JP3569644B2 - 端子金具及び連鎖端子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、端子金具及び連鎖端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤーハーネスに用いられるコネクタでは、接続すべき電線の端末に固着した端子金具を夫々ハウジングに収容し、両ハウジングを嵌合させることで、電線の端末同士を端子金具を介して接続するようになっている。この種のコネクタは、通常、直線状又は湾曲状の電線配索経路の途中に設けられることから、端子金具をハウジングの後方から挿入し、そのハウジングを前面同士で突き合わせるようにして嵌合される。したがって、端子金具も、その後端部が電線接続部とされ、前端部が相手側端子金具との端子接続部とされている。
【0003】
これに対し、例えば自動車のドアのようにスペース上や組付け上等の制約がある場合には、電線配索経路にほぼ直角に屈曲した経路を設け、この屈曲部分にコネクタを配置する構造がとられる。この場合には、ハウジングの前面同士を突き当てるのではなく、一方のハウジングを他方のハウジングの前端部に側方から突き当てるような嵌合構造となる。この構造では、一方の端子金具は、その端子接続部を電線接続部に対して直角方向を向くように形成される。
【0004】
このように端子接続部を電線接続部に対して直角に向けた端子金具の一例として、実開昭54−127193号に開示されているものがある。これは、電線接続部の前端に、その電線接続部に圧着される電線と直角方向に延出する平板部を形成し、この平板部の延出端側を曲げ加工することで端子接続部を形成したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
▲1▼上記の端子金具において、互いに略直角を向いている端子接続部と電線接続部とを連続させる部分には、相手側端子金具が端子接続部に嵌合されるときの嵌合抵抗や、ハウジングに組み付ける前の袋詰め状態で他の端子金具との干渉等に起因して大きな応力が生じる。ところが、上記従来の端子金具における連結部分は単に平板状とされていたたけであったため、上記応力のために変形を生じる虞があった。
【0006】
▲2▼また、上記端子金具の製造に際しては、まず、長尺の金属板材をプレスにより打ち抜いて、細長いキャリアの側縁から多数の板状の端子金具素片を突出させた形状とし、その端子金具素片を曲げ加工することで、キャリアから電線接続部が延出するとともにその電線接続部の延出端から端子接続部が略直角に延出された形態の連鎖端子を得る。そして、この連鎖端子は、リールに渦巻き状に巻き付けられた状態とされ、端子金具素片のキャリアからの切り離しと電線接続部への電線の圧着とを行うための加工現場へ運搬されるのであるが、リールに巻き付ける際には、端子金具素片が内周側又は外周側の端子金具素片との干渉に起因して変形することを防止するための対策が必要となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記(1)の課題を解決する手段として、請求項1の発明は、電線に接続される電線接続部と相手側端子金具に接続される端子接続部とを互いに略直角方向に向けて連成してなる端子金具であって、前記電線接続部と前記端子接続部との連結部が平坦板状をなし、前記端子接続部がこの連結部と面一状に延出するとともにその延出方向に沿った側縁部を折り返した形状とされており、前記連結部に、その連結部における前記端子接続部の延出方向と直交する方向の縁部を折り返し、且つその折り返し部が前記端子接続部の折り返し部の基端部を前記連結部との間で挟み付ける形態とすることで、その連結部の変形を規制可能な補強部を形成した構成とした。
【0009】
また、上記(2)の課題を解決するための手段として、請求項2の発明は、長尺帯状をなすキャリアの側縁に、電線に接続される電線接続部と相手側端子金具に接続される端子接続部とを互いに略直角となる向きに連成した形態の端子金具素片を多数個並べて連結して構成され、リールに渦巻き状に巻き付けられ、前記リールへ巻き付ける際には、前記電線接続部及び前記端子接続部を前記リールの径方向に対して概ね直交する向きに配される構成とした連鎖端子であって、前記電線接続部と前記端子接続部との連結部が平坦板状をなし、前記端子接続部がこの連結部と面一状に延出するとともにその延出方向に沿った側縁部を折り返した形状とされており、前記連結部に、その連結部における前記端子接続部の延出方向と直交する方向の縁部を折り返し、且つその折り返し部が前記端子接続部の折り返し部の基端部を前記連結部との間で挟み付ける形態とすることで、その連結部の変形を規制可能な補強部を形成した構成とした。
【0011】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
相手側端子金具との嵌合時における嵌合抵抗や、袋詰め状態で運搬するとき等に他の端子金具との干渉に起因する曲げ力が連結部に作用しても、この連結部は、補強部が形成されているので変形を生じることはない。
【0012】
また、補強部は折り返し状とされているので成形が簡単でありながら高い剛性を得ることができる。
さらに、端子接続部がその基端部を略支点としてその板面に沿って傾動変形するような力を受けても、この端子接続部の折り返し部の基端部が連結部と補強部との間で挟み付けられて遊動規制状態に保持されているので、傾動変形が防止される。
[請求項2の発明]
電線接続部と端子接続部はいずれもリールの径方向に対して直交する向きに巻き付けられるので、電線接続部と端子接続部はそれよりも内周側の端子金具素片や外周側の端子金具素片と干渉することがなく、これらの干渉に起因する変形が防止される。
【0013】
また、万一、端子金具素片に対して連結部を変形させつつ電線接続部と端子接続部との位置関係を変えるような外力が作用しても、連結部は補強部によって変形を防止されているので、電線接続部と端子接続部とは正しい位置関係を保つことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明する。
本実施形態の端子金具12の製造過程を概略的に説明すると、まず、キャリア11に多数の端子金具素片12Aを連結した形態の連鎖端子10を製造し、その連鎖端子10をリールRに渦巻き状に巻き付けた状態で電線の圧着現場へ搬入する。圧着現場では、端子金具素片12Aがキャリア11から切り離されることで端子金具12になると共にその端子金具12に電線が圧着される。
【0015】
連鎖端子10は次のようにして製造される。まず、長尺の平坦な金属板材をプレスにより打ち抜き、長尺の帯状をなすキャリア11の側縁から多数の板状の端子金具素片12Aを片持ち状に、且つキャリア11と面一状に突出させた形状とする(図4を参照)。次に、この板状の端子金具素片12Aに曲げ加工を施し所定の端子金具12の形状に成形し(図1を参照)、もって連鎖端子10が得られる。
【0016】
この連鎖端子10をリールRに巻き付ける際には、図5及び図6に示すように、連鎖端子10の内周側となる面に長尺帯状の層間紙Pを宛い、この層間紙Pと連鎖端子10を重ねた状態で一緒にリールRに巻き付ける。このように層間紙Pを介装することで、連鎖端子10がその内周側に隣接する連鎖端子10に直接接触することを阻止し、連鎖端子10同士の干渉に起因する傷付きや破損などを防止している。また、連鎖端子10をリールRから繰り出す際には、その連鎖端子10と一緒にその内周側に宛った層間紙Pも繰り出される。
【0017】
次に、端子金具素片12A(端子金具12)の形状を詳しく説明する。
端子金具素片12Aは、全体として、キャリア11からその長さ方向と直角方向に延出する電線接続部13と、この電線接続部13の延出端からキャリア11の長さ方向に沿うように直角に延出する端子接続部14と、この端子接続部14と電線接続部13との間を繋ぐ連結部15とから構成される。電線接続部13は、キャリア11と面一上の底板16の両側縁から斜め外上方に延出する一対のインシュレーションバレル13Aと、このインシュレーションバレル13Aよりも先方において底板16の両側縁から斜め外上方に延出する一対のワイヤバレル13Bとからなる。インシュレーションバレル13Aは、図示しない電線の端末の樹脂被覆部に対して抱きつくように圧着され、ワイヤバレル13Bは電線の導体に対して抱きつくように圧着される。また、電線接続部13の前端部は、前後方向(電線接続部13の延出方向であり、圧着状態の電線の軸線方向でもある)の両端面に開口する角筒部17となっている。角筒部17は、上記底板16と、この底板16の延出方向に向かって左側の縁部から立ち上がる左側板18と、底板16の延出方向に向かって右側の縁部から立ち上がる右側板19と、この右側板19の上端縁から左側板18の上端縁へ向かって延びる上面板20とからなる。この角筒部17の前後方向中央部には、底板16と上面板20の左側縁から水平に延びる上下一対のスタビライザ21が形成されている。
【0018】
角筒部17の前端には連結部15が形成されている。連結部15は、底板16の前端縁から前方へ斜め上向きの急傾斜状に延出する上り傾斜板22と、この上り傾斜板22の前端から水平に延出する水平基板23と、上面板20の前端縁から前方へ斜め下向きの緩傾斜状に延出する下り傾斜板24と、この下り傾斜板24の前端縁から前方へ延出するとともに水平基板23に対してその上面側へ折り返された形態の補強部25と、右側板19の前端縁から前方へ延出するとともに両傾斜板22,24の右側縁に連なるテーパ形側板26とからなる。
【0019】
この連結部15に設けた補強部25は、水平基板23の右側縁部を上面側へ折り返した形態とされ、後述するように、端子接続部14の折り返し部28Aの基端部28Cを水平基板23との間で挟み付けるようになっている。
端子接続部14は、水平基板23の左側縁から左方向へ面一状に延出する延出基板27と、この延出基板27の延出方向に沿った両側縁を上面側へ折り返された一対の折り返し部28A,28Bとからなる。角筒部17に近い側の折り返し部28Bの基端部は補強部25よりも少し左方へ離間した位置に配されている。一方、角筒部17から遠い側の折り返し部28Aの基端部28Cは、補強部25の折り返し部25Aの前端部の下に潜り込み、この補強部25の折り返し部25Aと水平基板23との間で挟圧された状態とされ、この挟圧により端子接続部14の折り返し部28Aの基端部28Cは水平基板23及び延出基板27の板面に沿った方向への遊動を規制された状態となっている。尚、補強部25の折り返し部25Aの後端部と水平基板23との間には、端子接続部14の折り返し部28Aの板厚と概ね同じ寸法の間隙が空いている。
【0020】
上記のように、端子金具素片12Aは電線接続部13と端子接続部14とが互いに直角となる向きに連成され、且つ電線接続部13がキャリア11に対してほぼ直角方向を向くとともに端子接続部14がキャリア11に対してほぼ平行を向いた形態となっている。かかる連鎖端子10をリールRに巻き付けると、電線接続部13はリールRの軸方向を向き、端子接続部14はリールRの周方向を向くのであり、言い換えると、電線接続部13と端子接続部14の双方がリールRの径方向に対して概ね直交する向きに配される。
【0021】
上述した本実施形態の端子金具12及び連鎖端子10の作用、効果は以下の通りである。
(a)電線圧着済みの端子金具12の端子接続部14に対して相手側端子金具を嵌合させるときには、摩擦に起因する嵌合抵抗が連結部15に作用する。このとき、連結部15が嵌合抵抗を受け止めることができないと、連結部15がその水平基板23を曲げるように変形するとともに端子接続部14がその基端側へ後退変位することになる。しかし、本実施形態の端子金具12では、連結部15に折り返し状の補強部25を形成して連結部15の曲げ剛性を向上させているので、連結部15が変形する虞はない。
【0022】
(b)電線圧着済みの端子金具12を袋詰め状態で運搬するとき等には、他の端子金具12との干渉等のために、端子接続部14には連結部15の変形を伴いつつ電線接続部13に対して開く方向又は閉じる方向へ変位させようとする力が作用する虞がある。しかし、本実施形態では、補強部25により連結部15の変形防止が図られているとともに、この変形規制された連結部15に対し端子接続部14の基端部28Cが補強部25により遊動規制されているので、端子接続部14が電線接続部13に対して開く方向及び閉じる方向へ変位することが確実防止される。
【0023】
(c)補強部25は折り返し状とされているので、成形が簡単であって成形性が良い。しかも、このように簡単な形状でありながら、高い剛性を得ることができ、連結部15の変形防止効果に優れる。
(d)連鎖端子10をリールRに巻き付けた状態では、電線接続部13と端子接続部14がいずれもリールRの径方向に対して直交する向きに巻き付けられるので、電線接続部13と端子接続部14はそれよりも内周側の端子金具素片12Aや外周側の端子金具素片12Aと干渉(注:層間紙Pを介して間接的に押圧するの意)することがなく、これらの干渉に起因する変形が防止される。
【0024】
尚、端子接続部14はリールRの周方向を向いているのであるが、この端子接続部14の連結部15からの延出方向については、リールRに連鎖端子10を巻き付けるときのリールRの回転方向と逆の方向にすることが望ましい。これは、連鎖端子10をリールRに対して巻き付ける際には連鎖端子10を緊張させるので、巻き付け済みの端子接続部14に対してその外周側に重ねられる層間紙Pが相対的に巻き付け方向と逆方向へずれる虞があるという事情によるものであり、端子接続部14を上記のような向きにすれば、外周側の層間紙Pへの突き刺さりを防止できる。また、リールRから端子金具素片12Aを繰り出す際にも、繰出し方向への引張り作用のため、繰り出される層間紙Pがその内周側の端子接続部14に対して相対的に繰り出し方向(巻き付け方向と逆方向)へずれる虞があるが、端子接続部14を上記の向きにすることで、繰り出されていく層間紙Pへの突き刺さりを防止できる。
【0025】
(e)連鎖端子10をリールRに対して巻き付け又は繰り出す際に、万一、端子金具素片12Aが層間紙Pを介して外周側又は内周側の端子金具素片12Aと干渉しても、連結部15は補強部25により連結部15の変形が規制されるているとともに、連結部15の変形を伴う端子接続部14の傾動変位が規制されているので、端子金具素片12Aの変形が防止され、電線接続部13と端子接続部14とは正しい位置関係を保つことができる。
【0026】
[参考例]
次に、本発明の参考例を図7及び図8を参照して説明する。
本参考例は、連結部と端子接続部の形態を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本参考例における連鎖端子30の端子金具素片31A(端子金具31)は、その連結部32が、角筒部17の底板16から前方へ延びる上り傾斜板33と、この上り傾斜板33の前端から水平に延出する下面基板34と、この下面基板34の右側縁から上面側へ折り返されるように延びる上面基板35とを備えてなり、この上下両面基板34,35の折り返しの曲げ部分が補強部36とされ、この補強部36の折り返し形態によって連結部32の曲げ剛性の向上が図られている。また、端子接続部37は、下面基板34から左側へ面一状に延びる下面延出部38と、上面基板35から左方へ面一状に延びる上面延出部39とを密着させた2枚重ね形態である。かかる端子金具素片31A(端子金具31)はキャリア11に対して電線接続部13を直角方向に延出させるとともにこの電線接続部13の延出端から端子接続部37をキャリア11とほぼ平行に延出された状態となっている。
【0027】
この端子金具素片31A(端子金具31)も、連結部32が補強部36によって変形規制されているので、端子接続部37の電線接続部13に対する傾動変位を防止することができる。また、補強部36は折り返し状なので、成形が簡単でありながら、高い曲げ剛性を得ることができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0029】
(1)上記実施形態では端子接続部がタブ状をなすいわゆる雄端子金具である場合について説明したが、本発明は雌端子金具にも適用することができる。
(2)上記実施形態では連鎖端子において電線接続部がキャリアに対してほぼ直角に延出するようにしたが、本発明によれば、電線接続部をキャリアの長さ方向に対してほぼ平行な向きや、キャリアの長さ方向に対して斜め方向に延出する形態とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の連鎖端子の斜視図
【図2】端子金具の斜視図
【図3】端子接続部と補強部の関係を示す部分正面図
【図4】連鎖端子の展開図
【図5】連鎖端子をリールに巻き付けた状態を示す一部切欠側面図
【図6】連鎖端子をリールに巻き付けた状態を示す部分拡大側面図
【図7】実施形態2の連鎖端子の斜視図
【図8】連鎖端子の展開図
【符号の説明】
R…リール
10…連鎖端子
11…キャリア
12…端子金具
12A…端子金具素片
13…電線接続部
14…端子接続部
15…連結部
25…補強部
25A…補強部の折り返し部
28A…端子接続部の折り返し部
28C…端子接続部の折り返し部の基端部
30…連鎖端子
31…端子金具
31A…端子金具素片
32…連結部
37…端子接続部
36…補強部
Claims (2)
- 電線に接続される電線接続部と相手側端子金具に接続される端子接続部とを互いに略直角方向に向けて連成してなる端子金具であって、
前記電線接続部と前記端子接続部との連結部が平坦板状をなし、前記端子接続部がこの連結部と面一状に延出するとともにその延出方向に沿った側縁部を折り返した形状とされており、
前記連結部に、その連結部における前記端子接続部の延出方向と直交する方向の縁部を折り返し、且つその折り返し部が前記端子接続部の折り返し部の基端部を前記連結部との間で挟み付ける形態とすることで、その連結部の変形を規制可能な補強部を形成したことを特徴とする端子金具。 - 長尺帯状をなすキャリアの側縁に、電線に接続される電線接続部と相手側端子金具に接続される端子接続部とを互いに略直角となる向きに連成した形態の端子金具素片を多数個並べて連結して構成され、リールに渦巻き状に巻き付けられ、
前記リールへ巻き付ける際には、前記電線接続部及び前記端子接続部を前記リールの径方向に対して概ね直交する向きに配される構成とした連鎖端子であって、
前記電線接続部と前記端子接続部との連結部が平坦板状をなし、前記端子接続部がこの連結部と面一状に延出するとともにその延出方向に沿った側縁部を折り返した形状とされており、
前記連結部に、その連結部における前記端子接続部の延出方向と直交する方向の縁部を折り返し、且つその折り返し部が前記端子接続部の折り返し部の基端部を前記連結部との間で挟み付ける形態とすることで、その連結部の変形を規制可能な補強部を形成したことを特徴とする連鎖端子。
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