JP3579466B2 - 発券機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、光学読取りカードの記入事項に基づいて券を発券する発券機に係り、特に競馬、競輪、オートレース等の公営競技場において、投票データ入力の簡略化を図るために適用される光学読取り式投票カードの記載事項に基づいて投票券を発券する発券機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
投票券購入申込みは、投票者が購入窓口にてオペレータに口頭で希望とする投票対象や購入金額を伝える方法があるが、前もって投票希望者が所定の投票カードに投票対象や購入金額を記入しておき、窓口でその投票カードを発券機に読み取らせることにより投票券を発行する方法が普及している。
【0003】
図6は従来技術における投票券発券機の構成図である。
以下、図6の各部の構成を説明する。
101は投票カードを挿入する挿入口である。
102は挿入されたカードを搬送する搬送路である。
103は投票カードを読み取り、投票券発行部121にその読み取ったデータを送信する読取部である。
【0004】
104はローラ105及びローラ106を駆動させる搬送モータである。
105及び106は投票カードを搬送するローラである。
107は投票カードの挿入を検出するセンサである。
108及び109は投票カードの通過を検出するセンサである。
121は投票券の発行、並びに上記各部に対して制御信号を送る投票券発行部である。
【0005】
122はキーにより投票データや制御情報を入力するキーボードである。
123は投票券発行部121に対し、キーボード122から入力されたデータに基づいた投票券の発券指示を与える発券キーである。
124はキーボード122及び読取部103から入力された投票データの消去指示を与える消去キーである。
【0006】
図7は従来技術における、投票券読み取り手順を示すフローチャートである。以下、各処理S101〜S118を説明する。
S101 センサ107が投票券の挿入を監視しており、オペレータが投票カードを挿入口101に挿入すると、それを検出しS102の処理へ進む。検出されなければ監視を続ける。なお、挿入できるカードは1枚ずつである。
S102 挿入シャッタ110が開き、投票カードの取り込みが許可される。
S103 搬送モータ104がオンし、ローラ105及びローラ106が駆動する。これにより投票カードが搬送路102上を読取部103へと搬送される。
S104 センサ108が投票カードの通過を検出するとS105の処理へ進む。通過が検出されるまでS105の処理へは進まない。
S105 挿入シャッタ105が閉じ、投票カードの挿入が禁止される。
S106 読取部103が投票カードに記入されたデータを読み取る。
S107 センサ109がカードの通過を検出すればS108の処理を行う。通過が検出されるまでS108の処理へは進まない。
S108 搬送モータ104がオフし、ローラ105及びローラ106の駆動が停止する。
S109 読み取ったデータを投票券発行部121へ送信する。
S110 読み取ったデータがチェックされ、エラーが検出されなければS111の処理を行い、エラーが検出されればS112の処理へ進む。
S111 読み取ったデータに基づく投票券が発行され、挿入されたカードに対する発券処理が終了する。
S112 エラー対処モードに入る。エラー対処策としては2通りあり、どちらを選択するかはオペレータの判断である。
【0007】
先ず、キーボード122から修正データを入力したほうが良いと判断した場合は、以下の通りの処理を行う。
S113 キーボード122から修正データが入力される。
S114 発券キー123の押下により、キーボード122から入力されたデータが投票券発行部121へ送信され、S109の処理に戻る。
【0008】
投票カードを修正して、再入力したほうが良いと判断した場合は、以下の通りの処理を行う。
S115 読み取られたデータを消去する消去キー124を押下する。
S116 読み取られたデータが消去され処理が終了する。尚、修正したデータを入力するには、新規に投票カードに記入して再び挿入口101に挿入することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の発券機では、オペレータは一人の投票者から複数の投票カードを手渡されても、投票カードを1枚ずつしか発券機に挿入できないため、投票券が発行されるまで次の投票カードが挿入できず、全ての投票カードに対する投票券が発行されるまでに多大な時間を要することになり、窓口業務の効率の低下を招く要因となっていた。
【0010】
そこで、複数の投票カードを一括挿入し、1枚ずつ連続的に読み取らせるような発券機が必要とされてきた。しかし、このような発券機でも、連続読取り処理の途中で読取りエラーが発生した場合、投票カードを修正する時間分だけ、読取り処理が停止することになり、エラー発生による発券作業の遅れには対処できない。
【0011】
本発明では、発券窓口における発券処理の効率化を達成するため、複数の投票カードの連続的な読取り処理ができる発券機を提供することを目的とする。
更に、エラーが発生したとしても、適切な対処策がとれることにより、エラー発生の影響を受けにくい発券機を提供することを他の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理図である。
以下、図1の各部を説明する
1は第1の挿入口である。
2は後述の読取部5へカードを搬送する第1の搬送路である。
【0013】
3は第1の挿入口1から挿入されたカードを滞留する滞留部である。
4は滞留部3で滞留されているカードを順次第1の搬送路2へ送出する繰り出し部である。
5はカードに記入された情報を読み取る読取り部である。
6は第1の挿入口1とは別に設けられた第2の挿入口である。
【0014】
7は第2の挿入口6から挿入されカードを搬送する第2の搬送路である。
図2は、本発明におけるカード読み取り手順を示す図であり、以下、S1からS9の各処理について説明する。
S1 通常は挿入口1が有効状態になっており、挿入口1にカードを挿入する。挿入口1から挿入されたカードは滞留部3に滞留される。
S2 繰り出し部4が、滞留部3のカードを繰り出す。
S3 読取部5が送出されたカードに記入された情報を読み取る。(データが入力される。)
S4 読み取った情報にエラーがあるかどうか確認し、なければS5の処理に行い。あればS6の処理を行う。
S5 有効な挿入口を第2の挿入口6に変更する指示(割り込み指示)があるかどうか確認する。あればS6の処理を行い、なければS2の処理に戻り、残りのカードの繰り出を行う。
S6 第2の挿入口が有効となり、第2の挿入口からカードを挿入することができる。
S7 エラーを直ちに修正するかどうか判断する。直ちに修正すると判断した場合はS8の処理を行い、直ちに修正しなくてもよいと判断した場合はS9の処理を行う。(有効な挿入口を第1の挿入口に戻す。)
S8 エラーの修正を行う。エラーの修正は、修正されたカードを第2の挿入口に挿入して読取部5で読み取るか、或いは他の入力手段(例えばキーボード等)から訂正データを入力することにより行う。
S9 データが消去され、S1の処理に戻る。
【0015】
【作用】
本発明では、複数枚の投票カードを挿入できる第1の挿入口及びカードを順次
繰り出すための繰り出し部4を設けたことにより、複数のカードに対する連続的
な読み取り処理が可能となる。
また、第1の挿入口とは別に第2の挿入口を設け、読み取りエラー発生時は第2の挿入口を有効とすることにより、修正されたカードを第2の挿入口から挿入し、滞留部のカードより優先的に読み込ませることができる。なお、修正データはキーボードからでも優先的に入力することができる。
【0016】
また、割り込み入力手段を設けたことにより、読み取りエラー発生時でなくて
も、第2の挿入口を有効にすることができ、任意のカードを第2の挿入口に挿入
して、滞留部のカードより優先的に読み込ませることができる。
更に、読み取りエラー発生時、有効な挿入口を第2の挿入口から第1の挿入口
へ戻す指示を与える入力手段を設けたことにより、修正データを入力しなくても
読み取り処理を再開することができ、カードの修正と読み取り処理を並行して行
うことが出来る。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。本実施例においては投票券の発行を例にとって説明する。
図3は本発明の発券機の全体図である。
24は表示部であり、投票に関するデータエラー情報を表示する。
【0018】
25はキーボードであり、投票データや制御情報を入力する。
21は投票カードに記入された投票データを読み取る投票カード読取部である。
22は投票券発行部であり、投票カード読取部21或いはキーボード25から送信された投票データのエラーチェック及び投票データに基づいた投票券を発行する。また、キーボード25からの制御情報やエラーチェックの結果に基づいた制御信号を投票カード読取部21に与える。
【0019】
23はホスト計算機であり、投票データの集計を行う。また投票データの最終的なチェックも行っている。
図4は図3に示した発券機の投票カード読取部の構成を示す図である。以下、図4に示した各部を説明する。なお、既に説明した部分に対応する部分には同一の番号を付し、説明を省略する。
【0020】
9は第1のセンサであり、滞留部3の投票カードの有無を確認するものである。
10は第2のセンサであり、第2の搬送路の投票カードの有無を確認するものである。
11は第3のセンサであり、投票カードの通過を確認するものである。
【0021】
12は第4のセンサであり、センサ11同様、投票カードの通過を確認するものである。
13は第1の搬送ローラであり、第1の挿入口1、及び第2の挿入口6から挿入された投票カードを読取部5へ搬送するものである。
14は第2の搬送ローラであり、読取部5でデータを読み取られた投票カードを排出口へ導くものである。
【0022】
15は繰り出しモータであり、繰り出しローラ4を駆動するものである。
16は搬送モータであり、搬送ローラ13及び搬送ローラ14を駆動するものである。
17は挿入シャッタであり、第2の搬送路7を遮断するものである。
26は割り込みキーであり、第1の挿入口から挿入され投票カードの読取り動作に割り込みをかけるものである。
【0023】
27は発券キーであり、キーボード25より入力された投票データに基づく投票券の発券指示を出すものである。
28は消去キーであり、読取部5が読み取ったデータの消去指示を与えるものである。
図5は、本発明の実施例における発券機の動作を示す図である。以下、各処理手順S21〜S45の説明を行う。
S21 センサ9は滞留部3に投票カードの存在を監視している。投票カードが挿入されると、繰り出しローラ3と第1の搬送路に挟まれ固定される。センサ9は投票カードの存在を検出しS22の処理を行うが、検出されなければ投票カードの挿入待ち状態のままである。
S22 繰り出しモータ15及び搬送モータ16がオンし、繰り出しローラ4及び搬送ローラ13,14が駆動する。これにより投票カードが一枚繰り出され、第1の搬送路2上を読取部5へと搬送される。
S23 投票カードは読取部5へ搬送される途中、センサ11を通過する。センサ11は投票カードの通過を監視しており、投票カードの通過を感知するとS24の処理を行う。
S24 繰り出しモータ15はオフし、繰り出しローラ4の駆動が停止する。
S25 投票カードが読取部5に到達し、投票カードに記入されたデータの読取り(光学マークの読取り)が行われる。
S26 データの読取りが終了すると、投票カードは搬送ローラ14により排出口へと搬送されが、途中、センサ12を通過する。センサ12が投票カードの通過を感知するとS27の処理を行う。
S27 搬送モータ16がオフし、搬送ローラ13及搬送ローラ14の駆動が停止する。
S28 読取部5は、読み取った投票データを投票券発行部22へ送信すると共に、表示部24に読み取ったデータを表示させる。
S29 投票券発行部22が投票データのエラーチェックを行う。なお、エラーチェックは投票券発行部22だけでなくホスト計算機23でも行っており、投票券発行部22においてエラーが検出されなかった場合は、ホスト計算機23で最終的なエラーチェックを行う。ホスト計算機23でもエラーが検出されなかったらS30の処理を、検出されたらS31の処理を行う。
S30 ホスト計算機23から投票券発行部22に対し発券指示が出され、これにより投票券発行起動がかかる。
S32 割り込みキー26の押下を検出すれば、S33の処理を行い、検出しなければ、S45の処理を行う。割り込みキー26は、滞留部3の投票カードよりも優先して読み取らせたい投票カードがある場合に押下される。
S31 ホスト計算機23或いは投票券発行部22は投票カード読取部21に対しエラー修正の指示を出すとともに、表示部24にエラーメッセージを表示させる。
S33 挿入シャッタ17が開き、第2の挿入口6からの投票カードの挿入が可能となる。これによりエラー対処モードに入る。
S34 本実施例におけるエラー対処は、以下に説明するように3通りの方法がとられ、どの方法をとるかはオペーレータの判断とする。
【0024】
先ず、第1のエラー対処方法について説明する。
S35 読み取ったデータのエラーが軽微なもの(例えば、競馬の投票におけるレース番号未記入や場名未記入等)で、投票カードをその場で修正して、再度読み取った方が良いと判断した場合、オペレータはエラーが確認された投票カードのエラー箇所を修正し、第2の挿入口6から第2の搬送路7へ挿入する。
S36 センサ10は第2の挿入口6からの投票カードの挿入を監視しており、投票カードの挿入を確認したらS37の処理を行う。
S37 搬送モータ16がオンし、ローラ13及びローラ14が駆動する。ローラ13の駆動により投票カードは、第1の搬送路上を読取部5へと搬送される。
S38 投票カードが読取部5へ搬送される途中、センサ11を通過する。センサ11は投票カードの通過を監視しており、投票カードの通過を感知するとS39の処理を行う。
S39 挿入シャッタ17が閉まり、第2の挿入口6からの投票カード挿入が禁止される。
【0025】
読取部5に到達すると、S25以降の処理が再度行われる。
投票カードを修正したとしても、第1の挿入口1は残りの投票カードによって塞がれている。従って、残りの投票カードに対する読取り動作が完了してからでないと挿入できず、特に、修正された投票カードが投票締め切り時間の迫ったものであれば投票券を購入できない恐れがある。しかし、第1のエラー対処方法によれば、第2の挿入口を設けたことにより、ここから挿入させて、優先的に読み取らせることができるため、急ぎの投票であっても、締め切り時間に間に合わせることが可能になる。
【0026】
次に、第2のエラー対処方法について説明する。
S40 投票データの入力は、投票カードからだけでなく、キーボード25からでも入力できる。エラーの発生原因が記入事項の誤り(競馬における投票であれば、間違えて発売のないレース番号を指定してしまったり、出走しない馬に対して投票しようとした場合)であれば、誤った記入事項を消す必要があるが、ボールペンやインクで記入されていれば消すことはできない。そのため、たとえエラー箇所が少なかったとしても、新たな投票カードに書き直しをしなければならない。そこで、キー入力により投票データをその場で訂正した方がよいと判断した場合、オペレータはキーボード25を用いてデータを修正する。
S41 入力が終了したらキーボード25に設けられている発券キー27を押下する。
S42 挿入シャッタ17が閉じ、S28以降の処理が再度行われる。
【0027】
このように、第2のエラー対処方法では、キーボードを設けたことにより、エラーを発生させた投票カードに修正を加えることが不可能な場合でも、新たな投票カードに書き直すことなく修正データの入力が素早く行える。
最後に、第3のエラー対処方法について説明する。
S43 読み取ったデータのエラー箇所が多い場合やカードの破損又は汚れなどでデータが読めなかった場合、投票カードの修正やキーによる投票データ入力には多大な時間が要する。このようなとき、オペレータはキーボード25に設けられている消去キー28を押下する。
S44 消去キー28を押下することによって読み取られたデータが消去される。これより、エラー対処モードが解除され、挿入シャッタ17が閉じる。
S45 滞留部3に投票カードが残っているかどうか確認する。残っていない場合、挿入された全投票カードに対する読取り動作は終了する。残っている場合は、S22以降の処理に戻る。
【0028】
残っている投票カードの読取り動作の間、オペレータは投票カードの書き直しを行っている。
投票カードの書き直しが終わると、オペレータは滞留部3の全ての投票カードの読取りの完了を待って、書き直された投票カードを第1の挿入口に挿入することにより投票データを入力してもよいが、割り込みキー26を押下することにより、滞留部3の投票カードの読取り動作に割り込みをかけ、書き直された投票カードの方を優先的に読み取らせることができる。
【0029】
割り込みキー26の押下は、S32の処理で確認される。押下を確認すると、S33以降のエラー対処モードに入り、オペレータは第2の挿入口6から書き直された投票カードを挿入する。以降の動作は、既に説明したS36以降の処理と同様である。
エラーが発生した場合、投票カードやキー入力により修正データが入力されない限り読取り動作は停止したままである。従って、エラーデータの修正に多大な時間を要する場合、発券が大幅に遅れる原因となる。
【0030】
しかし、第3のエラー対処方法によると、消去キーを設けたことにより、修正データが入力されなくても読取り動作を再開させることが可能であり、投票カードの修正を読取り動作と並行して行えるため効率がよい。
また、割り込みキーを設けたことにより、投票カードの修正が終了した時点で、修正された投票カードを他の投票カードに優先して読み込ませることができるため、急を要する場合に有効である。
【0031】
上記の実施例では第1の挿入口1から挿入した投票カードにエラーが発生したことをキーにして第2の挿入口6の挿入シャッタ17を開いていたが、その他の実施例として、割り込みキー26を押下することで投票カードの挿入を有効する挿入口を第1の挿入口1から第2の挿入口6に変更する、つまり割り込みキー26の押下に応じて挿入シャッタ17を開くことにより、投票締め切り時間の迫った投票についても第2の挿入口6からの挿入して処理する、所謂追加処理を実現することも可能であり、これによって、更成るお客に対するサービスの向上を実現することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明においては、複数枚の投票カードが挿入可能となり、更に、挿入された複数のカードを連続的な繰り出しが可能である。これにより、一度に多数の投票カードの発券処理が行えるようになり、オペレータが一枚ずつ投票カードを挿入する必要がなく、窓口効率の向上と、オペレータの負荷軽減が図れる。
【0033】
また、発券処理の途中に読取りエラーが生じても、複数のエラー対処策が用意されているため、エラー原因やエラーの程度あるいは投票カードの優先度等を考慮し、状況に応じた最適な対応をとることができる。これにより、エラー修正の時間を短縮できる上、エラーによってお客が投票券を購入できなかったという事態を極力抑えることができ、信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明におけるカード読み取り手順を示す図である。
【図3】本発明の実施例における発券機の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施例における投票カード読取部の構成図である。
【図5】本発明の実施例における発券機の動作を示す図である。
【図6】従来技術を示す図である。
【図7】従来技術における投票カード読み取り手順を示す図である。
【符号の説明】
1・・・第1の挿入口
2・・・第1の搬送路
3・・・滞留部
4・・・繰り出し部
5・・・読取部
6・・・第2の挿入口
7・・・第2の搬送路
Claims (1)
- 光学読取り式のカードのデータを読み取る読取部を有し、
読み取ったデータに基づいた券を発行する発券機において、
複数枚のカードが挿入可能な第1の挿入口と、
カードを読取部へ搬送する第1の搬送路と、
該第1の挿入口から挿入されたカードを滞留する滞留部と、
該滞留部で滞留されているカードを順次該第1の搬送路へ送出する繰り出し部と、
該第1の挿入口とは別に設けられた第2の挿入口と、
該第2の挿入口から挿入されたカードを搬送する第2の搬送路を有することを特徴とする発券機。
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