JP3544226B2 - スロットル開度検出装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、オートバイにおけるスロットルグリップの開度、特にその戻し位置を確実に検出することができるスロットル開度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、オートバイ等に用いられる内燃機関(エンジン)の出力調整は、スロットルグリップ(アクセル)と連動するスロットルバルブを開閉させて、燃焼室に送り込む空気量を増減させることにより行なわれている。燃焼室へ送り込まれる空気量が増加すれば、同時に供給される燃料も増加するので、これにより爆発力が増加するのである。
【0003】
ところで、本願発明者らは、スロットルグリップの開度検出を行なってエンジンの点火を制御する装置を提案している。これは、操作者とエンジンとの間の最も重要なインターフェイスはスロットルグリップであると考えられるからである。
【0004】
さて、スロットルグリップの開度を検出するには種々の装置が考えられるが、本願発明者らは、経年変化の影響を受けにくいという理由から、磁気的に検出することを提案している。次に、このような装置を、図5〜図8を参照して説明する。
【0005】
図5において、1,2はホールICであり、それぞれ次のように構成される。すなわち、ホールIC1,2は、それぞれ磁束密度に応じて抵抗値が変化するホール素子を、電源電圧VCCおよびアース間に介挿されるブリッジ抵抗の1つとするとともに、ブリッジ抵抗の出力同士を比較して、この比較出力により内蔵されるトランジスタをスイッチングするようになっている。なお、ホールIC1,2からセンサユニットSUが構成される。
【0006】
ここで、ホールIC1,2の出力特性について図6を参照して説明する。この図に示すように、ホールIC1,2は、それぞれ磁束密度がしきい値+THに小側から達すると、その出力レベルが“H”から“L”に反転する一方、しきい値−THに大側から達すると、その出力レベルが“L”から“H”に反転するという角形ヒステリシス曲線を有するものである。
【0007】
ホールIC1,2は、図7(a)に示すようにハンドル10側の端面に取り付けられたプリント基板17に設けられている。詳細には、ホールIC1,2は同一円周上に配置されており、スロットルグリップ11の端面に埋め込まれた磁石12の磁力を受けるようになっている。さらに、ホールIC1は、スロットルグリップ11を戻したとき、すなわちアクセル開度が零のときに磁石12と対向するように配置される。厳密に言えば、スロットルグリップ11を戻して開度が零となる位置では、ホールIC1の出力が“L”から“H”レベルに反転するように設定している(図8(b)参照)。また、ホールIC2は、スロットルグリップ11をある程度回転させたときに、磁石12と対向する位置に配置される。磁石12の磁界は、図7(b)に示すように、スロットルグリップ11の開方向に沿ってN→S極となっている。これらホールIC1,2の各出力信号は、CDI(Capacitive Discarge Ignition)ユニット20に供給される。なお、図7(a)および(b)は説明のため、ハンドル10とスロットルグリップ11とを分離したものとなっている。
【0008】
一方、エンジン(図示省略)のクランク軸には、円板31が取り付けられ、その基準点に一対の磁性体からなる小突起32a,32bが設けられる。小突起32a,32bの外周にはピックアップ33が設けられ、これら突起の通過時点に基準信号を発生してCDIユニット20に供給する。これにより、ピックアップ33は、エンジン回転における基準点を検出することになる。
【0009】
CDIユニット20は、主にマイコン部21、電源回路22から構成されるものであり、さらにマイコン部21は、開度検出器23、マップ24および点火制御回路25から構成される。
ホールIC1,2の各出力信号は、CDIユニット20において、まず抵抗41,42によりそれぞれプルアップされ、さらにバッファ71,72を介してそれぞれ開度検出器23に供給される。開度検出器23は、ホールIC1,2の出力状態からスロットルの開度領域を検出して、この検出結果を点火制御回路25に供給する。
【0010】
マップ24は、点火マップA〜Cの変換テーブルから構成される。点火マップA〜Cの各々は、それぞれ、エンジンのアイドリング、中速域、および高速域に対応するものであって、基準点に対する進角・遅角データを記憶している。点火制御回路25は、開度検出器23により検出された実際のスロットルの開度領域に対応する点火マップを選択し、この選択されたマップから進角・遅角データを読み出すとともに、ピックアップ33により検出された基準点に対して、読み出した進角・遅角データが示す角度分だけ点火時期を進めた、あるいは遅延させた点火タイミング信号ITを出力する。
【0011】
点火装置は、電源回路22に接続されたチャージコイル51と、チャージコイル51への逆バイアスを阻止するダイオード52と、点火タイミング信号ITをゲート入力とするサイリスタ53と、電源回路22の電圧をチャージするコンデンサ54と、コンデンサ54から放電された電圧を一次コイルに流して2次コイルに高電圧を発生させる点火コイル55と、点火コイル55の誘起電圧によりスパークを発生させて燃焼室内の圧縮混合気に点火する点火プラグ56とから構成される。なお、この点火装置は、周知のものである。
【0012】
次に、この装置の動作について説明する。まず、スロットルグリップ11の開度と、ホールIC1,2の出力状態との関係を図8を参照して説明する。この図(a)に示すように、また前述したように、スロットルグリップ11の開度が零(すなわち、アイドリング)ならば、ホールIC1の出力は“H”である。
【0013】
続いて、操作者が、エンジンを中速域に移行するべく、スロットルグリップ11の開度を若干大きくすると、ホールIC1における磁束密度(N→S)が急激に増大し極大を迎える。この際、磁束密度がしきい値+THを超えると、ホールIC1の出力が“L”となる(同図(b)参照)。
【0014】
そして、操作者が、エンジンが高速域とするべく、スロットルグリップ11の開度をさらに大きくすると、ホールIC2における磁束密度は、スロットルグリップ11の回転に伴う磁石12の接近によって、極小を迎えた後、負から正に反転し極大を迎える(同図(c)参照)。この際、磁束密度がしきい値+THを超えると、ホールIC2の出力も“L”となる(同図(d)参照)。なお、ホールIC1,2の出力信号は、一旦“L”となると、スロットルグリップ11を戻さない限り、再び“H”となることはない。これは、スロットル11の開度が大きくなり、ホールIC1あるいは2における磁束密度が、徐々に低下しても、しきい値−TH以下にはならないためである。
【0015】
次に、開度検出器23は、ホールIC1、2の各出力状態により、スロットルグリップ11が実際どの開度領域に属するかを、次のようにして判別する。
▲1▼ ホールIC1,2の出力がともに“H”であるならば、スロットルグリップ11の開度は零であり、アイドリング状態を指定している。
▲2▼ ホールIC1の出力が“L”であって、ホールIC2の出力が“H”であるならば、スロットルグリップ11は中速域を指定している。
▲3▼ ホールIC1,2の出力がともに“L”であるならば、スロットルグリップ11は高速域を指定している。
【0016】
そして、点火制御回路22は、実際のスロットルグリップ11の開度に応じて点火マップを選択し、この点火マップに基づいて点火タイミングを制御する。このようにして、各領域において最適な点火制御が行なわれる結果、ノッキングの発生防止や、アイドリングを除く領域での高トルク化を図ることが可能となる。
【0017】
なお、ホールIC1,2の出力がともに“H”の場合に、スロットルの開度を零として判断するのは、次の理由による。すなわち、仮にCDIユニット20とセンサユニット5との間のハーネス、例えばホールIC1の出力信号線が断線した場合であっても、制御不能とさせずに、スロットルの開度を零と判断するためである。また、このためにホールIC1,2の出力信号は、CDIユニット20の側でプルアップされている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この装置では、次のような問題があった。すなわち、スロットルグリップ11を、例えば高速域に保ったまま電源オンさせると、ホールIC1における磁束密度はしきい値+TH以下であるので、ホールIC1の出力信号は、図8(b)において一点鎖線で示すように“H”となり、正しいスロットルの開度を示さない。この場合、スロットルグリップ11を、いったん開度零の位置まで戻さないと、センサ出力は正しくならない。
【0019】
この発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、いかなる場合においても、スロットルの開度を正しく検出することができるスロットル開度検出装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上述した問題を解決するために、本発明にあっては、磁束密度が、第1のしきい値以上となった場合および前記第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値以下となった場合に、その出力が反転する磁束検出手段と、内燃機関のスロットルに連動して動く磁石とを備え、前記スロットルの開度が零のときに、前記磁束検出手段における磁束密度が前記第2のしきい値以下となるように前記磁束検出手段および前記磁石を配置したスロットル開度検出装置であって、前記磁束検出手段における磁束密度が、前記スロットルの回転に伴なって増大し、前記第1のしきい値を超えて極大を迎え、さらなる回転に伴なって低下するように前記磁石を構成するとともに、前記スロットルの開度が、前記磁束密度が前記第1のしきい値となる開度よりも大きい領域においては、前記磁束検出手段での磁束密度が前記第1のしきい値を下回ることがないように前記磁石を構成し、前記磁束検出手段の出力に基づいて前記スロットルの開度零を検出することを特徴とする。
【0021】
本発明にあっては、前記磁石を一つの磁石で構成するとともに、前記スロットルの開度が、前記磁束密度が前記第1のしきい値となる開度よりも大きい領域においては、前記磁束検出手段での磁束密度が前記第1のしきい値を下回ることがないように、当該磁石の磁束分布が設定され得る。
【0022】
また、本発明にあっては、前記磁石を複数の磁石で構成するとともに、前記スルットルの開度が、前記磁束密度が前記第1のしきい値となる開度よりも大きい領域においては、前記磁束検出手段での磁束密度が前記第1のしきい値を下回ることがないように、前記各磁石の磁束分布が設定され得る。
【0023】
【作用】
この構成によれば、磁束検出手段での磁束密度は、スロットルの開度が零に近い場合以外、常に第1のしきい値以上となる。
【0024】
【実施例】
以下、この発明による実施例について図面を参照して説明する。
図1は、この発明による第1の実施例の要部構成を示す平面図である。この図に示す実施例において、図7(b)と相違するところは、図7(b)における磁石12を、次のような磁石13に置き換えた点にある。すなわち、磁石13は、磁石12より大型化するとともに、磁極の境目にスリットを設けて、磁力を強くし、ホールIC1での磁束密度を高くした点にある。
【0025】
ここで、磁束密度を高めたことによる効果について説明する。この図2(a)に示すように、ホールIC1における磁束密度は、スロットルグリップ11のアイドリング以外の領域では、常にしきい値+TH以上となる。このため、同図(b)に示すように、スロットルグリップ11を高速域に保ったまま電源オンしても、ホールIC1の出力は直ちに“L”となって、スロットルの開度を正しく検出することができるようになる。
なお、磁石12の大きさを変えずに、磁力のみを強くしても上記と同様の効果を得ることができる。要は、磁石12の大きさや磁力の強さなどを総合的に設定することにより、図2(a)に示すような磁束分布が得られればよい。
【0026】
次に、この発明の第2の実施例について説明する。
図3(a)は、この実施例の要部構成を示す斜視図である。この図に示す実施例において、図7(a)と相違するところは、スロットルグリップ11に磁石14を埋め込んだ点にある。より詳細には、図3(b)に示すように、スロットルグリップ11をある程度開けた状態で、磁石14がホールIC1に対向するようになっており、磁石14の磁界の向きは、磁石12の磁界の向きに対して直交している。磁界を直交させているのは、ホールIC1,IC2に対し、できるだけ平坦な磁界分布を与えるためである。なお、この図3(b)は、同図(a)と比べて、説明のためスロットルグリップ11をズラした状態を示している。
【0027】
ここで、磁石14を追加したことによる効果について説明する。図4(a)に示すように、スロットルグリップ11の開度に対する磁石12による磁束密度の変化は、図8(a)と同様である。しかしながら、スロットルグリップ11の開度が大きくなると、磁石14による磁束により、ホールIC1における磁束密度は、スロットルグリップ11のアイドリング以外の領域では、常にしきい値+TH以上となる。このため、上述した第1の実施例と同様な効果が得られ、図4(b)に示すように、スロットルグリップ11を高速域に保ったまま電源オンしても、ホールIC1の出力は直ちに“L”となって、スロットルの開度を正しく検出することができるようになる。
なお、第2の実施例においては、磁石14を1個だけ設けたが、2以上の磁石を増設してもよい。要は、増設した磁石による総合的な磁束分布が、図4の「磁石14による磁束」の曲線に対応していればよい。
【0028】
なお、上述した各実施例においては、スロットルグリップ11に直接磁石を設置する例であったが、これに代えて、例えば、スロットルグリップ11に連動するワイヤーやその他のアクチェータに磁石を設置し、その磁石の可動行程に沿ってホールICを設けるように構成してもよい。また、スロットルグリップに限らず、自動車のアクセル(スロットル)に連動する部分に磁石を設け、その可動行程に沿ってホールICを設置してもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したこの発明によれば、磁束検出手段での磁束密度は、スロットルの開度が零に近い場合以外、常に第1のしきい値以上となるので、いかなる場合においても、スロットルの開度を正しく検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の要部構成を示す平面図である
。
【図2】(a)は、同実施例の効果を説明するための図であり、
(b)は、同実施例におけるホールIC1の出力を示す図である。
【図3】(a)は、この発明の第2の実施例の要部構成を示す斜
視図であり、(b)は、(a)の平面図である。
【図4】(a)は、同実施例の効果を説明するための図であり、
(b)は、同実施例におけるホールIC1の出力を示す図である。
【図5】スロットルグリップ開度検出装置の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図6】同装置におけるホールICの特性を示す図である。
【図7】(a)は、同装置におけるホールICと磁石との位置関
係を示す斜視図であり、(b)は(a)の対応平面図である。
【図8】(a)および(b)は、同装置におけるホールIC1の出力を説明するための図であり、(c)および(d)は、同装置におけ
るホールIC2の出力を説明するための図である。
【符号の説明】
1……ホールIC(磁束検出手段)、11……スロットルグリップ(スロットル)、13……磁石、14……磁石、+TH……しきい値(第1のしきい値)、−TH……しきい値(第2のしきい値)
Claims (3)
- 磁束密度が、第1のしきい値以上となった場合および前記第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値以下となった場合に、その出力が反転する磁束検出手段と、
内燃機関のスロットルに連動して動く磁石とを備え、
前記スロットルの開度が零のときに、前記磁束検出手段における磁束密度が前記第2のしきい値以下となるように前記磁束検出手段および前記磁石を配置したスロットル開度検出装置であって、
前記磁束検出手段における磁束密度が、前記スロットルの回転に伴なって増大し、前記第1のしきい値を超えて極大を迎え、さらなる回転に伴なって低下するように前記磁石を構成するとともに、前記スロットルの開度が、前記磁束密度が前記第1のしきい値となる開度よりも大きい領域においては、前記磁束検出手段での磁束密度が前記第1のしきい値を下回ることがないように前記磁石を構成し、前記磁束検出手段の出力に基づいて前記スロットルの開度零を検出することを特徴とするスロットル開度検出装置。 - 前記磁石を一つの磁石で構成するとともに、前記スロットルの開度が、前記磁束密度が前記第1のしきい値となる開度よりも大きい領域においては、前記磁束検出手段での磁束密度が前記第1のしきい値を下回ることがないように、当該磁石の磁束分布を設定したことを特徴とする請求項1記載のスロットル開度検出装置。
- 前記磁石を複数の磁石で構成するとともに、前記スルットルの開度が、前記磁束密度が前記第1のしきい値となる開度よりも大きい領域においては、前記磁束検出手段での磁束密度が前記第1のしきい値を下回ることがないように、前記各磁石の磁束分布を設定したことを特徴とする請求項1記載のスロットル開度検出装置。
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JPH07324639A JPH07324639A (ja) | 1995-12-12 |
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ID=15245446
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JP13944894A Expired - Lifetime JP3544226B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | スロットル開度検出装置 |
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1994
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