JP3559759B2 - 電気コネクタ用の切離し防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に、結合が連結ナットによって達成される種類のコネクタ用の切離し防止装置に関し、さらに詳しくは、ラチェット機構を使用して連結ナットの切離し方向の回転を制限し、かつスパイラルロッククラッチを使用して連結ナットの結合方向の自由回転を可能にする電気コネクタの切離し防止装置に関する。さらになお詳しくは、本発明は、本願と同一譲受人に譲渡された米国特許第4,536,048号に開示された切離し防止装置の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明を適用できる典型的なコネクタは、電気接点を含むコネクタシェルと、コネクタシェルに回転可能に装着された雌ねじ連結ナットとを含む。コネクタシェルは、連結ナットによって対応する雄ねじ合せコネクタに、合せコネクタ内の電気接点がコネクタシェルの電気接点と係合するような方法で結合される。連結ナットは、連結ナットのラジアルフランジをコネクタシェルの対応するフランジまたはショルダに対して保持されるか押しつけるように設計された、1つまたは複数の止め輪および/またはばね座金によって、コネクタ上に保持される。
【0003】
そのような装置で連結ナットとコネクタシェルとの間の係合によって生じる摩擦アンチロッキング力は、連結ナットが振動または衝撃の結果切離し方向に回転するのを防止するのには不充分であり、シールを損傷し、接点間の電気的接続の完全性に悪影響を及ぼすおそれがあるので、軍用高性能航空機およびその他の車両など、振動または衝撃が発生しやすい環境で使用されそうなコネクタには、従来、追加的切離し防止機構が含まれる。衝撃または振動の結果としての意図されない切離しを防止する最も簡単で最も一般的な方法は、ビームの中心に突起またはくぼみを有する金属ラチェットスプリングをコネクタ内に含めることであり、ラチェットスプリングは、ねじ連結ナットの内径に恒久的に取り付けられるものである。コネクタシェルはその外径上に、ラチェットスプリングによって係合されるラチェット歯を設ける。
【0004】
この種の結合の1つの問題は、離散的戻り止めの位置が止め輪の完全に締め付けられた位置と必ずしも一致しないので、わずかな振動でも止め輪が少し後戻りする可能性があり、それはシール上の問題を引き起こす可能性がある。その上、この構成の戻り止め部材は有効表面積が非常に小さく、コネクタを合わせたり外したりするたびに、ラチェットホイールの歯の急速な摩滅を引き起こす。
【0005】
ラチェットの歯と戻り止めとの間の摩耗および位置ずれの問題の解決策は、同一譲受人に譲渡された米国特許第4,536,048号に提案されている。ここに添付する図1に示す通り、この特許に開示されている切離し防止装置は、連結ナット4の後部に配置されたラチェットホイール3を係合するように構成された軸方向に伸長する単一のばねタイン2を有するスパイラルロッククラッチ1を利用しており、連結ナット4は、スパイラルロッククラッチ1とプラグコネクタシェル6のフランジまたはショルダ5との間に保持され、雄ねじ合せレセプタクル7上にねじ込むように構成される。スパイラルロッククラッチ1はナットの連結方向の回転に応答して緩むように構成され、それによってクラッチがナットの締付けに応答して自由に動けるようにして、締付けトルクおよびしたがって切離し防止機構の摩耗を最小にする。他方、ラチェットのトルクを反対方向つまり解放方向に加えると、クラッチはシェルと係合して、ばねタイン2をプラグコネクタシェル6に対して固定し、回転およびしたがって偶発的な緩みを防止する。より高いトルクが加わると、ばねタインは歯の上をラチェットすることができ、それによって連結ナットの切離し方向の回転が可能になる。
【0006】
単一ビームおよび一体的ラチェットホイールの使用は、摩耗および操作の容易さの点では利点をもたらすが、単一戻り止めは比較的低いトルクで破損しやすく、その上、一体的な連結ナットとラチェットホイールは、製造が難しい。
【0007】
他方、本発明は、米国特許第4,536,048号に開示された横方向戻り止めとスプリングロッククラッチの設計の使用に内在する単一戻り止めによってもたらすことができるより高くかつより調整しやすい切離しトルクおよびより大きい信頼性をはじめ、様々な改善を米国特許第4,536,048号に記載された切離し機構にもたらす。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、発明の第1目的は、結合方向に自由に動くことができるスパイラルロッククラッチと、切離しトルクに応答してラチェットし、しかもなお切離しトルクを増大しかつ摩耗を低下するためにスプリングクラッチ機構とラチェットホイールとの間に複数の係合点を提供するばね輪と歯車の構成とを含む、米国特許第4,536,048号に開示された機構と同じ一般的種類の電気コネクタ切離し防止機構を提供することである。
【0009】
発明の第2目的は、スパイラルロッククラッチとラチェットの機構を利用する米国特許第4,536,048号に記載された機構と同じ一般的種類であるが、スパイラルロッククラッチがラチェット機能を提供したり連結ナットをコネクタ上に保持する必要が無く、かつ低コスト部品製造性を備え、従来の切離し機構と比較して組立が比較的容易である、低結合力・高切離し力コネクタ切離し防止組立体を提供することである。
【0010】
発明の第3目的は、部品交換をせずに解放力を調整できる、米国特許第4,536,048号に開示された機構と同じ一般的種類の電気コネクタ切離し防止機構を提供することである。
【0011】
発明の第4目的は、容易に組み立てることができ、かつ組立体の部品が全て比較的製造が簡単である、低結合力・高切離し力コネクタ切離し防止装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
発明のこれらの目的は、発明の好適な実施形態の原理に従って、全てコネクタシェルを囲みかつコネクタシェルのフランジまたはショルダの間に従来の止め輪によって挟まれた、ばね輪および別個のラチェットホイールまたは複数のラジアルカットを有する歯付き輪をスパイラルロッククラッチ以外に含む、電気コネクタ用の切離し防止装置(ならびにそのような切離し防止装置を組み込んだ電気コネクタ)を提供することによって達成される。歯付き輪は、連結ナットのねじと、連結ナットと共に凹部の内部表面を形成するフランジまたはショルダとの間の空間に配置することが好都合であり、一方、シェルは、止め輪用の少なくとも1つの溝と、図示した実施形態ではスパイラルロッククラッチ用の任意の第2溝とを含むことが好ましい。止め輪用の溝およびスパイラルロッククラッチ用の任意の溝は、コネクタの後部に向けてフランジまたはショルダの後ろに配置され、シェルは、止め輪以外の全ての部品と軸方向に整列する。
【0013】
歯付き輪は、連結ナットの切欠きまたはスロットと協働する延長部、連結ナットと係合しその内径に変形する歯付き輪の外径上の複数のローレットまたは突起、または連結ナットに対して角回転をしないように歯付き輪を固定するためのその他の手段を含むことができ、一方、ばね輪は、ばね輪を固定してばね輪に対する角回転が起きないように、スパイラルロッククラッチの切欠きと係合する延長部を含むことが好ましい。ばね輪部材は、その半径方向の壁の周囲に斜めに配置された任意の数のばねタインを有する自立輪であることが好ましい。これらのタインは、解放方向に歯付き輪のラジアルカット上を滑動する際ラチェット機構を提供するものである。これにより、連結方向の自由回転クラッチおよび解放方向のトルク/ラチェット機構が得られる。
【0014】
さらに詳しくは、連結ナットと歯付き輪を連結または嵌め合い方向に回すと、歯付き輪の歯がばねタインと係合し、ばね輪もまた連結方向に回転を生じ、それによりスパイラルロッククラッチが連結方向に回転する。スパイラルロッククラッチが連結方向に回転すると、それはコネクタシェルから解放されて自由に回転できるようになり、したがって切離し防止機構からの何ら抵抗を受けることなく連結することができる。
【0015】
一方、連結ナットを非結合または切離し方向に回すと、ばねタインが歯付き輪によって押されて解放方向に回転し、スパイラルロッククラッチが締め付けられ、ばね輪がそれ以上回転できなくなり、次いでそのタインが歯付き輪の歯の上をラチェットして解放に対する抵抗を与える。
【0016】
スパイラルロッククラッチの捲回または巻き付けの数およびしたがってそれが固定する位置のみならず、歯の形状およびばねタインの構造をも適切に選択することにより、コネクタがラチェットし始める前に耐えなければならないトルクの大きさおよび量は、容易に制御することができる。
【0017】
さらに、別個の歯付き輪に歯を設けることは製造性のために好適であるが、好適な実施形態の変形例では、好適な切離し防止機構を基本的に180度方向転換して、要素の順序を逆転し、特に、歯を連結ナットの内向きに伸長するフランジから軸方向に伸長するように形成することが可能である。
【0018】
発明の好適な実施形態の構造のみならず、その変化例の構造も、米国特許第4,536,048号の構成と、少なくとも次のような利点を共有する。
(i)必要な結合力がスパイラルロッククラッチの膨張のため実質的に低下し、これにより、それとばね輪がプラグシェルの円周を最小限の抵抗で円滑に回転することができる。
(ii)ラチェット機構が、他の種類の切離し防止機構の場合のように結合中および切離し中の両方ではなく、切離し中にのみ作動するので、ラチェット機構の摩耗が非常に低下する。
(iii)止め輪が機構を抑制できなかった場合、連結ナットとレセプタクルとの間の係合によってプラグコネクタシェルは依然としてレセプタクル内に軸方向に保持されるが、そうしたことは、カップリングの前部が切離し防止機構のみによって保持され、したがって切離し防止機構が破損するとプラグコネクタがナットから引き離され得る構成では起こらない。
また、その結果少なくとも次のような改善がもたらされる。
(iv)スパイラルロッククラッチに取り付けられた複数のビームばね輪の使用により、高い解放トルクが達成される。
(v)スパイラルロッククラッチ、ばねタイン、および歯の形状の適切な選択によって、追加的な部品無しで、様々な適用例の要求事項を満たすために、高い解放トルクを容易に調整することができる。
(vi)全ての部品をプラグシェル上に単に取り付け、クラッチとばね輪および歯付き輪とナットを斜めに配向し、それらを止め輪で所定の位置に保持することによって、機構を組み立てることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図2および図3に示す通り、本発明の好適な実施形態の原理に従って構成した切離し防止装置を有するコネクタは、参照によってここに組み込む米国特許第4,536,048号に示すものに対応する、正面嵌め合い部を有するプラグコネクタシェル8を含む。プラグコネクタシェル8の前部と後部の間に、連結ナット12から半径方向に内向きに伸長するカラーまたはフランジ11と対面する後部表面10を有する、フランジまたはショルダ9がある。
【0020】
図示したコネクタシェル8および連結ナット12は、連結ナット12上に極性キー13および標準トライスタートねじ14などの特徴を含む、「シリーズIII」コネクタとして知られる種類のコネクタの一般形状を有する。しかし、好適な実施形態の切離し防止装置は、過酷な環境で使用するように設計されたシリーズIIIコネクタ(したがってその標準は1990年5月7日付けMIL−C−38999/26Dによる標準シェルサイズ9−25に規定されている)での使用に特に適するが、当業者は、本発明の原理がシリーズIIIコネクタに限定されず、ねじ付きカップリングを有し、切離し防止装置を必要とする、いかなる円筒形コネクタにも適用可能であることを理解されるであろう。
【0021】
コネクタシェル8のフランジ9および連結ナット12のカラー11の後部にスパイラルロッククラッチ19がある。スパイラルロッククラッチ19は、シェル13を囲むかまたは任意選択的にシェルの溝(図示せず)に締まり嵌めした巻きラジアルばね帯金の形を取ることが好ましく、クラッチの後方面の端部21付近に切欠き20を含む。切欠き20は、ばね輪23の後方に伸長する突起22を受容するように構成され、ばね輪23がプラグコネクタシェルに取り付けられて突起22と切欠き20が整列するように配向されたときに、それによってばね輪23と端部21が相対運動しないように固定される。切欠き20と、ラチェット要素が無いことを除いては、スパイラルロッククラッチ19は、米国特許第4,536,048号に開示されたスパイラルリングと類似している。
【0022】
突起22の詳細を図6および図8に示す。ばね輪23上を後方に曲げられたタブとして図示されているが、突起22が、クラッチ19の対応する構造と協働してロッククラッチ19をばね輪に対して回転しないように固定することができる限り、様々な形を取ることができることを、当業者は理解されるであろう。さらに、スパイラルロッククラッチ19の後方面のばね輪23の突起22および切欠き20の代わりに、スパイラルロッククラッチ19と突起22は、図9に示すように溶接継手40によって、またはその他の適切な接合構造によって、回転しないように固定し合うことができることを、当業者は理解されるであろう。
【0023】
ばね輪23は、後方を向いた突起22以外に、図6に示すように複数の前方に伸長するばねタインまたはビーム24を含む。ばねビーム24は、後述するように、歯付き輪27をプラグコネクタシェル上に取り付けた時に、歯付き輪の歯付き前面がばね輪の後面と対面し、歯付き輪27の対応する歯26と協働してラチェット効果をもたらすように構成された傾斜部25を含むことが好ましい。
【0024】
歯付き輪27は、連結ナットの後部のスロットまたは切欠き29と係合可能な少なくとも1つのタブまたは突起28を含み、歯付き輪27が連結ナット12に対して回転しないようにこれを固定するので、歯付き輪は連結ナットと一緒に回転する。歯付き輪からフランジ30が伸長しており、止め輪32を用いて歯付き輪27を所定位置に固定すると、フランジは連結ナットの後部表面31と係合して連結ナットを保持する。止め輪32は、プラグコネクタシェルの後部の溝18によって保持される。歯26はラジアルカットによって形成され、切離し中に適切なトルクによりラチェットすることを可能にする、傾斜した縁を有することが好ましい。結合中にクラッチの解放から生じるトルクはわずかなので、切離し中にビーム24が押しつけられる面の角度は重要ではない。
【0025】
歯付き輪が連結ナットに相対的に回転しないようにこれを固定する方法が、図1および図2に示した突起と切欠きに限定されないことは、言うまでもなく、当業者には理解されるであろう。例えば、図10および図11に示すように、歯付き輪は、連結ナット12の内径42と係合して変形する、つまり圧入する複数のローレットまたは突起41を歯付き輪の外径上に含む歯付き輪27´を形成するように変形することができる。その場合、フランジ30は歯付き輪から無くすることができる。
【0026】
図1−図11に示した好適な実施形態の切離し防止装置は、次のようにコネクタに組み立てることができる。
(i)内向きに伸長するフランジ11が外向きに伸長するフランジまたはショルダ9と係合するように、連結ナットをシェル上に組み立てる。
(ii)次いでスパイラルロッククラッチを、フランジ9の後部にじかに配置されるように、シェル上に組み立てる。
(iii)次いでばね輪23を、ばね輪23の片持ちビームとは反対側の面から伸長する突起22によって斜めに保持されるように、スパイラルロッククラッチ19上に組み立てる。
(iv)次に、歯付き輪27を、突起またはタブ28と連結ナット12のスロットまたは切欠き29との間の係合によって、または突起41と連結ナットの内径42との間の係合によって、連結ナット12上に組み立て、それに斜めに固定する。
(v)最後に、止め輪32を第2溝18内に嵌め込み、切離し防止装置全体を保持する。
【0027】
このようにして組み立てられたコネクタは、次のように作動する。連結ナット12が嵌め合いまたは連結方向に回転すると、歯付き輪27も連結方向に回転して、歯26が片持ちビーム24にトルクを加えて、ばね輪23を回転させ、これが次にスパイラルロッククラッチ19を、クラッチのプラグコネクタシェル8から緩んでそれに対して自由に回転できる方向に回転させる。その結果、連結ナットは軽いトルクで回転して、連結ナット12を合せコネクタに固定することができる。
【0028】
連結ナットに切離し方向のトルクを加えると、ばね輪の片持ちビームが歯付き輪の切込みの浅い角度に向かって引っ張られ、ばね輪はスパイラルロッククラッチを切離し方向に回転させようとする。この切離しトルクは、クラッチとばねをプラグコネクタシェルに固定させる。連結ナットに加えられる切離しトルクが閾値(好ましくは、コネクタが受ける振動または衝撃から誘導されるトルクの値を超える)を超えると、ばね輪23はスパイラルロッククラッチ19によって回転できないように固定されているので、歯付き輪は余儀なくばね輪23の片持ちビーム24上をラチェットし、それにより、連結ナット12を合せコネクタの対応する雄ねじ部から切り離すことができる。
【0029】
図1−図11に示した切離し装置の変形例では、設計全体を180度方向転換して、図1−図11の実施形態では歯付き輪27(または27´)から伸長する歯を、代わりに、図12に示すように連結ナット12´の内向きに伸長するフランジまたはショルダ45上に配置し、現在の歯付き輪が単に組立体を捕捉するための座金になるようにすることが可能である。好適な実施形態のこの変形例では、スパイラルロッククラッチとばね輪が、図示した実施形態と同じ目的を果たし、その結果得られる切離し機構は米国特許第4,536,048号のそれとは区別されるが、好適な実施形態のこの変形例は、米国特許第4,536,048号に示した設計の製造上の難しさの一部を共有する。
【0030】
このように本発明の好適な実施形態および好適な実施形態の変形例について、当業者が本発明を利用できるように充分に詳しく説明したが、それにもかかわらず、図示したコネクタおよび切離し装置を当業者がさらに変形または変更できることを、当業者は理解されるであろう。例えば、好適な実施形態の切離し装置が適用されるコネクタの種類は、連結ナットとプラグコネクタシェル(つまりフランジ9と11)との間の相補的相互係合表面の性質またはばね輪23/スパイラルロッククラッチ19と歯付き輪27/連結ナット12とを相互角運動しないように固定する構造などの詳細と同様に、自由に変更することができる。
【0031】
これらの変形例および変更例の全てを、ここで具体的に示さないものも含めて、発明の範囲内に含めるつもりであり、したがって本発明の説明およびその図を限定とみなすべきではなく、本発明は請求の範囲によってのみ定義されるものと考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術の切離し防止装置を示す等角図である。
【図2】本発明の好適な実施形態の原理に従って構成した電気コネクタ切離し防止装置を示す等角図である。
【図3】図2の電気コネクタおよび切離し防止装置の断面側面図である。
【図4】好適な実施形態の切離し防止装置で使用するための歯付き輪の詳細を示す等角図である。
【図5】図4に示す歯付き輪の一部の拡大等角図である。
【図6】好適な実施形態の切離し防止装置で使用するためのばね輪を示す等角図である。
【図7】好適な実施形態の切離し装置で使用するための連結ナットの後部および側部を示す等角図である。
【図8】好適な実施形態のばね輪とスパイラルロッククラッチとの間の係合の詳細を示す等角図である。
【図9】図8に示したばね輪/クラッチ係合装置の変形例の等角図である。
【図10】好適な実施形態の歯付き輪の変形例の等角図である。
【図11】図10に示した歯付き輪の変形例を利用したコネクタの等角図である。
【図12】図1−図11の切離し防止装置の歯付き輪を連結ナットと一体化した変形例の等角図である。
【符号の説明】
8 プラグコネクタシェル
12 連結ナット
19 スパイラルロッククラッチ
23 ばね輪
Claims (28)
- 正面嵌め合い端を有するコネクタシェルおよびコネクタシェル上に取り付けられた連結ナットに取り付けるように構成され、前記連結ナットの切離し方向の回転を防止する切離し防止装置であって、
前記コネクタシェルの周囲に伸長するスパイラルロッククラッチと、
前と後を以下ではコネクタシェルの軸およびその正面嵌め合い部を基準にして解釈し、前記スパイラルロッククラッチの後部に配置され、かつ前記コネクタシェルの周囲にも伸長するばね輪であって、前記スパイラルロッククラッチが前記ばね輪と共に回転するように前記ばね輪とスパイラルロッククラッチが相対運動をしないように一つに固定され、後部方向に斜めに伸長するビームをさらに含む前記ばね輪と、
前記ばね輪の後部に配置され、かつ前記コネクタシェルの周囲にも伸長する歯付き輪であって、前記歯付き輪が前記連結ナットと共に回転するように前記歯付き輪が連結ナットに対して相対的に角運動をしないように固定され、前記歯付き輪が第1および第2面を有する歯を形成する複数のラジアルカットを含み、前記ビームが結合中には前記歯の第1面に押しつけられ、切離し中には歯の第2面に押しつけられるように構成された前記歯付き輪と、
前記歯付き輪の後部でコネクタシェルの第2溝内に配置され、前記歯付き輪、前記ばね輪、前記スパイラルロッククラッチ、および前記連結ナットを保持してそれらをコネクタシェル内に保持する保持部材と
を備え、
前記連結ナットが結合方向に回転されたときに、歯車が結合方向に回転し、前記ビームと前記歯との前記係合により前記歯車の回転と一緒に前記ばね輪の結合方向の回転が生じ、それが前記ばね輪と一緒に前記スパイラルロッククラッチの結合方向の回転を引き起こし、前記スパイラルロッククラッチが第1溝から解放されてコネクタシェルに対し相対的に自由に回転してそれによって結合に対する最小限の抵抗を与えるように構成され、
しきい値未満のトルクが前記連結ナットに切離し方向に加えられたときに、対応するトルクが前記歯車に切離し方向に加えられ、歯とビームの前記係合によりさらにトルクがばね輪に切離し方向に加えられ、ばね輪に切離し方向に加えられた前記トルクにより前記スパイラルロッククラッチが固定されてばね輪の切離し方向の回転が防止され、
しきい値を超えるトルクが前記連結ナットに切離し方向に加えられたときに、前記大きいトルクにより前記ビームが歯の上をラチェットして、スパイラルロッククラッチとばね輪が回転しないように引き続き固定されているにもかかわらず、連結ナットが切離し方向に回転することが可能になる
ように構成された装置。 - 前記スパイラルロッククラッチが巻きラジアルばね帯金である、請求項1に記載の装置。
- 前記スパイラルロッククラッチが前記コネクタシェルの溝内に配置される、請求項2に記載の装置。
- 前記スパイラルロッククラッチが切欠きを含み、前記ばね輪が、前記切欠き内に伸長してそれにより前記ばね輪と前記クラッチとの間の相対回転を防止するように構成された、前方に伸長する突起を含む、請求項2に記載の装置。
- コネクタシェルの半径方向に外向きに伸長するフランジと連結ナットの半径方向に内向きに伸長するフランジとを含む相補的係合構造をさらに備え、前記連結ナットの半径方向に内向きに伸長するフランジが、前記スパイラルロッククラッチと前記コネクタシェルの半径方向に外向きに伸長するフランジとの間に保持される、請求項1に記載の装置。
- 前記歯付き輪が、連結ナットの対応する切欠き内に嵌合して前記歯付き輪と連結ナットを相互回転しないように固定するように構成された、半径方向に外向きに伸長するタブを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記歯付き輪が半径方向に外向きに伸長するローレットを含み、前記歯付き輪が前記連結ナット内に圧入されるように構成された、請求項1に記載の装置。
- 前記シェルが電気コネクタシェルである、請求項1に記載の装置。
- 前記シェルが、1990年5月7日付けMIL−C−38999/26Dに規定されたシリーズIIIコネクタシェルであり、前記コネクタはねじ付きカップリングを有し、9〜25の円筒形シェルサイズを有する、請求項8に記載の装置。
- 前記保持部材が止め輪である、請求項1に記載の装置。
- 正面嵌め合い端を有するコネクタシェルと、前記コネクタシェル上に取り付けられた連結ナットと、前記連結ナットの切離し方向の回転を防止する切離し防止装置とを含む電気コネクタであって、前記切離し防止装置が、
前記コネクタシェルの周囲に伸長するスパイラルロッククラッチと、
前と後を以下ではコネクタシェルの軸およびその正面嵌め合い端を基準にして解釈し、前記スパイラルロッククラッチの後部に配置され、かつ前記コネクタシェルの周囲にも伸長するばね輪であって、前記スパイラルロッククラッチが前記ばね輪と共に回転するように前記ばね輪とスパイラルロッククラッチが相対運動をしないように一つに固定され、後部方向に斜めに伸長するビームをさらに含む前記ばね輪と、
前記ばね輪の後部に配置され、かつ前記コネクタシェルの周囲にも伸長する歯付き輪であって、前記歯付き輪が前記連結ナットと共に回転するように前記歯付き輪が連結ナットに対して相対的に角運動をしないように固定され、前記歯付き輪が第1および第2面を有する歯を形成する複数のラジアルカットを含み、前記ビームが結合中には前記歯の第1面に押し当てられ、切離し中には歯の第2面に押し当てられるように構成された前記歯付き輪と、
前記歯付き輪の後部でコネクタシェルの第2溝内に配置され、前記歯付き輪、前記ばね輪、前記スパイラルロッククラッチ、および前記連結ナットを保持してそれらをコネクタシェル内に保持する保持部材と
を備え、
前記連結ナットが結合方向に回転されたときに、歯車が結合方向に回転し、前記ビームと前記歯との前記係合により前記歯車の回転と一緒に前記ばね輪の結合方向の回転が生じ、それが前記ばね輪と一緒に前記スパイラルロッククラッチの結合方向の回転を引き起こし、前記スパイラルロッククラッチが第1溝から解放されてコネクタシェルに対し相対的に自由に回転してそれによって結合に対する最小限の抵抗を与えるように構成され、
しきい値未満のトルクが前記連結ナットに切離し方向に加えられたときに、対応するトルクが前記歯車に切離し方向に加えられ、歯とビームの前記係合によりさらにトルクがばね輪に切離し方向に加えられ、ばね輪に切離し方向に加えられた前記トルクにより前記スパイラルロッククラッチが固定されてばね輪の切離し方向の回転が防止され、
しきい値を超えるトルクが前記連結ナットに切離し方向に加えられたときに、前記大きいトルクにより前記ビームが歯の上をラチェットして、スパイラルロッククラッチとばね輪が回転しないように引き続き固定されているにもかかわらず、連結ナットが切離し方向に回転することが可能になる
ように構成されている電気コネクタ。 - 前記スパイラルロッククラッチが巻きラジアルばね帯金である、請求項11に記載の電気コネクタ。
- 前記スパイラルロッククラッチが前記コネクタシェルの溝内に配置される、請求項12に記載の電気コネクタ。
- 前記スパイラルロッククラッチが切欠きを含み、前記ばね輪が、前記切欠き内に伸長してそれにより前記ばね輪と前記クラッチとの間の相対回転を防止するように構成された、前方に伸長する突起を含む、請求項12に記載の電気コネクタ。
- コネクタシェルの半径方向に外向きに伸長するフランジと連結ナットの半径方向に内向きに伸長するフランジとを含む相補的係合構造をさらに備え、前記連結ナットの半径方向に内向きに伸長するフランジが、前記スパイラルロッククラッチと前記コネクタシェルの半径方向に外向きに伸長するフランジとの間に保持される、請求項11に記載の電気コネクタ。
- 前記歯付き輪が、連結ナットの対応する切欠き内に嵌合して前記歯付き輪と連結ナットを相互回転しないように固定するように構成された、半径方向に外向きに伸長するタブを含む、請求項11に記載の電気コネクタ。
- 前記歯付き輪が半径方向に外向きに伸長するローレットを含み、前記歯付き輪が前記連結ナット内に圧入されるように構成された、請求項11に記載の電気コネクタ。
- 前記シェルが電気コネクタシェルである、請求項11に記載の電気コネクタ。
- 前記シェルが、1990年5月7日付けMIL−C−38999/26Dに規定されたシリーズIIIコネクタシェルであり、前記コネクタはねじ付きカップリングを有し、9〜25の円筒形シェルサイズを有する、請求項18に記載の電気コネクタ。
- 前記保持部材が止め輪である、請求項11に記載の電気コネクタ。
- 正面嵌め合い端を有するコネクタシェルおよびコネクタシェル上に取り付けられた連結ナットに取り付けるように構成され、前記連結ナットの切離し方向の回転を防止する切離し防止装置であって、
前記コネクタシェルの周囲に伸長するスパイラルロッククラッチと、
前記コネクタシェルの周囲にも伸長するばね輪であって、前記スパイラルロッククラッチが前記ばね輪と共に回転するように前記ばね輪とスパイラルロッククラッチが相対運動をしないように一つに固定され、前記ばね輪が前記連結ナットの内向きに伸長するフランジから軸方向に伸長する複数の歯に向かって斜めに伸長するビームをさらに含み、前記ビームが結合中には前記歯の第1面に押し当てられ、切離し中には前記歯の第2面に押し当てられるようにされた前記ばね輪と
スパイラルクラッチの後部でコネクタシェルの溝内に配置され、ばね輪、スパイラルロッククラッチ、および連結ナットを保持してそれらをコネクタシェル上に保持する保持部材と
を備え、
前記連結ナットが結合方向に回転されたときに、前記ビームと前記歯との前記係合により連結ナットの回転と一緒にばね輪の結合方向の回転が生じ、それが前記ばね輪と一緒にスパイラルロッククラッチの結合方向の回転を引き起こし、前記スパイラルロッククラッチが第1溝から解放されてコネクタシェルに対し相対的に自由に回転し、それによって結合に対する最小限の抵抗を与えるように構成され、
しきい値未満のトルクが前記連結ナットに切離し方向に加えられたときに、対応するトルクが歯車に切離し方向に加えられ、歯とビームの前記係合によりさらにトルクがばね輪に切離し方向に加えられ、ばね輪に切離し方向に加えられた前記トルクにより前記スパイラルロッククラッチが固定されてばね輪の切離し方向の回転が防止され、
しきい値を超えるトルクが前記連結ナットに切離し方向に加えられたときに、前記大きいトルクにより前記ビームが歯の上をラチェットして、スパイラルロッククラッチとばね輪が回転しないように引き続き固定されているにもかかわらず、連結ナットが切離し方向に回転することが可能になる
ように構成された装置。 - 前記スパイラルロッククラッチが巻きラジアルばね帯金である、請求項21に記載の装置。
- 前記スパイラルロッククラッチが前記コネクタシェルの溝内に配置される、請求項22に記載の装置。
- 前記スパイラルロッククラッチが切欠きを含み、前記ばね輪が、前記切欠き内に伸長してそれにより前記ばね輪と前記クラッチとの間の相対回転を防止するように構成された、前方に伸長する突起を含む、請求項22に記載の装置。
- 前記第1および相補的係合構造がコネクタシェルの半径方向に外向きに伸長するフランジおよび連結ナットの内向きに伸長するフランジとを含む、請求項21に記載の装置。
- 前記シェルが電気コネクタシェルである、請求項21に記載の装置。
- 前記シェルが、1990年5月7日付けMIL−C−38999/26Dに規定されたシリーズIIIコネクタシェルであり、前記コネクタはねじ付きカップリングを有し、9〜25の円筒形シェルサイズを有する、請求項26に記載の装置。
- 前記保持部材が止め輪である、請求項21に記載の装置。
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