JP3568829B2 - Led表示装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、屋外等に設置して文字や画像の情報を表示するLED表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
屋外等に設置して文字や画像の情報を表示するLED表示装置において、表示部の視認性向上のために、LEDの周囲を覆う黒色のシートを全面に取り付けている。このシートはLEDに対して容易に移動することがないようにするために、LEDを取り付けている基板上面に両面テープ等の接着剤で、貼り付けられている。
【0003】
このLED表示装置の組立方法の1例を図6〜8に示す。図6は、LED表示装置21の構造を示す組立図である。図7は、LEDユニット1上のLED6の周囲を覆うために取り付けるシート2の正面図である。図8は、LEDユニット1を構成する基板7に実装したLED6とLEDユニット1に取り付けたシート2の構成を示す側面図である。
【0004】
シート2には、図7(A)・(B)に示すように、マトリックス状に配置して基板7に実装された複数のLED6に対向して、複数の孔8が形成されている。孔8は、図8に示すように、開口面積がLED6の断面積より大きい。但し、開口面積が大きすぎるとLED6の視認性を良くする効果が得られなくなるため、LED6の外形よりやや大きい程度にされている。また、シート2は所定の厚みを有している。
【0005】
以下に、LED表示装置21の組立方法を説明する。
1.ネジ孔に螺合するネジ4を介して、複数のLED6や図外の制御用IC等を基板7に実装して構成されるLEDユニット1をユニット固定板3に固定する。
2.シート2のLEDユニット1側の面に両面テープ5を貼り付ける。
3.治具等を用いてLEDユニット1の上面に位置させたシート2を下方に押圧して取り付ける。
4.図外の本体ケースをユニット固定板3にはめこんで取り付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
LED表示装置21において、両面テープ5を貼り付けたシート2をLEDユニット1に取り付ける際、精度良く取り付けないと両面テープ4の接着剤がLED6に付着するため、組立時の作業性が非常に悪かった。これは、図8に示すように、シート2に形成した孔8の開口面積は、LED6の断面積にほぼ等しくされているためである。また、LED表示装置21に不具合が発生した場合、LEDユニット1に固定したシート2を取り外すことが困難なため、LEDユニット1全体を交換することになり、メンテナンス性が悪かった。
【0007】
LED表示装置21の組立の際に、シート2に両面テープ5等の接着剤を付けずに、基板1とシート2を一緒にネジ4で固定する方法もあるが、その場合シート2の中央部付近が浮き上がった状態になるため、LED6の視認性が悪くなる。
【0008】
この発明は、LED表示装置において、基板に固定するLEDの周囲を覆うシートの組立性を改善したLED表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
【0010】
(1) 複数のLEDを取り付ける基板と、基板上にマトリックス状に配置された複数のLEDと、複数のLEDに対応する複数の孔を備えるとともに基板上面におけるLEDの周囲を覆うシートと、を備えたLED表示装置において、
LEDは端子にストッパが形成されたストッパ付きLEDであり、前記シートは少なくとも基板の面方向に伸縮性を有する弾性体であり、複数の孔は、LEDの発光部が通過可能で、一部の開口面積がLEDの発光部における下端面の面積より小さい小孔であり、その他の開口面積がLEDの発光部における下端面の面積より大きい大孔であることを特徴とする。
【0011】
この構成においては、LED表示装置を構成する基板上に、端子にストッパが形成された複数のストッパ付きLEDが、マトリックス状に配置して実装されており、複数のLEDの周囲を覆う少なくとも基板の面方向に伸縮性を有する弾性体であるシートには、基板上に実装された複数のLEDに対応してLEDの発光部が通過可能な複数の孔が形成されており、その孔の一部の開口面積はLEDの発光部における下端面の面積より小さく、その他の孔の開口面積はLEDの発光部における下端面の面積より大きい。したがって、基板に実装されたストッパ付きLEDの発光部の下端面と基板との間に所定の距離の空間が形成され、この空間にシートを保持することができる。また、LEDの周囲を覆うシートは少なくとも基板の面方向に伸縮するので、開口面積がLEDの発光部における下端面の面積より小さい孔の場合でもLEDを通過させることができ、取付け後はLEDがシートを保持するので、シートの移動を防止するために、シートに両面テープ等の接着剤を付ける必要がない。
【0012】
(2) 前記シートに形成された小孔は、孔の周縁部の少なくとも基板側に面取りを施したことを特徴とする。
【0013】
この構成においては、LEDの周囲を覆うシートに形成した孔の開口面積がLEDの断面積より小さい小孔の周縁部の少なくとも基板側に、面取り加工を施している。したがって、小孔の周縁部の少なくとも基板側の開口面積が拡大され、シートを基板に取り付ける際に、LEDを小孔内に容易に導くことができ、簡単に取り付けることができる。
【0014】
(3) 前記シートは、基板の上面とLEDの発光部の下端面との間に位置することを特徴とする。
【0015】
この構成においては、基板に実装されたLEDの発光部の下端面は端子のストッパによって基板上から所定の距離に位置しており、LEDの発光部下端面と基板の上面との間に所定の距離の空間が形成され、この空間にシートを保持することができる。したがって、LED表示装置に振動が加わっても、シートが容易に移動することがない。
【0016】
(4) 前記小径孔は、LEDの端子の配列方向に形成されたスリット孔であることを特徴とする。
【0017】
この構成においては、LEDの周囲を覆うシートには一部または全部がスリット孔である複数の孔が形成されている。したがって、スリット孔にLEDの発光部を通過させると、スリット孔内にLEDの端子が嵌入した状態で基板上にシートが取り付けられ、スリット孔に嵌入した端子によってシートの移動が規制される。
【0018】
(5) 前記シートは、基板に対する取付け用の位置決め孔を設けてあることを特徴とする。
【0019】
この構成においては、LEDの周囲を覆うシートには、基板に対する取付け用の位置決め孔が設けられている。したがって、シートを取り付ける際、基板と取付け用の位置決め孔を合わせると、簡単にシートを取り付けることができる。
【0020】
(6) 前記シートは、耐候性を備えたことを特徴とする。
【0021】
この構成においては、LEDの周囲を覆うシートは耐候性を備えている。したがって、LED表示装置を屋外に設置しても、シートが簡単に劣化することがない。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るLED表示装置22の組立図である。図2はLEDユニット12に実装されたストッパ付きLED10(以下、ストッパ付きLED10をLED10と称する。)の周囲を覆うために取り付けるシート13の正面図である。図3は、LEDユニット12に取り付けたLED10とLEDユニット12にシート13を取り付けた状態を示す側面図である。
【0023】
図1に示したLED表示装置22は、LEDユニット12を固定して図外の本体ケースを取り付けるユニット固定板3、マトリックス状に配置された複数のLED10や制御用IC等を基板7に実装して構成されるLEDユニット12、LED10の周囲を覆う伸縮性を有する弾性体のシート13、および図外の本体ケースを含む構成である。
【0024】
図3に示すように、LEDユニット12の基板7に実装したLED10は、基板7の上面でLED10の端子に形成されたストッパによって係止され、LED10の発光部の下端面と基板7の上面との間に隙間9ができる。
【0025】
図2(A)・(B)に示すように、シート13には、マトリックス状に配置した基板7に実装された複数のLED10に対向して、複数の小孔11と複数の孔8とが形成されている。また、組立時にLEDユニット12に対してシート13が取り付けやすいように、LEDユニット12に形成した複数のボス17に対向して、複数の位置決め用の孔18が形成されている。ここで、小孔11は図3に示すように、開口面積がLED10の断面積より小さい。また、LED10の一方の端子に形成されたストッパの外側の端面と、他方の端子に形成されたストッパの外側の端面と、に接触しない大きさである。
【0026】
シート13をLEDユニット12に取り付ける際は、小孔11を押し広げてLED10の発光部を通過させて、LED10の発光部の下端部と基板7との間に、シート13を取り付けると図3に示す状態になる。このとき、隙間9にシート13を位置させると、前記のように、小孔11の面積がLED10の断面積より小さいため、LED10の発光部の下端面によってシート13が保持されるので、シート13に両面テープ等の接着剤を付けなくてもよくなる。
【0027】
シート13の厚みは、LED10の発光部の下端面と基板7との距離(以下、隙間9の距離と称する。)によって決定される。隙間9の距離よりもシート13の厚みが厚いと、隙間9にシート13を位置させることができず、振動等によってシート13が移動したり外れてしまう。一方、シート13の厚みが極端に薄いと、LED表示装置22の表示部を斜め方向から見た場合にLED10の端子が見えるため視認性が良くない。また、シート13の周囲をネジ4で固定するが、シート13が薄い場合には、LED表示装置22に振動が加わった際に、シート13の中央部が移動してしまう。そのため、シート13の厚みは、隙間9の距離とほぼ等しくすることが望ましい。
【0028】
なお、前記のようにシート13は、小孔11を押し広げて基板7上に取り付けられ、また、LED表示装置22は、屋外で使用されることが多く、直射日光に晒されやすい。そのため、シート13の材質としては、少なくとも伸縮性があり、また耐候性が必要となるため、CRゴムやシリコンゴム等が適している。
【0029】
孔8は、図8に示した従来のシート2に形成した孔8の面積と同じ大きさであるので、前記のように、孔8の面積がLED10の断面積より大きい。但し、大きすぎるとLED10の視認性を良くする効果が得られなくなるため、LED10の外形よりやや大きい程度にされている。また、小孔11は、開口面積がLED10の断面積より小さいので、孔8の開口面積は小孔11の開口面積より大きい。
【0030】
本実施例では、基板7上にLED10を縦方向に31個、横方向に48個実装してLEDユニット12を構成している。したがって、シート13は、基板上におけるLED10の周囲を覆う目的で取り付けるため、基板7に実装したLED10の配列と同様にLED10と同数の孔が形成されている。
【0031】
シート13に形成した小孔11と孔8の個数の割合は、組立時の作業性やLED表示装置22にかかる振動等を考慮して決定する必要がある。組立時の作業性の確認やLED表示装置22の実機を用いた振動試験や落下試験等を行なった結果、縦の奇数列・縦の偶数列の共に、1列に形成するする孔31個のうち8個を小孔11にすると、作業性が良く振動や落下に対して外れにくい結果が得られた。小孔11の配置は、下記のように行なう。すなわち、縦の奇数列は、始めに孔8を2個形成し、次に小孔11を1個形成し、それ以降は孔8を3個、小孔11を1個の繰返しで形成する。また、縦の偶数列は、始めに小孔11を1個形成し、それ以降は孔8を3個、小孔11を1個の繰返しで形成する。このように小孔11を形成すると、奇数列と偶数列に形成した小孔11が隣接する列において並んで形成されることがない。
【0032】
なお、シート11に形成する小孔11と孔8との個数の割合は、LED表示装置の大きさや形状によって異なるものであるため、上記の例に限るものではない。
【0033】
以下に、LED表示装置22の組立方法を説明する。
【0034】
1.ユニット固定板3に、LEDユニット12を載置する。
2.LEDユニット12上の複数のLED10に、シート13に形成した複数の小孔11と複数の孔8を対向させて、LEDユニット12の上方にシート13を位置させる。このとき、LEDユニット12に設けられた位置決め用ボス17にシート13の位置決め用孔18を合わせる。
3.図外の治具等を用いてシート13をLEDユニット12に下方に押圧する。すなわち、シート13をLED10の発光部の下端面と基板7の上面の空間である隙間9に圧入する。
4.ネジ孔に螺合するネジ4を介して、複数のLED6や図外の制御用IC等を基板7に実装して構成されるLEDユニット12とシート13とをユニット固定板3に固定する。
5.図外の本体ケースをユニット固定板3にはめこんで、取り付ける。
【0035】
ここで、図1に示したLED表示装置22には、マトリックス状に配置した複数のLED10の周囲に等間隔で複数のLED19が取り付けられている。また、シート13には、LED19に対向して、孔20が形成されている。
【0036】
図4は小孔11の断面の形状を示す図である。図4(A)のように断面が直線状に形成された場合でも、LED10の発光部の下端面にシート13を取り付けることができるが、図4(B)のようにLEDユニット12側の面に面取り加工16を施すと、組立の際に小孔11の周縁部に形成される傾斜面によりLED10を小孔11内に導くことができ、容易にシート13をLEDユニット12に取り付けることができる。また、図4(C)のように、シート13のLEDユニット12側の面に加えて、シート13のLEDユニット12と反対側の面にも面取り加工16を施すと、LED表示装置22のメンテナンスを行なう際に、容易にシート13を取り外すことができる。
【0037】
図5は、小孔11をスリット15に置き換えた例を示す図である。スリット15は、図2(B)に示した小孔11の代わりに、小孔11を挟んだ状態に配置された孔8aと孔8bとの最短距離をスリット孔の形状に形成したものである。基板7に実装するLED10の端子はシート10の縦列方向に配置されているため、スリット15は、縦列方向に形成されている。
【0038】
シート13の小孔11をスリット15にした場合でも、小孔11と同様の効果が得られる。
なお、本発明の実施例として、LEDの発光部の断面が円形で端子が2本のLEDを図に示して説明したが、この形状のLEDに限るものでなく、LEDの発光部の断面が長方形のLEDや端子が3本の2色LED等、他の形状のLEDを使用した場合も、本発明の実施例に含まれる。その場合は、LEDユニットに取り付けるシートに形成する孔・小孔は、実施例とは異なる形状になる。
【0039】
以上のような改善効果により、組立時の作業性が向上し、両面テープ等の接着剤が不要になるため、コストダウンが可能になる。また、不具合等が発生した際のメンテナンス性が向上する。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0041】
(1) LED表示装置を構成する基板上に、端子にストッパが形成された複数のストッパ付きLEDが、マトリックス状に配置して実装されており、複数のLEDの周囲を覆う少なくとも基板の面方向に伸縮性を有する弾性体であるシートに、基板上に実装された複数のLEDに対応してLEDの発光部が通過可能な複数の孔を形成し、その孔の一部の開口面積をLEDの発光部における下端面の面積より小さくし、その他の孔の開口面積をLEDの発光部における下端面の面積より大きくすることにより、基板に実装されたストッパ付きLEDの発光部の下端面と基板との間に所定の距離の空間が形成され、この空間にシートを保持することができる。また、LEDの周囲を覆うシートは少なくとも基板の面方向に伸縮するので、開口面積がLEDの発光部における下端面の面積より小さい孔の場合でもLEDを通過させることができ、取付け後はLEDがシートを保持するので、シートの移動を防止するために、シートに両面テープ等の接着剤を付ける必要がなく、組立時の作業性が向上し、コストダウンが可能になる。また、不具合等が発生した際のメンテナンス性が向上する。
【0042】
(2) LEDの周囲を覆うシートに形成した孔の開口面積がLEDの断面積より小さい小孔の周縁部の少なくとも基板側に、面取り加工を施していることにより、小孔の周縁部の少なくとも基板側の開口面積が拡大され、シートを基板に取り付ける際に、LEDを小孔内に容易に導くことができるため、シートを基板に簡単に取り付けることができ、組立時の作業性が向上する。
【0043】
(3) 基板に実装されたLEDの発光部の下端面は端子のストッパによって基板上から所定の距離に位置しており、LEDの発光部下端面と基板の上面との間に所定の距離の空間が形成され、この空間にシートを保持することができる。したがって、LED表示装置に振動が加わっても、シートが容易に移動することがないため、LED表示装置を設置後にメンテナンスを行なう回数を少なくすることができる。
【0044】
(4) LEDの周囲を覆うシートに、一部または全部がスリット孔である複数の孔を形成することにより、スリット孔にLEDの発光部を通過させると、スリット孔内にLEDの端子が嵌入した状態で基板上にシートが取り付けられ、スリット孔に嵌入した端子によってシートの移動が規制される。
【0045】
(5) LEDの周囲を覆うシートに、基板に対する取付け用の位置決め孔を設けることにより、シートを取り付ける際、基板と取付け用の位置決め孔を合わせると、簡単にシートを取り付けることができる。
【0046】
(6) LEDの周囲を覆うシートは耐候性を備えていることにより、LED表示装置を屋外に設置しても、シートが簡単に劣化することがなく、メンテナンスを行なう頻度を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るLED表示装置の組立図である。
【図2】LEDユニットに実装されたストッパ付きLEDの周囲を覆うために取り付けるシートの正面図である。
【図3】LEDユニットに取り付けたLEDとLEDユニットにシート13を取り付けた状態を示す側面図である。
【図4】小孔の断面の形状を示す図である。
【図5】小孔をスリットに置き換えた例を示す図である。
【図6】LED表示装置の構造を示す組立図である。
【図7】LEDユニット上のLEDの周囲を覆うために取り付けるシートの正面図である。
【図8】LEDユニットを構成する基板に実装したLEDとLEDユニットに取り付けたシートの構成を示す側面図である。
【符号の説明】
7−基板
10−ストッパ付きLED
11−小孔
13−シート
【発明の属する技術分野】
この発明は、屋外等に設置して文字や画像の情報を表示するLED表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
屋外等に設置して文字や画像の情報を表示するLED表示装置において、表示部の視認性向上のために、LEDの周囲を覆う黒色のシートを全面に取り付けている。このシートはLEDに対して容易に移動することがないようにするために、LEDを取り付けている基板上面に両面テープ等の接着剤で、貼り付けられている。
【0003】
このLED表示装置の組立方法の1例を図6〜8に示す。図6は、LED表示装置21の構造を示す組立図である。図7は、LEDユニット1上のLED6の周囲を覆うために取り付けるシート2の正面図である。図8は、LEDユニット1を構成する基板7に実装したLED6とLEDユニット1に取り付けたシート2の構成を示す側面図である。
【0004】
シート2には、図7(A)・(B)に示すように、マトリックス状に配置して基板7に実装された複数のLED6に対向して、複数の孔8が形成されている。孔8は、図8に示すように、開口面積がLED6の断面積より大きい。但し、開口面積が大きすぎるとLED6の視認性を良くする効果が得られなくなるため、LED6の外形よりやや大きい程度にされている。また、シート2は所定の厚みを有している。
【0005】
以下に、LED表示装置21の組立方法を説明する。
1.ネジ孔に螺合するネジ4を介して、複数のLED6や図外の制御用IC等を基板7に実装して構成されるLEDユニット1をユニット固定板3に固定する。
2.シート2のLEDユニット1側の面に両面テープ5を貼り付ける。
3.治具等を用いてLEDユニット1の上面に位置させたシート2を下方に押圧して取り付ける。
4.図外の本体ケースをユニット固定板3にはめこんで取り付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
LED表示装置21において、両面テープ5を貼り付けたシート2をLEDユニット1に取り付ける際、精度良く取り付けないと両面テープ4の接着剤がLED6に付着するため、組立時の作業性が非常に悪かった。これは、図8に示すように、シート2に形成した孔8の開口面積は、LED6の断面積にほぼ等しくされているためである。また、LED表示装置21に不具合が発生した場合、LEDユニット1に固定したシート2を取り外すことが困難なため、LEDユニット1全体を交換することになり、メンテナンス性が悪かった。
【0007】
LED表示装置21の組立の際に、シート2に両面テープ5等の接着剤を付けずに、基板1とシート2を一緒にネジ4で固定する方法もあるが、その場合シート2の中央部付近が浮き上がった状態になるため、LED6の視認性が悪くなる。
【0008】
この発明は、LED表示装置において、基板に固定するLEDの周囲を覆うシートの組立性を改善したLED表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
【0010】
(1) 複数のLEDを取り付ける基板と、基板上にマトリックス状に配置された複数のLEDと、複数のLEDに対応する複数の孔を備えるとともに基板上面におけるLEDの周囲を覆うシートと、を備えたLED表示装置において、
LEDは端子にストッパが形成されたストッパ付きLEDであり、前記シートは少なくとも基板の面方向に伸縮性を有する弾性体であり、複数の孔は、LEDの発光部が通過可能で、一部の開口面積がLEDの発光部における下端面の面積より小さい小孔であり、その他の開口面積がLEDの発光部における下端面の面積より大きい大孔であることを特徴とする。
【0011】
この構成においては、LED表示装置を構成する基板上に、端子にストッパが形成された複数のストッパ付きLEDが、マトリックス状に配置して実装されており、複数のLEDの周囲を覆う少なくとも基板の面方向に伸縮性を有する弾性体であるシートには、基板上に実装された複数のLEDに対応してLEDの発光部が通過可能な複数の孔が形成されており、その孔の一部の開口面積はLEDの発光部における下端面の面積より小さく、その他の孔の開口面積はLEDの発光部における下端面の面積より大きい。したがって、基板に実装されたストッパ付きLEDの発光部の下端面と基板との間に所定の距離の空間が形成され、この空間にシートを保持することができる。また、LEDの周囲を覆うシートは少なくとも基板の面方向に伸縮するので、開口面積がLEDの発光部における下端面の面積より小さい孔の場合でもLEDを通過させることができ、取付け後はLEDがシートを保持するので、シートの移動を防止するために、シートに両面テープ等の接着剤を付ける必要がない。
【0012】
(2) 前記シートに形成された小孔は、孔の周縁部の少なくとも基板側に面取りを施したことを特徴とする。
【0013】
この構成においては、LEDの周囲を覆うシートに形成した孔の開口面積がLEDの断面積より小さい小孔の周縁部の少なくとも基板側に、面取り加工を施している。したがって、小孔の周縁部の少なくとも基板側の開口面積が拡大され、シートを基板に取り付ける際に、LEDを小孔内に容易に導くことができ、簡単に取り付けることができる。
【0014】
(3) 前記シートは、基板の上面とLEDの発光部の下端面との間に位置することを特徴とする。
【0015】
この構成においては、基板に実装されたLEDの発光部の下端面は端子のストッパによって基板上から所定の距離に位置しており、LEDの発光部下端面と基板の上面との間に所定の距離の空間が形成され、この空間にシートを保持することができる。したがって、LED表示装置に振動が加わっても、シートが容易に移動することがない。
【0016】
(4) 前記小径孔は、LEDの端子の配列方向に形成されたスリット孔であることを特徴とする。
【0017】
この構成においては、LEDの周囲を覆うシートには一部または全部がスリット孔である複数の孔が形成されている。したがって、スリット孔にLEDの発光部を通過させると、スリット孔内にLEDの端子が嵌入した状態で基板上にシートが取り付けられ、スリット孔に嵌入した端子によってシートの移動が規制される。
【0018】
(5) 前記シートは、基板に対する取付け用の位置決め孔を設けてあることを特徴とする。
【0019】
この構成においては、LEDの周囲を覆うシートには、基板に対する取付け用の位置決め孔が設けられている。したがって、シートを取り付ける際、基板と取付け用の位置決め孔を合わせると、簡単にシートを取り付けることができる。
【0020】
(6) 前記シートは、耐候性を備えたことを特徴とする。
【0021】
この構成においては、LEDの周囲を覆うシートは耐候性を備えている。したがって、LED表示装置を屋外に設置しても、シートが簡単に劣化することがない。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るLED表示装置22の組立図である。図2はLEDユニット12に実装されたストッパ付きLED10(以下、ストッパ付きLED10をLED10と称する。)の周囲を覆うために取り付けるシート13の正面図である。図3は、LEDユニット12に取り付けたLED10とLEDユニット12にシート13を取り付けた状態を示す側面図である。
【0023】
図1に示したLED表示装置22は、LEDユニット12を固定して図外の本体ケースを取り付けるユニット固定板3、マトリックス状に配置された複数のLED10や制御用IC等を基板7に実装して構成されるLEDユニット12、LED10の周囲を覆う伸縮性を有する弾性体のシート13、および図外の本体ケースを含む構成である。
【0024】
図3に示すように、LEDユニット12の基板7に実装したLED10は、基板7の上面でLED10の端子に形成されたストッパによって係止され、LED10の発光部の下端面と基板7の上面との間に隙間9ができる。
【0025】
図2(A)・(B)に示すように、シート13には、マトリックス状に配置した基板7に実装された複数のLED10に対向して、複数の小孔11と複数の孔8とが形成されている。また、組立時にLEDユニット12に対してシート13が取り付けやすいように、LEDユニット12に形成した複数のボス17に対向して、複数の位置決め用の孔18が形成されている。ここで、小孔11は図3に示すように、開口面積がLED10の断面積より小さい。また、LED10の一方の端子に形成されたストッパの外側の端面と、他方の端子に形成されたストッパの外側の端面と、に接触しない大きさである。
【0026】
シート13をLEDユニット12に取り付ける際は、小孔11を押し広げてLED10の発光部を通過させて、LED10の発光部の下端部と基板7との間に、シート13を取り付けると図3に示す状態になる。このとき、隙間9にシート13を位置させると、前記のように、小孔11の面積がLED10の断面積より小さいため、LED10の発光部の下端面によってシート13が保持されるので、シート13に両面テープ等の接着剤を付けなくてもよくなる。
【0027】
シート13の厚みは、LED10の発光部の下端面と基板7との距離(以下、隙間9の距離と称する。)によって決定される。隙間9の距離よりもシート13の厚みが厚いと、隙間9にシート13を位置させることができず、振動等によってシート13が移動したり外れてしまう。一方、シート13の厚みが極端に薄いと、LED表示装置22の表示部を斜め方向から見た場合にLED10の端子が見えるため視認性が良くない。また、シート13の周囲をネジ4で固定するが、シート13が薄い場合には、LED表示装置22に振動が加わった際に、シート13の中央部が移動してしまう。そのため、シート13の厚みは、隙間9の距離とほぼ等しくすることが望ましい。
【0028】
なお、前記のようにシート13は、小孔11を押し広げて基板7上に取り付けられ、また、LED表示装置22は、屋外で使用されることが多く、直射日光に晒されやすい。そのため、シート13の材質としては、少なくとも伸縮性があり、また耐候性が必要となるため、CRゴムやシリコンゴム等が適している。
【0029】
孔8は、図8に示した従来のシート2に形成した孔8の面積と同じ大きさであるので、前記のように、孔8の面積がLED10の断面積より大きい。但し、大きすぎるとLED10の視認性を良くする効果が得られなくなるため、LED10の外形よりやや大きい程度にされている。また、小孔11は、開口面積がLED10の断面積より小さいので、孔8の開口面積は小孔11の開口面積より大きい。
【0030】
本実施例では、基板7上にLED10を縦方向に31個、横方向に48個実装してLEDユニット12を構成している。したがって、シート13は、基板上におけるLED10の周囲を覆う目的で取り付けるため、基板7に実装したLED10の配列と同様にLED10と同数の孔が形成されている。
【0031】
シート13に形成した小孔11と孔8の個数の割合は、組立時の作業性やLED表示装置22にかかる振動等を考慮して決定する必要がある。組立時の作業性の確認やLED表示装置22の実機を用いた振動試験や落下試験等を行なった結果、縦の奇数列・縦の偶数列の共に、1列に形成するする孔31個のうち8個を小孔11にすると、作業性が良く振動や落下に対して外れにくい結果が得られた。小孔11の配置は、下記のように行なう。すなわち、縦の奇数列は、始めに孔8を2個形成し、次に小孔11を1個形成し、それ以降は孔8を3個、小孔11を1個の繰返しで形成する。また、縦の偶数列は、始めに小孔11を1個形成し、それ以降は孔8を3個、小孔11を1個の繰返しで形成する。このように小孔11を形成すると、奇数列と偶数列に形成した小孔11が隣接する列において並んで形成されることがない。
【0032】
なお、シート11に形成する小孔11と孔8との個数の割合は、LED表示装置の大きさや形状によって異なるものであるため、上記の例に限るものではない。
【0033】
以下に、LED表示装置22の組立方法を説明する。
【0034】
1.ユニット固定板3に、LEDユニット12を載置する。
2.LEDユニット12上の複数のLED10に、シート13に形成した複数の小孔11と複数の孔8を対向させて、LEDユニット12の上方にシート13を位置させる。このとき、LEDユニット12に設けられた位置決め用ボス17にシート13の位置決め用孔18を合わせる。
3.図外の治具等を用いてシート13をLEDユニット12に下方に押圧する。すなわち、シート13をLED10の発光部の下端面と基板7の上面の空間である隙間9に圧入する。
4.ネジ孔に螺合するネジ4を介して、複数のLED6や図外の制御用IC等を基板7に実装して構成されるLEDユニット12とシート13とをユニット固定板3に固定する。
5.図外の本体ケースをユニット固定板3にはめこんで、取り付ける。
【0035】
ここで、図1に示したLED表示装置22には、マトリックス状に配置した複数のLED10の周囲に等間隔で複数のLED19が取り付けられている。また、シート13には、LED19に対向して、孔20が形成されている。
【0036】
図4は小孔11の断面の形状を示す図である。図4(A)のように断面が直線状に形成された場合でも、LED10の発光部の下端面にシート13を取り付けることができるが、図4(B)のようにLEDユニット12側の面に面取り加工16を施すと、組立の際に小孔11の周縁部に形成される傾斜面によりLED10を小孔11内に導くことができ、容易にシート13をLEDユニット12に取り付けることができる。また、図4(C)のように、シート13のLEDユニット12側の面に加えて、シート13のLEDユニット12と反対側の面にも面取り加工16を施すと、LED表示装置22のメンテナンスを行なう際に、容易にシート13を取り外すことができる。
【0037】
図5は、小孔11をスリット15に置き換えた例を示す図である。スリット15は、図2(B)に示した小孔11の代わりに、小孔11を挟んだ状態に配置された孔8aと孔8bとの最短距離をスリット孔の形状に形成したものである。基板7に実装するLED10の端子はシート10の縦列方向に配置されているため、スリット15は、縦列方向に形成されている。
【0038】
シート13の小孔11をスリット15にした場合でも、小孔11と同様の効果が得られる。
なお、本発明の実施例として、LEDの発光部の断面が円形で端子が2本のLEDを図に示して説明したが、この形状のLEDに限るものでなく、LEDの発光部の断面が長方形のLEDや端子が3本の2色LED等、他の形状のLEDを使用した場合も、本発明の実施例に含まれる。その場合は、LEDユニットに取り付けるシートに形成する孔・小孔は、実施例とは異なる形状になる。
【0039】
以上のような改善効果により、組立時の作業性が向上し、両面テープ等の接着剤が不要になるため、コストダウンが可能になる。また、不具合等が発生した際のメンテナンス性が向上する。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0041】
(1) LED表示装置を構成する基板上に、端子にストッパが形成された複数のストッパ付きLEDが、マトリックス状に配置して実装されており、複数のLEDの周囲を覆う少なくとも基板の面方向に伸縮性を有する弾性体であるシートに、基板上に実装された複数のLEDに対応してLEDの発光部が通過可能な複数の孔を形成し、その孔の一部の開口面積をLEDの発光部における下端面の面積より小さくし、その他の孔の開口面積をLEDの発光部における下端面の面積より大きくすることにより、基板に実装されたストッパ付きLEDの発光部の下端面と基板との間に所定の距離の空間が形成され、この空間にシートを保持することができる。また、LEDの周囲を覆うシートは少なくとも基板の面方向に伸縮するので、開口面積がLEDの発光部における下端面の面積より小さい孔の場合でもLEDを通過させることができ、取付け後はLEDがシートを保持するので、シートの移動を防止するために、シートに両面テープ等の接着剤を付ける必要がなく、組立時の作業性が向上し、コストダウンが可能になる。また、不具合等が発生した際のメンテナンス性が向上する。
【0042】
(2) LEDの周囲を覆うシートに形成した孔の開口面積がLEDの断面積より小さい小孔の周縁部の少なくとも基板側に、面取り加工を施していることにより、小孔の周縁部の少なくとも基板側の開口面積が拡大され、シートを基板に取り付ける際に、LEDを小孔内に容易に導くことができるため、シートを基板に簡単に取り付けることができ、組立時の作業性が向上する。
【0043】
(3) 基板に実装されたLEDの発光部の下端面は端子のストッパによって基板上から所定の距離に位置しており、LEDの発光部下端面と基板の上面との間に所定の距離の空間が形成され、この空間にシートを保持することができる。したがって、LED表示装置に振動が加わっても、シートが容易に移動することがないため、LED表示装置を設置後にメンテナンスを行なう回数を少なくすることができる。
【0044】
(4) LEDの周囲を覆うシートに、一部または全部がスリット孔である複数の孔を形成することにより、スリット孔にLEDの発光部を通過させると、スリット孔内にLEDの端子が嵌入した状態で基板上にシートが取り付けられ、スリット孔に嵌入した端子によってシートの移動が規制される。
【0045】
(5) LEDの周囲を覆うシートに、基板に対する取付け用の位置決め孔を設けることにより、シートを取り付ける際、基板と取付け用の位置決め孔を合わせると、簡単にシートを取り付けることができる。
【0046】
(6) LEDの周囲を覆うシートは耐候性を備えていることにより、LED表示装置を屋外に設置しても、シートが簡単に劣化することがなく、メンテナンスを行なう頻度を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るLED表示装置の組立図である。
【図2】LEDユニットに実装されたストッパ付きLEDの周囲を覆うために取り付けるシートの正面図である。
【図3】LEDユニットに取り付けたLEDとLEDユニットにシート13を取り付けた状態を示す側面図である。
【図4】小孔の断面の形状を示す図である。
【図5】小孔をスリットに置き換えた例を示す図である。
【図6】LED表示装置の構造を示す組立図である。
【図7】LEDユニット上のLEDの周囲を覆うために取り付けるシートの正面図である。
【図8】LEDユニットを構成する基板に実装したLEDとLEDユニットに取り付けたシートの構成を示す側面図である。
【符号の説明】
7−基板
10−ストッパ付きLED
11−小孔
13−シート
Claims (6)
- 複数のLEDを取り付ける基板と、基板上にマトリックス状に配置された複数のLEDと、複数のLEDに対応する複数の孔を備えるとともに基板上面におけるLEDの周囲を覆うシートと、を備えたLED表示装置において、
LEDは端子にストッパが形成されたストッパ付きLEDであり、前記シートは少なくとも基板の面方向に伸縮性を有する弾性体であり、複数の孔は、LEDの発光部が通過可能で、一部の開口面積がLEDの発光部における下端面の面積より小さい小孔であり、その他の開口面積がLEDの発光部における下端面の面積より大きい大孔であることを特徴とするLED表示装置。 - 前記シートに形成された小孔は、孔の周縁部の少なくとも基板側に面取りを施したことを特徴とする請求項1に記載のLED表示装置。
- 前記シートは、基板の上面とLEDの発光部の下端面との間に位置することを特徴とする請求項1または2に記載のLED表示装置。
- 前記小孔は、LEDの端子の配列方向に形成されたスリット孔であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のLED表示装置。
- 前記シートは、基板に対する取付け用の位置決め孔を設けてあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のLED表示装置。
- 前記シートは、耐候性を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のLED表示装置。
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