16.
[0086]
In step E16, it is determined whether or not a predetermined number of sheets set in advance on the staple tray 30 and the binding process has been performed by the staple 33. If the binding process has been performed normally, the process proceeds to step E17. If the binding process has not been performed, the process returns to step E1.
[0087]
In step E17, the stapled sheet bundle is discharged to the sheet discharge tray 3, and the sheet bundle is sequentially stacked on the sheet discharge tray 3, and the process proceeds to step E18. Subsequently, at step E18, similarly to the control content at step E4, ON / OFF of the paper surface sensor 19 is detected, and if the paper surface sensor 19 is ON, the process proceeds to step E20. If it is not turned on, the process proceeds to step E19, where the time counter of the tray lowering timer 81 and the number of sheets counter 82 are reset.
[0088]
In step E20, similarly to the control content of step E6, time measurement by the tray lowering timer 81 is started, and the process proceeds to step E21. Subsequently, in step E21, similarly to the control content of step E7, the time T1 measured by the tray lowering timer 81 is compared with a predetermined time Tb for lowering the discharge tray 3, and whether Tb ≦ T1 is satisfied. Determine whether If the time T1 has reached the predetermined time Tb, the process proceeds to step E8. If the time T1 has not reached the predetermined time Tb, the process returns to step E18.
[0089]
By managing the amount of paper loaded on the paper output tray 3 by the number of papers, the amount of paper sunk can be reduced depending on the processing speed of the copier 1, the paper size, or the staple process. There is no need to change the management conditions for Therefore, various settings of the sheet post-processing device 2 are simplified, and operability can be improved. Further, even if a full state is detected during the stacking, the stacking of the sheets or the sheet bundle is continued until the number of sheets stacked on the discharge tray 3 reaches the set number Sa, so that the sheet post-processing device 2 is frequently stopped. Can be prevented. Further, after the detection of the full state, a number of sheets are stacked on the paper output tray 3 in consideration of the sinking of the paper on the paper output tray 3, and thereafter, the operation of the paper post-processing device is stopped. Even if the stacking height is lowered due to the sinking of the set sheets, the sheets can be stacked up to the normal full detection height, and an appropriate discharge tray full state can be detected.
[0090]
In the present embodiment, as a counter for counting the number of sheets, a first counter used for performing a sort / stack process and a reversing process and a second counter used for performing a staple process are used. However, by counting the number of sheets based on sheet detection by the sheet sensor 10, the number of sheets in each process can be counted by one counter.
[0091]
In the embodiment described above, an example in which the paper post-processing apparatus of the present invention is applied to a copying machine has been described. However, the paper post-processing apparatus of the present invention may be applied to an image forming apparatus such as a printer and a facsimile. Of course.
[0092]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, sheets are stacked on the discharge tray for at least a predetermined time from the time when the discharge tray is full, and thereafter, the operation of the sheet post-processing apparatus is performed. Is stopped, it is possible to detect a proper discharge tray full taking into account the sinking of the paper even if the stacking height is reduced due to the sinking of the stacked paper. Further, the number of stoppages of the sheet post-processing apparatus due to the full discharge tray is reduced, and frequent stoppage of the sheet post-processing apparatus can be prevented. In particular, when the sheet is output from a place distant from the sheet post-processing apparatus, the number of times the sheet post-processing apparatus is stopped due to a full discharge tray is reduced, so that usability can be improved. Further, in order to perform the control by the fullness judging means, the fullness detecting means is used, and it is not necessary to separately add a sensor or the like. Therefore, a simple configuration is sufficient and the cost is low.
Also,According to the first aspect of the present invention, in a case where the staple process is performed, the stacking of at least a predetermined number of sheets is continued from the time when the discharge tray is detected to be full, and thereafter, the operation of the sheet post-processing apparatus is performed. Is stopped, the sheet bundle loaded on the paper discharge tray can be loaded on the paper discharge tray in anticipation of sinking by its own weight in advance, and a proper amount of paper bundle can be loaded. Further, by setting the amount by which the sheet bundle sinks under its own weight by the number of sheets in the sheet bundle, the number of times the sheet post-processing apparatus stops due to the fullness detection can be reliably reduced even if the staple processing time varies.
[0093]
According to the second aspect of the present invention, the length of the predetermined time for stacking the sheets after the detection of the full state of the discharge tray is adjusted according to the processing speed of the image forming apparatus. Can be prevented, frequent stoppage of the sheet post-processing apparatus for a plurality of image forming apparatuses having different processing speeds can be prevented, and the versatility of the sheet post-processing apparatus can be improved.
[0094]
According to the third aspect of the present invention, the length of the predetermined time for stacking the sheets after the detection of the full state of the sheet discharge tray is adjusted according to the size of the sheet. Frequent stoppage of the paper post-processing device can be prevented for different paper sizes, and the versatility of the paper post-processing device can be improved.
[0095]
According to the invention of claim 4,By applying this method to a paper output tray that moves up and down according to the amount loaded in the paper output tray, the number of times the paper post-processing device must be stopped due to the paper output tray being full can be significantly reduced even when a large number of papers are loaded in the paper output tray. As a result, frequent stoppage of the sheet post-processing apparatus can be prevented, and usability can be improved. In particular, when a large number of sheets are stacked on the output tray, the change in the stacking height due to the sinking of the sheet is remarkable, but it is possible to detect an appropriate discharge tray full state in response to the change in the sinking of the sheet. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a sheet post-processing apparatus.
FIG. 2 is a front view of the staple unit.
FIG. 3 is a schematic block diagram of a control unit of the sheet post-processing apparatus.
FIG. 4 is a flowchart illustrating control of a discharge tray when the discharge tray is full.
FIG. 5 is a flowchart illustrating control of the discharge tray when the discharge tray is full.
FIG. 6 is a block diagram illustrating a main part of a control unit of a sheet post-processing apparatus according to a second embodiment.
FIG. 7 is a flowchart illustrating control of a discharge tray when the discharge tray is full according to the second embodiment.
FIG. 8 is a block diagram illustrating a main part of a control unit of a sheet post-processing apparatus according to a modification of the second embodiment.
FIG. 9 is a flowchart illustrating control of a discharge tray when the discharge tray is full according to a modification of the second embodiment.
FIG. 10 is a block diagram illustrating a main part of a control unit of a sheet post-processing apparatus according to a third embodiment.
FIG. 11 is a flowchart illustrating control of a discharge tray when the discharge tray is full according to the third embodiment.
FIG. 12 is a block diagram illustrating a main part of a control unit of a sheet post-processing apparatus according to a fourth embodiment.
FIG. 13 is a flowchart illustrating control of a discharge tray when the discharge tray is full according to a fourth embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Copier (image forming apparatus)
2 Paper post-processing device
3 paper output tray
5 Staple unit
46 Vertical drive means
47 Selection means
50 CPU
51 Full detection means
52 Full judgment means
53 Tray lowering timer
54 Full delay timer
60 Processing speed input means
64 Paper size input means
72 Staple copy counter
73 Staple copy setting counter
82 sheet counting counter
83 Number setting counter

Claims (4)

画像形成装置から排出された用紙をステイプル処理するステイプル手段と、
このステイプル手段で処理された用紙束を排紙ローラに搬送する第１の搬送手段と、
第１の搬送手段とは別の、上記排紙ローラに用紙を搬送する第２の搬送手段と、
上記排紙ローラから排紙される用紙束と用紙を積載する排紙トレイと、
上記排紙トレイでの積載状態が満杯であるかどうかを判断する満杯判断手段と、
上記ステイプル手段または上記ステイプル手段以外の処理手段のいずれか一方を選択する選択手段とを有する用紙後処理装置であって、
上記満杯判断手段が、上記ステイプル手段の作動が選択されている場合において、
上記排紙トレイの満杯が検出された時点から、所定部数の上記ステイプル処理が終了するまで上記ステイプル手段の作動と排紙動作を続行させ、その後、ステイプル処理動作及び排紙動作を停止させ、
上記処理手段の作動が選択されている場合において、
上記排紙トレイの満杯が検出された時点から、ステイプル処理以外の用紙後処理と排紙動作を所定時間の間続行させ、その後、ステイプル処理以外の用紙後処理動作及び排紙動作を停止させることを特徴とする用紙後処理装置。 A staple means for stapling a sheet discharged from the images forming apparatus,
First transporting means for transporting the sheet bundle processed by the stapling means to a discharge roller;
A second transporting means for transporting the paper to the paper discharge roller, different from the first transporting means,
A sheet bundle ejected from the sheet ejection rollers and a sheet ejection tray for stacking sheets,
Full judgment means for judging whether or not the stacking state in the discharge tray is full;
A sheet post-processing apparatus which have a selection means for selecting one of the processing means other than the stapling means or the stapling means,
In the case where the full judgment means has selected the operation of the staple means,
From the time when the discharge tray is full, the operation of the staple means and the discharge operation are continued until the predetermined number of copies of the stapling process is completed, and then the staple processing operation and the discharge operation are stopped.
When the operation of the processing means is selected,
The sheet post-processing other than the staple processing and the sheet discharging operation are continued for a predetermined time from the time when the discharge tray is full, and thereafter, the sheet post-processing operation and the sheet discharging operation other than the staple processing are stopped. A paper post-processing device characterized by the above-mentioned. 上記処理手段の作動が選択されている場合、
上記満杯判断手段が、上記所定時間の長さを上記画像形成装置の処理速度に応じて調節することを特徴とする請求項１記載の用紙後処理装置。When the operation of the above processing means is selected,
2. The sheet post-processing apparatus according to claim 1, wherein said full judgment means adjusts the length of said predetermined time according to a processing speed of said image forming apparatus. 上記処理手段の作動が選択されている場合、
上記満杯判断手段が、上記所定時間の長さを用紙のサイズに応じて調節することを特徴とする請求項１記載の用紙後処理装置。When the operation of the above processing means is selected,
The full determination means, sheet post-processing apparatus according to claim 1, wherein the adjusting according to the size of the paper use the length of the predetermined time. 上記排紙トレイへの積載量に応じて上記排紙トレイを上下動する上下駆動手段を有することを特徴とする請求項１，２または３記載の用紙後処理装置。4. The sheet post-processing apparatus according to claim 1, further comprising up-down drive means for vertically moving said sheet discharge tray in accordance with the amount of paper loaded on said sheet discharge tray.
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