JP3562511B2 - 印刷機用ポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、モーターによってプランジャーを回転させながらシリンダー内で往復動させるポンプに関し、例えばオフセット印刷機においてインキ供給用として使用する印刷機用ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷機用ポンプとしては、従来から多くの公知例があり、モーターによって駆動されるプランジャーが、シリンダー内の主穴内を1回転しながら1往復する動作を繰り返して、流体の吸入と吐出を行う印刷機用ポンプは、例えば、特許第2864447号公報及び特許第3095744号公報に示されるものがある。
【0003】
これら各公報に示されるポンプは、プランジャーがシリンダー内の主穴内を1回転しながら1往復する間に、流体の吸入と吐出を1回ずつ行うように構成されている。すなわち、プランジャーが180度回転して一方向に移動する間に流体を吸入し、プランジャーが引き続いて180度回転して逆方向に移動する間に流体を吐出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように、特許第2864447号公報及び特許第3095744号公報に示されるポンプは、流体の吐出動作が流体の吸入動作を挟んで間欠的に行われるものであるため、例えばインキ供給用のポンプとして使用した場合には、インキ供給が間欠的となり、ポンプがインキ吐出すると印刷画像が濃くなり、インキ吸入の間に印刷画像が徐々に薄くなって次のインキ吐出直前には最も薄くなり、当該次のインキ吐出が行われると、印刷画像が再度濃くなる印刷が繰り返される。すなわち、印刷濃度が安定せず、印刷依頼主の印刷品質要求に十分対応できない場合が少なくなく、また、印刷図柄によっては、濃過ぎる印刷物を発生させたり、薄過ぎる印刷物を発生させて、商品にならない損紙を多数出す場合があった。
【0005】
この発明は、回転しながら往復動するプランジャーが一方向に移動する間に流体の吸入と吐出とが並行して行われ、かつプランジャーが引き続いて逆方向に移動する間にも同様に流体の吸入と吐出とが並行して行われるようにし、流体の吐出停止をプランジャーの移動方向の変わる時のみとし、例えばインキ供給用のポンプとして使用した場合でも、インキ吸入の間に印刷画像が徐々に薄くなるのを防止し、比較的印刷濃度が安定した印刷が可能であるようにインキ供給をできるようにした、印刷機用ポンプを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明に係る印刷機用ポンプは、モーターによって駆動されるプランジャーが、シリンダー内で1回転しながら1往復する動作を繰り返して、流体の吸入と吐出を行う印刷機用ポンプにおいて、基台と、基台に取付けられ、主穴、主穴内面の主穴の中心線と平行な線上に離隔して開口する第1吸入穴及び第2吸入穴、並びに主穴内面の主穴の中心線と平行な他の線上に離隔して開口する第1吐出穴及び第2吐出穴を有し、両端を主穴閉塞手段にて閉塞して両端部に第1、第2のシリンダー室を構成可能にし、かつ前記基台とは別体構成で、基台に設けたシリンダー用穴に嵌め合わされ固定されるシリンダーと、シリンダーの主穴に回転可能にかつ軸方向移動可能に嵌め合わされるとともにそれぞれの端面が前記シリンダー室に対向する大径部及びこの大径部の少なくとも一端に設けられて対応する主穴閉塞手段を貫通する小径部を有し、大径部に、主穴に嵌め合わされた状態で主穴内面とともに第1シリンダー室に通じる空間を形成する第1切欠きと主穴内面とともに第2シリンダー室に通じる空間を形成する第2切欠きを有し、ある回転位相ではすべての吸入穴と吐出穴を同時に閉塞し、他の回転位相では第1吸入穴と第2吐出穴を閉塞しかつ第1吐出穴を第1切欠きで開放するとともに第2吸入穴を第2切欠きで開放するか、または第1吐出穴と第2吸入穴を同時に閉塞しかつ第1吸入穴を第1切欠きで開放するとともに第2吐出穴を第2切欠きで開放することが可能なプランジャーと、出力軸の回転中心線が、プランジャーの回転中心線と所定の角度で交わるように基台に取付けられたモーターとモーターの出力軸に固定されかつモーターの出力軸の回転中心線と略平行に突出するアーム、アームに固定された球面軸受の内輪穴に軸方向移動可能に嵌め合わされかつプランジャーの小径部に固定されてアームとプランジャーとを連結する連結部材とからなる伝動機構とを有し、前記前記基台とは別体構成のシリンダーの外周部に第1吸入穴と第2吸入穴を連通する共通吸入溝と、第1吐出穴と第2吐出穴を連通する共通吐出溝とを設け、共通吸入溝を基台に設けた吸入通路に連通し、共通吐出溝を基台に設けた吐出通路に連通した構成になっている。
【0007】
【作 用】
モーターが回転することにより、伝動機構を介してプランジャーが回転しながら往復動され、このプランジャーの往復動によりシリンダーの両端部に構成されたシリンダー室の容積が増減される。
【0008】
そしてこのプランジャーの作動において、このプランジャーの大径部にてすべての吸入穴と吐出穴が閉塞している状態から回転しながら第2シリンダー室側へ移動すると、これにより第1切欠きが第1吸入穴に、また第2切欠きが第2吐出穴に対向して、容積が増加する第1シリンダー室へは第1切欠きを介して第1吸入穴から流体が吸入され、容積が減少する第2シリンダー室内の流体が第2切欠きを介して第2吐出穴から吐出される。
【0009】
一方、大径部にてすべての吸入穴と吐出穴が閉塞している状態から回転しながら第1シリンダー室側へ移動すると、これにより第1切欠きが第1吐出穴に、また第2切欠きが第2吸入穴に対向して、容積が減少する第1シリンダー室内の流体が第1切欠きを介して第1吐出穴から吐出され、容積が増加する第2シリンダー室へは第2切欠きを介して第2吸入穴から流体が吸入される。
【0010】
このように、プランジャーの往動と復動の双方において流体の吸入及び吐出が行われる。そしてこの作用時において、プランジャーの往復動によってシリンダーに設けられた第1吸入穴及び第2吸入穴へ交互に吸入される流体は、シリンダーの外周部に設けられた共通吸入溝を介して基台に設けられた吸入通路より吸入され、またプランジャーの往復動によってシリンダーに設けられた第1吐出穴及び第2吐出穴から吐出される流体はシリンダーの外周部に設けられた共通吐出溝を介して基台に設けられた吐出通路より吐出される。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、図2のA−A線に沿う断面矢視図、図2は、8個のポンプPを基台に組み込んだインキ供給用ポンプユニットPUを示す平面図、図3乃至図14は、図1で示す印刷機用ポンプの動作説明用の模式図である。
【0012】
図1、図2において、ポンプPは、中空部を有する一体のブロック状の基台1の中空部を挟んだ一方側に設けたシリンダー用穴10に、この基台1とは別体構成になっているシリンダー2が常時嵌め合わされ固定されており、このシリンダー2の主穴25に往復動及び回転可能にプランジャー3が嵌め合わされ挿入された構成になっている。
【0013】
シリンダー2の主穴25の内面には、この主穴25の中心線CL2方向に離隔する一方の位置に中心線CL2に対して円周方向に180゜ずらせて第1吸入穴26と第1吐出穴28が、また他方の位置に、中心線CL2に対して円周方向に180゜ずらせて第2吸入穴27と第2吐出穴29が、それぞれ主穴25の中心線CL2を通る平面内に位置するように設けてある。
【0014】
前記第1吸入穴26と第2吸入穴27は、主穴25の中心線CL2と平行な主穴内面の線上に開口しており、また、第1吐出穴28と第2吐出穴29は、主穴25の中心線CL2と平行な他の線上に開口されている。
【0015】
第1吸入穴26と第2吸入穴27は、シリンダー2の外周に設けた共通吸入溝U1にて通じており、また第1吐出穴28と第2吐出穴29は、シリンダー2の外周に設けた共通吐出溝U2にて通じている。そして共通吸入溝U1は、基台1に設けられた吸入通路11を介して、流体供給源であるインキタンク(図示せず)と配管連結され、共通吐出溝U2は、基台1に設けられた吐出通路12を介して、流体供給先であるインキレール(図示せず)に配管連結されている。
【0016】
プランジャー3は、シリンダー2の主穴25と中心線CL2を共有した状態で、この主穴25に回転可能に、かつ軸方向移動可能に嵌め合わされる大径部と、この大径部の両端に同軸上に同径にして設けた小径部とを有している。
【0017】
プランジャー3の大径部の長さD1は、前記したシリンダー2の主穴25の中心線CL2方向に離隔する一方に設けた第1吸入穴26及び第1吐出穴28と、他方に設けた第2吸入穴27及び第2吐出穴29の中心線CL2方向の最外側開口縁間距離D2より、このプランジャーの後述するストロークL分を越える長さ以上に長くなっている。
【0018】
そしてこのプランジャー3の大径部の軸方向両側に、それぞれの端部に連らなる第1、第2の切欠き32と33が中心線CL2に対して円周方向に180゜ずらせて設けてある。この各切欠き32、33の長さは、プランジャー3のストローク範囲にわたってシリンダー2の吸入穴26と吐出口28、及び吸入口27と吐出口29と重複する長さになっている。
【0019】
プランジャー3が嵌め合わされた状態でシリンダー2の主穴25の両端には、プランジャー3の両端に設けられた小径部が貫通する穴が設けられた主穴閉塞手段20、20がねじ結合により取付けられている。そしてこの主穴閉塞手段20、20の締付け用頭の下面にシリンダー2の端面と密着可能にシールするOリング21が取付けられており、また、前記小径部が貫通する穴は、一端部に段状の大径穴が形成され、この部分に前記小径部の外周に密着可能にしたシール24が装填され、このシール24が軸方向に抜けないように、シール24との間にシム23を挟んで穴用止め輪22が取付けられている。
【0020】
プランジャー3の大径部の軸方向の一端の端面と一方の主穴閉塞部材20との間に第1シリンダー室S1が、また大径部の他端の端面と他方の主穴閉塞部材20との間に第2シリンダー室S2が形成されている。
【0021】
基台1の中空部を挟んだ他方側には、可変速モーター4が、その出力軸40の回転中心線CL1とシリンダー2の主穴25に嵌め合わされているプランジャー3の回転中心線CL2とが、所定の交差角θで交わるように中空部側に出力軸40を突出させて基台1に固定されている。この発明の実施の形態では、可変速モーター4は、入力されたパルス信号に対応して駆動されるステッピングモーターである。
【0022】
前記基台1の中空部の空間には、可変速モーター4の回転によってプランジャー3を回転及び往復させる伝動機構5が設けられている。伝動機構5は、可変速モーター4の出力軸40に基部が固定され、作用部が出力軸40の回転中心線CL1に略平行に、かつ主穴25に嵌め合わされているプランジャー3の一端部(以下、後端部とする)から離れた位置に突出するアーム50と、アーム50の先端部側とプランジャー3の後端部側とを連結する連結部材51とを有している。
【0023】
連結部材51は、その軸線CL3がプランジャー3の回転中心線CL2と常時所定角(図示の実施の形態では直角)に交わる状態で、一方側がプランジャー3に固定され、他方側がアーム50の作用部に設けられた球面軸受52の内輪穴に移動可能に取付けられ、球面軸受52を介してアーム50に対する連結角度を変化し得るように連結されている。
【0024】
そして、可変速モーター4が駆動されてこの出力軸40が回転すると、これに固定されたアーム50がプランジャー3の周囲を回転し、連結部材51を介してプランジャー3が回転される。このとき、連結部材51の軸線CL3と出力軸40の回転中心線CL1との交角が角α(最小)から角β(最大)の範囲で変化し、角αのときにプランジャー3を可変速モーター4から最も遠い位置(最遠点)に押しやり、角βのときにプランジャー3を可変速モーター4に最も近い位置(最近点)に引き寄せる作用をなし、これにより、可変速モーター4の1回転によりプランジャー3がストロークLにわたって往復動される。
【0025】
そして、このプランジャー3の往復動により、シリンダー2の両端部と主穴閉塞手段20、20とプランジャー3の大径部と小径部との段部によって構成される第1、第2のシリンダー室S1、S2の容積が増減される。
【0026】
プランジャー3の回転角及びストロークと、プランジャー3に設けた切欠き32、33、さらに、第1、第2の吸入穴26、27、第1、第2の吐出穴28、29との位置関係は次のようになっている。
【0027】
すなわち、プランジャー3が図1に示した最近点と、この状態から1/2回転して最遠点にある状態では、各切欠き32、33は各吸入穴26、27、吐出穴28、29に対向せず、この最近点から最遠点間にわたって矢印A方向(反時計方向)に回転しながら移動する間に、プランジャー3の第1切欠き32は、第1吸入穴26に対向してこれを第1切欠き32を介して最近側のシリンダー室S1に通じるとともに、第2切欠き33は、第2吐出穴29に対向してこれを第2切欠き33を介して最遠側のシリンダー室S2に通じる。そして1/2回転した状態で再び各吸入穴26、27、吐出穴28、29は大径部によって閉塞される。
【0028】
プランジャー3がさらに1/2回転して最遠点から最近点間にわたって移動する間に、プランジャー3の第1切欠き32は第1吐出穴28に対向してこれを第1切欠き32を介して最近側のシリンダー室S1に通じるとともに、第2切欠き33は、第2吸入穴27に対向してこれを最遠のシリンダー室S2に通じ、その後全ての穴26、27、28、29が大径部にて閉塞される。
【0029】
また、伝動機構5を設けるための空間には、例えば図に二点鎖線で示すように、アーム50の回転領域に臨ませて、アーム50を検出する検出手段13を設けることも可能である。図示の実施形態では、アーム50が近接位置に達したのを検出して信号出力する近接スイッチである。
【0030】
以上説明したポンプPは、単数又は複数組み合わせて使用され、複数の場合は、図2に示すようにポンプユニットPUとして用いられる。
【0031】
以上の記載の構成における作用を図1及び図3乃至図14を参照して説明する。なお、この説明において、プランジャー3が図1に示す最近点にある状態を回転方向の基点0度とし、この位置から矢印A方向に回転するものとする。
【0032】
図3は、図4における第1吸入穴26及び第1吐出穴28のB−B矢視断面図であり、図4は、プランジャー3の連結部材51の基点0度からみて90度の回転位相にあるときを示し、第1切欠き32の第1吸入穴26からの吸入行程と第2切欠き33の第2吐出穴29からの吐出行程の関係を表した斜視図であり、図5は、図4における共通吸入溝U1、第2吸入穴27、第2吐出穴29及び共通吐出溝U2のC−C矢視断面図である。
【0033】
図6は、図7における第1吸入穴26及び第1吐出穴28のB−B矢視断面図であり、図7は、プランジャー3の連結部材51の基点0度からみて180度の回転位相にあるときを示し、第1吸入穴26、第2吸入穴27、第1吐出穴28、第2吐出穴29のいずれもが同時に閉塞されている関係を表した斜視図であり、図8は、図7における共通吸入溝U1、第2吸入穴27、第2吐出穴29及び共通吐出溝U2のC−C矢視断面図である。
【0034】
図9は、図10における第1吸入穴26及び第1吐出穴28のB−B矢視断面図であり、図10は、プランジャー3の連結部材51の基点0度から270度への回転位相にあるときを示し、第1切欠き32の第1吐出穴28からの吐出行程と第2切欠き33の第2吸入穴27からの吸入行程の関係を表した斜視図であり、図11は、図10における共通吸入溝U1、第2吸入穴27、第2吐出穴29及び共通吐出溝U2のC−C矢視断面図である。
【0035】
図12は、図13における第1吸入穴26及び第1吐出穴28のB−B矢視断面図であり、図13は、プランジャー3の連結部材51の基点0度の回転位相にあるときを示し、第1吸入穴26、第2吸入穴27、第1吐出穴28、第2吐出穴29のいずれもが同時に閉塞されている関係を表した斜視図であり、図14は、図13における共通吸入溝U1、第2吸入穴27、第2吐出穴29及び共通吐出溝U2のC−C矢視断面図である。
【0036】
例えば図1に実線で示した状態で、図示しないモータードライバーを介して可変速モーター4を作動させ、その出力軸40を矢印Aの向きに回転させ、アーム50を回転させる。すると、まず、連結部材51が、球面軸受52を介してアーム50との連結部でその連結角度を変化させつつその軸線CL3と平行に移動して変位し、実線で示す位置から二点鎖線で示す位置まで更に、二点鎖線で示す位置から実線で示す位置まで変位する。この変位に従って、プランジャー3は、シリンダー2の主穴25の中で1回転しつつ主穴25にそってプランジャー3の先端部30に向かって変位量Lだけ直線変位し、更にプランジャー3の後端部31に向かって変位量Lだけ直線変位する。
【0037】
すなわち、プランジャー3が最近点にあるときに、プランジャー3の切欠かれていない外周面部分が第1吸入穴26、第2吸入穴27、第1吐出穴28、第2吐出穴29のすべてを閉塞する(図12〜14参照)。プランジャー3が回転しつつ最近点を離れてプランジャー3の先端部30の方向に移動すると、第1切欠き32が第1吸入穴26に通じるとともに最近側のシリンダー室S1の容積が増加してインキを吸入する。同時に、第2切欠き33が第2吐出穴29に通じるとともに最遠側のシリンダー室S2の容積が減少してインキを吐出する。また、この間、第2吸入穴27と第1吐出穴28は、閉塞されたままである(図3〜5参照)。そして、プランジャー3が最遠点に達すると、プランジャー3の切欠かれていない外周面部分が、再度第1吸入穴26、第2吸入穴27、第1吐出穴28、第2吐出穴29のすべてを閉塞する(図6〜8参照)。
【0038】
プランジャー3が更に回転しつつ最遠点を離れてプランジャー3の後端部31の方向に移動すると、第1切欠き32が第1吐出穴28に通じるとともに最近側のシリンダー室S1の容積が減少してインキを吐出し、同時に第2切欠き33が第2吸入穴27に通じるとともに最遠側のシリンダー室S2の容積が増加してインキを吸入する。また、この間、第1吸入穴26と第2吐出穴29は、閉塞されたままである(図9〜11参照)。そして、プランジャー3が最近点に達すると、プランジャー3の切欠かれていない外周面部分が、再度第1吸入穴26、第2吸入穴27、第1吐出穴28、第2吐出穴29のすべてを閉塞し(図12〜14参照)、ポンプPの動作の1サイクルが終了する。
【0039】
つまり、ポンプPは、プランジャー3の180度回転ごとに第1吸入穴26と第2吸入穴27とから交互にインキシリンダー2の主穴25内にインキを吸入し、かつ、同様に、プランジャー3の180度回転ごとに第1吐出穴28と第2吐出穴29とから交互にインキシリンダー2の主穴25内のインキを吐出する。このとき、第1吸入穴26と第2吸入穴27とから交互に吸入される流体はシリンダー2の外周部に設けられた共通吸入溝U1を介して基台1に設けられた吸入通路11より吸入され、また、第1吐出穴28と第2吐出穴29とから交互に吐出される流体はシリンダー2の外周部に設けられた共通吐出溝U2を介して基台1に設けられた吐出通路12より吐出される。
【0040】
このプランジャー3の回転に伴う往復動によるインキの吸入と吐出の際に、主穴用閉塞手段20のOリング21が主穴25と主穴用閉塞手段20との連結部からのインキの漏れを防止し、シール24がプランジャー3と主穴用閉塞手段20との接触部からのインキの漏れを防止する。
【0041】
なお、図示の実施の形態では、プランジャー3の両端に同径の小径部を設け、主穴用閉塞手段20から突出させることにより、第1吐出穴28と第2吐出穴29からのインキの吐出量が同量となるようにしているが、第1吐出穴28と第2吐出穴29からのインキの吐出量が若干相違することを許容できるときは、プランジャー3の先端側小径部をなくすとともに、プランジャー3の先端側に対応する主穴用閉塞手段をプラグ(図示せず)に変更してもよく、また、両側の小径部の径を変えてもよい。
【0042】
本発明は、以上記載の実施の形態に局限されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない設計上の改変を含むものである。
【0043】
【発明の効果】
この発明により以下の効果がある。この発明は、プランジャーが180度回転して一方向に移動する間に流体の吸入と吐出とを並行し、かつプランジャーが引き続いて180度回転して逆方向に移動する間にも同様に流体の吸入と吐出とを並行するようにしたため、流体の吐出停止をプランジャーの移動方向の変わるときのみとし、例えばインキ供給用のポンプとして使用した場合でも、インキ吸入の間に印刷画像が徐々に薄くなるのを防止し、また、印刷図柄に適切に対応できるため、濃過ぎる印刷物や薄過ぎる印刷物の発生を防ぐことができ、すなわち、印刷濃度を安定させ、印刷依頼主の印刷品質要求に十分対応できるようなインキ供給ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の印刷機用ポンプの1つの実施形態を示す図2のA−A断面に沿う拡大断面矢視図である。
【図2】この発明の実施形態を示す、8個のポンプを基台に組み込んだインキ供給用ポンプユニットの平面図である。
【図3】この発明の実施形態を示す図4における第1吸入穴及び第1吐出穴のB−B矢視断面図である。
【図4】プランジャーの連結部材の基点0度からみて90度の回転位相にあるときを示し、第1切欠きの第1吸入穴からの吸入行程と第2切欠きの第2吐出穴からの吐出行程の関係を表した斜視図である。
【図5】図4における共通吸入溝、第2吸入穴、第2吐出穴及び共通吐出溝のC−C矢視断面図である。
【図6】図7における第1吸入穴及び第1吐出穴のB−B矢視断面図である。
【図7】プランジャーの連結部材が基点0度からみて180度の回転位相にあるときを示し、第1吸入穴、第2吸入穴、第1吐出穴、第2吐出穴のいずれもが同時に閉塞されている関係を表した斜視図である。
【図8】図7における共通吸入溝、第2吸入穴、第2吐出穴及び共通吐出溝のC−C矢視断面図である。
【図9】図10における第1吸入穴及び第1吐出穴のB−B矢視断面図である。
【図10】プランジャーの連結部材が基点0度から270度への回転位相にあるときを示し、第1切欠きの第1吐出穴からの吐出行程と第2切欠きの第2吸入穴からの吸入行程の関係を表した斜視図である。
【図11】図10における共通吸入溝、第2吸入穴、第2吐出穴及び共通吐出溝のC−C矢視断面図である。
【図12】図13における第1吸入穴及び第1吐出穴のB−B矢視断面図である。
【図13】プランジャーの連結部材が基点0度の回転位相にあるときを示し、第1吸入穴、第2吸入穴、第1吐出穴、第2吐出穴のいずれもが同時に閉塞されている関係を表した斜視図である。
【図14】図13における共通吸入溝、第2吸入穴、第2吐出穴及び共通吐出溝のC−C矢視断面図である。
【符号の説明】
P…ポンプ、PU…ポンプユニット、CL1…可変速モーター出力軸の回転中心線、CL2…プランジャーの回転中心線、CL3…連結部材の回転中心線、U1…共通吸入溝、U2…共通吐出溝、S1…第1シリンダー室、S2…第2シリンダー室、1…基台、2…シリンダー、3…プランジャー、4…可変速モーター、5…伝動機構、10…シリンダー用穴、11…吸入通路、12…吐出通路、13…検出手段、20…主穴閉塞手段、21…Oリング、22…穴用止め輪、23…シム、24…シール部材、25…主穴、26…第1吸入穴、27…第2吸入穴、28…第1吐出穴、29…第2吐出穴、30…先端部、31…後端部、32…第1切欠き、33…第2切欠き、40…出力軸、50…アーム、51…連結部材、52…球面軸受。

Claims (1)

  1. モーターによって駆動されるプランジャーが、シリンダー内で1回転しながら1往復する動作を繰り返して、流体の吸入と吐出を行う印刷機用ポンプにおいて、
    基台と、
    基台に取付けられ、主穴、主穴内面の主穴の中心線と平行な線上に離隔して開口する第1吸入穴及び第2吸入穴、並びに主穴内面の主穴の中心線と平行な他の線上に離隔して開口する第1吐出穴及び第2吐出穴を有し、両端を主穴閉塞手段にて閉塞して両端部に第1、第2のシリンダー室を構成可能にし、かつ前記基台とは別体構成で、基台に設けたシリンダー用穴に嵌め合わされ固定されるシリンダーと、
    シリンダーの主穴に回転可能にかつ軸方向移動可能に嵌め合わされるとともにそれぞれの端面が前記シリンダー室に対向する大径部及びこの大径部の少なくとも一端に設けられて対応する主穴閉塞手段を貫通する小径部を有し、大径部に、主穴に嵌め合わされた状態で主穴内面とともに第1シリンダー室に通じる空間を形成する第1切欠きと主穴内面とともに第2シリンダー室に通じる空間を形成する第2切欠きを有し、ある回転位相ではすべての吸入穴と吐出穴を同時に閉塞し、他の回転位相では第1吸入穴と第2吐出穴を閉塞しかつ第1吐出穴を第1切欠きで開放するとともに第2吸入穴を第2切欠きで開放するか、または第1吐出穴と第2吸入穴を同時に閉塞しかつ第1吸入穴を第1切欠きで開放するとともに第2吐出穴を第2切欠きで開放することが可能なプランジャーと、
    出力軸の回転中心線が、プランジャーの回転中心線と所定の角度で交わるように基台に取付けられたモーターと、
    モーターの出力軸に固定されかつモーターの出力軸の回転中心線と略平行に突出するアーム、アームに固定された球面軸受の内輪穴に軸方向移動可能に嵌め合わされかつプランジャーの小径部に固定されてアームとプランジャーとを連結する連結部材とからなる伝動機構とを有し、
    前記前記基台とは別体構成のシリンダーの外周部に第1吸入穴と第2吸入穴を連通する共通吸入溝と、第1吐出穴と第2吐出穴を連通する共通吐出溝とを設け、共通吸入溝を基台に設けた吸入通路に連通し、共通吐出溝を基台に設けた吐出通路に連通したことを特徴とする印刷機用ポンプ。
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