JP3552412B2 - 写真現像装置の処理液循環装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
この発明は、写真フィルムや印画紙等の写真感光材料を現像処理する写真現像装置の処理液循環装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数の処理液タンクを一方向に並べ、処理液タンク内に、現像液、漂白液、定着液、安定化液等の各種の現像処理液を充填し、その現像処理液に写真感光材料を順に浸漬して現像処理する写真現像装置においては、処理液タンク内の処理液温度の均一化を図るため、各処理液タンクの外部にサブタンクを設け、そのサブタンクと処理液タンクとの間で処理液を循環させるようにしている。
【0003】
また、サブタンクの内部に設けたヒータによって処理液を適正な温度に管理している。
【0004】
図2は、従来から知られている処理液循環装置の一例を示す。この処理液循環装置においては、処理液タンク20の上部と、その外部に設けられたサブタンク21とを通路22で連通し、サブタンク21の下部と処理液タンク20の底部両端に設けた一対の供給口23とを循環路24で接続し、その循環路24に組込んだポンプ25の駆動によってサブタンク21内の処理液を供給口23に送り、処理液タンク20内の処理液をサブタンク21内に流動させるようにしている。
【0005】
一般に、自動現像機で写真感光材料を現像処理する場合、各処理液タンク20の処理液中にラック30を挿入し、そのラック内において写真感光材料を移送させるようにしている。
【0006】
図2は、写真感光材料Aの移送路をスリット状としたスリットタイプのラック30を処理液タンク20内にセットした状態を示す。このラック30は、図3に示すように、一対のラックプレート31、31と、そのラックプレート31、31間に設けた中間ガイドブロック32との間にスリット状の下向き移送路33と、上向き移送路34とを設け、下向き移送路33に沿って移送される写真感光材料Aをラック30内の下部に設けたターンローラ35と、そのターンローラ35の外周下部に一部を接触させたベルト36とにより移送方向を180°方向変換して上向き移送路34に沿って移送させるようにしている。
【0007】
また、ラックプレート31、31のそれぞれに下向き移送路33および上向き移送路34に向けて処理液を噴射する複数のノズル37を上下方向に所要の間隔をおいて設け、各ノズル37とラック30の内部両側に設けた上下方向に延びる一対の供給路38(図2参照)とを通路39で連通させている。
【0008】
上記スリットタイプのラック30の使用は、そのラック30を処理液タンク20内に挿入し、一対の供給路38の下端を処理液タンク20の下部に設けられた供給口23に連通させ、その供給口23から供給路38に供給される処理液を各ノズル37から下向き移送路33および上向き移送路34に沿って移送される写真感光材料Aに噴射させる。
【0009】
また、下向き移送路33および上向き移送路34に供給された処理液を各ラックプレート31に形成された複数の小孔40から処理液タンク20とラック30間に形成された空間41内に流出させ、処理液タンク20とサブタンク21との間で循環させる。
【0010】
上記のようなスリットタイプのラック30においては、下向き移送路33および上向き移送路34がスリット状であり、ラック30と処理液タンク20間に形成される空間41も小さいため、処理液の減量化を図ることができるという特徴を有する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、スリットタイプのラック30を用いる従来の処理液循環装置においては、処理液タンク20とラック30間に形成される空間41が小さいため、処理液の流動抵抗が大きく、ポンプ25の駆動によって処理液タンク20とサブタンク21との間で処理液を循環させた場合に、処理液の液面がサブタンク21に向けて下り勾配をもって傾斜し、その液面の傾斜によって写真感光材料Aの現像に遅れ、進みが生じ、良好な現像処理品を得ることができない問題があった。
【0012】
この発明の課題は、処理液タンク内の処理液の液面を常に略水平に保持することができるようにした処理液循環装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、処理液タンクの外部に設けられたサブタンクを上記処理液タンクの上部に連通し、そのサブタンクの下部と処理液タンクの底部両端に設けられた一対の供給口とを循環路で接続し、この循環路に組込んだポンプの作動によってサブタンク内の処理液を供給口から処理液タンク内にセットされた感光材料移送案内用のラック内部を流通させて処理液タンクとサブタンクとの間で処理液を循環させるようにした写真現像装置の処理液循環装置において、前記処理液タンクの底部に吸込口を設け、その吸込口が処理液タンクの底部中央からサブタンクの反対側に片寄った位置に配置され、その吸込口とポンプの吸込側とを通路で連通させた構成を採用している。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図1に基づいて説明する。
【0015】
図示のように、処理液タンク1の外部にはサブタンク2が設けられ、そのサブタンク2は通路3を介して処理液タンク1と連通している。
【0016】
サブタンク2の内部には、処理液温度を管理するヒータ4や、処理液に含まれる不純物を除去するフィルタ5が組込まれている。
【0017】
サブタンク2の底部と処理液タンク1の底部両端に設けられた一対の供給口6とは循環路7で接続されている。循環路7に組込まれたポンプ8は、サブタンク2内の処理液を吸い込んで一対の供給口6に吐出する。
【0018】
処理液タンク1の内部には、先に述べた図2および図3に示すラックと同一構造のラック30が挿入され、そのラック30の両側に設けられた供給路38のそれぞれ下端が前記供給口6に接続されている。
【0019】
前記処理液タンク1の底部には吸込口10が設けられている。吸込口10は処理液タンク1の底部中央からサブタンク2と反対側に少し片寄った位置に設けられている。この吸込口10と前記ポンプ8の吸込側とは通路11で連通されている。
【0020】
実施の形態で示す処理液循環装置は上記の構造から成り、ポンプ8を駆動すると、サブタンク2内の処理液は循環路7から供給口6に流れ、ラック30の内部を流通して、処理液タンク1内に戻り、その処理液タンク1内からサブタンク2に流入する。
【0021】
ここで、処理液が上記のような流れだけであると、処理液タンク1とラック30との間に形成された空間41は小さく、処理液の流動抵抗が大きいため、従来の技術の項で述べたように、処理液タンク1内の処理液の液面がサブタンク2に向けて下り勾配をもって傾斜する。
【0022】
しかし、実施の形態では、処理液タンク1の底部に吸込口10を形成し、その吸込口10とポンプ8の吸込側とを通路11で連通させたので、ポンプ8の駆動時、処理液タンク1内の下部の処理液は通路11に吸い込まれる。このとき、吸込口10は処理液タンク1の底部中央からサブタンク2の反対側に片寄った位置に設けられているため、処理液タンク1内のサブタンク2から離れた側では吸込口10に向く流れが生じる。
【0023】
このため、処理液タンク1の処理液の液面が傾斜するのを防止することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、処理液タンクの底部中央からサブタンクの反対側に少し片寄った位置に吸込口を設け、その吸込口とポンプの吸込側とを通路で連通させて、処理液タンク内の処理液を吸込口から吸い込むようにしたので、処理液タンクの処理液の循環時に、処理液の液面が傾斜するのを防止することができる。
【0025】
このため、写真感光材料に現像の遅れ、進みが生じるのを防止することができ、良好な現像処理品を得ることができる。
【0026】
また、吸込口から処理液を吸い込むことによって、処理液タンク内の処理液にはサブタンクに向く流れと、吸込口に向く流れとが生じるため、処理液タンク内の処理液の流れが良く、処理液温度の均一化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す縦断正面図
【図2】従来の処理液循環装置を示す縦断正面図
【図3】図2の縦断側面図
【符号の説明】
1 処理液タンク
2 サブタンク
6 供給口
7 循環路
8 ポンプ
10 吸込口
11 通路

Claims (1)

  1. 処理液タンクの外部に設けられたサブタンクを上記処理液タンクの上部に連通し、そのサブタンクの下部と処理液タンクの底部両端に設けられた一対の供給口とを循環路で接続し、この循環路に組込んだポンプの作動によってサブタンク内の処理液を供給口から処理液タンク内にセットされた感光材料移送案内用のラック内部を流通させて処理液タンクとサブタンクとの間で処理液を循環させるようにした写真現像装置の処理液循環装置において、前記処理液タンクの底部に吸込口を設け、その吸込口が処理液タンクの底部中央からサブタンクの反対側に片寄った位置に配置され、その吸込口とポンプの吸込側とを通路で連通させたことを特徴とする写真現像装置の処理液循環装置。
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